JP2004222936A - 調理器の液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドットマトリックス表示を利用した調理器において、ドットマトリックス表示の有する表示の自由度を利用し、ユーザーが自由に初期設定のできる調理器の液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ドットマトリックス表示部11を有する液晶表示部23と、調理器1の初期設定可能情報を記憶する記憶手段50と、初期設定可能情報から希望の初期設定内容を選択する第1の選択手段17,18と、初期設定可能情報を液晶表示部23に表示させた後、第1の選択手段17,18からの信号に応じて初期設定内容を確定し、液晶表示部23に表示させる制御手段24とを有する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理器の液晶表示装置に関し、特にドットマトリックス方式を採用した液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶表示装置は、他の表示装置(ブラウン管・蛍光表示管等)に比べ、低消費電力・低動作電力と小型・軽量という利点を兼ね備えているため、例えば炊飯ジャー・電気ポット等の家電製品、パーソナルコンピュータ・携帯電話等の情報関連機器等、種々の表示パネルとして多用されている。この液晶表示装置の表示方式には、予め設定されたキャラクタ及び数字等のように比較的簡単なものを表示するセグメント表示と、X軸、Y軸で表わされる座標をドットとして点灯/消灯させることによって比較的複雑な文字/記号等を表示するドットマトリックス表示とがある。
【0003】
一方、調理器においてドットマトリックス表示を利用したものとして、操作方法をガイド表示した炊飯器がある(例えば、特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開2001−133755号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、炊飯器等の調理器においては、調理器特有の機能(例えば省エネ炊飯、おこげ機能の有無等)が数多く搭載されており、それらを当該調理器を使用する前にどのように設定するかは非常に重要であるにもかかわらず、今までは何ら考慮されていなかったのが現状であった。
【0006】
そこで本発明は、ドットマトリックス表示を利用した調理器において、ドットマトリックス表示の有する表示の自由度を利用し、ユーザーが簡単に初期設定が変更できる調理器の液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の調理器の液晶表示装置は、
ドットマトリックス表示部を有する液晶表示部と、
調理器の初期設定可能情報を記憶する記憶手段と、
前記初期設定可能情報から希望の初期設定内容を選択する第1の選択手段と、
前記初期設定可能情報を表示させた後、前記第1の選択手段からの出力に応じて前記初期設定内容を確定し、前記液晶表示部に表示させる制御手段を設けた構成を採用した。
【0008】
前記調理器の液晶表示装置では、ユーザーが希望する初期設定内容を調理器が有する第1の選択手段を利用して設定することにより、液晶表示部にその選択内容が反映されて初期設定内容が表示される。したがってユーザーは簡単に初期設定内容を変更することができる。
【0009】
前記調理器の液晶表示装置において、前記初期設定可能情報を複数個有し、その中から希望の初期設定可能情報を選択する第2の選択手段をさらに有することは、ユーザーの初期設定の自由度を向上できる点で好ましい。
【0010】
また前記調理器の液晶表示装置において、少なくとも前記初期設定可能情報には省エネ保温の設定情報を含み、省エネ保温を選択した場合には保温工程を実行しないようにすることは、調理器の省電力化を図ることができる点で好ましい。
【0011】
また前記調理器の液晶表示装置において、前記初期設定可能情報に製造者等のみが利用する製造者設定情報を含み、所定のパスワードを入力した場合のみ当該製造者設定情報にアクセスできるようにすることは、ユーザーが不用意に製造者のみが設定すべき情報にアクセスできないようにして、調理器の基本機能を保持することができる点で好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0013】
図1は、本発明にかかる液晶表示装置を適用した炊飯器1を示す。この炊飯器1は誘導加熱方式であり、大略、内鍋2、本体3、蓋体6からなり、本体3には加熱手段である誘導加熱コイル4、内鍋2の温度センサ5、液晶表示装置9を含む操作パネル8、及び、炊飯器1の動作を制御する制御装置22を有し、蓋体6には蓋用温度センサ7を有している。また液晶表示装置9には、後述する液晶表示部23を有している。なお、この炊飯器1の構造は、周知のものと同一であるため、詳細な説明は省略する。
【0014】
前記液晶表示装置9は、図2に示すように、液晶表示部23、本発明の制御手段であるマイコン24、マイコン駆動回路25、ドットマトリックス表示駆動部26、及びバックアップ電源装置28からなっている。
【0015】
前記液晶表示部23は、図3に示すように、上部にセグメント表示部10、及び下部にドットマトリックス表示部11を配設している。前記セグメント表示部10には、時刻表示部12、午前か午後かを示す表示部13、現在時刻、予約時刻、保温時間のいずれかを表示しているかを示す状態表示部14が設けられている。また前記ドットマトリックス表示部11の下部には「とりけし」15、「保温」16、「アップ」キー17、「ダウン」キ−18、「メニュー」19、「炊飯/再加熱」20の各タッチキーが配設されている。なお、本実施例では前記「アップ」17、「ダウン」18キーが後述する「選択手段」を構成している。その上部は炊飯器1の各種操作手順や動作状況を表示する表示部21である。
【0016】
前記マイコン24にはセグメント表示駆動部(図示せず)が内蔵されている。前記マイコン駆動回路25は前記マイコン24に接続されて電圧を供給し、前記マイコン24は前記セグメント表示部10とケーブル27、27を介して前記セグメント表示部10を駆動するとともに、前記ドットマトリックス表示駆動部26に接続され前記ドットマトリックス表示部11を駆動する。なお前記マイコン24と前記ドットマトリックス表示駆動部26の接続方式は、パソコンと周辺機器の接続及び通信に使用されている方式(いわゆるシリアル通信またはパラレル通信など)が使用できる。さらに、前記ドットマトリックス表示駆動部には駆動用として、後述する電源手段29が、前記マイコン24には駆動用として前記29及び後述する電源手段36が供給されるようになっている。
【0017】
前記マイコン駆動回路25の構成は以下の通りである。すなわちトランジスタ34をスイッチングさせるための電源手段(以下VCCと称す)29がダイオード30を通じて電解コンデンサ31に接続され、接地されている。また前記ダイオード30と電解コンデンサ31の間から抵抗32及び抵抗33が接続され、前記抵抗32は接地され抵抗33はトランジスタ34のベースに接続されている。前記トランジスタ34のコレクタは定電圧ダイオード35のカソード側と接続されるとともに、エミッタは接地されている。さらにマイコン24に電圧を供給する電源手段(以下VDDと称す)36が分圧抵抗37、38、39ならびに40、およびそれらと並列接続されたコンデンサ41、42ならびに43と接続され、前記定電圧ダイオード35のアノード側は前記抵抗37と38の間と接続されている。なおVCC29およびVDD36は、交流電源に接続される周知の直流電源回路から作られる直流電圧であり、通電時にはVCC29ならびにVDD36はいずれも5Vであるが、非通電時(停電時、商品出荷時等)にはVCC=0Vとなり、VDDは電池46からの電圧供給により、VDD=3Vとなる。
【0018】
前記バックアップ電源装置28は、図2に示すように、3Vの電池46、抵抗24に電圧を供給する。
【0019】
さらに、前記マイコン24には後述する初期設定内容をユーザーが選択できる選択手段(前述の「アップ」キー17及び「ダウン」キー18)が接続されており、マイコン24内の記憶手段50に記憶された初期設定可能情報(後述する各種の設定処理情報)をドットマトリックス表示部11に表示した後、当該選択手段からの出力信号に応じて、初期設定内容を確定し、その結果をドットマトリックス表示部11に表示するようになっている。また、前記マイコン24内の記憶手段50には、予め種々の炊飯工程も記憶されており、ユーザーのキー操作によって所定の炊飯処理を行うようになっているが、その詳細については省略する。
【0020】
次に、炊飯器1のマイコン24による具体的な初期設定動作について説明する。ユーザーは、炊飯器1においてまず前記「アップ」キー17及び「ダウン」キー18を同時に押す。
【0021】
そして、前記操作を検出したマイコン24は、図4に示すように、まず、ステップS1で、初期設定モードを起動してステップS2に進む。
【0022】
ステップS2では、ユーザーが設定可能な内容を前記ドットマトリックス表示部11に表示するよう信号を出力する。するとドットマトリックス表示部11には図5に示すように、「1.省エネ炊飯設定」「2.省エネ保温設定」「3.ファンON/OFF設定」「4.おこげ設定」「5.メロディ設定」「6.液晶濃淡設定」「7.ガイドON/OFF設定」「8.サイレント設定」及び「9.メーカー設定」の9種類の設定内容が表示されてステップS3に進む。ここで表示される情報が本発明における「初期設定可能情報」を構成する。
【0023】
ここで、省エネ炊飯設定とは、炊飯時に省エネモードで炊飯を行うか(さらに具体的には炊飯時の電力を通常モードの約半分で行うか)、通常モードで炊飯を行うかを設定するものである。省エネ保温モード設定とは、炊飯終了後保温を行うか行わないかを設定するものである。ファンON/OFF設定とは、保温時に米飯冷却のためのファン(図示せず)を駆動するかしないかを設定するものである。おこげ設定とは、炊飯時におこげをつけるか否かを設定するものである。メロディ設定とは、炊飯完了時等にどのようなメロディで報知するかを設定するものである。液晶濃淡設定とは、ドットマトリックス表示11の濃淡を設定するものである。ガイドON/OFF設定とは、操作ガイドの表示をするか否かを設定するものである。サイレント設定とは、報知を鳴らすか否かを設定するものである。メーカー設定とは、製造者側のみが操作できる設定である。
【0024】
ステップS3ではユーザーがどの設定を選択するかを待機する。ユーザーが入力する選択番号Iの初期値は1であり、「アップ」キー17を押すとIが順次インクリメントされ、「ダウン」キー18を押すとIが順次デクリメントされる。こうしてユーザーがIの値を入力し、確定するとIの値に応じて対応するステップS4からS12に進む。
【0025】
ステップS4では、入力値Iが1か否かを判別し、1の場合はステップS13に進んで後述する省エネ炊飯設定処理を行なった後、リターンする。それ以外の場合はステップS5に進む。
【0026】
ステップS5では、入力値Iが2か否かを判別し、2の場合はステップS14に進んで後述する省エネ保温設定処理を行なった後、リターンする。それ以外の場合はステップS6に進む。
【0027】
ステップS6では、入力値Iが3か否かを判別し、3の場合はステップS15に進んで後述するファンON/OFF設定処理を行なった後、リターンする。それ以外の場合はステップS7に進む。
【0028】
ステップS7では、入力値Iが4か否かを判別し、4の場合はステップS16に進んでおこげ設定処理を行なった後、リターンする。それ以外の場合はステップS8に進む。
【0029】
ステップS8では、入力値Iが5か否かを判別し、5の場合はステップS17に進んでメロディ設定処理を行なった後、リターンする。それ以外の場合はステップS9に進む。
【0030】
ステップS9では、入力値Iが6か否かを判別し、6の場合はステップS18に進んで液晶濃淡設定処理を行なった後、リターンする。それ以外の場合はステップS10に進む。
【0031】
ステップS10では、入力値Iが7か否かを判別し、7の場合はステップS19に進んでガイドON/OFF設定処理を行なった後、リターンする。それ以外の場合はステップS11に進む。
【0032】
ステップS11では、入力値Iが8か否かを判別し、8の場合はステップS20に進んでサイレント設定処理を行なった後、リターンする。それ以外の場合はステップS12に進む。
【0033】
ステップS12では、入力値Iが9か否かを判別し、9の場合はステップS21に進んで後述するメーカー設定処理を行なった後、リターンする。それ以外の場合はステップS4に戻る。
【0034】
このように、本発明ではユーザーが選択手段によって調理器である炊飯器の初期設定内容を簡単に変更することができ、利便性が向上する。
【0035】
次に、前記ステップS13の省エネ炊飯設定処理について説明する。
省エネ炊飯設定処理では、図6に示すように、まずステップS101で、図7に示すような省エネ炊飯の設定画面をドットマトリックス表示部11に表示する。そしてユーザーは省エネ炊飯を行なうか否かを「アップ」キー17または「ダウン」キー18を用いて選択する。本実施例では「アップ」キーを押すと省エネ炊飯「ON」を、「ダウン」キー18を押すと省エネ炊飯「OFF」を選択できる。そしてステップS102ではユーザーが上記選択を行なったか、すなわちキー入力があったか否かを判別し、入力があればステップS103へ進み、なければ待機する。なお、省エネ炊飯「ON」が選択されればフラグFaが0、省エネ炊飯「OFF」が選択されればフラグFaが1となるように設定されている。
【0036】
ステップS103では、省エネ炊飯設定のON、OFFを示すフラグFaが0か否かを判別する。0であればステップS104に進んで省エネ炊飯設定を行なってステップS106に進み、それ以外の場合はステップS105に進んで省エネ炊飯を行わない通常炊飯を設定してステップS106に進む。
【0037】
ステップS106では、図8に示すように、ドットマトリックス表示部11にユーザーが選択した設定を確定した旨の表示を行い、リターンする。
【0038】
次に、前記ステップS14の省エネ保温設定処理について説明する。
省エネ保温設定処理では、図9に示すように、まずステップS201で、図10に示すような省エネ保温の設定画面をドットマトリックス表示部11に表示する。そしてユーザーは省エネ保温を行なうか否かを「アップ」キー17または「ダウン」キー18を用いて選択する。本実施例では「アップ」キーを押すと省エネ保温「ON」を、「ダウン」キー18を押すと省エネ保温「OFF」を選択できる。そしてステップS202ではユーザーが上記選択を行なったか、すなわちキー入力があったか否かを判別し、入力があればステップS203へ進み、なければ待機する。なお、省エネ保温「ON」が選択されればフラグFbが0、省エネ保温「OFF」が選択されればフラグFbが1となるように設定されている。
【0039】
ステップS203では、省エネ保温設定のON、OFFを示すフラグFbが0か否かを判別する。0であればステップS204に進んで省エネ保温設定を行なってステップS206に進み、それ以外の場合はステップS205に進んで省エネ保温を行わない通常保温を設定してステップS206に進む。ここで、省エネ保温設定を「ON」にした場合は、炊飯終了後保温工程を行なわず取消状態(マイコン24及び液晶表示部のみが動作している状態)に移行する。
【0040】
ステップS206では、図11に示すように、ドットマトリックス表示部11にユーザーが選択した設定を確定した旨の表示を行い、リターンする。
【0041】
次に、前記ステップS15のファンON/OFF設定処理について説明する。
ファンON/OFF設定処理では、図12に示すように、まずステップS301で、図13に示すようなファンON/OFFの設定画面をドットマトリックス表示部11に表示する。そしてユーザーはファンをONするか否かを「アップ」キー17または「ダウン」キー18を用いて選択する。本実施例では「アップ」キーを押すとファン「ON」を、「ダウン」キー18を押すとファン「OFF」を選択できる。そしてステップS302ではユーザーが上記選択を行なったか、すなわちキー入力があったか否かを判別し、入力があればステップS303へ進み、なければ待機する。なお、ファン「ON」が選択されればフラグFcが0、ファン「OFF」が選択されればフラグFcが1となるように設定されている。
【0042】
ステップS303では、ファンのON、OFFを示すフラグFcが0か否かを判別する。0であればステップS304に進んでファンON設定を行なってステップS306に進み、それ以外の場合はステップS305に進んでファンOFF設定を行なってステップS306に進む。
【0043】
ステップS306では、図14に示すように、ドットマトリックス表示部11にユーザーが選択した設定を確定した旨の表示を行い、ステップS307に進んでリターンする。このように、保温時にファンを動作するか否かをユーザーが任意に設定できるため、例えば長時間保温を行なわないユーザーはファンを動作させないようにしてファンの騒音の発生を防止することができる。また保温時にファンをONする場合は、図15に示すようなピクト表示をドットマトリックス表示部11に表示させ、OFFの場合は表示させないようにすれば、ユーザーが一目で現在ファンがONしているか否かを確認できる。
【0044】
なお、おこげ設定処理、メロディ設定処理(S17)、液晶濃淡設定処理(S18)、ガイドON/OFF設定処理(S19)、及びサイレント設定処理(S20)についても同様に、それぞれ図15から図19に示すような設定表示をドットマトリックス表示部11に表示して、ユーザーが設定可能な表示を行ない、簡単に設定変更ができるようになっている。
【0045】
次に、前記ステップS21のメーカー設定処理について説明する。
メーカー設定処理では、図21に示すように、まずステップS401で、図22に示すようなユーザーがパスワードを入力する画面をドットマトリックス表示部11に表示させてステップS402に進む。
【0046】
ステップS402では、ユーザーが表示しない入力手段(テンキーなど)でパスワードを入力したか否かを判別し、パスワードが入力されるまで待機する。そしてパスワード入力を判別した場合はステップS403に進んでパスワード入力カウンタに1を加えてステップS404に進む。
【0047】
ステップS404では、入力されたパスワードと、予めマイコン24に記憶された番号とが照合するかどうかを判別し、照合する場合はステップS405に進み、照合しない場合はステップS402に戻る。
【0048】
ステップS405では、パスワード入力カウンタが3未満か否かを判別し、3未満であればステップS406に進んで各種設定設定を行うモードへ移行し、設定終了後リターンする。また3以上であればパスワード入力が不正であるとして設定をすることなくリターンする。
【0049】
以上のように、本発明の調理器では、ユーザーが簡単に初期設定を変更することができる。また製造者側のみが設定できる内容についてはパスワードを正確に入力しないとアクセスできないようになっているため、セキュリティも充分確保できる。
【0050】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例えば入力手段は「アップ」17及び「ダウン」18以外に、「△」及び「▽」スイッチを別途設けてもよい。また設定内容も調理器の種類に応じて適宜変更してやればよい。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の調理器では、ユーザーが簡単に初期設定の内容を変更して所望の内容にて炊飯や保温を行うことができ、かつその設定内容をドットマトリックス表示を見て簡単に確認することができる。また製造者のみが利用可能な設定内容を盛り込んだ場合においても、不用意にユーザーがアクセスできないようになっているためセキュリティも充分確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る炊飯器の概略図である。
【図2】炊飯器の液晶表示装置を示すブロック図である。
【図3】炊飯器の液晶表示部を示す正面図である。
【図4】初期設定におけるマイコンによる制御を示すフローチャートである。
【図5】初期設定起動時の液晶表示部を示す正面図である。
【図6】省エネ炊飯設定時のマイコンによる制御を示すフローチャートである。
【図7】省エネ炊飯設定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図8】省エネ炊飯設定確定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図9】省エネ保温設定時のマイコンによる制御を示すフローチャートである。
【図10】省エネ保温設定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図11】省エネ保温設定確定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図12】ファンON/OFF設定時のマイコンによる制御を示すフローチャートである。
【図13】ファンON/OFF設定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図14】ファンON/OFF設定確定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図15】ファンON時のピクト表示を示す正面図である。
【図16】おこげ設定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図17】メロディ設定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図18】液晶濃淡設定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図19】ガイドON/OFF設定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図20】サイレント設定時の液晶表示部を示す正面図である。
【図21】メーカー設定時のマイコンによる制御を示すフローチャートである。
【図22】メーカー設定時の液晶表示部を示す正面図である。
【符号の説明】
1…炊飯器、11・・・ドットマトリックス表示部、17・・・「アップ」キー、18・・・「ダウン」キー、24・・・マイコン(制御手段)、50・・・記憶手段。

Claims (4)

  1. ドットマトリックス表示部を有する液晶表示部と、
    調理器の初期設定可能情報を記憶する記憶手段と、
    前記初期設定可能情報から希望の初期設定内容を選択する第1の選択手段と、
    前記初期設定可能情報を前記液晶表示部に表示させた後、前記第1の選択手段からの信号に応じて前記初期設定内容を確定し、前記液晶表示部に表示させる制御手段とを有することを特徴とする調理器の液晶表示装置。
  2. 前記初期設定可能情報を複数個有し、その中から希望の初期設定可能情報を選択する第2の選択手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の調理器の液晶表示装置。
  3. 少なくとも前記初期設定可能情報には省エネ保温の設定情報を含み、省エネ保温を選択した場合には保温工程を実行しないようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の調理器の液晶表示装置。
  4. 前記初期設定可能情報に製造者等のみが利用する製造者設定情報を含み、所定のパスワードを入力した場合のみ当該製造者設定情報にアクセスできるようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の調理器の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101422319B (zh) * 2007-10-29 2012-05-30 松下电器产业株式会社 电饭煲
WO2022123728A1 (ja) 2020-12-10 2022-06-16 日本たばこ産業株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法及びプログラム

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