JP2954473B2 - 車輌用シート - Google Patents
車輌用シートInfo
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- JP2954473B2 JP2954473B2 JP6007513A JP751394A JP2954473B2 JP 2954473 B2 JP2954473 B2 JP 2954473B2 JP 6007513 A JP6007513 A JP 6007513A JP 751394 A JP751394 A JP 751394A JP 2954473 B2 JP2954473 B2 JP 2954473B2
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- seat
- infant
- armrest
- cushion body
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Description
利用して必要時にのみ簡単な操作でアームレストを得る
ことができるうえに、幼児の体型に対応した座面高さの
幼児用シートクッションを得ることができる車輌用シー
トに関するものである。
させるには特別なチャイルドシートをシート上にシート
ベルト等を介して装着し、これに幼児を着座させるのが
普通であるが、チャイルドシートの着脱操作が面倒であ
るとともに装着後は幼児以外の人が座ることができず邪
魔になるという問題点があり、また、チャイルドシート
を準備していない時には幼児を安全に着座させることが
できないという問題点があった。
6836号公報や実開昭63−80227号公報等にあ
るように、シートクッションやシートバック等の一部を
利用して簡単な操作で必要時にのみ幼児用シートクッシ
ョンを得ることができる車輌用シートが種々提案されて
いる。ところが、この種車輌用シートにおいては、通常
使用時における座面状態がクッション体を2枚重ねした
構造となっているために乗り心地が損なわれるという問
題点があった。
従来の問題点を解決して、必要時に簡単な操作によって
即座に通常のシートから幼児用シートクッションに切り
換えることができるとともに、通常使用時においても快
適な乗り心地を確保することができ、また、必要に応じ
てアームレストとして選択使用することもできる構造が
簡単で低コストで生産することができる車輌用シートを
提供することを目的として完成されたものである。
めになされた本発明の車輌用シートは、シートバックの
表面に背当部を挟んで一対のアームレスト嵌合用の凹部
を設け、各凹部にはその下部に基部が枢着されて前方へ
引き倒し可能な下側クッション体と、該下側クッション
体に重ねられた状態と下側クッション体から内側に張出
された状態の2態様に変換可能な上側クッション体とよ
りなるアームレストを収納したことを特徴とするもので
ある。
シートバックのアームレスト嵌合用の凹部内にアームレ
ストが収納されていて通常の車輌用シートと同様の外観
を呈し、また、必要に応じて一方のアームレストを引き
出して使用に供され一般成人用シートとして使用される
ものであるが、乳幼児を乗せる場合にはシートバックか
ら両アームレストを引き倒したうえ、更に各アームレス
トの上側クッション体を内側すなわち着座部側へ180
度折り畳んで両サイド部を密着対面させれば、着座部上
に座面高さが幼児に適した幼児用シートクッションを容
易に形成することができるものである。
シートバックとからなる自動車用後部シートに応用した
場合の実施例について詳細に説明する。1 はシートクッ
ション、2 はシートバックであり、前記シートバック2
の表面にはシートクッション1の着座部1aの上部の背
当部3を挟んで一対のアームレスト嵌合用の凹部4、4
が形成されていて各凹部4内にはシートクッション側へ
引き倒し可能なアームレスト5が収納されている。この
アームレスト5は、図2および図3に示されるように、
各凹部4の下部に基部が枢着されて前方へ引き倒し可能
な下側クッション体5aと、該下側クッション体5aに
重ねられた状態と下側クッション体5aから内側に張出
された状態の2態様に変換可能な上側クッション体5b
とよりなり、凹部4内に収納されたときとアームレスト
として利用されるときは上側クッション体5bが下側ク
ッション体5aに重ねられた状態としておくが、上側ク
ッション体5bは下側クッション体5aの内側すなわち
着座部1a側の一辺部分を蝶番の如く表皮材で連結され
たものであるので上側クッション体5bを着座部側へ1
80度折り畳んで両サイド部を密着対面させることによ
って着座部1a上に座面高さ調整のための幼児用シート
クッションを形成可能なものとなっている。
ートベルト、8は前記アームレスト嵌合用の凹部4内に
収納されている幼児用シートベルト8である。一方、着
座部1aには前記幼児用シートベルト8を連結するセン
ターバックル体9が収納されていてこのセンターバック
ル体9は、図4に示されるように、背面側にパッド体9
aが貼着されており、未使用時には着座部1aの所定位
置にパッド体9aを表面側にして収納され、シートのク
ッション性を確保できるものとなっている。
時に引出し可能なクロッチベルトであり、5cは後述す
るように幼児用シートベルト8を使用する際にセンター
バックル体9を幼児用シートクッションの上方部へ引き
出すためのスリットである。更に、前記の幼児用シート
ベルト8には図5に示されるように、着座する幼児の体
型に応じて引出し位置を調整できるように高さ調整機構
10が装備されていて上下方向のスリット11の範囲で
高さ調整自在となっている。
に示されるように、シートバック2のアームレスト嵌合
用の凹部4内にアームレスト5が収納されていて通常の
車輌用シートと同様の外観を呈し、また、必要に応じ肘
掛け用としてアームレスト5を前方に引き倒し一般成人
用シートとして使用されるものであるが、この場合、着
座部1aは標準シートと同様の構造であり優れた乗り心
地を得ることができることとなる。一方、乳幼児を乗せ
る場合には、図6に示されるようにシートバック2の背
当部3を挟む位置にある凹部4、4内より2つアームレ
スト5、5を引き倒したうえ、更に各アームレスト5の
上側クッション体5bをそれぞれ着座部1a側へ180
度折り畳んで両サイド部を密着対面させれば、着座部1
a上に座面高さ調整用の幼児用シートクッションを容易
に形成することができることとなる。そして、それぞれ
のアームレスト嵌合用の凹部4内に収納された幼児用シ
ートベルト8および着座部1aに収納されたセンターバ
ックル体9を引き出して連結することにより、幼児をし
っかりと安全に固定できることとなる。この場合、セン
ターバックル体9はクッション体5aのスリット5cを
通して容易に上方部へ引出すことができる。
い場合には、図7に示されるようにアームレスト5の上
側クッション体5bを折り畳まずにシートクッション1
の着座面1aを利用したうえ幼児用シートベルト8によ
って固定すればよい。また、幼児の体格が更に大きくて
幼児用シートベルト8が使用できない場合には、図8に
示されるように幼児用シートクッションの状態としたう
え、大人用のシートベルト7を使用すれば楽に幼児を固
定することができる。
明はシートバックの一部を利用して必要時にのみ簡単な
操作でアームレストを得ることができるうえに、幼児の
体型に対応した座面高さの幼児用シートクッションを得
ることができるとともに、通常使用時においても快適な
乗り心地を確保することができ、また、構造が簡単なた
め低コストで生産することができるものである。よって
本発明は従来の問題点を一掃した車輌用シートとして、
産業の発展に寄与するところは極めて大である。
る。
てた状態を示す斜視図である。
図ある。
用している状態を示す斜視図である。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 シートバック(2) の表面に背当部(3) を
挟んで一対のアームレスト嵌合用の凹部(4) 、(4) を設
け、各凹部(4) にはその下部に基部が枢着されて前方へ
引き倒し可能な下側クッション体(5a)と、該下側クッシ
ョン体(5a)に重ねられた状態と下側クッション体(5a)か
ら内側に張出された状態の2態様に変換可能な上側クッ
ション体(5b)とよりなるアームレスト(5) を収納したこ
とを特徴とする車輌用シート。 - 【請求項2】 アームレスト嵌合用の凹部(4) 内に幼児
用シートベルト(8)が収納され、シートクッション(1)
の着座部(1a)には幼児用シートベルト(8) を連結するセ
ンターバックル体(9) が収納されている請求項1に記載
の車輌用シート。 - 【請求項3】 幼児用シートベルト(8) に高さ調整機構
(10)が装備されている請求項1または請求項2に記載の
車輌用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6007513A JP2954473B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 車輌用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6007513A JP2954473B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 車輌用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07215110A JPH07215110A (ja) | 1995-08-15 |
JP2954473B2 true JP2954473B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=11667866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6007513A Expired - Fee Related JP2954473B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 車輌用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2954473B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007047651B3 (de) * | 2007-10-05 | 2009-02-12 | Lufthansa Technik Ag | Sitz für ein Verkehrsmittel |
-
1994
- 1994-01-27 JP JP6007513A patent/JP2954473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07215110A (ja) | 1995-08-15 |
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