JP2004225892A - 高剪断ボール型逆止弁装置、それを用いた溶融液体インクフロー制御アセンブリおよびそれを用いた相変化インクイメージ生成機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】効率的であって迅速に応答し、液体インクイメージ生成機器内の液体インクフロー制御に適した逆止弁装置が必要とされている。
【解決手段】高剪断ボール型逆止弁装置500は、弁室512の形状を定める弁ハウジング510を含む。弁室512は、所望の断面寸法と、入口端と、出口端とを有する。高剪断ボール型逆止弁装置はさらに、弁ハウジングに接続される入口部材530を含ボール受けおよびシーリング部534は、所望の第1のジュロメータ硬度値を有し、所望の直径を有し弁室512内に可動状態で配置される弁ボールと、弁室の出口端に位置する出口開口部とを含む。出口開口部540は、矩形形状であり、弁ボールに比較的高い剪断応力を生ぜしめる逆方向の流体フローパターンを生じさせるために、弁ボールの直径より若干大きい寸法を有している。
【選択図】図1
【解決手段】高剪断ボール型逆止弁装置500は、弁室512の形状を定める弁ハウジング510を含む。弁室512は、所望の断面寸法と、入口端と、出口端とを有する。高剪断ボール型逆止弁装置はさらに、弁ハウジングに接続される入口部材530を含ボール受けおよびシーリング部534は、所望の第1のジュロメータ硬度値を有し、所望の直径を有し弁室512内に可動状態で配置される弁ボールと、弁室の出口端に位置する出口開口部とを含む。出口開口部540は、矩形形状であり、弁ボールに比較的高い剪断応力を生ぜしめる逆方向の流体フローパターンを生じさせるために、弁ボールの直径より若干大きい寸法を有している。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般的に弁装置に関し、特に高剪断ボール型逆止弁装置およびそれを含む溶融液体インクフロー制御アセンブリおよび相変化液体インクイメージ生成機器に関する。
フローラインにおいて流体の逆流を防止する、ボールタイプの逆止弁装置などの従来技術の弁装置は周知である。従来技術の弁装置における典型的な問題の1つは、それらの弁装置が通常は高圧の用途のために設計されており、フラッパまたはボールシーリング部材に重力またはスプリングリターン装置が設けられていることである。そのため、低圧フロー状態での変化には迅速かつ正確に応答しないうえ、そのような状態では良好なシーリングが実現できないので、極低圧作動の用途ではよい機能を発揮しない。フロー制御またはフロー状態の変化に迅速かつ正確に応答できないことは、従来技術の弁装置を、たとえば相変化インクイメージ生成機器などのインクイメージ生成機器における液体インクフローの制御に用いることが受け入れられないものとしてしまう。
通常、相変化インクイメージ生成機器またはプリンタで用いる相変化インクは、常温では固体であるが、より高い機器/プリンタ動作温度では、溶融または溶解した液相として存在する(そして、液滴または噴流として吐出できる)。そのような高い動作温度にて、溶融または液体の相変化インクの液滴または噴流は、プリンタのプリントヘッド装置から印刷媒体上に吐出される。その吐出は、最終的なイメージ受容基体に直接に行ってもよいし、あるいは間接的に、イメージング部材上に実施した後、最終イメージ受容媒体へ転写することもできる。いずれの場合も、インク液滴が印刷媒体の表面に接触したとき、それらは迅速に凝固して所定パターンの凝固インク滴の形態でイメージを形成する。かかる溶融インクは、通常、溶融ステーションとプリントヘッド装置との間で、たとえば逆止弁などを含むデバイスを用いて正確に移送および制御される必要がある。
相変化インクイメージ生成機器またはプリンタ、およびそれを用いてイメージ受容シート上にイメージを生成する工程の一例が、1992年12月13日にティタリントンらに発行された特許文献1に開示されている。その開示によれば、相変化インク印刷工程は、固体状の相変化インクを溶融し溶融液体の相変化インクを得るように固体状の相変化インクの温度を上昇させるステップを含む。さらに、液状の相変化インクの液滴をイメージング表面上に、インクジェットプリントヘッドなどの装置を用いてパターン状に塗布するステップを含む。該工程は続いて、イメージング表面上の相変化インク液滴を凝固させるステップ、イメージ受容基体に転写し、相変化インクをその基体に定着させるステップを含む。
従来、相変化インクの固体形状は、「スティック」、「ブロック」、「バー」、または「ペレット」であり、たとえば、特許文献2(矩形ブロック、円筒ブロック)、特許文献3(円筒ブロック)、特許文献4(六角バー)、および特許文献5(段付き構造を有するテーパブロック)に開示されるとおりである。固体形状のさらなる例は、2002年2月19日に発行された非特許文献1などの意匠特許にも開示されている。使用時には、「スティック」、「ブロック」、「バー」、または「ペレット」の各固まり形状物は、加熱された溶融装置に投入される。溶融装置は、「スティック」、「ブロック」、「バー」、または「ペレット」を、溶融または相変化させて、上述の印刷のためのプリントヘッドのリザーバ(貯液部)内に直接供給する。
従来、相変化インクイメージ生成機器またはプリンタ(特にカラーイメージを生成するもの)は、スループットが低いと考えられており、典型的には1分当たりプリント30枚未満のレート(PPM;prints per minute)にてイメージを生成する。「スティック」、「ブロック」、「バー」、または「ペレット」形状の固体相変化インクを用いる各相変化インクイメージ生成機器またはプリンタのスループットレート(PPM)は、それらの「スティック」、「ブロック」、「バー」、または「ペレット」形状を、どれだけ早く液体に溶融できるかに直接に依存する。生成されるイメージの画質は、その溶融速度と、相変化インク液の制御に使用されるフロー制御逆止弁などのサブシステムおよびデバイスに依存する。
したがって、効率的かつ迅速に応答し、液体インクイメージ生成機器内の液体インクフロー制御に適する逆止弁装置が必要とされている。
本発明は、液体インクイメージ生成機器において液体インクのフローを迅速かつ正確に制御するのに適した、高剪断ボール型逆止弁装置を提供する。高剪断ボール型逆止弁装置は、弁室の形状を定める弁ハウジングを含む。弁室は、所望の断面寸法と、入口端と、出口端とを有する。高剪断ボール型逆止弁装置はさらに、弁ハウジングに接続する入口部材と、入口開口部と、入口開口部を囲むボール受けおよびシーリング部とを含む。ボール受けおよびシーリング部は、所望の第1のジュロメータ硬度値を有する。高剪断ボール型逆止弁装置はまた、所望の直径を有し弁室内に可動状態で配置される弁ボールと、弁室の出口端に位置する出口開口部とを含む。出口開口部は、矩形形状を有し、弁ボール上に比較的高い剪断応力を生ぜしめる逆方向のフローパターンを生じさせるため、弁ボールの直径より若干大きい寸法を有している。その比較的高い剪断応力は、弁ボールを迅速に出口開口部から遠ざけてボール受けおよびシーリング部に押しつけ、入口開口部を遮断する。
また、本発明に係る溶融液体インクフロー制御アセンブリは、溶融液体インクのフローを制御する溶融液体インクフロー制御アセンブリであって、(a)第1の分量の溶融液体インクを保管する第1の保管リザーバと、(b)前記第1の保管リザーバに接続し、第2の分量の溶融液体インクを保管する第2の保管リザーバと、(c)前記第1の保管リザーバから前記第2の保管リザーバ内へ至りそこを通過する前記溶融液体インクのフローを制御するフロー制御手段であって、前記第2の保管リザーバに加圧する背圧加圧手段と、前記第1の保管リザーバおよび前記第2の保管リザーバの間に設けられる高剪断ボール型逆止弁装置とを含むフロー制御手段とを備える。
また、本発明に係る相変化インクイメージ生成機器は、(a)前記イメージ生成機器の全てのサブシステムおよび構成品の動作を制御する制御サブシステムと、(b)イメージング表面を含む可動イメージング部材と、(c)前記制御サブシステムに接続され、溶融液体相変化インクの液滴を前記イメージング表面上へ吐出してイメージを形成するプリントヘッドシステムと、(d)相変化インクの固相片を加熱および溶融して溶融液体インクを生成する溶融器アセンブリと、(e)前記溶融液体インクのフローを制御する溶融液体インクフロー制御アセンブリとを有し、溶融液体インクフロー制御アセンブリは、高剪断ボール型逆止弁装置を含む。
上記のように、本発明に係る高剪断ボール型逆止弁装置によれば、弁室の出口開口部は、矩形形状を有し、弁ボール上に比較的高い剪断応力を生ぜしめる逆方向のフローパターンを生じさせるため、弁ボールの直径より若干大きい寸法を有している。その比較的高い剪断応力は、弁ボールを迅速に出口開口部から遠ざけてボール受けおよびシーリング部に押しつけ、弁室の入口開口部を遮断する。かかる逆方向の流体フローパターンにより、前記弁ボールを弁開放位置から弁遮断位置まで迅速に移動させ、迅速かつ正確な溶融液体インクフロー制御を可能にする。
以下の本発明の詳細な説明において、添付の図を参照する。図1〜図4および図6〜図7に、本発明の高剪断ボール型逆止弁装置500およびフロー制御アセンブリ400を詳細に示す。図示のとおり、フロー制御アセンブリ400は、低圧リザーバ404と高圧リザーバ414との間に位置する高剪断ボール型逆止弁装置500と、高圧リザーバ414内に逆流圧を生成する背圧加圧手段460とを含む。高剪断ボール型逆止弁装置500は、溶融液体相変化インク(溶融液体インク)を、低圧リザーバ404から高圧リザーバ414およびそれより後段へ一方向のみに流しつつ、低圧リザーバ404への逆流を防止するよう機能する。
概要を説明すると、高剪断ボール型逆止弁装置500は、弁室512の形状を定める弁ハウジング510を含む。弁室512は、所望の寸法の断面512Aと、入口開口部532を含む入口端と、出口開口部540を含む出口端とを有する。高剪断ボール型逆止弁装置500はさらに、弁ハウジング510に接続される入口部材530を含み、入口開口部532と、ボール受けおよびシーリング部534と、入口開口部532を囲むボール受座兼シール536とを有する。ボール受けおよびシーリング部534は、所望の第1の低いジュロメータ(durometer:一定の圧力で試験片に侵入する針の深さで計る硬度計)硬度値を有する。高剪断ボール型逆止弁装置500はまた、弁室512内に可動状態で配置される弁ボール520を含む。出口開口部540は、流体が開口部のコーナー部を通って弁ボール520の周囲を通過できるような矩形形状、たとえば正方形形状などを有し、それにより弁ボール520に比較的高い剪断応力がかかる。逆止弁を遮断するための高圧側または高圧源が作動されるときは、上記と同様だが逆方向の流体フローパターンが生じ、弁ボール520に比較的高い剪断応力が印加され、それにより弁ボール520は、迅速に出口開口部540から遠ざけられてボール受座兼シール536に押しつけられ、入口開口部532を遮断する。
詳細には、高剪断ボール型逆止弁装置500は、弁ハウジング510と、高ジュロメータ値を有するフルオロカーボンから成る弁ボール520と、低ジュロメータ値を有するシリコンから成る供給チューブの入口部材530の入口開口部532とを含む。供給チューブの入口部材530を通じて、溶融液体インクは(低圧リザーバ404から)弁ハウジング510内へ流れる。
弁ボール520は、低圧で作動可能なように比較的軽量であり、弁ハウジング510内かつボール受座兼シール536の下流において溶融液体インク中で自由に浮遊できる程度に、溶融液体インクより比較的低い密度を有する。弁ボール520はたとえば、第2の比較的高いジュロメータ硬度値を有するフルオロエラストマで製作される。弁ボール520はまた、入口開口部532より若干大きい直径を有する。
入口部材530の供給チューブの入口開口部532は、高ジュロメータ値を有し研削されたフルオロカーボンの弁ボール520のための、ボール受座兼シール536として機能する。弁本体または弁ハウジング510は、矩形の断面512Aで正方形の流体出口開口部540を有し、溶融液体インクの流れに影響を及ぼして、コーナー部のフローパターン518によって弁ボール520上に高い圧力勾配を生じさせる。弁ボール520上の高い圧力勾配は、弁ハウジング内のボール受座兼シール536に弁ボール520を戻すためのリターンスプリングを設ける必要をなくす。漏れを防止し、低圧下でのシーリング条件を確かなものとするために、ボール受座兼シール536は、入口開口部532の内径側に、シャープかつ滑らかに切削された縁部を有する。入口部材530は、液体による濡れや高い動作温度によって膨張しない材料で製作される。ボール受座兼シール536は、約27,578Pa(=4psi)(背圧加圧手段460からの背圧)から約0Pa(低下方向で)の低圧範囲で機能するよう設計される。それにより、高剪断ボール型逆止弁装置500は順方向のフローにおいて、下流の容器および上流の容器内の液体高さが水平または同じになるように機能し続けることができる。
インクイメージ生成機器10において、プリントヘッドアセンブリ32,34(図4)から特定の色のためのインク補充が要求される際には、ソレノイド弁462(図7)および背圧加圧手段460のエアポンプ464が、導管466を通じて約27,578〜34,473Pa(=4〜5psi)の気圧を供給するよう作動される。この気圧は、当該特定色のインクを収容する高圧リザーバ414の個別セグメント414A,414B,414C,または414Dに供給される。その約27,578〜34,473Pa(=4〜5psi)の気圧は、高剪断ボール型逆止弁装置500の矩形(正方形)の出口開口部540内へ初期の逆方向のフローのために、セグメント内の溶融液体インクを下方に押し進める。同時にそのインクを、当該特定の1つの排出開口部419A,419B,419C,419D(それぞれ各CYMKのカラーインク用)(図6)の中に押し進め、それを通して、フィルタアセンブリ420の当該特定のフィルタセグメント(図示せず)内に押し進める。
そのような初期の逆方向のフローの間、高剪断ボール型逆止弁装置500の普通の正方形の出口開口部540は、矩形のフローパターン518を生成し、直ちに、ストップキャップ524から後退方向への速度を発生させつつ、4つの全コーナー上で対称的に弁ボール520を吸い込む。設計によって、ストップキャップ524またはその周辺からボール受座兼シール536までの弁ボール520の移動距離「x」は比較的短く作られ、2mmまたはそれ以下である。したがって、弁ボール520において比較的かつ有意に高い剪断速度(=速度/距離)が発生し、弁ボール520は、シリコンラバーから成るボール受座兼シール536に接触する弁遮断位置P2(図3)まで迅速に押し戻され、その結果、ボールによるシーリングが実現する。弁ボール520上に生じた圧力勾配は、ボール質量を克服するのに十分であり、また、ボール受座兼シール536に対する遮断力またはシーリング力は、1097mN(=112グラム重)であった。
このようなボールの受けとめおよびシーリングは、低圧リザーバ404からの順方向フロー、および高圧リザーバ414からの弁ハウジング510への逆方向フローの両方を、迅速かつ直ちに遮断する。しかしながら同時に、「ボールシール」によって、この高い圧力の全てが、高圧リザーバ414からフィルタアセンブリへの、溶融液体インクの順方向かつ正確なフローにふり向けられる。それによりインクは、フィルタアセンブリ420を通過してプリントヘッドシステム30へ押し進められる。比較的高い剪断速度が生じるため、27,578〜34,473Pa(=4〜5psi)の供給圧力は、約10マイクロ秒未満で、10mg未満のインク逆流を伴って、弁ボール520に遮断をなさしめ、またはボールシールを形成させる。
弁開放位置P1(図2)において、低圧リザーバ404から弁ハウジング510を通過する最少インク流量は、約80ml/秒である。それは、249Pa(=1インチ水圧)における約200ロームのオリフィス絞りに相当する。ここでローム(Lohm)とは流れの抵抗を示す値で、Lohm=100/「流れ」、で表され、1ロームは、26.7℃(=80°F)、172,367Pa(=25psi)の水を0.3785m3(=100ガロン)流すときの流れの抵抗である。上記のような流れは、低圧および高圧リザーバの間の液体インクの高さを水平にするためのリフレッシュ時間を5秒とするのに適している。
入口部材530はたとえば、ショアA値約40の比較的低いジュロメータ硬度値を有するソフトシリコンラバーチューブを用いることができる。弁室512内に位置し入口開口部532を有するシリコンラバーチューブである入口部材530の排出端が、弁ボール520のためのボール受座兼シール536を形成する。したがってボール受けおよびシーリング部534の端部は、弁ボール520が弁遮断位置P2ある時に弁ボール520と接触して良好な低圧シールを形成するために、滑らかに切削されていなければならない。
弁ボール520は、ソフトシリコンラバーチューブの入口部材530の値より大きいショアA値約85という、望ましい第2のジュロメータ硬度値を有するフルオロエラストマ(VITON;デュポン社の商標)などのフルオロカーボン材料で製作される。弁室512の矩形(すなわち正方形)の断面512Aは、溶融液体インクが弁ボール520の周囲および正方形の穴または弁室512のコーナー部を通して流れるコーナーフローパターンを形成するのに適する。
弁ボール520の直径522(たとえば5.54mm=0.218インチ)は、正方形の弁室512の断面512A(たとえば5.84mm=0.230インチ)より若干小さく作られる。それにより、約0.3mm(=0.006インチ)の極めて狭いフロー経路のみが、弁ボール520の両側(たとえば上下)に許される。したがって初期の逆方向フローの間、狭い各フロー経路(たとえばボールの上側)は、弁ボール520上に大きな圧力勾配および剪断応力をそれぞれ発生させる。これは、弁ボール520をストップキャップ524(高圧リザーバの背板に取り付けられている)から弁遮断位置までボール受座兼シール536に向かって押しやる。
低圧リザーバ404からの入口側において、弁ハウジング510の低圧側における入口開口部532の直径は、約3mmである。低圧リザーバ404内の液体インクの高さは、弁ボール520を弁遮断位置P2(ボール受座兼シール536に押しつけられた位置)から移動させるための約373Pa(=1.5インチ水圧)を生じさせるのに十分な高さである。それによりインクは、弁ハウジング510の正方形断面512Aのコーナー周辺を流れることができる。弁ボール520の直径は約5.5mmであり、弁室512の高さDcおよび幅Dcはそれぞれ、弁ボール520の直径522より若干大きいので、200ローム未満のロームレベルの流れ抵抗に対して有意に大きいコーナー形状となっている。
高圧の出口側において、上述のとおり、背圧加圧手段460を作動させることが必要である。その手段が作動され、たとえば27,578(=4psi)が印加されると、弁ハウジング510の矩形コーナー部において弁ボール520周囲に高剪断フローが生成される。圧力勾配(正方形の出口開口部540からであって矩形の弁ハウジング510内において)は、印加される圧力(27,578Pa=4psi)の約90%が弁ボール520上にかかるような状態である。それにより比較的高い剪断速度が発生し、迅速に弁ボール520を、弁開放位置P1(ストップキャップ524に押しつけられる位置)から、ソフトシリコンラバーのボール受座兼シール536に押しつけられる弁遮断位置P2まで押し戻す。
図4に、本発明に係る実施の形態の高速相変化インクイメージ生成機器またはプリンタ10などのイメージ生成機器を示す。図示のとおりインクイメージ生成機器10は、以下に説明するところの機器の作動サブシステムや構成品が全て直接的または間接的に搭載されるフレーム11を含む。まず、高速相変化インクイメージ生成機器またはプリンタ10は、ドラムの形で示されるイメージング部材12を含む。支持されたエンドレスベルトの形であっても同等に用いることができる。イメージング部材12は、方向16に移動可能なイメージング表面14を有し、その表面上に相変化インクイメージが形成される。
高速相変化インクイメージ生成機器またはプリンタ10はさらに、固体状のカラー相変化インクを供給する少なくとも1色の供給源22を有する相変化インク供給サブシステム20を含む。相変化インクイメージ生成機器またはプリンタ10は、多色イメージ生成機器であるので、インク供給サブシステム20は、相変化インクの4つの異なる色CYMK(シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック)に相当する4つの供給源22,24,26,28を含む。相変化インク供給サブシステム20はさらに、固体状の相変化インクを液状に溶融または相変化させて、その液状インクを、少なくとも1つのプリントヘッドアセンブリ32を含むプリントヘッドシステム30に供給する、溶融および制御装置(図5)を含む。相変化インクイメージ生成機器またはプリンタ10は、高速、すなわち高スループットの多色イメージ生成機器であるので、プリントヘッドシステム30は図示のとおり、4つの別個のプリントヘッドアセンブリ32,34,36,38を含む。
さらに示すとおり、高速相変化インクイメージ生成機器またはプリンタ10は、基体供給および取扱システム40を含む。基体供給および取扱システム40はたとえば、基体供給源42,44,46,48を含む。たとえば、供給源48は裁断済みシートの形態などのイメージ受容基体を保管および供給する、大容量の用紙供給器またはフィーダである。いずれの場合も、基体供給および取扱システム40は、基体プレヒータ52と、基体とイメージ用ヒータ54と、溶着デバイス60とを有する基体取扱および処理システム50を含む。図示されるように、高速相変化インクイメージ生成機器またはプリンタ10はさらに、原稿保持トレイ72を含む原稿フィーダ70、原稿シートフィードおよび回収デバイス74、原稿露光および走査システム76を備えることもできる。
機器またはプリンタ10の様々なサブシステム、構成品、および機能の動作ならびに制御は、コントローラまたは電子サブシステム(ESS)80を用いて行われる。ESSまたはコントローラ80はたとえば、中央処理装置(CPU)82、電子記憶部84、および表示器またはユーザインタフェース(UI)86を含む自己完結型の専用ミニコンピュータである。ESSまたはコントローラ80はたとえば、センサ入力および制御手段88や、画素配置および制御手段89を含む。さらにCPU82は、走査システム76か、あるいはオンラインまたはワークステーション接続部90などのイメージ入力源と、プリントヘッドアセンブリ32,34,36,38との間のイメージデータフローを読取り、読込み、処理し、管理する。このように、ESSまたはコントローラ80は、機器の印刷動作を含む他の全ての機器サブシステムおよび機能の動作および制御のためのマルチタスクメインプロセッサである。
動作時には、生成すべきイメージに関するイメージデータが、走査システム76から、あるいはオンラインまたはワークステーション接続部90を通じて、コントローラ80に送られ、プリントヘッドアセンブリ32,34,36,38に出力される。さらに、コントローラ80は、たとえばユーザインタフェース86からの操作者による入力からの、関連するサブシステムおよび構成品の制御を決定あるいは受信の少なくとも1つを行い、それらの制御を実行する。その結果、適切な色の固体相変化インクが溶融され、プリントヘッドアセンブリ32,34,36,38に供給される。また、イメージング表面14に関する画素配置制御が実行され、各イメージデータに対応した所望のイメージが形成される。さらに受容基体が、供給源42,44,46,48のいずれかから供給され、基体取扱および処理システム50の手段によって、イメージング表面14上でのイメージ形成とタイミングおよび位置を合わせて処理される。最終的にイメージは、転写ニップ92においてイメージング表面14上から受容基体上へ転写された後、溶着デバイス60で溶着される。
上述のとおり、高剪断ボール型逆止弁装置が提供され、これは液体インクイメージ生成機器において液体インクのフローを迅速かつ正確に制御するのに適している。高剪断ボール型逆止弁装置は、弁室の形状を定める弁ハウジングを含む。弁室は、所望の断面と、入口端と、出口端とを有する。高剪断ボール型逆止弁装置はさらに、弁ハウジングに接続される入口部材を含み、これは入口開口部と、入口開口部を囲むボール受けおよびシーリング部とを有する。ボール受けおよびシーリング部は、所望の第1のジュロメータ硬度値を有する。高剪断ボール型逆止弁装置はまた、所望の直径を有し弁室内に可動状態で配置される弁ボールと、弁室の出口端に位置する出口開口部とを含む。出口開口部は、矩形形状であり、弁ボールに比較的高い剪断応力を生ぜしめる逆方向の流体フローパターンを生じさせるために、弁ボールの直径より若干大きい寸法を有している。その比較的高い剪断応力は、それにより弁ボールを迅速に出口開口部から遠ざけてボール受けおよびシーリング部に押しつけ、入口開口部を遮断する。
10 インクイメージ生成機器またはプリンタ、12 イメージング部材、20 インク供給サブシステム、30 プリントヘッドシステム、40 基体供給および取扱システム、50 基体取扱および処理システム、80 コントローラ、400 フロー制御アセンブリ、404 低圧リザーバ、414 高圧リザーバ、460 背圧加圧手段、500 高剪断ボール型逆止弁装置、510 弁ハウジング、512 弁室、512A 断面寸法、518 コーナー部のフローパターン、520 弁ボール、530 入口部材、532 入口開口部、534 ボール受けおよびシーリング部、536 ボール受座兼シール、540 出口開口部。
Claims (3)
- 高剪断ボール型逆止弁装置であって、
(a)所望の断面寸法と、入口端と、出口端とを有する弁室の形状を定める弁ハウジングと、
(b)前記弁ハウジングに接続し、入口開口部と、前記入口開口部を囲み第1の所望のジュロメータ硬度値を有するボール受けおよびシーリング部とを含む入口部材と、
(c)所望の直径を有し前記弁室内に可動状態で配置される弁ボールと、
(d)前記弁室の前記出口端に位置する出口開口部であって、矩形形状を有し、前記弁ボール上に比較的高い剪断応力を有する逆方向の流体フローパターンを生じさせるために前記弁ボールの前記直径より若干大きい寸法を有する出口開口部と、
を備え、前記逆方向の流体フローパターンにより前記弁ボールを迅速に前記出口開口部から遠ざけ前記ボール受けおよびシーリング部に押しつけて前記入口開口部を遮断することを特徴とする高剪断ボール型逆止弁装置。 - 溶融液体インクのフローを制御する溶融液体インクフロー制御アセンブリであって、
(a)第1の分量の溶融液体インクを保管する第1の保管リザーバと、
(b)前記第1の保管リザーバに接続し、第2の分量の溶融液体インクを保管する第2の保管リザーバと、
(c)前記第1の保管リザーバから前記第2の保管リザーバ内へ至りそこを通過する前記溶融液体インクのフローを制御するフロー制御手段であって、前記第2の保管リザーバに加圧する背圧加圧手段と、前記第1の保管リザーバおよび前記第2の保管リザーバの間に設けられる高剪断ボール型逆止弁装置とを含むフロー制御手段と、
を有し、
前記高剪断ボール型逆止弁装置は、
弁ハウジングと、
前記弁ハウジング内に設けられる弁ボールと、
前記弁ボール上に比較的高い剪断応力を生ぜしめる逆方向の流体フローパターンを生じさせるための矩形形状を有する出口開口部と、
を備え、前記逆方向の流体フローパターンにより前記弁ボールを弁開放位置から弁遮断位置まで迅速に移動させ、迅速かつ正確な液体インクフロー制御を可能にすることを特徴とする溶融液体インクフロー制御アセンブリ。 - 相変化インクイメージ生成機器であって、
(a)前記イメージ生成機器の全てのサブシステムおよび構成品の動作を制御する制御サブシステムと、
(b)イメージング表面を含む可動イメージング部材と、
(c)前記制御サブシステムに接続され、溶融液体相変化インクの液滴を前記イメージング表面上へ吐出してイメージを形成するプリントヘッドシステムと、
(d)相変化インクの固相片を加熱および溶融して溶融液体インクを生成する溶融器アセンブリと、
(e)前記溶融液体インクのフローを制御する溶融液体インクフロー制御アセンブリと、を有し、
前記溶融液体インクフロー制御アセンブリは、
(i)第1の分量の前記溶融液体インクを保管する第1の保管リザーバと、
(ii)前記第1の保管リザーバに接続し、第2の分量の前記溶融液体インクを保管する第2の保管リザーバと、
(iii)前記第1の保管リザーバから前記第2の保管リザーバ内へ至りそこを通過する前記溶融液体インクのフローを制御するフロー制御手段であって、前記第2の保管リザーバに加圧する背圧加圧手段と、前記第1の保管リザーバおよび前記第2の保管リザーバの間に設けられる高剪断ボール型逆止弁装置とを含むフロー制御手段と、
を有し、
前記高剪断ボール型逆止弁装置は、
弁ハウジングと、
前記弁ハウジング内に設けられる弁ボールと、
前記弁ボールに比較的高い剪断応力を生ぜしめる逆方向の流体フローパターンを生じさせるための矩形形状を有する出口開口部と、
を備え、前記逆方向の流体フローパターンにより、前記弁ボールを弁開放位置から弁遮断位置まで迅速に移動させ、迅速かつ正確な液体インクフロー制御を可能にすることを特徴とする相変化インクイメージ生成機器。
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