JP2004230915A - 育児器具の座席芯材 - Google Patents

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Abstract

【課題】育児器具をベッド状の形態にしたとき、ベッド面全体に対して滑らかな平面を形成することのできる座席芯材を提供する。
【解決手段】座席芯材20は、子供の背中を背後から支える背もたれ面部21と、子供の尻を下から支える座面部22と、ベッド状の形態において子供の足を下から支える足支え面部23と、背もたれ面部21と座面部22との境界部分に位置する第1ヒンジ部24と、座面部22と足支え面部23との境界部分に位置する第2ヒンジ部25とを連続的に備える。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乳母車、チャイルドシート、ベビーラックなどの育児器具に取付けられて座席を形成する座席芯材に関し、特に、椅子状の形態とベッド状の形態とに切換え可能な育児器具に取付けられる座席芯材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1および図2は、特開平8−175395号公報に開示された乳母車を示している。この乳母車1は、車体2と、この車体2に取り付けられて座席を形成する座席ハンモック3を備えている。
【0003】
乳母車1は、図1に示す椅子状の形態と、図2に示すベッド状の形態とに切換え可能に構成されている。また、図示していないが、乳母車1は、折りたたみ状態においては、前後の車輪が近づき、かつ幅寸法が縮小して左右の車輪が近づくように構成されている。
【0004】
図3は、従来から使用されている一般的な座席ハンモック3を示している。座席ハンモック3は、子供の背中を背後から支える背もたれ面部4と、子供の尻を下から支える座面部5と、ベッド状の形態において背もたれ面部4の上端縁から立ち上がるヘッドガード面部8と、特にベッド状の形態において背もたれ面部4の両側縁から立ち上がる1対の上方側面部7とを備える。
【0005】
図1および図2を比較すれば明らかなように、乳母車1は、ベッド状の形態になったときに、座面を延長することができるように構成されている。子供の足は、この座面延長部によって下から支えられる。座席ハンモック3は、この座面延長部を形成する足支え面部6を有する。図1に示す椅子状の形態においては、座面延長部を形成していた座席ハンモック3の足支え面部6は、下方に垂れ下がる。
【0006】
図4は、図3の線4−4に沿って見た断面図である。図示するように、座席ハンモック3のヘッドガード面部8、背もたれ面部4および座面部5には、それぞれ、ヘッドガード面芯材8a、背もたれ面芯材4aおよび座面芯材5aが収納されている。一方、座席ハンモック3の足支え面部6には、芯材が入っておらず、布製の縫製生地のみが存在している。座面部5と背もたれ面部4との境界部分、および背もたれ面部4とヘッドガード面部8との境界部分には、縫製生地によるヒンジ部9,10が形成される。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−175395号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
乳母車1の車体2は、ベッド状の形態において座面を前方に延長するために、座面支え部材から前方に引き出されることのできる座面延長部材を有している。座面延長部材の一つの例は、樹脂製の平板上の形態のものである。この樹脂製平板状座面延長部材には、リブやぬすみなどが形成されているので、その表面には凹凸形状が現れている。
【0009】
座面延長部材の他の例は、座面支え部材の両側部から前方に引き出される1対の側部引き出し棒と、この1対の側部引き出し棒間に渡される柔軟なベルトとを備えるものである。
【0010】
乳母車1をベッド状の形態にする場合、座席ハンモックの3の足支え面部6を上記の座面延長部材上に広げることになる。足支え面部6は、布製の縫製生地によって形成されているため、樹脂製平板状座面延長部材の凹凸形状の感触がそのまま子供の足または脚部に伝えられてしまう。また、柔軟なベルトによって足支え面部6を下から支えるものにあっては、下方への落ち込みがあるので、子供の足または脚部を安定して支えることができない。
【0011】
さらに、図4から明らかなように、座面芯材5aを有する座面部5と、布製の縫製生地のみからなる足支え面部6との間には、芯材の厚みに相当する段差が形成される。この段差の存在は、子供に不快感を与える。同様に、縫製生地のみによって形成されているヒンジ部9は比較的大きな凹部を形成することになるので、子供に不快感を与えることになる。
【0012】
この発明の目的は、育児器具をベッド状の形態にしたとき、ベッド面全体に対して滑らかな平面を形成することのできる座席芯材を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に従った育児器具の座席芯材は、椅子状の形態とベッド状の形態とに切換え可能な育児器具に取付けられて座席を形成するものであり、育児器具本体とは分離して設けられる。この座席芯材は、子供の背中を背後から支える背もたれ面部と、子供の尻を下から支える座面部と、ベッド状の形態において子供の足を下から支える足支え面部と、背もたれ面部の傾斜動作を可能にするために、背もたれ面部と座面部との境界部分に位置する第1ヒンジ部と、座面部に対して足支え面部を屈曲可能にするために、座面部と足支え面部との境界部分に位置する第2ヒンジ部とを連続的に備える。
【0014】
上記の構成によれば、座席芯材が、座面部から連なった足支え面部を有しているので、座面部と足支え面部との間に段差は生じない。また、芯材によって足支え面部を形成しているので、座面延長部材が凹凸を有するものであったり、ベルトで構成されているものであったりしても、凹凸形状の感触が子供に伝わらず、また足支え面部の落ち込みもない。さらに、背もたれ面部の芯材と座面部の芯材とが連なって形成されているので、その境界部分において大きな凹部は形成されない。
【0015】
一つの実施形態では、背もたれ面部と、座面部と、足支え面部と、第1ヒンジ部と、第2ヒンジ部とを、共通の部材により一体的に形成する。この場合、第1ヒンジ部および第2ヒンジ部は、例えば、当該芯材の厚みを減ずることによって形成されている。この座席芯材は、例えば、合成樹脂製の1枚の板状体である。このようにすれば、非常に簡単な構成で、子供に対して快適なベッド面を提供できる。
【0016】
他の実施形態として、第1ヒンジ部が、背もたれ面部と座面部との当接部分上に貼られた第1ヒンジテープを含み、第2ヒンジ部が、座面部と足支え面部との当接部分上に貼られた第2ヒンジテープを含むようにしてもよい。この場合であっても、背もたれ面部を形成する芯材と座面部を形成する芯材と足支え面部を形成する芯材との連続性が保たれるので、滑らかなベッド面を提供できる。
【0017】
好ましい実施形態として、座席芯材は、さらに、ベッド状の形態において背もたれ面部の上端縁から立ち上がるヘッドガード面部と、ヘッドガード面部の立ち上がり動作を可能にするために、背もたれ面部とヘッドガード面部との境界部分に位置する第3ヒンジ部とを連続的に備える。この構成によれば、背もたれ面部から連なっているヘッドガード面部の芯材が子供の頭頂部を保護するので、安全性の点で好ましい。
【0018】
さらに好ましい実施形態として、座席芯材は、さらに、ベッド状の形態において背もたれ面部の両側縁から立ち上がる1対の上方側面部と、上方側面部の立ち上がり動作を可能にするために、背もたれ面部と各上方側面部との境界部分に位置する第4ヒンジ部とを連続的に備える。この構成によれば、背もたれ面部から連なっている上方側面部の芯材が子供の側頭部を保護するので、安全性の点で好ましい。
【0019】
幅方向の寸法を縮小して折りたたまれる育児器具の場合、幅方向サイズの縮小を可能にするために、好ましくは、座面部は、中央座面部と、中央座面部の両側縁に接続された1対の側方座面部と、中央座面部に対する各側方座面部の屈曲動作を可能にするために、中央座面部と各側方座面部との境界部分に位置する第5ヒンジ部とを連続的に備える。このような構成によれば、使用状態においては広い面積の座面部を形成しながら、折りたたみ時には幅方向のサイズを縮小できる。
【0020】
上記と同様の観点から、一つの実施形態では、足支え面部は、中央足支え面部と、中央足支え面部の両側縁に接続された1対の側方足支え面部と、中央足支え面部に対する各側方足支え面部の屈曲動作を可能にするために、中央足支え面部と各側方足支え面部との境界部分に位置する第6ヒンジ部とを連続的に備える。このような構成によれば、使用状態においては広い面積の足支え面部を形成しながら、折りたたみ時には幅方向のサイズを縮小できる。
【0021】
育児器具としては、乳母車、チャイルドシート、ベビーラックなどを挙げることができる。一つの実施形態では、座席芯材は、乳母車に取付けられるものである。この場合、座席芯材は、例えば、乳母車の座席ハンモックに入れられる。別の実施形態として、座席芯材を乳母車の車体に取り付け、この座席芯材の上に座席ハンモックを装着させるようにしてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
図5〜図8を参照してこの発明の一実施形態を説明する。図5は座席芯材20の平面図、図6は図5の線6−6に沿ってみた断面図、図7は椅子状態での使用形態を示す図、図8はベッド状態での使用形態を示す図である。
【0023】
図示する座席芯材20は、例えば、乳母車の座席ハンモックに入れられる芯材である。他の使用形態として、乳母車の車体に取り付けられ、その上に座席ハンモックを装着するようにしても良い。
【0024】
乳母車は、椅子状の形態とベッド状の形態とに切換え可能なものである。座席芯材20は、乳母車の車体とは別個に分離して設けられるものであり、座席ハンモックに入れられて、あるいは車体に取り付けられて座席を形成する。
【0025】
座席芯材20は、例えば、合成樹脂によって形成された1枚の平板であり、背もたれ面部21と、座面部22と、足支え面部23と、第1ヒンジ部24と、第2ヒンジ部25と、ヘッドガード面部26と、第3ヒンジ部27と、1対の上方側面部28と、第4ヒンジ部29とを連続的に備えている。
【0026】
背もたれ面部21は子供の背中を背後から支える部分を形成し、座面部22は子供の尻を下から支える部分を形成する。背もたれ面部21は、例えば樹脂の厚みを減ずることによって形成された薄肉の第1ヒンジ部24を介して座面部22に接続されている。したがって、図7に示すように椅子状の形態での使用の際には、背もたれ面部21が座面部22の後端縁から立ち上がり、図8に示すベッド状の形態での使用の際には、背もたれ面部21と座面部22とがほぼ水平に延在する。
【0027】
足支え面部6は、図8に示すように、ベッド状の形態での使用の際に、子供の足を下から支える部分を形成する。一方、図7に示すように、椅子状での使用の際には、座面部22の前方端縁から下方に折れ曲がる。第2ヒンジ部25は、足支え面部6の屈曲動作を可能にするものであり、例えば樹脂の厚みを減ずることによって形成された薄肉部で構成される。
【0028】
ヘッドガード面部26は、図7に示すように、椅子状の形態での使用の際には、背もたれ面部21から連続的に上方に延びる平面を形成し、図8に示すベッド状形態での使用の際には、背もたれ面部21の上端縁から立ち上がって子供の頭頂部を保護する。第3ヒンジ部27は、ヘッドガード面部26の立ち上がり動作を可能にするものであり、例えば樹脂の厚みを減ずることによって形成された薄肉部で構成される。
【0029】
1対の上方側面部28は、特にベッド状形態での使用の際に、背もたれ面部21の両側縁から上方に立ち上がって子供の側頭部を保護する。第4ヒンジ部29は、上方側面部28の立ち上がり動作を可能にするものであり、例えば樹脂の厚みを減ずることによって形成された薄肉部で構成される。
【0030】
図示した座席芯材20は、例えば、幅方向寸法が縮小するように折りたたまれる乳母車に適用されるものである。幅方向への縮小を可能にするために、座面部22は、中央座面部22aと、中央座面部22aの両側縁に第5ヒンジ部30を介して接続された1対の側方座面部22bとを備える。第5ヒンジ部30は、乳母車の折りたたみ時に中央座面部22aに対する各側方座面部22bの屈曲動作を可能にするものであり、例えば樹脂の厚みを減ずることによって形成された薄肉部で構成される。
【0031】
同様に、足支え面部23も、幅方向への縮小を可能にするために、中央足支え面部23aと、この中央足支え面部23aの両側縁に第6ヒンジ部31を介して接続された1対の側方足支え面部23bとを備える。第6ヒンジ部31は、乳母車の折りたたみ時に中央足支え面部23aに対する各側方足支え面部23bの屈曲動作を可能にするものであり、例えば樹脂の厚みを減ずることによって形成された薄肉部で構成される。
【0032】
図示した実施形態では、第1〜第6ヒンジ部は、全て樹脂の薄肉部で構成されるものである。この場合、所望の屈曲方向を実現するために、好ましくは図6に示すように、第1ヒンジ部24および第3ヒンジ部27については、座席芯材20の裏面側から切込みが入れられ、第2ヒンジ部25については表面側から切込みが入れられる。図示していないが、第4ヒンジ部29については、好ましくは、座席芯材20の裏面側から切込みが入れられる。第5ヒンジ部30および第6ヒンジ部31に関しては、どのような折りたたみ機構を採用するかによって切り込みの位置が変わる。例えば、側方座面部22bおよび側方足支え面部23bが折りたたみ時に後方に向かって屈曲するものであるならば、切り込みは座席芯材の表面側に入れられる。
【0033】
以上に説明し、かつ図示した座席芯材によれば、ベッド状形態での使用の際に、背もたれ面部を形成する芯材と座面部を形成する芯材と足支え面部とを形成する芯材が一体かつ連続的に延びているので、ベッド面全体に対して滑らかな平面を提供することができる。言い換えれば、子供に対して、快適なベッド面を提供できる。
【0034】
なお、図5〜図8に示した実施形態は例示的なものである。したがって、図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、または均等の範囲内において種々の修正や変形を加えることが可能である。そのいくつかを以下に例示的に列挙して説明する。
【0035】
(1)座席芯材は、乳母車の座席ハンモックに入れられる芯材であってもよいし、乳母車の車体に直接取り付けられる芯材であってもよい。後者の場合、例えば座席ハンモックが座席芯材の上に装着される。
【0036】
(2)図示した実施形態では、座席芯材は1枚の平板で形成されていた。他の実施形態として、複数の芯材を用い、それらの芯材の当接部分にヒンジテープを貼るようにしてもよい。具体的には、背もたれ面部を形成する芯材と座面部を形成する芯材とを端面において突合せ、この当接部分に第1ヒンジテープを貼る。さらに、座面部を形成する芯材と足支え面部を形成する芯材とを端面において突合せ、この当接部分に第2ヒンジテープを貼る。このような構成であっても、ベッド面全体に対して滑らかな平面を提供することができる。
【0037】
(3)座席芯材が、ヘッドガード面部26および1対の上方側面部28を備えていない場合もあり得る。
【0038】
(4)乳母車が折りたたみ時に幅方向に縮小しないものであるならば、座面部および足支え面部のヒンジ部30および31を省略することができる。
【0039】
(5)本発明の座席芯材が適用される育児器具としては、乳母車に限られず、チャイルドシート、ベビーラックなども含まれる。すなわち、本発明は、椅子状の形態とベッド状の形態とに切換え可能な育児器具に対して広く適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】特開平8−175395号公報に開示された乳母車の斜視図である。
【図2】図1の乳母車をベッド状の形態にした斜視図である。
【図3】従来の一般的な座席ハンモックを示す平面図である。
【図4】図3の線4−4に沿って見た断面図である。
【図5】本発明の一実施形態の平面図である。
【図6】図5の線6−6に沿って見た断面図である。
【図7】椅子状の形態になっている座席芯材の斜視図である。
【図8】ベッド状の形態になっている座席芯材の斜視図である。
【符号の説明】
20 座席芯材、21 背もたれ面部、22 座面部、22a 中央座面部、22b 側方座面部、23 足支え面部、23a 中央足支え面部、23b 側方足支え面部、24 第1ヒンジ部、25 第2ヒンジ部、26 ヘッドガード面部、27 第3ヒンジ部、28 上方側面部、29 第4ヒンジ部、30 第5ヒンジ部、31 第6ヒンジ部。

Claims (10)

  1. 椅子状の形態とベッド状の形態とに切換え可能な育児器具に取付けられて座席を形成するものであり、育児器具本体とは分離して設けられる座席芯材であって、
    子供の背中を背後から支える背もたれ面部と、
    子供の尻を下から支える座面部と、
    前記ベッド状の形態において子供の足を下から支える足支え面部と、
    前記背もたれ面部の傾斜動作を可能にするために、前記背もたれ面部と前記座面部との境界部分に位置する第1ヒンジ部と、
    前記座面部に対して前記足支え面部を屈曲可能にするために、前記座面部と前記足支え面部との境界部分に位置する第2ヒンジ部と
    を連続的に備える、育児器具の座席芯材。
  2. 前記背もたれ面部と、前記座面部と、前記足支え面部と、前記第1ヒンジ部と、前記第2ヒンジ部とは、共通の部材により一体的に形成されている、請求項1に記載の育児器具の座席芯材。
  3. 前記第1ヒンジ部および第2ヒンジ部は、当該芯材の厚みを減ずることによって形成されている、請求項2に記載の育児器具の座席芯材。
  4. 前記第1ヒンジ部は、前記背もたれ面部と前記座面部との当接部分上に貼られた第1ヒンジテープを含み、
    前記第2ヒンジ部は、前記座面部と前記足支え面部との当接部分上に貼られた第2ヒンジテープを含む、請求項1に記載の育児器具の座席芯材。
  5. 前記ベッド状の形態において前記背もたれ面部の上端縁から立ち上がるヘッドガード面部と、
    前記ヘッドガード面部の立ち上がり動作を可能にするために、前記背もたれ面部と前記ヘッドガード面部との境界部分に位置する第3ヒンジ部と
    を連続的に備える、請求項1〜4のいずれかに記載の育児器具の座席芯材。
  6. 前記ベッド状の形態において前記背もたれ面部の両側縁から立ち上がる1対の上方側面部と、
    前記上方側面部の立ち上がり動作を可能にするために、前記背もたれ面部と前記各上方側面部との境界部分に位置する第4ヒンジ部と
    を連続的に備える、請求項1〜5のいずれかに記載の育児器具の座席芯材。
  7. 前記座面部は、
    中央座面部と、
    前記中央座面部の両側縁に接続された1対の側方座面部と、
    前記中央座面部に対する前記各側方座面部の屈曲動作を可能にするために、前記中央座面部と前記各側方座面部との境界部分に位置する第5ヒンジ部と
    を連続的に備える、請求項1〜6のいずれかに記載の育児器具の座席芯材。
  8. 前記足支え面部は、
    中央足支え面部と、
    前記中央足支え面部の両側縁に接続された1対の側方足支え面部と、
    前記中央足支え面部に対する前記各側方足支え面部の屈曲動作を可能にするために、前記中央足支え面部と前記各側方足支え面部との境界部分に位置する第6ヒンジ部と
    を連続的に備える、請求項1〜7のいずれかに記載の育児器具の座席芯材。
  9. 当該座席芯材は、乳母車に取付けられるものである、請求項1〜8のいずれかに記載の育児器具の座席芯材。
  10. 当該座席芯材は、乳母車の座席ハンモックに入れられる芯材である、請求項9に記載の育児器具の座席芯材。
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