JP2007105914A - 印刷処理装置および印刷処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ディスプレイリスト(DL)とレンダーバッファのメモリサイズを一括管理し、ジョブの用紙サイズによって変更する事で、フォールバックの発生率を減らす。
【解決手段】 印刷処理システムの図1レンダーバッファ215のメモリの空き状態によってディスプレイリストの容量を変更し、使用していないメモリを有効利用する事によりフォールバックの発生率を減らす。
【選択図】 図1
【解決手段】 印刷処理システムの図1レンダーバッファ215のメモリの空き状態によってディスプレイリストの容量を変更し、使用していないメモリを有効利用する事によりフォールバックの発生率を減らす。
【選択図】 図1
Description
本発明は、描画命令を解析して印刷命令を生成し印刷装置に送信して印刷させる印刷制御装置に関するものである。
従来、ページ記述言語(Page Discription Language)を解釈しラスタイメージ変換(以下レンダリング)する印刷処理システムでは図2に示すようにページ記述言語(以下PDL)を解釈した上で中間言語であるディスプレイリスト(以下DL)を作成し、このDLからレンダリングを行いレンダーバッファに格納しエンジン出力変換(階調変換)するのが一般的である。(以下DL生成時間をDL時間、レンダリング時間をレンダー時間と呼ぶ)この一連の処理の中でレンダリングに関してはハードウェアにおいて高速な処理を行うのが一般的だが、より安価なプリンタを製造する為にソフトウェアによるレンダリングも行われている。またメモリ容量についても可能な限り削減をする為にDLのサイズが制限され、DLがあふれてしまった場合はフォールバック処理を行う。フォールバック処理とは図3に示すように一度メモリ容量の制限まで到達したDLをレンダリングして、ラスターイメージとしてレンダーバッファに格納しDLを空にした後、このラスターイメージを描画エリアのバックグラウンドイメージとして再びDLを作成する事により印刷処理を続ける方法である。再びDLが一杯になってしまった場合はフォールバックを繰り返し実行する。(例えば、特許文献1参照。)このフォールバックはサブクローズとも呼ばれる。
従来のPDLデータの印刷処理システムにおいてはDLとレンダーバッファのメモリ容量は固定値で取られている。レンダーバッファはその機種の最大の紙サイズにあわせてメモリ容量が決定される。これはPDLデータの印刷処理システムが通常サポートするエラーリカバリ(ジャムリカバリ)に対応するためである。エラーリカバリはエラー又は紙ジャムが発生した際にエラーの発生したページを保証し、その後印刷処理システムがエラーを解除した際に当該ページを描画する処理である。エラーリカバリの処理ために印刷処理システムは1ページ分のページを印刷処理が終わるまで保持している必要がある。最大紙サイズより小さいサイズのページが印刷される場合、レンダーバッファの残りメモリは前ページのエンジンに合わせた階調変換処理およびエンジン出力処理(以下エンジン処理)が完了するのを待つページのスプールメモリとして使用される。このスプール処理はエンジン処理時間よりDL時間とレンダー時間を合わせた時間(以下PDL処理時間)が速い場合に効果がある。
特開2004−334401号公報(6頁、図3)
前記フォールバック処理が一度でも発生すると、DLを一度レンダリングする為、PDL処理時間が多くかかってしまいスループットが遅くなる問題があった。また、ソフト処理でのレンダリングの場合、さらにレンダリング時間が遅くなる為さらにスループットが遅くなる問題があった。
上記問題を解決する為に本発明においてはフォールバックの発生頻度を減らし、印刷処理システムのスループットを速くする方法を提案する。レンダーバッファはエラーリカバリによるページ保証の為、当該機種の最大紙サイズに合わせてメモリが確保される。しかし印刷処理システムを起動させ、最初の印刷データが当該機種の最大紙サイズより小さい紙サイズの場合においてはレンダーバッファは使用されない残メモリが存在する。またエンジン処理時間よりPDL処理時間が遅い場合においてはエンジン出力待ちのページは存在しない為、スプールメモリの存在はあまり意味をなさない。
そのため、本発明においてはフォールバックの発生頻度を減らす為に、従来固定で取られていたDLメモリを可変とし、レンダーバッファと共有する事でスループットを速くする方法を実現する。
本発明の画像処理装置及び画像処理システムは、ホスト装置より入出力インターフェイスを介してPDLデータを受け印刷処理を行う印刷処理装置において、前記印刷処理装置のコントローラがPDLを解釈し中間言語を生成する生成手段と、前記中間言語を保存する中間バッファと、前記中間言語を描画しラスターイメージを描画する描画手段と、前記描画手段により描画したラスターイメージを保存するレンダーバッファと、前記中間バッファと前記レンダーバッファのメモリ容量とメモリ使用量の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した情報より前記中間バッファのメモリ容量と前記レンダーバッファのメモリ容量の構成を変更する変更手段と、を備える事を特徴とする。
本発明を適用することによりPDLメモリが空の状態、またはレンダーバッファにスプールされたページが少ない状態で投入されたジョブではDL用メモリをレンダーバッファ用のメモリを確保した残りのメモリ分確保することが出来る為、従来の方法と比較してファールバック発生率が低くなり、スループットを速くすることが出来る。
本発明を添付する図面と共に以下に説明する。図1は本発明に関わるプリンタシステムの構成図である。図1に示すようにシステムの基本構成はホストコンピュータ1(ホスト装置、又はホストと記す)とプリンタ2が通信回線3000を介して接続されていて、通信回線3000を介してホスト装置1とプリンタ2が印刷データや指令などの情報を授受する。ホスト装置1はワープロや表計算などの印刷データを作成するアプリケーション10と印刷データよりPDLデータを生成するPDLデータ生成部110を有するプリントドライバ11と入出力インターフェイス12から構成されている。プリンタ2はコントローラ21及びエンジン22から構成されている。コントローラ21は入出力インターフェイス210と、PDLデータを解釈するPDL解析部211と、中間言語(ディスプレイリスト)を生成するディスプレイリスト生成部212と、中間言語を保存するディスプレイリスト213と、中間言語を描画処理(レンダリング)する描画処理部214と、描画処理結果を保存するレンダーバッファ215と、から構成されている。
本システムの印刷データの流れを図4と共に説明するとアプリケーション10で生成された印刷データをPDLデータ生成部110でPDLデータに変換し、入出力インターフェイス12、通信回線3000及び入出力インターフェイス210を介してプリンタ2へ送信される。PDLデータはPDL解析部212によって解析され、ここでレンダーバッファ215のメモリ使用量を取得する。(S103)レンダーバッファ215が空の場合、PDLデータのジョブの紙サイズ分のメモリを確保し(S105)、残りのメモリをDL用メモリとして確保し(S106)、PDLデータをディスプレイリスト生成部212で中間言語に変換し(S109)、描画処理部214でレンダリングしたあとでDL用メモリを解放する。(S111)DL用メモリが従来の使用法と比較して多く確保される為、フォールバックが起きにくい。レンダーバッファが空ではない場合、つまり当該ジョブの前のジョブのページがレンダーバッファにスプールとして残っている場合はPDL総メモリ(DL用メモリ+レンダーバッファ用メモリ)の残りのメモリ容量から当該ジョブの紙サイズ分のレンダーバッファ用メモリを確保、残りのメモリ(PDL総メモリ−前ページのスプールメモリ−当該ジョブのレンダーバッファ用メモリ)をDLメモリとして確保し(S107)、PDLデータをディスプレイリスト生成部212で中間言語に変換し(S109)、描画処理部214でレンダリングしたあとでDL用メモリを解放する。(S111)前記DLメモリが所定のメモリ容量、つまりDLメモリのために必要な最低保証メモリより少ない場合は待機し、(S104)より処理を繰り返す。
本発明を適用することによりPDLメモリが空の状態、またはレンダーバッファにスプールされたページが少ない状態で投入されたジョブではDL用メモリをレンダーバッファ用のメモリを確保した残りのメモリ分確保することが出来る為、従来の方法と比較してファールバック発生率が低くなり、スループットを速くすることが出来る。
本発明を適用する実施例を示す。本発明を適用するプリンタをA3ノビサイズが出力可能なプリンタとし、搭載メモリ容量を128Mbyteで実際にPDLメモリとして使用できるメモリを90Mbyte、またプリンタの処理を補助するハードウェアアクセラレータを搭載していないプリンタとする。電源が投入された直後に投入された最初のA4サイズのジョブではPDLメモリは使用されていない状態なので90Mbyteメモリが使用可能である。A4サイズのレンダーバッファ用のメモリ30Mbyteを確保すると残りの60MbyteをDL用メモリとして使用することが可能である。DL最低保証メモリ(従来のPDL処理でのDL用メモリ)が15Mとすると従来の処理でフォールバックが4回発生するジョブにおいても本発明を適用するとフォールバックを発生させないでジョブを処理することが出来る。
1 ホストコンピュータ
2 プリンタ
10 アプリケーション
11 プリンタドライバ
12 入出力インターフェイス
110 PDLデータ生成部
21 コントローラ
22 エンジン
210 入出力インターフェイス
211 PDL解釈部
212 ディスプレイリスト生成部
213 ディスプレイリスト
214 描画処理部
215 レンダーバッファ
3000 通信回線
2 プリンタ
10 アプリケーション
11 プリンタドライバ
12 入出力インターフェイス
110 PDLデータ生成部
21 コントローラ
22 エンジン
210 入出力インターフェイス
211 PDL解釈部
212 ディスプレイリスト生成部
213 ディスプレイリスト
214 描画処理部
215 レンダーバッファ
3000 通信回線
Claims (2)
- ホスト装置より入出力インターフェイスを介してPDLデータを受け印刷処理を行う印刷処理装置において、前記印刷処理装置のコントローラがPDLデータを解釈し中間言語を生成する生成手段と、前記中間言語を保存する中間バッファと、前記中間言語を描画しラスターイメージを描画する描画手段と、前記描画手段により描画したラスターイメージを保存するレンダーバッファと、前記中間バッファと前記レンダーバッファのメモリ容量とメモリ使用量の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した情報より前記中間バッファのメモリ容量と前記レンダーバッファのメモリ容量の構成を変更する変更手段と、を備える事を特徴とする印刷処理装置。
- ホスト装置より入出力インターフェイスを介してPDLデータを受け印刷処理を行う印刷処理システムにおいて、前記印刷処理装置のコントローラがPDLデータを解釈し中間言語を生成する生成手段と、前記中間言語を保存する中間バッファと、前記中間言語を描画しラスターイメージを描画する描画手段と、前記描画手段により描画したラスターイメージを保存するレンダーバッファと、前記中間バッファと前記レンダーバッファのメモリ容量とメモリ使用量の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した情報より前記中間バッファのメモリ容量と前記レンダーバッファのメモリ容量の構成を変更する変更手段と、を備える事を特徴とする印刷処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005296505A JP2007105914A (ja) | 2005-10-11 | 2005-10-11 | 印刷処理装置および印刷処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005296505A JP2007105914A (ja) | 2005-10-11 | 2005-10-11 | 印刷処理装置および印刷処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007105914A true JP2007105914A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38032162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005296505A Withdrawn JP2007105914A (ja) | 2005-10-11 | 2005-10-11 | 印刷処理装置および印刷処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007105914A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284742A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
2005
- 2005-10-11 JP JP2005296505A patent/JP2007105914A/ja not_active Withdrawn
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