JP3079256U - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JP3079256U
JP3079256U JP2001000337U JP2001000337U JP3079256U JP 3079256 U JP3079256 U JP 3079256U JP 2001000337 U JP2001000337 U JP 2001000337U JP 2001000337 U JP2001000337 U JP 2001000337U JP 3079256 U JP3079256 U JP 3079256U
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上 坂村
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丸石自転車株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造上、安全上に支障を来すことなく、車椅
子の軽量化を図ることができる。 【解決手段】 一対のバックパイプ１、フロントパイプ
２、レッグパイプ３、シートパイプ４を有し、バックパ
イプ1，1間にはバックレスト８を、バックパイプ１とフ
ロントパイプ２間にスカートガード10を、レッグパイプ
3，3間にレッグレスト11を、シートパイプ4，4間にシー
ト９を夫々張設した車椅子において、スカートガード10
をメッシュ材質で構成した車椅子。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
この考案は、必要な強度を保ちながら車体を軽量化した車椅子に関するもので ある。
【０００２】
【従来の技術】
従来の車椅子は、構造上必要な強度を保つために、図１に示すように一対のバ ックパイプ１、フロントパイプ２、レッグパイプ３、シートパイプ４等で車体フ レームが構成され、バックパイプ1，1間、バックパイプ１とフロントパイプ２間 、レッグパイプ3，3間、シートパイプ4，4間に夫々例えば布製のバックレスト８ 、スカートガード10、レッグレスト11、シート９が張設されていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、以上のような構造では当然車体が重くなり、車椅子の使用者である下 肢障害者、老人等にとってその操縦に困難を来したり、或は車椅子を持ち上げた り、折畳む際に困難を来すことがある。
【０００４】 そこで、この考案は車椅子の軽量化を図るため車椅子構造について検討した結 果、バックパイプ間に張設されたバックレスト、シートパイプ間に張設されたシ ートについては操縦者の体重が掛かることから、従来と同様に例えば布製で構成 する必要があるが、スカートガード、レッグレストについては操縦者の側面及び 足部をガードするに過ぎず、したがってバッグレスト、シートよりも軽量な材質 を用いても充分にその目的が達せられることを見出したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記実情に鑑み、一対のバックパイプ、フロントパイプ、レッグ パイプ、シートパイプを有し、バックパイプ間にはバックレストを、バックパイ プとフロントパイプ間にスカートガードを、レッグパイプ間にレッグレストを、 シートパイプ間にシートを夫々張設した車椅子において、スカートガードをメッ シュ材質で構成した車椅子を提供するものである。
【０００６】
【考案の実施の形態】
即ち、スカートガードは車椅子構造に占める割合がこれをメッシュ材質で構成 することにより車椅子の軽量化を図ることができる。
【０００７】 また、スカートガードは操縦者の側面をガードするに過ぎないため、これをメ ッシュ材質にしても安全上問題なく、しかもメッシュ材質とすることにより、シ ート部の通気性が高まり、快適な乗り心地が保証される。
【０００８】 なお、スカートガードよりも車椅子構造に占める割合は小さいが、レッグレス トについても同様な理由によりメッシュ材質で構成することにより、更に車椅子 を軽量化できる。
【０００９】
【実施例】
以下、この考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明すると、図２はこの考案 に係る車椅子であって、1，1はバックパイプ、2，2はフロントパイプ、3，3はレ ッグパイプ、4，4はシートパイプ、5，5は大車輪、6，6はフットレスト、7，7は キャスターである。
【００１０】 バックパイプ1，1間には布製のバックレスト８が張設され、シートパイプ4， 4間には布製のシート９が張設され、一方フロントパイプ２とバックパイプ１と の間には夫々メッシュ製のスカートガード10が張設され、レッグパイプ4，4間に はメッシュ製のレッグレスト11が張設される。
【００１１】 この考案は以上のように構成されるが、スカートガード10及びレッグレスト1 1が布製よりも軽量なメッシュ製で構成するため、車椅子の軽量化を図ることが できる。
【００１２】 また、スカートガード10及びレッグレスト11がメッシュ材質で構成されている ため、シート部の通気性が向上し、車椅子における乗り心地が快適となる。
【００１３】
【考案の効果】
以上要するに、この考案によれば構造上、安全上に支障を来すことなく、車椅 子の軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 従来の車椅子の斜視図
【図２】 この考案の一実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1はバックパイプ 2はフロントパイプ 3はレッグパイプ 4はシートパイプ 5は大車輪 6はフットレスト 7はキャスター 8は布製のバックレスト 9は布製のシート 10はメッシュ製のスカートガード 11はメッシュ製のレッグレスト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 一対のバックパイプ、フロントパイプ、
    レッグパイプ、シートパイプを有し、バックパイプ間に
    はバックレストを、バックパイプとフロントパイプ間に
    スカートガードを、レッグパイプ間にレッグレストを、
    シートパイプ間にシートを夫々張設した車椅子におい
    て、スカートガードをメッシュ材質で構成したこと特徴
    とする車椅子。
  2. 【請求項2】 レッグレストをメッシュ材質で構成した
    請求項1記載の車椅子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005087303A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Kawashima Textile Manuf Ltd 弾性車椅子

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