JPS59997Y2 - 乳母車の座席 - Google Patents

乳母車の座席

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Publication number
JPS59997Y2
JPS59997Y2 JP1994280U JP1994280U JPS59997Y2 JP S59997 Y2 JPS59997 Y2 JP S59997Y2 JP 1994280 U JP1994280 U JP 1994280U JP 1994280 U JP1994280 U JP 1994280U JP S59997 Y2 JPS59997 Y2 JP S59997Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
seat
backrest
baby carriage
cushioning material
Prior art date
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Expired
Application number
JP1994280U
Other languages
English (en)
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JPS56120960U (ja
Inventor
健造 葛西
Original Assignee
葛西株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 葛西株式会社 filed Critical 葛西株式会社
Priority to JP1994280U priority Critical patent/JPS59997Y2/ja
Publication of JPS56120960U publication Critical patent/JPS56120960U/ja
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Publication of JPS59997Y2 publication Critical patent/JPS59997Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は乳母車の座席に関し、特に、座部と背もたれ
部と手摺とを備える乳母車の座席の改良に関する。
乳母車の座席、特に椅子型の座席は、座部と背もたれ部
とを備えるハンモックと称されるものがら通常構成され
る。
この場合、多くは、ハンモックに乗せられる乳幼児を両
側から保護するために、両側には手摺が形成され、ハン
モックを構成するシート材料はこの手摺の部分まで一体
に延びるように張られて形成されることが行なわれる。
このような場合、乳幼児のひざの両側は、座部から手摺
にかけて一連に延びるシート材料のために、通気性を阻
害することがあり、乳幼児に対して健康上または衛生上
好ましくない影響を与えることがしばしばある。
また、座席の背もたれ部がリクライニングできる構成の
場合、背もたれ部と座部と手摺とを一体のシート材料に
より構成すると、この背もたれ部のリクライニング動作
を許容するように、シート材料には予めしわを設けてお
かなければならず、このしわのため、すわり心地を悪く
することがある。
さらに、このように背もたれ部のリクライニング動作を
許容するようにしわを設けておいたとしても、リクライ
ニング操作は、手摺まで一体に延びるシート材料のため
に、比較的大きな抵抗をもち、操作性を悪くすることが
ある。
さらに、折畳式乳母車の場合、手摺と座部とを一体のシ
ート材料で構成すると、手摺部分を支える部材と座部を
支える部材とが折畳動作時に同じように移動しないとき
には、手摺と座部間のシート材料に突張りやしわなどの
無理な変形が生じることがある。
このことは、折畳操作性を悪くし、かつシート材料を痛
めることにもなる。
・それゆえに、この考案の主たる目的は、座席がこれ
に着席している乳幼児に対して与える接触面、いわゆる
「座席面」をすべてクッション材で構成しながら、折畳
およびリクライニングの操作性を良くすることができる
乳母車の座席を提供することである。
この考案のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなろつ。
第1図および第2図はこの考案の一実施例が採用された
乳母車の全体左側面であり、第1図は背もたれ部が立ち
上がった状態、第2図は背もたれ部が倒れた状態を示す
ここに示す乳母車は、座部1と、背もたれ部2と、手摺
3とを有する座席4を備える。
座部1は乳母車本体の横方向部材5に保持され、背もた
れ部2は背もたれ保持杆6に保持される。
なお、この実施例の背もたれ部2の両側には脇板7が立
ち上がって設けられているので、背もたれ部2は図面に
は明白に現れていない。
背もたれ保持杆6は、乳母車本体に枢支ピン9を介して
回動可能に設けられ、リクライニング操作部材10によ
って比較的立ち上がった状態(第1図)と、比較的例れ
た状態(第2図)とを選択できるように構成されている
この背もたれ保持杆6のリクライニングの姿勢が、背も
たれ部2のリクライニング状態に対応するものである。
上述した座部1と背もたれ部2とは一連に延びるシート
材料から構成される。
これに対して、手摺3は、座部1および背もたれ部2と
分離した状態で配置され、押杆11と前脚12と後脚1
3とによって保持された状態となっている。
特に、座部1の両側部には、手摺3との間で空間14が
形成される。
後で詳述するように、手摺3には、その外側面の中間高
さ位置から少なくともその上面を越えて内側面にわたっ
て延びるようなりッション材15が付加される。
ここに示す乳母車の補足的な説明を行なえば、日除け2
0が、押杆11の上端に取付具21を介して取付けられ
る。
また、かご22が押杆11と後脚13とを利用して取付
けられる。
第3図は正面から見て右側の手摺を示す右側面図であり
、第4図は同じく左側面図であり、第5図は第3図の線
V−■に沿う断面図である。
手摺3は、特に第5図によく示されているように、外側
面と上面と内側面とを有し、断面逆U字状をなして形成
される。
また、内側面の高さは上面の幅より大きい。
このような形状の手摺3の下方に向く収納凹部31には
、第1図および゛第2図に示すように、押杆11.前脚
12および後脚13が受入れられて保持される。
クッション材15は、手摺3の内側面から上面、さらに
外側面の一部にまで延びて付加される。
クッション材15の手摺3に対する取付態様は、次のと
おりである。
すなわち、手摺3の内側面に延びる下端部には袋状部分
32が形成され、この袋状部分32の内面側に位置する
袋を構成する一方側は手摺3に形成された切込33、3
3に挿入される。
これによって、クッション材15の一方端部の手摺3か
らの分離が禁止される。
クッション材15は、その状態で、手摺3の内側面から
上面に沿って巻付けられ、その他方端部は手摺3の外側
面にまで引出される。
ここで、手摺3とは別に長手の押え具となる飾り具34
が用意され、これを手摺3に装着する際、−クッション
材15の外側面上にある他方端縁を手摺3との間で挾む
ようにしく第5図によく現われている)、これによって
、クッション材15は手摺3の内側面から上面、さらに
外側面の中間高さ位置にまで延びかつ手摺3に密着した
状態で取付けられる。
以上のように、この考案によれば、座部および背もたれ
部に対して、手摺が分離した状態で形成されかつ独立し
た状態でクッション材がこの手摺に付加されているので
、その特に座部と手摺との間に空間が形成される。
したがって、乳幼児の両ひざの部分に通気性を与えるこ
とができる。
また、背もたれ部がリクライニング可能に構成されても
、座席を構成するシート材料に予め余裕としてのしわを
形成しておく必要がなく、優れたすわり心地をもたらす
とともに、背もたれ部のリクライニングの操作性を増す
ことができる。
さらに、折畳式乳母車の場合であれば、その折畳構造に
拘らず、折畳操作性の低下を招くことなく、かつシート
材料を痛めることもない。
しかも、これらの効果を満たしながら、座席が乳幼児に
対して与える接触面となる座席面をすべてクッション材
で構成することができる。
特に、座席面に直接関連する手摺の内側面は、この手摺
の上面の幅より大きい高さを有する程度に大きいもので
あり、ここにクッション材が延びているので、座部によ
り近い部分にまで座席面をクッション材で覆うことがで
き、乳幼児の座席に対する坐り心地をより良くすること
ができる。
また、手摺の外側面上でのクッション材の端縁は、長手
の押え具により、隠されながら固定されるので、手摺の
外側面をこぎれいに処置することか゛できる。
そして、この押え具は、飾り具としても機能し、手摺の
美感だけでなく、乳母車全体の美感をも高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例が採用された
乳母車の全体左側面図であり、第1図は背もたれ部が立
ち上がった状態、第2図は背もたれ部が倒れた状態をそ
れぞれ示す。 第3図は正面から見て右側の手摺を示す右側面図であり
、第4図は同じく左側面図であり、第5図は第3図の線
V−■に沿う断面図である。 図において、1は座部、2は背もたれ部、3は手摺、4
は座席、9は枢支ピン、10はリクライニング操作部材
、14は空間、15はクッション材である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)座部と、背もたれ部と、1対の手摺とを備え、各
    手摺は座部と背もたれ部とに対して分離した状態で形成
    された乳母車の座席において、前記各手摺は外側面と上
    面とこの上面の幅より大きい高さを有する内側面とを有
    し、外側面の中間高さ位置から少なくとも上面を越えて
    内側面にわたって延びかつ前記座部と前記背もたれ部と
    から独立し態様でクッション材が付加され、前舵クッシ
    ョン材の外側面上の端縁はこの端縁に沿って延びる長手
    の押え具により手摺との間で挾まれて取付けられたこと
    を特徴とする、乳母車の座席。
  2. (2)前記背もたれ部はリクライニング可能に構成され
    る、実用新案登録請求の範囲第1項記載の乳母車の座席
JP1994280U 1980-02-19 1980-02-19 乳母車の座席 Expired JPS59997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994280U JPS59997Y2 (ja) 1980-02-19 1980-02-19 乳母車の座席

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994280U JPS59997Y2 (ja) 1980-02-19 1980-02-19 乳母車の座席

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56120960U JPS56120960U (ja) 1981-09-14
JPS59997Y2 true JPS59997Y2 (ja) 1984-01-12

Family

ID=29616165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994280U Expired JPS59997Y2 (ja) 1980-02-19 1980-02-19 乳母車の座席

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JP (1) JPS59997Y2 (ja)

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JPS56120960U (ja) 1981-09-14

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