JPH06137410A - トルコンインジケータのフィニッシャ構造 - Google Patents

トルコンインジケータのフィニッシャ構造

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Publication number
JPH06137410A
JPH06137410A JP31426592A JP31426592A JPH06137410A JP H06137410 A JPH06137410 A JP H06137410A JP 31426592 A JP31426592 A JP 31426592A JP 31426592 A JP31426592 A JP 31426592A JP H06137410 A JPH06137410 A JP H06137410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finisher
torque converter
outer case
opening
sealing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31426592A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Kozakura
寿彦 小桜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP31426592A priority Critical patent/JPH06137410A/ja
Publication of JPH06137410A publication Critical patent/JPH06137410A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲートカットの跡の仕上げを必要とせず、組
付けにあたり、位置決めが簡単に行われ、位置ずれや隙
間の発生を防止するトルコンインジケータのフィニッシ
ャ構造を提供する。 【構成】 環状部4aとその外側に突設した水平フラン
ジ部4bからなる合成樹脂製シール材4の上部に予め形
成した凹段部9を、フィニッシャ1の開口部1a周縁下
部に突出するロワーサイドゲート跡5に合わせて、シー
ル材4を開口部1aの内側および下面に嵌設固定し、こ
のシール材4の環状部4a下端をアウタケース2の上面
周辺に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この本発明は、トルコンインジケ
ータの上方周辺部をカバーするトルコンインジケータの
フィニッシャ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トルコンインジケータのアウタケースの
上方周辺部を合成樹脂製フィニッシャで覆い、ゴミの侵
入を防ぎ、外観の向上を図っているが、従来技術として
は、合成樹脂製フィニッシャとトルコンインジケータの
アウタケースとの隙間を埋めるため環状のシール材を上
記合成樹脂製フィニッシャに取り付けたものが存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のトルコンインジ
ケータのフィニッシャは上記のように環状のシール材を
用いているが、通常の射出成形品であると、ゲートカッ
トの跡の仕上げを必要とするため工数がかかるという欠
点があり、また、環状のシール材を取り付けるにあた
り、位置決めが困難なため、位置ずれが生じたり、隙間
が生じたりあるいは偏りが生じ見栄えが悪く異物が落下
する等の問題があった。
【0004】この発明は、従来技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたもので、ゲートカットの跡の仕上
げを必要とせず、組付けにあたり、位置決めが簡単に行
われ、位置ずれや隙間の発生を防止するトルコンインジ
ケータのフィニッシャ構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るトルコンインジケータのフィニッシ
ャ構造は、トルコンインジケータのアウタケースの上方
周辺部を、これより僅かに小さい開口部を中央に備えた
合成樹脂の射出成形体からなるコンソールのフィニッシ
ャでカバーするトルコンインジケータのフィニッシャ構
造において、環状部とその外側に突設した水平フランジ
部からなる合成樹脂製シール材の上部に予め形成した凹
段部を、上記開口部周縁下部に突出するロワーサイドゲ
ート跡に合わせて上記シール材を上記開口部の内側およ
び下面に嵌設固定し、このシール材の環状部下端を上記
アウタケースの上面周辺に当接させた構成にしてある。
【0006】
【作用】この発明におけるトルコンインジケータのフィ
ニッシャ構造は、シール材の上部に予め凹段部が形成さ
れているので、この凹段部を開口部周辺下部に突出する
ロワーサイドゲートに合わせて、上記開口部の内側およ
び下面に嵌設し、ピンの熱加締め等により固定する。し
かるのち、このシール材の環状部下端をアウタケースの
上面周辺に当接させる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例について説明す
る。図1は本発明に係わるトルコンインジケータのフィ
ニッシャ構造全体の斜視図、図2は図1A−A線断面
図、図3は図1B線断面図、図4はゲートカット跡の周
辺を示す図、図5は図1C線断面図、図6はゲート部付
近の斜視図である。
【0008】図において、1はトルコンインジケータの
フィニッシャで、中央に隅角部を円弧状とした長方形の
開口部1aを有している。この開口部1aはトルコンイ
ンジケータのアウタケース2の上面よりも僅かに小さい
形状を有し、上記フィニッシャ1によって、上記アウタ
ケース2の上方周辺部がカバーされる。図中3はトルコ
ンインジケータより上方に突出するオートトランスノブ
である。
【0009】4は軟質合成樹脂製シール材で、環状部4
aとその外側に突設する水平フランジ部4bとから形成
される。軟質合成樹脂製シール材4はフィニッシャ1の
開口部1aの内側および下面に嵌設できる形状を有して
いる。フィニッシャ1の開口部1aを形成する内周フラ
ンジ8の下部には、パーティングラインP・L以下にロ
ワーサイドゲート跡5が存在する。
【0010】このロワーサイドゲート跡5は、図6に示
すように図示せぬ金型により形成されたロワーサイドゲ
ート5aを自動切断することにより形成される。このロ
ワーサイドゲート跡5は一定の厚さtを持った四角形状
の突出体であり、上記シール材4には上記突出体に嵌合
し得る凹段部9が形成されている。
【0011】6はフィニッシャ1を補強するために設け
られたリブで、フィニッシャ1の裏側に縦横に適宜設け
られ、その交叉部よりピン6aが突設されている。上記
シール材4には上記ピン6aに対応する位置に予め孔4
cが形成されているので、嵌設と同時にピン6aの頭を
熱加締めすることにより固定される。
【0012】次に,上記実施例の動作について説明す
る。
【0013】まず実車状態において、トルコンインジケ
ータ2を車体に組付ける。その後フィニッシャ1のロワ
ーサイドゲート跡5にシール材4の凹段部9を合わせて
シール材4をフィニッシャ1の開口部1aの内側および
下面に嵌設する。このときピン6aにシール材4の孔4
cが挿通するので、その頭部を熱加締めすれば一層固定
が強化される。
【0014】次いで、このシール材4の環状部4a下端
を上記アウタケース2の上面周辺に当接させ、隙間を無
くした状態でフィニッシャ1を機台に固定する。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、環状
部とその外側に突設した水平フランジ部からなる合成樹
脂製シール材の上部に予め形成した凹段部を、フィニッ
シャの開口部周縁下部に突出するロワーサイドゲート跡
に合わせて、上記シール材を上記開口部の内側および下
面に嵌設固定し、このシール材の環状部下端をアウタケ
ースの上面周辺に当接させたので、フィニッシャのゲー
トカット跡の仕上げをしなくても、ゲートカット跡がシ
ール材の凹段部内に入り込むため外観を損ねることはな
い。
【0016】したがって、ゲートカット跡の仕上げの手
間を省くことができる。また、組付けにあたり、凹段部
とゲート跡とを嵌合させ、位置決めを正確に行うことが
できるので、位置ずれや、位置ずれにより生ずるぶれ等
が無くなり、作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるトルコンインジケー
タのフィニッシャ構造の斜視図である。
【図2】図1のA−A線切断面図である。
【図3】図1のB線切断面図である。
【図4】ゲートカット跡の周辺を示す側面図である。
【図5】図1のC線の切断面図である。
【図6】ゲート部付近の斜視図である。
【符号の説明】
1 フィニッシャ 2 トルコンインジケータのアウタケース 4 シール材 4a 環状部 4b 水平フランジ部 5 ロワーサイドゲート跡 9 凹段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルコンインジケータのアウタケースの
    上方周辺部を、これより僅かに小さい開口部を中央に備
    えた合成樹脂の射出成形体からなるコンソールのフィニ
    ッシャでカバーするトルコンインジケータのフィニッシ
    ャ構造において、環状部とその外側に突設した水平フラ
    ンジ部からなる合成樹脂シール材の上部に予め形成した
    凹段部を、上記開口部周縁下部に突出するロワーサイド
    ゲート跡に合わせて上記シール材を上記開口部の内側お
    よび下面に嵌設固定し、このシール材の環状部下端を上
    記アウタケースの上面周辺に当接させたことを特徴とす
    るトルコンインジケータのフィニッシャ構造。
JP31426592A 1992-10-30 1992-10-30 トルコンインジケータのフィニッシャ構造 Pending JPH06137410A (ja)

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JP31426592A JPH06137410A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 トルコンインジケータのフィニッシャ構造

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JP31426592A Pending JPH06137410A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 トルコンインジケータのフィニッシャ構造

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JP (1) JPH06137410A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030082802A (ko) * 2002-04-18 2003-10-23 기아자동차주식회사 자동변속 차량의 콘솔 구조
JP2009115108A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 防振連結ロッド
JP2015229487A (ja) * 2014-06-09 2015-12-21 株式会社石▲崎▼本店 車両用サイドミラー

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KR20030082802A (ko) * 2002-04-18 2003-10-23 기아자동차주식회사 자동변속 차량의 콘솔 구조
JP2009115108A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 防振連結ロッド
JP2015229487A (ja) * 2014-06-09 2015-12-21 株式会社石▲崎▼本店 車両用サイドミラー

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