JPH09160609A - 調理支援装置 - Google Patents

調理支援装置

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JPH09160609A
JPH09160609A JP31633295A JP31633295A JPH09160609A JP H09160609 A JPH09160609 A JP H09160609A JP 31633295 A JP31633295 A JP 31633295A JP 31633295 A JP31633295 A JP 31633295A JP H09160609 A JPH09160609 A JP H09160609A
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JP
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cooking
control
data
input
controller
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JP31633295A
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English (en)
Inventor
Toru Owada
徹 大和田
Isao Takita
功 滝田
Makiko Ikeda
牧子 池田
Yasushi Nagai
靖 永井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】調理に用いられる各種電気機器、ガス器具、水
道類の制御装置において、それらを統一的に管理し、連
動させて制御する。又、調理に関するデータベースの情
報処理装置において献立決定を支援する情報を提供す
る。 【解決手段】中央演算装置101、メモリ125、不揮
発性メモリ126、情情報記憶媒体の駆動装置、情報入
力装置、表示装置115、音声出力装置118、各種調
理機器の制御コントローラ129、132を有する調理
支援装置において、調理に用いられる各種電気機器、ガ
ス器具、水道類を、連動させて統一的に管理、制御す
る。又、調理に関するデータベースを用いて献立決定を
支援する情報処理を行なう構成を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調理に用いられる各
種電気機器、ガス器具、水道類の制御装置に関し、調理
に用いられる各種電気機器、ガス器具、水道類を、統一
的に管理し、連動させて制御する調理支援装置に関す
る。
【0002】又、調理に関するデータベースを用いて献
立決定を支援する調理支援装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来の制御装置を有する調理機器とし
て、例えば、特開平5−322173号公報に記載の加
熱調理機がある。この装置は、使用者からの入力に従っ
て、加熱調理機を制御する。
【0004】以下、開示されている装置について、図1
0を用いて説明する。
【0005】図10は、この装置のブロック図である。
1001は調理機を制御する制御回路、1002は各種
調理機、1003は使用者が命令を入力する操作部、1
004は使用者が状況をモニタする表示部である。使用
者は操作部1003を用いて装置に命令を与え、それに
応じて制御回路1001が、各調理機1002を制御す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−32217
3号公報に記載の装置によれば、使用者は複雑な制御を
制御回路に任せることで簡単に調理機を扱うことが出来
る。又、昨今、調理に用いる電気機器はそれぞれ機器制
御用回路を内蔵し、従来例と同様な自動化が進んでい
る。しかし、自動化は各々の機器について別個に行われ
ており、機器に命令を与え、又状況をモニタする操作部
は、各機器間において異なった形態をとっている。よっ
て、使用者は各機器について操作方法を習得しなければ
ならない。又、各機器に対して別個に操作を行なう必要
があり、並行して機器を動作させて、調理をするには、
煩雑な操作が必要となる そこで、本発明の課題は、調理に用いられる各種電気機
器、ガス器具、水道類を、統一的に管理し、連動させて
制御する調理支援装置を提供することにある。
【0007】又、その様な統一的調理支援装置を制御す
る際に用いる、調理に関するデータベースを用いて献立
決定を支援する調理支援装置を提供することにある。
【0008】更に、調理に用いられる各種電気機器、ガ
ス器具、水道類を、料理に関するデータベースに連動さ
せて、制御する調理支援装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため
に、本発明の調理支援装置は演算処理等を行う中央演算
装置と、演算データ、演算結果や制御プログラムを記憶
するメモリと、演算データや制御プログラムを記憶する
不揮発性メモリと、情報記憶媒体及びその情報記憶媒体
の駆動装置と情報記憶媒体の制御装置を有する制御装置
と、外部からの特定の入力を行うための情報入力装置と
情報入力制御装置と、表示データの再生処理を行う表示
コントローラと表示装置と、音声データの再生処理を行
う音声コントローラと音声出力装置と、各種調理機器及
びその制御コントローラを備え、調理に用いられる各種
電気機器、ガス器具、水道類を、連動させて統一的に管
理、制御を行ない、更に、調理に関するデータベースを
用いて献立決定を支援する情報処理を行なう構成を具備
する。
【0010】調理に用いられる各種電気機器、ガス器
具、水道類を、統一的に管理し、連動させて制御する。
更に、調理に関するデータベースを用いて献立決定を支
援する情報処理を行なう。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各種機器を統一的
に管理し、連動させて制御する調理支援装置、及び、そ
の様な統一的調理支援装置を制御する際に用いる、調理
に関するデータベースを用いて献立決定を支援する調理
支援装置の実施例を説明する。
【0012】以下、本発明に係る各種機器を統一的に管
理し、連動させて制御する調理支援装置の第1の実施例
について、図1から図4を用いて説明する。
【0013】図1、図4は本実施例に係る調理支援装置
のハードウェア構成の簡単なブロック図、図2は本実施
例に係る調理支援装置を用いたシステムの模式図、図3
は本実施例に係る調理支援装置の表示装置における統一
的操作パネル表示の一例である。
【0014】図1を用いて本実施例のハードウェアを簡
単に説明する。
【0015】図中、101は、調理支援装置の中央演算
装置(以下、CPUと略す)であり、102は制御命令
及びデータを伝送するシステムバスである。CPU10
1は、システムバス102から入力された信号に対応し
た処理を行い、その処理結果を再びシステムバス102
に出力する。
【0016】103は、例えば、キーパッド、又はキー
ボード等のキー入力装置、104はキー入力装置からの
キーデータを伝送するデータバス、105はキー入力コ
ントロール回路(以下、キーコントローラと略す)であ
る。押下されたキー入力装置103のキーデータは、デ
ータバス104を通じてキーコントローラ105に出力
される。キーコントローラ105は、或るタイミング
で、キーデータをシステムバス102を通じてCPU1
01に出力する。
【0017】106は、例えばペン入力パッド、又はタ
ッチパネル等のタッチ入力装置、107はタッチ入力装
置からのタッチ入力データを伝送するデータバス、10
8は、タッチ入力コントロール回路(以下、タッチ入力
コントローラと略す)である。指定されたタッチ入力装
置106のタッチ入力データは、データバス107を通
じてタッチ入力コントローラ108に出力される。タッ
チ入力コントローラ108は、或るタイミングで、タッ
チ入力データをシステムバス102を通じてCPU10
1に出力する。
【0018】109は、バーコードリーダ等のデータ読
み込み入力装置、110は、バーコードリーダ装置から
のデータを伝送するデータバス、111は、バーコード
入力コントロール回路(以下、バーコードコントローラ
と略す)である。読み込まれたバーコードリーダ装置1
09のデータは、データバス110を通じてバーコード
コントローラ111に出力される。バーコードコントロ
ーラ111は、或るタイミングで、バーコードデータを
システムバス102を通じてCPU101に出力する。
【0019】112はマイクロフォン等の音声入力装
置、113は、音声入力装置からのデータを伝送するデ
ータバス、114は音声入力コントロール回路(以下、
音声入力コントローラと略す)である。マイクロフォン
等の音声入力装置112から入力された音声データはデ
ータバス113を通じて音声入力コントローラ114に
出力される。音声入力コントローラ114は或るタイミ
ングで、音声データをシステムバス102を通じてCP
U101に出力する。
【0020】各入力コントローラは各入力装置に入力を
検知すると、システムバス102経由でCPU101に
対して割り込み信号を出力する。それに応じてCPU1
01は、各入力コントローラより送られる入力データの
処理を行なう。又、CPU101は、割り込み信号に続
いて入力データが伝送される期間中、他の入力コントロ
ーラからの割り込み信号を受付ない。これによって、各
入力装置間の競合を避けることが出来る。
【0021】115は画像情報を出力する、CRT、L
CD等の表示装置、116は表示装置へ画像データ、制
御命令を伝送するデータバス、117は表示出力コント
ロール回路(以下、表示コントローラと略す)である。
表示コントローラ117は、システムバス102を通じ
て入力された制御命令に基づき、画像データを、制御命
令と共に、データバス116を通じて表示装置115に
出力する。ここで、画像データに応じた表示を行なう。
【0022】118は音声情報を出力するスピーカ等か
らなる音声出力装置、119は音声出力装置へ音声デー
タ、制御命令を伝送するデータバス、120は複数の音
声メモリを有する音声出力コントロール回路(以下、音
声コントローラと略す)である。音声コントローラ12
0は、システムバス102を通じて入力された制御命令
に基づき、入力された音声データを、制御命令と共に、
データバス119を通じて音声出力装置118に出力す
る。ここで、音声データに応じた音声の出力を行なう。
【0023】121はタイマである。CPU101は、
必要とする場合に或る時間を設定し、システムバス10
2を通じてその値をタイマ121に伝達する。それに対
してタイマ121はその時間の経過に対して、システム
バス102を通じてCPU101に、タイマ割り込み信
号を出力する。
【0024】122は、画像、文字又は音声等のデータ
をディジタル記録したランダムアクセス可能な、例えば
CD−ROM、ハードディスク等のメディアとそのドラ
イブ装置(以下、メディアとドライブ装置を総称してメ
ディアドライブと略す)、124はメディアドライブコ
ントロール回路(以下、メディアドライブコントローラ
と略す)、123はメディアドライブ装置122とメデ
ィアドライブコントローラ124間において、画像、文
字又は音声データと制御命令を双方向に伝送するデータ
バスである。
【0025】125は、制御命令及びデータを一時記憶
するランダムアクセスメモリ(以下、RAMと略す)、
126はリードオンリーメモリ(以下、ROMと略す)
である。ROM126は、本実施例に係る調理支援装置
の基本制御プログラム(以下、BIOSと略す)を内蔵
し、例えば調理支援装置の起動、終了等の命令を記憶し
ている。
【0026】但し、全ての制御プログラムがROM12
6に格納されている必要は無く、メディア内にデータに
加えて制御プログラムが記録されていても良い。その際
には、メディア内の制御プログラムは必要に応じてCP
U101からの制御命令により、メディアドライブコン
トローラ124を介してRAM125に転送され、必要
に応じてCPU101がそれを読み込み処理を行なう。
【0027】データの読み出し時に、メディアドライブ
コントローラ124は、システムバス102を通じてC
PU101から入力された制御命令に応じて、メディア
ドライブ122から、メディア上のデータを、データバ
ス123を通じて読み込む。更に、メディアドライブコ
ントローラ124は、読み込んだデータをシステムバス
102を通じて、RAM125に書き込む。
【0028】データの書き込み時に、メディアドライブ
コントローラ124は、システムバス102を通じて、
CPU101から入力された制御命令に応じて、RAM
125上のデータをシステムバス102を通じて読み込
み、データバス123を通じてメディアドライブ122
に出力する。更に、メディアドライブ122は、転送さ
れたデータをメディアに書き込む。
【0029】但し、メディアドライブ122はメディア
に対する読み込み、書き込みの両動作が可能である必要
は無く、データの読み出し専用でも良い。
【0030】127、130は電源を必要とする、例え
ば、電気炊飯器、電子レンジ等の調理機器(以下、電気
機器と略す)、129、132は、それらの電気機器を
制御するためのコントロール回路(以下、電気機器コン
トローラと略す)、128、131は、電気機器12
7、130と電気機器コントローラ129、132間に
おいて、CPU101からの制御命令と電気機器12
7、130からの情報を双方向に伝送するデータバスで
ある。
【0031】電気機器127、130は電気機器コント
ローラ129、132からの制御信号に基づいて、例え
ば、電子レンジであれば加熱等の各機器固有の動作を行
なう。又、電気機器コントローラ129、132に対し
て、例えば温度、湿度等の調理に必要な情報を伝送す
る。
【0032】133はガスを熱源とする、例えば、ガス
レンジ、瞬間湯沸器等の器具(以下、ガス器具と略
す)、135はそれらのガス器具を制御するためのコン
トロール回路(以下、ガス器具コントローラと略す)、
134は、ガス器具133とガス器具コントローラ13
5間において、CPU101からの制御命令とガス器具
133からの情報を双方向に伝送するデータバスであ
る。
【0033】ガス器具133は、ガス器具コントローラ
135からの制御信号に基づいて、例えば、ガスレンジ
であれば開栓、点火、火加減の調整等の機器固有の動作
を行なう。又、ガス器具コントローラ135に対して着
火の有無、開栓状態等の調理に必要な情報を伝送する。
【0034】136は水道の水栓(以下、水栓と略
す)、138は水栓を制御するためのコントロール回路
(以下、水栓コントローラと略す)、137は水栓13
6と水栓コントローラ138間で、CPU101からの
制御命令と水栓136からのセンサ情報を双方向に伝送
するデータバスである。
【0035】水栓136は水栓コントローラ138から
の制御信号に基づいて、開栓の調整等の機器固有の動作
を行なう。又、水栓コントローラ138に対して開栓状
態等の調理に必要な情報を伝送する。
【0036】各入力装置からの命令等に応じて、CPU
101は、各調理機器を制御するが、各機器コントロー
ラは固有のアドレスを所有している。制御の手順は、先
ずこのアドレスを指定し、次に制御情報と、データをや
りとりする。
【0037】本実施例に示す調理支援装置は各種電気機
器、ガス器具、水道類を、統一的に管理し、連動させて
制御する。その動作を、図2の模式図を用いて簡単に説
明する。
【0038】201は調理機を使用する使用者、202
は本実施例に係る調理支援装置の本体、203は202
は本実施例に係る調理支援装置の、使用者とのインタフ
ェースを行なう入出力装置、209は制御の対象となる
各調理機器である。
【0039】使用者201は入出力装置203に対し
て、スイッチ装置204、ペン入力装置205、タッチ
パネル206、マイクによる音声入力装置207のどれ
か一つ又は複数を利用して機器の操作命令を入力する。
使用者201の命令に従って、調理支援装置本体202
は各調理機器209に対して制御命令を発する。又、使
用者201は、それと同期して、例えば、電子レンジに
食材を入れる、ガスレンジに鍋を載せる等の作業を行な
う。各調理機器209は制御命令に応じた処理を行い、
その処理情報を調理支援装置本体202に伝送する。調
理支援装置本体202は入出力装置203を介して、モ
ニタ206、音声出力装置208のどちらか一つ又は複
数を利用して使用者201に、情報を呈示する。
【0040】各調理機器209を操作する際に、使用者
201は、入出力装置203を通じて全ての操作を行な
う。このことによって、機能の異なる調理機器を統一的
な操作方法で管理、操作することが可能となる。
【0041】但し、各調理機器209本体に各々の機器
用の操作盤を設け、本体操作盤への操作が入出力装置2
03への操作に優先して動作するような構成にしても良
い。この様な構成は、システムエラー時の緊急的な対応
が必要とされる時に有効である。
【0042】図3を用いて、使用者201が用いるモニ
タ206上の、統一的操作パネル表示の例について説明
する。ここでは、タッチパネル、又はペン入力を前提と
した画面例を示している。
【0043】図上側に、電子レンジを対象とした場合の
操作パネルの表示例を示した。301は制御対象のアイ
コン表示である。この表示によって、どの機器を制御対
象としているのかを明示する。302はメインスイッ
チ、303は温度調節、時間調節等の操作つまみ、30
4は各種機能のスイッチである。305はタイマ表示
部、306は各種情報の表示部である。
【0044】図下側に示したのはガスレンジを制御対象
とした場合の同様な操作パネル例である。この様に、表
示パネルとタッチパネルを併用することで、類似イメー
ジの操作パネルを作成可能である。統一的イメージの操
作パネルを設けることで、異なった調理機器を同様な操
作で扱うことができ、機器の操作方法を機器の数分だけ
記憶する煩雑さをなくすことが可能となる。
【0045】図1では、制御対象機器コントローラをシ
ステムバス102を介して直接に制御する場合を示した
が、図4に示す様に、各機器コントローラと、システム
バス102との間に、I/Fコントローラ139を介し
て制御しても良い。各制御対象機器は装置番号を有し、
CPU101はI/Fコントローラ139に対して装置
番号と制御命令を発する。、それに応じてI/Fコント
ローラ139が、データバス140を介して各機器コン
トローラを制御する。このことで、システムバス102
とデータバス140のデータ転送速度を異なるものとす
ることができ、又、システムバス102上のアドレスを
与えるのが、I/Fコントローラ139のみで済む。
【0046】この様な構成とすることで、本実施例の調
理支援装置は、各調理機器、ガス、水道をCPU101
が統一的に制御、管理できる。又、モニタ、タッチパネ
ル206上に類似イメージの操作パネルを設けること
で、異なった調理機器を統一的な操作で扱うことが実現
できる。更に、複数の入出力手段を有することで、煩雑
な作業が多く手が塞がりがちなキッチンで、簡便なマン
マシンインタフェースが実現できる。
【0047】図1に示したのはハードウェア構成の例で
あり、情報入出力装置、メディアドライブ装置、電気機
器等の制御対象機器等の構成は、必ずしもこれに限られ
る訳ではない。各装置のうち、具備しない装置があって
も良いし、又、或る装置を複数具備しても良い。更に、
制御対象機器については別の調理機器の制御コントロー
ラを設けることで、図1に示した以外の調理機器を制御
対象としても良い。
【0048】図2では、調理支援装置の、入出力装置
と、それ以外の装置を本体として分割して示したが、必
ずしもこの構成に限る必要はなく、全ての装置の一体型
であったり、又は、他の組合せでの構成であっても良
い。
【0049】以下、第1実施例に示した調理支援装置の
制御に用いる、調理に関するデータベースを用いて献立
決定を支援する調理支援装置の第2の実施例について、
図5から図9を用いて説明する。
【0050】図5は本実施例に係る調理支援装置におけ
る各機器の制御方式の簡単なフローチャート、図6は本
実施例に係る調理支援装置の情報処理に用いるデータベ
ースの形式の簡単な例、図7は本実施例に係る調理支援
装置における各機器の制御例、図8、図9は本実施例に
係る調理支援装置の制御例である。
【0051】図5を用いて、本実施例に係る調理支援装
置が、各調理機器を連動させて制御する手順について説
明する。
【0052】最初に、入力装置を用いて料理名を入力す
る。記憶装置から料理手順データを読み込み、必要な手
順数を得る。調理開始が入力された後、1手順毎に調理
手順を読み込み、出力装置に出力する。それと共に、そ
の手順において、調理機器の制御が必要ならば、対象機
器の状態を確かめた上で、対象機器の制御を行なう。そ
の手順終了が入力された後、次の手順があれば、再び、
調理手順の読み込みから動作を反復する。次の手順がな
ければ動作を終了する。
【0053】図6を用いて、本実施例に係る調理支援装
置の情報処理に用いるデータベースの形式を簡単に例示
する。
【0054】本実施例の調理支援装置は3種類のデータ
ベースを有する。
【0055】料理データベースは、料理の名称P、その
料理を作る時に必要な材料A、B、Cとその数量a0、
b0、c0を記録している。料理手順データベースは、
料理データベースに記録されている料理Pについて、そ
の材料を調理する手順を記録している。調理手順情報
は、手順1、2、3、4に従って使用者が或る材料A、
B、Cに対して要求される動作と、その際の各調理機器
の制御情報と所要時間p、q、r、sからなる。2種類
のデータベースはメディアドライブ122に記憶されて
おり必要に応じて、CPU101によってRAM125
上に読み出され、処理の対象となる。
【0056】在庫データベースは、現在どの食材A、
B、Cがどれだけの数量a、b、cあるのかを記録して
いる。このデータベースは、例えば或る食材を購入した
際に、使用者201が、在庫として数量を記録すること
で作成する。数量記録の際には、図1に示した各入力装
置の何れか又は複数を利用して入力する。特に、事前
に、在庫データベース管理用のバーバーコードチャート
を用意することで、バーコードリーダ109を用いて、
より簡便に在庫管理を行なうことが可能である。入力さ
れた在庫データも、二データベースと同様にメディアド
ライブ122に記憶され、必要に応じて処理の対象とな
る。
【0057】図7のフローチャートを用いて、本実施例
に係る調理支援装置によって各調理機器を連動させるこ
とで、或る調理を行なう際の各機器の制御例を、簡単に
説明する。ここでは、図2のデータベース例に示した料
理Pを調理する際の手順を例とする。
【0058】まず、使用者201が入力装置を介して、
調理しようとする料理名Pを入力する。料理中は手が塞
がりがちであるので、この類の入力の際に、音声入力装
置118は有効である。この入力に対して、CPU10
1は、メディアドライブ内の料理手順データベースを検
索し、料理PのデータをRAM125上に取り出す。
【0059】次に、使用者201が入力装置を介して、
調理を開始することを入力する。それに対して、CPU
101は、料理Pの料理手順データベースから調理手順
1を取り出し、出力装置に呈示する。手順1では、使用
者201の材料Aに対する動作のみが必要とされている
ので、その動作終了後、使用者201は手順1の動作終
了を入力する。
【0060】それに対して、CPU101は、料理Pの
調理手順2を取り出し、出力装置に呈示する。それと共
に、材料Aに対する調理機器1の制御を開始し、タイマ
121をセットする。ここでは調理の所要時間qを設定
する。その間、使用者201は材料Bに対する動作を行
なう。調理機器の所要時間q経過後、タイマ割り込みに
よって、手順2終了の入力が促され、使用者201の材
料Bに対する動作終了後、手順2の動作終了を入力す
る。
【0061】それに対して、CPU101は、以下同様
にして、手順の表示、各調理機器の制御を行い、最終的
には、使用者201の、手順4終了の入力によって調理
支援装置による調理機器の制御が終了する。
【0062】次に図8、図9に示すフローチャートを用
いて、本実施例に係る調理支援装置の献立決定支援デー
タ処理における制御例を説明する。
【0063】本実施例に係る調理支援装置の献立決定支
援処理の一つとして、或る料理を調理しようとした際に
在庫と比較して不足している材料を表示する機能(以
下、メニュー優先検索とする)がある。図2に示した料
理データベースと在庫データベースを用いて、その機能
を実現する際の処理手順が図8のフローチャートであ
る。
【0064】ここでは、図2のデータベース例に示した
料理Pを際の手順を例とする。
【0065】使用者201が、調理したい料理名Pを入
力する。それに対して、CPU101は、料理Pの在庫
データベース、料理データベースを取り出す。材料A、
B、Cの3種類について各々数量を比較し、すべての材
料において在庫数量が、料理データベースの示す必要数
量を上回ればOKサイン、そうでなければ不足材料名
と、その不足数量を示す。これにより、或る料理を作り
たい時に、不足している材料が検索可能である。
【0066】次に、本実施例に係る調理支援装置の献立
決定支援処理の一つとして、現行の在庫で作成可能な料
理を検索して表示する機能(以下、在庫優先検索とす
る)を示す。図2に示した料理データベースと在庫デー
タベースを用いて、その機能を実現する際の処理例が図
9のフローチャートである。
【0067】ここでは、先程と同様に、図2のデータベ
ース例に示した料理Pを際の手順を例とする。
【0068】使用者201が、検索の開始を入力する。
それに対して、CPU101は、在庫データベース、料
理データベースを取り出す。材料A、B、Cの3種類に
ついて、料理データベースの材料及び数量と各々比較
し、すべての材料において在庫数量が、料理データベー
スの示す必要数量を上回った場合、その料理名を示す。
この手順を料理データベースの料理数回繰り返す。これ
により、在庫で調理可能な料理が検索可能である。
【0069】以上の様にすることで、調理支援装置に対
する操作のみで、調理手順を知ることができ、又、調理
手順に従った調理機器の制御がなされ、調理機器操作に
関する煩雑な作業が大きく緩和される。更に、調理支援
装置の料理データベース処理機能によって、在庫管理の
手間が削減され、メニュー決定の手間が緩和される。
【0070】
【発明の効果】本発明の調理支援装置では、各調理機
器、ガス、水道をCPU101が統一的に制御、管理で
きる。又、モニタ、タッチパネル206上に類似イメー
ジの操作パネルを設けることで、異なった調理機器を統
一的な操作で扱うことが実現できる。更に、複数の入出
力手段を有することで、煩雑な作業が多く手が塞がりが
ちなキッチンで、簡便なマンマシンインタフェースが実
現できる。
【0071】又、調理支援装置に対する操作のみで、調
理手順を知ることができ、又、調理手順に従った調理機
器の制御がなされ、調理機器操作に関する煩雑な作業が
大きく緩和される。更に、調理支援装置の料理データベ
ース処理機能によって、在庫管理の手間が削減され、メ
ニュー決定の手間が緩和される。更に、調理に用いられ
る各種機器を、料理に関するデータベースに連動させて
制御する調理支援装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の調理支援装置のハードウ
ェア構成の簡単なブロック図。
【図2】本発明の第1実施例に係る調理支援装置を用い
たシステムの説明図。
【図3】本発明の第1実施例に係る調理支援装置の表示
装置における統一的操作パネル表示の説明図。
【図4】本発明の第1実施例に係る調理支援装置のハー
ドウェア構成の簡単なブロック図。
【図5】発明の第2実施例に係る調理支援装置における
各機器の制御方式の簡単なフローチャート。
【図6】発明の第2実施例に係る調理支援装置の情報処
理に用いるデータベースの形式の説明図。
【図7】発明の第2実施例に係る調理支援装置における
各機器の制御のフローチャート。
【図8】発明の第2実施例に係る調理支援装置の制御の
フローチャート。
【図9】発明の第2実施例に係る調理支援装置の制御の
フローチャート。
【図10】従来の制御装置を有する調理機器のブロック
【符号の説明】
101…CPU、 102…システムバス、 103…キー入力装置、 104、107、110、113、116、119、1
23、128、131、134、137…データバス、 105…キーコントローラ、 106…タッチ入力装置、 108…タッチ入力コントローラ、 109…バーコードリーダ、 111…バーコードコントローラ、 112…音声入力装置、 114…音声入力コントローラ、 115…表示装置、 117…表示コントローラ、 118…音声出力装置、 120…音声出力コントローラ、 121…タイマ、 122…メディアドライブ、 124…メディアドライブコントローラ、 125…RAM、 126…ROM、 127、130…電気機器、 129、132…電気機器コントローラ、 133…ガス器具、 135…ガス器具コントローラ、 136…水栓、 138…水栓コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 靖 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】演算処理等を行う中央演算装置と、演算デ
    ータ、演算結果や制御プログラムを記憶するメモリと、
    演算データや制御プログラムを記憶する不揮発性メモリ
    と、情報記憶媒体及びその情報記憶媒体の駆動装置と、
    外部からの特定の入力を行うための情報入力装置と、表
    示データの再生処理を行う表示装置と、音声データの再
    生処理を行う音声出力装置と、各種調理機器及びその制
    御コントローラとを備える制御装置において、上記各種
    調理機器を連動させて統一的に管理、制御を行なうこと
    を特徴とする調理支援装置。
  2. 【請求項2】演算処理等を行う中央演算装置と、演算デ
    ータ、演算結果や制御プログラムを記憶するメモリと、
    演算データや制御プログラムを記憶する不揮発性メモリ
    と、情報記憶媒体及びその情報記憶媒体の駆動装置と、
    外部からの特定の入力を行うための情報入力装置と、表
    示データの再生処理を行う表示装置と、音声データの再
    生処理を行う音声出力装置と、各種調理機器及びその制
    御コントローラを接続する外部I/Fを備える制御装置
    において、 外部I/Fを通して、上記各種調理機器を、連動させて
    統一的に管理、制御を行なうことを特徴とする調理支援
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記情報記憶媒
    体に記憶した、調理に関するデータベースを用い、選択
    した料理に関する料理手順を表示し、且つ各種調理機器
    を制御する調理支援装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2において、キー入力装置、
    タッチ入力装置、バーコード入力装置、音声入力装置
    の、全て又は何れかを、前記情報入力装置として具備す
    る調理支援装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は2において、各種調理機器操
    作のための、統一した操作体系を持つ操作パネルを表示
    する情報表示装置を具備する調理支援装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2において、調理に関するデ
    ータベースと在庫管理に関するデータベースを用いて、
    献立決定を支援する調理支援装置。
JP31633295A 1995-12-05 1995-12-05 調理支援装置 Pending JPH09160609A (ja)

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Cited By (4)

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