JP4607635B2 - クランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステム - Google Patents

クランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4607635B2
JP4607635B2 JP2005087059A JP2005087059A JP4607635B2 JP 4607635 B2 JP4607635 B2 JP 4607635B2 JP 2005087059 A JP2005087059 A JP 2005087059A JP 2005087059 A JP2005087059 A JP 2005087059A JP 4607635 B2 JP4607635 B2 JP 4607635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamping device
rigid sleeve
receiving surface
clamping
reference block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005087059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006231501A (ja
Inventor
陽介 春名
画 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kosmek KK
Original Assignee
Kosmek KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kosmek KK filed Critical Kosmek KK
Priority to JP2005087059A priority Critical patent/JP4607635B2/ja
Publication of JP2006231501A publication Critical patent/JP2006231501A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4607635B2 publication Critical patent/JP4607635B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

この発明は、工作機械のテーブル等の基準ブロックにワークパレットやワーク等の可動ブロックを固定するためのクランプ装置に関し、さらには、そのクランプ装置を利用したクランピングシステムに関する。
この種のクランプ装置には、従来では、下記の特許文献1(日本国・特許第3550010号公報)に記載されたものがある。その従来技術は、本件発明の譲受け人が提案したものであって、次のように構成されている。
環状コレットの内周面にプルロッド上部のテーパ外周面を上側から係合させ、上記コレット及びプルロッドをハウジングに対して半径方向へ移動可能に配置してある。そして、押圧バネによって上方へ付勢された上記コレットに対してプルロッドを下降させると、そのコレットが拡径してワークの係合孔に密着すると共に、上記コレットを介してワークが下降駆動される。
特許第3550010号公報
上記の従来技術の構造は、次の点で改善の余地が残されていた。
コレット内周面とプルロッドのテーパ外周面との間に、切粉などの異物が侵入しやすいので、メンテナンスに手間がかかる。
また、上記の従来装置は、ワークを固定する機能だけを備えており、そのワークを位置決めする機能を備えてない。このため、上記ワークを位置決めした後で固定するシステムを構築する場合には、専用の位置決め装置を新たに設置する必要がある。その結果、クランピングシステムは、構成が複雑になるうえ大形になる。
本発明の目的は、長期間にわたってメンテナンスフリーで使用できるクランプ装置を提供することにある。また、本発明の別の目的は、位置決め機能を備えたクランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、例えば、図1から図6B、図8Aから図11D、図12に示すように、基準ブロック(1)の支持面(1a)に可動ブロック(2)をクランプする装置を次のように構成した。
上記の基準ブロック(1)に、基準軸心(A,B)と同心状に配置された中心孔(20)と、上記の基準軸心(A,B)の周囲に配置された受止め面(25)とを設ける。上記の中心孔(20)に剛性スリーブ(21)を軸心方向へ移動可能に挿入する。その剛性スリーブ(21)を上記の中心孔(20)よりも先端方向へ突出させる。上記の剛性スリーブ(21)に、上記の中心孔(20)の位置決め面(23)に半径方向へ拘束される被位置決め面(27)と、上記の受止め面(25)に先端側から対面して軸心方向へ拘束される被受止め面(29)とを設ける。上記の剛性スリーブ(21)を進出手段(45,85)によって先端方向へ押圧する。前記の可動ブロック(2)のソケット孔(3)に挿入されるクランプ具(33)を直径方向へ拡大および縮小可能に構成する。そのクランプ具(33)を上記の剛性スリーブ(21)に先端側から楔係合させる。上記の剛性スリーブ(21)の筒孔(21a)に出力部材(48)を挿入し、その出力部材(48)を上記クランプ具(33)に連結する。駆動手段(D)が上記の出力部材(48)を基端方向へ移動させることにより、前記の進出手段(45,85)に抗して上記クランプ具(33)を基端方向かつ拡径方向へロック移動させると共に、前記の剛性スリーブ(21)の前記の被受止め面(29)を前記の受止め面(25)へ押圧する。
なお、上記発明において、剛性スリーブとは、例えばコレット等のように直径方向へ弾性変形されるスリーブとは異なり、弾性変形が極めて少ないように構成した筒状部材をいう。
また、クランプ具が直径方向へ拡大および縮小するとは、例えばコレット等のような環状クランプ具が弾性変形して半径方向へ拡縮する場合や、周方向へ間隔をあけて配置した複数のクランプ具が半径方向の外方と内方とへ拡縮移動する場合などを意味している。
前記の駆動手段としては、流体圧アクチュエータ等を利用した自動的な手段とネジ推力等を利用した手動的な手段とが考えられる。
本発明は、例えば、図2Aから図4に示すように、次のように作用する。
図2Aのリリース状態では、出力部材48がクランプ具33を先端方向(図中の上方)へ上昇させ、そのクランプ具33が縮径状態へ切り換えられている。また、剛性スリーブ21は進出手段45によって上昇位置に保持されている。
基準ブロック1に可動ブロック2を位置決めするときには、まず、上記図2Aのリリース状態で可動ブロック2を下降させてソケット孔3を上記クランプ具33に外嵌させ、その可動ブロック2を基準ブロック1に受け止める。なお、その受け止め時には、可動ブロック2を基準ブロック1に直接に受け止める場合と、その可動ブロック2を剛性スリーブ21等の別の部材を介して基準ブロック1に受け止める場合とが考えられる。
図3に示すように、出力部材48がクランプ具33を下降させると、まず、進出手段45によってほぼ上昇位置に保持された剛性スリーブ21を介してクランプ具33が拡径してソケット孔3に接当する。次いで、そのクランプ具33が剛性スリーブ21を介して進出手段45を下方へ押しながら拡径して上記ソケット孔3に密着する。
引き続いて、図4に示すように、剛性スリーブ21が進出手段45に抗して下降したときに、その剛性スリーブ21の被受止め面29が基準ブロック1の受止め面25に受け止められる。これにより、上記剛性スリーブ21は、基準ブロック1に、被位置決め面27を介して半径方向(水平方向)に拘束されると共に上記の被受止め面29を介して軸心方向(上下方向)方向にも拘束される。そして、可動ブロック2は、上記のように拘束された状態の剛性スリーブ21とソケット孔3に密着したクランプ具33とを介して基準ブロック1に水平方向に位置決めされる。
この状態で、出力部材48がクランプ具33を介して可動ブロック2を下降させ、その可動ブロック2の被支持面2aを基準ブロック1の支持面1aに強力に押圧する。
従って、本発明は次の長所を奏する。
本発明は、前述の従来構造とは逆に、剛性スリーブにクランプ具を先端側から楔係合させたので、その楔係合部分を先端側から容易に覆うことが可能になった。このため、その楔係合部分に切粉などの異物が侵入するのを防止できる。その結果、クランプ装置を長期間にわたってメンテナンスフリーで使用できる。
また、可動ブロックをクランプ具と剛性スリーブとを介して基準ブロックに位置決めした後で上記可動ブロックを基準ブロックにクランプできるので、位置決め機能付きクランプ装置を簡素かつコンパクトに構成できる。
ところで、前記ロック作動時には、可動ブロックを強力にクランプするため、剛性スリーブからクランプ具へ大きな拡径力を作用させる必要がある。これに対して、前記の位置決め面と被位置決め面とは、半径方向へ位置決めする機能だけを備えればよいので、上述の大きな拡径力を作用させる必要がない。このため、上記の位置決め面および被位置決め面は、摩耗が少なくなり、長期間にわたって高い精度を保持できる。
また、クランプ具へ大きな拡径力を発生させる上記の剛性スリーブは、基準ブロックとは別の独立部品として構成したので、摩耗した場合でも安価かつ容易に交換できる。さらには、その剛性スリーブは、独立部品であるので、材質の選択や肉厚の選定や表面処理等において設計の自由度が大きくなるので、高精度かつ高剛性に造れる。その結果、長期間にわたってメンテナンスフリーで使用できるクランプ装置を提供できる。
本発明においては、例えば図5Aに示すように、前記の基準ブロック(1)に、前記の位置決め面(23)と前記の受止め面(25)とを先端方向へ順に配置することが好ましい。
この場合、上記の位置決め面と受止め面と前記クランプ具とが先端方向へ順に配置されることになり、そのクランプ具と受止め面との距離が短くなる。このため、ワークの切削加工時等にクランプ具に作用する半径方向の力(水平力)によって上記受止め面に作用するモーメントが小さくなる。その結果、上記の受止め面に対して剛性スリーブを直立状態に維持して位置決め精度および調心精度を良好に保てるうえ、大きな負荷にも耐え得る。
また、本発明においては、例えば図9Aに示すように、前記の基準ブロック(1)に、前記の位置決め面(23)と前記の受止め面(25)とを基端方向へ順に配置してもよい。
本発明は、例えば図5A又は図8Aに示すように、次の構成を加えることが好ましい。
前記の基準ブロック(1)の位置決め面(23)と前記の剛性スリーブ(21)の被位置決め面(27)との両面の間に、軸心方向の一端へ縮径する楔空間(39)を環状に形成し、その楔空間(39)に、直径方向へ拡大および縮小される中間スリーブ(40)を挿入し、その中間スリーブ(40)を、上記の両面(23)(27)のうちの一方の面に軸心方向へ移動可能に支持すると共に他方の面にテーパ係合可能に構成し、そのテーパ係合を緊密にするように前記の進出手段(45,85)を配置した。
この場合、前記ロック作動中に、中間スリーブの外周面が位置決め面に密着すると共に、上記の中間スリーブの内周面が被位置決め面に密着するので、基準ブロックに剛性スリーブを二面拘束で保持することが可能になる。その結果、剛性スリーブの位置決め精度および調心精度がさらに向上する。
本発明は、例えば図5A又は図9Aに示すように、次の構成を加えることが好ましい。
前記の剛性スリーブ(21)から半径方向の外方へフランジ部(28)を突出させ、そのフランジ部(28)と前記の基準ブロック(1)との間に、ゴム又は合成樹脂等からなる環状弾性部材(45)を装着し、その弾性部材(45)によって前記の進出手段を構成した。
この場合、切粉等の異物が基準ブロック内へ侵入するのを確実に防止できる。また、その防止手段が前記の進出手段を兼用するので、クランプ装置は、部品点数が少なくなり、簡素かつコンパクトに構成できる。
本発明には、例えば図2Aに示すように次の構成を加えることが好ましい。
前記の剛性スリーブ(21)から半径方向の外方へフランジ部(28)を突出させ、そのフランジ部(28)に前記の可動ブロック(2)を載置した状態では、前記進出手段(45,85)が上記の可動ブロック(2)を押圧して、その可動ブロック(2)の被支持面(2a)と前記の基準ブロック(1)の支持面(1a)との間に着座隙間(E)が形成されるように構成し、上記の支持面(1a)に、着座確認用の圧力流体の検出孔(74)を開口させた。
この場合、基準ブロックから可動ブロックが離間している状態では着座隙間が形成され、基準ブロックに可動ブロックが着座している状態では上記の着座隙間を消失させることが可能になるので、上記の離間状態と着座状態とを確実に区別して検出できる。
本発明には、例えば図2Aと図5Aに示すように、次の構成を加えることが好ましい。
前記の基準ブロック(1)に、ロック確認用の圧力流体の供給口(76)を設け、その供給口(76)を、前記の受止め面(25)と被受止め面(29)との間のロック隙間(F)を介して外部空間へ連通させ、上記の被受止め面(29)が上記の受止め面(25)に押圧されたときに上記の供給口(76)と外部空間との連通状態を遮断するように構成した。
この場合、リリース状態ではロック隙間が形成され、ロック状態では上記ロック隙間を消失させることが可能なので、上記リリース状態とロック状態とを確実に区別して検出できる。
本発明には、例えば、図5A又は図6A若しくは図8Aに示すように、次の構成を加えることが好ましい。
前記の剛性スリーブ(21)から半径方向の外方へフランジ部(28)を突出させ、そのフランジ部(28)と前記の基準ブロック(1)との間に、ゴム又は合成樹脂からなる環状シール具(46)を装着し、その環状シール具(46)よりも半径方向の内方で、前記の基準ブロック(1)に前記の受止め面(25)を設けると共に前記フランジ部(28)に前記の被受止め面(29)を設けた。
この場合、受止め面および被受止め面の両面を環状シール具によって覆えるので、切粉等の異物が上記の両面に噛み込むのを確実に防止できる。
本発明においては、例えば、図5A又は図6A若しくは図8Aに示すように、前記の受止め面(25)及び前記の被受止め面(29)よりも半径方向の内方に、ゴム又は合成樹脂等の弾性部材(45)からなる前記の進出手段を配置することが好ましい。
本発明においては、例えば図11A及び図11Bに示すように、前記の位置決め面(23)と被位置決め面(27)とをほぼ全周にわたって接当可能に構成してもよい。
本発明においては、例えば図5Bに示すように、前記の位置決め面(23)と被位置決め面(27)と前記の中間スリーブ(40)の内周面(41)及び外周面(42)との互いに対面する面同士をほぼ全周にわたって接当可能に構成してもよい。
本発明においては、例えば図11Dに示すように、前記の位置決め面(23)と被位置決め面(27)との少なくとも一方に、半径方向に向かい合う一対の突出部(80)(80)と、これら突出部(80)(80)の間に形成される逃し部(81)(81)とを設けてもよい。
本発明においては、例えば図6Bに示すように、前記の位置決め面(23)と被位置決め面(27)と前記の中間スリーブ(40)の内周面(41)及び外周面(42)との少なくともいずれかに、半径方向に向かい合う一対の突出部(80)(80)と、これら突出部(80)(80)の間に形成される逃し部(81)(81)とを設けてもよい。
本発明においては、前記クランプ具(33)を環状に形成し、その環状クランプ具(33)の内周面(34)のほぼ全周を前記の剛性スリーブ(21)に楔係合させることが好ましい。
また、上記クランプ装置を利用したクランピングシステムとしては、上記各発明のいずれかに記載したクランプ装置を一つ備える場合と、特定の発明のクランプ装置だけを複数備える場合と、異なる発明のクランプ装置同士を組み合わせる場合とが考えられる。
図1から図7Bは、本発明の一実施形態を示し、本発明のクランプ装置をワークパレットのクランピングシステムに適用したものを例示してある。
図1はクランピングシステムの横断面図である。図2Aは、上記クランピングシステムの第1クランプ装置のリリース状態の立面視の断面図であって、図1又は図2Bの2A−2A線の矢視図に相当する図である。図2Bは、上記クランプ装置の平面図である。図3は、上記クランプ装置のロック開始状態を示している。図4は、上記クランプ装置のロック状態を示している。図5Aは、前記図2Aの要部の拡大図である。図5Bは、図5Aの5B−5B線の断面図である。図5Cは、図5Aの5C−5C線の断面図である。図6Aと図6Bは、前記クランピングシステムの第2クランプ装置を示している。図7Aと図7Bは、前記クランピングシステムの第3クランプ装置を示している。
この実施形態では、図1と図2Aに示すように、工作機械のテーブルTに基準ブロック1を載置し、その基準ブロック1の支持面1aに、可動ブロックとしてのワークパレット2の被支持面2aを受け止めるように構成してある。その被支持面2aには、円形のストレート孔からなるソケット孔3が複数開口される。ここでは、四つのソケット孔3を図示している。
上記の基準ブロック1は、上記テーブルTに固定したベースプレート4を備える。そのベースプレート4には、上記ソケット孔3に対応させて、位置決め機能とロック機能とを備えた第1クランプ装置11および第2クランプ装置12と、ロック機能だけを備えた二つの第3クランプ装置13・13とが設けられる。第1クランプ装置11と第2クランプ装置12とが対角線上に配置されると共に、二つの第3クランプ装置13・13も対角線上に配置されている。
上記の各クランプ装置11・12・13は、図1に示すように、後述する環状クランプ具33を楔作用によって放射状に拡径して、その環状クランプ具33の周壁のほぼ全周をソケット孔3に密着させた状態で下方へ駆動して、基準ブロック1にワークパレット2を固定する。
第1クランプ装置11は、上記クランプ具33の密着とほぼ同時に基準ブロック1に対して後述の剛性スリーブ21(図5A参照)を水平方向かつ垂直方向へ位置決めする。また、第2クランプ装置12は、剛性スリーブ21(図6A参照)を基準軸心A・B同士を結ぶ直線Lにほぼ直交する水平方向へ位置決めすると共に垂直方向へも位置決めして、前記のワークパレット2が上記の軸心Aの回りに旋回するのを阻止する。なお、第3クランプ装置13は、基準ブロック1に対して剛性スリーブ21を水平方向へ移動可能に構成してあり(図7A及び図7Bを参照)、このため、垂直位置決め機能だけを備え、水平位置決め機能を備えてない。
上記の第1クランプ装置11と第2クランプ装置12とは、後述する相違点を除いて同一の構造であって、基本的には下記の構造が共通している。
図1から図2Bに示すように、前記ベースプレート4の装着穴4aにハウジング15の下部が嵌入され、そのハウジング15のフランジ16が4本の締付けボルト17によって上記の装着穴4aの周壁に固定される。上記ハウジング15の上半部に、上下方向へ延びる中心孔20が基準軸心A(図1と図5Aを参照)と同心状に形成される。その中心孔20に剛性スリーブ21が上下方向(軸心方向)へ移動可能に挿入される。その剛性スリーブ21が中心孔20の上端よりも上方へ突出されている。
図5Aから図5Cの拡大図に示すように、上記の中心孔20の上半部にテーパ形の位置決め面23が下方へ向かうにつれて縮径するように形成される。また、中心孔20の周壁の上部から環状壁24が上方へ突出させれ、その環状壁24の上面によって受止め面25が構成される。剛性スリーブ21の中間高さ部の外周面には、上記の位置決め面23に半径方向へ拘束される被位置決め面27が設けられる。また、その被位置決め面27の上方で剛性スリーブ21からフランジ部28が半径方向の外方へ突出され、そのフランジ部28の下面に環状の被受止め面29が形成される。その被受止め面29は、上記の受止め面25に上側から対面される。さらに、剛性スリーブ21の上部には、上方へ向かうにつれて縮径するテーパ外周面30が形成される。
剛性スリーブ21のテーパ外周面30に環状のクランプ具33のテーパ内周面34が上側から楔係合される。そのクランプ具33のストレート外周面35が前記ワークパレット2のソケット孔3に挿入可能になっている。上記クランプ具33はコレット形に形成されている。即ち、クランプ具33の周壁に上下方向へ延びる一つのスリット36を形成してあり、これにより、そのクランプ具33が直径方向へ拡大および縮小可能に構成されると共に自己の弾性復元力によって縮径される。
前記テーパ形の位置決め面23とストレート形の被位置決め面27との間には、下方へ狭まる楔空間39が環状に形成され、その楔空間39に中間スリーブ40が挿入される。その中間スリーブ40の内周面が、剛性スリーブ21の被位置決め面27に上下方向へ移動可能に支持される。また、中間スリーブ40の外周面が前記の位置決め面23にテーパ係合可能になっている。ここでは、上記の中間スリーブ40の周壁に上下方向へ延びる一つのスリット43を形成してあり、これにより、その中間スリーブ40が直径方向へ拡大および縮小可能に構成されると共に自己の弾性復元力によって僅かに拡径される。
前記フランジ部28と中間スリーブ40との間に断面U字状の弾性部材(進出手段)45が配置される。その弾性部材45は、ゴム又は合成樹脂などによって構成されており、剛性スリーブ21を上方へ押圧すると共に中間スリーブ40を下方へ押圧している。さらに、前記フランジ部28の外周部とハウジング15の上面との間に、ゴム等の弾性体からなるダストシール(環状シール具)46が装着される。なお、そのダストシール46は、剛性スリーブ21を上方へ押圧することにより、進出手段の一部としても機能している。
上記の剛性スリーブ21が所定量以上に上昇することは、その剛性スリーブ21の下部に装着したストッパー47によって阻止されている。
前記ハウジング15内に出力部材48が上下移動自在に挿入される。その出力部材48は、ハウジング15の下部のシリンダ孔49に保密状に挿入したピストン50と、そのピストン50から上向きに突出されると共にロッド孔51に保密状に挿入されたピストンロッド52と、そのピストンロッド52にネジ止めした連結ロッド53と、その連結ロッド53の頭部54とピストンロッド52との間に挟み付けられたパイプ55とを備える。剛性スリーブ21の筒孔21aに上記パイプ55が挿入される。そのパイプ55の上フランジ56と上記頭部54との間に、前記クランプ具33の上フランジ57が半径方向へ摺動可能に嵌合されている。また、そのクランプ具33の上半部がカバー筒58によって覆われている。
図2Aに示すように、上記ハウジング15内には、駆動手段Dを構成するロック手段61およびリリース手段62が設けられる。そのロック手段61は、上記ピストン50と、そのピストン50の上側に形成したロック室63とによって構成される。そのロック室63がロック用の圧油給排口64へ連通される。また、上記リリース手段62は、上記ピストン50と、そのピストン50の下側に形成したリリース室66とによって構成される。そのリリース室56にリリース用の圧油給排口67が連通される。
なお、ロック用給排路69の縦路には絞りピン70が嵌合され、その嵌合隙間によって絞り路を構成している。
上記ハウジング15の上面には周方向へ間隔をあけて複数のボス72が上方へ突出され、そのボス72の上面が基準ブロック1の支持面1aを構成している。
また、第1クランプ装置11には着座確認手段が設けられる。即ち、前記の支持面1aに検出孔74を開口し、その検出孔74に検出用の圧縮空気を供給する。そして、前記ワークパレット2の被支持面2aが上記の支持面1aに接当して着座隙間Eが消失すると、上記の検出孔74内の圧力が上昇する。その圧力上昇を圧力スイッチ等で検出することによって、ワークパレット2がハウジング15に着座したことを確認できる。
さらに、図2A及び図5Aに示すように、ロック確認手段が設けられる。即ち、ロック確認用のエアー供給口76が、ハウジング15内の横路77と、中間スリーブ40のスリット43と、弾性部材45の外周面と環状壁24の内周面との間の隙間と、受止め面25と被受止め面29との間のロック隙間Fと、剛性スリーブ21の横路78と、その剛性スリーブ21の筒孔21aとパイプ55の外周面との間の隙間と、クランプ具33のスリット36とを順に通って、外部空間へ連通される。そして、受止め面25に被受止め面29が接当して上記の連通を遮断すると、エアー供給口76の圧力が上昇する。その圧力上昇を圧力スイッチ等で検出することによって、クランプ具33及び剛性スリーブ21が下降してロック状態であることを確認するのである。
上記の各クランプ装置11・12・13の環状クランプ具33の周壁のほぼ全周が、剛性スリーブ21のテーパ外周面30によって半径方向の外方へ拡径されるようになっている(図1を参照)。
また、第1クランプ装置11の位置決め機構11aは、図5A及び図5Bに示すように、前記の中間スリーブ40の外周面42のほぼ全体を位置決め面23に密着可能に構成すると共に、中間スリーブ40の内周面41のほぼ全体を被位置決め面27に密着可能に構成し、これにより、水平方向の嵌合隙間を無くすように機能する。
前記の第2クランプ装置12の位置決め機構12aは、前記の第1クランプ装置11の位置決め機構11aとは次の構造が異なる。
図6A及び図6Bに示すように、剛性スリーブ21の外周の被位置決め面27に半径方向に対面する一対の突出部80・80を設け、これら突出部80・80の間に逃し溝81・81を形成してある。これにより、剛性スリーブ21は、上記突出部80・80の対面方向に嵌合隙間を無くすように機能し、一方、その対面方向に対して直交する半径方向へ剛性スリーブ21が移動することが許容される。なお、図6Aと図6B中の参照数字82・83は、それぞれ、回り止めピンである。
前記の第3クランプ装置13は、図7Aと図7Bに示すように、上記の第1クランプ装置11とは次の構造が異なる。
前記の中心孔20と剛性スリーブ21の外周面との間に、その剛性スリーブ21が半径方向へ移動するのを許容する環状隙間Gが設けられる。これにより、前記ソケット孔3の軸心と中心孔20の軸心との心ズレを吸収できる。
上記の各クランプ装置11・12・13は、ほぼ同様に、次のように作動する。
上記の図2Aと図5Aのリリース状態では、ロック室63の圧油を排出すると共にリリース室66へ圧油を供給している。これにより、ピストン50が連結ロッド53を介して環状クランプ具33を上昇させ、そのクランプ具33が縮径状態へ切り換えられている。剛性スリーブ21は、進出手段としての弾性部材45によって進出ストロークだけ上昇して、上記クランプ具33に軽くテーパ係合するか又は上記クランプ具33に僅かな隙間をあけて対面している。
基準ブロック1にワークパレット2を位置決めするときには、まず、図1と図2Aに示すように、上記リリース状態でワークパレット2を下降させてソケット孔3を上記クランプ具33に外嵌させ,そのワークパレット2を剛性スリーブ21のフランジ部28によって受け止める。この状態では、支持面1aと被支持面2aとの間には前記の着座隙間Eが形成されている。また、図5Aに示すように、受止め面25と被受止め面29との間には前記ロック隙間Fが形成されている。なお、ピストンロッド52の上端面と剛性スリーブ21の下端面との間には微小な接当隙間Nが形成されている。
次いで、前記リリース室66の圧油を排出すると共に前記ロック室63へ圧油を供給する。すると、図3に示すように、ピストン50が連結ロッド53を介してクランプ具33を下降させ、そのクランプ具33の前記テーパ内周面34が剛性スリーブ21のテーパ外周面30に楔係合していく。
これにより、前記の弾性部材45の付勢力によってほぼ上昇位置に保持された剛性スリーブ21を介してクランプ具33が拡径して前記のソケット孔3に接当する。次いで、そのクランプ具33が、剛性スリーブ21を介して弾性部材45を下方へ圧縮しながら拡径して上記ソケット孔3に密着する。これとほぼ同時に、剛性スリーブ21が弾性部材45を介して前記の中間スリーブ40を下方へ押圧し、その中間スリーブ40の外周面42が位置決め面23にテーパ係合で密着すると共に中間スリーブ40の内周面41が被位置決め面27に密着する。このため、ワークパレット2は、クランプ具33と剛性スリーブ21と中間スリーブ40とを介して基準ブロック1に水平方向に位置決めされる。
引き続いて、図4に示すように、剛性スリーブ21が弾性部材45をほぼ全圧縮して前記の進出ストロークに相当する下降ストロークMだけ下降したときに、その剛性スリーブ21の被受止め面29がハウジング15の受止め面25に受け止められる。すると、その剛性スリーブ21のテーパ外周面30にクランプ具33のテーパ内周面34が強力に楔係合して拡径し、そのクランプ具33のストレート外周面35が前記ソケット孔3に強力に密着する。これにより、連結ロッド53が上記の強力に密着したクランプ具33を介して前記ワークパレット2の被支持面2aを前記の基準ブロック1の支持面1aに強力に押圧する。
上述したように、剛性スリーブ21は、被受止め面29が受止め面25に受け止められて上下方向に拘束されたときには、位置決め面23と被位置決め面27とを介して水平方向に既に拘束されている。このため、剛性スリーブ21は、二面拘束状態となり、位置決め精度が高い。
上記ロック状態では、被受止め面29が受止め面25に接当することにより、ロック確認用エアー供給口76の圧力が上昇し、その圧力上昇を検出することにより、ロック状態であることを確認できる。また、被支持面2aが支持面1aに接当することにより、検出孔74の圧力が上昇し、その圧力上昇を検出することにより、ワークパレット2が着座していることを確認できる。
なお、上記ロック状態では、ピストン50の上側にクランプストロークRが形成され、パイプ55の上フランジ56と剛性スリーブ21の上端面との間には余裕ストロークSが形成されている。
なお、上記ロック移動の開始時に上記の支持面1aと上記の被支持面2aとがほぼ完全に接当するようにしてもよい。この場合、そのロック移動時にクランプ具33が次のように作動する。
上記クランプ具33は、上記ソケット孔3に密着した後、そのソケット孔3に対して摺動しながら下降していく。そして、前述したように、前記の剛性スリーブ21が弾性部材45をほぼ全圧縮したときに、クランプ具33がソケット孔3に強力に密着して、そのクランプ具33が上記ワークパレット2を上記の基準ブロック1へ強力に押圧する。
上記の第1クランプ装置11と第2クランプ装置12の作動と同時に、ロック機能だけを備えた前記二つの第3クランプ装置13・13が上記クランプ具33を介して上記ワークパレット2を前記の基準ブロック1に強力に固定するのである。
上記ロック状態から前記リリース状態へ切り換えるときには、前述したように前記ロック室63の圧油を排出すると共に前記リリース室66へ圧油を供給すればよい。これにより、ピストン50が連結ロッド53及びパイプ55を介してクランプ具33を上昇させて、そのクランプ具33が自己の弾性復元力によって縮径するので、前記ロック状態が解除される。
なお、上記リリース駆動時には、図5Aに示す前記の接当隙間Nを無くして、ピストンロッド52が剛性スリーブ21を強制的に押し上げるようにしてもよい。
図8Aから図12は、本発明についての複数の変形例と別の実施形態を示している。
これらの変更態様においては、上記の実施形態の構成部材と同じ部材または類似する部材には原則として同一の符号を付けてあり、上述した実施形態とは異なる構成について説明する。
図8Aと図8Bは、前記の第1クランプ装置11の第1変形例を示している。その図8Aは、前記の図5Aに類似する図である。図8Bは、図8Aの8B−8B線の断面図である。
この場合、ハウジング15の位置決め面23を上下方向へ延びるストレート面によって構成し、剛性スリーブ21の被位置決め面27を上方へ拡径するテーパ面によって構成してある。これにより、上記の位置決め面23と被位置決め面27との間には、上方へ狭まる楔空間39が環状に形成される。その楔空間39に挿入された中間スリーブ40の外周面42が上記の位置決め面23に上下移動可能に支持される。また、そのの中間スリーブ40の内周面41が上記の被位置決め面27にテーパ係合される。そのテーパ係合を緊密にする弾性部材45が、位置決め面23の下方壁と中間スリーブ40との間に装着されいる。そして、その弾性部材45が、中間スリーブ40を介して剛性スリーブ21を上方へ付勢している。
図9A,図9B,図9Cは、それぞれ、前記の第1クランプ装置11の第2変形例,第3変形例,第4変形例を示し、図5Aに類似する部分図である。
図9Aの第2変形例は、図5Aの実施形態を次のように変更したものである。
位置決め面23の下方に受止め面25が形成され、被受止め面29が被位置決め面27の下方に設けられる。また、中間スリーブ40のテーパ係合を緊密にする弾性部材45は、図5A中のダストシール46を兼用している。そして、弾性部材45は、剛性スリーブ21のフランジ部28と中間スリーブ40との間に装着されて、その剛性スリーブ21を上方へ付勢している。
図9Bの第3変形例は、図9Aの変形例を次のように変更したものである。
ハウジング15の位置決め面23を上下方向へ延びるストレート面によって構成し、剛性スリーブ21の被位置決め面27を下方へ拡径するテーパ面によって構成してある。これにより、上記の位置決め面23と被位置決め面27との間には、下方へ狭まる楔空間39が環状に形成される。その楔空間39に挿入された中間スリーブ40の外周面42が上記の位置決め面23に上下移動可能に支持される。また、そのの中間スリーブ40の内周面41が上記の被位置決め面27にテーパ係合される。
図9Cの第3変形例は、前記第1変形例の図8Aを次のように変更したものである。即ち、進出手段としての複数枚の皿バネ85が中間スリーブ40を介して剛性スリーブ21を上方へ付勢している。また、フランジ部28と中間スリーブ40との間に装着された弾性部材45が、進出手段の少なくとも一部を構成している。
図10Aから図10Fは、それぞれ、前記の第2クランプ装置12に設けた位置決め機構12aの変形例を示し、前記の図6Bに類似する図である。
図10Aの変形例では、中心孔20から内方へ突出させた一対の突出部80・80の内面に円弧状の位置決め面23・23を形成し、隣り合う突出部80・80の間に逃し部81・81を設けてある。
図10Bの変形例では、中間スリーブ40から外方へ突出させた一対の突出部80・80の間に逃し部81・81を設けてある。
図10Cの変形例では、中間スリーブ40から内方へ突出させた一対の突出部80・80の間に逃し部81・81を設けてある。
図10Dの変形例では、剛性スリーブ21から外方へ突出させた一対の突出部80・80の間に逃し部81・81を設けてある。
図10Eの変形例では、図10Aの各突出部80の内面を平面視でストレート面によって構成してある。
図10Fの変形例では、図10Cの各突出部80の内面を平面視でストレート面によって構成してある。
図11Aは、前記の第1クランプ装置11の第5変形例を示し、前記の図5Aに類似する部分図である。図11Bは、上記の図11Aの11B−11B線の断面図である。
この場合、前記の中心孔20の円形状の位置決め面23に剛性スリーブ21の円形状の被位置決め面27が精密に嵌合される。
図11Cは、前記の第1クランプ装置11の第6変形例を示し、前記の図5Aに類似する部分図である。この第6変形例では、弾性部材45が図11A中のダストシール46を兼用している。また、受止め面25は、ハウジング15の平坦な上面によって構成されている。
図11Dから図11Fは、それぞれ、前記の第2クランプ装置12に設けた位置決め機構12aの別の変形例を示し、前記の図6Bに類似する図である。
図11Dの変形例では、中心孔20から内方へ突出させた一対の突出部80・80の内面に円弧状の位置決め面23・23を形成し、隣り合う突出部80・80の間に逃し部81・81を設けてある。
図11Eの変形例では、剛性スリーブ21から外方へ突出させた一対の突出部80・80の間に逃し部81・81を設けてある。
図11Fの変形例では、図11Dの各突出部80の内面を平面視でストレート面によって構成してある。
図12は、本発明の別の実施形態の第1クランプ装置11を示し、前記の図2Aに類似する図である。
この場合、前記の駆動手段Dを人力式に構成してある。
より詳しくいえば、前記の連結ロッド53の下部が、前記ベースプレート4のネジ孔88に螺合される。そして、ロック駆動時には、連結ロッド53の頭部54の入力穴89に六角レンチ90を挿入して連結ロッド53を平面視で時計回りの方向へ回転させる。すると、その頭部54が前記クランプ具33を拡径させながら下降させるのである。
なお、上記ベースプレート4とハウジング15は、例示したように別体に構成することに代えて、一体に形成することも可能である。
上記の各実施形態や変形例は次のように変更可能である。
クランプ具33の外面は、上下方向にストレートに形成することに代えて、鋸刃状または凹凸状に形成してもよい。
クランプ具33や中間スリーブ40は、各周壁に一つのスリット36・43を設けたものに代えて、各周壁の上面と下面に交互に開口する複数の貫通溝を周方向へ複数設けたものであってよい。また、上記クランプ具33や中間スリーブ40を、周方向へ並べた複数の分割体によって構成することも可能である。
なお、上記クランプ具33は、上述した構造に限定されるものではなく、公知の各種構造を採用できることは勿論である。
上記の位置決め面23や中間スリーブ40や剛性スリーブ21においては、例示したテーパ面に代えて、周方向へ所定の間隔をあけて配置した複数の傾斜形の楔面を設けてもよい。この場合、その位置決め面23や中間スリーブ40の外面又は内面や剛性スリーブ21の外面に、周方向へ所定の間隔をあけて複数の傾斜溝を配置して、その傾斜溝の底壁によって上記の楔面を構成してもよい。
前記の進出手段は、例示したゴム等の弾性部材45や皿バネ85等のバネに代えて、又は、これに加えて、圧縮空気や圧油等の圧力流体とピストンとの組み合わせを利用してもよい。
上記の各クランプ装置11・12・13にクリーニング手段を設けて、前記の支持面1aと被支持面2aとの接当部や、前記のソケット孔3とクランプ具33との嵌合部や、位置決面孔23と中間スリーブ40と被位置決面孔27との各嵌合面などを圧縮空気等の圧力流体によってクリーニングすることが好ましい。
クランピングシステムにおいては、ロック機能だけを備えた前記の第3クランプ装置13は、例示した二つに代えて、一つだけ設置してもよく、又は三つ以上設置してもよい。その第3クランプ装置13は例示の構造に限定されるものではなく、別の種類のクランプであってもよい。
各クランプ装置11・12・13の駆動形式は、例示した油圧複動式に代えて、バネロックかつ油圧リリース式、又は、油圧ロックかつバネリリース式であってもよい。
ロック又はリリースに使用する圧力流体は、例示の圧油に代えて、圧縮空気等のガスであってもよい。また、クリーニング用の圧力流体は、例示の圧縮空気に代えて、窒素等のガスや液体であってもよい。
前記のロック駆動時におけるクランプの引き下げ力を十分に大きい値に設定した場合には、上記の第3クランプ装置13を省略可能である。
また、このクランピングシステムにおいては、前記の第1クランプ装置11を複数設置すると共に前記の第2クランプ装置12を複数設置してもよい。さらには、上記の第1クランプ装置11と第2クランプ装置12の両者のうちのいずれか一方だけを複数設置してもよい。
上記の複数のクランプ装置を並べて設置する方向としては、円周方向や直線方向などが考えられる。
前記の支持面1aは、前記ハウジング15のボス72の上面に設けることに代えて、前記ベースプレート4に設けてもよい。
また、上記ハウジング15と前記ベースプレート4とは、別体に形成することに代えて、一体に形成してもよい。
前記の基準ブロックと可動ブロックとの組み合わせは、例示したベースプレート4とワークパレット2の組み合わせに代えて、工作機械のテーブルとワークパレットの組み合わせ、ワークパレットと治具ベースの組み合わせ、治具ベースとワークピースの組み合わせ、溶接治具等の作業用治具とワークピース等の作業物の組み合わせであってもよい。また、本発明は、レーザー加工機や放電加工機などの各種の加工機械のワークピース・ツール等の位置決めにも適用可能である。
なお、本発明のクランプ装置は、複数セットで使用することに代えて、1セットだけで使用できることは勿論である。
図1は、本発明を利用したクランピングシステムの原理を示す模式図であって、そのクランピングシステムの横断面図である。 図2Aは、上記クランピングシステムの第1クランプ装置のリリース状態の立面視の断面図であって、図1又は図2Bの2A−2A線の矢視図に相当する図である。 図2Bは、上記クランプ装置の平面図である。 図3は、上記クランプ装置のロック開始状態を示し、前記の図2Aに類似する図である。 図4は、上記クランプ装置のロック状態を示し、同上の図2Aに類似する図である。 図5Aは、前記図2Aの要部の拡大図である。 図5Bは、図5Aの5B−5B線の断面図である。 図5Cは、図5Aの5C−5C線の断面図である。 図6Aと図6Bは、前記クランピングシステムの第2クランプ装置を示している。 図6Aは、前記の図5Aに類似する図である。 図6Bは、図6Aの6B−6B線の断面図である。 図7Aと図7Bは、前記クランピングシステムの第3クランプ装置を示している。 図7Aは、前記の図5Aに類似する部分図である。 図7Bは、図7Aの7B−7B線の断面図である。 図8Aと図8Bは、前記の第1クランプ装置の第1変形例を示している。 図8Aは、前記の図5Aに類似する図である。 図8Bは、図8Aの8B−8B線の断面図である。 図9A,図9B,図9Cは、それぞれ、前記の第1クランプ装置の第2変形例,第3変形例,第4変形例を示し、前記の図5Aに類似する部分図である。 図10Aから図10Fは、それぞれ、前記の第2クランプ装置に設けた位置決め機構の変形例を示し、前記の図6Bに類似する図である。 図11Aは、前記の第1クランプ装置の第5変形例を示し、前記の図5Aに類似する部分図である。 図11Bは、上記の図11Aの11B−11B線の断面図である。 図11Cは、前記の第1クランプ装置の第6変形例を示し、前記の図5Aに類似する部分図である。 図11Dから図11Fは、それぞれ、前記の第2クランプ装置に設けた位置決め機構の別の変形例を示し、前記の図6Bに類似する図である。 図12は、前記の第1クランプ装置の別の実施形態を示し、前記の図2Aに類似する図である。
符号の説明
1:基準ブロック,1a:支持面,2:可動ブロック(ワークパレット),2a:被支持面,3:ソケット孔,20:中心孔,21:剛性スリーブ,21a:筒孔,23:位置決め面,25:受止め面,27:被位置決め面,28:フランジ部,29:被受止め面,33:クランプ具,34:内周面,39:楔空間,40:中間スリーブ,41:内周面,42:外周面,45:弾性部材(進出手段),46:ダストシール(環状シール具),74:検出孔,76:供給口,80:突出部,81:逃し部,85:皿バネ(進出手段),A,B基準軸心,D:駆動手段,E:着座隙間,F:ロック隙間,G:環状隙間,

Claims (17)

  1. 基準ブロック(1)の支持面(1a)に可動ブロック(2)をクランプする装置であって、
    上記の基準ブロック(1)に、基準軸心(A,B)と同心状に配置された中心孔(20)と、上記の基準軸心(A,B)の周囲に配置された受止め面(25)とを設け、
    上記の中心孔(20)に剛性スリーブ(21)を軸心方向へ移動可能に挿入し、その剛性スリーブ(21)を上記の中心孔(20)よりも先端方向へ突出させ、
    上記の剛性スリーブ(21)に、上記の中心孔(20)の位置決め面(23)に半径方向へ拘束される被位置決め面(27)と、上記の受止め面(25)に先端側から対面して軸心方向へ拘束される被受止め面(29)とを設け、上記の剛性スリーブ(21)を進出手段(45,85)によって先端方向へ押圧し、
    前記の可動ブロック(2)のソケット孔(3)に挿入されるクランプ具(33)を直径方向へ拡大および縮小可能に構成し、そのクランプ具(33)を上記の剛性スリーブ(21)に先端側から楔係合させ、
    上記の剛性スリーブ(21)の筒孔(21a)に出力部材(48)を挿入し、その出力部材(48)を上記クランプ具(33)に連結し、
    駆動手段(D)が上記の出力部材(48)を基端方向へ移動させることにより、前記の進出手段(45,85)に抗して上記クランプ具(33)を基端方向かつ拡径方向へロック移動させると共に、前記の剛性スリーブ(21)の前記の被受止め面(29)を前記の受止め面(25)へ押圧する、ことを特徴とするクランプ装置。
  2. 請求項1のクランプ装置において、
    前記の基準ブロック(1)に、前記の位置決め面(23)と前記の受止め面(25)とを先端方向へ順に配置した、ことを特徴とするクランプ装置。
  3. 請求項1のクランプ装置において、
    前記の基準ブロック(1)に、前記の位置決め面(23)と前記の受止め面(25)とを基端方向へ順に配置した、ことを特徴とするクランプ装置。
  4. 請求項1のクランプ装置において、
    前記の基準ブロック(1)の位置決め面(23)と前記の剛性スリーブ(21)の被位置決め面(27)との両面の間に、軸心方向の一端へ縮径する楔空間(39)を環状に形成し、その楔空間(39)に、直径方向へ拡大および縮小される中間スリーブ(40)を挿入し、その中間スリーブ(40)を、上記の両面(23)(27)のうちの一方の面に軸心方向へ移動可能に支持すると共に他方の面にテーパ係合可能に構成し、そのテーパ係合を緊密にするように前記の進出手段(45,85)を配置した、ことを特徴とするクランプ装置。
  5. 請求項1のクランプ装置において、
    前記の剛性スリーブ(21)から半径方向の外方へフランジ部(28)を突出させ、そのフランジ部(28)と前記の基準ブロック(1)との間に、ゴム又は合成樹脂等からなる環状弾性部材(45)を装着し、その弾性部材(45)によって前記の進出手段を構成した、ことを特徴とするクランプ装置。
  6. 請求項1のクランプ装置において、
    前記の剛性スリーブ(21)から半径方向の外方へフランジ部(28)を突出させ、そのフランジ部(28)に前記の可動ブロック(2)を載置した状態では、前記進出手段(45,85)が上記の可動ブロック(2)を押圧して、その可動ブロック(2)の被支持面(2a)と前記の基準ブロック(1)の支持面(1a)との間に着座隙間(E)が形成されるように構成し、
    上記の支持面(1a)に、着座確認用の圧力流体の検出孔(74)を開口させた、ことを特徴とするクランプ装置。
  7. 請求項1のクランプ装置において、
    前記の基準ブロック(1)に、ロック確認用の圧力流体の供給口(76)を設け、その供給口(76)を、前記の受止め面(25)と被受止め面(29)との間のロック隙間(F)を介して外部空間へ連通させ、
    上記の被受止め面(29)が上記の受止め面(25)に押圧されたときに上記の供給口(76)と外部空間との連通状態を遮断するように構成した、ことを特徴とするクランプ装置。
  8. 請求項2のクランプ装置において、
    前記の剛性スリーブ(21)から半径方向の外方へフランジ部(28)を突出させ、そのフランジ部(28)と前記の基準ブロック(1)との間に、ゴム又は合成樹脂からなる環状シール具(46)を装着し、その環状シール具(46)よりも半径方向の内方で、前記の基準ブロック(1)に前記の受止め面(25)を設けると共に前記フランジ部(28)に前記の被受止め面(29)を設けた、ことを特徴とするクランプ装置。
  9. 請求項8のクランプ装置において、
    前記の受止め面(25)及び前記の被受止め面(29)よりも半径方向の内方に、ゴム又は合成樹脂等の弾性部材(45)からなる前記の進出手段を配置した、ことを特徴とするクランプ装置。
  10. 請求項1のクランプ装置において、
    前記の位置決め面(23)と被位置決め面(27)とをほぼ全周にわたって接当可能に構成した、ことを特徴とするクランプ装置。
  11. 請求項4のクランプ装置において、
    前記の位置決め面(23)と被位置決め面(27)と前記の中間スリーブ(40)の内周面(41)及び外周面(42)との互いに対面する面同士をほぼ全周にわたって接当可能に構成した、ことを特徴とするクランプ装置。
  12. 請求項1のクランプ装置において、
    前記の位置決め面(23)と被位置決め面(27)との少なくとも一方に、半径方向に向かい合う一対の突出部(80)(80)と、これら突出部(80)(80)の間に形成される逃し部(81)(81)とを設けた、ことを特徴とするクランプ装置。
  13. 請求項4のクランプ装置において、
    前記の位置決め面(23)と被位置決め面(27)と前記の中間スリーブ(40)の内周面(41)及び外周面(42)との少なくともいずれかに、半径方向に向かい合う一対の突出部(80)(80)と、これら突出部(80)(80)の間に形成される逃し部(81)(81)とを設けた、ことを特徴とするクランプ装置。
  14. 請求項1から13のいずれかのクランプ装置において、
    前記クランプ具(33)を環状に形成し、その環状クランプ具(33)の内周面(34)のほぼ全周を前記の剛性スリーブ(21)に楔係合させた、ことを特徴とするクランプ装置。
  15. 請求項1から13のいずれかに記載したクランプ装置を少なくとも一つ備える、ことを特徴とするクランピングシステム。
  16. 請求項10又は11のクランプ装置を一つ備えると共に、請求項12又は13のクランプ装置を一つ備える、ことを特徴とするクランピングシステム。
  17. 請求項項12又は13のクランプ装置を少なくとも二つ備える、ことを特徴とするクランピングシステム。
JP2005087059A 2005-02-23 2005-02-23 クランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステム Expired - Fee Related JP4607635B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005087059A JP4607635B2 (ja) 2005-02-23 2005-02-23 クランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005087059A JP4607635B2 (ja) 2005-02-23 2005-02-23 クランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006231501A JP2006231501A (ja) 2006-09-07
JP4607635B2 true JP4607635B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=37039703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005087059A Expired - Fee Related JP4607635B2 (ja) 2005-02-23 2005-02-23 クランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4607635B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100563920C (zh) * 2005-11-28 2009-12-02 克斯美库股份有限公司 夹紧装置和使用该夹紧装置的夹紧系统
JP5996306B2 (ja) * 2012-07-04 2016-09-21 パスカルエンジニアリング株式会社 物体位置決め固定装置
JP6018942B2 (ja) * 2013-02-04 2016-11-02 株式会社コスメック クランプ装置及びそのクランプ装置を利用したクランピングシステム
CN104942630A (zh) * 2015-06-09 2015-09-30 安庆联控机电科技发展有限公司 一种铰珩机的刀杆锁紧装置
JP6683472B2 (ja) * 2015-11-30 2020-04-22 株式会社コスメック クランプ装置
CN107791057B (zh) * 2017-11-29 2024-05-17 大连诺酉工程技术有限公司 立式复合加工中心专用工装夹具
JP7655117B2 (ja) 2021-07-06 2025-04-02 積水ハウス株式会社 クランプ装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2931136B2 (ja) * 1991-07-02 1999-08-09 古河電気工業株式会社 穴拡げ加工性に優れたドローレスフィン用アルミニウム合金薄板の製造方法
JP3550010B2 (ja) * 1997-12-24 2004-08-04 株式会社コスメック クランプ装置
JP4260488B2 (ja) * 2003-01-07 2009-04-30 株式会社コスメック 調心駆動機構およびその機構を備えた位置決め装置
DE602004026034D1 (de) * 2003-01-29 2010-04-29 Kosmek Ltd Klemmvorrichtung und klemmsystem damit

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006231501A (ja) 2006-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4896889B2 (ja) クランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステム
US7168695B2 (en) Positioning device
US7303186B2 (en) Aligning drive mechanism and positioning apparatus having this mechanism
EP1598144B1 (en) Clamping device and clamping system using the same
EP1302278A1 (en) Clamping apparatus
KR100928610B1 (ko) 자동 위치결정 장치
EP1649973B1 (en) Clamp device
JP4554522B2 (ja) 位置決め装置及びそれを備えるクランピングシステム
JP4954899B2 (ja) 位置決め装置および位置決めシステム
JP2005040922A (ja) クランプ装置
JP4554521B2 (ja) 位置決め装置及びそれを備えるクランピングシステム
JP4607635B2 (ja) クランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステム
JPWO2005032760A1 (ja) 位置決めシステム
JP2003181730A (ja) クランプ装置
JP2005066748A (ja) クランプ装置及びクランピングシステム
JP4188610B2 (ja) 位置決め装置
JP2003311572A (ja) 自動位置決め装置
JP6886653B2 (ja) 仮ロック機能付きクランプ装置
CN100460146C (zh) 定位装置
JP2012016809A (ja) 動作異常の検出機構およびその検出機構を設けたクランプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080128

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4607635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees