JP2004188712A - ダイレクトプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリを効率よく使用することにより展開処理の単位となるバンドの幅をなるべく大きくとれるようにすることでスループットを向上させる。また、メモリアクセスを少なくすることよにりスループットを向上させる。
【解決手段】インデックス印字等あらかじめきめられたレイアウトの余白部分に展開メモリを割り当てず、画像データ部分のみに展開メモリの割り当て、印字位置情報を生成する。印字のときに印字位置情報を使用して印字データの位置調整を行う。また、余白部分の展開メモリを画像データに割り当てるように展開メモリの構成を変えるため、従来よりバンドの幅を大きくとれる。また、レイアウトに応じてバンドの幅を調整する。
【選択図】 図1
【解決手段】インデックス印字等あらかじめきめられたレイアウトの余白部分に展開メモリを割り当てず、画像データ部分のみに展開メモリの割り当て、印字位置情報を生成する。印字のときに印字位置情報を使用して印字データの位置調整を行う。また、余白部分の展開メモリを画像データに割り当てるように展開メモリの構成を変えるため、従来よりバンドの幅を大きくとれる。また、レイアウトに応じてバンドの幅を調整する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリカード等の着脱可能な記録媒体およびデジタルカメラから画像データを読み込み、印刷を行うダイレクトプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
メモリカード等の着脱可能な記録媒体に記憶された画像データを読み込み印刷を行うプリンタがある。また、外部装置のデジタルカメラ内に格納されている画像データをインターフェースを介して読込み印刷を行うプリンタがある。一般的にこのようなプリンタをダイレクトプリンタと呼ぶ。
【0003】
一般的にダイレクトプリンタではいろいろなレイアウトが指定できる。図12に、1枚の記録媒体に指定した1つの画像データを印刷する1コマ印字、1枚の記録媒体に指定した複数の画像データを印刷するレイアウト印字、1枚の記録媒体に複数の画像データを見出し用として印刷するインデックス印字の例を示した。図12からわかるように、画像データはレイアウトにしたがって拡大、縮小され所定の位置に配置され印刷される。
【0004】
図3はインデックス印字の例を示したものである。通常、ダイレクトプリンタでは画像を展開するためのメモリを1ページ分搭載しているわけではなく、図4に示したような横W、縦Hの展開メモリしか搭載していないため、図5で示されたようにバンドに分割して処理を行わなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では以下のような不具合があった。
【0006】
図5のようにバンド毎に展開処理を行う場合、1つの画像データが複数のバンドに分割される場合がある。このように1つの画像データが複数のバンドに分割されるような場合、処理が複雑となり、スループットも低下してしまう傾向がある。これを完全に回避するためには、1ページ分の展開メモリを必要とするが、かなりのコストアップになってしまうことになる。
【0007】
また、図3に示したようなインデックス印字では、複数の画像データを並べて印字するため、画像データと画像データの間の余白部分が多い。このような場合、従来例では余白部分にも展開メモリを割り当てていたため、メモリを効率よく使用しているとはいえなかった。また、印字を行う際には、余白部分も0のデータとしてメモリアクセスを行っていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記、問題を解説するために本発明では、(1)印字データを格納するための記憶手段を持ち、前記記憶手段に画像データを余白部分がないように展開し印字データを生成する印字データ生成手段と、印字データの印字位置を示す情報を生成する印字位置情報生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された印字データと、前記印字位置情報生成手段によって生成された印字位置情報にもとづいて印字を行う印字手段とを備えた。
【0009】
これによると、余白部分に展開メモリを割り当てる必要がなくなるためメモリを効率よく使用することができる。また、メモリへのアクセス回数も減少するため、ダイレクトプリンタ全体としてのスループットの向上にもつながる。
【0010】
(2)更にレイアウトに応じて前記記憶手段の構成を変える手段を備えた。
【0011】
これによると、余白部分に割り当てられていた展開メモリを、画像データの展開メモリに使用することが可能となるため、1つの画像データが複数のバンドに分割されることを減少させることが可能となり、スループットの向上につながる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜図11を使用して説明する。
【0013】
図1はダイレクトプリンタを示した図である。図1において1−1はダイレクトプリンタ本体、1−2はメモリカードを着脱するメモリカードスロット、1−3はデジタルカメラとデータ送受信を行うためのI./F、1−4は操作パネルである。
【0014】
図2はダイレクトプリンタの制御回路図を表している。図2において2−1はホストコンピュータとのデータ送受信を行うホストI/F、2−2はMPU、2−3はゲートアレイ(G.A.)、2−4はROMで本発明の制御プログラムが格納されている。2−5はRAM、2−6は着脱可能なメモリカードとのデータ送受信を行うメモリカードI/F、2−7はデジカメとのデータ送受信を行うデジカメI/F、2−8はバス、I/O、2−9はCRモータドライバ、2−10はLFモータドライバ、2−11は記録ヘッドを駆動するためのヘッド用ドライバ、2−12はパネルI/F、2−13はCRモータ、2−14はLFモータ、2−15は記録ヘッド、2−16は操作パネルを表している。
【0015】
図3はインデックス印字の例を示している。
【0016】
図4は展開メモリを示している。
【0017】
図5は図3のインデックス印字を行う時の処理がバンドに分割された様子を表している。
【0018】
図6は図5の第1バンド目の展開処理時に、本発明の印字データ生成手段と印字位置情報生成手段を用いて処理を行った場合の説明図である。図6において、6−1は参考のために記録媒体に印刷される実際の展開イメージを表している。6−2は展開メモリ上に展開された印字データ、6−3はそれぞれの印字データをどの位置に印字するかを示した印字位置データを表している。
【0019】
図6を見ると分かるように、実際の展開イメージの余白部分を除いた印字データのみが展開メモリ上に展開されるため、必要となるメモリ容量が少なくなっているのが分かる。
【0020】
図7は図6の印字データ生成手段によって得られた印字データと、印字位置情報生成手段によって得られた印字位置データを使用して、本発明の印字手段によって印字が行われる様子を説明する図である。図7において7−1は印字位置データ(6−3と同じ)、7−2は展開メモリ上の印字データである(6−2と同じ)。7−3は印字結果を表している。
【0021】
図8は本発明の印字手段のフローチャートを表している。図8において8−1は印字開始時の処理を示している。8−2で展開メモリからのデータ読み出し位置を初期化している。キャリッジ(CR)を左から右へ移動させて印字する場合には7−2の展開メモリの左端位置、右から左へ移動させて印字する場合には7−2の展開メモリの右端位置にデータ読み出し位置を初期化する。8−3で印字を行うためにCRを駆動する。実際にCRを移動させる範囲は図示しないが、印字位置データの最左端から最右端(7−3ではx1〜x8)までを印字できるような範囲である。また、CR駆動に関しては特に説明を行わないが、一般的な制御でよい。8−4で処理は終了する。8−5は8−3で駆動されたCRの位置が1カラム移動するごとに発生する印字割り込み処理のフローチャートである。8−6でCRの位置を更新する。8−7で現在のCR位置が7−1で示される印字位置データのいずれかの範囲内にあるかどうかを判断する。現在のCR位置が印字位置データのいずれかの範囲内にある場合、8−8で展開メモリから現在の読み出し位置から1カラム分の印字データを取得し、8−9で展開メモリからの読み出し位置を更新し、8−10で読み出したデータを記録ヘッドへ転送するため印字が行われる。そして、8−11で割り込み処理を終了する。一方、現在のCR位置が印字位置データのいずれかにも入っていない場合、8−11で割り込み処理を終了する。
【0022】
図8を見ると分かるように、余白部分のデータ読込みを行わないため、メモリへのアクセス回数が少なくなっているのが分かる。図8は本発明の印字手段をソフトウェアによって実現しているが、その一部をハードウェアによって実現することも容易で、その場合2−3のG.A.に搭載されることになる。
【0023】
図9は従来、余白部分で使用されていた展開メモリを画像データの展開メモリに割り当てた場合の説明図である。
【0024】
図10は図9の展開メモリを使用して、図3のインデックス印字を行う場合の、バンドに分割された様子を表している。図5と図10を比較すると分かるように、1つの画像が複数のバンドに分割されることが減少しているのがわかる。
【0025】
図11はレイアウトに応じて、展開メモリを調整したものである。図10は余白部分で使用されていた展開メモリを画像データの展開メモリにすべて割り当てたが、図11ではレイアウトに応じて、展開メモリの縦を少し短くした。図11を見ると1つの画像が複数のバンドに分割されないことがわかる。
【0026】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によるダイレクトプリンタでは、印字データを格納するための記憶手段を持ち、前記記憶手段に画像データを余白部分がないように展開し印字データを生成する印字データ生成手段と、印字データの印字位置を示す情報を生成する印字位置情報生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された印字データと、前記印字位置情報生成手段によって生成された印字位置情報にもとづいて印字を行う印字手段とを備えた。
【0027】
これによると、余白部分に展開メモリを割り当てる必要がなくなるためメモリを効率よく使用することができる。また、メモリへのアクセス回数も減少するため、ダイレクトプリンタ全体としてのスループットの向上にもつながる。
【0028】
更にレイアウトに応じて前記記憶手段の構成を変える手段を備えた。
【0029】
これによると、余白部分に割り当てられていた展開メモリを、画像データの展開メモリに使用することが可能となるため、1つの画像データが複数のバンドに分割されることを減少させることが可能となり、スループットの向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるダイレクトプリンタの図である。
【図2】本発明の実施形態に係わるダイレクトプリンタの制御回路図である。
【図3】本発明の実施形態に係わるインデックス印字の例である。
【図4】本発明の実施形態に係わる展開メモリである。
【図5】本発明の実施形態に係わる処理がバンドに分割されている様子を表した図である。
【図6】本発明の実施形態に係わる印字データ生成手段と印字位置情報生成手段を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態に係わる印字手段を説明する図である。
【図8】本発明の実施形態に係わる印字手段のフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態に係わる展開メモリの構成を変えた状態を表す図である。
【図10】本発明の実施形態に係わる処理がバンドに分割されている様子を表した図である。
【図11】本発明の実施形態に係わるレイアウトに応じて展開メモリの構成を変えた場合の、処理がバンドに分割されている様子を表した図である。
【図12】従来例に係わる1コマ印字、レイアウト印字、インデックス印字の例である。キャナーヘッドとの通信波形、および、印字ヘッドのサブヒータ駆動波形である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリカード等の着脱可能な記録媒体およびデジタルカメラから画像データを読み込み、印刷を行うダイレクトプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
メモリカード等の着脱可能な記録媒体に記憶された画像データを読み込み印刷を行うプリンタがある。また、外部装置のデジタルカメラ内に格納されている画像データをインターフェースを介して読込み印刷を行うプリンタがある。一般的にこのようなプリンタをダイレクトプリンタと呼ぶ。
【0003】
一般的にダイレクトプリンタではいろいろなレイアウトが指定できる。図12に、1枚の記録媒体に指定した1つの画像データを印刷する1コマ印字、1枚の記録媒体に指定した複数の画像データを印刷するレイアウト印字、1枚の記録媒体に複数の画像データを見出し用として印刷するインデックス印字の例を示した。図12からわかるように、画像データはレイアウトにしたがって拡大、縮小され所定の位置に配置され印刷される。
【0004】
図3はインデックス印字の例を示したものである。通常、ダイレクトプリンタでは画像を展開するためのメモリを1ページ分搭載しているわけではなく、図4に示したような横W、縦Hの展開メモリしか搭載していないため、図5で示されたようにバンドに分割して処理を行わなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では以下のような不具合があった。
【0006】
図5のようにバンド毎に展開処理を行う場合、1つの画像データが複数のバンドに分割される場合がある。このように1つの画像データが複数のバンドに分割されるような場合、処理が複雑となり、スループットも低下してしまう傾向がある。これを完全に回避するためには、1ページ分の展開メモリを必要とするが、かなりのコストアップになってしまうことになる。
【0007】
また、図3に示したようなインデックス印字では、複数の画像データを並べて印字するため、画像データと画像データの間の余白部分が多い。このような場合、従来例では余白部分にも展開メモリを割り当てていたため、メモリを効率よく使用しているとはいえなかった。また、印字を行う際には、余白部分も0のデータとしてメモリアクセスを行っていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記、問題を解説するために本発明では、(1)印字データを格納するための記憶手段を持ち、前記記憶手段に画像データを余白部分がないように展開し印字データを生成する印字データ生成手段と、印字データの印字位置を示す情報を生成する印字位置情報生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された印字データと、前記印字位置情報生成手段によって生成された印字位置情報にもとづいて印字を行う印字手段とを備えた。
【0009】
これによると、余白部分に展開メモリを割り当てる必要がなくなるためメモリを効率よく使用することができる。また、メモリへのアクセス回数も減少するため、ダイレクトプリンタ全体としてのスループットの向上にもつながる。
【0010】
(2)更にレイアウトに応じて前記記憶手段の構成を変える手段を備えた。
【0011】
これによると、余白部分に割り当てられていた展開メモリを、画像データの展開メモリに使用することが可能となるため、1つの画像データが複数のバンドに分割されることを減少させることが可能となり、スループットの向上につながる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜図11を使用して説明する。
【0013】
図1はダイレクトプリンタを示した図である。図1において1−1はダイレクトプリンタ本体、1−2はメモリカードを着脱するメモリカードスロット、1−3はデジタルカメラとデータ送受信を行うためのI./F、1−4は操作パネルである。
【0014】
図2はダイレクトプリンタの制御回路図を表している。図2において2−1はホストコンピュータとのデータ送受信を行うホストI/F、2−2はMPU、2−3はゲートアレイ(G.A.)、2−4はROMで本発明の制御プログラムが格納されている。2−5はRAM、2−6は着脱可能なメモリカードとのデータ送受信を行うメモリカードI/F、2−7はデジカメとのデータ送受信を行うデジカメI/F、2−8はバス、I/O、2−9はCRモータドライバ、2−10はLFモータドライバ、2−11は記録ヘッドを駆動するためのヘッド用ドライバ、2−12はパネルI/F、2−13はCRモータ、2−14はLFモータ、2−15は記録ヘッド、2−16は操作パネルを表している。
【0015】
図3はインデックス印字の例を示している。
【0016】
図4は展開メモリを示している。
【0017】
図5は図3のインデックス印字を行う時の処理がバンドに分割された様子を表している。
【0018】
図6は図5の第1バンド目の展開処理時に、本発明の印字データ生成手段と印字位置情報生成手段を用いて処理を行った場合の説明図である。図6において、6−1は参考のために記録媒体に印刷される実際の展開イメージを表している。6−2は展開メモリ上に展開された印字データ、6−3はそれぞれの印字データをどの位置に印字するかを示した印字位置データを表している。
【0019】
図6を見ると分かるように、実際の展開イメージの余白部分を除いた印字データのみが展開メモリ上に展開されるため、必要となるメモリ容量が少なくなっているのが分かる。
【0020】
図7は図6の印字データ生成手段によって得られた印字データと、印字位置情報生成手段によって得られた印字位置データを使用して、本発明の印字手段によって印字が行われる様子を説明する図である。図7において7−1は印字位置データ(6−3と同じ)、7−2は展開メモリ上の印字データである(6−2と同じ)。7−3は印字結果を表している。
【0021】
図8は本発明の印字手段のフローチャートを表している。図8において8−1は印字開始時の処理を示している。8−2で展開メモリからのデータ読み出し位置を初期化している。キャリッジ(CR)を左から右へ移動させて印字する場合には7−2の展開メモリの左端位置、右から左へ移動させて印字する場合には7−2の展開メモリの右端位置にデータ読み出し位置を初期化する。8−3で印字を行うためにCRを駆動する。実際にCRを移動させる範囲は図示しないが、印字位置データの最左端から最右端(7−3ではx1〜x8)までを印字できるような範囲である。また、CR駆動に関しては特に説明を行わないが、一般的な制御でよい。8−4で処理は終了する。8−5は8−3で駆動されたCRの位置が1カラム移動するごとに発生する印字割り込み処理のフローチャートである。8−6でCRの位置を更新する。8−7で現在のCR位置が7−1で示される印字位置データのいずれかの範囲内にあるかどうかを判断する。現在のCR位置が印字位置データのいずれかの範囲内にある場合、8−8で展開メモリから現在の読み出し位置から1カラム分の印字データを取得し、8−9で展開メモリからの読み出し位置を更新し、8−10で読み出したデータを記録ヘッドへ転送するため印字が行われる。そして、8−11で割り込み処理を終了する。一方、現在のCR位置が印字位置データのいずれかにも入っていない場合、8−11で割り込み処理を終了する。
【0022】
図8を見ると分かるように、余白部分のデータ読込みを行わないため、メモリへのアクセス回数が少なくなっているのが分かる。図8は本発明の印字手段をソフトウェアによって実現しているが、その一部をハードウェアによって実現することも容易で、その場合2−3のG.A.に搭載されることになる。
【0023】
図9は従来、余白部分で使用されていた展開メモリを画像データの展開メモリに割り当てた場合の説明図である。
【0024】
図10は図9の展開メモリを使用して、図3のインデックス印字を行う場合の、バンドに分割された様子を表している。図5と図10を比較すると分かるように、1つの画像が複数のバンドに分割されることが減少しているのがわかる。
【0025】
図11はレイアウトに応じて、展開メモリを調整したものである。図10は余白部分で使用されていた展開メモリを画像データの展開メモリにすべて割り当てたが、図11ではレイアウトに応じて、展開メモリの縦を少し短くした。図11を見ると1つの画像が複数のバンドに分割されないことがわかる。
【0026】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によるダイレクトプリンタでは、印字データを格納するための記憶手段を持ち、前記記憶手段に画像データを余白部分がないように展開し印字データを生成する印字データ生成手段と、印字データの印字位置を示す情報を生成する印字位置情報生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された印字データと、前記印字位置情報生成手段によって生成された印字位置情報にもとづいて印字を行う印字手段とを備えた。
【0027】
これによると、余白部分に展開メモリを割り当てる必要がなくなるためメモリを効率よく使用することができる。また、メモリへのアクセス回数も減少するため、ダイレクトプリンタ全体としてのスループットの向上にもつながる。
【0028】
更にレイアウトに応じて前記記憶手段の構成を変える手段を備えた。
【0029】
これによると、余白部分に割り当てられていた展開メモリを、画像データの展開メモリに使用することが可能となるため、1つの画像データが複数のバンドに分割されることを減少させることが可能となり、スループットの向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるダイレクトプリンタの図である。
【図2】本発明の実施形態に係わるダイレクトプリンタの制御回路図である。
【図3】本発明の実施形態に係わるインデックス印字の例である。
【図4】本発明の実施形態に係わる展開メモリである。
【図5】本発明の実施形態に係わる処理がバンドに分割されている様子を表した図である。
【図6】本発明の実施形態に係わる印字データ生成手段と印字位置情報生成手段を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態に係わる印字手段を説明する図である。
【図8】本発明の実施形態に係わる印字手段のフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態に係わる展開メモリの構成を変えた状態を表す図である。
【図10】本発明の実施形態に係わる処理がバンドに分割されている様子を表した図である。
【図11】本発明の実施形態に係わるレイアウトに応じて展開メモリの構成を変えた場合の、処理がバンドに分割されている様子を表した図である。
【図12】従来例に係わる1コマ印字、レイアウト印字、インデックス印字の例である。キャナーヘッドとの通信波形、および、印字ヘッドのサブヒータ駆動波形である。
Claims (2)
- メモリカード等の着脱可能な記憶媒体に格納されている画像データを読み込み印刷を行い、外部装置であるデジタルカメラ内に格納されている画像データをインターフェースを介して読み込み印刷を行うダイレクトプリンタにおいて、印字データを格納するための記憶手段を持ち、前記記憶手段に画像データを余白部分がないように展開し印字データを生成する印字データ生成手段と、印字データの印字位置を示す情報を生成する印字位置情報生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された印字データと、前記印字位置情報生成手段によって生成された印字位置情報にもとづいて印字を行う印字手段とを備えたことを特徴とするダイレクトプリンタ。
- レイアウトに応じて前記記憶手段の構成を変える手段を備えたことを特徴とした請求項1に記載のダイレクトプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002358062A JP2004188712A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | ダイレクトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002358062A JP2004188712A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | ダイレクトプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004188712A true JP2004188712A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32757888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002358062A Withdrawn JP2004188712A (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | ダイレクトプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004188712A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103921573A (zh) * | 2013-01-11 | 2014-07-16 | 精工爱普生株式会社 | 打印装置、带打印装置及打印装置的控制方法 |
US9594535B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-03-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus for printing object of original image within printable area on print medium, and non-transitory computer-readable medium |
-
2002
- 2002-12-10 JP JP2002358062A patent/JP2004188712A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103921573A (zh) * | 2013-01-11 | 2014-07-16 | 精工爱普生株式会社 | 打印装置、带打印装置及打印装置的控制方法 |
US9594535B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-03-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus for printing object of original image within printable area on print medium, and non-transitory computer-readable medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060307 |