JP2008007990A - 車両のドア開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノブレバーおよびロッキングレバーの連結および非連結を切換可能なスーパーロック機構を備える車両のドア開閉装置において、スーパーロック機構の部品寸法精度を特に高めることを回避しつつ組付けおよび製造を容易とする。
【解決手段】ドアロックモータ35によって回動してロッキングレバー29を回動駆動する駆動部材40を相対回動可能に支承する回動軸58に、ノブレバー61が相対回動不能に連結され、スーパーロック機構65は、スライド作動を可能として回動軸58に相対回動不能に連結されるジョイントレバー67と、駆動部材40への連結および非連結をジョイントレバー67のスライド作動とともに切換えるようにしてジョイントレバー67に設けられる連結軸68と、連結軸68の駆動部材40への連結および非連結をスライド作動で切換えるスーパーロックリンク69とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両のドア開閉装置に関し、特に、車室に臨む側でドアに配設されるロック操作ノブの操作に応じて回動するノブレバーと、ロック状態およびアンロック状態を切換えるロッキングレバーとの連結および非連結をスーパーロックモータの作動に応じて切換可能なスーパーロック機構を備える車両のドア開閉装置に関する。
このような車両のドア開閉装置は、特許文献1で既に知られており、このものでは、ドアロックモータで回動駆動される駆動部材と、ロック操作ノブの操作に応じて回動するノブレバーに連結されたガイドレバーとが同一軸線まわりに相対回動することを可能としてアクチュエータハウジングに支承され、前記ガイドレバーに設けられたガイド孔に挿通されるとともに前記駆動部材への連結および非連結を切換え可能な係合ピンが、前記駆動部材および前記ガイドレバーの回動軸線と平行な軸線まわりに回動可能であってスーパーロックモータの作動によって回動するスーパーロックレバーに一端が回動可能に連結されたリンクの他端に設けられ、前記ガイド孔内での係合ピンの位置を前記スーパーロックレバーの回動によって変位させることで、前記ガイドレバーおよび前記駆動部材の連結および非連結を切換えるようにしている。
特開2004−251052号公報
ところが上記従来のものでは、リンクの一端のスーパーロックレバーへの連結部ならびに係合ピンのガイド孔への挿通部にガタが発生しないように各部品の寸法精度および取付け精度を高めることが要求される。またリンクはスーパーロックレバーで片持ち支持されながらガイドレバーのガイド孔内で移動するものであるので、動きを円滑にするための工夫ならびにリンクの強度が要求される。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品寸法精度を特に高めることを回避しつつ組付けおよび製造を容易とした簡単な構造のスーパーロック機構が得られるようにした車両のドア開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ロック状態およびアンロック状態を切換えるようにしてロック位置およびアンロック位置間で回動可能なロッキングレバーを有するドアロック装置のケーシングがドアに取付けられ、ドアロックモータと、該ドアロックモータの作動に応じて回動して前記ロッキングレバーを回動駆動する駆動部材とを収容するアクチュエータハウジングが前記ケーシングに連設され、車室に臨む側で前記ドアに配設されるロック操作ノブの操作に応じて回動するノブレバーが前記アクチュエータハウジングに回動可能に支承され、前記ノブレバーおよび前記ロッキングレバー間の連結および非連結をスーパーロックモータの作動に応じて切換可能なスーパーロック機構が、前記アクチュエータハウジングに収容される車両のドア開閉装置において、前記駆動部材を相対回動可能に支承して前記アクチュエータハウジングに回動自在に支承される回動軸に前記ノブレバーが相対回動不能に連結され、前記スーパーロック機構は、前記回動軸の軸線に直交する方向へのスライド作動を可能として前記回動軸に相対回動不能に連結されるジョイントレバーと、該ジョイントレバーおよび前記駆動部材を相対回動不能に連結するようにして前記駆動部材に連結される連結状態ならびに前記ジョイントレバーおよび前記駆動部材の相対回動を可能とするようにして前記駆動部材との連結を解除した非連結状態を前記ジョイントレバーのスライド作動とともに切換えるようにして前記ジョイントレバーに設けられる連結軸と、該連結軸に係合可能であるとともに前記連結軸の前記連結状態および前記非連結状態を前記ジョイントレバーのスライド方向と平行な平面に沿うスライド作動で切換えるスーパーロックリンクとを備え、該スーパーロックリンクは、前記ロッキングレバーがロック位置にある状態での前記スーパーロックモータの作動に応じて前記連結軸の前記連結状態および前記非連結状態を切換えるようにスライド作動するとともに、前記ロッキングレバーがロック位置にあって前記連結軸が前記非連結状態にあるときには前記ロッキングレバーをアンロック位置側に回動駆動する側への前記駆動部材の回動に応じて前記連結軸を連結状態とする側にスライド作動することを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記スーパーロックリンクのスライド作動をガイドするガイド部が、アクチュエータハウジングに設けられることを特徴とする。
さらに請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記アクチュエータハウジングに、前記ジョイントレバーに摺接する金属製の摺接板が固定され、該摺接板および前記アクチュエータハウジング間に、電線を通す通路が形成されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ロッキングレバーがロック位置にある状態でスーパーロックモータを作動せしめてスーパーロックリンクをスライド駆動し、ジョイントレバーおよび駆動部材が相対回動不能に連結された状態を解除した非連結状態とする位置に連結軸を変位せしめると、駆動部材およびジョイントレバー間が非連結状態となり、ロック操作ノブをアンロック操作してノブレバーおよびジョイントレバーがともに回動してもその回動力は駆動部材に伝達されず、ロッキングレバーのロック位置が維持される。しかも駆動部材を相対回動可能に支承する回動軸にノブレバーが相対回動不能に連結され、ジョイントレバーは、回動軸の軸線に直交する方向へのスライド作動を可能として回動軸に相対回動不能に連結されるものであり、スーパーロックリンクはジョイントレバーのスライド方向と平行な方向にスライド作動して連結軸に係合するものである。すなわち前記回動軸の軸線まわりに主たる機能を集中させたことによって、リンク結合部を少なくし、部品寸法精度や軸間寸法精度を特に高めることを不要とするとともに、複雑なリンク作動も不要とした簡単な構造でスーパーロック機構を構成することができ、製造および組付けも容易とすることができる。
また請求項2記載の発明によれば、スーパーロックリンクのスライド作動をガイドして円滑化することができる。
さらに請求項3記載の発明によれば、ジョイントレバーの回動およびスライド作動を摺接板への摺接によって円滑化するとともに、電線を配線するためのガイドとすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図12は本発明の一実施例を示すものであり、図1はドアを車室側から見た正面図、図2はドアロック装置およびシリンダ錠の連結状態を示す斜視図、図3はロック状態にあるドアロック装置を図2の3矢視方向から見て蓋板を省略した図、図4は図3の4−4線に沿う拡大断面図、図5は図3の5−5線に沿う拡大断面図、図6は図4の6−6線拡大断面図、図7は図4の7−7線拡大断面図、図8はスーパーロックオフ時のロック状態を示す図3の要部拡大図、図9はスーパーロックオフ時のアンロック状態を示すための図8に対応した図、図10はスーパーロックオン時のロック状態を示すための図8に対応した図、図11はスーパーロックオン時にロック操作ノブをアンロック操作したときの図8に対応した図、図12はスーパーロックオン時にシリンダ錠を解錠操作したときの図8に対応した図である。
先ず図1において、たとえば乗用車両における右側のドアDには、該ドアDのロック状態およびアンロック状態を切換可能なドアロック装置15と、該ドアロック装置15のロック状態およびアンロック状態を車外からの施・解錠操作によって切換えるようにしたシリンダ錠16と、前記ドアロック装置15のロック状態およびアンロック状態を車室側の操作によって切換えるようにしたロック操作ノブ17と、前記ドアロック装置15がアンロック状態にあるときにドア開放操作を車外で行うようにしたアウトサイドハンドル18と、前記ドアロック装置15がアンロック状態にあるときにドア開放操作を車室側で行うようにしたインサイドハンドル19とが配設される。
図2を併せて参照して、ドアDの外面側には外部ハンドルケース20が取付けられており、この外部ハンドルケース20にアウトサイドハンドル18が上下方向に回動可能に取付けられ、外部ハンドルケース20の外面に一端を臨ませるようにしてシリンダ錠16がドアDに取付けられる。またドアDの内面側には、内部ハンドルケース21が取付けられており、この内部ハンドルケース21に、インサイドハンドル19が左右方向に回動可能に取付けられるとともに、前記ロック操作ノブ17が左右方向に回動可能に取付けられる。
図3を併せて参照して、ドアロック装置15のケーシング23は、金属製および合成樹脂製の複数の部材を結合して構成されており、ドアDに取付けられる。このケーシング23には、車体側のストライカ(図示せず)を進入させ得る進入凹部25が設けられており、ドアDを閉じたときに進入凹部25に進入した前記ストライカに係合して回動するようにして前記ケーシング23に回動可能に支承されたラッチ26の回動を阻止することによりドアDが閉じ状態でロックされ、前記ラッチ26の回動を許容することで前記ドアDのロック状態が解除されてアンロック状態となり、このアンロック状態でドアDを開くことが可能となる。
ケーシング23は、車体側に臨む金属板24と、該金属板24を覆う合成樹脂製のカバー27を備えており、該カバー27は、金属板24側を開放した箱形に形成されるカバー主部27aと、該カバー主部27aから立ち上がる支持壁部27bとを一体に有して略L字状に形成される。
前記支持壁部27bには、前記ケーシング23の進入凹部25が延びる方向と平行な軸線を有するロッキングレバー軸28が回動可能に支承されており、該ロッキングレバー軸28にロッキングレバー29が固定される。而してドアロック装置15のロック状態およびアンロック状態は、ロッキングレバー29すなわちロッキングレバー軸28が、ロック位置およびアンロック位置間で回動することにより切換えられる。
図4および図5を併せて参照して、前記進入凹部25のストライカ進入口側でカバー27の支持壁部27bには無端状に連なるシール溝30が設けられており、該シール溝30に装着される無端状のガスケット31を前記支持壁部27bとの間に挟むようにして合成樹脂製の蓋板32が支持壁部27bに締結され、ケーシング23に連設されるアクチュエータハウジング33が、前記支持壁部27bおよび前記蓋板32で構成されることになる。
前記アクチュエータハウジング33内には、前記ロッキングレバー軸28の軸線と直交する平面と平行な回転軸線を有するドアロックモータ35と、該ドアロックモータ35の出力軸に同軸に連結されるウォーム36と、前記ロッキングレバー軸28と平行な軸線を有してウォーム36に噛合するウォームホイル37と、該ウォームホイル37との制限された範囲での相対回動を可能としてウォームホイル37に同軸に連結されるピニオン38と、前記ロッキングレバー軸28と平行な軸線まわりの回動を可能とするとともに前記ピニオン38に噛合するセクタギヤ39を一体に有する駆動部材40と、前記ロッキングレバー軸28の一端部に固定されるとともに一端部が前記駆動部材40に連結されるロッキングレバー29と、前記ロッキングレバー軸28と平行な軸線を有するキー操作入力レバー41と、前記ロッキングレバー29の他端部および前記キー操作入力レバー41間に設けられる連結リンク42とが収容される。
ドアロックモータ35は、正逆回転可能なものであり、カバー27の支持壁部27bに設けられた凹部43に一部を収容するようにして前記支持壁部27bおよび蓋板32間に挟持される。またウォームホイル37およびピニオン38は支持壁部27bおよび蓋板32間で支持される支軸44で回動可能に支承される。しかもウォームホイル37および支持壁部27b間には、ばね45(図4参照)が設けられており、そのばね45は、ドアロックモータ35の作動停止時に、ウォームホイル37を正逆両方向への回動前の位置に戻す働きをする。
セクタギヤ39および前記ピニオン38の組付け時の相対位置を一定に定めるために、セクタギヤ39にはピニオン38側に突出した位置決め突起46が突設され、ピニオン38には、位置決め突起46を嵌合可能な位置決め凹部47が設けられる。
駆動部材40には、ロッキングレバー29の一端側に延びるアーム部40aが一体に設けられており、このアーム部40aの先端部がロッキングレバー軸28からオフセットした位置でロッキングレバー29に回動可能に連結される。また連結リンク42の一端部は、前記ロッキングレバー軸28ならびにアーム部40aのロッキングレバー29への連結部とはオフセットした位置でロッキングレバー29に回動可能に連結される。さらにロッキングレバー29とアクチュエータハウジング33の支持壁部27bとの間には、ロッキングレバー29を、図3で示すロック位置と、該ロック位置から図3の時計方向に回動したアンロック位置との間で節度的に回動させるためのクリックばね48が設けられる。
キー操作入力レバー41はアクチュエータハウジング33の支持壁部27bで回動可能に支承される。またキー操作入力レバー41には、その回動軸線を中心とした円弧状の長孔51が設けられており、連結リンク42の他端部に植設された係合ピン52が長孔51に挿通される。ところでシリンダ錠16の施・解錠操作による操作力は、たとえばアウターケーブルにインナーケーブルが挿通されて成る回動伝達部材53(図1および図2参照)のねじれ運動によってキー操作入力レバー41に伝達される。
而して、シリンダ錠16をアンロック側にキー操作したときには、キー操作入力レバー41が図3の時計方向に回動し、長孔51の一端側でキー操作入力レバー41が係合ピン52に係合し、連結リンク42を介してロッキングレバー29を図3の時計方向に回動せしめる。而してシリンダ錠16でのアンロック位置側への操作力解除に応じて回動伝達部材53がねじれを解消する側に回動することにより、キー操作入力レバー41も図3で示すように中立位置に戻る。この際、長孔51の他端側でキー操作入力レバー41が連結リンク42に力を及ぼすことはなく、ロッキングレバー軸28およびロッキングレバー29はアンロック位置のままである。またロッキングレバー29の回動に応じて駆動部材40すなわちセクタギヤ39およびピニオン38も回動するが、この際のピニオン38は、ウォームホイル37に回動力を及ぼすことなく回動する。
次いでシリンダ錠16をロック位置側にキー操作したときには、キー操作入力レバー41が図3の中立位置から反時計方向に回動し、長孔51の他端側でキー操作入力レバー41が係合ピン52に係合し、連結リンク42を介してロッキングレバー29を図3の反時計方向に回動せしめる。このときもシリンダ錠16でのロック位置側への操作力解除に応じて回動伝達部材53がねじれを解消する側に回動し、キー操作入力レバー41も図3で示す中立位置に戻り、ロッキングレバー軸28はロック位置のままとなる。
またドアロックモータ35の作動によってドアロック装置15のロック状態およびアンロック状態を切換える際には、ドアロックモータ35からの動力がウォーム36、ウォームホイル37、ピニオン38および駆動部材40のセクタギヤ39を介してロッキングレバー29に伝達されることになり、ロッキングレバー29がアンロック位置およびロック位置間で回動するが、この際の連結リンク42の他端部の係合ピン52は、キー操作入力レバー41の長孔51内を移動するだけであり、ロッキングレバー29から連結リンク42を介してキー操作入力レバー41に動力が伝達されることはない。
駆動部材40の上方で支持壁部27bには、バスバー(図示せず)を埋設せしめた合成樹脂製の基板54が取付けられており、該基板54には、駆動部材40の上部に設けられた当接角部55に当接してスイッチング態様を切換える第1スイッチ56が取付けられる。而して第1スイッチ56は、駆動部材40が、図3で示すようにロッキングレバー29をロック位置とした状態と、駆動部材40が図3で示す位置から反時計方向に回動してロッキングレバー29をアンロック位置とした状態とでスイッチング態様を切換えることになる。
またキー操作入力レバー41および駆動部材40間で支持壁部27bには、キー操作入力レバー41がロック位置およびアンロック位置に回動したこと、すなわちシリンダ錠16による施・解錠操作が行なわれたことを検出するための第2スイッチ57が取付けられる。
ところで、駆動部材40はアクチュエータハウジング33で回動可能に支承される回動軸58で相対回動可能に支承されるものであり、この回動軸58の一端部は、アクチュエータハウジング33の支持壁部27bに一体に突設されて回動軸58に同軸に嵌合する支持突部59で回動可能に支承され、回動軸58の他端部は、アクチュエータハウジング33の蓋板32に設けられた支持筒部60に嵌合して回動可能に支承されつつアクチュエータハウジング33の前記蓋板32から突出する。
前記蓋板32の外方には、回動軸線を前記回動軸58すなわち駆動部材40と同軸にしたノブレバー61が配置されており、このノブレバー61は、前記回動軸58の他端部に相対回動を不能として嵌合、連結される。このノブレバー61には、ドアロック装置15のロック状態およびアンロック状態を切換えるために車室側でロック操作ノブ17を操作したときの操作力が、プッシュ・プルケーブル62を介して入力されるものであり、ロック操作ノブ17をアンロック側に操作したときにはノブレバー61が図3の反時計方向に回動し、ロック操作ノブ17をロック側に操作したときにはノブレバー61が逆方向に回動して図3で示す位置となる。
前記ノブレバー61および前記ロッキングレバー29間の連結および非連結は、前記アクチュエータハウジング33に収容されるスーパーロック機構65で切換えられる。このスーパーロック機構65は、スーパーロックモータ66と、前記回動軸58の軸線に直交する方向へのスライド作動を可能としつつ前記回動軸58に相対回動不能に連結されるジョイントレバー67と、前記駆動部材40に連結された連結状態ならびにその連結を解除した非連結状態を前記ジョイントレバー67のスライド作動とともに切換えるようにして前記ジョイントレバー67に設けられる連結軸68と、該連結軸68に係合可能であるとともに前記連結軸68の前記連結状態および前記非連結状態を前記ジョイントレバー67のスライド方向と平行な平面に沿うスライド作動で切換えるスーパーロックリンク69とを備える。
図6において、前記回動軸58の一端部には、その一直径線に沿う方向に延びて相互に平行な一対のガイド壁部70a,70aを両側に有して小判形に形成されるガイド支持部70が一体に設けられており、ジョイントレバー67は、該ガイド支持部70で回動可能に支持されるとともにガイド支持部70でスライド作動をガイドされるようにしてアクチュエータハウジング33の支持壁部27bおよび駆動部材40間に配置される。
ジョイントレバー67は、前記回動軸58の前記一直径線上に設定される第1直線L1に沿って長く延びるものであり、前記ガイド支持部70を挿通せしめる支持孔71がジョイントレバー67に設けられる。この支持孔71は、ガイド支持部70の両ガイド壁部70a…に近接、対向する一対の側壁部71a,71aを両側に有して前記第1直線L1に沿う方向に長い小判形に形成される。而してジョイントレバー67は、支持孔71の長手方向両端をガイド支持部70に当接させる範囲で、前記第1直線L1に沿う方向で回動軸58および駆動部材40に対して相対移動するようにしてスライドするものであり、回動軸58の回動時には該回動軸58とともにジョイントレバー67は回動する。
図7を併せて参照して、前記連結軸68は前記第1直線L1上に位置するようにしてジョイントレバー67の駆動部材40側の面に一体に設けられており、駆動部材40には、連結軸68を挿通せしめる連結孔72が設けられる。この連結孔72は、駆動部材40の半径方向に沿う半径方向孔部72aと、該半径方向孔部72aの内端に連なるとともに駆動部材40の周方向に延びる周方向孔部72bとから成る略L字状のものであり、前記連結軸68は、連結孔72における半径方向孔部72aの外端部に位置する状態ではジョイントレバー67およびノブレバー61と、駆動部材40とを相対回動不能とするようにして駆動部材40に連結された連結状態となる。また連結孔72における半径方向孔部72aの内端に連結軸68が位置する状態では、駆動部材40およびジョイントレバー67は前記連結軸68を前記周方向孔部72b内で変位させるようにして相対回動可能であり、ジョイントレバー67および駆動部材40の相対回動を可能として駆動部材40への連結を解除した非連結状態となる。
ところでアクチュエータハウジング33における支持壁部27bの内面には、ジョイントレバー67に摺接する金属製の摺接板73が嵌合、固定される。この摺接板73および前記支持壁部27b間には通路74が形成され、第2スイッチ57に連なって基板54側に延出されるたとえば3本の電線75…が前記通路74を通るように配設される。
スーパーロックリンク69は、アクチュエータハウジング33の蓋板32および駆動部材40間に配置され、ジョイントレバー67のスライド方向と平行な平面で回動軸58の中心を通る第2直線L2に沿って長く延びるように形成され、第2直線L2に沿う方向にスライド可能である。而して第2直線L2は、ノブレバー61がロック位置にあるときの連結軸68の位置ならびにノブレバー61がアンロック位置にあるときの連結軸68の位置間の中間部を通るように設定されている。
このスーパーロックリンク69の一端部には、連結軸68に駆動部材40の半径方向外方側から係合、当接可能な係合当接部77aと、駆動部材40の半径方向内方側から係合、当接可能な係合当接部77bとを両側に有する略U字状の係合凹部77が、駆動部材40の周方向一側に開放するようにして設けられる。またアクチュエータハウジング33における蓋板32に設けられた支持筒部60を、スーパーロックリンク69のスライド作動を許容するようにして挿通せしめる開口部78がスーパーロックリンク69に設けられる。
またスーパーロックリンク69の長手方向他端側には、第2直線L2に沿う方向に長く延びる長孔79が設けられており、アクチュエータハウジング33における支持壁部27bには、前記長孔79に嵌合して前記スーパーロックリンク69のスライド作動をガイドするガイド部80が一体に設けられる。なおスーパーロックリンク69は金属製であり、ガイド部80の磨耗を抑えるために前記ガイド部80を形成する金属部材を合成樹脂から成る前記支持壁部27bにモールド結合するようにしてもよい。
再び図3において、スーパーロックモータ66は、正逆回転可能なものであり、アクチュエータハウジング33の支持壁部27bに設けられた凹部83に一部を収容するようにして前記支持壁部27bおよび蓋板32間に挟持される。またスーパーロックモータ66の出力軸にウォーム84が同軸に連結されており、前記駆動部材40の回動軸線と平行な軸線を有するウォームホイル85がウォーム84に噛合され、該ウォームホイル85との制限された範囲での相対回動を可能としたスーパーロックレバー86がウォームホイル85に同軸に連結される。しかもウォームホイル85および支持壁部27b間には、図示しないばねが設けられており、そのばねは、スーパーロックモータ66の作動停止時に、ウォームホイル85を原位置に戻す働きをする。
スーパーロックレバー86には、前記スーパーロックリンク68の他端に設けられた係合孔88に係合、連結される連結ピン89が一体に設けられ、前記係合孔88は第2直線L2と直交する方向にわずかに長く形成される。而してスーパーロックモータ66は、たとえばシリンダ錠16の施錠操作を設定時間内に2回実行することによって、前記ノブレバー61および前記駆動部材40間の連結を解除する側に作動するものであり、ノブレバー61および駆動部材40間を連結したスーパーロックオフ位置(図3で示す位置)と、そのスーパーロックオフ位置から図3の反時計方向に回動してノブレバー61および駆動部材40間の連結を解除するスーパーロックオン位置との間でスーパーロックレバー86を節度的に回動させるためのクリックばね90が、アクチュエータハウジング33の支持壁部27bとの間に設けられる。
前記スーパーロックモータ66の作動により、前記スーパーロックレバー86は、スーパーロックリンク69を第2直線L2に沿ってスライド作動せしめるものであり、スーパーロックリンク69の一端の係合当接部77a,77bのいずれかが連結軸68に当接、係合することで、連結軸68の前記連結状態および前記非連結状態が切換えられることになる。
スーパーロックリンク69の一端寄り側部には当接突部91が一体に突設されており、スーパーロック機構65がスーパーロックオン状態にあってスーパーロックリンク69が連結軸68を非連結位置側に作動せしめている状態で、駆動部材40がドアロックモータ35の作動によってロッキングレバー29をアンロック位置側に回動せしめる方向に回動したときに前記当接突部91に当接して連結軸68を連結状態とする側にスーパーロックリンク69を押圧する押圧軸92が駆動部材40に植設される。すなわちロッキングレバー29がロック位置にあって連結軸68が非連結状態にあるときのロッキングレバー29をアンロック位置側に回動駆動する側への駆動部材40の回動に応じて、スーパーロックリンク69は連結軸68を連結状態とする側にスライド作動することになる。
ドアロック装置15のケーシング23には、ドア開放操作力の入力に応じて回動するようにしてオープンレバー93が支承される。該オープンレバー93の長手方向に沿う一端部はケーシング23から突出されており、そのオープンレバー93の一端部には、ドアDの外面側に設けられるアウトサイドハンドル18の操作に応じた操作力がロッド94(図1参照)を介して入力される。またドアロック装置15の前記カバー27には、ドアDの内面側に設けられるインサイドハンドル19の操作に応じたケーブル95の牽引作動によって回動する入力レバー96が回動可能に支承されており、この入力レバー96から前記オープンレバー93に開扉方向の動力が伝達される。
次にこの実施例の作用について説明すると、スーパーロック機構65がスーパーロックオフ状態にあり、しかもロッキングレバー27がロック位置にある図8の状態からドアロックモータ35をアンロック側に作動せしめると、図9で示すように、駆動部材40が時計方向に回動し、それによりロック位置にあったロッキングレバー29が反時計方向に回動してアンロック位置となる。この際、ロッキングレバー29に一端部が連結されている連結リンク42も図の上方に移動するが、連結リンク42の他端部の係合ピン52はキー操作入力レバー41が備える長孔51内を移動するだけであり、連結リンク42からキー操作入力レバー41に影響が及ぶことはない。また駆動部材40がロック位置からアンロック位置に回動する際に、駆動部材40が備える押圧軸92からスーパーロックリンク69の当接突部91に押圧力が及ぶことはない。さらに駆動部材40のロック位置からアンロック位置への回動によって駆動部材40から連結軸68を介してジョイントレバー67に作用する力により、該ジョイントレバー67とともにノブレバー61もアンロック位置に回動することになる。
また図8で示すロック状態において、たとえばシリンダ錠16の施錠操作を設定時間内に2回実行することによって、スーパーロックモータ66を作動せしめると、図10で示すように、スーパーロックレバー86が反時計方向に回動する。これにより、スーパーロックリンク69は、連結軸68を連結状態から非連結状態に切換えるようにスライド作動し、スーパーロック機構65はスーパーロックオン状態となる。このようなスーパーロック機構65によるスーパーロックオン状態で、ロック操作ノブ17からプッシュ・プルケーブル62を介して、ノブレバー61にアンロック側への回動力が作用すると、図11で示すように、ノブレバー61およびジョイントレバー67が反時計方向に回動し、駆動部材40の連結孔72に挿通されている連結軸68は連結孔72の周方向孔部72b内を移動するだけであり、ノブレバー61から駆動部材40に回動力が伝達されることはない。すなわちスーパーロック機構65の作動により、ノブレバー61および駆動部材40間の連結が解除された状態となっている。
図10で示したスーパーロック機構65によるスーパーロックオン状態で、ドアロックモータ35をアンロック側に作動せしめると、駆動部材40が反時計方向に回動し、それによりロック位置にあったロッキングレバー29が時計方向に回動して図9で示したアンロック位置となる。この際、ロッキングレバー29に一端部が連結されている連結リンク42も図の上方に移動するが、連結リンク42の他端部の係合ピン52はキー操作入力レバー41の長孔51内を移動するだけであり、連結リンク42からキー操作入力レバー41に影響が及ぶことはない。また駆動部材40がロック位置からアンロック位置に回動する際に、駆動部材40に設けられた押圧軸92がスーパーロックリンク69の当接突部91に当接して該スーパーロックリンク69をスライド作動せしめ、連結軸68はスーパーロックリンク69の係合当接部77bで押されて駆動部材40に連結された連結状態となる。すなわち、スーパーロック機構65の作動によりノブレバー61および駆動部材40が非連結状態にあるときに、ドアロックモータ35の作動により駆動部材40をアンロック側に回動せしめることにより、ノブレバー61および駆動部材40間が連結された状態となる。
さらにスーパーロック機構65によるスーパーロックオン状態で、シリンダ錠16の解錠操作を行ったときには、図12で示すように、キー操作入力レバー41が図12の時計方向に回動し、キー操作入力レバー41が備える長孔51の一端側で係合ピン52がキー操作入力レバー41に係合することにより、連結リンク42を介してロッキングレバー29が時計方向に回動し、それによりロック位置にあったロッキングレバー29がアンロック位置となる。このロッキングレバー29のアンロック位置側への回動時に、駆動部材40が備える押圧軸92がスーパーロックリンク69の当接突部91に当接し、連結軸68がスーパーロックリンク69で押されて連結状態となり、ノブレバー61もアンロック位置に回動する。これによっても、ノブレバー61および駆動部材40間は、いずれか一方のロック位置側への回動に他方を追随させるようにして相互に連結された状態となる。
すなわち、スーパーロック機構65の作動によりノブレバー61および駆動部材40が非連結状態にあるときに、シリンダ錠16の解錠操作により駆動部材40をアンロック側に回動せしめることにより、ノブレバー61および駆動部材40間が連結された状態となる。
このようにして、ドアロック装置15のロック状態で車室に臨む側でドアDに配設されるロック操作ノブ17を不正操作しても、スーパーロック機構65のスーパーロックオン状態ではドアロック装置15がアンロック状態となることはない。
しかも駆動部材40を相対回動可能に支承する回動軸58にノブレバー61が相対回動不能に連結され、ジョイントレバー67は、回動軸58の軸線に直交する方向へのスライド作動を可能として回動軸58に相対回動不能に連結されるものであり、スーパーロックリンク69はジョイントレバー67のスライド方向と平行な方向にスライド作動して連結軸68に係合するものである。すなわちスーパーロック機構65の主たる機能が前記回動軸58の軸線まわりに集中されており、リンク結合部を少なくし、部品寸法精度や軸間寸法精度を特に高めることを不要とするとともに、複雑なリンク作動も不要とした簡単な構造でスーパーロック機構65を構成することができ、製造および組付けも容易とすることができる。
またスーパーロックリンク69のスライド作動をガイドするガイド部80が、アクチュエータハウジング33に設けられており、スーパーロックリンク69のスライド作動をガイド部80でガイドして円滑化することができる。
さらにアクチュエータハウジング33に、前記ジョイントレバー67に摺接する金属製の摺接板73が固定され、該摺接板73およびアクチュエータハウジング33間に、電線75…を通す通路74が形成されるので、ジョイントレバー67の回動およびスライド作動を摺接板73への摺接によって円滑化するとともに、電線75…を配線するためのガイドとすることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
ドアを車室側から見た正面図である。 ドアロック装置およびシリンダ錠の連結状態を示す斜視図である。 ロック状態にあるドアロック装置を図2の3矢視方向から見て蓋板を省略した図である。 図3の4−4線に沿う拡大断面図である。 図3の5−5線に沿う拡大断面図である。 図4の6−6線拡大断面図である。 図4の7−7線拡大断面図である。 スーパーロックオフ時のロック状態を示す図3の要部拡大図である。 スーパーロックオフ時のアンロック状態を示すための図8に対応した図である。 スーパーロックオン時のロック状態を示すための図8に対応した図である。 スーパーロックオン時にロック操作ノブをアンロック操作したときの図8に対応した図である。 スーパーロックオン時にシリンダ錠を解錠操作したときの図8に対応した図である。
符号の説明
15・・・ドアロック装置
17・・・ロック操作ノブ
23・・・ケーシング
29・・・ロッキングレバー
33・・・アクチュエータハウジング
35・・・ドアロックモータ
40・・・駆動部材
58・・・回動軸
61・・・ノブレバー
65・・・スーパーロック機構
66・・・スーパーロックモータ
67・・・ジョイントレバー
68・・・連結軸
69・・・スーパーロックリンク
73・・・摺接板
74・・・通路
75・・・電線
80・・・ガイド部
D・・・ドア

Claims (3)

  1. ロック状態およびアンロック状態を切換えるようにしてロック位置およびアンロック位置間で回動可能なロッキングレバー(29)を有するドアロック装置(15)のケーシング(23)がドア(D)に取付けられ、ドアロックモータ(35)と、該ドアロックモータ(35)の作動に応じて回動して前記ロッキングレバー(29)を回動駆動する駆動部材(40)とを収容するアクチュエータハウジング(33)が前記ケーシング(23)に連設され、車室に臨む側で前記ドア(D)に配設されるロック操作ノブ(17)の操作に応じて回動するノブレバー(61)が前記アクチュエータハウジング(33)に回動可能に支承され、前記ノブレバー(61)および前記ロッキングレバー(29)間の連結および非連結をスーパーロックモータ(66)の作動に応じて切換可能なスーパーロック機構(65)が、前記アクチュエータハウジング(33)に収容される車両のドア開閉装置において、前記駆動部材(40)を相対回動可能に支承して前記アクチュエータハウジング(33)に回動自在に支承される回動軸(58)に前記ノブレバー(61)が相対回動不能に連結され、前記スーパーロック機構(65)は、前記回動軸(58)の軸線に直交する方向へのスライド作動を可能として前記回動軸(58)に相対回動不能に連結されるジョイントレバー(67)と、該ジョイントレバー(67)および前記駆動部材(40)を相対回動不能に連結するようにして前記駆動部材(40)に連結される連結状態ならびに前記ジョイントレバー(67)および前記駆動部材(40)の相対回動を可能とするようにして前記駆動部材(40)との連結を解除した非連結状態を前記ジョイントレバー(67)のスライド作動とともに切換えるようにして前記ジョイントレバー(67)に設けられる連結軸(68)と、該連結軸(68)に係合可能であるとともに前記連結軸(68)の前記連結状態および前記非連結状態を前記ジョイントレバー(67)のスライド方向と平行な平面に沿うスライド作動で切換えるスーパーロックリンク(69)とを備え、該スーパーロックリンク(69)は、前記ロッキングレバー(29)がロック位置にある状態での前記スーパーロックモータ(66)の作動に応じて前記連結軸(68)の前記連結状態および前記非連結状態を切換えるようにスライド作動するとともに、前記ロッキングレバー(29)がロック位置にあって前記連結軸(68)が前記非連結状態にあるときには前記ロッキングレバー(29)をアンロック位置側に回動駆動する側への前記駆動部材(40)の回動に応じて前記連結軸(68)を連結状態とする側にスライド作動することを特徴とする車両のドア開閉装置。
  2. 前記スーパーロックリンク(69)のスライド作動をガイドするガイド部(80)が、アクチュエータハウジング(33)に設けられることを特徴とする請求項1記載の車両のドア開閉装置。
  3. 前記アクチュエータハウジング(33)に、前記ジョイントレバー(67)に摺接する金属製の摺接板(73)が固定され、該摺接板(73)および前記アクチュエータハウジング(33)間に、電線(75)を通す通路(74)が形成されることを特徴とする請求項1または2記載の車両のドア開閉装置。
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