JP2001094767A - 印刷データの拡大縮小機能を有する出力装置 - Google Patents

印刷データの拡大縮小機能を有する出力装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷データを拡大・縮小する場合に印刷デー
タのうちのマージン部分を除く部分(画像部分)の出力
開始位置を変えずにその部分のみを拡大・縮小すること
により、出力可能領域内で拡大できる範囲を広げ、画像
部分のみを拡大・縮小する場合のマージン部についての
操作の煩わしさを軽減する。 【解決手段】 印刷データのうちのマージン部分を除い
た画像部分のみの拡大・縮小が設定されている場合に
(ST6)、印刷データを拡大・縮小するとともに(S
T15)、印刷データのうちのマージン部分を除いた画
像部分についての出力開始位置を拡大又は縮小倍率に依
存しない位置に決定して(ST11)、拡大後又は縮小
後のデータを出力する(ST15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データを拡大
・縮小して出力する機能を有する出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の出力装置としては、プリ
ンタを接続したホストコンピュータ、プリンタ、ホスト
コンピュータとプリンタとの間に接続されたプリンタド
ライバがある。例えばプリンタでは、拡大又は縮小印刷
の設定は、ホストコンピュータ上で動作するアプリケー
ション又は出力装置用のプリンタドライバのユーザイン
タフェースから、ホストコンピュータ側で倍率を指定す
ることにより行われるようになっている。こうして設定
された倍率は、ホストコンピュータ側でアプリケーショ
ンにより印刷データの倍率が変更されて印刷される場合
と、プリンタドライバにより倍率を変更される場合があ
る。
【0003】上記アプリケーションにより拡大・縮小の
倍率を設定され、さらに印刷データ自身もその設定によ
り変更される場合は、ホストコンピュータのアプリケー
ションで拡大・縮小処理を行うので、プリンタドライバ
及びプリンタは拡大・縮小処理を行わない。
【0004】しかし、アプリケーションが印刷データの
拡大・縮小機能を有していない場合は、プリンタドライ
バによって倍率を設定することにより、プリンタドライ
バ又はプリンタにより印刷データの拡大・縮小処理を行
う。
【0005】上記プリンタドライバにより倍率を変更さ
れた場合の拡大・縮小処理は、さらにプリンタドライバ
内で行う場合と、プリンタドライバは拡大・縮小指定命
令をプリンタへ出力しプリンタ側で実際の拡大・縮小処
理を行う場合とに分けられる。
【0006】このような拡大・縮小処理は、ホストコン
ピュータのアプリケーション、プリンタドライバ、プリ
ンタなどのいずれで行う場合にも、印刷データをマージ
ン部分も含めて一律に拡大又は縮小するようになってい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、印刷データを
一律に拡大・縮小すると、図7及び図8に示すように画
像部分(印刷部分)以外のマージン部分(1ページ分の
印刷データのうちの上下左右の余白部分)についても拡
大・縮小処理されてしまい印刷出力可能領域内(図中点
線で示す領域)の画像部分の位置がずれてしまうという
問題があった。
【0008】また、印刷データを拡大した場合、拡大後
の画像部分の大きさが印刷出力可能領域内にあるにもか
かわらず、拡大後の画像部分の位置がずれることによ
り、図7に示すように印刷出力可能領域をはみ出してし
まうおそれもある。
【0009】また、プリンタの使用者が画像の拡大・縮
小を設定する場合は、通常、印刷可能領域内の画像のみ
に注目し、マージン部分についてはあまり気にとめてい
ない場合が多い傾向がある。このため、プリンタで印刷
した後に画像部分の印刷位置がずれていることに気付い
て、印刷位置の調整のための設定を行ってから印刷出力
をやり直す場合が多く煩わしかった。
【0010】そこで、本発明は、印刷データを拡大・縮
小する場合に、印刷データのうちのマージン部分を除く
部分(画像部分)の出力開始位置を変えずにその部分の
みを拡大・縮小することことができ、これにより出力可
能領域内で拡大できる範囲を広げることができ、さらに
画像部分のみを拡大・縮小する場合のマージン部につい
ての操作の煩わしさを軽減することができる印刷データ
の拡大縮小機能を有する出力装置を提供しようとするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、印
刷データを拡大又は縮小して出力する機能を備える出力
装置において、印刷データのうちのマージン部分を除い
た画像部分のみの拡大又は縮小を設定する設定手段と、
設定手段により画像部分のみの拡大又は縮小が設定され
ている場合に、印刷データを拡大又は縮小するととも
に、印刷データのうちのマージン部分を除いた画像部分
についての出力開始位置を、その印刷データの拡大前又
は縮小前の画像部分のみの出力開始位置にして、拡大後
又は縮小後のデータを出力する制御手段とを設けたこと
を特徴とする出力装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をプリンタに適用し
た場合の実施の形態を図1ないし図6を参照して説明す
る。図1は、本実施に係るプリンタの構成を示すブロッ
ク図で、1は制御部本体を構成するCPU(中央処理装
置)、2はこのCPU1が各部を制御するためのプログ
ラムデータ等を格納したROM(リード・オンリ・メモ
リ)、3は通信ケーブル、通信回線などにより接続した
ホストコンピュータ4からコマンドデータや印刷データ
を受信するインタフェース、5はホストコンピュータ4
から受信したデータを一時的に記憶する受信バッファ、
上記CPU1により受信バッファに記憶されたデータが
解析されイメージ展開されたビデオデータ(イメージデ
ータ)を記憶するメモリエリア、画像部分のみスケーリ
ングフラグ5a等を設けたRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)、6は使用者が各種操作を行うキーや表示器
を設けた操作パネル、7はハードディスク装置(HD
D)、8はRAM5に記憶されたビデオデータをビデオ
インタフェース9を介して印字ヘッドなどの印字機構を
備えるプリンタエンジン11へ送信するASIC(特定
用途向けIC)で構成した専用コントローラである。
【0013】上記CPU1とROM2、インタフェース
3、RAM5、操作パネル6、HDD7、専用コントロ
ーラ8、ビデオインタフェース9とは制御バス、システ
ムバス、データバス等のバスライン12により電気的に
接続している。
【0014】ここで、上記プリンタが受信するデータの
構成を図2を参照しながら説明する。上記プリンタで印
刷を行うときに、ホストコンピュータ4からのデータ
は、プリンタ初期化コマンド、印刷条件設定コマンド、
印刷開始位置移動コマンドからなるコマンドデータに続
く、印刷データにより構成される。
【0015】上記印刷データは、1ページにおける上下
の余白部分(非印刷部分)であるマージン部分及びこの
マージン部分を除いた画像、文字等を印刷する画像部分
(印刷部分)からなる。
【0016】上記プリンタ初期化コマンドは、受信バッ
ファの初期化などプリンタの初期化を行わせるためのコ
マンドである。印刷条件設定コマンドは、例えばプリン
タ解像度、印刷枚数、用紙給紙トレイの選択、用紙種
類、拡大縮小(スケール)などの印刷条件を設定させる
ためのコマンドである。従って、拡大縮小コマンドはこ
の印刷条件設定コマンドに含まれる。
【0017】また、印刷開始位置移動コマンドは、印刷
データの画像部分の印字開始位置を垂直方向に移動させ
るための垂直方向移動コマンド、印刷データの画像部分
の印字開始位置を水平方向に移動させるための水平方向
移動コマンドからなる。但し、後述する「印刷開始位置
は変更しない」にチェックがあった場合は印刷データの
画像部分のみを拡大縮小させるための画像のみ拡大縮小
コマンドを垂直方向移動コマンドの前に付加する。な
お、印刷開始位置移動コマンドは、必ず印刷データの前
に付される。
【0018】図3は、ホストコンピュータ4にインスト
ールされた本発明に係るプリンタ用のデバイスドライバ
のユーザインタフェース(プログラム)を立ち上げた場
合に、ホストコンピュータ4に表示される画面で、プリ
ンタ設定のタブを選択したときのものである。
【0019】このプリンタ設定において、レイアウトの
「スケーリング」の部分には、印刷データの拡大縮小倍
率を入力して設定する(図3では120%の拡大を入力
した場合である)。また、レイアウトの「印刷開始位置
は変更しない」の部分をチェックすると拡大縮小後の印
刷開始位置を変更しない設定となり、チェックを外すと
従来と同様に拡大縮小後の印刷開始位置も上記拡大縮小
倍率に応じて変更する設定となる。前者は印刷データの
うちの画像部分のみを拡大縮小させたい場合に有効であ
り、後者は用紙サイズを変えて同じような位置に印刷さ
せる場合に有効である。
【0020】これらの設定に基づいて図2に示す各コマ
ンドが作成され、印刷データの前に付されることにな
る。例えば、「印刷開始位置は変更しない」がチェック
されていれば図2に示す印刷開始位置移動コマンドの垂
直方向移動コマンドの前に画像のみ拡大縮小コマンドが
付加され、「印刷開始位置は変更しない」がチェックさ
れていなければ画像のみ拡大縮小コマンドは付加されな
い。
【0021】なお、ここでは拡大縮小倍率及び印刷開始
位置を変更するか否かの設定をプリンタ用のデバイスド
ライバのユーザインタフェースによって行う場合につい
て述べたが、必ずしもこれに限られず、ホストコンピュ
ータのアプリケーション(プログラム)において設定す
るようにしてもよく、またプリンタの操作パネル6によ
って設定するようにしてもよい。
【0022】ここで、上記プリンタが印刷データを受信
してから実際に印刷されるまでの動作を説明する。印刷
の処理動作に必要な情報と実際に印刷すべき情報は、ホ
ストコンピュータ4によりプリンタが理解できるデータ
(コマンドデータ、印刷データなど)に変更されてプリ
ンタのインタフェース3から受信する。インタフェース
3から受信したコマンドや印刷データは、RAM5の受
信バッファに一時的に蓄えられ、ROM2のプログラム
の一部により解析され、印刷データについてはビデオデ
ータに展開されて、再びRAM5のメモリエリアに格納
される。また、このときRAM5の代わりにHDD7が
使用されこともある。
【0023】受信された命令や印刷データは、プリンタ
内の初期設定に従って、予め決められたプログラムの処
理方法に従って解析されるが、この初期設定はホストコ
ンピュータ4からの命令やプリンタの操作パネル6から
の操作により変更できるようになっている。RAM5又
はHDD7に格納された処理済の印刷データ(ビデオデ
ータ)が印刷開始可能となると、印刷データ(ビデオデ
ータ)は専用コントローラ8の制御によりビデオインタ
フェース9を介してプリンタエンジン11に転送され
る。これによりプリンタエンジン11では印刷データ
(ビデオデータ)に基づいて用紙に印刷を行う。
【0024】上記CPU1は、以上の処理を図4に示す
ような印刷制御に基づいて行うようになっている。CP
U1は先ずST(ステップ)1にてホストコンピュータ
4からデータの受信待ちとなる。ST1にてデータを受
信したと判断した場合、データの解析結果からST2に
て受信したデータがコマンドデータか否かを判断する。
【0025】ST2にて受信したデータがコマンドのデ
ータであると判断した場合はST3にてそのコマンドが
印刷条件設定コマンドの拡大縮小(スケール)コマンド
又は印刷開始位置移動か否かを判断する。ST3にて受
信したコマンドが拡大縮小(スケール)コマンドである
と判断した場合はST4にて拡大縮小倍率をRAM5に
記憶(設定)してST1の処理に戻る。
【0026】ST3にて受信したコマンドが拡大縮小コ
マンドでないと判断した場合はST5にて受信したコマ
ンドが画像部分のみ拡大縮小コマンドか否かを判断す
る。ST5にて画像部分のみ拡大縮小コマンドであると
判断した場合はST6にてRAM5の画像部分のみスケ
ーリングフラグ5aをセットして(設定手段)、ST1
の処理に戻る。
【0027】ST5にて受信したコマンドが画像部分の
み拡大縮小コマンドでないと判断した場合はST7にて
受信したコマンドが印刷位置移動コマンド、すなわち垂
直方向移動コマンド又は水平方向移動コマンドか否かを
判断する。ST7にて受信したコマンドが印刷位置移動
コマンドでないと判断した場合はST8にて該当するコ
マンドの処理を行いST1の処理に戻る。
【0028】ST7にて受信したコマンドが印刷位置移
動コマンドであると判断した場合はST9にて画像部分
のみスケーリングフラグ5aがセットされているかを判
断する。ST9にて画像部分のみスケーリングフラグ5
aがセットされていると判断した場合はそのままST1
1の処理に移り、画像部分のみスケーリングフラグ5a
がセットされてないと判断いた場合はST10にてRA
M5に記憶した拡大縮小倍率に応じた印刷開始位置の移
動量を算出してST11の処理に移る。
【0029】ST11にて拡大・縮小後の印刷データの
印刷開始位置を決定してST1の処理に戻る。すなわ
ち、画像部分のみスケーリングフラグ5aがセットされ
ていない場合は、拡大縮小倍率に依存した印刷開始位置
移動量に基づいて印刷開始位置を決定する。これによ
り、水平方向については左マージン部(左余白)の移動
量、垂直方向については上マージン部(上余白)の改行
量が、RAM5に記憶した拡大縮小倍率に応じて変更さ
れる。
【0030】これに対して、画像部分のみスケーリング
フラグ5aがセットされている場合は、拡大縮小倍率に
依存せずに印刷開始位置を決定する。拡大又は縮小前の
印刷データのうちマージン部分を除いた部分(画像部
分)の出力開始位置をそのまま拡大又は縮小後の印刷デ
ータの印刷開始位置に決定する(制御手段)。これによ
り、水平方向については左マージン部(左余白)の移動
量、垂直方向については上マージン部(上余白)の改行
量はともに変更されない。
【0031】上記ST2にて受信したデータがコマンド
データでないと判断した場合はST12にて受信したデ
ータが印刷データか否かを判断する。ST12にて受信
したデータが印刷データでないと判断した場合は印刷制
御を終了し、ST12にて受信したデータが印刷データ
であると判断した場合はST13にて拡大・縮小倍率が
設定済か否かを判断する。すなわち、拡大・縮小倍率が
RAM5に記憶されているか否かを判断する。
【0032】ST13にて拡大・縮小倍率が設定済でな
いと判断した場合はそのままST15の処理に移り、拡
大・縮小倍率が設定済であると判断した場合はST14
にてRAM5に記憶した拡大縮小率を読出してST15
の処理に移る。
【0033】そして、ST15にて受信した印刷データ
の処理を行って(制御手段)、ST1の処理に移る。す
なわち、拡大縮小倍率が設定されていない場合は印刷デ
ータをそのままビデオデータに展開して、専用コントロ
ーラ8の制御によりビデオインタフェース9を介してプ
リンタエンジン11に転送する。これによりプリンタエ
ンジン11では上記印刷データ(ビデオデータ)に基づ
いて用紙に印刷を行う。
【0034】これに対して、拡大縮小倍率が設定されて
いる場合はST14にてRAM5から読込んだ拡大・縮
小倍率に基づいて印刷データを拡大・縮小する。
【0035】ST11で決定した印刷開始位置から画像
部分が印刷されるようにビデオデータを展開する。すな
わち、印刷データは垂直方向の改行量については拡大・
縮小倍率に応じて拡大・縮小処理するが、左マージン部
(左余白)を示す水平方向移動量については拡大縮小の
倍率に依存せずに拡大・縮小処理する。そして、展開し
たビデオデータを専用コントローラ8の制御によりビデ
オインタフェース9を介してプリンタエンジン11に転
送する。これによりプリンタエンジン11では上記印刷
データ(ビデオデータ)に基づいて用紙に印刷を行う。
【0036】このような構成の本発明の実施の形態にお
いては、拡大・縮小倍率が設定され、画像部分のみ拡大
・縮小が設定された場合には、拡大・縮小コマンドの処
理については印刷データのうちの画像部分は拡大・縮小
倍率に基づいて拡大・縮小し、かつ印刷開始位置移動コ
マンドの処理については印刷データのうちのマージン部
については拡大・縮小倍率に依存しないように印刷開始
位置を決定して、ビデオデータに展開するようにしたの
で、図5・図6に示すように印刷データのうちの画像部
分について拡大・縮小したものが、拡大・縮小前の印刷
開始位置から印刷される。
【0037】これにより、印刷データを拡大・縮小する
場合に、印刷データのうちのマージン部分を除く部分
(画像部分)の印刷開始位置を変えずにその部分のみを
拡大・縮小することことができる。従って、印刷開始位
置が変らないので、見た目で画像部分のみが拡大・縮小
されたイメージの印刷結果を得ることができる。
【0038】また、印刷開始位置が変らないので、プリ
ンタの印刷出力可能領域内で拡大できる範囲を広げるこ
とができる。例えば、図5に示すものは図7と同様の拡
大倍率であるにもかかわらず、印刷開始位置が移動して
いないので拡大後の画像部分は印字出力可能領域をはみ
出さない。さらに画像部分のみを拡大・縮小する場合の
マージン部についての操作の煩わしさを軽減することが
できる。
【0039】なお、本実施の形態では、出力装置をプリ
ンタとしプリンタ側で拡大・縮小処理を行うようにして
いるが、出力装置をホストコンピュータ4又はプリンタ
デバイスドライバ側とし、ホストコンピュータ4側又は
プリンタデバイスドライバ側で拡大・縮小処理を行って
もよい。
【0040】なお、ホストコンピュータ4側やプリンタ
ドライバ側で拡大処理をした場合には印刷データが増大
するので、特にLAN(ローカルエリアネットワーク)
により多数のコンピュータが1台のプリンタを共有する
ことが一般的である近年のオフィス環境では、限られた
ネットワーク帯域の中で効率よく印刷を行うために印刷
データの拡大処理はホストコンピュータ側やプリンタド
ライバ側では行わず、プリンタ側で行うことにより、通
信時間の短縮を図ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、印
刷データを拡大・縮小する場合に、印刷データのうちの
マージン部分を除く部分(画像部分)の印刷開始位置を
変えずに画像部分のみを拡大・縮小することことができ
る。従って、出力可能領域内で拡大できる範囲を広げる
ことができ、さらに画像部分のみを拡大・縮小する場合
のマージン部についての操作の煩わしさを軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタの構成を示
すブロック図。
【図2】同実施の形態におけるプリンタが受信するデー
タの構成を示す図。
【図3】同実施の形態においてプリンタデバイスドライ
バのユーザインタフェースを立ち上げた場合に、ホスト
コンピュータ4に表示される画面を示す図。
【図4】図1に示すCPUが行う印刷制御を示す流れ
図。
【図5】同実施の形態に係るプリンタにおいて、印刷デ
ータの画像部分のみを拡大した場合の拡大前と拡大後の
印刷結果を示す図。
【図6】同実施の形態に係るプリンタにおいて、印刷デ
ータの画像部分のみを縮小した場合の縮小前と縮小後の
印刷結果を示す図。
【図7】従来のプリンタにおいて、印刷データを拡大し
た場合の拡大前と拡大後の印刷結果を示す図。
【図8】従来のプリンタにおいて、印刷データを縮小し
た場合の縮小前と縮小後の印刷結果を示す図。
【符号の説明】
1…CPU 2…ROM 3…インタフェース 4…ホストコンピュータ 5…RAM 5a…画像部分のみスケーリングフラグ(F) 6…操作パネル 8…専用コントローラ 9…ビデオインタフェース 11…プリンタエンジン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データを拡大又は縮小して出力する
    機能を備える出力装置において、 前記印刷データのうちのマージン部分を除いた画像部分
    のみの拡大又は縮小を設定する設定手段と、 前記設定手段により画像部分のみの拡大又は縮小が設定
    されている場合に、前記印刷データを拡大又は縮小する
    とともに、印刷データのうちのマージン部分を除いた画
    像部分についての出力開始位置を、その印刷データの拡
    大前又は縮小前の画像部分のみの出力開始位置にして、
    拡大後又は縮小後のデータを出力する制御手段と、を設
    けたことを特徴とする出力装置。
JP26867299A 1999-09-22 1999-09-22 印刷データの拡大縮小機能を有する出力装置及び出力方法 Expired - Lifetime JP4057202B2 (ja)

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