JP2001197768A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

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JP2001197768A JP2000002067A JP2000002067A JP2001197768A JP 2001197768 A JP2001197768 A JP 2001197768A JP 2000002067 A JP2000002067 A JP 2000002067A JP 2000002067 A JP2000002067 A JP 2000002067A JP 2001197768 A JP2001197768 A JP 2001197768A
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寿之 角田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で安定的なモータの回転制御を実
現したモータ駆動装置を提供する。 【解決手段】 ゼロクロス検出回路により3相モータコ
イルに発生する電圧が中点電圧とクロスするタイミング
で一方のレベルから他方のレベルに交互に変化するパル
ス信号を発生し、かかるパルス信号を受けて台形波形を
形成し、一方のレベルから他方のレベルに相互に変化す
る上記台形波のスロープに対応してマスク信号を形成し
て上記ゼロクロス検出回路の検出動作を停止させるのに
用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータ駆動装置
に関し、特に、ホール素子を用いないで駆動信号を形成
するというセンサレスのモータ駆動装置に利用して有効
な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばフロッピーディスクドライブやハ
ードディスクドライブでは、記憶媒体であるディスクを
回転駆動するモータの回転速度を検出し、この検出に基
づいて基準クロックと速度比較し、その誤差信号を制御
信号としてモータを駆動し、速度を安定にしている。上
記速度信号(一般的には逆起電圧)を検出する際、上記
コイルに流れる電流の方向が切り換わるときに発生する
ノイズ等での誤動作を防ぐようにマスクがかけられる。
このマスク信号はゼロクロス信号を検出後、一定時間
(内部カウンタにて基準クロックをカウント)信号をラ
ッチする事で対応されている。このようなモータ駆動装
置に関しては、特開平11−4595号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基準クロックをカウン
トするためカウンタが10段程度のフリップフロップ回
路が必要となり回路規模が大きくなる。その際、マスク
信号によるマスク時間は、回転速度によってある程度変
えているが、そのマスク信号は最適化するのが困難であ
るという別の問題も有する。
【0004】本発明の目的は、簡単な構成で安定的なモ
ータの回転制御を実現したモータ駆動装置を提供するこ
とにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らか
になるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、ゼロクロス検出回路により
3相モータコイルに発生する電圧が中点電圧とクロスす
るタイミングで一方のレベルから他方のレベルに交互に
変化するパルス信号を発生し、かかるパルス信号を受け
て台形波形を形成し、一方のレベルから他方のレベルに
相互に変化する上記台形波のスロープに対応してマスク
信号を形成して上記ゼロクロス検出回路の検出動作を停
止させるのに用いる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係るモータ
駆動装置の一実施例のブロック図が示されている。この
実施例のモータ駆動装置では、起動発振回路で形成され
たパルス信号によりマトリックス回路を介して強制的に
コミュテーション信号を作り、ドライバを介してコイル
を駆動して回転磁界を形成してモータを回転させる。
【0007】ホール素子等の回転センサを省略したセン
サレスのモータ駆動装置では、ゼロクロス又は回転位相
(B−EMF)回路において、上記3相コイルの駆動電
圧U,V,Wと、3相コイルが共通に接続された中点電
圧を減算させて、3相の各コイルに発生する電圧とその
中点電圧とを比較して、各電圧が中点電圧をクロスする
タイミングで一方のレベルから他方のレベルに交互に変
化するパルス(回転位相)信号を形成する。
【0008】上記電圧に、上記コイルに流れる電流の向
きが切り換わるときの逆起電力によって比較的に大きな
ノイズを含むものであり、上記ゼロクロス検出動作に誤
動作を生じさせてしまう。このようなノイズによって誤
ったゼロクロス検出信号を形成してしまうと、回転磁界
に大きな乱れを生じさせてしまい、モータの回転動作が
不安定あるいは停止してしまう。
【0009】上記センサレスのモータ駆動装置では、上
記のようなノイズに対する影響を除くためにゼロクロス
検出動作にマスクをかける必要がある。この実施例で
は、上記マスク信号を形成するにあたり、上記パルス信
号を利用するものである。つまり、上記パルス信号を元
に台形波発生回路で台形波を形成し、一方ではマトリッ
クス回路に供給してマトリックス信号を形成してモータ
をドライブする。また、他方では上記台形波をマスク信
号回路に供給し、かかる台形波のレベルが変化するスロ
ープ期間を検出してマスク信号を発生させる。このマス
ク信号は、上記ゼロクロス検出回路(B−EMF)に供
給されて、上記マスク信号によってゼロクロス検出動作
あるいは検出信号にマスクがかけられる。
【0010】速度制御のために、上記ドライバに流れる
電流は、抵抗Rnfに供給されて電圧信号に変換され
る。この電圧信号を速度制御信号Vcontに負帰還を
かけて電圧−電流変換して上記ドライバの動作電流を制
御することにより回転速度を上記Vcontに対応して
安定化させる。上記ゼロクロス検出回路(B−EMF)
で形成されたパルス信号、つまり回転位相信号FGは、
回転速度に対応したパルス信号と比較され、両者が一致
するよう上記制御電圧Vcontが形成される。これに
より、基準パルスの周波数に対応してモータの回転速度
をコントロールすることができる。
【0011】図2には、本発明に係るモータ駆動装置の
一実施例の主要な回路図が示されている。同図において
は、3相スピンドルモータ出力回路構成例とそれに付属
したブロックが示されている。図3には、その動作を説
明するための波形図が示されている。
【0012】図2において、3つの出力回路DV1、D
V2及びDV3のうち、出力回路DV1が代表として具
体的回路が示されており、他の出力回路DV2及びDV
3も上記出力回路DV1と同じ回路構成とされる。つま
り、出力回路DV1のトランジスタQ10のエミッタ
は、他の出力回路DV2及びDV3の同様なトランジス
タのエミッタと共通化されて3差動増幅回路とされる。
また、トランジスタQ11のエミッタも、他の出力回路
DV2及びDV3の同様なトランジスタのエミッタと共
通化されて3差動増幅回路とされる。
【0013】回転位置制御電圧信号(相切り換え信号)
(e)(U相のみ表示、V相、W相は各々U相に対して
120°、240°の位相遅れの信号である)は、上記
出力回路DV1を構成するNPN型トランジスタで構成
される第1の3差動増幅トランジスタQ10のベース
と、PNP型トランジスタで構成される第2の3差動増
幅トランジスタQ11のベースに供給される。他の出力
回路DV2及びDV3に対応した回転位置制御電圧信号
V相とW相も、上記同様なNPN型トランジスタで構成
される第1の他の3差動増幅トランジスタのベース及び
PNP型トランジスタで構成される第2の他の3差動増
幅トランジスタのベースにそれぞれ供給される。
【0014】上記出力回路DV1において、上記トラン
ジスタQ10のコレクタ電流は、PNP型のトランジス
タQ12及びQ13のベースに供給される。これらのト
ランジスタQ12とQ13のエミッタは、電源電圧VC
Cが供給されている。上記トランジスタQ12のコレク
タは、上記PNP型の3差動トランジスタQ11のエミ
ッタと接続される。このトランジスタQ11のコレクタ
電流は、回路の接地電位側のNPN型の出力トランジス
タQ14のベースに供給される。また、上記トランジス
タQ13のコレクタ電流は、電源電圧VCC側のNPN
型の出力トランジスタQ15のベースに供給される。こ
の出力トランジスタQ15のコレクタは、電源電圧VC
Cが印加されている。他の出力回路DV2及びDV3も
上記出力回路DV1と同一の回路で構成されている。
【0015】回転位置制御電圧信号(e)(V相及びW
相は省略)は、図3の波形図(e)のような電圧とな
り、例えば電圧信号U相がハイレベル、V相がミドルレ
ベル、W相がロウレベルのときには、出力回路DV1に
おいてトランジスタQ10がオン状態、Q11がオフ状
態となり、トランジスタQ10のコレクタ電流に対応し
て、トランジスタQ13がオン状態となり、上記出力ト
ランジスタQ15をオン状態にする。このとき、出力回
路DV3に対応した電圧信号Wのロウレベルにより、出
力回路DV3のPNP型の3差動トランジスタ(DV1
のQ11に対応する)がオン状態となり、上記出力回路
DV1のトランジスタQ12で形成されたコレクタ電流
を回路の接地電位側の出力トランジスタ(DV1のQ1
4に対応する)のベースに供給してオン状態とする。
【0016】この結果、電源電圧VCC−出力回路DV
1の電源電圧側トランジスタQ15(コレクタ−エミッ
タ)−出力端子T1、コイル−コイル−出力端子T3−
出力回路DV3の回路の接地電位側出力トランジスタ
(コレクタ−エミッタ)−端子T4−抵抗Rnf−接地
電位の経路でU相の出力電流が流れ,上記抵抗Rnfに
よって電圧信号に変換される。以下、回転位置制御電圧
信号U相、V相及びW相の図3の波形図の(e)に例示
的に示されているようなU相マトリックス信号のハイレ
ベル、ミドルレベル、ロウレベルの変化に対応して、U
相、V相及びW相の出力電流が形成される。波形図の
(f)は、上記U相出力電流である。
【0017】図3において、スピンドルモータが回転中
は図のような逆起電圧(a)が誘起されるが、その逆起
電圧を検出する際、逆起電圧そのものと電流切替え時に
スパイクノイズが発生するがそれらの信号が重畳されて
いる(g)(h)(i)のような電圧波形とされる。そ
の各相の重畳された信号からゼロクロス信号を検出する
必要があるが、そのノイズのため誤動作することがあ
る。ここでゼロクロス信号をFG(b)として示す。
【0018】この実施例では、FG(b)信号により台
形波(c)を作る。例えば図2において、FG信号がハ
イレベルの時にトランジスタQ3をオン状態として、電
流ミラー回路を構成するトランジスタQ4とQ5をオフ
状態にさせる。これにより、トランジスタQ3からの定
電流でコンデンサCt2が充電させられる。上記FG信
号(b)がハイレベルからロウレベルに変化すると、上
記トランジスタQ3がオフ状態になり、上記電流ミラー
回路のトランジスタQ4とQ5をオン状態としてコンデ
ンサCt2を放電させる。つまり、トランジスタQ4と
Q5で決定される電流ミラー比を1:2のように設定
し、トランジスタQ5のコレクタ電流を、上記トランジ
スタQ3からの充電電流よりも2倍に大きくすることに
よりコンデンサCt2を放電させることができる。
【0019】上記充電時はある定電圧レベルでリミッタ
をかけ、放電時も同じように定電圧レベルでリミッタを
動作させることにより、台形波を形成する事ができる。
この台形波の立ち上がり時間及び立下り時間となるスロ
ープ時間をマスク信号(d)とするのであるが、各相の
電圧波形を示しているように相の電流切替え時にノイズ
が出る事が分かるが、このノイズが先ほどのマスク信号
で除く事が出来ることがわかる。
【0020】つまり、DCモータの位置検出信号(F
G)の矩形波によって台形波を作り、その台形波の立ち
上がりスロープ及び立ち下がりスロープの時間だけ、位
置検出信号をマスクする事で誤動作をなくす事ができ
る。そして、上記抵抗Rnfで形成された電圧信号をト
ランジスタQ2のエミッタに供給することにより、上記
スロープ幅を出力電流に反比例させる事で、電流が大き
い時(高回転の場合)はそのスロープ幅を大きくし、電
流が小さい時(低回転の場合)はそのスロープ幅を小さ
くなるように帰還をかけてマスク時間の最適化を行うこ
とができる。
【0021】スピンドルモータを高回転させるために
は、それだけの出力電流を必要とするが、この時に抵抗
Rnf端子の電圧は大きくなっている。出力電流が大き
くなっている分相きり換えのスパイクノイズも大きくな
っているためマスク時間も広げる必要がある。したがっ
て、上記抵抗Rnf端子の電圧を台形波回路に帰還し、
台形波のスロープ時間を上記のような制御に使用すると
いうものである。
【0022】上記の構成においては、マスク信号を形成
するために多数のフリップフロップ回路からなるカウン
タが必要となくなり、回路の簡素化がはかれると共に、
マスク信号を回転数に応じて最適化がはかれる。また、
速度制御も容易に行うことが出来る。上記回路の簡素化
がはかれる事により、チップ面積が抑えられ、コスト競
争力を持った製品を得ることが出来る。つまり、冷却フ
ァン用センサレスモータドライバ等に好適なものとな
る。
【0023】図3において、(a)は逆起電圧、(b)
は逆起電圧のゼロクロス信号(FG信号)であり、
(c)は台形波であり、(d)はマスク信号であり、ロ
ウレベルがマスク期間である。(e)は相切り換え信号
であり、(f)は出力電流である。(g)はU相出力電
圧であり、(h)はV相出力電圧であり、(i)はW相
出力電圧である。
【0024】図4には、この発明に係るモータ駆動装置
の他の一実施例のブロック図が示され、図5にはその動
作を説明するための波形図が示されている。この実施例
のモータ駆動装置では、前記台形波を用いて、三角波を
作り、その信号をPWM(パルス幅変調)キャリアとし
て、速度制御電圧Vcontと比較してPWM信号を形
成し、ドライバをパルス駆動するものである。
【0025】同図の実施例では、速度制御をかけてPW
M制御を行う場合、Rnf端子の電圧を台形波回路に帰
還する3相スピンドルモータの例が示されている。台形
波を作り、マスク信号を形成してゼロクロス検出にマス
クをするまでの動作は全く同一である。次に先ほどの台
形波をつくった後に、例えばその台形波の中点電圧でミ
ラー反転させて、図5の(f)ようなPWM(パルス幅
変調)キャリアを作る。このPWMキャリア信号(f)
とコントロール電圧Vcontを比較してPWM信号を
形成してドライブを行う。このPWM制御では、ドライ
バがPWMパルスに対応して(h)のようなU相出力電
圧が形成され、ドライバの動作時間がパルス幅に対応し
た時間だけ動作することなり、結果としてドライブ電流
の制御が可能になる。モータコイルに流れる電流を検出
する抵抗Rnfの電圧は、上記制御電圧Vcontに負
帰還することによって安定的な速度制御が実現できる。
【0026】図5の波形図において、(a)は逆起電
圧、(b)は逆起電圧のゼロクロス信号(FG信号)、
(c)は上記FG信号により作成された台形波、(d)
はマスク信号(ロウレベルでマスクする)、(e)はP
WMキャリアを作る台形波、(f)は(e)の台形より
作られるPWMキャリア、(g)はU相マトリックス信
号、(h)はPWM制御されたU相出力電流、(i)は
PWM制御されたU相出力電圧である。
【0027】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) ゼロクロス検出回路により3相モータコイルに
発生する電圧が中点電圧とクロスするタイミングで一方
のレベルから他方のレベルに交互に変化するパルス信号
を発生し、かかるパルス信号を受けて台形波形を形成
し、一方のレベルから他方のレベルに相互に変化する上
記台形波のスロープに対応してマスク信号を形成するこ
とにより、回路の簡素化がはかれると共に速度制御も容
易に行うことが出来るという効果が得られる。
【0028】(2) 上記駆動回路に流れる電流は制御
電圧に対応して変化させられ、上記駆動回路に流れる電
流を検出する抵抗を更に備え、上記抵抗により形成され
た電圧を上記制御電圧に負帰還して上記制御電圧に対応
した速度制御と、上記台形波発生回路に供給して回転速
度に対応してスロープ幅が大きくなるような制御とを行
なうようにすることにより、マスク時間の最適化によっ
ていっそうの安定化を図ることができるという効果が得
られる。
【0029】(3) 上記台形波を受け、その一方のレ
ベルと他方のレベルとの中点電圧で反転させて三角波を
形成するPWMキャリア発生回路を更に設け、かかる三
角波とモータ速度制御のための速度制御電圧とを比較し
てパルス幅変調信号を形成し、上記駆動回路の動作時間
を制御することによりモータの回転速度の制御を行なう
ことができるという効果が得られる。
【0030】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、台形
波を形成する具体的回路、ゼロクロス検出回路及びそれ
に対してマスクをかける具体的回路は、種々の実施形態
を採ることができる。ゼロクロス検出回路にマスクをか
ける回路は、検出信号の入力側あるいは出力側にゲート
機能を付加するもの、あるいはフリップフロップ回路や
ラッチ回路が入力信号を取り込むタイミングを上記マス
ク信号で制限するもの何であってもよい。また、図2に
おいて、出力電流の制御を行なわない場合は、前記Vc
ont信号が印加されている増幅回路AMPは削除で
き、トランジスタQ6のベースに一定電圧を印加するよ
うにすればよい。この発明は、センサレスのモータ駆動
装置に広く利用することができる。
【0031】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、ゼロクロス検出回路により
3相モータコイルに発生する電圧が中点電圧とクロスす
るタイミングで一方のレベルから他方のレベルに交互に
変化するパルス信号を発生し、かかるパルス信号を受け
て台形波形を形成し、一方のレベルから他方のレベルに
相互に変化する上記台形波のスロープに対応してマスク
信号を形成することにより、回路の簡素化がはかれると
共に速度制御も容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るモータ駆動装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係るモータ駆動装置の一実施例を示す
主要な回路図である。
【図3】図1の実施例回路の動作を説明するための波形
図である。
【図4】この発明に係るモータ駆動装置の他の一実施例
を示すブロック図である。
【図5】図4の実施例回路の動作を説明するための波形
図である。
【符号の説明】
DV1〜DV3…出力回路、AMP…増幅回路、Q1〜
Q15…トランジスタ、Rnf…抵抗。
フロントページの続き (72)発明者 角田 寿之 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 大久保 勇一 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 木村 礼一 群馬県高崎市西横手町1番地1 日立東部 セミコンダクタ株式会社内 Fターム(参考) 5H560 AA04 BB04 DA13 DC01 JJ13 TT06 XA12 XB09 5H576 CC01 DD02 DD05 EE11 HA02 HB01 JJ29 LL14 LL22 LL25 LL39

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相モータコイルと、 上記3相のモータコイルに駆動電圧を供給する駆動回路
    と、 上記3相モータコイルに発生する電圧が中点電圧とのク
    ロスするタイミングで一方のレベルから他方のレベルに
    交互に変化するパルス信号を発生するゼロクロス検出回
    路と、 上記パルス信号を受けて台形波形を形成する台形波発生
    回路と、 一方のレベルから他方のレベルに相互に変化する上記台
    形波のスロープに対応してマクス信号を形成するマスク
    信号発生回路とを備え、 上記マスク信号を上記ゼロクロス検出回路に供給し、そ
    の検出動作を停止させてなることを特徴とするモータ駆
    動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記駆動回路に流れる電流は制御電圧に対応して変化さ
    せられ、 上記駆動回路に流れる電流を検出する抵抗を更に備え、 上記抵抗により形成された電圧は、上記制御電圧に負帰
    還されて上記制御電圧に対応した速度制御と、上記台形
    波発生回路に供給されて回転速度に対応してスロープ幅
    が大きくなるような制御とを行なうことを特徴とするモ
    ータ駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記台形波を受け、その一方のレベルと他方のレベルと
    の中点電圧で反転させて三角波を形成するPWMキャリ
    ア発生回路を更に備え、 かかる三角波とモータ速度制御のための速度制御電圧と
    を比較してパルス幅変調信号を形成し、上記駆動回路の
    動作時間を制御することによりモータの回転速度の制御
    を行なうことを特徴とするモータ駆動装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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