JP2004201585A - 梅干しの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】梅の実を塩漬けした後、土用干しした梅干しの製造方法において、塩漬けを梅の実1と、塩2と、表面を洗浄した木炭3を容器5に入れて塩漬けする梅干しの製造方法。木炭を布袋等に詰めた木炭入り袋として使用することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、梅干しの製造において、梅の実を塩漬けする際に木炭を利用する梅干しの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
梅干しは、古くから食用や薬用として広く利用されている保存性に優れたつけ物で、ある。梅干しは、強力な殺菌作用があるだけでなく、強い酸味のクエン酸はエネルギー代謝をスムーズにする働きがあり、このほか整腸作用、食欲増進の効果があり、合理的な保存食でもある。
【0003】
梅干しの作り方は、水洗いした梅の実を塩漬けした後、土用干しするのが一般的である。すなわち、梅干しの製造方法に熟した梅の実を、梅の重さの約2割の塩を用意し、容器の底にひろげて載せ、さらに塩と梅を交互に層状に入れ、押し蓋をし重石をして塩漬けする。数日すると梅酢が上がってくる。そのまま2週間程度おいた後、梅の実をすのこの上に取り出して並べ、三日三晩天日と夜露にさらして土用干しを行う。梅干しは、何年でも変味することなく蓄えることができ、すぐれた保存食となる。
【0004】
梅干し作り方、あるいは低塩の梅干しを製造する方法については、特許文献1に記載されている。この特許文献1記載の梅干しの製造方法は、干し上がった塩分濃度の高い高塩梅干しを木炭入りの水につけ、しみ出した塩分を木炭に吸着させて塩抜きして低塩梅干しにした後に取り出すものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−4873号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の一般的な作り方で製造された梅干しは、それ自体優れた保存食品であるが、塩のみを用いた塩漬けであるため、保存が長期に及ぶと梅干しの味が変質する場合がある。
【0007】
また、特許文献1記載の土用干しした高塩梅干しを低塩梅干しにすると、脱塩により塩分が少なくなるために従来の梅干しが有する独特の風味が失われる場合がある。
【0008】
そこで、本発明は、手間とか時間を掛けることなくまろやかな味を有する梅干しの製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の梅干しの製造方法は、梅の実を塩漬けした後、土用干しし、土用干しした梅干しの製造方法において、前記塩漬けを梅の実と、塩と、表面を洗浄した木炭を容器に入れて塩漬けすることを特徴とする。木炭は布袋等に詰めた木炭入り容器にして使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明において、塩漬けの際に梅干しと共に容器に収納する木炭には次の作用がある。木炭は、脱臭、調湿、水質改善、殺菌の作用がある。また、木炭は遠赤外線、マイナスイオンを発生する。マイナスイオンは健康を害する活性酸素を退治することができるため、健康に良いといわれる。本発明は、梅干しの塩漬けの際に、木炭を利用すことにより、まろやかな味を有する梅が得られ、これは、木炭から発するマイナスイオンが梅干しに吸収され、殺菌作用、吸着作用、脱臭作用などにより得られるものと考えられる。
【0011】
使用する木炭は特に限定されるものはでないが、特にウバメガシやカシ等で作ったった備長炭が適している。また、木炭は、容器に入る大きさのものを洗浄してきれいにしてそのまま使用してもよいが、木炭を砕いて小片、あるいは紛状したものを液体を通す布状の袋に詰めて使用してもよい。
【0012】
【実施例】
本発明の梅干しの製造方法について説明する。製造工程は、塩漬けの工程を除いて一般的な梅干しの製造方法を利用する。まず、熟した梅は、後述する木炭の殺菌作用、吸着作用により水洗いすることなくそのまま使用しても問題はない。
【0013】
一方、梅の重さの約2割の塩を用意する。また、木炭として、備長炭等を砕いて木炭片にした後、よく洗浄して表面をきれいにした後、布製の袋等に詰めて封をする。木炭入り袋の大きさは、容器の大きさ、梅干しの量に応じて適宜の大きさにする。
【0014】
次いで、塩を容器の底にひろげ、塩と梅を交互に層状に入れる。その際に、木炭入り袋を適宜配置する。容器に塩と木炭を入れ終わると、押し蓋をして重石をして塩漬けする。
図1は梅干しを容器内に木炭と共に収納して塩漬けした状態を示す概略図である。
【0015】
梅干し1および塩2と、木炭3を袋詰めした木炭入り袋4とを容器5内に入れて押し蓋6と重石7をして塩漬けする。梅干し1と木炭いり袋4とは均一になるように混合して配置させる。
【0016】
その後、数日で梅酢が上がってくるが、そのまま2週間程度おいておく。この間に、木炭からマイナスイオンが発生して梅干しに吸収され、また脱臭作用、殺菌作用、吸着作用により梅酢が清浄に保たれる。
【0017】
その後、梅の実をすのこの上に取り出して並べ、三日三晩天日と夜露にさらして土用干しを行う。
【0018】
木炭と共に収納された梅干しは、回りの備長炭が発するマイナスイオンや吸着作用、脱臭作用などにより、木炭を使用しないで塩漬けする梅干しに比べて、短い期間でまろやかな味の梅干しを得ることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、梅干しを木炭と共に容器に収納して塩漬けするので、木炭のマイナスイオン発生、吸着、殺菌などの作用により長い時間を掛けることなくまろやかな味の梅干しを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】梅干しを容器内に木炭と共に収納して塩漬けした状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1:梅干し
2:塩
3:木炭
4:木炭入り袋
5:容器
6:押し蓋
7:重石
Claims (2)
- 梅の実を塩漬けした後、土用干しした梅干しの製造方法において、前記塩漬けを梅の実と、塩と、表面を洗浄した木炭とを容器に入れて塩漬けすることを特徴とする梅干しの製造方法。
- 木炭が布袋等に詰めた木炭入り容器であることを特徴とする請求項1記載の梅干しの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002374950A JP2004201585A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 梅干しの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002374950A JP2004201585A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 梅干しの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004201585A true JP2004201585A (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=32812824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002374950A Pending JP2004201585A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 梅干しの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004201585A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012179048A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-09-20 | Kazuo Fukumoto | 梅の加工方法とその加工方法で加工された梅の加工品 |
-
2002
- 2002-12-25 JP JP2002374950A patent/JP2004201585A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012179048A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-09-20 | Kazuo Fukumoto | 梅の加工方法とその加工方法で加工された梅の加工品 |
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