JP2004211018A - Adhesive tape, method of producing adhesive tape and compression adhesion method for the same - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品と回路基板、又は回路基板同士を接着固定すると共に、両者の電極同士を電気的に接続するための接着剤テープ、接着剤テープの製造方法及び接着剤テープの圧着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶パネル、PDP(プラズマディスプレイパネル)、EL(蛍光ディスプレイ)パネル、ベアチップ実装などの電子部品と回路基板、回路基板同士を接着固定し且つ両者の電極同士を電気的に接続する方法として、接着剤テープが用いられている。
特許文献1には、基材に接着剤が塗布された接着剤テープをリール状に巻き取ったものが開示されている。
この種の従来の接着剤テープは、幅が1〜3mm程度であり、リールに巻き取るテープの長さは50m程度である。そして、回路基板の四周に接着剤を圧着する場合には、接着剤テープを回路基板の一辺に沿って引き出して接着剤を圧着し、これを回路基板の四周に対して行って、回路基板の四周に接着剤を圧着している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−284005号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年のPDP等におけるパネル画面の大型化にともない回路基板の接着面積(周囲一辺の寸法)が増大し、一度に使用する接着剤の使用量が増加してきた。また、接着剤の用途も拡大したため、接着剤の使用量が増加してきた。このため、上述した電子機器の製造工場では、接着剤テープを巻いたリールの交換頻度が多くなり、リールの交換には手間がかかるため電子機器の生産効率の向上が図れなくなるという問題がある。
かかる問題に対して、リールに巻き取る接着剤テープの巻き数を多くすることで、1リール当りの接着剤量を増やし、リールの交換頻度を低減することが考えられるが、接着剤テープのテープ幅が1〜3mmと狭いため、巻き数を多くすると巻き崩れが生じるおそれがある。また、巻き数を多くするとテープ状に巻いた接着剤テープに作用する圧力が高くなり接着剤がテープの両幅から染み出してブロッキングの原因になるおそれがある。
そこで、本発明は、接着剤テープの巻き数を多くすることなく、接着剤量を増やすことができる接着剤テープ、接着剤テープの製造方法及び接着剤テープの圧着方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、基材に接着剤が塗布され、リール状に巻いた接着剤テープであって、接着剤テープの幅は回路基板の一辺の長さと同じ以上であり、接着剤はテープの幅方向に複数条配置されていることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明では、接着剤テープをその幅が回路基板の一辺に重なるように配置し、接着剤テープの幅方向に設けた接着剤の一条をそのまま回路基板の一辺に沿って加熱加圧する。
接着剤テープの幅は回路基板の一辺の長さと同じ以上であるから、接着剤テープは接着剤の条幅だけ引き出して用いればよい。
そして、回路基板の一辺に接着剤を圧着後、回路基板を回して、他辺を接着剤テープの幅方向に位置させ接着剤条を他辺に加熱加圧する。このようにして、順次回路基板の他辺にも接着剤を圧着すれば、回路基板の四周に容易に接着剤を圧着できる。
したがって、回路基板の一辺の長さ以上を有する接着剤を順次一条づつ使用するので、一回の使用量は接着剤条の幅寸法分だけであるから、接着剤テープの巻き数を増やすことなく、1リールで使用可能な接着剤量を大幅に増やすことができる。
しかも、接着剤テープの巻き数を増やすことがないから、巻き崩れを防止できるとともに、接着剤がテープの幅方向に染み出して巻かれているテープ同士が接着するブロッキングを防止でき、更に、基材が長くなることにより生じ易い基材の伸び等の弊害(基材の損傷や切断)を防止できる。
一方、電子部品の製造工場では、新しい接着剤テープの交換回数が少なくて済むので、製造効率が高まる。
また、接着剤テープの製造においては、1リール当りの接着剤量を多くできるので、リール材や湿気防止材の使用量を削減でき、製造コストを低減できる。
接着剤は、絶縁性接着剤中に導電粒子を分散した異方導電性接着剤であってもよいし、絶縁性接着剤のみであってもよいし、それらの接着剤中に絶縁性のスペーサ粒子を分散したものであってもよい。
接着剤テープの幅は、回路基板の一辺の寸法以上を有するから、例えば、5mm〜3000mmである。また、回路基板の一辺の寸法を有しない接着剤テープであっても接着剤テープの幅方向に複数条、隣接配置することで回路基板の一辺の寸法を有すればよい。この場合、異なる寸法の回路基板へも容易に適応できるため生産効率を向上できる。接着剤の一条の幅は、例えば0.5mm〜10.0mmである。
接着剤テープの幅を5mm〜3000mmとしているのは、回路基板の一辺の寸法が5mm未満である場合が少ないからであり、3000mmより大きくなるとリールの幅が広くなりすぎて、既存の接着装置への装着ができなくなるおそれがある為である。
【0006】
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、複数条の接着剤は、互いに隣合う接着剤条が間隔をあけていることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、隣合う接着剤条同士が離れているので、接着剤を一条づつ容易に基材から引き離して圧着できる。
【0007】
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、接着剤は、テープの幅方向に形成したスリットにより複数条に分離されていることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、請求項1と同様な作用効果を奏するとともに、接着剤テープは基材の片面全面に接着剤を塗布して乾燥したものを用い、接着剤を回路基板に圧着する直前に、即ち、接着剤テープの使用直前に切刃等により接着剤に切れ目を入れてスリットを形成することが好ましい。
尚、スリットは、接着剤テープの製造時に、切刃等で接着剤に切れ目を入れてスリットを形成してもよいし、切刃のほか、レーザや電熱線等により形成するものであってもよい。
本発明によれば、基材上に配置する接着剤条の条数を多くすることができるとともに、テープの幅方向に接着剤を複数条配置する接着剤テープの製造が容易である。
【0008】
請求項4に記載された発明は、基材に接着剤が塗布され、リール状に巻いた接着剤テープの製造方法であって、一方の基材の全面に接着剤を塗布し、次に接着剤にテープの幅方向に沿ってスリットを形成した後、接着剤面上に他方の基材を配置して一方及び他方の基材で接着剤を挟み、次に一方の基材と他方の基材とを互いに離して一方及び他方の基材のそれぞれに複数条の接着剤を交互に貼着することにより、一方及び他方の基材に複数条の接着剤を間隔をおいて配置したものを製造することを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、既存設備を利用して請求項2に記載の接着剤テープを同時に2つ製造できるので、製造効率に優れる。
【0009】
請求項5に記載された発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の接着剤テープを回路基板上に配置し、接着剤テープを幅方向に沿って加熱加圧することにより回路基板の一辺に接着剤条を圧着し、接着剤テープを幅方向に沿って加熱加圧することにより回路基板の一辺に接着剤条を圧着することを特徴とする接着剤テープの圧着方法である。この圧着方法では、接着剤テープを回路基板上に配置し、接着剤テープを幅方向に沿って加熱加圧することにより回路基板の一辺に接着剤条を圧着し、次いで回路基板の位置を変えて回路基板の他辺に接着剤テープをその幅方向に沿って加熱加圧することにより回路基板の他辺に次の接着剤条を圧着することもできる。
この請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の作用効果を得ることができるとともに、接着剤テープを接着装置に装着後、回路基板の一辺を接着剤テープの幅方向に配置して回路基板の一辺に接着剤を圧着し、次に、回路基板を例えば約90度回して回路基板の他の辺を接着剤テープの幅方向と平行に位置させ、回路基板の他辺に接着剤を圧着する。このように、回路基板を順次90度回して接着剤を圧着することにより、回路基板の四周に接着剤を簡単に圧着でき、電子部品の製造工場では作業効率を向上できる。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の接着剤テープを回路基板を移動する搬送路に少なくとも2つ配置し、一方の接着剤テープはその幅方向が搬送路に直交する方向に配置し、他方の接着剤テープはその幅方向を搬送路に沿う方向に配置し、一方の接着剤テープにおいて、回路基板の対向する2辺について接着剤テープを幅方向に沿って加熱加圧することにより回路基板の対向する2辺に接着剤条を圧着し、次に回路基板を他方の接着剤テープへ移動し、回路基板の残りの2辺について基材側から接着剤テープを幅方向に沿って加熱加圧することにより、回路基板の四周に接着剤条を圧着することを特徴とする。
この請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の作用効果を得ることができるとともに、回路基板を回転させることなく、一方の接着剤テープと他方の接着剤テープとの位置に移動して、それぞれの位置で幅方向に沿って加熱加圧することにより、回路基板の四周に容易に接着剤を圧着でき作業効率が良い。
【0011】
請求項7に記載の発明は、基材の片面全面に接着剤が塗布され、リール状に巻いた接着剤テープを用いて回路基板に接着剤を圧着する接着剤テープの圧着方法であって、接着剤テープの幅は回路基板の一辺の長さ以上を有しており、接着剤テープの幅方向における接着剤の一部を幅方向に加熱加圧することにより加熱した部分の接着剤の凝集力を低下させつつ回路基板に接着剤を圧着することを特徴とする。
この請求項7に記載の発明によれば、回路基板の周囲に接着剤を圧着する場合には、接着装置に接着剤テープを装着し、幅方向に沿って接着剤テープを加熱加圧することにより、その部分の凝集力が低下し(以下「凝集力低下ライン」という)、凝集力低下ラインから加熱した部分の接着剤が基材から離れて回路基板に圧着される。次に、回路基板を約90度回転して、隣の辺を接着剤テープの幅方向に位置させ、幅方向に沿って次の接着剤条を加熱加圧して、接着剤条を隣の辺に接着剤を圧着する。このようにして、順次回路基板の四辺に接着剤を圧着することができ、作業効率が良い。
また、接着剤テープにはその全面に接着剤を塗布すればよいので、既存設備をそのまま用いて接着剤テープを製造できる。
更に、回路基板に圧着する接着剤の幅は、加熱加圧領域を変えることにより任意に設定でき、圧着する接着剤幅の自由度が高い。
また、請求項1に記載の発明と同様に、巻き数を増加させることなく接着剤量を増加できるので、巻き崩れを防止できるとともに、接着剤の染み出しによるブロッキングの防止と基材の伸びによる弊害を防止できる等の効果を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明するが、まず図1乃至図6を参照して本発明の第1実施の形態について説明する。図1は接着剤テープの図であり、(a)は接着剤テープを巻いたリールの斜視図であり、(b)は(a)の接着剤テープを接着剤側から見た平面図であり、図2は接着装置における接着剤の圧着工程を示す斜視図であり、図3は回路基板同士の接着を示す断面図であり、図4はPDPにおける接着剤の使用状態を示す斜視図であり、図5は接着剤テープの製造方法を示す工程図である。
本実施の形態にかかる接着剤テープ1はリール3に巻かれたものであり、リール3には巻き芯5と接着剤テープ1の両側に配置した側板7とが設けられている。本実施の形態では、接着剤テープ1は長さが約50mであり、幅Wは回路基板の一辺と略同じ寸法の約1500mmである。
接着剤テープ1は、基材9と、基材9上に塗布された接着剤11とから構成されており、基材9上には一条の幅が0.5mmの接着剤11が等間隔をあけて且つテープの幅方向に設けられている。
基材9は、強度及び異方導電材を構成する接着剤の剥離性の面からOPP(延伸ポリプロピレン)、ポリテトラフルオロエチレン、シリコーン処理したPET(ポリエチレンテレフタレート)などを用いるが、これらに制限するものではない。
接着剤11は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、または熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の混合系、ホットメルト系が用いられている。かかる樹脂の代表的なものには熱可塑性樹脂系としてスチレン樹脂系、ポリエステル樹脂系があり、また熱硬化性樹脂系としてはエポキシ樹脂系、アクリル系、ビニルエステル系樹脂系、シリコーン樹脂系が用いられる。
【0013】
接着剤11には、導電粒子13が分散されている。導電粒子13としては、Au,Ag,Pt,Ni,Cu,W,Sb、Sn,はんだなどの金属粒子やカーボン、黒鉛などがあり、これら及び非導電性のガラス、セラミックス、プラスチック等の高分子核材等に、前記した導電層を被覆等により形成したものでもよい。さらに前記したような導電粒子を絶縁層で被覆してなる絶縁被覆粒子や、導電粒子と絶縁粒子の併用等も適用可能である。はんだ等の熱溶融金属や、プラスチック等の高分子核材に導電層を形成したものは、加熱加圧もしくは加圧により変形性を有し、接続後の電極間の距離が減少し、接続時に回路との接触面積が増加し信頼性が向上するので好ましい。特に高分子類を核とした場合、はんだのように融点を示さないので軟化の状態を接続温度で広く制御でき、電極の厚みや平坦性のばらつきに対応し易い接続部材が得られるのでより好ましい。
【0014】
次に、本実施の形態にかかる接着剤テープ1の使用方法について説明する。接着装置15に接着剤テープ1のリール3と、空リール17とを装着し、リール3に巻いた接着剤テープ1の先端を空リール17に取り付け、接着剤テープ1を繰り出す(図2中矢印E)。そして、回路基板21上に接着剤テープ1を配置して、両リール3、17間に配置された加熱加圧ヘッド19で接着剤テープ1を基材9側から圧接し、一条分の接着剤11を接着剤テープの幅方向にある回路基板の一辺に圧着し、接着剤11をその条幅分だけ空リール17に巻き取る。
次に、回路基板21を約90度回転させて、回路基板21の隣の辺を接着剤テープ1の幅方向に位置させ、加熱加圧ヘッド19により接着剤11を回路基板21の他の辺に圧着する。このように、回路基板21を約90度回転させては接着剤11を圧着させて、回路基板21の四周に亘って接着剤11を圧着する。
上記の圧着後(仮接続)、回路基板21の電極と配線回路(電子部品)23の電極を位置合わせして本接続する。本接続は、回路基板21の四周に接着剤11を圧着後、接着剤11に配線回路(又は電子部品)23を配置して、必要によりクッション材として、例えば、ポリテトラフルオロエチレン材24を介して加熱加圧ヘッド19により配線回路23を回路基板21に加熱加圧する(図3参照)。これにより回路基板21の電極21aと配線回路23との電極23aを接続固定する。
【0015】
図4に示すように、本実施の形態による接着剤テープ1を用いたPDP26の接続部分は、PDPの周囲全体に亘り接着しており、一度に用いる接着剤11の使用量が従来に比較して格段に多くなる。しかし、接着剤テープ1の幅Wを回路基板21の一辺の長さHと略等しくしているから、接着剤テープ1の幅Wは広くなるものの従来と同じ巻き数でも接着剤量が従来よりも極めて多くなるので、リールの交換は従来のものより格段に少ない。
ここで、図5及び図6を参照して本実施の形態にかかる接着剤テープ1の製造方法について説明する。
巻出機25から巻きだされた基材(セパレータ)にコーター27により、樹脂と導電粒子13が混合された接着剤11を塗布し、乾燥炉29で乾燥した後、巻取機31で原反を巻き取る。コーター27は、左右に移動して基材9に等間隔で条状の接着剤を塗布する。巻き取られた接着剤テープの原反は、スリッタ33により所定幅に切断されて巻き芯に巻き取れられた後、巻き芯に側板7,7が両側から装着されて、あるいは、側板付巻き芯に巻き取られ、除湿材とともに梱包され、好ましくは、低温(−5℃〜−10℃)に管理されて出荷される。
【0016】
次に、本発明の他の実施の形態について説明するが、以下に説明する実施の形態では上述した実施の形態と同一の部分には同一の符合を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下では上述した実施の形態と異なる点を主に説明する。
図6に示す第2実施の形態では、接着装置15において、接着剤テープ1を2箇所に装着しており、一方の接着剤テープ1及び他方の接着剤テープ1を互いに直交する方向に設けている。そして、一方の接着剤テープ1において回路基板21の対向する一対の縦辺Nに接着剤11を圧着し(第1工程)、他方の接着剤テープ1において対向する一対の横辺Mに接着剤11を圧着して(第2工程)、2つの工程で回路基板21の四周に接着剤を圧着するものである。この第2実施の形態では、第1工程と第2工程との間で回路基板21の向きを回転させることなく、第1工程で載置されている回路基板21をそのまま第2工程に移動させることにより接着剤の自動圧着が可能となり、さらに作業効率の向上を図ることができる。この場合、回路基板21を搬送ベルトに載せて自動搬送するものであってもよい。
【0017】
図7に示す第3実施の形態では、基材の片面全面に幅Wで接着剤を塗布しており、基材の幅W方向に形成したスリット35により接着剤を幅W方向に複数条に分離したものである。この第3実施の形態の接着剤テープ1において、スリット35は、接着装置15にリール3を装着後で接着剤テープ1を回路基板21に圧着する直前に形成することが好ましい。この場合、接着装置15のリール装着部近傍(図2にSで示す)に切羽を取り付けて巻き出される接着剤テープ1の接着剤11にスリット35を形成するものであってもよいし、図5に示す接着剤テープの製造時に仕上げ工程でスリットを形成したものをリールに巻き取ったものであってもよいし、塗工工程において乾燥後巻取機31で巻き取る直前にスリットを形成しても良い。尚、各場合において切羽は接着剤シート1の幅W方向に往復動するものであってもよい。
尚、第3実施の形態にかかる接着剤テープ1を接着装置15で使用するときには、第1実施の形態と同様に、スリット35で分離された一条ずつの接着剤を基材9側から加熱加圧ヘッドで圧着して、先端側から順次使用していく。
この第3実施の形態では、従来と同様な工程により得られた基材上の接着剤にスリット35を形成するだけで幅方向に設けた複数条の接着剤11を得ることができるので、製造が容易である。
【0018】
図8に示す第4実施の形態では、基材9には接着剤11が片面全面に塗布されており(図8(a))、基材9及び接着剤11の幅Wは上述した実施の形態と同様に回路基板の一辺の長さと略同じ寸法である。そして、使用時には第1実施の形態と同様に装着し、接着剤テープ1の幅W方向に接着剤の一部(一条分)を加熱加圧することにより(図8(b))、その部分の凝集力を低下させて、加熱加圧した部分の接着剤のみを基材から分離して回路基板21に圧着する(図8(c))。
この場合、加熱加圧ヘッド19の周囲ラインに沿って凝集力低下ラインが形成され、加熱加圧された部分のほとんどは接着剤が軟化流動し、(1000ポイズ以下が目安)、接着剤の硬化反応が開始しないか低位の状態(反応率20%以下が目安)とすることが好ましく、加熱温度は使用する接着剤系に応じて選定する。
この第3実施の形態によれば、接着剤11は、使用時にのみ幅W方向に一条分ずつを軟化流動化させて基板回路に圧着することができる。
また、上述した実施の形態のように接着剤11にスリット35を形成したり、複数条分離して設ける必要がなく、幅広の基材の片面全面に接着剤11を塗布しておくだけなので、接着剤テープの製造が容易である。
【0019】
図9に示す第5実施の形態は、第1実施の形態にかかる接着剤テープ1の他の製造方法を示すものであり、基材9aに塗布した接着剤11にスリット41を形成した後に(図9(a))、接着剤11を基材9a、9bで挟むように、接着剤11の上に他方の基材9bを貼着する(図9(b))。次に、一方及び他方の基材9a、9bを剥がすように分離し、それぞれの基材9a、9bに一つ置きに接着剤条11a、11bを配置する。この第5実施の形態では、一方及び他方の基材9a、9bに交互に接着剤条11a、11bが配置するように、一方の基材9a又は9b側から接着剤条11a、11bを一つ置きに加熱加圧することにより、接着剤条11a、11bを順次各基材9a、9bに貼着してもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種種変形可能である。
例えば、上述した実施の形態において、接着剤11には導電粒子13を分散していない絶縁性接着剤であってもよい。
【0020】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、接着剤テープの幅は回路基板の一辺の長さ以上を有しているので、接着剤量を多くしながら、接着剤テープの巻き数を削減することができる。
接着剤テープの巻き数を増やすことなく、使用する接着剤量を大幅に増やすことができるから、巻き崩れを防止できるとともに、ブロッキングや基材の損傷や切断を防止できる。また、電子部品の製造工場では、新しい接着剤テープの交換回数が少なくて済むので、製造効率が高まる。
更に、接着剤テープの製造においては、1リール当りの接着剤量を多くできるので、リール材や湿気防止材の使用量を削減でき、製造コストを低減できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、隣合う接着剤条同士が離れているので、接着剤を一条づつ容易に基材から引き離して圧着できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1と同様な効果を奏するとともに、基材上に配置する接着剤条の条数を多くすることができるとともに、製造が容易である。
請求項4に記載の発明によれば、既存設備を利用して請求項2に記載の接着剤テープを同時に2つ製造できるので、製造効率に優れる。
請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の効果を得ることができるとともに、回路基板の一辺に接着剤を簡単に圧着でき、電子部品の製造工場における作業効率を向上できる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の効果を得ることができるとともに、回路基板を回転させることなく、一方の接着剤テープと他方の接着剤テープとの位置に移動して、回路基板の四周に容易に接着剤を圧着でき、作業効率が良い。
請求項7に記載の発明によれば、回路基板の周囲に接着剤を圧着する場合には、幅方向に沿って条状に接着剤テープを加熱加圧することにより、回路基板に接着剤の圧着が容易にでき、作業効率が良い。
また、接着剤テープにはその全面に接着剤を塗布すればよいので、既存設備をそのまま用いて接着剤テープを製造できる。
更に、回路基板に圧着する接着剤の幅は、加熱加圧領域を変えることにより任意に設定でき、圧着する接着剤幅の自由度が高い。
また、請求項1に記載の発明と同様に、巻き数を増加させることなく接着剤量を増加できるので、巻き崩れを防止できるとともに、接着剤の染み出しによるブロッキングの防止と基材の伸びによる弊害を防止できる等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】接着剤テープの図であり、(a)は接着剤テープを巻いたリールの斜視図であり、(b)は(a)の接着剤テープを接着剤側から見た平面図である。
【図2】接着装置における接着剤の圧着工程を示す概略図である。
【図3】回路基板と配線回路(電子部品)との接着を示す断面図である。
【図4】PDPにおける接着剤の使用状態を示す斜視図である。
【図5】接着剤テープの製造方法を示す工程図である。
【図6】本発明の第2実施の形態であって、接着装置における接着剤の圧着工程を示す概略図である。
【図7】本発明の第3実施の形態にかかる接着剤テープの断面図である。
【図8】本発明の第4実施の形態にかかる接着剤テープ及びその圧着方法を示す工程図である。
【図9】本発明の第5実施の形態にかかる接着剤テープの製造方法を示す工程図である。
【符号の説明】
1.接着剤テープ、
3.リール、 5.巻き芯、 7.側板、
9、9a、9b.基材、 11、11a、11b.接着剤、
13.導電粒子、 15.接着装置、 17.空リール、
19.加熱加圧ヘッド、 21.回路基板、 23.配線回路
25.巻出機、 26.PDP、 27.コーター、 29.乾燥炉、
31.巻取機、 33.スリッタ、 35.スリット、 41.スリット。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an adhesive tape for bonding and fixing an electronic component and a circuit board or circuit boards to each other, and to electrically connect both electrodes, a method for manufacturing the adhesive tape, and a method for crimping the adhesive tape. .
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In general, a method for bonding and fixing electronic components such as a liquid crystal panel, a PDP (plasma display panel), an EL (fluorescent display) panel, and a bare chip to a circuit board and circuit boards and electrically connecting both electrodes to each other is as follows. Adhesive tape is used.
This type of conventional adhesive tape has a width of about 1 to 3 mm, and the length of the tape wound on a reel is about 50 m. Then, when bonding the adhesive around the circuit board, the adhesive tape is pulled out along one side of the circuit board, the adhesive is pressed, and this is performed on the circuit board around the circuit board. Adhesive is crimped around the circumference.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-284005 A
[Problems to be solved by the invention]
However, with an increase in the size of a panel screen in a PDP or the like in recent years, the bonding area of the circuit board (dimension of one side) has increased, and the amount of adhesive used at one time has increased. Also, the use of adhesives has expanded, and the amount of adhesives used has increased. For this reason, in the above-described electronic device manufacturing plant, the frequency of replacing the reel wound with the adhesive tape increases, and the replacement of the reel is troublesome, so that there is a problem that the production efficiency of the electronic device cannot be improved.
To solve this problem, it is conceivable to increase the number of adhesive tapes wound on a reel to increase the amount of adhesive per reel and reduce the frequency of reel replacement. Since the width is as narrow as 1 to 3 mm, when the number of windings is increased, winding collapse may occur. Further, when the number of windings is increased, the pressure acting on the adhesive tape wound in a tape shape is increased, and the adhesive may ooze out from both widths of the tape to cause blocking.
Therefore, an object of the present invention is to provide an adhesive tape capable of increasing the amount of adhesive without increasing the number of windings of the adhesive tape, a method of manufacturing the adhesive tape, and a method of crimping the adhesive tape.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, an invention according to
According to the first aspect of the present invention, the adhesive tape is arranged so that the width thereof overlaps one side of the circuit board, and one strip of the adhesive provided in the width direction of the adhesive tape is directly applied along one side of the circuit board. Heat and press.
Since the width of the adhesive tape is equal to or greater than the length of one side of the circuit board, the adhesive tape may be drawn out by the width of the adhesive and used.
Then, after bonding the adhesive to one side of the circuit board, the circuit board is turned, and the other side is positioned in the width direction of the adhesive tape, and the adhesive strip is heated and pressed to the other side. In this manner, if the adhesive is sequentially pressed on the other side of the circuit board, the adhesive can be easily pressed on the four circumferences of the circuit board.
Therefore, since the adhesive having the length of one side or more of the circuit board is sequentially used one by one, the amount used at one time is only the width of the adhesive strip, without increasing the number of turns of the adhesive tape. First, the amount of adhesive usable on one reel can be greatly increased.
In addition, since the number of windings of the adhesive tape is not increased, it is possible to prevent winding collapse and prevent the adhesive from leaking out in the width direction of the tape and blocking the wound tapes from adhering to each other. It is possible to prevent adverse effects such as elongation of the base material (damage or cutting of the base material), which are likely to occur due to the longer material.
On the other hand, in an electronic component manufacturing plant, the number of times of replacement of a new adhesive tape is reduced, so that the manufacturing efficiency is improved.
Further, in the production of the adhesive tape, the amount of adhesive per reel can be increased, so that the amount of the reel material and the moisture prevention material used can be reduced, and the production cost can be reduced.
The adhesive may be an anisotropic conductive adhesive in which conductive particles are dispersed in an insulating adhesive, an insulating adhesive alone, or an insulating spacer in those adhesives. Particles may be dispersed.
Since the width of the adhesive tape is equal to or larger than the dimension of one side of the circuit board, it is, for example, 5 mm to 3000 mm. Further, even if the adhesive tape does not have the dimension of one side of the circuit board, it may have the dimension of one side of the circuit board by arranging a plurality of strips adjacent to each other in the width direction of the adhesive tape. In this case, the production efficiency can be improved because it can be easily adapted to circuit boards of different dimensions. One width of the adhesive is, for example, 0.5 mm to 10.0 mm.
The reason why the width of the adhesive tape is set to 5 mm to 3000 mm is that the dimension of one side of the circuit board is less than 5 mm in many cases. This is because there is a possibility that the device cannot be mounted.
[0006]
The invention described in
According to the second aspect of the present invention, the same effect as that of the first aspect of the invention can be obtained, and the adjacent adhesive strips are separated from each other. Can be separated and crimped.
[0007]
The invention described in
According to the third aspect of the present invention, the same operation and effect as those of the first aspect are obtained, and the adhesive tape is formed by applying an adhesive to the entire surface of one side of the base material and drying the adhesive tape. It is preferable that a slit is formed by making a cut in the adhesive with a cutting blade or the like immediately before pressure bonding to the substrate, that is, immediately before using the adhesive tape.
The slit may be formed by cutting the adhesive with a cutting blade or the like at the time of manufacturing the adhesive tape to form the slit, or in addition to the cutting blade, may be formed by a laser, a heating wire, or the like. Good.
According to the present invention, it is possible to increase the number of adhesive strips arranged on a base material, and it is easy to manufacture an adhesive tape in which a plurality of adhesive strips are arranged in the width direction of the tape.
[0008]
The invention described in claim 4 is a method of manufacturing an adhesive tape in which an adhesive is applied to a base material and wound in a reel shape, wherein the adhesive is applied to the entire surface of one of the base materials, and then the adhesive is applied. After forming a slit in the tape along the width direction of the tape, place the other base material on the adhesive surface, sandwich the adhesive between one and the other base material, and then use one base material and the other base material. By separating the material from each other and alternately applying a plurality of adhesives to each of the one and the other base materials, a plurality of the adhesives are arranged at intervals on the one and the other base materials. It is characterized by being manufactured.
According to the fourth aspect of the present invention, two adhesive tapes according to the second aspect can be manufactured at the same time using existing equipment, so that the manufacturing efficiency is excellent.
[0009]
According to a fifth aspect of the present invention, one side of the circuit board is provided by disposing the adhesive tape according to any one of the first to third aspects on a circuit board, and heating and pressing the adhesive tape along the width direction. A pressure-sensitive adhesive strip on one side of a circuit board by heating and pressing the adhesive tape along the width direction. In this crimping method, an adhesive tape is placed on a circuit board, and the adhesive tape is crimped on one side of the circuit board by heating and pressing the adhesive tape along the width direction, and then the position of the circuit board is changed. The next adhesive strip can be pressed on the other side of the circuit board by heating and pressing an adhesive tape on the other side of the circuit board along the width direction.
According to the invention described in
[0010]
According to a sixth aspect of the present invention, at least two adhesive tapes according to any one of the first to third aspects are disposed on a transport path for moving a circuit board, and one of the adhesive tapes has a width direction corresponding to the transport path. And the other adhesive tape is arranged so that its width direction is along the conveyance path. In one adhesive tape, the adhesive tape is applied along the width direction on two opposing sides of the circuit board. The adhesive strip is pressed against the two opposing sides of the circuit board by heating and pressing, and then the circuit board is moved to the other adhesive tape, and the adhesive tape is applied to the other two sides of the circuit board from the base material side. Is heated and pressurized along the width direction, so that the adhesive strip is pressure-bonded to the four circumferences of the circuit board.
According to the invention described in claim 6, it is possible to obtain the functions and effects described in
[0011]
The invention according to claim 7 is a method for crimping an adhesive tape, in which an adhesive is applied to one entire surface of a base material and the adhesive is pressure-bonded to a circuit board using an adhesive tape wound in a reel shape, The width of the adhesive tape is equal to or greater than the length of one side of the circuit board, and a portion of the adhesive in the width direction of the adhesive tape is heated and pressurized in the width direction so that the adhesive cohesive force of the heated portion The adhesive is pressure-bonded to the circuit board while reducing the pressure.
According to the seventh aspect of the invention, when the adhesive is pressed around the circuit board, the adhesive tape is attached to the bonding device, and the adhesive tape is heated and pressed along the width direction. Then, the cohesive force of the portion is reduced (hereinafter, referred to as “cohesive force reducing line”), and the adhesive of the portion heated from the cohesive force reducing line is separated from the base material and pressed against the circuit board. Next, the circuit board is rotated by about 90 degrees, the adjacent side is positioned in the width direction of the adhesive tape, and the next adhesive strip is heated and pressed along the width direction, and the adhesive strip is moved to the adjacent side. Press adhesive on. In this way, the adhesive can be sequentially pressed on the four sides of the circuit board, and the working efficiency is good.
Further, since the adhesive may be applied to the entire surface of the adhesive tape, the adhesive tape can be manufactured using existing equipment as it is.
Further, the width of the adhesive to be press-bonded to the circuit board can be arbitrarily set by changing the heating / pressing area, and the degree of freedom of the width of the adhesive to be pressed is high.
Further, similarly to the first aspect of the present invention, since the amount of the adhesive can be increased without increasing the number of windings, it is possible to prevent the collapse of the winding and to prevent the blocking due to the exudation of the adhesive and the elongation of the base material. It is possible to obtain effects such as prevention of adverse effects.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. First, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a view of an adhesive tape, (a) is a perspective view of a reel around which the adhesive tape is wound, and (b) is a plan view of the adhesive tape of (a) viewed from the adhesive side. FIG. 2 is a perspective view showing a bonding step of the adhesive in the bonding apparatus, FIG. 3 is a cross-sectional view showing the bonding between circuit boards, and FIG. 4 is a perspective view showing a state of using the adhesive in the PDP. FIG. 5 is a process chart showing a method of manufacturing an adhesive tape.
The
The
As the
As the adhesive 11, a thermoplastic resin, a thermosetting resin, a mixed system of a thermoplastic resin and a thermosetting resin, or a hot melt system is used. Typical examples of such a resin include a styrene resin type and a polyester resin type as a thermoplastic resin type, and an epoxy resin type, an acrylic type, a vinyl ester type resin type and a silicone resin type as a thermosetting resin type. Can be
[0013]
The
[0014]
Next, a method of using the
Next, the
After the above-mentioned crimping (temporary connection), the electrodes of the
[0015]
As shown in FIG. 4, the connection portion of the
Here, a method of manufacturing the
The adhesive 11 in which the resin and the
[0016]
Next, another embodiment of the present invention will be described. In the embodiment described below, the same portions as those in the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals, and a detailed description of the portions will be given. The description will be omitted, and the points different from the above-described embodiment will be mainly described.
In the second embodiment shown in FIG. 6, in the
[0017]
In the third embodiment shown in FIG. 7, the adhesive is applied to the entire surface of one side of the base material with a width W, and the adhesive is formed into a plurality of strips in the width W direction by
When the
In the third embodiment, a plurality of
[0018]
In the fourth embodiment shown in FIG. 8, an adhesive 11 is applied to the entire surface of the
In this case, a cohesive force reduction line is formed along the peripheral line of the heating / pressing
According to the third embodiment, the adhesive 11 can be softened and fluidized one by one in the width W direction only at the time of use and can be pressure-bonded to the substrate circuit.
Further, since it is not necessary to form the
[0019]
The fifth embodiment shown in FIG. 9 shows another method of manufacturing the
The present invention is not limited to the above-described embodiment, but can be variously modified without departing from the gist of the present invention.
For example, in the above-described embodiment, the adhesive 11 may be an insulating adhesive in which the
[0020]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the width of the adhesive tape is equal to or greater than the length of one side of the circuit board, the number of turns of the adhesive tape can be reduced while increasing the amount of the adhesive. Can be.
Since the amount of adhesive used can be greatly increased without increasing the number of windings of the adhesive tape, it is possible to prevent winding collapse and prevent blocking, damage and cutting of the base material. In addition, in an electronic component manufacturing plant, the number of times of replacement of a new adhesive tape is reduced, so that manufacturing efficiency is improved.
Further, in the production of the adhesive tape, the amount of adhesive per reel can be increased, so that the amount of the reel material and the moisture prevention material used can be reduced, and the production cost can be reduced.
According to the second aspect of the invention, the same effect as the first aspect of the invention is obtained, and the adjacent adhesive strips are separated from each other. Can be crimped.
According to the third aspect of the invention, the same effect as that of the first aspect is obtained, and the number of the adhesive strips arranged on the base material can be increased, and the manufacture is easy.
According to the fourth aspect of the present invention, two adhesive tapes according to the second aspect can be manufactured at the same time using existing equipment, so that the manufacturing efficiency is excellent.
According to the invention described in
According to the invention described in claim 6, the effects described in
According to the seventh aspect of the present invention, when the adhesive is pressure-bonded to the periphery of the circuit board, the adhesive tape is heated and pressed in a strip shape along the width direction, so that the adhesive is pressed to the circuit board. Can be done easily and work efficiency is good.
Further, since the adhesive may be applied to the entire surface of the adhesive tape, the adhesive tape can be manufactured using existing equipment as it is.
Further, the width of the adhesive to be press-bonded to the circuit board can be arbitrarily set by changing the heating / pressing area, and the degree of freedom of the width of the adhesive to be pressed is high.
Further, similarly to the first aspect of the present invention, since the amount of the adhesive can be increased without increasing the number of windings, it is possible to prevent the collapse of the winding and to prevent the blocking due to the exudation of the adhesive and the elongation of the base material. It is possible to obtain effects such as prevention of adverse effects.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view of an adhesive tape, (a) is a perspective view of a reel around which the adhesive tape is wound, and (b) is a plan view of the adhesive tape of (a) viewed from the adhesive side. is there.
FIG. 2 is a schematic view showing a pressure bonding step of an adhesive in a bonding apparatus.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing adhesion between a circuit board and a wiring circuit (electronic component).
FIG. 4 is a perspective view showing a use state of an adhesive in a PDP.
FIG. 5 is a process chart showing a method for manufacturing an adhesive tape.
FIG. 6 is a second embodiment of the present invention and is a schematic view showing a pressure bonding step of an adhesive in an adhesive device.
FIG. 7 is a sectional view of an adhesive tape according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a process diagram showing an adhesive tape and a pressure bonding method thereof according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a process chart showing a method for manufacturing an adhesive tape according to a fifth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1. Adhesive tape,
3. Reel, 5. 6. winding core; Side plate,
9, 9a, 9b. Base material, 11, 11a, 11b. adhesive,
13. 14. conductive particles; Bonding device, 17. Empty reel,
19. Heating and pressing head, 21. Circuit board, 23. Wiring circuit 25. Unwinder, 26. PDP, 27. Coater, 29. drying furnace,
31. Winder, 33. Slitter, 35. Slit, 41. slit.
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