JP2004222400A - 電流制御回路、及び、モータ駆動回路 - Google Patents

電流制御回路、及び、モータ駆動回路 Download PDF

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靖彦 稲垣
Tomomitsu Ohara
智光 大原
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Abstract

【課題】入力制御信号に応じて駆動電流を制御できる電流制御回路、及び、モータ駆動回路に関し、特に、駆動電流の制御を正確、かつ、容易に行える電流制御回路、及び、モータ駆動回路を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明はモータ駆動回路において外部電流制御信号に応じて一つの制御電流を生成する制御電流生成回路(31)と、制御電流生成回路(31)で生成された一つの制御電流が供給され、一つの制御電流に応じて第1の駆動電流制御素子(Q41u、Q41v、Q41w)を駆動する第1の駆動電流生成回路(32u、32v、32w)と、制御電流生成回路(31)で生成された一つの制御電流が供給され、一つの制御電流に応じて第2の駆動電流制御素子(Q42u、Q42v、Q42w)を駆動する第2の駆動電流生成回路(33u、33v、33w)とを有することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電流制御回路、及び、モータ駆動回路に係り、特に、入力制御信号に応じて駆動電流を制御できる電流制御回路、及び、モータ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、外部制御信号に応じてカレントミラー回路を駆動し、カレントミラー回路によりソース側制御用電流とシンク側制御用電流とを別々に生成し、カレントミラー回路で生成されるソース側制御用電流によってモータのソース側駆動回路を制御し、カレントミラー回路で生成されるシンク側制御用電流によってシンク側駆動回路を制御することにより、モータの駆動電流を制御するモータ駆動回路があった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭60−237871号公報(第1頁右下欄6行〜第2頁右上欄2行、図1、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来のモータ駆動回路は、カレントミラー回路によりソース側制御用電流とシンク側制御用電流とを別々に生成し、カレントミラー回路で生成されるソース側制御用電流によってモータのソース側駆動回路を制御していたため、カレントミラー回路のソース側に電流を供給するトランジスタとカレントミラー回路のシンク側に電流を供給するトランジスタとで特性にばらつきがあるとモータの駆動電流がばらつくなどの問題点があった。
【0005】
また、従来のモータ駆動回路はソース側駆動回路とシンク側駆動回路との構成が異なるため、ソース側とシンク側とで特性がばらつき、モータの駆動電流がばらつくなどの問題点があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、駆動電流の制御を正確、かつ、容易に行える電流制御回路、及び、モータ駆動回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、モータ(11)への駆動電流の供給を制御する第1の駆動電流制御素子(Q41u、Q41v、Q41w)と、モータ(11)から駆動電流を引き込む第2の駆動電流制御素子(Q42u、Q42v、Q42w)とを含み、外部電流制御信号に応じて第1の駆動電流制御素子(Q41u、Q41v、Q41w)及び第2の駆動電流制御素子(Q42u、Q42v、Q42w)を制御して、モータ(11)の駆動を制御するモータ駆動回路(12)であって、外部電流制御信号に応じて一つの制御電流を生成する制御電流生成回路(31)と、制御電流生成回路(31)で生成された一つの制御電流が供給され、一つの制御電流に応じて第1の駆動電流制御素子(Q41u、Q41v、Q41w)を駆動する第1の駆動電流生成回路(32u、32v、32w)と、制御電流生成回路(31)で生成された一つの制御電流が供給され、一つの制御電流に応じて第2の駆動電流制御素子(Q42u、Q42v、Q42w)を駆動する第2の駆動電流生成回路(33u、33v、33w)とを有することを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、制御電流生成回路(31)は、外部電流制御信号に応じた電流を出力する可変電流源(41)と、可変電流源(41)で生成された電流に応じた電流を生成する第1のカレントミラー回路(Q11、Q12)と、第1のカレントミラー回路(Q11、Q12)で生成された電流に応じた一つの電流を生成し、第1の駆動電流生成回路(32u、32v、32w)及び第2の駆動電流生成回路(33u、33v、33w)に供給する第2のカレントミラー回路(Q13、Q14)とを有することを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明は、可変電流源(41)は、第1のカレントミラー回路(Q11、Q12)に電流を供給し、第1のカレントミラー回路(Q11、Q12)は、可変電流源(41)から供給された電流に応じた電流を第2のカレントミラー回路(Q13、Q14)から引き込み、第2のカレントミラー回路(Q13、Q14)は、第1のカレントミラー回路(Q11、Q12)から引き込まれた電流に応じた一つの電流を生成し、第1の駆動電流生成回路(32u、32v、32w)及び第2の駆動電流生成回路(33u、33v、33w)に供給することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、可変電流源(41)は、第1のカレントミラー回路(Q111、Q112)から電流を引き込み、第1のカレントミラー回路(Q111、Q112)は、可変電流源(41)により引き込まれた電流に応じた電流を第2のカレントミラー回路(Q113、Q114)に供給し、第2のカレントミラー回路(Q113、Q114)は、第1のカレントミラー回路(Q111、Q112)から供給された電流に応じた一つの電流を第1の駆動電流生成回路(132u、132v、132w)及び第2の駆動電流生成回路(133u、133v、133w)から引き込むことを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、第1の電流制御素子(Q41u、Q41v、Q41w)と第2の電流制御素子(Q42u、Q42v、Q42w)とは、同一極性のトランジスタから構成されており、第1の駆動電流生成回路(32u、32v、32w)及び第2の駆動電流生成回路(33u、33v、33w)は、同一極性のトランジスタで、かつ、同一の回路構成とされたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、モータ(11)は、複数相のコイル(Lu、Lv、Lw)を有し、第1の駆動電流生成回路(32u、32v、32w)及び第2の駆動電流生成回路(33u、33v、33w)は、複数相のコイル(Lu、Lv、Lw)毎に設けられており、複数相の第1の駆動電流生成回路(32u、32v、32w)及び第2の駆動電流生成回路(33u、33v、33w)は、制御電流生成回路(31)で生成された一つの制御電流により駆動されることを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、制御電流生成回路(31)により外部電流制御信号に応じて一つの制御電流を生成された一つの制御電流により、第1の駆動電流制御素子(Q41u、Q41v、Q41w)を駆動する第1の駆動電流生成回路(32u、32v、32w)と第2の駆動電流制御素子(Q42u、Q42v、Q42w)を駆動する第2の駆動電流生成回路(33u、33v、33w)とを駆動することにより、制御電流が第1の駆動電流生成回路(32u、32v、32w)と第2の駆動電流生成回路(33u、33v、33w)とでばらつくことがないので、駆動電流の制御を正確、かつ、容易に行える。
【0014】
なお、参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、特許請求の範囲を限定しようとするものではない。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例のシステム構成図を示す。
【0016】
本実施例のモータ駆動システム1は、モータ11、モータ駆動IC(integrated circuit)12を含む構成とされている。モータ11は、例えば、3相ブラシレスモータから構成されており、U相コイルLu、V相コイルLv、W相コイルLwを含む。U相コイルLu、V相コイルLv、W相コイルLwは、例えば、スター結線されており、一端が互いに接続された構成とされている。なお、U相コイルLuの他端はモータ駆動IC12の出力端子Toutu及び電圧検出端子Tusに接続され、V相コイルLvの他端はモータ駆動IC12の出力端子Toutv及び電圧検出端子Tvsに接続され、W相コイルLwの他端はモータ駆動IC12の出力端子Toutw及び電圧検出端子Twsに接続されている。また、U相コイルLu、V相コイルLv、W相コイルLwの接続点は、モータ駆動IC12の電圧検出端子Tcsに接続されている。
【0017】
モータ駆動IC12は、位置検出回路21、三相ロジック22、駆動回路23、速度制御回路24を含む構成とされている。位置検出回路21には、電圧検出端子TusからU相コイルLuの印加電圧が供給され、電圧検出端子TvsからV相コイルLvの印加電圧が供給され、電圧検出端子TwsからW相コイルLwの印加電圧が供給され、電圧検出端子TcsからU相コイルLu、V相コイルLv、W相コイルLwの接続点の電圧が印加されている。
【0018】
位置検出回路21は、電圧検出端子Tus、Tvs、Tws、Tcsからの電圧を波形整形して、三相ロジック22に供給する。三相ロジック22は、位置検出回路21からの検出信号に基づいてモータ11のロータマグネットの位置を検出して、U相コイルLuに流す電流のタイミングを決定する第1のU相タイミング制御信号及び第2のU相タイミング制御信号、V相コイルLvに流す電流のタイミングを決定する第1のV相タイミング制御信号及び第2のV相タイミング制御信号、W相コイルLwに流す電流のタイミングを決定する第1のW相タイミング制御信号及び第2のW相タイミング制御信号を生成し、駆動回路23に供給する。
【0019】
なお、第1のU相タイミング制御信号は、U相コイルLuに電流を供給するタイミングを制御するための信号である。第2のU相タイミング制御信号は、U相コイルLuから電流を引き込むタイミングを制御するための信号である。第1のV相タイミング制御信号は、V相コイルLvに電流を供給するタイミングを制御するための信号である。第2のV相タイミング制御信号は、V相コイルLvから電流を引き込むタイミングを制御するための信号である。第1のW相タイミング制御信号は、W相コイルLwに電流を供給するタイミングを制御するための信号である。第2のW相タイミング制御信号は、W相コイルLwから電流を引き込むタイミングを制御するための信号である。
【0020】
また、制御端子Tcntには、外部回路から速度指示信号が供給される。速度指示信号は、例えば、モータ11がディスクドライブのスピンドルモータである場合には、ディスクを読み取ることにより得られる回転情報に基づいてサーボ制御回路で生成される。また、速度指示信号は、モータ11に予め設けられたFG(frequency generator)センサより得られるFG信号と基準信号とに基づいて外部回路で生成される。制御端子Tcntに供給された速度指示信号は、モータ駆動IC12の内部で速度制御回路24に供給される。電源端子Tvccには、電源Vccが印加されている。電源端子Tvccは駆動回路23に接続されるとともに、検出用抵抗Rfを介して駆動回路23に接続されている。検出用抵抗Rfを介して駆動回路23に供給された電流は、モータ11の駆動電流として用いられる。速度制御回路24には、検出用抵抗Rfの両端の電圧が印加されていおり、モータ11に流れる電流を検出可能とされている。
【0021】
速度制御回路24は、制御端子Tcntからの速度指示信号及び駆動電流検出用抵抗Rfの両端の電圧に応じて速度制御信号を生成する。速度制御信号は、モータ11の回転速度が速度指示信号に応じた回転速度となるような信号である。速度制御回路24で生成された速度制御信号は、駆動回路23に供給される。
【0022】
図2は駆動回路23の回路構成図を示す。
【0023】
駆動回路23は、電流制御回路31、第1のU相駆動電流制御回路32u、第1のV相駆動電流制御回路32v、第1のW相駆動電流制御回路32w、第2のU相駆動電流制御回路33u、第2のV相駆動電流制御回路33v、第2のW相駆動電流制御回路33w、U相駆動回路34u、V相駆動回路34v、W相駆動回路34wを含む構成とされている。電流制御回路31、第1のU相駆動電流制御回路32u、第1のV相駆動電流制御回路32v、第1のW相駆動電流制御回路32w、第2のU相駆動電流制御回路33u、第2のV相駆動電流制御回路33v、第2のW相駆動電流制御回路33wは、電源端子Tvccに接続され、電源端子Tvccから電源Vccが供給される。また、U相駆動回路34u、V相駆動回路34v、W相駆動回路34wは、検出用抵抗Rfを介して電源端子Tvccが接続されており、電源端子Tvccから検出用抵抗Rfを介して電源電圧Vccが供給されている。
【0024】
電流制御回路31は、可変電流源41、NPNトランジスタQ11、Q12、PNPトランジスタQ13、Q14を含む構成とされている。可変電流源41には、速度制御回路24から速度制御信号が供給される。可変電流源41は、速度制御信号に応じた電流を出力する。NPNトランジスタQ11、Q12、及び、PNPトランジスタQ13、Q14は、各々カレントミラー回路を構成している。トランジスタQ11、Q12から構成されるカレントミラー回路は、可変電流源41から出力された電流に応じた電流をトランジスタQ13、Q14から構成されるカレントミラー回路から引き込む。トランジスタQ13、Q14から構成されるカレントミラー回路は、トランジスタQ11、Q12から構成されるカレントミラー回路から引き込まれる電流に応じた電流、すなわち、速度制御信号に応じた電流をトランジスタQ14のコレクタから出力する。
【0025】
トランジスタQ14のコレクタから出力された電流は、第1のU相駆動電流制御回路32u、第1のV相駆動電流制御回路32v、第1のW相駆動電流制御回路32w、第2のU相駆動電流制御回路33u、第2のV相駆動電流制御回路33v、第2のW相駆動電流制御回路33wに供給される。このとき、第1のU相駆動電流制御回路32u、第1のV相駆動電流制御回路32v、第1のW相駆動電流制御回路32w、第2のU相駆動電流制御回路33u、第2のV相駆動電流制御回路33v、第2のW相駆動電流制御回路33wに供給される電流は、すべてトランジスタQ14のコレクタから供給されることになる。よって、各回路にばらつきなく電流を供給できる。
【0026】
第1のU相駆動電流制御回路32uは、トランジスタQ21u〜Q25uから構成される。トランジスタQ21uは、PNPトランジスタから構成されており、スイッチ回路を構成する。トランジスタQ21uのエミッタには、トランジスタQ14のコレクタから電流が供給され、トランジスタQ21uのコレクタには、トランジスタQ22uのコレクタ、ベース及びトランジスタQ23uのベースが接続されている。トランジスタQ21uのベースには、三相ロジック22から第1のU相タイミング制御信号が供給されている。トランジスタQ21uは、第1のU相タイミング制御信号に応じてスイッチングされる。トランジスタQ21uがオンすると、トランジスタQ22u、Q23uから構成されるカレントミラー回路に電流が供給される。
【0027】
トランジスタQ22u、23uから構成されるカレントミラー回路は、トランジスタQ21uのエミッタ電流に応じた電流をトランジスタQ24u、Q25uから構成されるカレントミラー回路から引き込む。トランジスタQ24u、Q25uから構成されるカレントミラー回路は、トランジスタQ22u、Q23uから構成されるカレントミラー回路により引き込まれる電流に応じた電流をU相駆動回路34uに供給する。
【0028】
なお、トランジスタQ22u、Q23uから構成されるカレントミラー回路、及び、トランジスタQ24u、Q25uから構成されるカレントミラー回路は、電流制御回路31からの電流を電流増幅して、U相駆動回路34uに供給する。
【0029】
第2のU相駆動回路33uは、トランジスタQ31u〜Q35uから構成されている。トランジスタQ31uは、PNPトランジスタから構成されており、スイッチ回路を構成する。トランジスタQ31uのエミッタには、トランジスタQ14のコレクタから電流が供給されている。また、トランジスタQ31uのコレクタは、トランジスタQ32uのコレクタ、ベース及びトランジスタQ33uのベースに接続されている。トランジスタQ31uのベースには、三相ロジック22から第2のU相タイミング制御信号が供給されている。トランジスタQ31uは、第2のU相タイミング制御信号に応じてスイッチングされる。トランジスタQ31uがオンすると、トランジスタQ32u、Q33uから構成されるカレントミラー回路に電流が供給される。
【0030】
トランジスタQ32u、Q33uから構成されるカレントミラー回路は、トランジスタQ31uのエミッタ電流に応じた電流をトランジスタQ34u、Q35uから構成されるカレントミラー回路から引き込む。トランジスタQ34u、Q35uから構成されるカレントミラー回路は、トランジスタQ32u、33uから構成されるカレントミラー回路により引き込まれる電流に応じた電流をU相駆動回路34uに供給する。
【0031】
なお、トランジスタQ32u、Q33uから構成されるカレントミラー回路、及び、トランジスタQ34u、Q35uから構成されるカレントミラー回路は、電流制御回路31からの電流を電流増幅して、U相駆動回路34uに供給する。
【0032】
U相駆動回路34は、トランジスタQ41u、Q42u、抵抗R41u、R42uを含む構成とされている。トランジスタQ41u、Q42uは、同一極性のNPNトランジスタから構成される。トランジスタQ41u及びトランジスタQ42uは、エミッタ−コレクタが直列に接続されており、その両端に電源電圧が印加された構成とされている。
【0033】
抵抗R41uは、トランジスタQ41uのベース−エミッタ間に接続され、トランジスタQ41uをバイアスする。トランジスタQ41uのベースには、第1のU相駆動電流制御回路32uからの電流が供給されている。トランジスタQ41uは、第1のU相駆動電流制御回路32uから電流が供給されたときにオンし、第1のU相駆動電流制御回路32uからの電流が停止されたときにオフする。
【0034】
抵抗R42uは、トランジスタQ42uのベース−エミッタ間に接続され、トランジスタQ42uをバイアスする。トランジスタQ42uのベースには、第2のU相駆動電流制御回路33uから電流が供給されている。トランジスタQ42uは、第2のU相駆動電流制御回路33uから電流が供給されたときにオンし、第2のU相駆動電流制御回路33uからの電流が停止されたときにオフする。トランジスタQ41uのエミッタとトランジスタQ42uのコレクタとの接続点は、出力端子Toutuに接続されている。出力端子Toutuには、U相コイルLuが接続されており、トランジスタQ41u、Q42uの状態に応じてU相コイルLuに流れる電流が制御される。
【0035】
トランジスタQ41uがオンで、トランジスタQ42uがオフのときには、出力端子Toutuに駆動電流が供給され、よって、U相コイルLuに駆動電流が供給されことになる。また、トランジスタQ41uがオフで、トランジスタQ42uがオンのときには、出力端子Toutuから電流が引き込まれ、よって、U相コイルLuから電流が引き込まれることになる。
【0036】
なお、第1のV相駆動電流制御回路32vは、前述の第1のU相駆動電流制御回路32uと同じ構成であり、第1のV相タイミング制御信号によってV相駆動回路34vへの電流の供給を制御する。また、第2のV相駆動電流制御回路33vは、前述の第2のU相駆動電流駆動回路33uと同じ構成であり、第2のV相タイミング制御信号によってV相駆動回路34vへの電流の供給を制御する。
【0037】
さらに、第1のW相駆動電流制御回路32wは、前述の第1のU相駆動電流制御回路32uと同じ構成であり、第1のW相タイミング制御信号によってW相駆動回路34wへの電流の供給を制御する。また、第2のW相駆動電流制御回路33wは、前述の第2のU相駆動電流駆動回路33uと同じ構成であり、第2のW相タイミング制御信号によってW相駆動回路34wへの電流の供給を制御する。
【0038】
また、V相駆動回路34v、W相駆動回路34wは、前述のU相駆動回路34uと同一の構成であるので、その説明は省略する。
【0039】
次に、駆動回路23の動作を説明する。
【0040】
図3は駆動回路23のトランジスタQ21u、Q21v、Q21w、Q31u、Q31v、Q31wのスイッチングのタイミングを説明するための図、図4はU相コイルLu、V相コイルLv、W相コイルLwに流れる電流を示す図である。
【0041】
期間T1では、第2のU相タイミング制御信号、第1のV相タイミング制御信号、第1のW相タイミング制御信号、第2のW相タイミング制御信号はハイレベルで、第1のU相タイミング制御信号、第2のV相タイミング制御信号はローレベルとなり、トランジスタQ31u、Q21v、Q21w、Q31wはオフし、トランジスタQ21u、Q31vがオンする。これによって、出力端子Toutuに電流が流れ込み、出力端子Toutvからは電流が引き込まれる。よって、期間T1では、図4に示される電流I1が流れる。
【0042】
期間T2では、第2のU相タイミング制御信号、第1のV相タイミング制御信号、第2のV相タイミング制御信号、第1のW相タイミング制御信号はハイレベルで、第1のU相タイミング制御信号、第2のW相タイミング制御信号はローレベルとなり、トランジスタQ31u、Q21v、Q31v、Q31wはオフし、トランジスタQ21u、Q31wがオンする。これによって、出力端子Toutuに電流が流れ込み、出力端子Toutwからは電流が引き込まれる。よって、期間T2では、図4に示される電流I2が流れる。
【0043】
期間T3では、第1のU相タイミング制御信号、第2のU相タイミング制御信号、第2のV相タイミング制御信号、第1のW相タイミング制御信号はハイレベルで、第1のV相タイミング制御信号、第2のW相タイミング制御信号はローレベルとなり、トランジスタQ21u、Q31u、Q31v、Q21wはオフし、トランジスタQ21v、Q31wがオンする。これによって、出力端子Toutvに電流が流れ込み、出力端子Toutwからは電流が引き込まれる。よって、期間T3では、図4に示される電流I3が流れる。
【0044】
期間T4では、第1のU相タイミング制御信号、第2のV相タイミング制御信号、第1のW相タイミング制御信号、第2のW相タイミング制御信号はハイレベルで、第2のU相タイミング制御信号、第1のV相タイミング制御信号はローレベルとなり、トランジスタQ21u、Q31v、Q21w、Q31wはオフし、トランジスタQ31u、Q21vがオンする。これによって、出力端子Toutvに電流が流れ込み、出力端子Toutuからは電流が引き込まれる。よって、期間T4では、図4に示される電流I4が流れる。
【0045】
期間T5では、第1のU相タイミング制御信号、第1のV相タイミング制御信号、第2のV相タイミング制御信号、第2のW相タイミング制御信号はハイレベルで、第2のU相タイミング制御信号、第1のW相タイミング制御信号はローレベルとなり、トランジスタQ21u、Q21v、Q31v、Q31wはオフし、トランジスタQ31u、Q21wがオンする。これによって、出力端子Toutwに電流が流れ込み、出力端子Toutuからは電流が引き込まれる。よって、期間T5では、図4に示される電流I5が流れる。
【0046】
期間T6では、第1のU相タイミング制御信号、第2のU相タイミング制御信号、第1のV相タイミング制御信号、第2のW相タイミング制御信号はハイレベルで、第2のV相タイミング制御信号、第1のW相タイミング制御信号はローレベルとなり、トランジスタQ21u、Q31u、Q21v、Q31wはオフし、トランジスタQ31v、Q21wがオンする。これによって、出力端子Toutwに電流が流れ込み、出力端子Toutvからは電流が引き込まれる。よって、期間T6では、図4に示される電流I6が流れる。上記期間T1〜T6に示す動作が繰り返されることにより、U相コイルLu、V相コイルLv、W相コイルLwに回転磁界が発生し、モータ11のロータマグネットが回転する。
【0047】
本実施例によれば、電流制御回路131の出力電流により第1のU相駆動電流制御回路32u、第2のU相駆動電流制御回路33u、第1のV相駆動電流制御回路32v、第2のV相駆動電流制御回路33v、第1のW相駆動電流制御回路32w、第2のW相駆動電流制御回路33wのすべてを制御しているため、トランジスタの特性のばらつきの影響を受け難い。また、ソース側とシンク側とで同一回路構成とできるので、ソース側とシンク側とでの素子の特性のばらつきを抑制できる。
【0048】
なお、本実施例の駆動回路23のトランジスタを逆極性のトランジスタで構成することも可能である。
【0049】
図5は駆動回路の第1変形例の回路構成図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0050】
本変形例の駆動回路123は、電流制御回路131、第1のU相駆動電流制御回路132u、第2のU相駆動電流制御回路133u、第1のV相駆動電流制御回路132v、第2のV相駆動電流制御回路133v、第1のW相駆動電流制御回路132w、第2のW相駆動電流制御回路133wが図2に示す駆動回路23のトランジスタとは逆極性のトランジスタから構成されている。
【0051】
電流制御回路131は、トランジスタQ111〜Q114を含む構成とされている。トランジスタQ111、Q112は、図2に示すトランジスタQ11、Q12に対応しており、トランジスタQ11、Q12とは逆極性のトランジスタから構成されている。また、トランジスタQ113、Q114は、図2に示すトランジスタQ13、Q14に対応しており、トランジスタQ13、Q14とは逆極性のトランジスタから構成されている。なお、第1のU相タイミング制御信号、第2のU相タイミング制御信号、第1のV相タイミング制御信号、第2のV相タイミング制御信号、第1のW相タイミング制御信号、第2のW相タイミング制御信号の極性も反転される。
【0052】
また、第1のU相駆動電流制御回路132uは、トランジスタQ121u〜Q127uから構成されている。トランジスタQ121uは、図2に示すトランジスタQ21uに対応しており、トランジスタQ21uとは逆極性のトランジスタから構成されている。トランジスタQ122u、Q123uは、図2に示すトランジスタQ22u、Q23uに対応しており、トランジスタQ22u、Q23uとは逆極性のトランジスタから構成されている。トランジスタQ124u、Q125uは、図2に示すトランジスタQ24u、Q25uに対応しており、トランジスタQ24u、Q25uとは逆極性のトランジスタから構成されている。また、トランジスタQ126u、Q127uは、電流を反転させるためのカレントミラー回路を構成している。
【0053】
なお、第2のU相駆動電流制御回路133uは、トランジスタQ131u〜Q137uから構成されている。トランジスタQ131uは、図2に示すトランジスタQ31uに対応しており、トランジスタQ31uとは逆極性のトランジスタから構成されている。トランジスタQ132u、Q133uは、図2に示すトランジスタQ32u、Q33uに対応しており、トランジスタQ32u、Q33uとは逆極性のトランジスタから構成されている。トランジスタQ134u、Q135uは、図2に示すトランジスタQ34u、Q35uに対応しており、トランジスタQ34u、Q35uとは逆極性のトランジスタから構成されている。また、トランジスタQ136u、Q137uは、電流を反転させるためのカレントミラー回路を構成している。
【0054】
なお、第1のV相駆動電流制御回路132v、第1のW相駆動電流制御回路132wは、第1のU相駆動電流制御回路132uと同様な構成とされている。第2のV相駆動電流制御回路133v、第2のW相駆動電流制御回路133wは、第2のU相駆動電流制御回路133uと同様な構成とされている。
【0055】
本変形例によれば、図2に示す駆動回路31と同様に、電流制御回路131が第1のU相駆動電流制御回路132u、第1のV相駆動電流制御回路132v、第1のW相駆動電流制御回路132w、第2のU相駆動電流制御回路133u、第2のV相駆動電流制御回路133v、第2のW相駆動電流制御回路133wのすべてに電流を供給している。よって、トランジスタのばらつきなどの影響を受け難い。また、同一構成の回路で、ソース側とシンク側を駆動できるので、ソース側とシンク側とでの特性のばらつきを抑制できる。
【0056】
なお、本実施例では、U相駆動回路34u、V相駆動回路34v、W相駆動回路34wを構成するトランジスタQ41u、Q42u、Q41v、Q42v、Q41w、Q42wを同極性としたが、トランジスタQ41u、Q41v、Q41wをトランジスタQ42u、Q42v、Q42wとは逆極性にしてもよい。
【0057】
図6は駆動回路の第2変形例の回路構成図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0058】
本変形例の駆動回路223は、U相駆動回路234u、V相駆動回路234v、W相駆動回路234wのトランジスタQ241u、Q241v、Q241wが図2に示すU相駆動回路34u、V相駆動回路34v、W相駆動回路34wのトランジスタQ41u、Q41v、Q41wの極性とは逆極性のPNPトランジスタで構成されている。
【0059】
このため、本変形例では、第1のU相駆動電流制御回路232uに電流を反転するためのトランジスタQ236u、Q237uから構成されるカレントミラー回路が付加されている。また、同様に、第1のV相駆動電流制御回路232vに電流を反転するためのトランジスタQ236v、Q237vから構成されるカレントミラー回路が付加されている。さらに、第1のW相駆動電流制御回路232wに電流を反転するためのトランジスタQ236w、Q237wから構成されるカレントミラー回路が付加されている。
【0060】
また、駆動回路223を構成するトランジスタを第2変形例とは逆極性のトランジスタで構成することもできる。
【0061】
図7は駆動回路の第3変形例の回路構成図を示す。同図中、図5、図6と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0062】
本変形例の駆動回路323は、図6においてU相駆動回路、V相駆動回路、W相駆動回路が図5に示すU相駆動回路234u、V相駆動回路234v、W相駆動回路234wと同様な構成とされている。これに伴い、第1のU相駆動電流制御回路332u、第1のV相駆動電流制御回路332v、第1のW相駆動電流制御回路332wの構成を図5とは異なる構成としている。第1のU相駆動電流制御回路332uは、図5に示す第1のU相駆動電流制御回路132uの極性反転用トランジスタQ126u、Q127uを削除した構成とされている。第1のV相駆動電流制御回路332vは、図5に示す第1のV相駆動電流制御回路132vの極性反転用トランジスタQ126v、Q127vを削除した構成とされている。第1のW相駆動電流制御回路332wは、図5に示す第1のW相駆動電流制御回路132wの極性反転用トランジスタQ126w、Q127wを削除した構成とされている。
【0063】
なお、上記実施例では、駆動回路23、123、223、323をセンサレス三相ブラシレスモータに適用したが、ホール素子などのセンサによりロータの回転位置を検出するモータのモータ駆動回路に適用することも可能である。
【0064】
また、本実施例は、駆動回路23、123、223、323を三相ブラシレスモータを例に説明を行ったが、ソース側トランジスタ及びシンク側トランジスタを制御することにより、駆動される装置の駆動電流制御用の回路として用いることも可能である。
【0065】
なお、本実施例では、モータ11に供給する電流を検出するための検出用抵抗Rfをモータ駆動IC12に内蔵した例を示したが、これに限られるものではなく、検出用抵抗Rfはモータ駆動IC12に外付けにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、制御電流生成回路により外部電流制御信号に応じて一つの制御電流を生成された一つの制御電流により、第1の駆動電流制御素子を駆動する第1の駆動電流生成回路と第2の駆動電流制御素子を駆動する第2の駆動電流生成回路とを駆動することにより、制御電流が第1の駆動電流生成回路と第2の駆動電流生成回路とでばらつくことがないので、駆動電流の制御を正確、かつ、容易に行えるなどの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】駆動回路23の回路構成図である。
【図3】駆動回路23のトランジスタQ21u、Q21v、Q21w、Q31u、Q31v、Q31wのスイッチングのタイミングを説明するための図である。
【図4】U相コイルLu、V相コイルLv、W相コイルLwに流れる電流の方向を示す図である。
【図5】駆動回路の第1変形例の回路構成図である。
【図6】駆動回路の第2変形例の回路構成図である。
【図7】駆動回路の第3変形例の回路構成図である。
【符号の説明】
1 モータ駆動システム
11 モータ、12 モータ駆動IC
21 位置検出回路、22 三相ロジック、23 駆動回路
24 速度制御回路
31 電流制御回路
32u、132u、232u、332u 第1のU相駆動電流制御回路
32v、132u、232u 332u 第1のV相駆動電流制御回路
32w、132w、232w、332w 第1のW相駆動電流制御回路
33u、133u 第2のU相駆動電流制御回路
33v、133v 第2のV相駆動電流制御回路
33w、133w 第2のW相駆動電流制御回路
34u、234u U相駆動回路
34v、234v V相駆動回路
34w、234w W相駆動回路

Claims (10)

  1. 外部電流制御信号に応じて一つの制御電流を生成する制御電流生成回路と、
    前記制御電流生成回路で生成された一つの制御電流が供給され、前記一つの制御電流に応じて駆動電流を生成する複数の駆動電流生成回路とを有することを特徴とする電流制御回路。
  2. 前記制御電流生成回路は、前記外部電流制御信号に応じた電流を出力する可変電流源と、
    前記可変電流源で生成された電流に応じた電流を生成する第1のカレントミラー回路と、
    前記第1のカレントミラー回路で生成された電流に応じた一つの電流を生成し、前記複数の駆動電流生成回路に供給する第2のカレントミラー回路とを有することを特徴とする請求項1記載の電流制御回路。
  3. 前記可変電流源は、前記第1のカレントミラー回路に電流を供給し、
    前記第1のカレントミラー回路は、前記可変電流源から供給された電流に応じた電流を前記第2のカレントミラー回路から引き込み、
    前記第2のカレントミラー回路は、前記第1のカレントミラー回路から引き込まれた電流に応じた一つの電流を生成し、前記複数の駆動電流生成回路に供給することを特徴とする請求項2記載の電流制御回路。
  4. 前記可変電流源は、前記第1のカレントミラー回路から電流を引き込み、
    前記第1のカレントミラー回路は、前記可変電流源により引き込まれた電流に応じた電流を前記第2のカレントミラー回路に供給し、
    前記第2のカレントミラー回路は、前記第1のカレントミラー回路から供給された電流に応じた一つの電流を前記複数の駆動電流生成回路から引き込むことを特徴とする請求項2記載の電流制御回路。
  5. モータへの駆動電流の供給を制御する第1の駆動電流制御素子と、該モータから駆動電流を引き込む第2の駆動電流制御素子とを含み、外部電流制御信号に応じて該第1の駆動電流制御素子及び該第2の駆動電流制御素子を制御して、該モータの駆動を制御するモータ駆動回路であって、
    外部電流制御信号に応じて一つの制御電流を生成する制御電流生成回路と、
    前記制御電流生成回路で生成された一つの制御電流が供給され、前記一つの制御電流に応じて前記第1の駆動電流制御素子を駆動する第1の駆動電流生成回路と、
    前記制御電流生成回路で生成された一つの制御電流が供給され、前記一つの制御電流に応じて前記第2の駆動電流制御素子を駆動する第2の駆動電流生成回路とを有することを特徴とするモータ駆動回路。
  6. 前記制御電流生成回路は、前記外部電流制御信号に応じた電流を出力する可変電流源と、
    前記可変電流源で生成された電流に応じた電流を生成する第1のカレントミラー回路と、
    前記第1のカレントミラー回路で生成された電流に応じた一つの電流を生成し、前記第1の駆動電流生成回路及び前記第2の駆動電流生成回路に供給する第2のカレントミラー回路とを有することを特徴とする請求項5記載のモータ駆動回路御回路。
  7. 前記可変電流源は、前記第1のカレントミラー回路に電流を供給し、
    前記第1のカレントミラー回路は、前記可変電流源から供給された電流に応じた電流を前記第2のカレントミラー回路から引き込み、
    前記第2のカレントミラー回路は、前記第1のカレントミラー回路から引き込まれた電流に応じた一つの電流を生成し、前記第1の駆動電流生成回路及び前記第2の駆動電流生成回路に供給することを特徴とする請求項6記載のモータ駆動回路。
  8. 前記可変電流源は、前記第1のカレントミラー回路から電流を引き込み、
    前記第1のカレントミラー回路は、前記可変電流源により引き込まれた電流に応じた電流を前記第2のカレントミラー回路に供給し、
    前記第2のカレントミラー回路は、前記第1のカレントミラー回路から供給された電流に応じた一つの電流を前記第1の駆動電流生成回路及び前記第2の駆動電流生成回路から引き込むことを特徴とする請求項6記載のモータ駆動回路。
  9. 前記第1の電流制御素子と前記第2の電流制御素子とは、同一極性のトランジスタから構成されており、
    前記第1の駆動電流生成回路及び前記第2の駆動電流生成回路は、同一の回路構成とされたことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項記載のモータ駆動回路。
  10. 前記モータは、複数相のコイルを有し、
    前記第1の駆動電流生成回路及び前記第2の駆動電流生成回路は、前記複数相のコイル毎に設けられており、
    前記複数相の前記第1の駆動電流生成回路及び前記第2の駆動電流生成回路は、前記制御電流生成回路で生成された一つの制御電流により駆動されることを特徴とする請求項5乃至9のいずれか一項記載のモータ駆動回路。
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