JP2004232293A - 防犯システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】窓体2には他の窓体2’に設けられた受け具4に係脱自在に係止して窓体2を閉じた状態で施錠するクレセント3と、クレセント3の回転操作するためのハンドル5等からなるクレセント錠1を用いた窓施錠装置100が取り付けられている。窓施錠装置100はクレセント錠1の施錠状態がロックされている状態を検知する検知部と、マグネット11の磁気により窓の開閉状態を検知する検知部とを内蔵し、窓が閉まっている状態でクレセント錠1の施錠状態のロックが解除されるか、又はクレセント錠1が施錠状態で窓が開けられると、音出し孔8から警報音を報知させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓を開閉する窓体を施錠するクレセント錠やカムラッチ錠のような窓施錠装置の状態に連動する防犯システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、窓における戸締まりに関する情報をワイヤレス信号で送信する送信部を一体に設けた窓施錠装置が提供されている(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−233667号公報(段落番号(0017))
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来例では、クレセント錠の施錠/解錠の情報を戸締まり情報に用いるものであるが、窓からの不法侵入検知に用いると、侵入検知があったときにはクレセントが既に解除されて窓を開けることが可能となるため不法侵入を未然に防止するという観点では十分か効果が得られないという課題があった。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑みて為されたもので、請求項1の発明の目的とするところは、不法侵入を未然に防止する効果を向上させた防犯システムを提供することにある。
【0006】
また請求項2の発明の目的は、前記請求項1の発明の目的に加えて、窓の開閉状態をも検知して更に防犯効果を高めた防犯システムを提供することにある。
【0007】
更に請求項3の発明の目的は、請求項1又は2の発明の目的に加えて、窓施錠装置から離れた場所に設置される報知手段で報知することができる防犯システムを提供することにある。
【0008】
更にまた請求項4の発明の目的は、請求項3の発明の目的に加えて、窓の開閉状態と、窓施錠装置の施錠に対するロック状態とを示す検知データを何れかの状態変化毎に送り出すことで、検知信号を利用する際に確実な状態把握が可能な防犯システムを提供することにある。
【0009】
また更に請求項5の発明の目的は、請求項3又は4の発明のにおいて、窓側から離れた室内で窓の開閉状態と、窓施錠装置の施錠に対するロック/解除状態を表示して、防犯管理を確実にすることができる防犯システムを提供することにある。
【0010】
更にまた請求項6の発明の目的は、請求項1乃至5の何れかの発明の目的に加えて、窓施錠装置側で前記ロック手段のロック解除状態を知ることができ、ロック忘れを確実に防ぎ、防犯効果を更に向上させることができる防犯システムを提供することにある。
【0011】
更にまた請求項7の発明の目的は、請求項6の発明の目的に加えて、家人がロック手段のロックを解除したときに窓施錠装置側で報知されてても窓施錠装置側で報知を停止させることができる防犯システムを提供することにある。
【0012】
請求項8の発明の目的とするところは、請求項2乃至7の何れかの発明の目的に加えて、窓破壊などによる窓開け行為があるような異常時にこれを報知することができる防犯システムを提供することにある。
【0013】
請求項9の発明の目的とするところは、請求項1乃至8の何れかの発明の目的に加えて、報知を警報音で行うことで、状態報知が確実に行え、且つ不法侵入に対する威嚇となる防犯システムを提供することにある。
【0014】
請求項10の発明の目的は、請求項2乃至9の何れかの発明の目的に加えて、空錠状態を窓施錠装置側で警告して空錠を防ぐことができる防犯システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1の発明では、窓を開閉する窓体若しくは造営物側に設けられ、他の窓体若しくは造営物側に設けられた受け具に係脱自在に係止して当該窓体を閉じた状態で施錠する掛け具と、該掛け具を前記受け具に対して係脱自在に動かす施錠/解錠操作手段と、前記受け具に前記掛け具が係止した状態をロックするロック手段と、該ロック手段を前記ロックする位置とロック解除位置とに動かすロック操作手段とを備えるとともに前記ロック手段のロック位置/ロック解除位置を検知する第1の検知部を備えた窓施錠装置と、
前記第1の検知部からの検知信号に基づいて前記ロック手段のロック解除を報知する報知手段とを具備していることを特徴とする。
【0016】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、窓の開閉状態を検知する第2の検知部を前記窓施錠装置に設け、前記報知手段で、第2の検知部の検知信号に基づいて窓の開閉状態を報知することを特徴とする。
【0017】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、前記報知手段が前記窓施錠装置とは別体で、前記窓施錠装置には前記検知信号を前記報知手段へワイヤレス信号で送信する送信手段を備えていることを特徴とする。
【0018】
請求項4の発明では、請求項3の発明において、前記送信手段が、前記第1、第2の検知部の検知信号の何れかが変化すると、両検知部の検知信号をワイヤレス信号で送信することを特徴とする。
【0019】
請求項5の発明では、請求項3又は4の発明のおいて、前記報知手段が、ワイヤレス信号を受信する受信手段と、該受信手段で受信したワイヤレス信号に含まれる前記第1、第2の検知部の検知信号から窓の開閉状態と前記ロック手段の状態を判別する信号処理手段と、該信号処理手段の判別結果により前記窓の開閉状態と前記ロック手段の状態を表示する表示手段を設けている表示装置により構成されていることを特徴とする。
【0020】
請求項6の発明では、請求項1乃至5の何れかの発明において、前記第1の検知部の検知信号に基づいて前記ロック手段のロック解除状態を報知する前記報知手段を前記窓施錠装置に設けていることを特徴とする。
【0021】
請求項7の発明では、前記請求項6の発明において、前記報知手段の報知動作のオン/オフ操作用で、ロック操作手段のロック位置への操作に連動してオンするスイッチを前記窓施錠装置に設けていることを特徴とする。
【0022】
請求項8の発明では、請求項2乃至7の何れかの発明において、前記第2の検知部の検知信号として窓が閉じられていることを示す検知信号が、前記第2の検知部の検知信号として前記ロック手段のロック位置を示す検知信号が夫々出力していた状態から、第2の検知部からの検知信号が、窓が開いていることを示す信号に変化したときに前記報知手段にて報知させることを特徴とする。
【0023】
請求項9の発明では、請求項1乃至8の何れかの発明において、前記報知手段から状態報知として警報音を出力させることを特徴とする。
【0024】
請求項10の発明では、請求項2乃至9の何れかの発明において、前記第2の検知部の検知信号として窓が開いていることを示す検知信号が、前記第2の検知部の検知信号として前記ロック手段のロック解除位置を示す検知信号が夫々出力していた状態から、前記第1の検知部からの検知信号が、前記ロック手段がロック位置であることを示す信号に変化したときに前記報知手段にて警告音を報知させることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下本発明を一実施形態により説明する。
【0026】
図1は本実施形態に用いるクレセント錠1を備えた窓施錠装置100と表示装置30とからなるシステム例図を示している。窓施錠装置100は窓体2の縦桟2aの側面取り付けた状態を示しており、この装置本体100aの側面にはクレセント錠1の掛け具であるクレセント3とこのクレセント3を他方の窓体2’側に設けた受け具4に対して係脱自在に回転させる施錠/解除の操作手段であるハンドル5が回動自在に取り付けている。また装置本体100aの室内側に面した前面には、クレセント錠1のクレセント3を受け具4に係止されている状態から離脱方向に移動させる操作ができないようにハンドル5をロックするロック手段のスライドレバー6が上下移動時に配設されている。
【0027】
更に前記ハンドル5の上方の装置本体100aの側面には装置本体100a内のブザーからなる報知部7(図2参照)の音出し孔8が開口し、またスライドレバー6の上方の装置本体100aの前面には報知部7からの報知をオン/オフするためのスイッチSWの操作釦9が露出されている。
【0028】
一方窓体2と共に引き違い形の窓を構成する前記窓体2’側のガラス10の側端部位には板状のマグネット11が取着され、窓が閉じられる位置に窓体2と窓体2’が移動しているときにマグネット11の磁気で装置本体100a内のリードスイッチからなる第1の検知部12(図2参照)を駆動するようになっている。つまり第1の検知部12が窓の開閉状態を検知するようになっている。
【0029】
次にクレセント錠1の機構を図3(a)〜(c)により簡単に説明する。図3(a)はクレセント3が施錠状態で且つロック手段によって施錠状態がロックされている状態を示しており、この状態ではハンドル5の回転軸13に上述のクレセント3と共に同軸に固定されている回転板14のカム部14aが、下移動(図では左方向に移動)しているスライドレバー6に連結されスライドレバー6と共にロック手段を構成しているロック片15の角部に当たり図において左方向への回転が規制(ロック)されるようになっている。そして図において図3(b)に示すようにスライドレバー6を右方向に移動させるとロック片15の角部が回転板14のカム部14aより離れてハンドル5のロック状態が解除される。そしてこの解除状態で回転板13を図3(a)から同図(b)の位置へ左方向に回転させるようにハンドル5を操作すると、クレセント3が回転して受け具4から離脱し、クレセント錠1が解錠状態となるのである。図3(c)は図3(a)で示す状態での窓施錠装置100の側面断面図である。
【0030】
ここで、図3(a)(b)において前記ロック片15の上部右端には右方向にスイッチ駆動片16を一体延設してこのスイッチ駆動片16の先端を装置本体100a内に設けたリミットスイッチからなる第2の検知部17の駆動釦17aに対向させており、図3(a)のロック状態にスライドレバー6を動かしている状態では、スイッチ駆動片16の先端は第2の検知部17の駆動釦17aから離れ、図3(b)のロック解除位置にスライドレバー6を動かしている状態ではスイッチ駆動片16の先端が第2の検知部17の駆動釦17aを押し駆動するようになっている。つまり第2の検知部17のスイッチ出力がクレセント錠1の施錠状態をロックするロック手段がロック位置にあるのか、ロック解除位置にあるのかを示す検知信号となる。
【0031】
尚スライドレバー6の操作時に、ロック位置と、ロック解除位置とが分かるようにロック片15の上面に半球状の突起15aをスライドレバー6との連結部位の左右両側に夫々設け、一方装置本体100aの天井面に各突起15aが嵌り込む凹部18を前記ロック位置とロック解除位置とに対応して設けてあり、この凹部18への突起15aの出入するときの衝撃を指先に伝えるようになっている。
【0032】
またスプリング19は、クレセント3の回転時にハンドル5が水平の状態から施錠位置及び解錠位置(夫々の位置でのハンドル5の方向は鉛直方向)に回転する際に付勢するためのものである。
【0033】
そして装置本体100aに収納されているプリント基板Pには上記検知信号を処理する回路部が収納されている。
【0034】
図2は上記回路部の回路構成を示しており、次にこの回路部について説明する。
【0035】
窓施錠装置100側に設けられる回路は、第1、第2の検知部12,17と、前記ブザーからなる報知部7と、窓施錠装置100側での検知部12,17の検知信号の信号処理とブザーからなる報知部7の駆動制御を含めた制御処理を担うマイクロコンピュータから構成された信号処理部20と、前記第1の検知部12の検知信号、第2の検知部17の検知信号に対応して信号処理部20から出力される検知データを変調し、電波を媒体とする所定形式のワイヤレス信号によりアンテナ25を介して送信する無線送信部21と、信号処理部20により基準周波数等が制御され、無線送信部21の送信周波数を制御するPLL制御部22と、信号処理部20の動作プログラムや必要なデータを格納した記憶部23と、前記スイッチSWを含む操作部24とで構成される。
【0036】
信号処理部20は、第1の検知部12の検知信号から、窓体2,2’により窓が閉じられた状態にあるのか、開いた状態にあるかを判定し、且つ第2の検知部17の検知信号からクレセント錠1の施錠をロックするロック手段がロック位置にあるのかロック解除位置にあるのかを判定する機能と、この判定結果に基づいて報知部7の駆動を制御する機能と、前記各検知部12,17から入力した検知信号を所定形式の検知データとして無線送信部21へ出力する処理と、PLL制御部22の制御を行う機能などを備えている。
【0037】
尚スイッチSWは後述する警報音を報知部7から報知させるか、報知させないかを設定するスイッチであって、上述のスライドレバー6がロック位置側に移動させるとメカニカルに連動してオンするようになっているが、オン状態においてスライドレバー6がロック解除位置側に移動したときには連動しない。また逆にスイッチSWの操作釦9をオン状態からオフ操作すると、オフ操作に連動してメカニカル的にロック手段のスライドレバー6がロック解除位置へ移動させるようになっている。尚この構成は特に図示しないが、適宜な構成を用いれば良い。またスライドレバー6がロック位置側にあるとき操作釦9をオフ側としても勿論良い。
【0038】
ところで本実施形態の防犯システムは、前記窓施錠装置100側から送信されるワイヤレス信号を受信し、ワイヤレス信号に含まれる第1、第2の検知部12,17の検知信号に対応する検知データにより窓の開閉状態や、クレセント錠1施錠状態をロックするロック手段の状態を表示する表示装置30とで構成されており、図4はこの表示装置30の回路部の構成を示す。
【0039】
表示装置30の回路部は、全体の信号処理と制御処理を行うマイクロコンピュータからなる信号処理部31と、窓施錠装置100側から送信されてくるワイヤレス信号をアンテナ32を介して受信する無線受信部33と、この無線受信部33の受信信号から検知データを復調する復調部34と、復調された検知データを波形整形して信号処理部31へ渡す波形整形部35と、検知データに基づいて信号処理部31により制御される表示部36と、信号処理部31により駆動制御されるブザーからなる報知部37と、信号処理部31により基準周波数等が制御され、無線受信部33の受信周波数を制御するPLL制御部38と、信号処理部31の動作プログラムや必要なデータを格納した記憶部39と、後述する警戒モードに入り切りを行うスイッチ(図示せず)等を含む操作部40とで構成される。
【0040】
ここでクレセント錠1からなる窓施錠装置100は1軒の家で複数取り付けられるため、夫々の無線送信部21のID(識別コード)が予め各別に設定して使用される。
【0041】
一方表示装置30の無線受信部33は1台で各IDのワイヤレス信号を受信することができるように受信チャンネルが設定でき、また表示部36には各チャンネルのクレセント錠1を識別できるように夫々のIDに対応させる表示窓を備え、各表示窓には発光素子Lの光が視認可能に設けられている。この場合窓施錠装置100の無線送信部21のIDをどの表示窓に対応させるかは表示装置30の記憶部32に予め登録するようになっている。
【0042】
これら表示窓の発光素子Lは赤色発光ダイオードと緑色発光ダイオードとで構成される2色発光素子からなり、本実施形態では警戒モードが「入」のときに赤色発光点滅で窓開きを、混色による橙色発光点滅でクレセント錠1の施錠状態のロック解除を表示し、警戒モードが「切」のとき、つまり報知モードのときには赤色点灯、橙色点灯で夫々を表示するようなっている。尚本実施形態では4つの発光素子L…を設けた構成であるが、この数は単に一例を示すものに過ぎない。
【0043】
次に本発明の防犯システムを図5に示すタイミングチャートを基に説明する。
【0044】
まず、窓を閉じるように所定の位置に窓体2,2’を移動させ、図1に示すように窓体2側のクレセント錠1のクレセント3を窓体2’側の受け具4に係止して施錠すると共に、上述のロック手段のスライドレバー6を下方(図3(a)では左方向)にスライドさせて、クレセント錠1をロックした状態にあるとすると、窓体2’側のマグネット11に近接した装置本体100aのリードスイッチからなる第1の検知部12は窓が閉じられていることを示す検知信号をスイッチ出力として出力している。
【0045】
一方ロック片15のスイッチ駆動片16の先端は第2の検知部17の駆動釦17aから離れているため、第2の検知部17はクレセント錠1の施錠状態がロックされていることを示す検知信号をスイッチ出力として出力している。また、このとき、上述のようにスイッチSWはメカニカルに連動しオン状態となっている。
【0046】
これらの検知信号を取り込んでいる信号処理部20は、窓が閉じられ且つクレセント錠1の施錠状態がロックされていると判断し、報知部7からの報知は行わない。
【0047】
また窓が閉じられた時点が従前であるとすると、その時点で無線送信部21からは窓が閉じられたことを示す検知信号に応じた検知データがまず送信され、その後クレセント錠1の施錠がロックされた時点でロック手段がロック位置にあることを示す検知信号に応じた検知データが送信されており、現時点で検知部12,17の何れかの検知信号の変化がないかぎり無線送信部21からの検知データの送信は停止している状態にある。
【0048】
一方表示装置30側で図5(g)のように警戒スイッチ(図示せず)が「入」に投入されて警戒モードに設定されているものとする。そしてまず窓が閉じられたときに送られきた検知データと、クレセント錠1の施錠を経て施錠状態のロックが為されたときに送られきた検知データとに基づいて表示部36の対応するチャンネルの発光素子Lを信号処理部31の制御の下で消灯させている。
【0049】
さて次にスイッチSWを図5(e)に示すようにオフ操作し、ロック手段のスライドレバー6が上方(図3(a)では右方)に動かされると、図3(b)に示すようにロック片15が移動し、クレセント錠1の施錠状態のロックを解除し、またスイッチ駆動片16が第2の検知部17の駆動釦17aを押し駆動して第2の検知部17のスイッチ出力を図5(a)に示すように反転させる。これによりロック手段が解除位置になったことを示す検知信号が信号処理部20に入力し、信号処理部20はこの検知信号からロック解除と判断するが、第1の検知部12の検知信号は窓が閉じられていることを示している(図5(b)参照)。しかしスイッチSWがオフされているため報知部7での警報音の報知は図5(d)に示すように行われない。一方無線送信部21にロック解除を示す検知データを出力し、無線送信部21から図5(c)のS1で示すようにロック解除を示す検知データをワイヤレス信号により送信させる。
【0050】
このワイヤレス信号は表示装置30の無線受信部33で受信され、ワイヤレス信号に含まれる検知データは復調部34で復調され,更に波形整形部35で整形された後信号処理部31に取り込まれる。信号処理部31はこの検知データからクレセント錠1の施錠状態のロックが解除された判断し、表示部36の当該クレセント錠1に対応する発光素子Lを消灯状態から図5(f)のt1時点で橙色に点滅発光させる。
【0051】
この点滅発光により、室内において、何れの窓のクレセント錠1の施錠状態のロックが解除されたことを知ることができることになる。
【0052】
次にクレセント錠1の施錠が解錠された後、窓体2,2’の何れかが動かされて窓が開くと、窓施錠装置100側の第1の検知部12のスイッチ出力が図5(b)に示すように反転し、窓が開いていることを示す検知信号が信号処理部20に入力する。信号処理部20はこの検知信号から、更に窓が開かれたと判断するが、スイッチSWがオフされているため、報知部7での報知は行わない。そして窓が開いていることを示す検知データを無線送信部21に出力し、無線送信部21から図5(c)のS2で示すように窓が開かれたことを示す検知データをワイヤレス信号により送信させる。
【0053】
このワイヤレス信号は表示装置30の無線受信部33で受信され、ワイヤレス信号に含まれる検知データは復調部34で復調され,更に波形整形部35で整形された後信号処理部31に取り込まれる。信号処理部31はこの検知データから窓が開かれたと判断し、先のクレセント錠1の施錠状態のロック解除と合わさって、表示部36の当該クレセント錠1に対応する発光素子Lを図5(f)のt2時点で赤色に点滅発光させる。
【0054】
この点滅発光により、何れの窓が開かれ、且つクレセント錠1の施錠状態のロックが解除されていることを知ることができる。
【0055】
さて、上述の状態から窓が再び閉じられると、クレセント錠1の第1の検知部12のスイッチ出力が図5(b)に示すように反転し、窓が閉じられたことを示す検知信号が信号処理部20に入力する。信号処理部20はこの検知信号から、更に窓が閉じられたと判断する。このとき第2の検知部17の検知信号はクレセント錠1の施錠状態のロックが解除されていることを示しているが、スイッチSWがオフされているため、報知部7での報知は行わない。そして窓が閉じられていることを示す検知データを無線送信部21に出力し、無線送信部21から図5(c)のS3で示すように窓が閉じられたことを示す検知データをワイヤレス信号により送信させる。
【0056】
このワイヤレス信号は表示装置30の無線受信部33で受信され、ワイヤレス信号に含まれる検知データは復調部34で復調され,更に波形整形部35で整形された後信号処理部31に取り込まれる。信号処理部31はこの検知データから窓が閉じられたと判断し、クレセント錠1の施錠状態のロック解除と合わさって、表示部36の当該クレセント錠1に対応する発光素子Lを図5(f)のt3時点で橙色に点滅発光させる。
【0057】
更に窓が閉じられた後、再びクレセント錠1が施錠され、この施錠状態がロック手段でロックされると、ロック操作に連動してスイッチSWがオンする。そして第2の検知部17のスイッチ出力が図5(a)に示すように反転し、ロック手段がロック位置にあることを示す検知信号が信号処理部20に入力する。信号処理部20はこの検知信号から、更にクレセント錠1の施錠状態がロックされたと判断する。そしてクレセント錠1の施錠状態がロックされていることを示す検知データを無線送信部21に出力し、無線送信部21から図5(c)のS4で示すようたことを示す検知データをワイヤレス信号により送信させる。
【0058】
このワイヤレス信号は表示装置30の無線受信部33で受信され、ワイヤレス信号に含まれる検知データは復調部34で復調され,更に波形整形部35で整形された後信号処理部31に取り込まれる。信号処理部31はこの検知データからクレセント錠1の施錠状態がロックされたと判断し、窓が閉まってることと合わさって、表示部36の当該クレセント錠1に対応する発光素子Lを図5(f)のt4時点で消灯させる。
【0059】
上述の動作は警戒スイッチが「入」のときにおける警戒モード下での通常時の窓開け操作と窓閉め操作に基づいたものであるが、警戒スイッチが「切」側にあって報知モードのときには、上述の発光素子Lの点滅発光は夫々連続発光となる。
【0060】
ところで、窓が開かれた状態でスライドレバー6をロック位置へ移動させると、つまり第1の検知部12の検知信号が窓が開かれていることを示す状態で、第2の検知部17の検知信号がロック解除からロック状態を示すように変化すると、信号処理部20は空錠と判断し、報知部7から空錠を示す警告音を報知させる。つまり、スライドレバー6を操作した人に即時に空錠であることを報知する。
【0061】
この警告音を聞いて空錠であることを知れば、スライドレバー6をロック解除位置へ移動させれば第2の検知部2の検知信号がロック解除位置を示す信号となるため、信号処理部20は報知部7の報知を停止させる。あるいは、スイッチSWをオフとしてもロックは連動して解除され、同様に報知は停止される。
【0062】
一方一定時間経過しても空錠状態が解消されなければ、警告音から更に音量の大きな警報音が報知されるように信号処理部20は報知部7を駆動制御し、同時に異常を示すデータを無線送信部21からワイヤレス信号で送信させる。
【0063】
表示装置30では警戒スイッチが上述のように「入」の場合、この異常を示すデータを受信すると、信号処理部31では当該窓施錠装置100を取り付けた窓に異常発生と判断し、報知部37から異常発生を示す警告音を報知させるとともに対応する発光素子Lを橙色で点滅させる。
【0064】
さて、窓が閉められて、クレセント錠1が施錠され、その施錠状態がロック手段でロックされ、且つスイッチSWがオンしている状態において、ロック手段のスライドバー6の操作で解除されると、第2の検知部17の検知信号がロックが解錠されたことを示す信号となる。これに対応して信号処理部20は、異常発生と判断し、報知部7から前記の警告音より大きな音量の威嚇音となる警報音を報知させ、同時に異常を示すデータを無線送信部21からワイヤレス信号で送信させる。これにより表示装置30ではこの異常を示すデータを受信すると、信号処理部31が当該窓施錠装置100を取り付けた窓に異常が発生したと判断し、報知部37から異常発生を示す警告音を報知させる。
【0065】
そして例えば不法に侵入しようとする者がガラス10に孔をあけてスライドレバー6を操作した場合にあっては上記警報音が威嚇音となって侵入を諦めさせることになる。尚家人がロック解除した場合にはスイッチSWをオフ操作して報知部7の報知動作を停止させることができる。
【0066】
同様に、窓が閉められて、クレセント錠1が施錠され、その施錠状態がロック手段でロックされている状態において、第1の検知部12からの検知信号が窓が開けられるたことを示す検知信号に変化すると、つまり窓体2’や窓体2が破壊されて、窓体2’側のガラス10に取着されているマグネット11の磁気で窓施錠装置100側のリードスイッチからなる第1の検知部12が駆動されなくなると、信号処理部20は上述と同様に報知部7から前記の警告音より大きな音量の威嚇音となる警報音を報知させ、同時に異常を示すデータを無線送信部21からワイヤレス信号で送信させる。
【0067】
表示装置30ではこの異常を示すデータを受信すると、上述と同様に信号処理部31が当該窓施錠装置100を取り付けた窓に異常発生と判断し、報知部37から異常発生を示す警告音を報知させる。
【0068】
このようにして不法に侵入しようとする者がガラス10に孔をあけてスライドレバー6を操作した場合や、窓破壊を行った場合、窓施錠装置100側での警報音で威嚇して宅内へ侵入するのを躊躇わせ、不法侵入を未然に防ぐ。また表示装置30側の警報音で、窓に異常が発生したことを家人に知らせ、迅速に警察への通報等を行うようにすることを可能とする。
【0069】
これら異常時の場合には表示装置30側では発光素子Lを赤色で点滅発光させる。表示装置30で警戒スイッチが「切」側に投入されている場合には上述の報知部37による警報音の報知は為されず、また発光素子Lは上述の点滅発光ではなく、連続発光となる。
【0070】
尚スイッチSWをオフ操作せずに、スライドレバー6を誤操作してロック解除位置へ戻して警報音が報知された場合には、スイッチSWをオフ操作すれば、信号処理部20の制御の下で報知部7の報知を停止させることができる。また誤動作で警報音が報知されたときにもスイッチSWをオフ操作すれば良く、この場合、スライドレバー6が連動してロック解除位置へ戻るため、第2の検知部17の検知信号がロック解除位置を示す信号に変わり、窓開きで且つロック解除により信号処理部20はそれに対応した検知データを無線送信部21より送信する。
【0071】
ところで、スライドレバー6のロック位置側への操作は、クレセント3が施錠状態であるとき以外には動かないようにしておくことで、クレセント錠1が解錠状態にもかかわらず、ロック手段がロック位置側に操作されて信号処理部20から見たときには正常な状態であると判断される状況が生じないようにでき、より防犯性能を高めることができる。
【0072】
また前記実施形態では、検知部12,17の何れかに検知状態の変化があると、その検知状態変化があった検知部の検知データを無線送信部21から送信させるようになっているが、検知部12,17の何れかに検知状態があると、その時点の両検知部12,17の検知データを送信させるようにしても良い。つまり検知状態の変化が何れかの検知部12,17で起きるたびに両検知部12,17の検知データを送ることで、表示装置30側で常に窓の戸締まり状況を確認することができるようにしても良い。
【0073】
更に前記実施形態では窓施錠装置100を窓体2側に設け、クレセント錠1のクレセント3に対応する受け具4を造営物側に設けているが、窓の形状によって受け具4を窓体2に、窓施錠装置100を造営物側に設けても良い。
【0074】
また前記実施形態の窓施錠装置100はクレセント錠1を設けたものであるが、窓体が上下方向に開閉される窓や回転窓に用いられるカムラッチ錠にも適用できるのは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】
請求項1の発明は、窓を開閉する窓体若しくは造営物側に設けられ、他の窓体若しくは造営物側に設けられた受け具に係脱自在に係止して当該窓体を閉じた状態で施錠する掛け具と、該掛け具を前記受け具に対して係脱自在に動かす施錠/解錠操作手段と、前記受け具に前記掛け具が係止した状態をロックするロック手段と、該ロック手段を前記ロックする位置とロック解除位置とに動かすロック操作手段とを備えるとともに前記ロック手段のロック位置/ロック解除位置を検知する第1の検知部を備えた窓施錠装置と、
前記第1の検知部からの検知信号に基づいて前記ロック手段のロック解除を報知する報知手段とを具備しているので、ロック手段がロック解除されたときにこれを報知するので、クレセント錠の解除前に侵入検知ができ、また施錠状態のロック忘れを防ぐことができ、そのため不法侵入を未然に防止する効果を向上させることができる。
【0076】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、窓の開閉状態を検知する第2の検知部を前記窓施錠装置に設け、前記報知手段で、第2の検知部の検知信号に基づいて窓の開閉状態を報知するので、窓の開閉状態をも検知して報知することで、更に防犯効果を高めることができる。
【0077】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記報知手段が前記窓施錠装置とは別体で、前記窓施錠装置には前記検知信号を前記報知手段へワイヤレス信号で送信する送信手段を備えているので、窓施錠装置から離れた場所に設置される報知手段で報知することができ、室内などにおいてロック解錠や窓開きなどの状態を知ることができる。
【0078】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記送信手段が、前記第1、第2の検知部の検知信号の何れかが変化すると、両検知部の検知信号をワイヤレス信号で送信するので、窓の開閉状態と、窓施錠装置の施錠に対するロック状態とを示す検知データを何れかの状態変化があっても、両検知信号に基づく処理ができるため、確実な状態把握が可能となり、信頼性を高めることができる。
【0079】
請求項5の発明は、請求項3又は4の発明のおいて、前記報知手段が、ワイヤレス信号を受信する受信手段と、該受信手段で受信したワイヤレス信号に含まれる前記第1、第2の検知部の検知信号から窓の開閉状態と前記ロック手段の状態を判別する信号処理手段と、該信号処理手段の判別結果により前記窓の開閉状態と前記ロック手段の状態を表示する表示手段を設けている表示装置により構成されているので、窓側から離れた室内で窓の開閉状態と、窓施錠装置の施錠に対するロック/解除状態を表示して、防犯管理を確実にすることができる。
【0080】
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかの発明において、前記第1の検知部の検知信号に基づいて前記ロック手段のロック解除状態を報知する前記報知手段を前記窓施錠装置に設けているので、窓施錠装置側で前記ロック手段のロック解除状態を知ることができ、そのため窓を閉めたときなどにおいて、その場でロック忘れを知ることができ、そのためロック忘れを確実に防ぐことができ、また侵入しようとすると、その箇所においても報知が行われ、侵入しようとする者への威嚇となり、防犯効果を更に向上させることができる。
【0081】
請求項7の発明は、前記請求項6の発明において、前記報知手段の報知動作のオン/オフ操作用で、ロック操作手段のロック位置への操作に連動してオンするスイッチを前記窓施錠装置に設けているので、家人がロック解除を行って、窓施錠装置の報知手段で報知が為されても窓施錠装置の報知手段で停止させることができ、しかもロック操作手段をロック位置へ操作したときには報知手段をセットするため失報がなく、また誤動作時には報知を止めることができ。
【0082】
請求項8の発明は、請求項2乃至7の何れかの発明において、前記第2の検知部の検知信号として窓が閉じられていることを示す検知信号が、前記第2の検知部の検知信号として前記ロック手段のロック位置を示す検知信号が夫々出力していた状態から、第2の検知部からの検知信号が、窓が開いていることを示す信号に変化したときに前記報知手段にて報知させるので、窓破壊などによる窓開け行為があるような異常時にこれを報知することができ、高い防犯性能を持つシステムを提供するができる。
【0083】
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかの発明において、前記報知手段から状態報知として警報音を出力させるので、状態報知が確実に行え、且つ不法侵入に対する威嚇となる。
【0084】
請求項10の発明は、請求項2乃至9の何れかの発明において、前記第2の検知部の検知信号として窓が開いていることを示す検知信号が、前記第2の検知部の検知信号として前記ロック手段のロック解除位置を示す検知信号が夫々出力していた状態から、前記第1の検知部からの検知信号が、前記ロック手段がロック位置であることを示す信号に変化したときに前記報知手段にて警告音を報知させるので、空錠状態を窓施錠装置側で警告して空錠を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成図である。
【図2】同上に用いる窓施錠装置側の回路構成図である。
【図3】(a)は同上に用いる窓施錠装置のクレセント錠の施錠状態がロック解除されている状態の正面断面図である。
(b)は同上に用いる窓施錠装置のクレセント錠の施錠状態がロックされている状態の正面断面図である。
(c)は同上に用いる窓施錠装置のクレセント錠の施錠状態がロック解除されている状態の側面断面図である。
【図4】同上の表示装置の回路構成図である。
【図5】同上の動作説明用タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 クレセント錠
2,2’ 窓体
2a 縦桟
3 クレセント
4 受け具
5 ハンドル
6 スライドレバー
8 音出し孔
9 操作釦
10 ガラス
11 マグネット
30 表示装置
32 アンテナ
37 報知部
100 窓施錠装置
100a 装置本体
L 発光素子
SW スイッチ
Claims (10)
- 窓を開閉する窓体若しくは造営物側に設けられ、他の窓体若しくは造営物側に設けられた受け具に係脱自在に係止して当該窓体を閉じた状態で施錠する掛け具と、該掛け具を前記受け具に対して係脱自在に動かす施錠/解錠操作手段と、前記受け具に前記掛け具が係止した状態をロックするロック手段と、該ロック手段を前記ロックする位置とロック解除位置とに動かすロック操作手段とを備えるとともに前記ロック手段のロック位置/ロック解除位置を検知する第1の検知部を備えた窓施錠装置と、
前記第1の検知部からの検知信号に基づいて前記ロック手段のロック解除を報知する報知手段とを具備していることを特徴とする防犯システム。 - 窓の開閉状態を検知する第2の検知部を前記窓施錠装置に設け、前記報知手段で、第2の検知部の検知信号に基づいて窓の開閉状態を報知することを特徴とする請求項1記載の防犯システム。
- 前記報知手段が前記窓施錠装置とは別体で、前記窓施錠装置には前記検知信号を前記報知手段へワイヤレス信号で送信する送信手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の防犯システム。
- 前記送信手段は、前記第1、第2の検知部の検知信号の何れかが変化すると、両検知部の検知信号をワイヤレス信号で送信することを特徴とする請求項3記載の防犯システム。
- 前記報知手段は、ワイヤレス信号を受信する受信手段と、該受信手段で受信したワイヤレス信号に含まれる前記第1、第2の検知部の検知信号から窓の開閉状態と前記ロック手段の状態を判別する信号処理手段と、該信号処理手段の判別結果により前記窓の開閉状態と前記ロック手段の状態を表示する表示手段を設けている表示装置により構成されていることを特徴とする請求項3又は4記載の防犯システム。
- 前記第1の検知部の検知信号に基づいて前記ロック手段のロック解除状態を報知する前記報知手段を前記窓施錠装置に設けていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載の防犯システム。
- 前記報知手段の報知動作のオン/オフ操作用で、ロック操作手段のロック位置への操作に連動してオンするスイッチを前記窓施錠装置に設けていることを特徴とする請求項6記載の防犯システム。
- 前記第2の検知部の検知信号として窓が閉じられていることを示す検知信号が、前記第2の検知部の検知信号として前記ロック手段のロック位置を示す検知信号が夫々出力していた状態から、第2の検知部からの検知信号が、窓が開いていることを示す信号に変化したときに前記報知手段にて報知させることを特徴とする請求項2乃至7の何れか記載の防犯システム。
- 前記報知手段から状態報知として警報音を出力させることを特徴とする請求項1乃至8の何れか記載の防犯システム。
- 前記第2の検知部の検知信号として窓が開いていることを示す検知信号が、前記第2の検知部の検知信号として前記ロック手段のロック解除位置を示す検知信号が夫々出力していた状態から、前記第1の検知部からの検知信号が、前記ロック手段がロック位置であることを示す信号に変化したときに前記報知手段にて警告音を報知させることを特徴とする請求項2乃至9の何れか記載の防犯システム。
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