JP2004197377A - 車両のドア開閉装置 - Google Patents
車両のドア開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004197377A JP2004197377A JP2002365795A JP2002365795A JP2004197377A JP 2004197377 A JP2004197377 A JP 2004197377A JP 2002365795 A JP2002365795 A JP 2002365795A JP 2002365795 A JP2002365795 A JP 2002365795A JP 2004197377 A JP2004197377 A JP 2004197377A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- rotation
- door
- door lock
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B83/00—Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
- E05B83/36—Locks for passenger or like doors
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B17/00—Accessories in connection with locks
- E05B17/04—Devices for coupling the turning cylinder of a single or a double cylinder lock with the bolt operating member
- E05B17/041—Coupling device with a shaft projecting axially rearwardly from the cylinder, e.g. affording a degree of universal motion to compensate for misalignment
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B77/00—Vehicle locks characterised by special functions or purposes
- E05B77/44—Burglar prevention, e.g. protecting against opening by unauthorised tools
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B79/00—Mounting or connecting vehicle locks or parts thereof
- E05B79/10—Connections between movable lock parts
- E05B79/20—Connections between movable lock parts using flexible connections, e.g. Bowden cables
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B17/00—Accessories in connection with locks
- E05B17/04—Devices for coupling the turning cylinder of a single or a double cylinder lock with the bolt operating member
- E05B17/042—Devices for coupling the turning cylinder of a single or a double cylinder lock with the bolt operating member using toothed wheels or geared sectors
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B17/00—Accessories in connection with locks
- E05B17/20—Means independent of the locking mechanism for preventing unauthorised opening, e.g. for securing the bolt in the fastening position
- E05B17/2003—Preventing opening by insertion of a tool, e.g. flexible, between door and jamb to withdraw the bolt
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T292/00—Closure fasteners
- Y10T292/08—Bolts
- Y10T292/0911—Hooked end
- Y10T292/0926—Spring projected
- Y10T292/0928—Operating means
- Y10T292/0931—Flexible
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T292/00—Closure fasteners
- Y10T292/08—Bolts
- Y10T292/1043—Swinging
- Y10T292/1051—Spring projected
- Y10T292/1052—Operating means
- Y10T292/1057—Flexible
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T292/00—Closure fasteners
- Y10T292/08—Bolts
- Y10T292/1043—Swinging
- Y10T292/1075—Operating means
- Y10T292/1079—Gear
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T292/00—Closure fasteners
- Y10T292/08—Bolts
- Y10T292/1043—Swinging
- Y10T292/1075—Operating means
- Y10T292/1082—Motor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T70/00—Locks
- Y10T70/50—Special application
- Y10T70/5889—For automotive vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T70/00—Locks
- Y10T70/50—Special application
- Y10T70/5889—For automotive vehicles
- Y10T70/5973—Remote control
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【解決手段】可撓性を有する回動伝達部材15が、ロータの回動に応じた捩じれ動作で該ロータの回動力をドアロックレバー軸に伝達するようにして、シリンダ錠11およびドアロック装置13間に配設される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、キー操作に応じて回動するロータを備えるシリンダ錠のシリンダボディと、前記ロータの回動に応じて回動するドアロックレバー軸を備えるとともに該ドアロックレバー軸の回動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるドアロック装置のケーシングとがドアに取付けられる車両のドア開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリンダ錠のロータがキー操作に応じて回動する際の動力を、ロッドの軸方向移動に変換してドアロック装置に伝達するようにしたものが既に知られている(たとえば特許文献1参照。)。
【0003】
ところが、上述のようにシリンダ錠およびドアロック装置間がロッドで連結される構造では、外部からの不正アクセスによってロッドを軸方向に直接操作することで、ドアロック装置が不所望にアンロック状態となってしまう可能性があり、外部からの不正アクセスによる解錠を防止するために、前記ロッドをプロテクタで覆う必要がある。
【0004】
このようなプロテクタを不要とすべく、たとえば特許文献2で開示されるように、シリンダ錠から後方に延びるジョイントをドアロック装置のドアロックレバー軸に同軸に連結し、上記プロテクタを不要としつつ外部からの不正アクセスを不能としたものも既に実現されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−97881号公報
【特許文献2】
特公昭61−19789号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、シリンダ錠から後方に延びるジョイントをドアロック装置のドアロックレバー軸に同軸に連結した構成では、プロテクタが不要となるものの、シリンダ錠の回動中心と、ドアロック装置におけるドアロックレバー軸の軸線とを同軸上に配置せねばならず、シリンダ錠およびドアロック装置の相対配置上の自由度が狭められてしまう。
【0007】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、外部からの不正アクセスを防止するためのプロテクタを不要としつつ、シリンダ錠およびドアロック装置の相対配置上の自由度を増大した車両のドア開閉装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、キー操作に応じて回動するロータを備えるシリンダ錠のシリンダボディと、前記ロータの回動に応じて回動するドアロックレバー軸を備えるとともに該ドアロックレバー軸の回動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるドアロック装置のケーシングとがドアに取付けられる車両のドア開閉装置において、可撓性を有する回動伝達部材が、前記ロータの回動に応じた捩じれ動作によって該ロータの回動力を前記ドアロックレバー軸に伝達するようにして、前記シリンダ錠および前記ドアロック装置間に配設されることを特徴とする。
【0009】
このような請求項1記載の発明の構成によれば、シリンダ錠におけるロータの回動が回動伝達部材の捩じれ動作によってドアロック装置のドアロックレバー軸に伝達されるので、ロータの回動軸線およびドアロックレバー軸の軸線とを同軸上に配置する必要はなく、シリンダ錠およびドアロック装置の相対配置上の自由度を増大することができる。しかも可撓性を有する回動伝達部材を、外部からの不正アクセスによって捩じることは困難であり、回動伝達部材を覆うプロテクタを不要として部品点数の低減に寄与することができる。
【0010】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、ドアに取付けられた前記シリンダボディに着脱可能に連結されるケースに、前記シリンダボディへの前記ケースの取付けに応じて前記ロータに相対回動不能に連結される伝動輪を含むとともに該伝動輪の回動を前記回動伝達部材の捩じり運動に変換するようにして前記回動伝達部材の一端部に連結される動力伝達機構が収容され、前記ドアロック装置および前記回動伝達部材をユニット化するようにして前記回動伝達部材の他端部が前記ドアロックレバー軸に連動、連結されることを特徴とし、かかる構成によれば、回動伝達部材とユニット化されたドアロック装置をドアに取付けた後に、ドアに取付けられているシリンダ錠のシリンダボディにケースを取付けることで、シリンダ錠のロータおよび回動伝達部材の一端部が連動、連結されることになり、回動伝達部材によるシリンダ錠およびドアロック装置間の連結操作が容易となる。
【0011】
さらに請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記回動伝達部材の一端部が、前記ロータの軸線と直交する方向に延びるようにして該ロータに連動、連結されることを特徴とし、かかる構成によれば、回動伝達部材の一端部をシリンダ錠のロータに連結する部分が、シリンダ錠の後方側に大きなスペースを占めることがなく、ドア内に収容されるガラス等との干渉を考慮する必要がない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0013】
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものであり、図1はドアロック装置およびシリンダ錠の連結状態を示す斜視図、図2はアンロック状態にあるドアロック装置およびシリンダ錠を図1の2矢視方向から見て蓋板を省略した図、図3は図2の3−3線に沿う拡大断面図、図4は図2の4ー4線に沿う拡大断面図、図5はドアロック装置がアンロック状態にあるもののシリンダ錠のロータが中立位置に戻った状態での図2の要部拡大図、図6はドアロック装置がロック状態となったときの図2の要部拡大図、図7はユニバーサルジョイントの分解斜視図、図8はユニバーサルジョイントにインナーケーブルを連結した状態を示す斜視図、図9は保持ケースの斜視図である。
【0014】
先ず図1および図2において、たとえば乗用車両における右側のドアDには、シリンダ錠11のシリンダボディ12と、シリンダ錠11のキー操作に応じて前記ドアDのロック状態およびアンロック状態を切換えるドアロック装置13のケーシング14とが取付けられ、前記シリンダ錠11のキー操作に伴う回動力が可撓性を有する回動伝達部材15を介してドアロック装置13に伝達される。
【0015】
図3において、ドアDの外面側にはハンドルケース16が取付けられており、そのハンドルケース16にアウトサイドハンドル17が上下回動可能に取付けられる。またハンドルケース16に一体に設けられてドアDの内方側に延びる支持筒18にシリンダ錠11のシリンダボディ12が内方から挿入され、支持筒18およびシリンダボディ12にともに係合する止め輪19を支持筒18に装着することにより、シリンダボディ12がドアDに取付けられる。
【0016】
前記シリンダボディ12内には、キー孔20を有するロータ21が回動可能に挿入されており、キー孔20に正規のキー22を挿入することにより前記シリンダボディ12との係合を解除する複数のタンブラー23…がロータ21の軸方向に間隔をあけた複数箇所に配設される。またロータ21およびシリンダボディ12間にはロータ21を中立位置に戻す戻しばね24が設けられる。
【0017】
前記キー孔20に正規のキー22を挿入して前記ロータ21をその中立位置から右側にたとえば70度回動操作すると、アンロック状態にあるドアロック装置13がロック状態へと切換えられ、キー22に加えていた操作力を解放するとロータ21は前記中立位置に戻る。またキー孔20に正規のキー22を挿入して前記ロータ21をその中立位置から左側にたとえば70度回動操作すると、ロック状態にあるドアロック装置13がアンロック状態へと切換えられ、キー22に加えていた操作力を解放するとロータ21は前記中立位置に戻る。
【0018】
ロータ21の後端には、連結軸部21aが同軸にかつ一体に突設されており、この連結軸部21に前記回動伝達部材15の一端部が連動、連結される。
【0019】
回動伝達部材15は、前記シリンダボディ12に着脱可能に連結されるケース25に一端部が係合、保持されるアウターケーブル26にインナーケーブル27が挿通されて成るものであり、アウターケーブル26の一端から突出したインナーケーブル27の一端が、前記ケース25に収容される動力伝達機構28を介して前記ロータ21の連結軸部21aに連動、連結される。
【0020】
前記ケース25は、シリンダボディ12に締結される第1ケース半体29と、第1ケース半体29に係合される第2ケース半体30とから成るものであり、シリンダボディ12の後端に一体に設けられて上方に延びる上支持板部12aに第1ケース半体29がねじ部材31で締結され、シリンダ錠11の両側で第1ケース半体29に設けられた一対の係合孔32…に、第2ケース半体30に設けられる一対の係合爪33…がそれぞれ弾発係合される。しかも第1ケース半体29を前記上支持板部12aに締結したときに、第2ケース半体30は第1ケース半体29および前記上支持板部12a間に挟まれる。またシリンダボディ12の後端には下方に延びる下支持板部12bが一体に設けられ、この下支持板部12bに突設された有底円筒状の位置決めピン34を嵌合することでシリンダボディ12に対するケース25の位置を定める位置決め筒部35が、前記第2ケース半体30に一体に突設される。
【0021】
前記アウターケーブル26の一端には係合筒部材36が固着されており、該係合筒部材36の外周に設けられた環状溝37に、前記両ケース半体29,30の下部に一体に突設された係合突部38,38がそれぞれ係合することにより、アウターケーブル26の一端部がケース25に位置決め、保持される。
【0022】
インナーケーブル27は前記係合筒部材36を貫通してケース25内に突入するものであり、前記動力伝達機構28は、前記シリンダボディ12への前記ケース25の取付けに応じて前記ロータ21に相対回動不能に連結される伝動輪としての第1ベベルギヤ39と、第1ベベルギヤ39と直交する軸線を有して第1ベベルギヤ39に噛合するとともに前記インナーケーブル27の一端が同軸に固着される第2ベベルギヤ40とで構成される。
【0023】
第1ベベルギヤ39は、第2ケース半体30に設けられた開口部41に臨む連結筒部39aを同軸に有して第1および第2ケース半体29,30間で回動可能に支承され、連結筒部39aに同軸に設けられた嵌合凹部42に前記ロータ21の連結軸部21aが相対回動不能に嵌合される。また第2ベベルギヤ40も第1ベベルギヤ39との噛合状態を維持するようにして両ケース半体29,30間で回動可能に支承される。
【0024】
このようなケース25および動力伝達機構28の構成によれば、ドアDに取付けられた状態にある前記シリンダボディ12に前記ケース25を取付けることにより、前記シリンダボディ12で支承されているロータ21の連結軸部21aに動力伝達機構28の第1ベベルギヤ39が相対回動不能に連結され、動力伝達機構28は、シリンダ錠11のロータ21がキー操作で回動するのに応じた第1ベベルギヤ39の回動を回動伝達部材15におけるインナーケーブル27の捩じり運動に変換することになる。しかもロータ21の回動運動は、相互に直角に交差する軸線を有する第1および第2ベベルギヤ39,40から成る動力伝達機構28を介して回動伝達部材15の一端部に伝達されるので、回動伝達部材15の一端部は、ロータ21の軸線と直交する方向に延びるようにして該ロータ21に連動、連結されることになる。
【0025】
ところで、前記回動伝達部材15の捩じり運動は、ドアロック装置13における入力部材としての回動部材45の回動運動に変換されるものであるが、回動伝達部材15の捩じれによる回動力伝達のロスは、回動伝達部材15が長くなれば大きくなるものである。そこで前記動力伝達機構28においては、第1および第2ベベルギヤ39,40の噛合によりロータ21の回動をインナーケーブル27に倍角で伝達するように構成されており、これによりドアロック装置13においてアンロック状態およびロック状態の切換に応じてたとえば回動部材45を30度の範囲で回動させる必要があるときに、前記回動伝達部材15の捩じれ動作による回動伝達で回動部材45を確実に30度以上の範囲で回動することが可能となる。
【0026】
再び図2において、ドアロック装置13のケーシング14には、車体側のストライカ(図示せず)を進入させ得る進入溝46が設けられており、ドアDを閉じたときに進入溝46に進入した前記ストライカに係合して回動するようにして前記ケーシング14に回動可能に支承されたラッチ47の回動を阻止することによりドアDが閉じ状態でロックされ、前記ラッチ47の回動を許容することで前記ドアDのロック状態が解除されてアンロック状態となり、このアンロック状態でドアDを開くことが可能となる。
【0027】
図4を併せて参照して、ケーシング14は、合成樹脂から成るカバー48で覆われており、該カバー48は、ケーシング14側を開放した箱形に形成されるカバー主部48aと、該カバー主部48aから立ち上がる支持壁部48bとを一体に有して略L字状に形成される。
【0028】
前記支持壁部48bには、前記ケーシング14の進入溝46が延びる方向と平行な軸線を有するドアロックレバー軸49が回動可能に支承されており、該ドアロックレバー軸49にドアロックレバー50が固定される。而してドアロック装置13のロック状態およびアンロック状態は、ドアロックレバー50すなわちドアロックレバー軸49が、ロック位置およびアンロック位置間で回動することにより切換えられる。
【0029】
前記進入溝46のストライカ進入口側でカバー48の支持壁部48bには無端状に連なる突部51が一体に突設されており、該突部51には合成樹脂から成る蓋板52が取付けられ、カバー48の支持壁部48bおよび蓋板52間には、前記ドアロックレバー軸49の一端部を臨ませる作動室53が形成される。
【0030】
作動室53内には、前記ドアロックレバー軸49の軸線と直交する平面と平行な回転軸線を有する電動モータ54と、該電動モータ54の出力軸に同軸に連結されるウォーム55と、前記ドアロックレバー軸49と平行な軸線を有してウォーム55に噛合するウォームホイル56と、該ウォームホイル56との制限された範囲での相対回動を可能としてウォームホイル56に同軸に連結されるピニオン57と、前記ドアロックレバー軸49に相対回転不能にして同軸に連結されて前記ピニオン57に噛合するセクタギヤ58と、セクタギヤ58に一端が連結されるスライドプレート59と、前記ドアロックレバー軸49と平行な軸線を有するキー操作入力レバー45と、該キー操作入力レバー45と係合することを可能として前記セクタギヤ58に一体に設けられるアーム60とが収容される。
【0031】
電動モータ54は、正逆回転可能なものであり、カバー48の支持壁部48bに設けられた凹部61に一部を収容するようにして前記支持壁部48bおよび蓋板52間に挟持される。またウォームホイル56およびピニオン57は支持壁部48bおよび蓋板52間で支持される支軸62で回動可能に支承される。
【0032】
ウォームホイル56および支持壁部48b間には、図示しないばねが設けられており、そのばねは、電動モータ54の作動停止時に、ウォームホイル56を正逆両方向への回動前の位置に戻す働きをする。
【0033】
セクタギヤ58が一体に備える軸部58aの一端部は蓋板52を気密にかつ回動可能に貫通して外方に突出され、前記軸部58aの他端部は、ドアロックレバー軸49の一端部に相対回動不能に嵌合される。このセクタギヤ58および前記ピニオン57の組付け時の相対位置を一定に定めるために、セクタギヤ58にはピニオン57側に突出した位置決め突起63が突設され、ピニオン57には、位置決め突起63を嵌合可能な位置決め凹部64が設けられる。
【0034】
スライドプレート59は、セクタギヤ58の回動軸線に直交する平面に沿って延びるようにして合成樹脂により形成されるものであり、支持壁部48bに摺接される。しかもスライドプレート59には、その長手方向に沿って延びる長孔65が設けられており、前記支持壁部48bに植設されたピン66が該長孔65に挿通されることにより、スライドプレート59がその長手方向に沿って移動するようにガイドされる。
【0035】
スライドプレート59には、相互に導通した一対の可動接点67,67が固定されており、蓋板52側に固定される複数の固定接点(図示せず)との前記両可動接点67…の導通・遮断がスライドプレート59のスライド作動すなわちセクタギヤ58、ドアロックレバー軸49およびドアロックレバー50の回動によって切り換わることで、ドアロックレバー軸49およびドアロックレバー50のロック位置およびアンロック位置が検出されることになる。
【0036】
前記セクタギヤ58が一体に備える軸部58aの一端には蓋板52の外方でノブレバー68が固定されており、このノブレバー68は、ドアDの内面側に設けられるロックノブ(図示せず)を操作するのに応じて回動する。すなわち、ロックノブの操作によってもドアロック装置13のロック状態およびアンロック状態が切換えられる。
【0037】
キー操作入力レバー45は扇形に形成されるものであり、扇形の要部に対応する位置でキー操作入力レバー45が一体に備える軸部45aの一端が蓋板52に一体に設けられた支軸52aで回動可能に支承され、前記軸部52aの他端部は、前記支持壁部48bに一体に設けられた支持筒部71で回動可能に支承されるとともに該支持筒部71を気密に貫通する。
【0038】
キー操作入力レバー45には、その周方向に離隔した一対の係合突部72,73が一体に突設されており、セクタギヤ58からキー操作入力レバー45側に延びるアーム60の先端部には、前記両係合突部72,73に係合可能な係合ピン74が突設される。
【0039】
ところでキー操作入力レバー45には、回動伝達部材15の他端部から回動力が入力されるものであり、シリンダ錠11をアンロック位置側にキー操作したときには、キー操作入力レバー45が図2の反時計方向に回動して一方の係合突部72が係合ピン74に係合し、アーム60すなわちセクタギヤ58およびドアロックレバー軸49を図2の時計方向に回動せしめる。而してシリンダ錠11でのアンロック位置側への操作力解除に応じてシリンダ錠11のロータ21は中立位置に戻るものであり、キー操作入力レバー45も図5で示すように中立位置に戻る。この際、アーム60は置き去りとなり、ドアロックレバー軸49はアンロック位置のままである。
【0040】
次いでシリンダ錠11をロック位置側にキー操作したときには、キー操作入力レバー45が図5の中立位置から図6の時計方向に回動して他方の係合突部73が係合ピン74に係合し、アーム60すなわちセクタギヤ58およびドアロックレバー軸49を図6の反時計方向に回動せしめる。このときもシリンダ錠11でのロック位置側への操作力解除に応じてシリンダ錠11のロータ21は中立位置に戻るものであり、キー操作入力レバー45も図5で示すように中立位置に戻り、ドアロックレバー軸49はロック位置のままとなる。
【0041】
また電動モータ54の作動もしくはロックノブの操作によってドアロック装置13のロック状態およびアンロック状態を切換えたときには、キー操作入力レバー45は、図5で示す中立位置にあるので、アーム60でキー操作入力レバー45が回動されることはない。
【0042】
而してキー操作入力レバー45には、相互に導通した一対の可動接点75,75が固着され、蓋板52側に固定される固定接点との前記両可動接点75…の導通・遮断により、キー操作入力レバー45がロック位置およびアンロック位置に回動したこと、すなわちシリンダ錠11による施・解錠操作が行なわれたことが検出される。
【0043】
回動伝達部材15の一端部は、ユニバーサルジョイント76を介して前記キー操作入力レバー45の軸部45aに連結されるものであり、ユニバーサルジョイント76は、前記支持筒部71からの軸部45の突出端に一体に形成される第1継手77と、回動伝達部材15におけるインナーケーブル27の他端部に結合される第2継手78とで構成される。
【0044】
図7および図8を併せて参照して、第1継手77は、先端に半球状の嵌合凹部79を有して前記軸部45aと同軸に配置される第1支持軸部80と、第1支持軸部80から放射状に延びる複数たとえば4つの係合腕部81…とから成る。また第2継手78は、前記嵌合凹部79に先端部を首振り可能に嵌合せしめる第2支持軸部82と、前記各係合腕部81…を係合させる切欠き84…を周方向に等間隔をあけた複数たとえば4箇所に有して第2支持軸部82を同軸に囲繞する係合筒部83と、第2支持軸部82および係合筒部83と同軸にして第1継手77とは反対則に延びる連結筒部85とを一体に備える。
【0045】
連結筒部85には横断面矩形状である有底の挿入孔86が設けられるとともに、該挿入孔86の中間部を臨ませる開口部87と、該開口部87において前記挿入孔86の開口端側端縁に基端部が連設されるようにして開口部87に配置される係合爪88とが設けられる。
【0046】
また回動伝達部材15におけるインナーケーブル27の他端部は、前記挿入孔86に挿入可能であるとともに前記係合爪88を弾発的に係合させ得る係合孔89を有する連結部材90が固着されており、該連結部材90を前記挿入孔86に挿入して係合突起88を係合孔89に弾発係合することにより、インナーケーブル27の他端が連結部材90を介して第2継手78に固定的に連結される。
【0047】
前記ユニバーサルジョイント76は、カバー48における支持壁部48bの外面に締結される保持ケース91内に収納されるものであり、回動伝達部材15の他端部がキー操作入力レバー45の軸線にしてなす角度は、保持ケース91により定まる。
【0048】
図9を併せて参照して、保持ケース91は半割り状の一対のケース半体92,93から成るものであり、一方のケース半体92の周方向両端に一対ずつ設けられる締結板部92a,92a間に、他方のケース半体93の周方向両端に1つずつ設けられる締結板部93aが挿入され、各締結板部92a,92a,93aに挿通されたねじ部材94を、前記支持壁部48bの外面に突設されたボス部95に螺合して締めつけることにより保持ケース91が前記支持壁部48bの外面に締結される。しかも前記前記支持壁部48bの外面には、前記保持ケース91に嵌合することで、前記キー操作入力レバー45の軸線に対する保持ケース91の傾斜方向を定めるための位置決めピン96が一体に突設される。
【0049】
また回動伝達部材15におけるアウターケーブル26の他端部は、保持ケース91の先端部に挿入される。
【0050】
このようにして回動伝達部材15の他端部がドアロック装置13のキー操作入力レバー45に連動、連結されるのであるが、ユニバーサルジョイント76を収容した保持ケース91をドアロック装置13におけるカバー48の支持壁部48bに締結することで、ドアロック装置13および回動伝達部材15はユニット化されることになる。
【0051】
ドアロック装置13のケーシング14には、ドア開放操作力の入力に応じて回動するようにしてオープンレバー97が支承される。該オープンレバー97の長手方向に沿う一端部はケーシング14から突出されており、その一端部には、ドアDの外面側に設けられるアウトサイドハンドル17の操作に応じた操作力が入力される。またドアロック装置13の前記カバー48には、ドアDの内面側に設けられるインサイドハンドル(図示せず)の操作に応じたケーブル99の牽引作動によって回動する入力レバー98が回動可能に支承されており、この入力レバー98から前記オープンレバー96に開扉方向の動力が伝達される。
【0052】
次にこの実施例の作用について説明すると、可撓性を有する回動伝達部材15が、シリンダ錠11におけるロータ21の回動に応じた捩じれ動作で該ロータ21の回動力を、ドアロック装置13におけるドアロックレバー軸49に伝達するようにして、シリンダ錠11およびドアロック装置13間に配設されているので、ロータ21の回動軸線およびドアロックレバー軸49の軸線とを同軸上に配置する必要はなく、シリンダ錠11およびドアロック装置13の相対配置上の自由度を増大することができる。
【0053】
しかも可撓性を有する回動伝達部材15を、外部からの不正アクセスによって捩じることは難しく、回動伝達部材15を覆うプロテクタを不要として部品点数の低減に寄与することができる。
【0054】
またシリンダ錠11のシリンダボディ12に着脱可能に連結されるケース25に、シリンダボディ12へのケースの取付けに応じて前記ロータ21に相対回動不能に連結される第1ベベルギヤ39を含むとともに第1ベベルギヤ39の回動を回動伝達部材15の捩じり運動に変換するようにして回動伝達部材15の一端部に連結される動力伝達機構28が収容されており、ドアロック装置13および回動伝達部材15をユニット化するようにして回動伝達部材15の他端部がドアロック装置13のドアロックレバー軸49に連動、連結されるので、回動伝達部材15とユニット化された状態にあるドアロック装置13をドアDに取付けた後に、ドアDに取付けられているシリンダ錠11のシリンダボディ12にケース25を取付けることで、シリンダ錠11のロータ21および回動伝達部材15の一端部が連動、連結されることになる。したがって回動伝達部材15によるシリンダ錠11およびドアロック装置13間の連結操作が容易となる。
【0055】
さらに回動伝達部材15の一端部がシリンダ錠11におけるロータ21の軸線と直交する方向に延びるようにして該ロータ21に連動、連結されるので、回動伝達部材15の一端部をシリンダ錠11のロータ21に連結する部分が、シリンダ錠11の後方側に大きなスペースを占めることがなく、ドアD内に収容されるガラス等との干渉を考慮する必要がない。
【0056】
しかもシリンダ錠11のロータ21および回動伝達部材15の一端部間に設けられる動力伝達機構28が、相互に噛合する第1および第2ベベルギヤ39,40から成るものであるので、両ベべルギヤ39,40の歯数を調節して伝達比を上げることにより、回動伝達部材15の捩じれにより回動伝達のロスを吸収することができる。
【0057】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0058】
たとえば上記実施例では、アウターケーブル26内にインナーケーブル27が挿通されて成る回動伝達部材15を用いたが、シリンダ錠11におけるロータ21の回動に応じた捩じれ動作によって回動力を伝達するものであればよく、たとえばチェーン等を用いることも可能である。
【0059】
また上記実施例では、相互に噛合する第1および第2ベベルギヤ39,40で動力伝達機構28を構成したが、ロータ21の回転軸線と直交する方向に回動伝達部材を延出し得るものであれば、上記ベベルギヤ39,40から成るものには限定されない。
【0060】
さらに上記実施例では、電動モータ54からロッッキングレバー軸49への動力伝達経路の途中に回動伝達部材15からの回動力伝達がなされる構成としたが、ドアロックレバー軸49に回動伝達手段から回動力が直接伝達される構成とすることもできる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、ロータの回動軸線およびドアロックレバー軸の軸線とを同軸上に配置する必要はなく、シリンダ錠およびドアロック装置の相対配置上の自由度を増大することができ、しかも可撓性を有する回動伝達部材を、外部からの不正アクセスによって捩じることは難しいので回動伝達部材を覆うプロテクタを不要として部品点数の低減に寄与することができる。
【0062】
また請求項2記載の発明によれば、ドアに取付けられているシリンダ錠のシリンダボディにケースを取付けることでシリンダ錠のロータおよび回動伝達部材の一端部が連動、連結されることになり、回動伝達部材によるシリンダ錠およびドアロック装置間の連結操作が容易となる。
【0063】
さらに請求項3記載の発明によれば、回動伝達部材の一端部をシリンダ錠のロータに連結する部分が、シリンダ錠の後方側に大きなスペースを占めることがなく、ドア内に収容されるガラス等との干渉を考慮する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアロック装置およびシリンダ錠の連結状態を示す斜視図である。
【図2】アンロック状態にあるドアロック装置およびシリンダ錠を図1の2矢視方向から見て蓋板を省略した図である。
【図3】図2の3−3線に沿う拡大断面図である。
【図4】図2の4ー4線に沿う拡大断面図である。
【図5】ドアロック装置がアンロック状態にあるもののシリンダ錠のロータが中立位置に戻った状態での図2の要部拡大図である。
【図6】ドアロック装置がロック状態となったときの図2の要部拡大図である。
【図7】ユニバーサルジョイントの分解斜視図である。
【図8】ユニバーサルジョイントにインナーケーブルを連結した状態を示す斜視図である。
【図9】保持ケースの斜視図である。
【符号の説明】
11・・・シリンダ錠
12・・・シリンダボディ
13・・・ドアロック装置
14・・・ケーシング
15・・・回動伝達部材
21・・・ロータ
25・・・ケース
28・・・動力伝達機構
39・・・伝動輪としての第1ベベルギヤ
49・・・ドアロックレバー軸
D・・・ドア
Claims (3)
- キー操作に応じて回動するロータ(21)を備えるシリンダ錠(11)のシリンダボディ(12)と、前記ロータ(21)の回動に応じて回動するドアロックレバー軸(49)を備えるとともに該ドアロックレバー軸(49)の回動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるドアロック装置(13)のケーシング(14)とがドア(D)に取付けられる車両のドア開閉装置において、可撓性を有する回動伝達部材(15)が、前記ロータ(21)の回動に応じた捩じれ動作によって該ロータ(21)の回動力を前記ドアロックレバー軸(49)に伝達するようにして、前記シリンダ錠(11)および前記ドアロック装置(13)間に配設されることを特徴とする車両のドア開閉装置。
- ドア(D)に取付けられた前記シリンダボディ(12)に着脱可能に連結されるケース(25)に、前記シリンダボディ(12)への前記ケース(25)の取付けに応じて前記ロータ(21)に相対回動不能に連結される伝動輪(39)を含むとともに該伝動輪(39)の回動を前記回動伝達部材(15)の捩じり運動に変換するようにして前記回動伝達部材(15)の一端部に連結される動力伝達機構(28)が収容され、前記ドアロック装置(13)および前記回動伝達部材(15)をユニット化するようにして前記回動伝達部材(15)の他端部が前記ドアロックレバー軸(43)に連動、連結されることを特徴とする請求項1記載の車両のドア開閉装置。
- 前記回動伝達部材(15)の一端部が、前記ロータ(21)の軸線と直交する方向に延びるようにして該ロータ(21)に連動、連結されることを特徴とする請求項1または2記載の車両のドア開閉装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002365795A JP3914149B2 (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | 車両のドア開閉装置 |
CNB200380106723XA CN100537990C (zh) | 2002-12-17 | 2003-11-14 | 车门开闭装置 |
BR0317369A BR0317369B1 (pt) | 2002-12-17 | 2003-11-14 | Dispositivo para abertura e fechamento de porta para veículo |
AU2003280808A AU2003280808A1 (en) | 2002-12-17 | 2003-11-14 | Vehicle door opening/closing device |
EP20030772790 EP1577471B1 (en) | 2002-12-17 | 2003-11-14 | Door opening and closing device for vehicle |
PCT/JP2003/014542 WO2004055304A1 (ja) | 2002-12-17 | 2003-11-14 | 車両のドア開閉装置 |
US10/535,995 US7703310B2 (en) | 2002-12-17 | 2003-11-14 | Door opening and closing device for vehicle and assembly method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002365795A JP3914149B2 (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | 車両のドア開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004197377A true JP2004197377A (ja) | 2004-07-15 |
JP3914149B2 JP3914149B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=32588281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002365795A Expired - Fee Related JP3914149B2 (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | 車両のドア開閉装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7703310B2 (ja) |
EP (1) | EP1577471B1 (ja) |
JP (1) | JP3914149B2 (ja) |
CN (1) | CN100537990C (ja) |
AU (1) | AU2003280808A1 (ja) |
BR (1) | BR0317369B1 (ja) |
WO (1) | WO2004055304A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006233700A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | ドアロック装置 |
JP2007223410A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Honda Motor Co Ltd | 車両のドア構造及びドアロック装置の取り付け方法 |
JP2009533622A (ja) * | 2006-04-11 | 2009-09-17 | ヴァレオ セキュリテ アビタクル | 特に自動車のドアキャッチとロックとの間で運動を伝達するための装置 |
US7621571B2 (en) | 2004-03-30 | 2009-11-24 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Door lock system |
KR101786988B1 (ko) * | 2016-01-27 | 2017-10-17 | 주식회사 라맥스 | 도어락 케이싱 유닛 |
JP2020519797A (ja) * | 2017-05-16 | 2020-07-02 | ユーシン イタリア ソチエタ ペル アツィオーニ | 車両用ドアラッチ解錠装置 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4673797B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2011-04-20 | 株式会社ホンダロック | 車両用ドアロック装置 |
JP2009228306A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Aisin Kiko Co Ltd | 電動式ドアラッチ装置 |
JP4952751B2 (ja) * | 2009-07-24 | 2012-06-13 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
JP5393570B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-01-22 | アイシン機工株式会社 | 車両用リッドロック装置 |
DE202010011541U1 (de) * | 2010-08-18 | 2011-11-23 | BROSE SCHLIEßSYSTEME GMBH & CO. KG | Antriebsanordnung |
JP5352654B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2013-11-27 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
US9284758B2 (en) * | 2012-06-28 | 2016-03-15 | Mitsui Kinzoku Act Corporation | Operating device for a vehicle door latch |
DE102013009112A1 (de) * | 2013-05-29 | 2014-12-04 | Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg | Moduleinheit zum Öffnen- und Schließen von Flügeln |
CN103643844B (zh) * | 2013-12-16 | 2016-04-06 | 三一汽车制造有限公司 | 工程机械、驾驶室及车门内部闩锁结构 |
JP6364650B2 (ja) * | 2014-08-05 | 2018-08-01 | 三井金属アクト株式会社 | ドアラッチ用アクチュエータ |
KR101610499B1 (ko) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | 현대자동차주식회사 | 차량용 도어 래치 장치 |
JP6368954B2 (ja) * | 2014-09-08 | 2018-08-08 | 三井金属アクト株式会社 | 車両用ドアラッチ装置 |
DE102014114512A1 (de) * | 2014-10-07 | 2016-04-07 | Kiekert Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeugtürverschluss |
DE102016111837A1 (de) * | 2016-06-28 | 2017-12-28 | Kiekert Ag | Kraftfahrzeugschloss |
CN107620529B (zh) | 2016-07-15 | 2020-12-15 | 株式会社安成 | 车辆用门锁装置 |
JP6627672B2 (ja) | 2016-07-20 | 2020-01-08 | 株式会社アンセイ | 車両用ドアロック装置 |
JP6703271B2 (ja) * | 2016-09-21 | 2020-06-03 | 株式会社アンセイ | 車両用ドアロック装置 |
JP6627729B2 (ja) | 2016-11-25 | 2020-01-08 | 株式会社アンセイ | 車両用ドアロック装置 |
CN106677635B (zh) * | 2016-12-22 | 2019-02-12 | 华侨大学 | 一种汽车门把手装置 |
US11959312B2 (en) * | 2018-05-08 | 2024-04-16 | Magna Closures Inc. | Vehicular latch bushing with cable interface |
JP6627920B2 (ja) | 2018-06-26 | 2020-01-08 | 株式会社アンセイ | 車両用ドアロック装置 |
CN111278251B (zh) * | 2020-02-17 | 2021-05-14 | 北京小马慧行科技有限公司 | 锁定机构、车载显示器及运载工具 |
Family Cites Families (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1368526A (en) * | 1918-03-25 | 1921-02-15 | Benjamin G Patterson | Combination-lock |
US1724424A (en) * | 1927-10-11 | 1929-08-13 | Jr John Sandholdt | Lock for multiple doors |
US1880135A (en) * | 1930-03-10 | 1932-09-27 | Charles W Heath | Automatic locking gas tank cover |
US1857654A (en) * | 1930-11-10 | 1932-05-10 | Wesley J Mylar | Lock for containers |
US1918093A (en) * | 1932-09-07 | 1933-07-11 | Harry W Gang | Gasoline tank and ignition locking device |
US2427436A (en) * | 1945-06-18 | 1947-09-16 | Ford Motor Co | Door handle and latch construction |
US4609233A (en) * | 1983-11-03 | 1986-09-02 | Timberline Supply, Ltd. | Furniture locking system |
JPS6119789A (ja) | 1984-12-25 | 1986-01-28 | Chlorine Eng Corp Ltd | 複極電極 |
DE3902776A1 (de) * | 1988-08-13 | 1990-02-15 | Kiekert Gmbh Co Kg | Kraftfahrzeugtuerverschluss mit zentralverriegelungsantrieb und diebstahlsicherung |
US5233849A (en) * | 1992-09-14 | 1993-08-10 | General Motors Corporation | Remote key actuator for vehicle trunk lock |
JP3371485B2 (ja) | 1993-09-29 | 2003-01-27 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロツク装置 |
JP3295524B2 (ja) * | 1994-03-31 | 2002-06-24 | 株式会社大井製作所 | 作動力伝達装置 |
US5537848A (en) * | 1994-06-27 | 1996-07-23 | General Motors Corporation | Deadbolt locking system |
GB9413388D0 (en) | 1994-07-02 | 1994-08-24 | Rover Group | A vehicle locking system |
US5715713A (en) * | 1996-01-11 | 1998-02-10 | General Motors Corporation | Door latch locking actuator assembly |
US6032496A (en) | 1997-07-18 | 2000-03-07 | Robert Bosch Gmbh | Door lock arrangement for motor vehicles |
US5894749A (en) * | 1997-09-03 | 1999-04-20 | Atoma International Corp. | Latching system with flexible release |
US5996382A (en) | 1998-03-10 | 1999-12-07 | Ford Global Technologies, Inc. | Automotive lock mechanism using a torque cable drive |
DE19823188C2 (de) * | 1998-05-23 | 2001-03-01 | Kiekert Ag | Kraftfahrzeugtürverschluß |
DE29822913U1 (de) * | 1998-12-23 | 2000-07-13 | Witte Velbert Gmbh & Co Kg | Anordnung zur Übertragung der Drehbetätigung zwischen Schließzylinder und Verschluß eines Kraftfahrzeuges |
GB9920059D0 (en) | 1999-08-24 | 1999-10-27 | Meritor Light Vehicle Sys Ltd | Key barrel drive arrangement |
JP3777968B2 (ja) * | 2000-10-26 | 2006-05-24 | アイシン精機株式会社 | ドアロック装置 |
JP2002129807A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-09 | Oi Seisakusho Co Ltd | 車両用ドアロック装置 |
DE10126909A1 (de) * | 2001-06-01 | 2002-12-12 | Huf Huelsbeck & Fuerst Gmbh | Schließvorrichtung |
DE20109250U1 (de) | 2001-06-01 | 2001-10-18 | Huf Huelsbeck & Fuerst Gmbh | Schließanlage |
JP4015638B2 (ja) * | 2004-05-10 | 2007-11-28 | 株式会社ホンダロック | 車両のドア開閉装置 |
US7302818B2 (en) * | 2004-05-10 | 2007-12-04 | Kabushiki Kaisha Honda Lock | Apparatus for locking and unlocking vehicle door |
-
2002
- 2002-12-17 JP JP2002365795A patent/JP3914149B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-11-14 AU AU2003280808A patent/AU2003280808A1/en not_active Abandoned
- 2003-11-14 EP EP20030772790 patent/EP1577471B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-11-14 WO PCT/JP2003/014542 patent/WO2004055304A1/ja active Application Filing
- 2003-11-14 CN CNB200380106723XA patent/CN100537990C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2003-11-14 BR BR0317369A patent/BR0317369B1/pt not_active IP Right Cessation
- 2003-11-14 US US10/535,995 patent/US7703310B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7621571B2 (en) | 2004-03-30 | 2009-11-24 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Door lock system |
US7770945B2 (en) | 2004-03-30 | 2010-08-10 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Door lock system |
JP2006233700A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | ドアロック装置 |
JP4504837B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2010-07-14 | 三井金属鉱業株式会社 | ドアロック装置 |
US7766398B2 (en) | 2005-02-28 | 2010-08-03 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Door lock system |
JP2007223410A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Honda Motor Co Ltd | 車両のドア構造及びドアロック装置の取り付け方法 |
JP2009533622A (ja) * | 2006-04-11 | 2009-09-17 | ヴァレオ セキュリテ アビタクル | 特に自動車のドアキャッチとロックとの間で運動を伝達するための装置 |
KR101786988B1 (ko) * | 2016-01-27 | 2017-10-17 | 주식회사 라맥스 | 도어락 케이싱 유닛 |
JP2020519797A (ja) * | 2017-05-16 | 2020-07-02 | ユーシン イタリア ソチエタ ペル アツィオーニ | 車両用ドアラッチ解錠装置 |
JP7088963B2 (ja) | 2017-05-16 | 2022-06-21 | ユーシン イタリア ソチエタ ペル アツィオーニ | 車両用ドアラッチ解錠装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3914149B2 (ja) | 2007-05-16 |
US7703310B2 (en) | 2010-04-27 |
AU2003280808A1 (en) | 2004-07-09 |
BR0317369A (pt) | 2005-11-16 |
CN1729341A (zh) | 2006-02-01 |
BR0317369B1 (pt) | 2013-10-08 |
EP1577471B1 (en) | 2014-07-16 |
EP1577471A1 (en) | 2005-09-21 |
US20060214467A1 (en) | 2006-09-28 |
EP1577471A4 (en) | 2010-08-25 |
CN100537990C (zh) | 2009-09-09 |
WO2004055304A1 (ja) | 2004-07-01 |
AU2003280808A8 (en) | 2004-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3914149B2 (ja) | 車両のドア開閉装置 | |
US7213428B2 (en) | Apparatus for locking and unlocking vehicle door | |
EP1600586B1 (en) | Apparatus for locking and unlocking vehicle door | |
US20040262927A1 (en) | Door lock device | |
JP4701777B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
US6679532B2 (en) | Vehicle door latch device | |
WO2014010327A1 (ja) | 車両用ドアのラッチ解除装置 | |
US20050140149A1 (en) | Door lock device | |
US6032991A (en) | Electrically operable tubular lock | |
US7063360B2 (en) | Door lock device | |
WO2017006601A1 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
CN100489261C (zh) | 车门的开关装置 | |
US7766398B2 (en) | Door lock system | |
JP4050609B2 (ja) | ドアラッチ装置 | |
JP2008007990A (ja) | 車両のドア開閉装置 | |
JP3909642B2 (ja) | 車両用ドアモジュールにおけるドアロックと操作手段との連結装置 | |
JP4145680B2 (ja) | 車両のドア開閉装置 | |
JP4998610B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP3906131B2 (ja) | ドアロック装置 | |
JP2021055493A (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP2012087551A (ja) | ドアロック装置 | |
JP3944186B2 (ja) | 車両のドア開閉装置 | |
GB2375140A (en) | Vehicle door latch device | |
KR20050099694A (ko) | 차량의 글러브 박스 잠금장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060802 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |