JP2004211937A - ドレンホース - Google Patents

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俊博 中西
Izumi Nishie
泉 西江
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Masahide Sakaguchi
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Abstract

【課題】断熱用の外筒部材を安定して取り付けることができ、これと同時にドレン排出口に接続する接続筒体の変形強度を高めて、安定した接続を実現するドレンホースを提供する。
【解決手段】断熱用の外筒部材(40)によって覆われるホース本体(2)の一端側に、空調機器等のドレン排出口(3)に接続する接続筒体(4)を設けてなるドレンホース(1)において、接続筒体(4)の外周面側に形成した環状の凹溝(32)に、外筒部材(40)の端部を外側から締め付ける結束部材(45)を入り込ませる。これにより、外筒部材(40)との物理的な引っ掛かりが強くなって、外筒部材(40)を安定して取り付けることができる。また、凹溝(32)部分の強度が増して、接続筒体(4)の変形強度を高めることができる。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主として空調機器の室内機等のドレン排出口に接続されるドレンホースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のドレンホースとして、可撓性を有する蛇腹状のホース本体の一端側に、室内機のドレン排出口に差し込み接続するための接続筒体を一体的に形成した構造のものが知られている。
【0003】
そして、この種のドレンホースでは、例えば特許文献1及び2に開示されているように、ホース本体の外周面における結露の発生等を防止するために、ホース本体の外周面を断熱用の外筒部材で覆うことが日常的に行われている。
【0004】
【特許文献1】実開昭54−126215号公報
【特許文献2】特開2000−234756号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、断熱用の外筒部材でホース本体を覆うようにした従来のドレンホースにおいては、ホース本体に外筒部材を単に外嵌させただけのものや、或いは特許文献1に開示されているように、ホース本体に外嵌させた外筒部材を紐体で締め付けて固定したものがあるが、いずれの場合にも、ホースと外筒部材との物理的な引っ掛かりが十分ではなく、ホースの運搬時や施工時において、ホース本体に対して外筒部材がずれたり、場合によっては離脱するといった不具合が生じ易かった。
【0006】
また、ドレン排出口に接続する接続筒体の強度が一般的に弱く、例えばホースの施工に際して、ホース本体を湾曲させたときの力が接続筒体に作用すると、接続筒体に変形や座屈等が生じてしまって、ドレン排出口との間の水密性が損なわれたり、ドレン排出口から接続筒体が外れるといった不具合が生じることもあった。
【0007】
なお、例えば特許文献2には、ドレンホースの接続筒体の変形を防止するために、その接続側先端部をドレン排出口の排出用パイプに接触又は接触に近い状態にして、上記のような力が作用したときに接続側先端部が直ちに排出用パイプに当接するようにした構造が開示されているが、この場合、特にドレンホースが薄肉軽量で可撓性を有していると、接続側先端部が排出用パイプに当接してそれ以上の傾きを阻止しようしたときに、接続側先端部が支点となって接続筒体の接続口が楕円形に変形し易くなり、却って変形を助長することにも成りかねず、有効な手段とは言えるものではなかった。
【0008】
そこで、この発明は、上記の不具合を解消して、外筒部材との引っ掛かりを強化して、外筒部材を安定して取り付けることができ、これと同時に接続筒体の変形強度を高めて、ドレン排出口に対する安定した接続を実現するドレンホースの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明のドレンホースは、断熱用の外筒部材によって覆われるホース本体の一端側に、空調機器等のドレン排出口に接続する接続筒体を設けてなるドレンホースであって、前記接続筒体の外周面側に、前記外筒部材の端部を外側から締め付ける結束部材が落ち込む環状の凹溝を形成したことを特徴とする。
【0010】
そして、前記接続筒体の内径は、凹溝部分において最も小としている。なお、凹溝部分の内径は、ホース本体の内径に対しては大きくても小さくても良く、またほぼ等しくしても良い。また、前記接続筒体の内周面側に、ドレン排出口の排出パイプに外嵌するパッキンを収容する環状の収容溝を形成している。さらに、前記接続筒体において、収容溝を凹溝よりも接続口側に形成している。
【0011】
また、前記ホース本体を、複数の環状突起を膨出形成した蛇腹状にして、そのホース本体の接続筒体に連続する一端部から所要長さの範囲における環状突起の間隔を、その他の部分に比べて狭くしてある。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この発明の一実施形態に係るドレンホース(1)は、例えばポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂やポリ塩化ビニール樹脂(PVC)等の合成樹脂を素材としたブロー成形品であって、軸方向の全長に亘ってほぼ同じ肉厚に形成されている。
【0013】
このドレンホース(1)は、図1に示すように、可撓性を有するホース本体(2)の一端側に、空調機器の室内機におけるドレン排出口(3)に接続する雌形の接続筒体(4)が一体的に形成され、他端側に、ホース延長のために別のドレンホース(1)に連結する雄形の連結筒体(5)が一体的に形成されている。
【0014】
ホース本体(2)は、例えば軸方向の全長に亘って複数の環状突起(6)(6)…を膨出形成した蛇腹状とされており、曲げ変形が容易な構造となっている。そして、図1及び図2に示すように、このホース本体(2)における接続筒体(4)に連続する一端部から所要長さの範囲(A)に亘って、その環状突起(6)(6)…の間隔を、その他の部分(B)すなわち中央部や他端部における環状突起(6)(6)…の間隔に比べて狭くしてある。これによって、接続筒体(4)側の一端部付近を、他の部分よりも急角度に曲げ易い構造にしている。
【0015】
接続筒体(4)は、図3及び図4に示すように、その接続口(9)側の先端部からホース本体(2)側の基端部にかけて、例えば4つの環状凸部(10)〜(13)が膨出形成されている。接続口(9)側の第1の環状凸部(10)は、例えば断面略倒L形に形成され、残りの第2〜第4の環状凸部(11)〜(13)は、例えば断面略台形状に形成されている。これら環状凸部(10)〜(13)の外径は、ほぼ同じ大きさであり、環状凸部(10)〜(13)の軸方向の幅は、第2の環状凸部(11)が最も広くなっている。
【0016】
そして、第2の環状凸部(11)の内周面側に形成された環状の収容溝(20)には、環状のパッキン(21)が収容されている。このパッキン(21)は、断面略長方形に形成されていて、その軸方向の幅(W1)は、収容溝(20)の軸方向の幅(W2)よりも狭くなっている。従って、パッキン(21)の収容状態において、パッキン(21)の軸方向と直交する側面(22)(22)と、収容溝(20)の溝底面(23)から立ち上がった溝側面(24)(24)との間には、間隙(25)(25)が確保されるようになっている。この間隙(25)(25)は、後述する排出パイプ(51)にパッキン(21)を外嵌させた状態においても確保される。このように、収容溝(20)内にパッキン(21)を遊びを持たせて収容する構造とすることで、パッキン(21)の収容溝(20)への装着を簡単かつ確実に行うことができる。
【0017】
また、第1と第2の環状凸部(10)(11)間、及び第2と第3の環状凸部(11)(12)間には、軸方向の幅が狭い環状の凹溝(30)(31)がそれぞれ形成され、第3と第4の環状凸部(12)(13)間には、軸方向の幅が広い環状の凹溝(32)が形成されている。すなわち、パッキン(21)を収容する収容溝(20)を挟むようにして、第1と第2の凹溝(30)(31)が形成され、これら収容溝(20)及び凹溝(30)(31)よりも基端側に第3の凹溝(32)が形成されている。
【0018】
そして、接続筒体(4)の内径は、第3の凹溝(32)部分において最も小となっている。すなわち、環状の凹溝(30)〜(32)の溝底面(33)〜(35)のうち、第3の凹溝(32)の溝底面(35)が最も径内方向の内側に位置していて、凹溝(30)〜(32)のうち、第3の凹溝(32)が最も深い溝となっている。なお、第3の凹溝(32)の内径は、ホース本体(2)の蛇腹凹部(39)の内径に対してほぼ等しくなっているが、これよりも大きくても小さくても良い。
【0019】
これら環状の凹溝(30)〜(32)は、接続筒体(4)の変形強度を高めるリブとしての機能を有し、特に幅広で溝底が深い第3の凹溝(32)のリブ効果は高くなっている。
【0020】
このようにして構成されたドレンホース(1)においては、図5に示すように、ホース本体(2)の外周面での結露の発生等を防止するために、ホース本体(2)が断熱用の外筒部材(40)によって覆われるようになっている。
【0021】
外筒部材(40)は、例えばPE樹脂フィルムを加熱加圧接着させて外皮層を形成した独立気泡の発泡合成樹脂素材を用いて、この発泡合成樹脂素材を所要の幅に帯状に裁断したものを、長手方向の側縁部同士が接当するようにすし巻き状に丸めて、その接当する側縁部同士を加熱融着させることによって筒状に形成したものである。なお、外筒部材(40)を構成する発泡合成樹脂素材としては、水の浸透を防ぎ断熱効果を高めるために独立気泡発泡体であることが望ましいが、これに限定されるものではない。
【0022】
この外筒部材(40)の外周面には、微細なシボ(43)が形成されている。このように、外筒部材(40)の外周面にシボ加工を施すことによって、ホースの梱包時や曲げ施工時に、外筒部材(40)に生じる皺や折曲げ襞が目立たないようにして、ホース全体の美観を良好に維持できるようにしてある。また、外筒部材(40)の内周面には、軸方向すなわち長手方向に沿って複数の図示しない溝がほぼ等間隔で形成されている。
【0023】
そして、この外筒部材(40)の開口端からドレンホース(1)を押し込むことによって、ドレンホース(1)のホース本体(2)に外筒部材(40)を外嵌させて、ホース本体(2)を覆うようにしている。
【0024】
ホース本体(2)に外嵌された外筒部材(40)の端部は、図5及び図6に示すように、例えば合成樹脂製のバンド状の結束部材(45)によって外側から締め付けられて、接続筒体(4)における第3の凹溝(32)に食い込んだ状態で、その溝底面(35)に押し付けられている。また、この締め付け状態において、結束部材(45)が第3の凹溝(32)に落ち込んだ状態となっている。すなわち、結束部材(45)の全部又は大部分が、外筒部材(40)の端部とともに第3の凹溝(32)内に入り込んだ状態となっている。
【0025】
これによって、ドレンホース(1)と外筒部材(40)との物理的な引っ掛かりが強くなって、ホース(1)の運搬時や施工時において、ホース本体(2)に対して外筒部材(40)がずれたり、離脱するといった不具合を防止することができる。しかも、外筒部材(40)の外周面にはシボ加工が施されているので、結束部材(45)の締め付け時に、結束部材(45)と外筒部材(40)との引っ掛かりも強くなり、これらの間での滑りを抑えて、外筒部材(40)をより安定して取り付けることができる。
【0026】
さらに、接続筒体(4)における第3の凹溝(32)に、外筒部材(40)の端部及び結束部材(45)が入り込むことで、いわば接続筒体(4)の凹溝(32)部分の肉厚を増大させた状態となり、これにより凹溝(32)自体のリブ効果と相俟って接続筒体(4)の変形強度をより一層高めることができる。さらにまた、外筒部材(40)の内周面には長手方向に沿った複数の溝がほぼ等間隔に形成されているので、結束部材(45)の締め付け時に、外筒部材(40)の端部を第3の凹溝(32)内に食い込ませ易くなるとともに、その内周面を第3の凹溝(32)の溝底面(35)にほぼ均一に押し付けることができ、凹溝(32)部分の強度を全周に亘ってほぼ均一に高めることができる。
【0027】
図7は、上記構成のドレンホース(1)を、室内機のドレン排出口(3)に接続した状態を示している。図において、(50)は、室内機のケーシング内に設けられたドレンパン、(51)は、ドレン排出口(3)を構成する排出パイプである。
【0028】
ドレンホース(1)のドレン排出口(3)への接続に際しては、ドレンホース(1)の接続筒体(4)を排出パイプ(51)に被せるようにしている。この接続状態において、排出パイプ(51)の外周面から突出した円環状の突部(52)が、接続筒体(4)における第1の環状凸部(10)の内周面側に嵌り込んで、接続筒体(4)のがたつき抑えている。また、接続筒体(4)の収容溝(20)内に収容されているパッキン(21)が、排出パイプ(51)に外嵌して、接続筒体(4)の内周面と排出パイプ(51)の外周面との間の隙間を塞いで、水密性を高めている。
【0029】
さらに、ドレン排出口(3)に接続したドレンホース(1)は、その接続筒体(4)に近いホース本体(2)の一端部付近を急角度に湾曲させることができるので、室内機のケーシング内から外部へ自在に取り出すことができ、これによってケーシングの設計の自由度が増して、ケーシングのコンパクト化を実現することができる。
【0030】
しかも、接続筒体(4)に近いホース本体(2)の一端部付近を急角度に折り曲げるようにした場合、直線状に戻ろうとする力が接続筒体(4)に大きく作用するが、このような径外方向への応力を、補強された凹溝(32)部分で受け止めて、これより先端側のパッキン収容部分にまで伝搬させないようにして、接続筒体(4)の変形や座屈等を防止し、その結果、ドレン排出口(3)との間の水密性が損なわれたり、ドレン排出口(3)から接続筒体(4)が外れるといった不具合を防止することができる。
【0031】
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0032】
例えばホース本体は、蛇腹状のものだけに限定されず、外周面がフラットな直管状、或いは螺旋状の突起を形成した螺旋波形状のものであっても良い。また、接続筒体に設けた凸部や凹溝の数や形状等は、上記実施形態に限定されず、例えば図8に示すように、少なくとも結束部材が落ち込む凹溝が形成されていれば良い。さらに、結束部材としては、合成樹脂製のバンド状のものに限らず、凹溝に落ち込んだときに凹溝部分の強度を増大させるような例えば針金等の線状部材であっても良い。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明のドレンホースでは、接続筒体の外周面側の凹溝に、外筒部材の端部及びこれを締め付ける結束部材が落ち込むようになっているので、外筒部材との物理的な引っ掛かりが強くなって、ホース本体に対して外筒部材がずれたり、離脱するといった不具合を防止することができる。これにより、外筒部材を安定して取り付けることができ、ドレン排出口への接続作業も容易に行うことができる。
【0034】
しかも、接続筒体の凹溝に、外筒部材の端部及び結束部材が入り込むことで、接続筒体の凹溝部分を補強して、接続筒体の変形強度を高めることができる。従って、ドレン排出口への接続状態において、ホース本体を湾曲させたときの力が接続筒体に作用しても、接続筒体に変形や座屈等が生じ難く、これによりドレン排出口との間の水密性が損なわれたり、ドレン排出口から接続筒体が外れるといった不具合を防止することができ、安定した接続状態を維持することができる。
【0035】
また、接続筒体の凹溝部分の内径を小として、凹溝部分の膨出量を抑えることで、特にドレンホースをブロー成形する場合には、凹溝部分の肉厚が薄化することがほとんどないので、凹溝部分の強度をさらに高めることができ、接続筒体の変形や座屈等をより一層防止することができる。
【0036】
さらに、上記のように変形強度の高い接続筒体の内周面側にパッキンを収容して、そのパッキンによって接続筒体と排出パイプとの隙間を塞ぐようにすることで、接続部分の水密性を良好に維持することができる。
【0037】
また、パッキンを収容する収容溝を凹溝よりも接続口側に形成することで、ホース本体を曲げたときの力を、補強された凹溝部分で受け止めて、これより先端側のパッキン収容部分にまで伝搬し難くして、パッキンの歪な変形を極力防止することができ、水密性をさらに安定して維持することができる。
【0038】
さらにまた、ホース本体の接続筒体側に近い一端部付近において、環状突起の間隔を狭くして湾曲し易くすることで、空調機器のケーシング内に設けたドレン排出口にドレンホースを接続する場合、ホース本体の一端部付近を急角度に湾曲して、ドレンホースをケーシング内から自在に取り出すことができる。これにより、ケーシングの設計の自由度が増して、ケーシングのコンパクト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
この発明の一実施形態に係るドレンホースの正面図である。
【図2】同じくその部分拡大図である。
【図3】同じくその接続筒体部分の拡大斜視図である。
【図4】同じくその接続筒体部分の拡大縦断面図である。
【図5】外筒部材を装着したドレンホースの正面図である。
【図6】同じくその接続筒体部分の拡大縦断面図である。
【図7】ドレンホースのドレン排出口への接続状態を示す拡大縦断面図である。
【図8】他の実施形態におけるドレンホースの接続筒体部分の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
(1) ドレンホース
(2) ホース本体
(3) ドレン排出口
(4) 接続筒体
(6) 環状突起
(9) 接続口
(20) 収容溝
(21) パッキン
(32) 凹溝(第3の凹溝)
(40) 外筒部材
(45) 結束部材
(51) 排出パイプ

Claims (5)

  1. 断熱用の外筒部材によって覆われるホース本体の一端側に、空調機器等のドレン排出口に接続する接続筒体を設けてなるドレンホースであって、前記接続筒体の外周面側に、前記外筒部材の端部を外側から締め付ける結束部材が落ち込む環状の凹溝を形成したことを特徴とするドレンホース。
  2. 前記接続筒体の内径は、凹溝部分において最も小としている請求項1記載のドレンホース。
  3. 前記接続筒体の内周面側に、ドレン排出口の排出パイプに外嵌するパッキンを収容する環状の収容溝を形成した請求項1又は2記載のドレンホース。
  4. 前記接続筒体において、収容溝を凹溝よりも接続口側に形成した請求項3記載のドレンホース。
  5. 前記ホース本体を、複数の環状突起を膨出形成した蛇腹状にして、そのホース本体の接続筒体に連続する一端部から所要長さの範囲における環状突起の間隔を、その他の部分に比べて狭くしてある請求項1乃至4のいずれかに記載のドレンホース。
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