JP2004216899A - インク吐出方法及びそれを採用したインクジェットプリントヘッド - Google Patents

インク吐出方法及びそれを採用したインクジェットプリントヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】 インク吐出方法及びそれを採用したインクジェットプリントヘッドを提供する。
【解決手段】 本発明は、親水性膜で取り囲まれたノズルの後端部に毛管力によってインクが満たされる段階と、疏水性膜で取り囲まれたノズルの先端部にノズルの出口側に進行する電場を形成してインクの表面張力を変化させることによってインクから所定体積を有する液滴を分離してノズルの出口側に移動させる段階と、液滴をノズルの出口を通じて外部に吐出させる段階と、を具備するインク吐出方法である。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェットプリントヘッドに係り、より詳細には、インクを吐出させる方法とこの方法を採用したインクジェットプリントヘッドに関する。
一般的にインクジェットプリントヘッドは、印刷用インクの微小な液滴を記録用紙上の所望の位置に吐出させて所定カラーの画像で印刷する装置である。このようなインクジェットプリントヘッドにおいて、インクを吐出させるメカニズムには多数が存在する。従来には一般的に熱源を利用してインクにバブルを発生させてそのバブルの膨張力によってインクを吐出させる熱駆動型インク吐出メカニズムと、圧電体を使用してその圧電体の変形によってインクに加わる圧力によってインクを吐出させる圧電駆動型インク吐出メカニズムとが利用されてきた。
図1A及び図1Bは、従来の熱駆動型インクジェットプリントヘッドの一例であって、図1Aは、特許文献1に開示されたインクジェットプリントヘッドの構造を示した切開斜視図であり、図1Bは、そのインク吐出メカニズムを説明するための断面図である。
図1A及び図1Bに示された従来の熱駆動方式のインクジェットプリントヘッドは、基板10に備えられたマニホールド22と、その基板10上に設置された隔壁14によって限定されるインクチャンネル24及びインクチャンバ26と、インクチャンバ26内に設置されるヒーター12と、ノズルプレート18に備えられてインク液滴29’が吐出されるノズル16とを具備している。前記ヒーター12にパルス形態の電流が供給されてヒーター12で熱が発生すれば、インクチャンバ26内に詰め込まれたインク29が加熱されてバブル28が生成される。生成されたバブル28は継続的に膨脹され、これによってインクチャンバ26内に詰め込まれたインク29に圧力が加えられてノズル16を通じてインク液滴29’が外部に吐出される。その次に、マニホールド22からインクチャンネル24を通じてインクチャンバ26の内部にインク29が吸入されながらインクチャンバ26はリフィル(補充)される。
ところが、前記した熱駆動型インク吐出メカニズムが採用されたインクジェットプリントヘッドにおいては、バブルの膨脹によるインク液滴の吐出時にインクチャンバ内のインクがマニホールドの方に逆流する現象も同時に起こり、また、インクのリフィル過程がインクの吐出過程後に起きるので、速い印刷速度を具現するのには限界がある。
一方、インクジェットプリントヘッドには前記した2種のインク吐出メカニズムの他にも様々なインク吐出メカニズムが使われており、そのうち1つが静電気力を利用したものである。
図2A及び図2Bは、従来のインク吐出メカニズムの他の例であって、静電気力を利用したインク吐出の原理を概略的に示した図面であり、図3は、図2A及び図2Bに示されたインク吐出方法が採用された従来のインクジェットプリントヘッドを示した断面図である。前記したインク吐出メカニズムとインクジェットプリントヘッドとは特許文献2に開示されている。
まず、図2Aを参照すれば、ベース電極32とそれに対向するように配置された対向電極33が備えられ、前記2つの電極32、33間にインク31が供給される。そして、2つの電極32、33には直流電源34が連結されている。電源34によって2つの電極32、33間に電圧が印加されれば、2つの電極32、33間には静電場が形成される。これによってインク31には対向電極33の方向に向かうクーロン力が作用する。一方、インク31にはその表面張力や粘性などによって前記クーロン力に対する抵抗力も作用するので、インク31は容易に対向電極33の方向に吐出されない。したがって、インク31の表面から液滴を分離して吐出させるためには2つの電極32、33間に非常に高い電圧を印加せねばならないが、この場合、インク液滴の吐出は不規則に起きる。それで、インク31の所定部位を局部的に加熱する。すなわち、S1領域のインク31’の温度Tは他の領域のインク31の温度Tより高く上昇する。すると、S1領域のインク31’は膨らむようになり、この領域に静電場が集中しながら電荷が集まるようになる。これによって、S1領域のインク31’には電荷間に作用する反発力と静電場によるクーロン力とが作用するので、図2Bに示されたように、S1領域のインク31’から液滴が分離されながら対向電極33の方に移動する。
次に、図3を参照すれば、互いに離隔される1対の壁体40、41が配置され、これら間にインク43が満たされる。前記壁体40、41の一側端部には記録紙42に対向する排出口44が備えられている。そして、何れか1つの壁体41の内側面には加熱要素46が設置され、加熱要素46の両端部には電極47、48が連結される。他の1つの壁体40の内側面には電場を形成するためのベース電極49が備えられる。対向電極51は記録紙42の背面に設置される。対向電極51には電圧を印加するための電源52が連結され、ベース電極49はアースされる。加熱要素46の両端部に接続された電極47、48にも他の電源53が連結される。前記電源52、53には画像信号に対応して前記電源52、53をオン/オフにするための制御手段54が連結される。
電源52によってベース電極49と対向電極51間に電圧が印加されれば、排出口44の近くに位置したインク43は電場の影響を受けるようになる。これと同時に加熱要素46に電源53から電流が印加されれば、前述したような原理によって加熱要素46周囲のインク43のみ記録紙42に向かって吐出されることである。
ところが、前述したように静電気力を利用してインクを吐出する従来のインクジェットプリントヘッドにおいては、インクの表面から液滴を分離して吐出させるために2つの電極間に非常に高い電圧を印加するか、別途の加熱要素を具備してインクを局部的に加熱せねばならないので、電力の消耗が大きいという短所がある。そして、インク表面に不規則的に集まる電荷によって吐出される液滴の体積(量)と速度とを精密に制御するのが非常に難しく、速い解像度を具現し難い短所もある。
これによって、速い印刷速度及び速い解像度を有する低電力消費型インクジェットプリントヘッドを具現するためには新しいインク吐出メカニズムが必要となった。
米国特許第4,882,595号公報 米国特許第4,752,783号公報
本発明は前記のような従来技術の問題点を解決するために創出されたものであって、特に、インクをノズル内で所定体積の液滴にあらかじめ分離した後、この液滴をノズル外部に吐出させる新しいインク吐出方法を提供するところにその目的がある。
また、本発明は前記したインク吐出方法が採用された高集積高解像度の低電力消費型インクジェットプリントヘッドを提供するところに他の目的がある。
上記の技術的課題を達成するために本発明は、(a)親水性膜で取り囲まれたノズルの後端部に毛管力によってインクが満たされる段階と、(b)疏水性膜で取り囲まれたノズルの先端部に前記ノズルの出口側に進行する電場を形成して前記インクの表面張力を変化させることによって、前記インクから所定体積を有する液滴を分離して前記ノズルの出口側に移動させる段階と、(c)前記液滴を前記ノズルの出口を通じて外部に吐出させる段階と、を具備するインク吐出方法を提供する。
そして、前記(b)段階で、前記ノズルの先端部に前記ノズルの長手方向に所定間隔をおいて配置された複数の電極パッドに順次(逐次)に電圧を印加することによって、前記ノズルの出口側に進行する電場を形成させうる。
この場合、前記(b)段階は、前記複数の電極パッドのうち第1電極パッドと第2電極パッドとに順次に電圧を印加して前記インクを前記第2電極パッド位置まで移動する段階と、前記第1電極パッドに印加される電圧を遮断することによって、前記インクから前記液滴を分離する段階と、を含む。
そして、前記(b)段階は、前記液滴の分離段階後に、前記第2電極パッドに印加される電圧を遮断しながら前記第2電極パッドの次に配置された少なくとも1つの電極パッドに順次に電圧を印加することによって、前記液滴を前記ノズルの出口側に移動させる段階と、をさらに含むことが望ましい。
また、前記液滴の体積は前記複数の電極パッドのそれぞれの面積を変化させることによって調節でき、前記ノズル内での前記液滴の移動速度は前記複数の電極パッドに順次に印加される電圧の時間差によって調節できる。
そして、前記(c)段階で、前記液滴の吐出前に前記液滴が位置した電極パッドに印加される電圧を遮断することが望ましい。
また、前記(c)段階で、前記液滴の吐出は静電気力によりなることが望ましい。
一方、前記ノズルの出口周囲の気圧を低下させることによって前記液滴を吐出させることもできる。
そして、本発明は前記したインク吐出方法を採用したインクジェットプリントヘッドを提供する。
本発明によるインクジェットプリントヘッドは、後端部は親水性膜で囲まれ、先端部は疏水性膜で取り囲まれた毛細管ノズルと、前記疏水性膜の外側面に前記ノズルの長手方向に沿って形成された絶縁層と、前記絶縁層の外側面に前記ノズルの長手方向に沿って所定間隔をおいて配置された複数の電極パッドと、前記疏水性膜の外側面の前記複数の電極パッドと対向する部位に配置された対向電極と、前記インクから所定体積を有する液滴を分離して前記ノズルの出口側に移動させるために、前記複数の電極パッドに順次に電圧を印加して前記ノズルの出口側に進行する電場を形成する電圧印加手段と、前記液滴を前記ノズルの出口を通じて外部に吐出させるための液滴吐出手段と、を具備することを特徴とする。
本発明の一実施例によれば、前記疏水性膜は多孔性膜よりなり、前記多孔性膜の微細孔を通じて前記対向電極と前記液滴との電気的接続が行われる。
本発明の他の実施例によれば、前記疏水性膜には前記対向電極が配置された部位に多数の貫通孔が形成され、前記多数の貫通孔を通じて前記対向電極と前記液滴との電気的接続が行われる。
本発明のさらに他の実施例によれば、前記対向電極には前記疏水性膜を貫通する多数のプローブが備えられ、前記多数のプローブによって前記対向電極と前記液滴との電気的接続が行われる。
前記実施例において、前記ノズルの断面形状は方形あるいは円形であり、前記電極パッドは3つが一列に配置されることが望ましい。
そして、前記電圧印加手段は、前記複数の電極パッドのそれぞれに連結される1つの第1電源と、前記第1電源と前記複数の電極パッド間に備えられて前記第1電源から前記複数のパッドに順次に電圧が印加されるように制御する制御装置とが具備できる。一方、前記電圧印加手段は、前記複数の電極パッドのそれぞれに1つずつ連結される複数の第1電源を具備することもできる。
また、前記インク吐出手段は、前記ノズルの出口と対向するように設置された外部電極と、前記ノズルと前記外部電極間に電場を形成するために前記外部電極に電圧を印加する第2電源とが具備でき、この場合、前記液滴に作用する静電気力によって前記液滴が前記ノズルから吐出される。
本発明によれば、比較的低い電圧でノズル内で所定の体積を有する液滴をインクからあらかじめ分離して吐出するので、液滴の吐出に必要な電力の消耗が減らせられ、吐出される液滴の体積が均一になる。また、電極パッドの面積を変化させることによって液滴の体積をより微小、かつ正確に調節できる。したがって、高解像度を有する低電力消費型インクジェットプリントヘッドが具現できる。
そして、複数の電極パッドに順次に電圧を印加する時間差によって液滴の移動速度が調節でき、ノズル内でインクが逆流する現象も発生せずにインクの再充填過程もなくなる。したがって、高速印刷が可能なインクジェットプリントヘッドが具現できる。
以下、図面を参照しながら本発明の望ましい実施例を詳細に説明する。以下の図面で同じ参照符号は同じ構成要素を示す。
図4は、本発明の望ましい実施例によるインクジェットプリントヘッドの構造を示したノズルの長手方向の断面図である。図5は、図4に表示されたA−A’線に沿って切断したノズルの断面図である。図面にはインクジェットプリントヘッドの単位構造のみ示されているが、チップ状態で製造されるインクジェットプリントヘッドには多数のノズルが1列または2列以上に配置される。
図4と図5とを共に参照すれば、本発明によるインクジェットプリントヘッドにはインク貯蔵部(図示せず)から供給されたインク101を吐出させるためのノズル110が具備される。前記ノズル110の後端部は親水性膜120で囲まれており、ノズル110の先端部は疏水性膜130で囲まれている。すなわち、ノズル入口112からノズル110の長手方向に沿って所定距離までは親水性膜120がノズル110の壁体を形成し、それからノズル出口114までは疏水性膜130がノズル110の壁体を形成する。したがって、インク貯蔵部から供給されたインク101は親水性膜120で取り囲まれたノズル110の後端部にのみ毛管力によって満たされることができる。一方、前記インク101は導電性を有する。例えば、前記インク101は非極性溶媒に所定の極性を有するピグメントが混合されてなりうる。
そして、前記疏水性膜130の外側面に前記ノズル110の長手方向に沿って絶縁層140が形成される。図5に示されたようにノズル110の断面形状が方形よりなった場合に、前記絶縁層140は疏水性膜130の一側面、例えば、底面に形成されうる。
前記絶縁層140の外側面には前記ノズル110の長手方向に沿って所定間隔をおいて少なくとも2つ、望ましくは、3つの電極パッド151、152、153が一列に配置される。一方、前記電極パッドは3つ以上が配置されることもある。そして、前記3つの電極パッド151、152、153と対向する疏水性膜130の外側面、すなわち、上面には対向電極160が配置される。
そして、前記3つの電極パッド151、152、153に順次に電圧を印加するための電圧印加手段が備えられる。前記電圧印加手段は、3つの電極パッド151、152、153のそれぞれに連結される1つの第1電源170が具備でき、この場合、前記第1電源170と3つの電極パッド151、152、153間には制御装置172が備えられる。前記制御装置172は前記第1電源170から3つの電極パッド151、152、153に順次に電圧が印加されるように制御する機能をするものであって、例えば、スイッチング手段が使用されうる。
一方、前記電圧印加手段として、前記3つの電極パッド151、152、153それぞれに1つずつの第1電源が備えられることもある。
前記対向電極160はアースされ、ノズル110の後端部に詰め込まれたインク101もアースされる。また、前記疏水性膜130は多数の微細孔を有する多孔性膜よりなる。したがって、後述するようにインク101から分離された液滴102は前記微細孔を通じて対向電極160と接触されうるので、分離された液滴102も対向電極160に電気的に接続される。
前記したような構成を有するインクジェットプリントヘッドにおいて、3つの電極パッド151、152、153に順次に電圧を印加すれば、ノズル110内部には電場が形成され、この電場はノズル110の出口114の方に進行するようになる。これによってノズル内部のインク101には電場が作用するようになり、インク101から液滴102が分離され、分離された液滴102はノズル110の出口114に移動する。これについては後で図9と図10Aないし図10Eを参照してより詳細に説明する。
そして、前記液滴102をノズル110の出口114を通じて外部に吐出させるための液滴吐出手段が備えられる。前記液滴吐出手段は、示されたようにノズル110の出口114と対向するように設置された外部電極180と、前記外部電極180に電圧を印加する第2電源190とが具備できる。前記液滴吐出手段の作用についても後で詳細に説明する。
図6ないし図8は、本発明の他の実施例によるノズルの断面構造を示した図面である。以下の図面で図5と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。
まず、図6を参照すれば、ノズル110を囲む疏水性膜230は前述した実施例とは違って多孔性膜ではない場合もある。この場合、対向電極160とノズル110内部の液滴102との電気的接続を確保するために、前記疏水性膜230には対向電極160が配置された部位に多数の貫通孔232が形成される。したがって、前記液滴102は前記多数の貫通孔232を通じて対向電極160に接触するので、液滴102と対向電極160との電気的接続が行われる。
図7を参照すれば、前述した実施例のように疏水性膜330が多孔性膜ではない場合には、対向電極360に疏水性膜330を貫通する多数のプローブ362を設置できる。したがって、前記多数のプローブ362によっても対向電極360と液滴102との電気的接続を確保することができる。
図8を参照すれば、ノズル410の断面形状は前述した実施例とは違って円形である場合もある。また、ノズルは方形または円形だけでなく楕円形か多角形など様々な断面形状を有することもできる。示されたように、ノズル410の断面形状が円形である場合には、ノズル410を囲む疏水性膜430も円形で形成される。そして、絶縁層440は疏水性膜430の下方外側面に所定幅で備えられ、電極パッド452は前記絶縁層440の外側面に配置され、対向電極460は疏水性膜430の上方外側面に配置される。
以下では、前記したような構成を有する本発明によるインクジェットプリントヘッドの作用を説明する。
図9は、図4に示されたノズル内でのインクの挙動を説明するための概略的な図面である。
図9を参照すれば、電極に電圧が印加されていない状態では、インクはその表面張力によって疏水性膜の表面に比較的大きい接触角θで接触される。ところが、電源から電極に電圧が印加されれば、導電性を有するインクには電場が作用するようになる。これによって、電極と絶縁層との界面には所定の極性を有する電荷、例えば、陰電荷が集まるようになり、インクと疏水性膜との界面には反対の極性を有する電荷、例えば、陽電荷が集まるようになる。インクと疏水性膜との界面に集まった両電荷間には互いに反発力が作用するので、インクの表面張力は小さくなる。これによって、点線で示したように疏水性膜に対するインクの接触角θが小さくなってインクと疏水性膜との接触面積は広くなる。このようにインクはあたかも疏水性膜の性質が親水性に変わったように挙動する。一方、電極に印加される電圧を遮断すれば、疏水性膜の表面性質によってインクはその表面張力が大きくなって再度実線で表示された元の状態に戻ってくる。
前記したようなノズル内で行われるインクの挙動によって、インクから液滴が分離でき、また、分離された液滴がノズルの出口側に移動されうる。これについては、図10Aないし図10Eを参照して詳細に説明する。
図10Aないし図10Eは、本発明によるインク吐出方法を段階的に示す図面である。
まず、図10Aを参照すれば、親水性膜120で取り囲まれたノズル110の後端部にはインク貯蔵部から供給されたインク101が毛管力によって満たされる。一方、疏水性膜130で取り囲まれたノズル110の先端部にはその表面性質によってインク101が満たされない。
次に、図10Bに示されたように、第1電源170から第1電極パッド151と第2電極パッド152とに順次に電圧が印加されれば、インク101は第2電極パッド152が位置した部位まで移動する。このようなインク101の移動は、前述したように第1及び第2電極パッド151、152に電圧が印加されることによって、第1及び第2電極パッド151、152が位置した部位の疏水性膜130の表面性質が親水性に変わるような現象によって起きる。すなわち、第1及び第2電極パッド151、152に電圧が印加されれば、インク101に作用する電場によってインク101の表面張力が小さくなる。これによって疏水性膜130に対するインク101の接触角が小さくなるので、インク101は毛管力によって第2電極パッド152が位置した部位まで移動できるようになる。
次いで、図10Cに示されたように、第1電極パッド151に印加される電圧を遮断すれば、前記インク101から所定の体積を有する液滴102が分離される。すなわち、第2電極パッド152には電圧が印加された状態で、第1電極パッド151に印加される電圧のみ遮断すれば、疏水性膜130の第1電極パッド151が位置した部位は元の表面性質である疏水性を回復するようになる。これによって、インク101は第1電極パッド151が位置した部位で2つの部分に分離されながら、第2電極パッド152に隣接した部分は所定体積を有する液滴102をなすようになる。
このように本発明によれば、ノズル110内であらかじめ一定な体積を有する液滴102をインク101から分離でき、これによってノズル110外部に吐出される液滴102の体積が均一になる。この時、前記液滴102の体積は第1及び第2電極パッド151、152それぞれの面積を変化させることによってさらに微小かつ一定に調節できる。
前記ノズル110が比較的短い場合には、前述したように2つの電極パッド151、152のみ備えられうる。この場合、第2電極パッド152はノズル110の出口114に隣接するように配置される。したがって、液滴102はインク101から分離された状態で、図10Eに示されたように所定の液滴吐出手段によってノズル110外部に吐出されうる。この時、第2電極パッド152に印加される電圧を遮断すれば、第2電極パッド152が位置した部位の疏水性膜130も疏水性を回復するようになるので、疏水性膜130に対する液滴102の接触角が大きくなって液滴102は図4に示されたように形状に変わる。したがって、より低い駆動力、例えば、静電気力によっても液滴102の吐出が行われうる。
一方、前記ノズル110が比較的長い場合には、図10Dに示されたように第2電極パッド152の次に第3電極パッド153が備えられ、前記液滴102を前記第3電極パッド153が位置した部位に移動させる段階が行われうる。
具体的に、前記液滴102の分離後に、第2電極パッド152に印加される電圧を遮断しながら第3電極パッド153に電圧を印加すれば、前記液滴102は疏水性を回復した第2電極パッド152が位置した部位から親水性に変わった第3電極パッド153が位置した部位まで移動する。この時、第1電極パッド151が位置した部位は疏水性を維持しているので、液滴102の逆方向移動は起きない。
そして、前記ノズル110がさらに長い場合には第3電極パッド153の次に1つ以上のさらに他の電極パッドが備えられうる。このような電極パッドに順次に電圧を印加すれば、前述したように液滴102はノズル110の出口114の方に連続的に移動する。
この時、前記ノズル110内での液滴102の移動速度は複数の電極パッドに順次に印加される電圧の時間差によって調節されうる。
前述したようにノズル110の出口114の方に移動した液滴102は、図10Eに示されたようにノズル11の出口114を通じて外部に吐出される。具体的に、第2電源190によって外部電極180に所定の電圧が印加されれば、ノズル110と外部電極180間に電場が形成される。これによって、前記液滴102には静電気力、すなわち、クーロン力が作用するので、前記液滴102はノズル110から外部電極180の前面に備えられた記録紙Pに向かって吐出されうる。そして、前記液滴102の吐出前に第3電極パッド153に印加される電圧を遮断すれば、第3電極パッド153が位置した部位の疏水性膜130も疏水性を回復するようになるので、液滴102はさらに低い静電気力によっても容易に吐出されうる。
一方、前記液滴102の吐出には前記した静電気力を利用した方法以外にも公知された様々な他の方法が利用される。例えば、前記ノズル110の出口114の周囲に流体の流れを形成させてノズル110の出口114周囲の気圧を低下させることによって前記液滴102を吐出させうる。
以上本発明の望ましい実施例を詳細に説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、多様な変形及び均等な他の実施例が可能である。例えば、本発明の望ましい実施例で分離された液滴は静電気力によって吐出されると示されているが、前述したように液滴を他の方法によってもノズル外部に吐出されうる。すなわち、本発明はノズル内部でインクから所定体積の液滴を分離してこれをノズルの出口側に移動させるのにその特徴がある。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は特許請求の範囲によって定められねばならない。
本発明は、インクをノズル内で所定体積の液滴に予め分離した後、この液滴をノズル外部に吐出させる新しいインク吐出方法及びこの方法を利用した高集積高解像度の低電力消費型インクジェットプリントヘッドに適用できる。
従来の熱駆動型インクジェットプリントヘッドの一例であって、インクジェットプリントヘッドの構造を示す切開斜視図である。 図1Aのそのインク吐出メカニズムを説明するための断面図である。 従来のインク吐出メカニズムの他の例であって、静電気力を利用したインク吐出の原理を概略的に示した図面である。 従来のインク吐出メカニズムの他の例であって、静電気力を利用したインク吐出の原理を概略的に示した図面である。 図2A及び図2Bに示されたインク吐出方法が採用された従来のインクジェットプリントヘッドを示した断面図である。 本発明の望ましい実施例によるインクジェットプリントヘッドの構造を示したノズルの長手方向の断面図である。 図4に表示されたA−A’線に沿って切断したノズルの断面図である。 本発明の他の実施例によるノズルの断面構造を示した図面である。 本発明の他の実施例によるノズルの断面構造を示した図面である。 本発明の他の実施例によるノズルの断面構造を示した図面である。 図4に示されたノズル内でのインクの挙動を説明するための概略的な図面である。 本発明によるインク吐出方法を段階的に示す図面のうち、ある段階を示した図である。 図10Aの次の段階を示す図面である。 図10Bの次の段階を示す図面である。 図10Cの次の段階を示す図面である。 図10Dの次の段階を示す図面である。
符号の説明
101 インク
102 液滴
110 ノズル
112 ノズル入口
114 ノズル出口
120 親水性膜
130 疏水性膜
140 絶縁層
151、152、153 電極パッド
160 対向電極
170 第1電源
172 制御装置
180 外部電極
190 第2電源
P 記録紙


Claims (20)

  1. (a)親水性膜で取り囲まれたノズルの後端部に毛管力によってインクが満たされる段階と、
    (b)疏水性膜で取り囲まれたノズルの先端部に前記ノズルの出口側に進行する電場を形成して前記インクの表面張力を変化させることによって、前記インクから所定体積を有する液滴を分離してノズルの出口側に移動させる段階と、
    (c)前記液滴を前記ノズルの出口を通じて外部に吐出させる段階と、を具備することを特徴とするインク吐出方法。
  2. 前記(b)段階で、前記ノズルの先端部に前記ノズルの長手方向に所定間隔をおいて配置された複数の電極パッドに順次に電圧を印加することによって、前記ノズルの出口側に進行する電場を形成させることを特徴とする請求項1に記載のインク吐出方法。
  3. 前記複数の電極パッドのうち電圧が印加された電極パッドに隣接したインクの表面張力が低下することによって、前記疏水性膜に対する前記インクの接触角が小さくなることを特徴とする請求項2に記載のインク吐出方法。
  4. 前記(b)段階は、
    前記複数の電極パッドのうち第1電極パッドと第2電極パッドとに順次に電圧を印加して前記インクを前記第2電極パッド位置まで移動させる段階と、
    前記第1電極パッドに印加される電圧を遮断することによって、前記インクから前記液滴を分離する段階と、を含むことを特徴とする請求項2に記載のインク吐出方法。
  5. 前記(b)段階は、
    前記液滴の分離段階後に、前記第2電極パッドに印加される電圧を遮断しながら前記第2電極パッドの次に配置された少なくとも1つの電極パッドに順次に電圧を印加することによって、前記液滴を前記ノズルの出口側に移動させる段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のインク吐出方法。
  6. 前記液滴の体積は前記複数の電極パッドそれぞれの面積を変化させることによって調節されることを特徴とする請求項2に記載のインク吐出方法。
  7. 前記ノズル内での前記液滴の移動速度は前記複数の電極パッドに電圧を順次に印加する時間差によって調節されることを特徴とする請求項2に記載のインク吐出方法。
  8. 前記(c)段階で、前記液滴の吐出前に前記液滴が位置した電極パッドに印加される電圧を遮断することを特徴とする請求項2に記載のインク吐出方法。
  9. 前記(c)段階で、前記液滴の吐出は静電気力によって実施されることを特徴とする請求項1に記載のインク吐出方法。
  10. 前記(c)段階で、前記液滴の吐出は前記ノズルの出口周囲の気圧を低下させることによって前記液滴を吐出させせることを特徴とする請求項1に記載のインク吐出方法。
  11. 後端部は親水性膜で囲まれ、先端部は疏水性膜で取り囲まれた毛細管ノズルと、
    前記疏水性膜の外側面に前記ノズルの長手方向に沿って形成された絶縁層と、
    前記絶縁層の外側面に前記ノズルの長手方向に沿って所定間隔をおいて配置された複数の電極パッドと、
    前記疏水性膜の外側面の前記複数の電極パッドと対向する部位に配置された対向電極と、
    前記インクから所定体積を有する液滴を分離して前記ノズルの出口側に移動させるために、前記複数の電極パッドに順次に電圧を印加して前記ノズルの出口側に進行する電場を形成する電圧印加手段と、
    前記液滴を前記ノズルの出口を通じて外部に吐出させるための液滴吐出手段と、を具備することを特徴とするインクジェットプリントヘッド。
  12. 前記疏水性膜は多孔性膜よりなり、前記多孔性膜の微細孔を通じて前記対向電極と前記液滴との電気的接続が行われることを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリントヘッド。
  13. 前記疏水性膜には前記対向電極が配置された部位に多数の貫通孔が形成され、前記多数の貫通孔を通じて前記対向電極と前記液滴との電気的接続が行われることを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリントヘッド。
  14. 前記対向電極には前記疏水性膜を貫通する多数のプローブが備えられ、前記多数のプローブによって前記対向電極と前記液滴との電気的接続が行われることを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリントヘッド。
  15. 前記ノズルの断面形状は方形であることを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリントヘッド。
  16. 前記ノズルの断面形状は円形であることを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリントヘッド。
  17. 前記電極パッドは3つが一列に配置されることを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリントヘッド。
  18. 前記電圧印加手段は、前記複数の電極パッドそれぞれに連結される1つの第1電源と、前記第1電源と前記複数の電極パッド間に備えられて前記第1電源から前記複数のパッドに順次に電圧が印加されるように制御する制御装置と、を具備することを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリントヘッド。
  19. 前記電圧印加手段は、前記複数の電極パッドのそれぞれに1つずつ連結される複数の第1電源を具備することを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリントヘッド。
  20. 前記インク吐出手段は、前記ノズルの出口と対向するように設置された外部電極と、前記ノズルと前記外部電極間に電場を形成するために前記外部電極に電圧を印加する第2電源と、を具備し、前記液滴に作用する静電気力によって前記液滴が前記ノズルから吐出されることを特徴とする請求項11に記載のインクジェットプリントヘッド。


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