JPS6119789A - 複極電極 - Google Patents
複極電極Info
- Publication number
- JPS6119789A JPS6119789A JP59272119A JP27211984A JPS6119789A JP S6119789 A JPS6119789 A JP S6119789A JP 59272119 A JP59272119 A JP 59272119A JP 27211984 A JP27211984 A JP 27211984A JP S6119789 A JPS6119789 A JP S6119789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- cathode
- plate
- sheet
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は、陽極室内および陰極室内のそれぞれに、電解
液の上昇路と下降路を形成し、電解液の流通を円滑にす
るようにした食塩電解用等の複極電極に関する。
液の上昇路と下降路を形成し、電解液の流通を円滑にす
るようにした食塩電解用等の複極電極に関する。
（従来技術）
従来の複極電極としては、電解槽内部の隔壁と陽極板と
陰極板のそれぞれを、平板状または棒状のスペーサーで
連結して陽極室と陰極室を有するようにしたものが提案
されている（特開昭５２−１０８６４号公報、特開昭５
２−４９９８５号公報）。
陰極板のそれぞれを、平板状または棒状のスペーサーで
連結して陽極室と陰極室を有するようにしたものが提案
されている（特開昭５２−１０８６４号公報、特開昭５
２−４９９８５号公報）。
これらの複極電極では、各電極室が区画されていないた
め、陽極表面および陰極表面上で発生する電解ガスは、
各電極室内全体に分散し、上昇する電解液と下降する電
解液の両者に接触しながら各電極室内に存在する。従っ
て電解液の気液分離状況が不良となる。
め、陽極表面および陰極表面上で発生する電解ガスは、
各電極室内全体に分散し、上昇する電解液と下降する電
解液の両者に接触しながら各電極室内に存在する。従っ
て電解液の気液分離状況が不良となる。
（発明が解決しようとする問題点）
電解液の気液分離状況が不良になると電解液が円滑に循
環せず、２以上の複極電極を区画する隔膜と陽極板また
は陰極板の間に電解液が進入して電圧を上昇させたシ、
電極室内で上下方向の濃度勾配が生じたシするなどの欠
点がある。本発明は、陽極室内および陰極室内のそれぞ
れを、電解液の上昇流路と下降流路に区画するための区
画体を設けて、上記欠点を解消しようとするものである
。
環せず、２以上の複極電極を区画する隔膜と陽極板また
は陰極板の間に電解液が進入して電圧を上昇させたシ、
電極室内で上下方向の濃度勾配が生じたシするなどの欠
点がある。本発明は、陽極室内および陰極室内のそれぞ
れを、電解液の上昇流路と下降流路に区画するための区
画体を設けて、上記欠点を解消しようとするものである
。
本発明は、陽極板と陰極板と、該陽極板と陰極板との中
間に設けた陽極側シートおよび陰極側シートからなる隔
壁と、該隔壁、前記陽極板および前記陰極板の周縁部に
設けられた導電性の矩形の枠体とからなる複極電極にお
いて、前記陰極板と前記陰極側シートの間に導電性スペ
ーサーを、該導電性スペーサーと陰極側シートとで空間
が形成されるように設置し、かつ前記陽極板と前記陽極
側シートの間に導電性分散体を、該導電性分散体と陽極
側シートとで空間が形成されるように設置した複、極電
極である。
間に設けた陽極側シートおよび陰極側シートからなる隔
壁と、該隔壁、前記陽極板および前記陰極板の周縁部に
設けられた導電性の矩形の枠体とからなる複極電極にお
いて、前記陰極板と前記陰極側シートの間に導電性スペ
ーサーを、該導電性スペーサーと陰極側シートとで空間
が形成されるように設置し、かつ前記陽極板と前記陽極
側シートの間に導電性分散体を、該導電性分散体と陽極
側シートとで空間が形成されるように設置した複、極電
極である。
以下、第１図および第２図に示す本発明の一実施例に基
いて本発明の詳細な説明するが、本発明は該実施例に限
定されるものではない。
いて本発明の詳細な説明するが、本発明は該実施例に限
定されるものではない。
第１図は、本発明に係わる複極電極の一実施例を示す正
面図、第２図は、第１図の■〜■線横線面断面図る。
面図、第２図は、第１図の■〜■線横線面断面図る。
第１図および第・２図において、複極電極１は、陽極板
２と陰極板３と隔壁４と矩形の枠体５とから成っている
。陽極板２は例えばチタン等の導電性基体の上に白金族
金属の酸化物等の電気化学的被覆を形成したものが好適
であり、陰極板３は、鉄、軟鋼、ステンレス鋼、ニッケ
ル、クロムメッキ鋼板、ハステロイ等が使用可能である
。隔壁４は、陽極側シート６と陰極側シート７とから成
シ、陰極側シート７には、縦５列、横８列の凸部８が陰
極板３に向かうように湾曲して形成されている。
２と陰極板３と隔壁４と矩形の枠体５とから成っている
。陽極板２は例えばチタン等の導電性基体の上に白金族
金属の酸化物等の電気化学的被覆を形成したものが好適
であり、陰極板３は、鉄、軟鋼、ステンレス鋼、ニッケ
ル、クロムメッキ鋼板、ハステロイ等が使用可能である
。隔壁４は、陽極側シート６と陰極側シート７とから成
シ、陰極側シート７には、縦５列、横８列の凸部８が陰
極板３に向かうように湾曲して形成されている。
各凸部８と陽極側シート６の間の空間には、各種合金等
の三重クラッドから成る複合材９が内設されている。隔
壁４の外縁は、陽極板２および陰極板３の外縁よシ外方
に突出し、該突出部１０は、１対の断面形チャンネル状
の枠体構成材１１により挾持されている。
の三重クラッドから成る複合材９が内設されている。隔
壁４の外縁は、陽極板２および陰極板３の外縁よシ外方
に突出し、該突出部１０は、１対の断面形チャンネル状
の枠体構成材１１により挾持されている。
複合材９が接する陽極側シート６の反対面には、横断面
形状が中央部に凹部１２が設けられたチャンネル状であ
る４枚の導電性分散体１３のそれぞれの基端が溶接等に
よシ固着され、該導電性分散体１３の折曲部は溶接等に
よシ陽極板２の内面に固着されている。また、凸部８の
外面には、横断面形状が中央部に凹部１４が設けられた
チャンネル状である４枚の導電性スペーサー１５のそれ
ぞれの基端が溶接等によシ固着され、該導電性スペーサ
ー１５の折曲部は溶接等により陰極板３の内面に固着さ
れている。
形状が中央部に凹部１２が設けられたチャンネル状であ
る４枚の導電性分散体１３のそれぞれの基端が溶接等に
よシ固着され、該導電性分散体１３の折曲部は溶接等に
よシ陽極板２の内面に固着されている。また、凸部８の
外面には、横断面形状が中央部に凹部１４が設けられた
チャンネル状である４枚の導電性スペーサー１５のそれ
ぞれの基端が溶接等によシ固着され、該導電性スペーサ
ー１５の折曲部は溶接等により陰極板３の内面に固着さ
れている。
陽極板２の外面に密着して存在する陽イオン交換膜（図
示せず）と、隔壁４の陽極側シート６の間には、陽極室
１６が形成され、該陽極室１６は導電性分散体１３によ
シ、該導電性分散体１３と陽極側シート６とで囲まれた
陽極液の下降流路と導電性分散体１３の外側に形成され
た陽極液の上昇流路とに区画される。つまシ、陽極表面
で発生する陽極ガスは比重が軽いため上昇するが、導電
性分散体１３の存在によシ、該分散体１３の外側に陽極
液の上昇流路が形成され、陽極ガスの存在しない前記導
電性分、散体１３の内側には陽極液の下降流路が形成さ
れることになるのである。同様に陰極板３の外面に密着
して存在する陽イオン交換膜（図示せず）と、隔壁４の
陰極側シート７の間には陰極室１７が形成され、該陰極
室１７は、導電性スペーサー１５により陰極液の上昇流
路と下降流路とに区画されている。
示せず）と、隔壁４の陽極側シート６の間には、陽極室
１６が形成され、該陽極室１６は導電性分散体１３によ
シ、該導電性分散体１３と陽極側シート６とで囲まれた
陽極液の下降流路と導電性分散体１３の外側に形成され
た陽極液の上昇流路とに区画される。つまシ、陽極表面
で発生する陽極ガスは比重が軽いため上昇するが、導電
性分散体１３の存在によシ、該分散体１３の外側に陽極
液の上昇流路が形成され、陽極ガスの存在しない前記導
電性分、散体１３の内側には陽極液の下降流路が形成さ
れることになるのである。同様に陰極板３の外面に密着
して存在する陽イオン交換膜（図示せず）と、隔壁４の
陰極側シート７の間には陰極室１７が形成され、該陰極
室１７は、導電性スペーサー１５により陰極液の上昇流
路と下降流路とに区画されている。
なお１８は、陽極室１６内に設けられた上下方向のサポ
ート、１９は、陽極室１６下部に側方に向かって設けら
れた陽極液供給管、２０は、陽極室１６上部に側方に向
かって設けられた陽極液排出管、２１は、陰極室１７下
部に側方に向かって設けられた陰極液供給管、２２は、
陰極室１７上部に側方に向かって設けられた陰極液排出
管である。
ート、１９は、陽極室１６下部に側方に向かって設けら
れた陽極液供給管、２０は、陽極室１６上部に側方に向
かって設けられた陽極液排出管、２１は、陰極室１７下
部に側方に向かって設けられた陰極液供給管、２２は、
陰極室１７上部に側方に向かって設けられた陰極液排出
管である。
との複極電極を食塩電解用等として使用する際には、複
数の複極電極を陽イオン交換膜を介して積層し、電解槽
を組み立てる。そして、陽極液供給管１９から陽極液を
、また陰極液供給管２１から陰極液をそれぞれ供給しな
がら通電すると、陽極板２および陰極板３表面からそれ
ぞれ陽極ガスおよび陰極ガスが発生し、両ガスはそれぞ
れ、導電性分散体１３と導電性スペーサー１５の外側の
領域を通って上昇し、陽極液排出管２０および陰極液排
出管２２から気液混合状態で取υ出される。
数の複極電極を陽イオン交換膜を介して積層し、電解槽
を組み立てる。そして、陽極液供給管１９から陽極液を
、また陰極液供給管２１から陰極液をそれぞれ供給しな
がら通電すると、陽極板２および陰極板３表面からそれ
ぞれ陽極ガスおよび陰極ガスが発生し、両ガスはそれぞ
れ、導電性分散体１３と導電性スペーサー１５の外側の
領域を通って上昇し、陽極液排出管２０および陰極液排
出管２２から気液混合状態で取υ出される。
両発生ガスは、導電性分散体１３と導電性スペーサー１
５に遮られて、該分散体１３と該スペーサー１５の内部
の領域には入らないので、該領域は、ガスは流通せずに
ガスを放出した電解液の下降流路となるため、陽極室内
および陰極室内でそれぞれ陽極液および陰極液の循環が
行われる。
５に遮られて、該分散体１３と該スペーサー１５の内部
の領域には入らないので、該領域は、ガスは流通せずに
ガスを放出した電解液の下降流路となるため、陽極室内
および陰極室内でそれぞれ陽極液および陰極液の循環が
行われる。
本発明では、陽極室内および陰極室内のそれぞれを導電
性分散体と導電性スペーサーとによシ、陽極液および陰
極液のそれぞれにつき上昇流路と下降流路とに区画する
ようにしである。従って、電解液の循環が円滑に行われ
、かつ気液分離も確実に行われるので、電圧上昇や濃度
勾配が生じたシすることがない。
性分散体と導電性スペーサーとによシ、陽極液および陰
極液のそれぞれにつき上昇流路と下降流路とに区画する
ようにしである。従って、電解液の循環が円滑に行われ
、かつ気液分離も確実に行われるので、電圧上昇や濃度
勾配が生じたシすることがない。
第１図は、本発明に係わる複極電極の一実施例を示す正
面図、第２図は、第１図の■−■線横線面断面図る。 １・・・複極電極 ２・・・陽極板 ３・・・陰極板 ４・・・隔 壁 ５・・・枠 体 ６・・・陽極側シート ７・・・隘極側シート １３・・・導電性分散体 １５・・・導電性スペーサー １６・・・陽極室 １７・・・陰極室
面図、第２図は、第１図の■−■線横線面断面図る。 １・・・複極電極 ２・・・陽極板 ３・・・陰極板 ４・・・隔 壁 ５・・・枠 体 ６・・・陽極側シート ７・・・隘極側シート １３・・・導電性分散体 １５・・・導電性スペーサー １６・・・陽極室 １７・・・陰極室
Claims (1)
- （１）陽極板と陰極板と、該陽極板と陰極板との中間に
設けた陽極側シートおよび陰極側シートからなる隔壁と
、該隔壁、前記陽極板および前記陰極板の周縁部に設け
られた導電性の矩形の枠体とからなる複極電極において
、前記陰極板と前記陰極側シートの間に導電性スペーサ
ーを、該導電性スペーサーと陰極側シートとで空間が形
成されるように設置し、かつ前記陽極板と前記陽極側シ
ートの間に導電性分散体を、該導電性分散体と陽極側シ
ートとで空間が形成されるように設置したことを特徴と
する複極電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59272119A JPS6119789A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 複極電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59272119A JPS6119789A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 複極電極 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10277478A Division JPS5529665A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Complex electrode |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6119789A true JPS6119789A (ja) | 1986-01-28 |
Family
ID=17509350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59272119A Pending JPS6119789A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 複極電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119789A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5225060A (en) * | 1991-03-18 | 1993-07-06 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Bipolar, filter press type electrolytic cell |
| WO2004055304A1 (ja) | 2002-12-17 | 2004-07-01 | Kabushiki Kaisha Honda Lock | 車両のドア開閉装置 |
| US6773561B1 (en) | 1999-08-27 | 2004-08-10 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Unit cell for alkali chloride metal aqueous solution electrolytic tank |
| US7323090B2 (en) | 2002-11-27 | 2008-01-29 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Bipolar zero-gap type electrolytic cell |
| US8337443B2 (en) | 2007-05-11 | 2012-12-25 | Masanori Harada | Apparatus for correcting an ingrown nail |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529665A (en) * | 1978-08-25 | 1980-03-03 | Chlorine Eng Corp Ltd | Complex electrode |
-
1984
- 1984-12-25 JP JP59272119A patent/JPS6119789A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529665A (en) * | 1978-08-25 | 1980-03-03 | Chlorine Eng Corp Ltd | Complex electrode |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5225060A (en) * | 1991-03-18 | 1993-07-06 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Bipolar, filter press type electrolytic cell |
| US6773561B1 (en) | 1999-08-27 | 2004-08-10 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Unit cell for alkali chloride metal aqueous solution electrolytic tank |
| US7323090B2 (en) | 2002-11-27 | 2008-01-29 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Bipolar zero-gap type electrolytic cell |
| EP2039806A1 (en) | 2002-11-27 | 2009-03-25 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Bipolar, zero-gap type electrolytic cell |
| WO2004055304A1 (ja) | 2002-12-17 | 2004-07-01 | Kabushiki Kaisha Honda Lock | 車両のドア開閉装置 |
| US7703310B2 (en) | 2002-12-17 | 2010-04-27 | Kabushiki Kaisha Honda Lock | Door opening and closing device for vehicle and assembly method thereof |
| US8337443B2 (en) | 2007-05-11 | 2012-12-25 | Masanori Harada | Apparatus for correcting an ingrown nail |
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