JP2004209607A - 調心駆動機構およびその機構を備えた位置決め装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基準ブロック1にハウジング6を設ける。ワークパレット2の位置決め孔3に挿入される環状プラグ9を上記ハウジング6から上方へ突出させる。上記ハウジンング6のガイド孔10に出力部材13を上下移動可能に挿入する。その出力部材13の上端を上記の環状プラグ9に挿入し、その環状プラグ9の周壁9aに複数の押圧具56を半径方向へ移動可能に支持する。上記の出力部材13の被ガイド部21と上記ガイド孔10との間に環状の調心空間31を形成する。その調心空間31に、直径方向へ拡大および縮小されるシャトル部材41を挿入する。そのシャトル部材41をバネ51によって上方へ付勢する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、クランプロッド等の出力部材を調心して駆動する機構および、その機構を備えた位置決め装置に関し、より詳しくいえば、ワークピースまたは金型などを固定するためのクランプやワークパレットなどを位置決めするのに好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記クランプに用いる駆動機構には、例えば、米国特許5,820,118に示すように、次のように構成されたものがある。
ハウジング内にクランプロッドを挿入し、そのクランプロッドの途中高さ部を上記ハウジングの上壁に上下移動自在に支持し、上記クランプロッドの下部に設けたピストンを上記ハウジングの胴部に上下移動自在に支持してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術は次の問題がある。
上記ピストンを円滑に移動させるには、そのピストンの外周面と上記ハウジングの胴部の内周面との間に、比較的に大きな嵌合隙間が要求される。このため、上記クランプロッドをクランプ駆動したときに、上記の嵌合隙間によって上記のクランプロッドが傾き、そのクランプロッドを精度良くガイドできない。
【0004】
上記の問題点を解消するため、本発明者たちは、本発明に先立って次の構造を考えた。即ち、上記クランプロッドに軸心方向へ間隔をあけて上下二つの摺動部を設け、これらの摺動部を上記ハウジングの上端壁と下端壁とにそれぞれ精密に嵌入し、上記の二つの摺動部の間で上記クランプロッドに前記ピストンを固定したものである。
【0005】
この先発明例は、上記ハウジングに上記クランプロッドを上下の二箇所で強力に支持できるので、そのクランプロッドを精度良くガイドできる点で優れる。しかし、上記の各摺動部と上記のハウジングとの間には微小ながらも摺動隙間が必要であり、その摺動隙間が加工誤差によって大きくなるおそれがある。このため、上記クランプロッドをさらに高い精度でガイドするうえで改良の余地が残されていた。
【0006】
本発明の第1の目的は、クランプロッド等の出力部材を高精度にガイドできる新たな調心駆動機構を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記の機構を備えた位置決め装置を実用化することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の第1の目的を達成するため、請求項1の発明は、例えば、図1Aと図1B、図4Aと図4B、図5と図6、図11に、それぞれ示すように、調心駆動機構を次のように構成した。
ハウジンング6内に、心合せ用の基準面とされるガイド孔10を形成し、そのガイド孔10に出力部材13を軸心方向へ移動可能に挿入する。その出力部材13に、軸心方向へ間隔をあけて複数の被ガイド部(21,22)を設ける。上記の複数の被ガイド部(21,22)のうちの少なくとも一つの被ガイド部(21,22)と上記のガイド孔10との間に、軸心方向のいずれか一方に狭まる環状の調心空間(31,32)を形成する。その調心空間(31,32)に、直径方向へ拡大および縮小されるシャトル部材(41,42)を挿入する。そのシャトル部材(41,42)を、上記のガイド孔10と上記の被ガイド部(21,22)の両者のうちの一方に軸心方向へ移動可能に支持すると共に他方にテーパ係合可能に構成する。上記シャトル部材(41,42)を付勢手段(51,52)によって上記テーパ係合を緊密にする方向へ付勢する。上記の出力部材13を駆動手段Dによって軸心方向へ往復移動可能に構成する。
【0008】
なお、上記の環状の調心空間(31,32)と上記シャトル部材(41,42)とは、少なくとも一セット設ければよいが、前記の出力部材13を円滑かつ高精度で移動させるうえでは複数セット設けることが好ましい。
【0009】
上記の請求項1の発明は、次の作用効果を奏する。
前記の駆動手段が上記の出力部材を軸心方向へ移動させるときには、上記の被ガイド部(又は上記ガイド孔)とのテーパ係合によって拡径された前記シャトル部材が上記ガイド孔(又は上記の被ガイド部)に密着して、前述の従来例の嵌合隙間または前述の先発明例の摺動隙間を自動的に無くせる。そして、上記の出力部材は、その密着状態のシャトル部材を介して上記ガイド孔に拘束されながら真直ぐに移動する。その結果、上記の出力部材を、心合せ用の基準面される上記ガイド孔の軸心に沿って高精度に案内できる。
【0010】
請求項2の発明に示すように、上記の請求項1の発明には次の構成を加えることが好ましい。
例えば、図1Aに示すように、前記のガイド孔10を、第1ガイド孔11と、その第1ガイド孔11よりも大径の第2ガイド孔12とによって構成し、前記の複数の被ガイド部を、上記の第1ガイド孔11に対応する第1被ガイド部21と上記の第2ガイド孔12に対応する第2被ガイド部22とによって構成し、上記の第1ガイド孔11と上記の第1被ガイド部21との間に前記の環状の調心空間31を形成し、その調心空間31に前記のシャトル部材41を挿入する。
上記の請求項2の発明は、上記の第1ガイド孔が上記シャトル部材を介して前記の出力部材を高精度に案内し、そのうえ、上記の大径の第2ガイド孔が上記の出力部材を円滑に案内する。
【0011】
請求項3の発明は、上記の請求項2の発明において、前記の第2ガイド孔12と前記の第2被ガイド部22との間に前記の環状の調心空間32を形成し、その調心空間32に前記のシャトル部材42を挿入したものである。
上記の請求項3の発明は、上記の大径の第2ガイド孔にシャトル部材を装着したので、その第2ガイド孔よって前記の出力部材をさらに高精度に案内できる。
【0012】
請求項4の発明に示すように、上記の請求項1から3のいずれかの発明には次の構成を加えることが好ましい。
前記のシャトル部材(41,42)のストレート面(45,46)を前記ガイド孔10に移動可能に支持し、上記のシャトル部材(41,42)のテーパ面(47,48)を前記の被ガイド部(21,22)にテーパ係合可能に構成する。
上記の請求項4の発明は、心合せ用の基準面とされる上記ガイド孔をストレートに造れるので、その孔加工を高精度かつ容易に行える。
【0013】
請求項5の発明に示すように、上記の請求項1から3のいずれかの発明では、前記のシャトル部材(41,42)のストレート面(45,46)を前記の被ガイド部(21,22)に移動可能に支持し、上記のシャトル部材(41,42)のテーパ面(47,48)を前記ガイド孔10にテーパ係合可能に構成してもよい。
【0014】
請求項6から9の各発明に示すように、上記の請求項1から5のいずれかの発明においては、前記の出力部材を基端方向へ負荷移動させる場合と、先端方向へ負荷移動させる場合とが考えられる。
そして、上記の各方向への負荷移動時に前記テーパ係合が緊密になるように前記の環状の調心空間を形成した場合には、前記シャトル部材の前記の密着力が大きくなるので、上記の出力部材を一層高精度に案内できる。
これに対して、上記の各方向への負荷移動時に上記テーパ係合が緩まるように上記の環状の調心空間を形成した場合には、前記シャトル部材の前記の密着力が小さくなるので、そのシャトル部材の摺動抵抗が小さくなり、上記の出力部材を円滑に案内できる。
【0015】
前述した第2の目的を達成するため、請求項10の発明は、上記の請求項6又は7の調心駆動機構を位置決め装置に設けた。そして、その位置決め装置は、例えば、図1Aと図1B、図4Aと図4B、図5と図6に、それぞれ示すように、次のように構成した。
固定側である基準ブロック1に前記のハウジング6を設ける。可動ブロック2の位置決め孔3に挿入される環状プラグ9を上記ハウジング6から先端方向へ突出させる。上記の環状プラグ9に前記の出力部材13の出力部16を挿入し、その出力部16の周囲に基端方向へ向うにつれて軸心へ近づく楔面55を設ける。上記の環状プラグ9の周壁9aに、周方向へ間隔をあけて複数の押圧具56を半径方向へ移動可能に支持する。上記の押圧具56に上記の楔面55を楔係合させる。上記の押圧具56を戻し手段58によって半径方向の内方へ復帰可能に構成する。
【0016】
上記の請求項10の発明は、次の作用効果を奏する。
ロック作動時に、前記の出力部材は、前述したように前記の基準ブロックに設けた前記ガイド孔の軸心に沿って基端方向へ真直ぐに移動する。このため、その出力部材の前記の出力部が前記の複数の押圧具を介して前記の可動ブロックを高精度に位置決めできる。
【0017】
請求項11の発明は、上記の請求項10の発明において、例えば図1Aに示すように、天井壁9bを備えた前記の環状プラグ9を前記ハウジング6に固定したものである。
この場合、前記の楔面や前記の調心空間に雰囲気中の異物が侵入するのを上記の天井壁によって防止できる。
【0018】
請求項12の発明は、上記の請求項10の発明において、例えば、図4A又は図5に示すように、天井壁9bを備えた前記の環状プラグ9を、前記ハウジング6に軸心方向へ所定範囲内で移動可能に支持し、上記の環状プラグ9を進出手段72によって先端方向へ押圧したものである。
この場合も、前記の楔面や前記の調心空間に雰囲気中の異物が侵入するのを上記の天井壁によって防止できる。
さらに、前記の出力部材をロック作動させたときに、上記の環状プラグが上記の進出手段に抗して基端方向へ移動することにより、前記の押圧具が前記の可動部材を基端方向へ引き寄せることが可能となる。このため、その可動部材を前記の基準部材に強力に押圧できる。
【0019】
また、前述した第2の目的を達成するため、請求項13の発明は、上記の請求項6又は7の調心駆動機構を位置決め装置に設けた。そして、その位置決め装置は、例えば図11に示すように、次のように構成した。
固定側である基準ブロック1に前記のハウジング6を設ける。可動ブロック2の位置決め孔3に挿入される環状コレット90を、上記ハウジング6に軸心方向へ所定範囲で移動可能に支持する。その環状コレット90を進出手段72によって先端方向へ押圧する。上記の環状コレット90に前記の出力部材13の出力部16を挿入し、その出力部16の周囲に、基端方向へ向うにつれて軸心へ近づく楔面55を設ける。上記の環状コレット90の外周面に、前記の位置決め孔3に係合する押圧部92を設ける。
【0020】
上記の請求項13の発明は、次の作用効果を奏する。
ロック作動時に、前記の出力部材は、前述したように前記の基準ブロックに設けた前記ガイド孔の軸心に沿って基端方向へ真直ぐに移動する。このため、その出力部材の前記の出力部が前記の環状コレットの押圧部を介して前記の可動ブロックを高精度に位置決めできる。
また、前記の出力部材をロック作動させたときに、上記の環状コレットが上記の進出手段に抗して基端方向へ移動することにより、前記の押圧部が前記の可動部材を基端方向へ引き寄せることが可能となる。このため、その可動部材を前記の基準部材に強力に押圧できる。
【0021】
請求項14または15の発明に示すように、上記の請求項13の発明においては、次のように構成することが好ましい。
例えば、図11または図14Cに示すように、前記の環状コレット90を、少なくとも一つのスリット91を備えた一体物によって構成すると共に、自己の弾性復元力と戻し手段94との少なくとも一方によって縮径可能に構成する。この場合、その環状コレットを簡素に造れる。
例えば、図14Dまたは図14Eに示すように、前記の環状コレット90を、周方向へ並べた複数の分割体96によって構成すると共に、戻し手段94によって縮径可能に構成する。この場合、上記の環状コレットを高精度に造れる。
【0022】
請求項16の発明は、例えば図1Aと図1Bに示すように、前記の楔面55をテーパ外周面によって構成したものである。
【0023】
請求項17の発明は、例えば、図4Aと図4B、または図5と図6に示すように、前記の楔面55を周方向へ間隔をあけて複数設けたものである。この場合、その楔面によって前記の押圧具を高精度で拡径できる。
【0024】
請求項18の発明に示すように、上記の請求項17の発明では、前記の出力部材13の前記の出力部16に、周方向へ間隔をあけて複数の傾斜溝75を設け、その傾斜溝75の底壁75aに前記の楔面55を形成することが好ましい。この場合、上記の楔面によって前記の押圧具をさらに高精度で拡径できる。
【0025】
請求項19の発明に示すように、上記の請求項18の発明では、前記の傾斜溝75の周壁と前記の押圧具56との嵌合構造によって前記の戻し手段58を構成することが好ましい。この場合、上記の戻し手段を簡素に構成することと戻し作用を確実に行うこととを両立できる。
【0026】
請求項20の発明に示すように、前記の請求項11または12の発明では、前記ハウジング6にクリーニング流体の供給口62を設け、前記の環状プラグ9の前記の周壁9aと前記の押圧具56との嵌合隙間によってクリーニング流体の吐出口64を構成することが好ましい。
この場合、上記の嵌合隙間を自動的に清掃できるので、上記の押圧具が高精度かつ円滑に拡径および縮径する。
【0027】
請求項21の発明に示すように、前記の請求項13の発明では、前記ハウジング6にクリーニング流体の供給口62を設け、前記の環状コレット90の周壁にクリーニング流体の吐出口64を設け、その吐出口64を上記の供給口62に連通させることが好ましい。
この場合、上記の環状コレットの拡縮用の隙間を自動的に清掃できるので、その環状コレットが高精度かつ円滑に拡径および縮径する。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1Aと図1Bとは、本発明の第1実施形態を示し、調心駆動機構を備えた位置決め装置をパレットシステムに適用したものを例示してある。図1Aは、上記の位置決め装置のリリース状態の立面視の断面図である。図1Bは、上記の図1A中の1B−1B線矢視の断面図である。
【0029】
この実施形態では、工作機械のテーブルTに基準ブロック1を載置し、その基準ブロック1の支持面1aに、可動ブロックであるワークパレット2の被支持面2aを受け止めるように構成してある。その被支持面2aには、円形のストレート孔からなる位置決め孔3が複数開口される。ここでは、上記の位置決め孔3を一つだけ示している。
上記の基準ブロック1は、上記テーブルTに固定したベースプレート5と、そのベースプレート5に固定したハウジング6とを備える。上記ベースプレート5の装着穴5aに上記ハウジング6が精密に嵌入され、そのハウジング6のフランジ6aが複数の締付けボルト7によって上記の装着穴5aの周壁に固定される。
【0030】
上記ハウジング6から環状プラグ9が上方(先端方向)へ突出され、その環状プラグ9が前記の位置決め孔3へ挿入可能とされる。ここでは、上記の環状プラグ9を上記ハウジング6と一体に形成して、その環状プラグ9の軸心と上記の装着穴5aの軸心とを精密に一致させてある。上記の環状プラグ9の下部の外側に前記の支持面1aが形成されている。
【0031】
上記ハウジング6に調心駆動機構が設けられる。
即ち、そのハウジンング6内に、心合せ用の基準面とされるガイド孔10が上下方向に形成される。そのガイド孔10は、上記のハウジング6の上寄り部に設けた小径の第1ガイド孔11と、同上ハウジング6の下寄り部に設けた大径の第2ガイド孔12とを備える。
【0032】
上記ガイド孔10に、上下方向へ延びる出力部材13が軸心方向へ移動可能に挿入される。その出力部材13は、上記の第2ガイド孔12に保密状に挿入したピストン14と、そのピストン14から上向きに突出させたピストンロッド15と、そのピストンロッド15の上端に設けた出力部16とを備える。上記のピストン14の上側に形成したロック室17に、圧縮コイルバネからなるロックバネ18が装着される。また、そのピストン14の下側に形成したリリース室19に圧油の給排口20が連通される。即ち、上記ピストン14とロックバネ18とリリース室19とが、上記の出力部材13を上下方向へ往復移動させる駆動手段Dを構成している。
なお、上記の第2ガイド孔12の下部に嵌着した止め輪24がエンドプレート25を支持している。
【0033】
上記の出力部材13の外周面に、上記の第1ガイド孔11に対応する第1被ガイド部21と上記の第2ガイド孔12に対応する第2被ガイド部22とが設けられる。上記の第1被ガイド部21は前記ピストンロッド15に設けられ、上記の第2被ガイド部22は前記ピストン14に設けられる。
上記の第1被ガイド部21と上記の第1ガイド孔11との間に、上向きに狭まる環状の第1調心空間31が形成され、その第1調心空間31に第1シャトル部材41が挿入される。これと同様に、上記の第2被ガイド部22と上記の第2ガイド孔12との間にも、上向きに狭まる環状の第2調心空間32が形成され、その第2調心空間32に第2シャトル部材42が挿入される。
【0034】
上記の第1シャトル部材41は、環状の特殊合金鋼を硬化処理したもの又は銅合金などの軸受け材からなり、その環状壁に一つのスリット43を形成することによって直径方向へ拡大および縮小可能になっている。その環状の第1シャトル部材41の外周にストレート面45が形成され、同上の第1シャトル部材41の内周に、下向きに狭まるテーパ面47が形成される。上記ストレート面45が前記の第1ガイド孔11に上下摺動可能に支持されると共に、上記テーパ面47が前記の第1被ガイド部21にテーパ係合される。そのテーパ係合を緊密にする第1付勢手段51は、ここでは圧縮コイルバネからなり、前記ピストンロッド15に取り付けたバネ受け49と上記の第1シャトル部材41との間に装着されて、その第1シャトル部材41を上方へ付勢している。
【0035】
前記の第2シャトル部材42も、その環状壁に一つのスリット44を形成することによって直径方向へ拡大および縮小可能になっている。その第2シャトル部材42の外周にストレート面46が形成され、同上の第2シャトル部材42の内周に、下向きに狭まるテーパ面48が形成される。上記ストレート面46が前記の第2ガイド孔12に上下摺動可能に支持され、上記テーパ面48が前記の第2被ガイド部22にテーパ係合される。そのテーパ係合を緊密にする第2付勢手段52は、ここでは皿バネからなり、前記ピストン14に設けたバネ受け50と上記の第2シャトル部材42との間に装着されて、その第2シャトル部材42を上方へ付勢している。
【0036】
前記の出力部材13の前記の出力部16は楔面55を備え、その楔面55は下方(基端方向)へ狭まるテーパ外周面からなる。
また、前記の環状プラグ9は、キャップ状に形成されており、周壁9aと天井壁9bとを備える。その周壁9aに、周方向へ間隔をあけて3つの押圧具56が半径方向へ移動可能に支持される。その押圧具56に上記の楔面55が楔係合している。ここでは、上記の押圧具56の内面を平面視で円弧状に形成して、その円弧の半径寸法を上記のテーパ形楔面55の半径寸法よりも大きい値に設定してある。しかし、その押圧具56の内面は、上記の円弧面に代えて平面であっても差支えない。
【0037】
上記の押圧具56がロッド状の戻しバネ(戻し手段)58によって半径方向の内方へ付勢される。その戻しバネ58は上記の押圧具56の貫通孔59に挿入されており、その戻しバネ58の両端が、上記の周壁9aの内周に設けたU溝60によって受け止められる。
【0038】
前記ハウジング6の前記のフランジ6aにクリーニング用の圧縮空気の供給口62が設けられ、その供給口62が、前記のベースプレート5の空圧路63へ連通される。また、前記の環状プラグ9の前記の周壁9aと前記の押圧具56との嵌合隙間によって上記の圧縮空気の吐出口64が構成される。そして、上記の供給口62が、上記フランジ6a内の横路65と前記ロック室17と前記ピストンロッド15内の縦路66と、前記の天井壁9bの下方スペースと、前記の出力部16の外周の嵌合隙間とを順に経て、前記の吐出口64に連通される。
【0039】
なお、前記の第1被ガイド部21の上側で前記の出力部材13にOリング製の封止具67が装着される。その封止具67は、雰囲気中に飛散する切削油等の異物が上記の吐出口64を通って前記の第1調心空間31に侵入するのを防止している。
【0040】
上記構成の位置決め装置は次のように作動する。
上記の図1Aおよび図1Bのリリース状態では、前記のリリース室19に圧油を供給している。これにより、前記ピストン14がロックバネ18の付勢力に抗して前記の出力部16を上昇させ、前記の押圧具56が前記の戻しバネ58によって半径方向の内方へ復帰している。また、前記の第1と第2のシャトル部材41・42が、それぞれ、前記の第1と第2の付勢手段51・52によって前記の第1と第2のガイド孔11・12に軽く密着している。
前記の基準ブロック1に前記ワークパレット2を位置決めするときには、まず、図1Aに示すように、上記リリース状態で上記ワークパレット2を下降させて前記の位置決め孔3を前記の環状プラグ9に嵌合させ、前記の支持面1aに前記の被支持面2aを受け止める。
【0041】
次いで、上記のリリース室19の圧油を排出する。すると、上記のロックバネ18の付勢力が前記ピストン14および前記ピストンロッド15を介して前記の出力部16を強力に下降させ、その出力部16の前記の楔面55が前記の3つの押圧具56を半径方向の外方へ強力に押し出す。
これにより、上記の位置決め孔3が、上記の押圧具56と、上記ピストン14およびピストンロッド15からなる前記の出力部材13と、後述する強力な密着状態に切換えられたシャトル部材41・42とを順に介して、上記ハウジング6の前記ガイド孔10に水平方向に拘束される。その後、クランプ手段(図示せず)によって上記ワークパレット2の前記の被支持面2aを上記ハウジング6の前記の支持面1aに押圧する。
【0042】
上記ロック状態を解除するときには、前記リリース室19へ圧油を供給すればよい。すると、前記ピストン14が前記の出力部16を上昇させ、前記の押圧具56が前記の戻しバネ58によって半径方向の内方へ復帰する。その後、前記クランプ手段(図示せず)をアンクランプ状態へ切換え、前記ワークパレット2を上方へ移動させればよい。
【0043】
上記の出力部材13の前記ロック下降時(負荷移動時)には、前記の各シャトル部材41・42の作用により、その出力部材13が前記ガイド孔10の軸心(および前記ベースプレート5の前記の装着穴5aの軸心)に沿って真直ぐに下降する。より詳しくいえば、次の通りである。
【0044】
前記ピストンロッド15が下降していくと、前記の第1被ガイド部21が前記の第1シャトル部材41の前記のテーパ面47に係合し、その第1シャトル部材41が拡径して前記ストレート面45が前記の第1ガイド孔11に強力に密着する。このため、上記ピストンロッド15は、上記の強力な密着状態の第1シャトル部材41を介して前記の第1ガイド孔11に拘束されながら下降していく。
これと同時に、前記のピストン14が下降していくと、前記の第2被ガイド部22が前記の第2シャトル部材42の前記のテーパ面48に係合し、その第2シャトル部材42が拡径して前記のストレート面46が前記の第2ガイド孔12に強力に密着する。このため、上記のピストン14は、上記の強力な密着状態の第2シャトル部材42を介して前記の第2ガイド孔12に拘束されながら下降していく。
【0045】
従って、前記の出力部材13は、前記ガイド孔10の軸心に沿って真直ぐに下降し、その結果、前記の出力部16が前記の複数の押圧具56を介して前記ワークパレット2を高精度に位置決めできるのである。
しかも、上記の第2シャトル部材42によって前記ピストン14を真っ直ぐに案内できるので、そのピストン14の外周面およびその外周面に嵌着した封止具の偏磨耗を防止できる。このため、前記の駆動手段Dの寿命が長くなり、位置決め装置を長期間にわたってメンテナンスフリーで使用することが可能である。
【0046】
なお、上記の出力部材13の前記リリース上昇時(低負荷または無負荷移動時)にも、上記の各シャトル部材41・42の作用により、その出力部材13が前記ガイド孔10の軸心に沿って真直ぐに上昇する。即ち、前記の各付勢手段51・52が上記の各シャトル部材41・42を僅かながらも拡径した状態に保ち、このため、前記の各ストレート面45・46が前記の各ガイド孔11・12に軽く密着した状態に保たれる。これにより、上記の出力部材13は、上記の各シャトル部材41・42を介して上記の各ガイド孔11・12に拘束されながら上昇していく。
【0047】
上述した各シャトル部材41・42の密着性と上下方向の摺動性とを両立させるうえでは、前記のテーパ面47・48の傾斜角度は、約5度から約15度の範囲であることが好ましく、さらに好ましいのは、約8度から約12度の範囲である。なお、上記の角度の範囲は、テーパ角度でいえば、それぞれ、約10度から約30度と約16度から約24度である。
【0048】
図2と図3は、それぞれ、上記の第1実施形態の変形例を示し、前記の図1Aに類似する部分図である。これらの変形例においては、上記の第1実施形態の構成部材と類似する部材には原則として同一の符号を付けてある。
【0049】
図2の第1変形例は、上記の図1Aの構造とは次の点で異なる。
上方へ狭まる前記の第1調心空間31に挿入した前記の第1シャトル部材41の内周に前記ストレート面45を形成すると共に同上の第1シャトル部材41の外周に前記のテーパ面47を形成してある。そして、上記ストレート面45を前記の第1被ガイド部21に摺動可能に支持し、上記テーパ面47を前記の第1ガイド孔11にテーパ係合させてある。
【0050】
上述の配置構造は、前記の出力部材13をロック下降させたときに、上記の第1シャトル部材41の上記ストレート面45と上記の第1被ガイド部21との摺動抵抗が小さくなる。
なお、前記の第1付勢手段51の下端を受け止める前記バネ受け49は、前記ロックバネ18によって前記ハウジング6に押圧固定してある。
【0051】
図3の第2変形例は、前記の図1Aの構造とは次の点で異なる。
前記の第1調心空間31を下方へ狭まるように形成してある。また、その第1調心空間31に挿入した前記の第1シャトル部材41の内周のストレート面45を前記の第1被ガイド部21に摺動可能に支持し、同上の第1シャトル部材41の外周の前記テーパ面47を前記の第1ガイド孔11にテーパ係合させてある。また、前記の第1付勢手段51の上端を前記の環状プラグ9の下部によって受け止めてある。
さらに、前記のピストン14の上側に形成した前記ロック室17に別の給排口70を連通させ、前記の出力部材13を油圧力によって下向きにロック駆動可能に構成してある。
【0052】
上記の第1実施形態および変形例は次のように変更可能である。
上記の各シャトル部材41・42は、その環状壁に前述の一つのスリット43・44を設けることに代えて、上記の環状壁に、上端面と下端面に交互に開口する貫通溝を周方向へ複数設けてもよい。
上記の各シャトル部材41・42を、上記の被ガイド部21・22に中間部材(図示せず)を介して間接的にテーパ係合させてもよい。これに代えて、又はこれに加えて、上記の各シャトル部材41・42を、前記の各ガイド孔11・12に別の中間部材(図示せず)を介して間接的に支持してもよい。
【0053】
前記の図1A中の第2調心空間32と第2シャトル部材42と第2付勢手段52とを省略してもよい。この場合、前記の第2被ガイド部22をストレートに形成して、その第2被ガイド部22を前記の第2ガイド孔12に精密に嵌合させればよい。
【0054】
図1A(又は図2)中の前記ロックバネ18は、例示したコイルバネに代えて、皿バネ等であってもよい。
前記の押圧具56の戻し手段は、例示したロッド状のバネ58に代えて、ゴム等の他の種類の弾性体を利用してもよい。
前記の環状プラグ9は、前記ハウジング6に固定したものであればよい。従って、上記の環状プラグ9を上記ハウジング6と一体に形成することに代えて、その環状プラグ9をネジ係合やフランジ結合などの締結手段によって上記ハウジング6に固定してもよい。
上記の環状プラグ9の前記の天井壁9bは使用環境に応じて省略してもよい。
【0055】
前記の支持面1aは、上記ハウジング6の前記フランジ6aの上面に設けることに代えて、前記ベースプレート5に設けてもよい。そのベースプレート5と上記ハウジング6とは、別体に形成することに代えて、一体に形成してもよい。
前記のロック駆動時における前記の押圧具56の固定力を十分に大きい値に設定した場合には、前述したクランプ手段(図示せず)を省略可能である。
【0056】
図4Aと図4B、図5と図6、図11は、それぞれ、第2実施形態・第3実施形態・第4実施形態を示している。これら別の実施形態においても、上記の第1実施形態の構成部材と類似する部材には原則として同一の符号を付けてある。
【0057】
図4Aと図4Bは、本発明の第2実施形態を示している。その図4Aは、前記の第1実施形態の図1Aに類似する図である。また、図4Bは、上記の図4A中の4B−4B線矢視の拡大断面図である。
【0058】
この第2実施形態は、前記の第1実施形態とは次の点が異なる。
前記の天井壁9bを備えたキャップ状の環状プラグ9が前記ハウジング6の上部に上下移動可能に支持される。その環状プラグ9が皿バネ(進出手段)72によって上方へ押圧され、その環状プラグ9の所定以上の上方移動を環状ボルト73によって阻止してある。
【0059】
上記の環状プラグ9の前記の周壁9aに前記の押圧具56が半径方向へ移動可能に支持され、その押圧具56の外周に、前記の位置決め孔3に係合する鋸刃状の押圧部74が形成される。
前記の出力部16には、周方向へ間隔をあけて3つの傾斜溝75が設けられる(ここでは、1つの傾斜溝75だけを示している)。各傾斜溝75の底壁75aに前記の楔面55が形成される。その楔面55は、下方へ向うにつれて軸心へ近づく傾斜面によって構成されている。
また、上記の傾斜溝75の側壁75bによって前記の戻し手段58が構成される。ここでは、上記の傾斜溝75は平面視でほぼV字状に形成され、そのV字状の傾斜溝75に前記の押圧具56が上下方向へ移動自在に嵌合されている。
【0060】
前記ピストン14の上側に前記ロック室17が形成され、そのロック室17に前記の別の給排口70が連通される。そのピストン14の下側に形成した前記リリース室19にリリースバネ76が装着され、そのリリースバネ76の下端が前記エンドプレート25によって受け止められる。
前記のバネ製の第1付勢手段51の下部が上記ピストン14の上向き突出部によって受け止められ、前記のバネ製の第2付勢手段52の下部が上記エンドプレート25によって受け止められている。
前記のクリーニング用圧縮空気の供給口62は、前記の吐出口64に連通されると共に、前記の環状ボルト73の内周面と前記の環状プラグ9の外周面の下部との嵌合隙間へも連通される。
【0061】
上記の第2実施形態の位置決め装置は次のように作動する。
図4Aのリリース状態をロック状態へ切換えるときには、上記ロック室17に圧油を供給する。すると、まず、前記の出力部材13が下降して前記の楔面55が前記の押圧具56を半径方向の外方へ押し出し、その押圧具56の前記の押圧部74が前記の位置決め孔3に食い込んだ状態で係合する。この位置決めとほぼ同時に、前記の環状プラグ9が前記の皿バネ72に抗して下降するので、上記の食い込状態の押圧具56が前記ワークパレット2を前記の基準ブロック1に強力に押圧するのである。このため、前記の第1実施形態で説明した前記クランプ手段(図示せず)を省略することが可能である。
【0062】
なお、上記の位置決め装置には着座確認手段が設けられている。即ち、前記の支持面1aに検出ノズル孔78を開口し、その検出ノズル孔78に検出用の圧縮空気を供給する。そして、前記の被支持面2aが上記の支持面1aに接当すると、上記の検出ノズル孔78内の圧力が上昇する。その圧力上昇を圧力スイッチ等で検出することによって、前記ワークパレット2が前記の基準ブロック1に着座したことを確認できる。
【0063】
上記の第2実施形態は次のように変更可能である。
前記の傾斜溝75および押圧具56は、例示した3セット設けることに代えて、2セット設けてもよく、さらには4セット以上設けてもよい。
前記の環状プラグ9を所定の力で押し上げる前記の進出手段は、例示の皿バネ72に代えて、他の種類のバネまたはゴム等の弾性体であってもよく、さらには、油圧や空気圧などを利用可能である。
上記の環状プラグ9の前記の天井壁9bは使用環境に応じて省略してもよい。
【0064】
図5と図6は、本発明の第3実施形態を示している。図5は、前記の図4Aに類似する図である。図6は、上記の図5中の6−6線矢視の端面図であって前記の図4Bに類似する図である。
この第3実施形態は、上記の第2実施形態(図4Aと図4B)とは次の点が異なる。
【0065】
前記の可動ブロック2はワークピースからなり、前記の位置決め孔3が貫通孔からなる。
前記の環状プラグ9は、前記の環状ボルト73を介して前記ハウジング6に上下移動自在に支持されると共に、ガイドピン80によって回り止めされる。その環状プラグ9を上向きに押圧する進出手段72は、圧縮コイルバネからなり、上記の環状プラグ9の前記の天井壁9bと前記の出力部16との間に装着される。
【0066】
前記の第1調心空間31を下方へ狭まるように形成し、前記の第1シャトル部材41の外周のストレート面45を前記の第1ガイド孔11に上下摺動自在に支持し、上記の第1シャトル部材41の内周のテーパ面47を前記の第1被ガイド部21にテーパ係合させてある。この配置構造は、前記の出力部材13をロック下降させたときに、上記の第1シャトル部材41の上記ストレート面45と上記の第1ガイド穴11との摺動抵抗が小さくなる。
【0067】
また、前記ピストン14の下側に形成した前記リリース室19が前記の給排口20に連通されると共に、そのピストン14の上側に形成した前記ロック室17が前記の別の給排口70に連通され、これにより、前記の駆動手段Dが油圧複動式に構成されている。
また、図6に示すように、前記の出力部16に前記のV字状の傾斜溝75を周方向にほぼ等間隔で3つ形成し、各傾斜溝75に前記の押圧具56を嵌合してある。
【0068】
図7は、上記の複数の押圧具56の配置構造の変形例を示し、上記の図6に類似する図である。この場合、前記の出力部16に2つのT字状の傾斜溝75を向い合わせに設け、各傾斜溝75に前記の押圧具56を嵌合してある。
そして、前記の図6の構造を供えた位置決め装置と上記の図7の構造を供えた位置決め装置との二つの装置を用いることにより、前記ワークパレット2(図1Aを参照)の位置決めを円滑かつ正確に行える。
【0069】
なお、上記の図6又は図7の構造を前記の図1A及び図1Bの第1実施形態に適用できることは勿論である。
【0070】
図8は、上記の第3実施形態の第1変形例を示し、前記の図5に類似する部分図である。この第1変形例は、上記の図5の構造とは次の点が異なる。
前記の出力部16内に押圧ピストン83が保密状に挿入され、その押圧ピストン83の下側の押圧室84が前記の油圧式ロック室17に連通される。上記の押圧ピストン83および押圧室84と押上げバネ85とが、前記の環状プラグ9を押し上げる前記の進出手段72を構成している。
【0071】
図9は、同上の第3実施形態の第2変形例を示し、上記の図8に類似する図である。この第2変形例は、上記の図8の構造とは次の点が異なる。
上記の図8中の前記の押上げバネ85を省略して、上記の押圧ピストン83および押圧室84が前記の進出手段72を構成している。
【0072】
また、前記の第1調心空間31は上方へ狭まるように形成され、前記の第1シャトル部材41の外周のテーパ面47が前記の第1ガイド孔11にテーパ係合され、上記の第1シャトル部材41の内周のストレート面45が前記の第1被ガイド部21に上下摺動自在に支持されている。この配置構造は、前記の出力部材13をロック下降させたときに、上記の第1シャトル部材41の上記ストレート面45と上記の第1被ガイド部21との摺動抵抗が小さくなる。
【0073】
図10は、上記の第3実施形態の第3変形例を示し、前記の図5に類似する図である。この第3変形例は、上記の図5の構造とは次の点が異なる。
前記の環状プラグ9を押し上げる前記の進出手段72は、複数枚の皿バネによって構成される。
【0074】
また、前記の第1調心空間31は下方へ狭まるように形成され、前記の第1シャトル部材41の外周のテーパ面47が前記の第1ガイド孔11にテーパ係合され、上記の第1シャトル部材41の内周のストレート面45が前記の第1被ガイド部21に上下摺動自在に支持されている。
さらに、前記ピストン14の上側のロック室17には、多数の皿バネからなるロックバネ18が装着される。
【0075】
図11は、本発明の第4実施形態を示し、前記の図4Aに類似する図であって、左半図はリリース状態を示すと共に右半図はロック状態を示している。
この図11の第4実施形態は、上記の図4Aおよび前記の図1Aの構造とは次の点が異なる。
前記ハウジング6の上部に環状コレット90を上下移動可能に支持し、その環状コレット90を2枚の皿バネ(進出手段)72によって上方へ押圧し、その環状コレット90の所定以上の上方移動を前記の環状ボルト73によって阻止してある。
【0076】
上記の環状コレット90は、一つのスリット91を備えた一体物によって構成され、自己の弾性復元力によって縮径可能に構成されている。上記の環状コレット90の外周面に、前記の位置決め孔3に係合する鋸刃状の押圧部92が設けられる。また、上記の環状コレット90の内周に形成したテーパ受圧面93に前記の出力部16のテーパ形の楔面55が上側から係合している。上記のテーパ受圧面93およびテーパ形楔面55は下向きに狭まるように形成されている。
なお、上記の環状コレット90をリング状の板バネ(戻し手段)94によって縮径させることが好ましいが、その板バネ94を省略してもよい。
【0077】
前記の第1調心空間31は下方へ狭まるように形成される。そして、前記の第1シャトル部材41の外周のテーパ面47が前記の第1ガイド孔11にテーパ係合され、上記の第1シャトル部材41の内周のストレート面45が前記の第1被ガイド部21に上下摺動自在に支持される。その第1シャトル部材41が、皿バネからなる前記の第1付勢手段51によって下向きに押圧される。
【0078】
前記ピストン14の下側に形成した前記リリース室19が前記の給排口20に連通されると共に、そのピストン14の上側に形成した前記ロック室17が前記の別の給排口70に連通され、これにより、前記の駆動手段Dが油圧複動式に構成されている。
【0079】
この第4実施形態の装置は、前記の第2実施形態(図4Aおよび図4B)とほぼ同様に作動する。即ち、ロック作動時には、上記の環状コレット90の前記の押圧部92が前記の位置決め孔3に食い込んだ状態で係合し、その位置決め状態で上記の環状コレット90が前記ワークパレット2を前記の基準ブロック1の前記の支持面1aに押圧するのである。
【0080】
図12は、上記の第4実施形態の第1変形例を示し、上記の図11に類似する部分図である。この第1変形例は、上記の図11の構造とは次の点が異なる。
前記の第1調心空間31を上方へ狭まるように形成し、前記の第1シャトル部材41の外周のストレート面45を前記の第1ガイド孔11に上下摺動自在に支持し、上記の第1シャトル部材41の内周のテーパ面47を前記の第1被ガイド部21にテーパ係合させてある。
【0081】
図13は、上記の第4実施形態の第2変形例を示し、上記の図12中の左半図に類似する図である。
この場合、 前記の第1調心空間31を下方へ狭まるように形成し、前記の第1シャトル部材41の外周のストレート面45を前記の第1ガイド孔11に上下摺動自在に支持し、上記の第1シャトル部材41の内周のテーパ面47を前記の第1被ガイド部21にテーパ係合させてある。この配置構造は、前記の出力部材13をロック下降させたときに、上記の第1シャトル部材41の上記ストレート面45と上記の第1ガイド孔11との摺動抵抗が小さくなる。
【0082】
図14Aは、上記の第4実施形態の第3変形例を示し、前記の図11中の左半図のリリース状態に類似する図である。
この第3変形例は、上記の図11中の左半図に示した前記の第2調心空間32と第2シャトル部材42と第2付勢手段52とを省略して、前記ピストン14の前記の第2被ガイド部22を前記の第2ガイド孔12に直接に嵌合させてある。
【0083】
図14Bは、同上の第4実施形態の第4変形例を示し、上記の図14Aに類似する図である。この第4変形例は、上記の図14Aの構造とは次の点が異なる。前記の第1調心空間31を上方へ狭まるように形成し、前記の第1シャトル部材41の外周のテーパ面47を前記の第1ガイド孔11にテーパ係合させ、前記の第1シャトル部材41の内周のストレート面45を前記の第1被ガイド部21に上下摺動自在に支持してある。この配置構造も、前記の出力部材13をロック下降させたときに、上記の第1シャトル部材41の上記ストレート面45と上記の第1被ガイド部21との摺動抵抗が小さくなる。
【0084】
図14Cは、前記の環状コレット90を示し、上記の図14A(及び図14B)の上端部の平面図に相当する図である。この環状コレット90は、前述したように、一体物からなり、前記一つのスリット91を備えている。そのスリット91に代えて、その環状コレット90の周壁に、上端面と下端面に交互に開口する貫通溝を周方向へ複数設けてもよい。
【0085】
図14Dは、別の環状コレット90を示し、上記の図14Cに類似する図である。
その別の環状コレット90は、周方向へ並べた3つの分割体96からなる。これらの分割体96が、前述のリング状の板バネ等からなる戻し手段(図示せず)によって縮径される。前記の出力部16には前記のテーパ形の楔面55を形成してある。そして、隣り合う分割体96・96の隙間よって前記クリーニング用圧縮空気の吐出口64を構成してある。
【0086】
図14Eは、さらに別の環状コレット90を示し、同上の図14Cに類似する図である。
この場合、上記の環状コレット90は、周方向へ並べた4つの分割体96からなる。また、前記の出力部16が四角錐状に形成される。その出力部16に前述の図4Aおよび図4Bとほぼ同様の傾斜溝75が4つ形成され、各傾斜溝75の周壁に上記の分割体96が嵌合されている。上記の嵌合構造からなる前記の戻し手段94によって、上記の複数の分割体96が拡縮可能になっている。そして、隣り合う分割体96・96の隙間よって前記のクリーニング用圧縮空気の吐出口64を構成してある。
【0087】
上記の第1実施形態から第4実施形態や各変形例は、さらに次のように変更可能である。
前記の調心駆動機構には、前記の環状の調心空間を、例示したように1箇所または2箇所設けることに代えて、3箇所以上設けてもよい。
【0088】
上記の調心空間に挿入される前記シャトル部材41・42は、直径方向へ拡大および収縮して前記ガイド孔10又は前記の出力部材13に密着するものであればよく、例示した形状や構造に限定されるものでないことは勿論である。
上記の各シャトル部材41・42の付勢手段51・52は、例示のバネに代えて、ゴム等の弾性体であってもよく、さらには、圧油や圧縮空気などの圧力流体を利用してもよい。
【0089】
前記の出力部16は、上記の出力部材13の上端に設けることに代えて下端に設けてよい。さらには、上記の出力部16を、上記の出力部材13の上下方向の中間部で前記の複数の被ガイド部21・22の間に設けてもよい。
上記の出力部材13は、例示した下方(基端方向)へロック移動(負荷移動)させることに代えて、上方(先端方向)へロック移動(負荷移動)させることも可能である。この場合、前記の楔面55を上方へ狭まるように形成すればよい。
【0090】
前記の駆動手段Dのロック又はリリースに使用する圧力流体は、例示の圧油に代えて、圧縮空気等のガスであってもよい。
前記のクリーニング用の圧力流体は、例示の圧縮空気に代えて、窒素ガス等の別の種類の気体であってもよく、さらには液体であってもよい。
【0091】
前記の基準ブロックと可動ブロックとの組み合わせは、例示したベースプレート5とワークパレット2の組み合わせに代えて、工作機械のテーブルとワークパレットの組み合わせ、ワークパレットと治具ベースの組み合わせ、治具ベースとワークピースの組み合わせ、溶接治具等の作業用治具とワークピース等の作業物の組み合わせであってもよい。また、本発明は、レーザー加工機や放電加工機などの各種の加工機械のワークピース・ツール等の位置決めにも適用可能である。
【0092】
また、本発明の調心駆動機構は、例示した位置決め装置に使用するのに好適であるが、その用途に限定されるものではなく、例えば、クランプ装置や押し引き装置などの他の用途にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、本発明の第1実施形態を示し、調心駆動機構を備えた位置決め装置のリリース状態の立面視断面図である。図1Bは、上記の図1A中の1B−1B線矢視の断面図である。
【図2】上記の第1実施形態の第1変形例を示し、上記の図1Aに類似する部分図である。
【図3】上記の第1実施形態の第2変形例を示し、同上の図1Aに類似する部分図である。
【図4】図4Aは、本発明の第2実施形態を示し、前記の図1Aに類似する図である。図4Bは、上記の図4A中の4B−4B線矢視の拡大断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示し、前記の図4Aに類似する図である。
【図6】上記の図5中の6−6線矢視の端面図であって、複数の押圧具の配置構造を示し、前記の図4Bに類似する図である。
【図7】上記の複数の押圧具の配置構造の変形例を示し、上記の図6に類似する図である。
【図8】上記の第3実施形態の第1変形例を示し、前記図5に類似する部分図である。
【図9】同上の第3実施形態の第2変形例を示し、上記図8に類似する図である。
【図10】上記の第3実施形態の第3変形例を示し、前記の図5に類似する図である。
【図11】本発明の第4実施形態を示し、前記の図4Aに類似する図であって、左半図はリリース状態を示すと共に右半図はロック状態を示している。
【図12】その第4実施形態の第1変形例を示し、上記図11に類似する部分図である。
【図13】上記の第4実施形態の第2変形例を示し、上記の図12中の左半図に類似する図である。
【図14】図14Aは、上記の第4実施形態の第3変形例を示し、前記の図11中の左半図のリリース状態に類似する図である。図14Bは、同上の第4実施形態の第4変形例を示し、上記の図14Aに類似する図である。図14Cは、環状コレットを示し、上記の図14Aの上端部の平面図に相当する図である。図14Dは、別の環状コレットを示し、上記の図14Cに類似する図である。図14Eは、さらに別の環状コレットを示し、同上の図14Cに類似する図である。
【符号の説明】
1…基準ブロック、2…可動ブロック(ワークパレット)、3…位置決め孔、6…ハウジンング、9…環状プラグ、9a…周壁、9b…天井壁、10…ガイド孔、11…第1ガイド孔、12…第2ガイド孔、13…出力部材、16…出力部、21…第1被ガイド部(被ガイド部)、22…第2被ガイド部(被ガイド部)、31…第1調心空間(調心空間)、32…第2調心空間(調心空間)、41…第1シャトル部材(シャトル部材)、42…第2シャトル部材(シャトル部材)、45…ストレート面、46…ストレート面、47…テーパ面、48…テーパ面、51…第1付勢手段(付勢手段)、52…第2付勢手段(付勢手段)、55…楔面、56…押圧具、58…戻し手段(バネ、嵌合構造)、62…クリーニング流体の供給口、64…吐出口、72…進出手段(バネ、油圧構造)、75…傾斜溝、75a…底壁、90…環状コレット、91…スリット、92…押圧部、94…戻し手段(バネ)、96…分割体、D…駆動手段。
Claims (21)
- ハウジンング(6)内に、心合せ用の基準面とされるガイド孔(10)を形成し、
そのガイド孔(10)に出力部材(13)を軸心方向へ移動可能に挿入し、
その出力部材(13)に、軸心方向へ間隔をあけて複数の被ガイド部(21,22)を設け、
上記の複数の被ガイド部(21,22)のうちの少なくとも一つの被ガイド部(21,22)と上記ガイド孔(10)との間に、軸心方向のいずれか一方に狭まる環状の調心空間(31,32)を形成し、
その調心空間(31,32)に、直径方向へ拡大および縮小されるシャトル部材(41,42)を挿入し、そのシャトル部材(41,42)を、上記ガイド孔(10)と上記の被ガイド部(21,22)の両者のうちの一方に軸心方向へ移動可能に支持すると共に他方にテーパ係合可能に構成し、
上記シャトル部材(41,42)を付勢手段(51,52)によって上記のテーパ係合を緊密にする方向へ付勢し、
上記の出力部材(13)を駆動手段(D)によって軸心方向へ往復移動可能に構成した、ことを特徴とする調心駆動機構。 - 請求項1の調心駆動機構において、
前記のガイド孔(10)を、第1ガイド孔(11)と、その第1ガイド孔(11)よりも大径の第2ガイド孔(12)とによって構成し、
前記の複数の被ガイド部を、上記の第1ガイド孔(11)に対応する第1被ガイド部(21)と上記の第2ガイド孔(12)に対応する第2被ガイド部(22)とによって構成し、
上記の第1ガイド孔(11)と上記の第1被ガイド部(21)との間に前記の環状の調心空間(31)を形成し、その調心空間(31)に前記のシャトル部材(41)を挿入した、ことを特徴とする調心駆動機構。 - 請求項2の調心駆動機構において、
前記の第2ガイド孔(12)と前記の第2被ガイド部(22)との間に前記の環状の調心空間(32)を形成し、その調心空間(32)に前記のシャトル部材(42)を挿入した、ことを特徴とする調心駆動機構。 - 請求項1から3のいずれかの調心駆動機構において、
前記のシャトル部材(41,42)のストレート面(45,46)を前記ガイド孔(10)に移動可能に支持し、上記のシャトル部材(41,42)のテーパ面(47,48)を前記の被ガイド部(21,22)にテーパ係合可能に構成した、ことを特徴とする調心駆動機構。 - 請求項1から3のいずれかの調心駆動機構において、
前記のシャトル部材(41,42)のストレート面(45,46)を前記の被ガイド部(21,22)に移動可能に支持し、上記のシャトル部材(41,42)のテーパ面(47,48)を前記ガイド孔(10)にテーパ係合可能に構成した、ことを特徴とする調心駆動機構。 - 請求項1から5のいずれかの調心駆動機構において、
前記の出力部材(13)を基端方向へ負荷移動可能に構成し、その基端方向への負荷移動時に前記テーパ係合が緊密になるように前記の環状の調心空間(31,32)を形成した、ことを特徴とする調心駆動機構。 - 請求項1から5のいずれかの調心駆動機構において、
前記の出力部材(13)を基端方向へ負荷移動可能に構成し、その基端方向への負荷移動時に前記テーパ係合が緩まるように前記の環状の調心空間(31,32)を形成した、ことを特徴とする調心駆動機構。 - 請求項1から5のいずれかの調心駆動機構において、
前記の出力部材(13)を先端方向へ負荷移動可能に構成し、その先端方向への負荷移動時に前記テーパ係合が緊密になるように前記の環状の調心空間(31,32)を形成した、ことを特徴とする調心駆動機構。 - 請求項1から5のいずれかの調心駆動機構において、
前記の出力部材(13)を先端方向へ負荷移動可能に構成し、その先端方向への負荷移動時に前記テーパ係合が緩まるように前記の環状の調心空間(31,32)を形成した、ことを特徴とする調心駆動機構。 - 請求項6または7の調心駆動機構を備えた位置決め装置であって、
固定側である基準ブロック(1)に前記のハウジング(6)を設け、可動ブロック(2)の位置決め孔(3)に挿入される環状プラグ(9)を上記ハウジング(6)から先端方向へ突出させ、
上記の環状プラグ(9)に前記の出力部材(13)の出力部(16)を挿入して、その出力部(16)の周囲に、基端方向へ向うにつれて軸心へ近づく楔面(55)を設け、
上記の環状プラグ(9)の周壁(9a)に、周方向へ間隔をあけて複数の押圧具(56)を半径方向へ移動可能に支持し、その押圧具(56)に上記の楔面(55)を楔係合可能に構成し、上記の押圧具(56)を戻し手段(58)によって半径方向の内方へ復帰可能に構成した、ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項10の位置決め装置において、
天井壁(9b)を備えた前記の環状プラグ(9)を前記ハウジング(6)に固定した、ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項10の位置決め装置において、
天井壁(9b)を備えた前記の環状プラグ(9)を、前記ハウジング(6)に軸心方向へ所定範囲内で移動可能に支持し、上記の環状プラグ(9)を進出手段(72)によって先端方向へ押圧した、ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項6または7の調心駆動機構を備えた位置決め装置であって、
固定側である基準ブロック(1)に前記のハウジング(6)を設け、可動ブロック(2)の位置決め孔(3)に挿入される環状コレット(90)を上記のハウジング(6)に軸心方向へ所定範囲で移動可能に支持し、その環状コレット(90)を進出手段(72)によって先端方向へ押圧し、
上記の環状コレット(90)に前記の出力部材(13)の出力部(16)を挿入し、その出力部(16)の周囲に、基端方向へ向うにつれて軸心へ近づく楔面(55)を設け、
上記の環状コレット(90)の外周面に、前記の位置決め孔(3)に係合する押圧部(92)を設けた、ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項13の位置決め装置において、
前記の環状コレット(90)を、少なくとも一つのスリット(91)を備えた一体物によって構成すると共に、自己の弾性復元力と戻し手段(94)との少なくとも一方によって縮径可能に構成した、ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項13の位置決め装置において、
前記の環状コレット(90)を、周方向へ並べた複数の分割体(96)によって構成すると共に、戻し手段(94)によって縮径可能に構成した、ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項10から15のいずれかの位置決め装置において、前記の楔面(55)をテーパ外周面によって構成した、ことを特徴とする位置決め装置。
- 請求項10から15のいずれかの位置決め装置において、前記の楔面(55)を周方向へ間隔をあけて複数設けた、ことを特徴とする位置決め装置。
- 請求項17の位置決め装置において、
前記の出力部材(13)の前記の出力部(16)に、周方向へ間隔をあけて複数の傾斜溝(75)を設け、その傾斜溝(75)の底壁(75a)に前記の楔面(55)を形成した、ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項18の位置決め装置において、
前記の傾斜溝(75)の周壁と前記の押圧具(56)との嵌合構造によって前記の戻し手段(58)を構成した、ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項11または12の位置決め装置において、
前記ハウジング(6)にクリーニング流体の供給口(62)を設け、前記の環状プラグ(9)の前記の周壁(9a)と前記の押圧具(56)との嵌合隙間によってクリーニング流体の吐出口(64)を構成し、その吐出口(64)を上記の供給口(62)に連通させた、ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項13の位置決め装置において、
前記ハウジング(6)にクリーニング流体の供給口(62)を設け、前記の環状コレット(90)の周壁にクリーニング流体の吐出口(64)を設け、その吐出口(64)を上記の供給口(62)に連通させた、ことを特徴とする位置決め装置。
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