JP2004225172A - 織段防止機能付き織機 - Google Patents

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弘久 北村
Mutsuo Fujitani
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    • D03D51/002Avoiding starting marks

Abstract

【課題】織機上に設けられる2以上の織段防止装置において、織段の強弱に対応する各織段防止装置に対する設定を容易に行えるようにする。
【解決手段】織機1上に設けられる2以上の織段防止装置21において、各織段防止装置21の動作時における設定を織段の強弱の程度毎に予め設定器20に記憶させておくとともに、各織段防止装置21の動作時に、予測される織段発生の強度の程度に関する情報を入力し、入力した情報に対応する各設定値を取込んで、各織段防止装置21に出力する。これによって、各織段防止装置21は、動作時に、入力された情報に対応する設定値に基づき、予測される織段発生の強度の程度に応じて、織段の抑制に有効な状態として動作する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、織機において、織段の程度に応じて、2以上の織段防止装置に対して適切な設定状態とする織段防止機能付き織機に関する。
【0002】
【従来の技術】
織段は、色々な原因により発生することから、織段の防止技術は、それらの原因ごとに、すでに各種の態様で提案されている。それらのうち代表的な技術は、次の通りである。
【0003】
フェルコントロール装置は、特開昭54−106661号公報などに記載されており、織機の停止時に、送出ビームを所定量正転させ、織り前(フェル)を移動させることにより、経糸張力を緩めて、停止中の経糸伸びに起因する織段を抑制している。経糸開口装置のレベリング装置は、特開昭59−43145号公報などに記載されており、織機の停止中に綜絖粋を駆動して、経糸開口量を通常の経糸開口量よりも小さく、好ましくは中口閉口することにより、経糸伸びに起因する織段を抑制している。キックバック装置は、特開昭61−63749号公報などに記載されており、織機の起動に先立ち、送出ビームを正転方向または逆転方向に所定量回転させ、織り前位置を変位させることにより、織段を抑制している。
【0004】
さらに、織機の運転装置としての主軸モータの起動トルク切換装置は、特開昭57−51846号公報などに記載されており、織機の起動時の主軸モータの起動トルクを高めることにより、織機起動後の最初の筬打ちトルクを変えることによって、織段の発生を抑制している。また、織機の運転装置としての逆転起動装置は、特開昭61−124651号公報などに記載されており、織機の起動に先立ち、待機位置から所定角度位置まで織機の主軸を逆転させた後、織機を起動することにより、織機の起動時の筬打ち力を高めることによって、織段の発生を抑制している。主軸の逆転により、最初の筬打ちまでの回転角度が大きくなる分、主軸の回転速度がより加速されるため、従来の起動に比べ高い筬打ち力で筬打ちされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年の高付加価値織物の要求等もあり、製織条件が複雑であることから、上記織段防止装置単独での織段の解消は難しい。このため、上記2以上の織段防止装置を織機上に設置し、これら2以上の織段防止装置の協働により織段を有効に解消することが行われる。
【0006】
ところが、2以上の織段防止装置が設置されている織機において、織段発生の程度が変わるたびに、各織段防止装置に対する設定が試行錯誤的に設定されるため、最適な設定値に設定されるまで、織段が解消されないという問題がある。しかも、各織段防止装置に対する設定を個別に設定する必要があり、個別設定の過程で、設定値の入力ミスが発生したり、入力するデータの数が多くなる分、設定作業に時間がかかるという問題があった。
【0007】
したがって、本発明の目的は、織機上に設けられる2以上の織段防止装置において、織段の強弱に対応する各織段防止装置に対する設定を容易に行えるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的のもとに、本発明は、織機上に設けられる2以上の織段防止装置において、各織段防止装置の動作時における設定を織段の強弱の程度毎に予め設定器に記憶させておくとともに、各織段防止装置の動作時に、予測される織段発生の強度の程度に関する情報を入力し、入力した情報に対応する各設定値を取込んで、各織段防止装置に出力するようにしている。これによって、各織段防止装置は、動作時に、入力された情報に対応する設定値に基づき、予測される織段発生の強度の程度に応じて、織段の抑制に有効な状態として動作する。
【0009】
ここで、織段防止装置には、1)織機の停止時から織機の起動前までの間に織口(織前)の位置を織布の前後方向に変位させるもの、2)織機の起動後の最初の筬打ちトルクを変化可能なもの(織機の起動に先立ち逆転される織機の運転方法を含む。)、3)停台原因が除去されてから少なくとも織機の起動前までの間に、緯糸を開口内に緯入れすることにより、織段を目立たなくするもの、が含まれる。なお、織段防止装置は、上記1)〜3)の技術に対し、具体的な作動部材が異なるもの、あるいは作動部材が同じであっても作動時期の相違するものは、別の装置として扱う。本発明は、このような観点から、上記の異なる装置のうち少なくとも2つ以上の織段防止装置を備えるものを対象としている。
【0010】
各織段防止装置の織段防止動作時における設定は、具体的には、1)各織段防止装置の動作オン/オフ指令の選択、2)各織段防止装置の動作量(設定値)の増減、3)上記の1)各織段防止装置の動作オン/オフ指令の選択と上記の2)各織段防止装置の動作量(設定値)との組み合わせの態様として行われる。
【0011】
各織段防止装置に対する動作量(設定値)は、手動入力、予めパターンを記憶させたメモリカードなどの記憶媒体によるカードリーダによる入力、ホストコンピュータのデータベース群からの読み出しにより入力によって、設定器に入力される。動作量(設定値)のパターンやデータベース群は、ユーザ側(織布工場側)で経験から得られた値を基に作成するか、または織機メーカ側から提供される値群を使用する。
【0012】
さらに、設定値については、1)織物種類(発生しうる織段)に対応して複数準備し、その都度選択する、2)停台原因(緯止まりとそれ以外の経止まりを含む。)に対応して複数準備し、織機停止時の停台原因に対応して選択設定する、3)織段の強弱に係わるパラメータ(織機停台時間、経糸張力、経糸開口状態等)に対応して複数準備し、織機停止時に、そのパラメ一夕に対応するものを選択するなどにより複数種類準備可能である。上記1)〜3)の複数種類準備する場合、織段防止装置の具体的な設定について、同じ織段防止装置を利用し、動作量や動作オン/オフのいずれかが異なるように設定するほか、種類に応じて作動させる織段防止装置を切換えるようにすることもできる。なお、上記複数の設定値(パターン)の選択は、手動により、画面操作により選択するようにしてもよいし、織機の停台原因やパラメータなどの発生される信号に応じて自動的に選択するよう構成することもできる。
【0013】
設定を各装置に送り込むタイミングは、1)織段防止装置の作動時期例えば織り機停止時、織機起動時など、2)設定入力操作時である。上記の2)設定入力操作時では、例えば織段の強弱程度に関する情報入力時に、各設定内容を予め出力し各織段防止装置側で記憶させる。各織段防止装置は、織機の起動信号等の入力される指令に応じて所定の織段防止動作する。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、織機1の要部を示している。この図1で、経糸2は、送出ビーム3からシート状として送り出され、バックロール4を経て複数の綜絖5および筬6に通され、開口7を形成しながら織布8の織口(織前)9に達している。一方、緯糸10は、上下の経糸2の開口7内に緯入れされた後、筬6によって織布8の織口9に筬打ちされて織布8となる。織布8は、ガイドロール11、プレスロール12、服巻ロール14、プレスロール13を経て、布巻ロール15に巻き取られる。
【0015】
送出ビーム3、服巻ロール14は、それぞれ送出モータ16、巻取モータ17により駆動されるようになっている。また、主軸22は、主軸モータ23により駆動されるが、その主軸22の回転は、回転→揺動運動の運動変換機構18により筬6に筬打ち運動として伝達され、さらに、電磁クラッチ24、回転→上下方向の直線運動の運動変換機構19により複数の綜絖5に開口運動として伝達される。
【0016】
図2は、織段防止のための設定器20と織機1の主制御部25、巻取制御部26、送出制御部27、開口制御部28および緯入れ装置やその他の装置すなわち織機1の付属装置29との接続を示している。
【0017】
設定器20は、織段防止動作に係わる設定値を出力するために、織段防止動作時に出力する設定値を織段の強弱の程度毎に、記憶器30に予め複数記憶しており、主制御部25、巻取制御部26、送出制御部27または開口制御部28からI/Oポート31を通じて、織段の強度の程度に関する情報として織機停止信号(停台原因信号)をCPU32を入力したとき、この織機停止信号(停台原因信号)の入力に対応する設定値をCPU32の選択機能により選択して、選択した設定値をI/Oポート31を通じて主制御部25、巻取制御部26、送出制御部27および開口制御部28にそれぞれ出力する。
【0018】
なお、設定器20は、メモリカード33読み取り用のカードI/F34、各種キーなどの入力器35や表示器36を内蔵しており、これらは、I/Oポート31を通じてCPU32と信号交換可能となっている。
【0019】
主制御部25、巻取制御部26、送出制御部27および開口制御部28は、本来、それぞれ対応の主軸モータ23、巻取モータ17、送出モータ16、レベリングモータ37、電磁クラッチ24を駆動するものであるが、本発明にしたがってそれぞれの駆動制御の過程で各駆動制御に固有の織段防止機能を営み、織段防止装置21としても作用する。本発明では、織機1上に2以上の織段防止装置21が設けられていることが前提であるから、主制御部25、巻取制御部26、送出制御部27および開口制御部28のうち、2以上のものが織段防止装置21として機能するものでなければならない。
【0020】
従来の技術の欄で既に記載したように、主制御部25の織段防止装置21は、主軸モータ23の起動トルク切換装置として構成されていて、特開昭57−51846号公報などに記載されているように、織機1の起動時に、主軸モータ23の起動トルクを高め、織機1の起動後の最初の筬打ちトルクを変えることによって、織段の発生を抑制するか、または逆転起動装置として構成されていて、特開昭61−124651号公報などに記載されているように、織機1の起動に先立ち待機位置から所定角度位置まで主軸22を逆転させた後、織機1を起動することにより、織機1の起動時の筬打ち力を高めることによって、織段の発生を抑制する。
【0021】
なお、主制御部25は、その本来の制御機能を営むために、主軸22の角度検出器38から主軸回転角度信号を入力とし、運転・停止・寸動・逆転用の織機操作ボタン39や、停台原因検出用各種のセンサ例えば経糸センサ40、緯糸フイーラ41からの信号を入力として主軸モータ23の制御をする。
【0022】
送出制御部27の織段防止装置21は、フェルコントロール装置またはキックバック装置として構成される。フェルコントロール装置は、特開昭54−106661号公報などに記載されており、織機1の停止時に、送出ビーム3を所定量正転させ、織口(フェル)9を移動させることにより、経糸張力を緩めて、停止中の経糸伸びに起因する織段を抑制する。また、キックバック装置は、特開昭61−63749号公報などに記載されており、織機1の起動に先立ち、送出ビーム3を正転または逆転方向に所定量回転させ、織口(フェル)9の位置を変位させることにより、織段を抑制する。
【0023】
開口制御部28の織段防止装置21は、経糸開口装置付属のレベリング装置であり、特開昭59−43145号公報などに記載されているように、織機1の停止中に、電磁クラッチ24によって運動変換機構19を主軸22の駆動系から離し、レベリング用のモータ37により運動変換機構19を駆動することにより、綜絖5を駆動して、経糸開口量を通常の経糸開口量よりも小さく、好ましくは中口閉口することにより、経糸2の伸びに起因する織段を抑制する。
【0024】
巻取制御部26の織段防止装置21は、独立に動作するものでなく、送出制御部27の織段防止装置21(フェルコントロール機能またはキックバック機能)や、主制御部25の織段防止装置21(逆転起動機能)の作動時に、服巻ロール14の巻取モータ17を織布8の移動方向に回転させることにより、各織段防止装置21の動作を助ける。送り出し側での経糸2の移動量と巻き取り側での織布8の移動量とは、同一でも異なっていてもよい。
【0025】
つぎに図3は、設定器20の外観の具体例を示している。ボックス型の設定器20の全面には、入力器35としてのメニューキー42、フアンクションキー43、テンキー44、カーソルキー45および表示器36の表示面が配置されており、ボックス型の設定器20の側面には、メモリカード33の挿入口46が設けられている。もちろんボックス型の設定器20は、その内部に記憶器30、I/Oポート31、CPU32などを収納している。
【0026】
図4は、2以上の織段防止装置21に対して設定値を設定する時の操作フローを示す。この操作フローで、オペレータは、設定操作の開始(start)後、織段防止装置21からパターン読み出すか、またはパターン作成の操作をしてから、各織段防止装置21毎に織段強弱の程度を設定入力し、つぎに各織段防止装置21に設定値を出力することにより、各織段防止装置21に新たなパターンを設定する。なお、パターンとは、各織段防止装置21で織段の強中弱に対する設定値(データ)表をいう。このような、織段の強弱に対応するパターンは、織物品番などの織物種類に対応して定められるものであり、記憶器30から読み出すようにしてもよいし、メモリーカード33から読み出すようにしてもよく、さらには各織機が接続される製織条件を記憶するデータベース群からそのようなパターンを読み出すように構成することも可能である。
【0027】
つぎに、オペレータは、新たに設定したパターンによって織機1を試運転し、所定の運転期間の後に織機1を停止して、このときの試し織りの織布8での織段の有無、織段の発生状況(程度)を精査して、織段解消されたか否かの判断を行い、解消されている(yes)とき、設定値の設定を終了(end)とするが、解消されていない(no)とき、別のパターン読み出しの必要時にパターン読み出しのステップに戻り、織段発生に対する強弱程度の再設定の必要時に、強弱程度の再設定のステップに戻り、再設定、再試運転を行い、織段解消されたか否か?の判断を繰り返すことにより、織段防止効果を確認しながら、最適な状態に設定する。
【0028】
図5は、パターン読み出しステップでの操作例を示している。まず、オペレータは、「設定」のメニューキー42を押して、表示器36の表示面に、1)の画面を出し、つぎに「f7(段防止自動設定)」のフアンクションキー43を押すことにより、2)の段防止メニューを表示し、さらにカーソルキー45の┏または┓を操作して「段防止設定一覧」を選択し、テンキー44欄の「ENT」キーを押して、3)の段防止設定一覧のメニューを表示する。ここでオペレータは、記憶器30に記憶されている1〜10パターンを表示するか、またはメモリカード33を挿入口46に挿入し、「f7(段防止自動設定)」のフアンクションキー43を押すことによって、メモリカード33に記憶されている1〜10パターンを表示してから、織物に対応する読み出すべきパターンのコード「1234」を選択するために、それに対応する符号「1」をテンキー44により入力し、テンキー44欄の「ENT」キーを押し、「f8(設定呼出)」のフアンクションキー43を押すことにより、パターンの読み出しを開始し、完了すれば、2)の画面に切り替わる。
【0029】
図6は、織段の防止のために、2以上の織段防止装置21で織段の強中弱に対する設定値(データ)例の表を示している。a)は、織段の強弱の程度を2段階として、かつ2つの織段防止装置21(装置Aおよび装置B)に対する設定をともに動作のon(織段防止動作の作動)/off(織段防止動作の不作動)として設定する例である。b)は、織段の強弱の程度を3段階(大・中・小)とし、かつ2つの織段防止装置21(装置Aおよび装置C)に対して固有の動作量(設定値a1〜a3、設定値c1〜c3)を設定する例である。さらに、c)は、上記のa)とb)とを組み合わせたものであり、3つの織段防止装置21(装置A、装置Bおよび装置C)のうち、2つの織段防止装置21(装置Aおよび装置C)に対して固有の3段階(大・中・小)の動作量(設定値a1〜a3、設定値c1〜c3)を設定し、1つの織段防止装置21(装置B)に対して動作のon(織段防止動作の作動)/off(織段防止動作の不作動)として設定する例である。
【0030】
図7は、主として主制御部25の織段防止装置21および送出制御部27の織段防止装置21によって織段防止動作を行わせ、厚段および薄段に対応して、設定値(逆転量、正転量および起動位置)を設定する例の表である。この表に見られるように、織段防止装置21により行われる織段防止動作は、ア)キックバック、イ)待機位置設定、ウ)送出逆転、エ)フエルコントロールであり、設定値は、逆転量(picks)、正転量(picks)および起動位置(°)により与えられる。
【0031】
ア)キックバックは、織機1の起動時(起動に先立ち)、送出ビーム3を正転方向または逆転方向に、上記設定量(逆転量、正転量)に従って回転させ、織口9の位置を変位させる。なお、織機1の停止時から起動操作されるまでの時間(停台時間)に対応して設定量を増減可能としてもよい。
【0032】
イ)待機位置設定は、織機1を停止させ、待機状態にするときの主軸22の角度により設定する。仮に経糸2の閉口タイミングが320°のとき、これより前後方向に離れるにつれ開口量が増し、経糸張力が高まる。待機状態にするときの主軸22の角度は、織機1の起動位置に対応しており、筬打ちタイミング0°よりも手前になるにつれて、最初の筬打ち時の筬打ちトルクがより高まる。
【0033】
ウ)送出逆転は、織機1の停止中で糸修復装置などにより織機1が1回転逆転する毎にすなわち筬打ちタイミングを通過するたびに、送出ビーム3を上記設定量だけ逆転させる。
【0034】
エ)フエルコントロールは、織機1の停止時に、送出ビーム3を正転方向に上記設定量に従って回転させ、織口9の位置を前方に変位させる。
【0035】
上記イ)を除くもの、つまりア)キックバック、ウ)送出逆転およびエ)フエルコントロールについて、巻取モータ17(服巻ロール14)を駆動するようにしてもよいし、好ましくは送出および巻取の双方としてもよい。この場合、送出側と巻取側とで異なる設定量を設定してもよい。
【0036】
薄段や厚段に対し、ほかに有効な手段として、オ)主軸モータの起動トルク切換、カ)主軸逆転起動がある。オ)主軸モータの起動トルク切換は、主軸モータ23の起動トルクを切り換えたり、起動時に主軸モータ23のモータ電流を制限することにより、織機1の起動時の最初の筬打ちトルクを切換える。超起動装置(△−Y起動)、電流制限値を選択可能な装置等は、厚段発生時には起動トルクを抑え、薄段発生時には逆に起動トルクを高くする。
【0037】
カ)主軸逆転起動は、織機1の起動に先立ち、待機位置から所定角度まで織機1の主軸22を逆転させることにより、織機1の起動時の最初の筬打ちトルクを高める。なお、前記逆転で筬打ちタイミングを通過しないものは、バックスタートと呼ばれ、また、筬打ちタイミンダを通過するもの、すなわち1回転以上逆転させ、次いで織機を起動して緯入れしないままの空打ちを行い、その後、織口9が合う位相より緯入れを再開するものは、空打ちスタートと呼ばれる。薄段発生時には、より多くの逆転を伴う起動方法(バックスタート→空打ちスタート)に設定することもできる。なお、逆転時の主軸22の停止角度、あるいは逆転回数の各設定がが上記織段防止設定の設定値とされる。
【0038】
図8は、主として送出制御部27の織段防止装置21によって織段防止動作を行わせ、標準、枕段の強弱に対応して、設定値(送り量、逆転量および正転量)を設定する例の表である。この表に見られるように、織段防止装置21によって行われる織段防止動作は、フエルコントロール、キックバックであり、その設定値は、送り量(picks)、逆転量(picks)、正転量(picks)により与えられる。
【0039】
図8の織段防止動作は、前記のように、巻取制御部26の織段防止装置21によって巻取モータ17、服巻ロール14を駆動するようにしてもよいし、好ましくは送出および巻取の双方を駆動するようにしてもよい。この場合、送出側と巻取側とで異なる設定量を設定することもできる。
【0040】
枕段の防止に対し、ほかに有効な織段防止動作は、ア)待機位置設定、イ)織機運転装置、ウ)経糸開口の制御である。ア)待機位置設定は、前記イ)待機位置設定と同様に、織機1を停止させ、待機状態にするときの主軸22の角度により設定する。仮に経糸2の閉口タイミングが320°のとき、これより前後方向に離れるにつれ開口量が増し、経糸張力が高まる。待機状態にするときの主軸22の角度は、織機1の起動位置に対応しており、筬打ちタイミング0°よりも手前になるにつれて、最初の筬打ち時の筬打ちトルクがより高まる。このほか、織機1の停止時、いわゆる惰走回転停止位置から所定待機位置まで逆転させる際の筬打ちを避けるよう待機位置を手前に設定することも考えられる。
【0041】
イ)織機運転装置は、緯糸10を1本除去し、その後新たな緯糸10を開口7内に挿入した状態で織機1を起動する。この起動は、1本緯入れスタートと呼ばれる。ウ)経糸開口の制御は、織機1の停止中に、通常の経糸開口量よりも小さくなるように綜絖5を駆動し、いわゆる中口レベリングとする。
【0042】
なお、以上の設定(バターン)は、望ましくは織機設定器(図示しない画面)によって編集可能とする。また、上記設定パターンを望ましくは織機1の停台原因毎に設定し、停台原因に対応する設定に従って各織段防止装置21を作動させる。織段の強弱に影響するパラメータ毎に、設定(パターン設定)することもでき、パラメータの消極的な要素として停台時間があり、また、パラメータの積極的な要素として緯入れピックに対応して製織条件例えば経糸張力・打込密度・織物組織などが切り換わるものがある。また、織段の強弱度合いを対話により設定する代わりに、自動的に設定入力することも可能であり、より具体的には、これら織段の強弱に影響する複数のパラメータから、発生が想定される織段の強弱度合いをソフトウェアアルゴリズムなどを利用して自動的に推定し、推定値に対応する設定値を各織段防止装置に出力することも可能である。
【0043】
さて、織段の種類について、薄段/厚段や枕段を一例をして示したが、これらに限らず織機停止に関わるこれ以外の織段にも適用すればよい。上記以外の織段として、例えば経糸掛かりに起因する緯入れミスにより織り幅方向に部分的に発生するヒマ段等が考えられる。また、薄段/厚段に対応する設定、さらには枕段に関する設定について、現在考えられうる織段防止装置を上記列記したが、これらに限らない。また、上記列記した装置全てに対して織段の強度に対応する設定値を設定し、織段防止動作を実行をさせてもよいし、効果の高いものから順に2つ以上選び出された装置に対し、織段の強度に対応する設定値を設定するようにしてもよい。また、織段防止装置であるキックバック装置やフェルコントロール装置に対する設定値について、図7、図8では緯糸ピックから換算した値により動作量を設定するようにしているが、長さ(inchあるいはmm)により直接的に設定することも可能である。
【0044】
上記したパターン、すなわち織段の強度に対応して定められる(織段防止装置の動作量や動作オン/オフ等の)設定値について、織段の種類ごとに定めることもできるが、さらにはより細分化して、織物品番などの織物種類ごとに定めることが望ましことは、言うまでもない。
【0045】
図9は、織段の強弱程度に対する設定入力の操作例を示している。まず、オペレータは、「設定」のメニューキー42を押して、表示器36の表示面に、1)の画面を出し、つぎに「f7(段防止自動設定)」のフアンクションキー43を押すことにより、2)の段防止メニューを表示し、さらにカーソルキー45の┏または┓を操作して、「厚段・薄段対応」、「枕段対応」のいづれかを選択し、テンキー44欄の「ENT」キーを押す。この選択により「厚段・薄段対応」または「枕段対応」の画面が表示される。ここでオペレータは、「f3」または「f4」のフアンクションキー43を押すことにより、画面上のカーソルキー45の←または→により画面上のカーソル△を移動させ、織段の強弱の程度を設定してから、「確定」を押し、設定を完了すれば、1)画面に戻る。
【0046】
【発明の効果】
請求項1によれば、織段発生時には、織段の強弱の程度に対応する情報が、設定器に入力されると、設定器は、記憶されたデータから織段の強弱に対応する各設定値を取り込んで、各織段防止装置に出力するので、2以上の複数の各織段防止装置に対する設定を正確かつ容易に行うことができる。
【0047】
請求項2によれば、設定器に、織段の強弱の程度毎に設定される設定値が予め複数種類記憶されているから、選択操作により設定値を対応する各織段防止装置にそれぞれ出力できる。請求項3によれば、織段の種類に対応して設定値が定められるから、織段と設定値との対応が容易となる。
【0048】
請求項4によれば、停台原因の種類に対応して複数種の設定値が定められるから、停台原因と設定値との対応関係が容易に確認できる。織段の強弱に関連するパラメータとして設定値があるため、織段の強弱にも簡単に対応できる。請求項6によれば、織段の強弱の程度に対応する設定値が編集可能であれば、編集機能により広汎な対応が可能となることから、有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】織機の要部の側面図である。
【図2】織機の制御部のブロック線図である。
【図3】設定器の斜面図である。
【図4】織段防止装置に対する設定時の操作フロー図である。
【図5】パターン読み出し操作手順の説明図である。
【図6】各織段防止装置に対する織段防止動作の設定例の表である。
【図7】各織段防止装置に対する薄段・厚段対応の設定例の表である。
【図8】各織段防止装置に対する枕段(綾段)対応の設定例の表である。
【図9】織段の強弱程度に対する設定入力の操作手順の説明図である。
【符号の説明】
1 織機
2 経糸
3 送出ビーム
4 バックロール
5 綜絖
6 筬
7 開口
8 織布
9 織口(織前)
10 緯糸
11 ガイドロール
12 プレスロール
13 プレスロール
14 服巻ロール
15 布巻ロール
16 送出モータ
17 巻取モータ
18 運動変換機構
19 運動変換機構
20 設定器
21 織段防止装置
22 主軸
23 主軸モータ
24 電磁クラッチ
25 主制御部
26 巻取制御部
27 送出制御部
28 開口制御部
29 付属装置
30 記憶器
31 I/Oポート
32 CPU
33 メモリカード
34 カードI/F
35 入力器
36 表示器
37 レベリングモータ
38 角度検出器
39 織機操作ボタン
40 経糸センサ
41 緯糸フイーラ
42 メニューキー
43 ファンクションキー
44 テンキー
45 カーソルキー
46 挿入口

Claims (6)

  1. 織機上に設けられる2以上の織段防止装置と、これらの織段防止装置に対して織段防止動作に係わる設定値を出力する設定器とを有する織機において、
    前記設定器には、各織段防止装置に出力する設定値を織段の強弱の程度毎に予め記憶させておき、
    前記設定器は、織段の強度の程度に関する情報が入力されると、前記入力に対応する設定値を取り込み、対応する各織段防止装置にそれぞれ出力することを特徴とする織段防止機能付き織機。
  2. 設定器には、前記織段の強弱の程度毎に設定される設定値が予め複数種類記憶されており、前記設定器は、選択操作が行われると、対応する前記強弱の程度に応じた設定値を対応する各織段防止装置にそれぞれ出力することを特徴とする請求項1記載の織段防止機能付き織機。
  3. 前記複数種類の設定値は、織段の種類に対応して定められることを特徴とする請求項2記載の織段防止機能付き織機。
  4. 複数種類の設定値は、停台原因の種類に対応して定められることを特徴とする請求項3記載の織段防止機能付き織機。
  5. 複数種類の設定値は、織段の強弱に関連するパラメータに対して定められることを特徴とする請求項3または請求項4記載の織段防止機能付き織機。
  6. 前記設定器は、織段強弱の程度に対応する設定値が編集可能に構成されることを特徴とする請求項1記載の織段防止機能付き織機。
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