JP2004213969A - キートップ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】つば部の強度を強くすることができ、キートップの回転を確実に防止できるキートップ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】成形樹脂製のキートップ成形体20の上面と下面にフイルム板30,40を取り付けてなるキートップ本体10と、キートップ本体10の外周から張り出す硬質つば部50とを具備するキートップ1である。硬質つば部50は、キートップ本体10の外周からフイルム板30,40を張り出すと共に、張り出したフイルム板30,40の間にキートップ成形体20と一体である硬質な成形樹脂(つば補強部21)を設置することで構成される。つば部50はキートップ本体10側に凹む切り込み部53を有することで突起部51を形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キートップ成形体にフイルム板を取り付けて構成されるキートップ本体の周囲につば部を設けてなるキートップ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来キートップの中には、成形樹脂からなるキートップ成形体の少なくとも上面又は下面又は内部にフイルム板を取り付けてなるキートップ本体の外周からフイルム板の一部を張り出すことでつば部を設けてなるキートップがあった(例えば特許文献1の図4(c))。この種のキートップはフイルム板に印刷による高品質の装飾ができるので、キートップに高級感を持たせるのに有効である。そして前記キートップの外周に設けるつば部は、このキートップをケースの開口内にその裏面側から挿入した際にケース裏面の開口周囲に当接することで、キートップの抜けを防止する。またつば部はキートップとケースの開口の間の隙間からケース内部を見えないようにする効果も有する。
【0003】
しかしながら上記従来のキートップにおいてはつば部がフイルム板製なので柔軟性があり、キートップのケースからの抜け防止を図る上での強度が弱いという欠点があった。またこの種のキートップが例えば円形であるような場合、キートップの回転を防止することができなかった。キートップに方向性のある模様等を印刷していた場合、これが回転することは好ましくない。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−40434号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、つば部の強度を強くすることができ、またキートップの回転を確実に防止できるキートップ及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本発明にかかるキートップは、成形樹脂製のキートップ成形体の少なくとも上面又は下面又は内部にフイルム板を取り付けてなるキートップ本体と、このキートップ本体の外周から張り出す硬質つば部からなり、前記硬質つば部は少なくともキートップ成形体と一体である硬質な成形樹脂を有することを特徴とする。
【0007】
また本発明は、前記硬質つば部が、前記キートップ本体の外周から前記フイルム板を張り出すと共に、張り出したフイルム板の少なくとも下面又は上面に前記キートップ成形体と一体である硬質な成形樹脂を設置することで構成されていることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記硬質つば部が、キートップ本体側に凹む切り込み部を有することを特徴とする。
【0009】
また本発明にかかるキートップの製造方法は、成形樹脂製のキートップ成形体の少なくとも上面又は下面又は内部にフイルム板を取り付けてなるキートップ本体と、前記キートップ成形体と一体である成形樹脂を少なくともその一部に含むことで構成されるキートップ本体の周囲に設けられる硬質つば部形成体とを一体成形する成形工程と、前記硬質つば部形成体の部分を所定の硬質つば部の外形形状にカットすることで硬質つば部付きのキートップを形成するカット行程とを具備することを特徴とする。
【0010】
また本発明は、前記成形工程では、フイルム板にキートップ本体と硬質つば部形成体とを一体成形し、前記カット工程では、前記硬質つば部形成体の部分をフイルム板と共に硬質つば部の外形形状にプレスカットすることで硬質つば部付きのキートップを形成することを特徴とする。
【0011】
また本発明は、前記成形工程によってキートップ本体と硬質つば部形成体とを成形した際に形成されるピンゲート接続跡部を、前記カット行程において廃棄する硬質つば部形成体側に設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかるキートップ1を示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図である。同図に示すようにこのキートップ1は、キートップ本体10の外周から硬質つば部50を張り出して構成されている。以下各構成部分について詳細に説明する。
【0013】
キートップ本体10は、成形樹脂製のキートップ成形体20の上面と下面とにそれぞれフイルム板30,40を取り付けて構成されている。また硬質つば部50は、その高さがキートップ本体10の高さよりも低く、前記キートップ本体10の外周から前記フイルム板30,40を張り出すと共に、張り出したフイルム板30,40の間に前記キートップ成形体20の外周から突出するつば補強部21を設置することで構成されている。即ちつば補強部21は、キートップ成形体20と一体である硬質な成形樹脂である。さらに硬質つば部50の外周に切り込み部53を設けることで複数本(四本)の突起部51を形成している。
【0014】
この実施の形態は、硬質つば部50(突起部51を含む)をフイルム板30,40のみでなく、その間に成形樹脂製のつば補強部21を配置することで補強して構成したので、硬質つば部50の強度は飛躍的に強くなる。
【0015】
図2は前記キートップ1の一使用例を示す斜視図である。同図においてキートップ1は、キートップ装着体(以下この実施の形態においては「揺動つまみ」という)80の下面に設けた収納部81内に収納される。即ち揺動つまみ80は合成樹脂を略円形に成形することで構成され、その下面に収納部81を設け、またその上面中央に前記キートップ1のキートップ本体10の直径よりも若干大きい内径寸法の円形の開口83を設け、さらに揺動つまみ80の収納部81内部の前記開口83の周囲四ヵ所に上下方向に向かうガイド溝85を設けて構成されている。なお揺動つまみ80の開口83周囲の下面はリング状のつば部当接部87となっており、また揺動つまみ80の外周下面の四ヶ所からは押圧部89が突出している。
【0016】
そしてキートップ1は、揺動つまみ80の下側からその収納部81内に収納され、その際キートップ1の各突起部51がガイド溝85内に挿入され、キートップ1のキートップ本体10を開口83に挿入してその上面を揺動つまみ80の表面に露出し、同時に硬質つば部50の上面を揺動つまみ80のつば部当接部87に当接する。なお図示はしないが、キートップ1を収納した揺動つまみ80の下には、キートップ1を押圧した際にオンするスイッチ機構と、揺動つまみ80を揺動した際に前記各押圧部89によってオンするスイッチ機構とが設置される。
【0017】
以上のように揺動つまみ80内に収納されたキートップ1は、キートップ1の周囲に設けた硬質つば部50がつば部当接部87に当接することによってキートップ1の開口83からの抜き出しが防止される(即ち硬質つば部50は、キートップ1の開口83からの抜け防止部となっている)が、前述のように本実施の形態にかかる硬質つば部50は成形樹脂製のつば補強部21によって補強されているのでその強度が強く、従ってキートップ1の揺動つまみ80内からの抜け出しを確実に防止できる。
【0018】
また本実施の形態においてはキートップ1に設けた突起部51がガイド溝85内に挿入されるので、キートップ1の確実な回り止めと、キートップ1を上下動させる際のガイドが図れる。もしこの突起部51をフイルム板30,40のみによって構成した場合は強度が弱く、回り止めや上下動ガイドに利用できない。
【0019】
次に図3乃至図6はこのキートップ1の製造方法を示す図である。まず図3に示すように、予め上方向に凸となるように湾曲変形(プレフォーミング)させた凸部31を有する上側の熱可塑性樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート(PET))からなるフイルム板30と、予め成形樹脂注入孔41を形成した下側の熱可塑性樹脂(例えばPET)からなるフイルム板40とを重ね合わせ、その上下を第一,第二金型100,110によって挟持する。このとき凸部31の形状は、前記キートップ本体10及び下記する硬質つば部形成体(図4参照)60の上側の湾極面形状と同一であり、また第一金型100に設けられた凹部101の形状もこれと同一形状なので、凹部101の内面に前記フイルム板30の凸部31が密着する。また第二金型110に設けたピンゲート111がフイルム板40の成形樹脂注入孔41に位置する。
【0020】
そして第一金型100と第二金型110とによって形成されるキャビティーC1内にピンゲート111から高温の熱可塑性樹脂製の溶融成形樹脂を注入して固化した後に第一,第二金型100,110を取り外すことで、図4に示すような、成形樹脂製のキートップ成形体20の上下面にフイルム板30,40を取り付けてなるキートップ本体10と、キートップ成形体20と一体である成形樹脂をその一部に含むことで構成されるキートップ本体10の周囲に設けられる硬質つば部形成体60とが一体に成形される(成形工程)。即ちキートップ成形体20及び硬質つば部成形樹脂体65の表面が全てフイルム板30,40にて覆われた状態で成形品がフイルム板30,40中に形成される。なおキートップ本体10の周囲に設けられたフイルム板30,40に覆われた硬質つば部成形樹脂体65は、キートップ成形体20と同一の成形樹脂にてキートップ成形体20と一体に設けられている。同図(図4(a)は上側から見た斜視図、図4(b)は下側から見た斜視図)に示すように硬質つば部形成体60はキートップ本体10の周囲に設けられ、本実施の形態では円板状であり、図1に示す硬質つば部50と同一の厚みであって硬質つば部50全体を包含するように硬質つば部50よりも外方に所定寸法張り出して形成されている。なおフイルム板30をプレフォーミングせず、平板状のフイルム板30,40を重ね合わせたものを、第一,第二金型30,40間に挟持してピンゲート111から高温高圧の溶融成形樹脂を両フイルム板30,40間に圧入し、溶融成形樹脂の熱と圧力とによってフイルム板30を凹部101の形状に変形させることでキートップ本体10と硬質つば部形成体60とを一体に成形した成形品を形成しても良い。
【0021】
次にこの成形品を図5(a)に示すように、第一,第二プレス金型70,75の間に配置し、図5(b)に示すように第一プレス金型70側の押え部71を下降して硬質つば部形成体60を押え部71と第二プレス金型75とによって挟持した状態で、第一プレス金型70に設けた凸状の刃73(その外形形状がキートップ1の硬質つば部50の外形形状と同一に形成されている)を下降させてこの刃73の外形形状と同一形状に形成された第二プレス金型75の凹状の刃77の内側に挿入し、これによって図6に示すように、硬質つば部形成体60から硬質つば部50の外形を切り離し、キートップ1を形成する。このように硬質つば部形成体60の部分をプレスカットすることによって硬質つば部50付きのキートップ1を形成すれば、外形形状寸法が正確なキートップ1を容易に製造することができる。
【0022】
ところで図4(b)に示す点線は、前記カット工程においてカットする形状を示している。同図からわかるように、成形行程によってキートップ本体10と硬質つば部形成体60とを成形した際に形成されるピンゲート接続跡部61(この実施の形態ではフイルム板40の成形樹脂注入孔41の位置と一致する)を、前記カット行程において廃棄する硬質つば部形成体60側に設けている。これによってキートップ1側にはピンゲート接続跡がなく、外観上良好になる。
【0023】
特にこの実施の形態においては、キートップ1の硬質つば部50の形状として、図1(a)に示すような隣り合う突起部51間にキートップ本体10側に凹む切り込み部53を形成しているが、図4(b)に示すようにこの切り込み部53となる部分の硬質つば部形成体60に前記ピンゲート接続跡部61を設けている。このように廃棄される切り込み部53となる部分の硬質つば部形成体60にピンゲート接続跡部61を設けるようにすれば、ピンゲート接続跡部61をキートップ本体10に接近させて設けることができ、それにより硬質つば部形成体60の外径寸法を小さくでき、小型のキートップ1を作るのに好適となる。
【0024】
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施の形態ではキートップ本体10を、成形樹脂製のキートップ成形体20の上面と下面とにフイルム板30,40を取り付けて構成したが、本発明のキートップはこの構造に限定されず、例えば図7(a)に示すキートップ1−2のようにキートップ成形体20の上面のみにフイルム板30を取り付けても良く、また図7(b)に示すキートップ1−3のようにキートップ成形体20の下面のみにフイルム板40を取り付けても良く、また図7(c)に示すキートップ1−4のようにキートップ成形体20の内部にフイルム45を取り付けても良い(この場合フイルム板45に貫通孔を設け、この貫通孔を介してフイルム板45上下のキートップ成形体20を連結する)。また図7(d)に示すキートップ1−5のように硬質つば部50をキートップ本体10の外周全体に設けるのではなくその一部のみに設けても良い。図7(d)に示す硬質つば部50の場合は、硬質つば部50がそのまま突起部51を構成している。また図7(e)に示すキートップ1−6のように硬質つば部50に幅の狭い切り込み部53を設けてもよい。また図8に示すキートップ1−7のように、キートップ本体10(キートップ成形体20)の部分だけフイルム板30を取り付け、キートップ本体10の外周から張り出す硬質つば部50はフイルム板30のないキートップ成形体20と一体である硬質な成形樹脂のみで構成しても良い。以上のようにキートップ1−2〜1−7の硬質つば部50を各種構造に構成しても、切り込み部53又はこの切り込み部53によって形成される突起部51をキートップ装着体に対する回り止めやキートップ上下動のガイドとして利用できる。なお硬質つば部50に回り止めや上下動ガイドの効果を期待しないのであれば、硬質つば部50に切り込み部53を設けないでキートップ本体10の外周に単にリング状の硬質つば部50を設けても良い。
【0025】
また前記カット工程は、プレスカットの他、レーザカット等の他の各種カット手段を用いても良い。
【0026】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば以下のような優れた効果を有する。
▲1▼キートップ本体の外周から張り出す硬質つば部を、少なくともキートップ成形体と一体である硬質な成形樹脂を有する構造に構成したので、硬質つば部の強度を強くすることができる。これによってキートップをキートップ装着体の開口に挿入した際、開口からの抜けを確実に防止できる。
【0027】
▲2▼また前記硬質つば部にキートップ本体側に凹む切り込み部を設ければ、この切り込み部又は切り込み部によって形成される突起部をキートップの回転止め又はキートップ上下動のガイドに利用できる。特にキートップに方向性のある模様等を表示しているような場合、有効である。
【0028】
▲3▼また本発明においては、成形工程によって成形した硬質つば部形成体の部分をカットすることで硬質つば部付きのキートップを形成したので、硬質つば部の外形寸法形状を容易に正確に形成できる。
【0029】
▲4▼成形工程によってキートップ本体と硬質つば部形成体とを成形した際に形成されるピンゲート接続跡部を、カット行程において廃棄する硬質つば部形成体側に設けたので、製造されるキートップ側にはピンゲート接続跡がなく、外観上良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるキートップ1を示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図である。
【図2】キートップ1の一使用例を示す斜視図である。
【図3】キートップ1の製造方法を示す図である。
【図4】キートップ1の製造方法を示す図である。
【図5】キートップ1の製造方法を示す図である。
【図6】キートップ1の製造方法を示す図である。
【図7】他の各種キートップ1−2〜1−6を示す斜視図である。
【図8】他のキートップ1−7を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 キートップ
10 キートップ本体
20 キートップ成形体
21 つば補強部
30 フイルム板
31 凸部
40 フイルム板
41 成形樹脂注入孔
50 硬質つば部(抜け防止部)
51 突起部
53 切り込み部
60 硬質つば部形成体
61 ピンゲート接続跡部
80 揺動つまみ(キートップ装着体)
81 収納部
83 開口
85 ガイド溝
87 つば部当接部
100 第一金型
C1 キャビティー
110 第二金型
111 ピンゲート
70 第一プレス金型
71 押え部
73 刃
75 第二プレス金型
77 刃

Claims (6)

  1. 成形樹脂製のキートップ成形体の少なくとも上面又は下面又は内部にフイルム板を取り付けてなるキートップ本体と、このキートップ本体の外周から張り出す硬質つば部からなり、前記硬質つば部は少なくともキートップ成形体と一体である硬質な成形樹脂を有することを特徴とするキートップ。
  2. 前記硬質つば部は、前記キートップ本体の外周から前記フイルム板を張り出すと共に、張り出したフイルム板の少なくとも下面又は上面に前記キートップ成形体と一体である硬質な成形樹脂を設置することで構成されていることを特徴とするキートップ。
  3. 前記硬質つば部は、キートップ本体側に凹む切り込み部を有することを特徴とする請求項1に記載のキートップ。
  4. 成形樹脂製のキートップ成形体の少なくとも上面又は下面又は内部にフイルム板を取り付けてなるキートップ本体と、前記キートップ成形体と一体である成形樹脂を少なくともその一部に含むことで構成されるキートップ本体の周囲に設けられる硬質つば部形成体とを一体成形する成形工程と、
    前記硬質つば部形成体の部分を所定の硬質つば部の外形形状にカットすることで硬質つば部付きのキートップを形成するカット行程とを具備することを特徴とするキートップの製造方法。
  5. 前記成形工程では、フイルム板にキートップ本体と硬質つば部形成体とを一体成形し、
    前記カット工程では、前記硬質つば部形成体の部分をフイルム板と共に硬質つば部の外形形状にプレスカットすることで硬質つば部付きのキートップを形成することを特徴とする請求項4に記載のキートップの製造方法。
  6. 前記成形工程によってキートップ本体と硬質つば部形成体とを成形した際に形成されるピンゲート接続跡部を、前記カット行程において廃棄する硬質つば部形成体側に設けたことを特徴とする請求項5に記載のキートップの製造方法。
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