JP2004323621A - Adhesive material tape - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品と回路基板、又は回路基板同士を接着固定すると共に、両者の電極同士を電気的に接続する接着材テープに関し、特にリール状に巻かれた接着材テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶パネル、PDP(プラズマディスプレイパネル)、EL(蛍光ディスプレイ)パネル、ペアチップ実装などの電子部品と回路基板、回路基板同士を接着固定し、両者の電極同士を電気的に接続する方法として、接着材テープが用いられている。
特許文献1には、基材に接着材が塗布された接着材テープをリール状に巻き取ったものが開示されている。
この種の従来の接着材テープは、幅が1〜3mm程度であり、リールに巻き取るテープの長さは50m程度であり、接着材テープは一度リールから巻き出されて接着剤を回路基板等に圧着した後は、再び使用されることがない。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−284005号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年のPDP等におけるパネル画面の大型化にともない回路基板の接着面積が増大し、一度に使用する接着剤の使用量が増加してきた。また、接着剤の用途も拡大したため、接着剤の使用量が増加してきた。このため、電子機器の製造工場では、接着材リールの交換頻度が多くなり、接着材リールの交換に手間がかかるため電子機器の生産効率の向上が図れないという問題がある。
かかる問題に対して、リールに巻き取る接着材テープの巻き数を多くすることで、1リール当りの接着剤量を増やし、リールの交換頻度を低減することが考えられるが、接着材テープの厚さが厚いため、1リール当りの巻き数を増やし難い。
また、接着材テープの厚みを薄くすることが考えられるが、基材としてシリコン処理したPET(ポリエチレンテレフタレート)が使用されているため、基材の厚みを薄くすると、基材の伸びや、切断などの不具合が生じ易くなるおそれがある。
そこで、本発明は、1リール当たりの巻き数を増やし、電子機器の生産効率の向上を図ることができる接着材テープの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、基材に塗布された接着材テープであって、基材は金属フィルム又は芳香族ポリアミドフィルムからなることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明では、接着材テープの基材を金属フィルム(又は金属箔)又は芳香族ポリアミドフィルムとすることで、基材の厚みを薄くした場合でも、基材が伸びや、切断などの不具合を防止できる。
よって、厚みの薄い基材からなる接着材テープを利用することで、1つのリール当たりの巻き数を多くすることができ、1リールで使用可能な接着剤量を増やすことができる。また、本発明の接着材テープを用いれば、1リール当たりの巻き数が多いので、電子部品の製造工場では、新しい接着材テープの交換回数が少なくて済み、作業効率が高まる。さらに、接着材テープの製造においては、製造するリール数を少なくできるので、リール材や湿気防止材の使用量を削減でき、製造コストを低減できる。
金属フィルムは、伸展性の高い金属が好ましく、銅、アルミニウム、ステンレス、鉄、錫などが用いられる。
芳香族ポリアミドフィルムは、具体的には、パラ系アラミドフィルム(ミクトロン;東レ株式会社製商品名)などが用いられる。
接着剤は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、または熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の混合系が用いられている。かかる樹脂の代表的なものには熱可塑性樹脂系としてスチレン樹脂系、ポリエステル樹脂系があり、また熱硬化性樹脂系としてはエポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、シリコン樹脂系が用いられる。
接着剤には、導電粒子が分散されていてもよい。導電粒子としては、Au,Ag,Pt,Ni,Cu,W,Sb、Sn,はんだなどの金属粒子やカーボン、黒鉛などがあり、これら及び/または非導電性のガラス、セラミックス、プラスチック等の高分子核材等に、前記した導電層を被覆等により形成したものでもよい。さらに前記したような導電粒子を絶縁層で被覆してなる絶縁被覆粒子や、導電粒子と絶縁粒子の併用等も適用可能である。はんだ等の熱溶融金属や、プラスチック等の高分子核材に導電層を形成したものは、加熱加圧もしくは加圧により変形性を有し、接続後の電極間の距離が減少し、接続時に回路との接触面積が増加し信頼性が向上するので好ましい。特に高分子類を核とした場合、はんだのように融点を示さないので軟化の状態を接続温度で広く制御でき、電極の厚みや平坦性のばらつきに対応し易い接続部材が得られるのでより好ましい。
【0006】
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、基材の厚さは1μm〜25μmであることを特徴とする。
基材の厚さを1μm〜25μmとしているのは、基材の厚さが1μm未満の場合には基材の十分な引張強さが得られず、切れ易くなるからである。また、基材の厚さが25μmを超える場合には、1リール当たりの巻き数について満足の得られる巻き数が得られ難いからである。
【0007】
請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、基材の引張強度は25℃で300MPa以上であることを特徴とする。
基材の引張強度を300MPa以上としているのは、基材の引張強度が300MPaより小さいと、基材が伸びやすく、また接着材テープが切断し易くなるからである。
【0008】
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の発明において、基材の接着剤に対する厚みの比が0.01〜1.0であることを特徴とする。
基材の接着剤に対する厚みの比を0.01〜1.0としているのは、基材の接着剤に対する厚みの比が0.01未満の場合には、基材が薄すぎて接着材テープの強度が十分得られないからである。また、基材の接着剤に対する厚みの比が1.0を超えると、基材の厚みが厚くなりすぎて、1リール当たりの巻き数を多くできないからである。
【0009】
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の発明において、基材の表面粗さRmaxが0.5μm以下であることを特徴とする。
基材の表面粗さRmaxを0.5μm以下としているのは、Rmaxが0.5μmを超えると、基材の表面の凹凸により、回路基板に接着剤を圧着する際に接着剤が基材から分離し難くなるからである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図1〜図5は、本発明の第1実施の形態を説明するものである。図1は第1実施の形態にかかる接着材テープの図であり、(a)は接着材リールを示す斜視図であり、(b)は(a)におけるA−A断面図であり、図2は接着装置における接着剤の圧着工程を示す概略図であり、図3は回路基板同士の接着を示す断面図であり、図4はPDPにおける接着剤の使用状態を示す斜視図であり、図5は接着材テープの製造方法を示す工程図である。
【0011】
接着材テープ1はリール3に巻かれたものであり、リール3には巻き芯5と接着材テープ1の両幅側に配置した側板7とが設けられている。
接着材テープ1は、基材9と、基材9の一側面に塗布された接着剤11とから構成されている。
基材9には、銅フィルム(銅箔)を用いた。基材9の厚さ(図1(b)中、Sで示す)は10μm、基材9の25℃での引張強度は500MPa、基材9の接着剤11に対する厚みの比(S/T)は、0.5とし、接着剤11の厚さは20μmとした。基材9の表面粗さRmaxは、0.25μmとした。
尚、基材9に芳香族ポリアミドフィルム(ミクトロン)を用いたものも作製した。基材9の厚さ、引張強度、基材9の接着剤11に対する厚みの比(S/T)を夫々銅フィルムと同じように作製した。
【0012】
次に、上述した接着材テープの使用方法について説明する。図2に示すように、接着装置15に接着材テープ1のリール3と、巻取りリール17とを装着し、リール3に巻いた接着材テープ1の先端をガイドピン22に掛けて巻取りリール17に取り付け、接着材テープ1を繰り出した(図2中矢印E)。そして、回路基板21上に接着材テープ1を配置して、両リール3、17間に配置された加熱加圧ヘッド19で接着材テープ1を基材9側から圧接し、接着剤11を回路基板21に圧着した。その後、基材9を巻取りリール17に巻き取った。
次に、図3に示すように、回路基板21に圧着された接着剤11に配線回路(又は電子部品)23を配置して、クッション材としてポリテトラフルオロエチレン材24を介して加熱加圧ヘッド19により配線回路23を回路基板21に加熱加圧した。これにより回路基板21の電極21aと配線回路23との電極23aを接続した。
【0013】
図4に本実施の形態による接着材テープ1を用いたPDP26の接続部分を示すように、接着剤11はPDPの周囲全体に亘り圧着しており、一度に用いる接着剤11の使用量が従来に比較して格段に多くなることが明らかである。したがって、リール3に巻いた接着材テープ1の使用量も多くなり、リール3に巻いた接着材テープ1は比較的短時間で巻取りリール17に巻き取られ、リール3は空になる。
リール3が空になったところで、使用済みのリール3と新たなリールを入れ替えて、新たなリールを接着装置15に装着した。そして、上述したように、接着剤11を回路基板21に圧着し、基材9を巻取りリール17に巻き取る動作を繰り返した。
その結果、基材9に銅フィルムを用いたもの及び芳香族ポリアミドフィルムを用いたもの、何れにおいても従来の接着材テープ1と同様に取り扱い易く且つ基材9の伸びや切断もなかった。そして、基材11の厚みが従来品(50μm)と比べ薄くなっている分、接着材テープの巻き数が多くなり、リールの交換頻度が少なくなり生産性が向上した。
【0014】
ここで、図5を参照して本実施の形態にかかる接着材テープ1の製造方法について説明する。
巻出機25から巻き出された基材(セパレータ)にコーター27により、樹脂と導電粒子13が混合された接着剤11を塗布し、乾燥炉29で乾燥した後、巻取機31で原反を巻き取る。巻き取られた接着材テープ1の原反は、スリッタ33により所定幅に切断されて巻き芯に巻き取れられた後、巻き芯5に側板7,7が両側から装着されて、除湿材とともに梱包され、好ましくは、低温(−5℃〜−10℃)に管理されて出荷される。
尚、基材9の厚さが、4μm、20μm、25μmの銅フィルム及び芳香族ポリアミドフィルムの場合についても、接着材テープ1を作製し、上述のように実際に使用してみたところ、基材9の伸びや、切断などの不具合が生じなかった。
また、基材9の接着剤11に対する厚みの比(S/T)を、0.01、0.05、1.0とした銅フィルム及び芳香族ポリアミドフィルムの場合についても、接着材テープ1を作製し、上述のように実際に使用してみたところ、基材9の伸びや、切断などの不具合が生じなかった。
【0015】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、接着材テープの基材を金属フィルム又は芳香族ポリアミドフィルムとすることで、基材の厚みを薄くした場合でも、基材が伸びや、切断などの不具合を防止できる。
よって、厚みの薄い基材からなる接着材テープを利用することで、1つのリール当たりの巻き数を多くすることができ、1リールで使用可能な接着剤量を増やすことができる。また、本発明の接着材テープを用いれば、1リール当たりの巻き数が多いので、電子部品の製造工場では、新しい接着材テープの交換回数が少なくて済み、作業効率が高まる。さらに、接着材テープの製造においては、製造するリール数を少なくできるので、リール材や湿気防止材の使用量を削減でき、製造コストを低減できる。
【0016】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、薄く且つ引張強度の高い接着材テープが得られる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、基材の引張強度を300MPa以上とすることで、基材が伸び難く、また切断し難い。
【0017】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、基材の接着剤に対する厚みの比を0.01〜1.0にすることで、さらに薄く且つ引張強度の高い接着材テープが得られる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、基材の表面粗さRmaxを0.5μm以下とすることで、基材の表面が平滑となり、回路基板に接着剤を圧着する際に接着剤が基材から分離しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態にかかる接着材テープを示す図であり、(a)は接着材テープがリールに巻かれた斜視図であり、(b)は(a)におけるA−A断面図である。
【図2】接着装置における接着剤の圧着工程を示す概略図である。
【図3】回路基板と配線回路(電子部品)との接着を示す断面図である。
【図4】PDPにおける接着剤の使用状態を示す斜視図である。
【図5】接着材テープの製造方法を示す工程図である。
【符号の説明】
1.接着材テープ、 3.リール、 5.巻き芯、 7.側板、
9.基材、 11.接着剤、 13.導電粒子、 15.接着装置、
17.巻取りリール、 19.加熱加圧ヘッド、 21.回路基板、
22.ガイドピン、 23.配線回路(電子部品)、 25.巻出機、
26.PDP、 27.コーター、 29.乾燥炉、 31.巻取機、
33.スリッタ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an adhesive tape for adhesively fixing an electronic component and a circuit board, or between circuit boards, and for electrically connecting both electrodes, and more particularly to an adhesive tape wound in a reel shape.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Generally, a method for bonding and fixing electronic components such as a liquid crystal panel, a PDP (plasma display panel), an EL (fluorescent display) panel, and a pair chip to a circuit board and the circuit boards, and electrically connecting both electrodes to each other is as follows. Adhesive tape is used.
Patent Literature 1 discloses that an adhesive tape in which an adhesive is applied to a base material is wound in a reel shape.
The conventional adhesive tape of this type has a width of about 1 to 3 mm, the length of the tape wound on a reel is about 50 m, and the adhesive tape is once unwound from the reel to apply the adhesive to a circuit board or the like. After being crimped, it is not used again.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-284005 A
[Problems to be solved by the invention]
However, with the recent increase in the size of panel screens in PDPs and the like, the bonding area of circuit boards has increased, and the amount of adhesive used at one time has increased. Also, the use of adhesives has expanded, and the amount of adhesives used has increased. For this reason, in an electronic device manufacturing factory, the frequency of exchanging the adhesive reel increases, and it takes time and effort to exchange the adhesive reel. Therefore, there is a problem that the production efficiency of the electronic device cannot be improved.
To solve this problem, it is conceivable to increase the amount of adhesive tape wound on the reel to increase the amount of adhesive per reel and reduce the frequency of reel replacement. It is difficult to increase the number of turns per reel because of the large thickness.
It is also conceivable to reduce the thickness of the adhesive tape. However, since silicon-treated PET (polyethylene terephthalate) is used as the base material, if the base material is thinned, elongation of the base material, cutting, etc. May easily occur.
Therefore, an object of the present invention is to provide an adhesive tape capable of increasing the number of windings per reel and improving the production efficiency of electronic devices.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention described in claim 1 is an adhesive tape applied to a substrate, wherein the substrate is made of a metal film or an aromatic polyamide film.
According to the first aspect of the present invention, the base material of the adhesive tape is made of a metal film (or a metal foil) or an aromatic polyamide film. Problems such as cutting can be prevented.
Therefore, by using an adhesive tape made of a thin base material, the number of windings per reel can be increased, and the amount of adhesive usable on one reel can be increased. In addition, when the adhesive tape of the present invention is used, the number of windings per reel is large, so that in an electronic component manufacturing factory, the number of times of replacement of a new adhesive tape can be reduced, and work efficiency is improved. Further, in the production of the adhesive tape, the number of reels to be produced can be reduced, so that the amount of the reel material and the moisture prevention material used can be reduced, and the production cost can be reduced.
As the metal film, a metal having high extensibility is preferable, and copper, aluminum, stainless steel, iron, tin, or the like is used.
As the aromatic polyamide film, specifically, a para-aramid film (Mictron; trade name, manufactured by Toray Industries, Inc.) is used.
As the adhesive, a thermoplastic resin, a thermosetting resin, or a mixed system of a thermoplastic resin and a thermosetting resin is used. Typical examples of such a resin include a styrene resin type and a polyester resin type as a thermoplastic resin type, and an epoxy resin type, an acrylic resin type and a silicone resin type as a thermosetting resin type.
Conductive particles may be dispersed in the adhesive. Examples of the conductive particles include metal particles such as Au, Ag, Pt, Ni, Cu, W, Sb, Sn, and solder, carbon, graphite, and the like, and / or non-conductive glass, ceramics, plastics, and the like. The above-mentioned conductive layer may be formed by coating the molecular nucleus material or the like. Furthermore, insulating coated particles obtained by coating the above-described conductive particles with an insulating layer, a combination of conductive particles and insulating particles, and the like are also applicable. A conductive layer formed on a hot-melt metal, such as solder, or a polymer nucleus material, such as plastic, has deformability due to heating and pressurizing or pressurizing, and the distance between the electrodes after connection decreases. This is preferable because the contact area with the circuit is increased and the reliability is improved. Particularly when a polymer is used as a nucleus, it does not show a melting point like solder, so that a softened state can be widely controlled by a connection temperature, and a connection member which can easily cope with variations in electrode thickness and flatness is more preferable. .
[0006]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the base material has a thickness of 1 μm to 25 μm.
The reason why the thickness of the base material is 1 μm to 25 μm is that if the thickness of the base material is less than 1 μm, sufficient tensile strength of the base material cannot be obtained and the base material is easily cut. Further, when the thickness of the substrate exceeds 25 μm, it is difficult to obtain a satisfactory number of turns per reel.
[0007]
The invention described in claim 3 is the invention according to claim 1 or 2, wherein the tensile strength of the base material is 300 MPa or more at 25 ° C.
The reason why the tensile strength of the base material is 300 MPa or more is that if the tensile strength of the base material is smaller than 300 MPa, the base material is easily stretched and the adhesive tape is easily cut.
[0008]
The invention described in claim 4 is the invention according to any one of claims 1 to 3, wherein the ratio of the thickness of the base material to the adhesive is 0.01 to 1.0. .
The reason that the ratio of the thickness of the base material to the adhesive is 0.01 to 1.0 is that when the ratio of the thickness of the base material to the adhesive is less than 0.01, the base material is too thin and the adhesive tape is used. This is because sufficient strength cannot be obtained. Also, if the ratio of the thickness of the base material to the adhesive exceeds 1.0, the thickness of the base material becomes too thick, and the number of windings per reel cannot be increased.
[0009]
According to a fifth aspect of the present invention, in any one of the first to fourth aspects, the surface roughness R max of the base material is 0.5 μm or less.
The reason for setting the surface roughness R max of the base material to 0.5 μm or less is that if the R max exceeds 0.5 μm, the adhesive base is used when the adhesive is pressed on the circuit board due to the unevenness of the surface of the base material. This is because it becomes difficult to separate from the material.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. 1 to 5 illustrate a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a view of an adhesive tape according to a first embodiment, (a) is a perspective view showing an adhesive reel, (b) is a cross-sectional view taken along line AA in (a), and FIG. FIG. 3 is a schematic view showing a pressure bonding step of an adhesive in a bonding apparatus, FIG. 3 is a cross-sectional view showing the bonding between circuit boards, FIG. 4 is a perspective view showing a use state of the adhesive in a PDP, and FIG. FIG. 4 is a process diagram showing a method for manufacturing an adhesive tape.
[0011]
The adhesive tape 1 is wound around a reel 3, and the reel 3 is provided with a winding core 5 and
The adhesive tape 1 includes a base material 9 and an adhesive 11 applied to one side surface of the base material 9.
As the substrate 9, a copper film (copper foil) was used. The thickness of the substrate 9 (indicated by S in FIG. 1B) is 10 μm, the tensile strength of the substrate 9 at 25 ° C. is 500 MPa, and the ratio of the thickness of the substrate 9 to the adhesive 11 (S / T). Was 0.5, and the thickness of the adhesive 11 was 20 μm. The surface roughness R max of the substrate 9 was set to 0.25 μm.
In addition, the thing using the aromatic polyamide film (microtron) for the base material 9 was also produced. The thickness and tensile strength of the substrate 9 and the ratio (S / T) of the thickness of the substrate 9 to the adhesive 11 were each produced in the same manner as the copper film.
[0012]
Next, a method of using the above-described adhesive tape will be described. As shown in FIG. 2, the reel 3 of the adhesive tape 1 and the take-
Next, as shown in FIG. 3, a wiring circuit (or an electronic component) 23 is arranged on the adhesive 11 which has been crimped to the
[0013]
As shown in FIG. 4, the connection portion of the
When the reel 3 became empty, the used reel 3 was replaced with a new reel, and the new reel was mounted on the
As a result, in both the case where the copper film was used as the base material 9 and the case where the aromatic polyamide film was used, as in the case of the conventional adhesive tape 1, the handling was easy and the base material 9 was not stretched or cut. Since the thickness of the
[0014]
Here, a method for manufacturing the adhesive tape 1 according to the present embodiment will be described with reference to FIG.
The adhesive 11 in which the resin and the
In addition, when the thickness of the base material 9 was 4 μm, 20 μm, and 25 μm for a copper film and an aromatic polyamide film, the adhesive tape 1 was produced and actually used as described above. No troubles such as elongation of 9 and cutting occurred.
Also, in the case of a copper film and an aromatic polyamide film in which the ratio (S / T) of the thickness of the base material 9 to the adhesive 11 was 0.01, 0.05, and 1.0, the adhesive tape 1 was used. When fabricated and actually used as described above, problems such as elongation of the base material 9 and cutting did not occur.
[0015]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the base material of the adhesive tape is a metal film or an aromatic polyamide film, so that even when the thickness of the base material is reduced, the base material may be stretched or cut. Can be prevented.
Therefore, by using an adhesive tape made of a thin base material, the number of windings per reel can be increased, and the amount of adhesive usable on one reel can be increased. In addition, when the adhesive tape of the present invention is used, the number of windings per reel is large, so that in an electronic component manufacturing factory, the number of times of replacement of a new adhesive tape can be reduced, and work efficiency is improved. Further, in the production of the adhesive tape, the number of reels to be produced can be reduced, so that the amount of the reel material and the moisture prevention material used can be reduced, and the production cost can be reduced.
[0016]
According to the second aspect of the invention, the same effect as that of the first aspect of the invention can be obtained, and an adhesive tape that is thin and has high tensile strength can be obtained.
According to the third aspect of the invention, the same effects as those of the first or second aspect of the invention are obtained, and the tensile strength of the base material is set to 300 MPa or more, so that the base material is hardly stretched. Hard to cut.
[0017]
According to the invention as set forth in claim 4, the same effects as those of the invention as set forth in any one of claims 1 to 3 are obtained, and the ratio of the thickness of the base material to the adhesive is set to 0.01 to 1.0. By doing so, a thinner adhesive tape having a higher tensile strength can be obtained.
According to the invention as set forth in claim 5, the same effect as the invention as set forth in any one of claims 1 to 4 is exerted, and the surface roughness R max of the base material is set to 0.5 μm or less. In addition, the surface of the substrate becomes smooth, and the adhesive is easily separated from the substrate when the adhesive is pressed on the circuit board.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A and 1B are views showing an adhesive tape according to a first embodiment, wherein FIG. 1A is a perspective view in which the adhesive tape is wound around a reel, and FIG. FIG.
FIG. 2 is a schematic view showing a pressure bonding step of an adhesive in a bonding apparatus.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing adhesion between a circuit board and a wiring circuit (electronic component).
FIG. 4 is a perspective view showing a use state of an adhesive in a PDP.
FIG. 5 is a process chart showing a method for manufacturing an adhesive tape.
[Explanation of symbols]
1. 2. adhesive tape; Reel, 5. 6. winding core; Side plate,
9. 10. a substrate; Adhesive, 13. 14. conductive particles; Bonding equipment,
17. Take-up reel, 19. Heating and pressing head, 21. Circuit board,
22. Guide pin, 23. 25. wiring circuit (electronic component); Unwinder,
26. PDP, 27. Coater, 29. Drying oven, 31. Winder,
33. Slitter
Claims (5)
Priority Applications (18)
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