JP2004183404A - 目地カバー装置 - Google Patents

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JP2004183404A JP2002354172A JP2002354172A JP2004183404A JP 2004183404 A JP2004183404 A JP 2004183404A JP 2002354172 A JP2002354172 A JP 2002354172A JP 2002354172 A JP2002354172 A JP 2002354172A JP 2004183404 A JP2004183404 A JP 2004183404A
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英夫 後藤
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Abstract

【課題】本発明は目地部側に柱等の障害物が存在し、地震等で左右の建物が異なる左右方向の揺れ動きが生じても、損傷することなく、かつ揺れ動きが停止すると自動的に元の状態に戻すことができる目地カバー装置を得るにある。
【解決手段】一方の建物の目地部側の壁面と他方の建物の目地部側に有する柱等を除く部位の左右の床躯体あるいは天井材間の目地部を覆う一端部が一方の建物の目地部側の壁面に取付けられ、他端部が床躯体あるいは天井材上をスライド移動可能に支持された筒状あるいはリップミゾ形鋼形状の左右の目地カバーと、この左右の目地カバーにスライド移動可能に取付けられた柱等を有する部位の目地部を覆う該柱等と当接する部位が傾斜面に形成された左右のスライド目地プレートと、この左右のスライド目地プレートが常時当接するように付勢する付勢機構とで目地カバー装置を構成している。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一方の建物の壁面と目地部を介して設けられた他方の建物の目地部側に柱等を有する部位の床あるいは天井部分の目地部を覆う目地カバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、左右の建物間の目地部は、一端部が一方の建物の目地部側の壁面に取付けられ、他端部が他方の建物の床面上をスライド移動可能に支持される目地カバーを用いて覆っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の目地カバーは他方の建物の目地部側に柱等の障害物のない場所では使用することができるが、柱等が存在すると、使用しても地震等の揺れ動きで目地カバーが損傷するという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、目地部側に柱等の障害物が存在していても、地震等で左右の建物が異なる左右方向の揺れ動きが生じても、その揺れ動きを損傷することなく、かつ揺れ動きが停止すると自動的に元の状態に戻すことができる目地カバー装置を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は目地部を介して設けられた左右の建物の、一方の建物の目地部側の壁面と他方の建物の目地部側に有する柱等を除く部位の左右の床躯体あるいは天井材間の目地部を覆う一端部が前記一方の建物の目地部側の壁面に取付けられ、他端部が前記床躯体あるいは天井材上をスライド移動可能に支持された筒状あるいはリップミゾ形鋼形状の左右の目地カバーと、この左右の目地カバーにスライド移動可能に取付けられた前記柱等を有する部位の目地部を覆う、該柱等と当接する部位が傾斜面に形成された左右のスライド目地プレートと、この左右のスライド目地プレートが常時当接するように付勢する付勢機構とで目地カバー装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図8に示す本発明の第1の実施の形態において、1は目地部2を介して設けられた左右の建物3、3の一方の建物3の目地部側の壁面3aと他方の建物3の目地部側に柱や突起物等の障害物4を有する床躯体3b間を覆う本発明の目地カバー装置で、この目地カバー装置1は一端部が前記柱等の障害物4を除く部位の、前記一方の建物3の目地部側の壁面3aに固定された固定部材5に固定され、他端部が前記他方の建物3の床躯体3bにスライド移動可能に支持されたリップミゾ形鋼形状の左右の目地カバー6、6と、この左右の目地カバー6、6にスライド移動可能に取付けられた前記柱等の障害物4を有する部位の目地部2を覆う、該柱等の障害物4と当接する部位が傾斜面7、7に形成された左右のスライド目地プレート8、8と、この左右のスライド目地プレート8、8が常時当接するように付勢する一端部が左右のスライド目地プレート8、8に取付けられ、他端部が他方の左右の目地カバー6、6や壁面3aに取付けられた引張りスプリング9、9を用いた付勢機構10、10と、前記柱等の障害物4に固定された前記左右のスライド目地プレート8、8の傾斜面7、7を押し圧することができる山形形状の押し圧片11とで構成されている。
【0009】
上記構成の目地カバー装置1は地震等によって左右の建物3、3が異なる左右方向に揺れ動いて目地部2が広くなった場合には、図6に示すように左右の目地カバー6、6の他端部が床躯体3b上をスライド移動して、その揺れ動きを吸収する。
また、目地部2が狭くなった場合には、図7および図8に示すように左右の目地カバー6、6の他端部が床躯体3b上をスライド移動するとともに、柱等の障害物4に固定された押し圧片11が左右のスライド目地プレート8、8の傾斜面7、7を押し圧して、該左右のスライド目地プレート8、8が左右の目地カバー6、6内へ押し込まれるように付勢機構10、10の引張りスプリング9、9の付勢力に抗してスライド移動させて、その揺れ動きを吸収する。
なお、揺れ動きが停止すると、付勢機構10、10の引張りスプリング9、9の付勢力により左右のスライド目地プレート8、8が当接する元の状態に自動的に戻る。
【0010】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図9ないし図17に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0011】
図9ないし図11に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、筒状に形成された左右の目地カバー6A、6Aの一端部をヒンジ部材12、12で一方の建物3の壁面3aに他端部が上下方向に回動可能に取付けるとともに、左右の目地カバー6A、6Aの他端部に該左右の目地カバー6A、6Aの他端部が床躯体3bより上方へ回動した場合に、隙間が生じるのを阻止することができるように回動可能に取付けられた端部カバー13、13を取付けた点で、このように構成した目地カバー装置1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0012】
図12ないし図14に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、円柱状の柱等の障害物4Aに対し、円弧状の傾斜面7A、7Aを形成した左右のスライド目地プレート8A、8Aを用いるとともに、両端部が該左右のスライド目地プレート8A、8Aに取付けられた引張りスプリング9を使用した付勢機構10Aを用いた点で、このように構成した目地カバー装置1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、押し圧片が不要で、より安価に製造することができる。
【0013】
図15ないし図17に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、左右の目地カバー6、6の他端部を天井材14上をスライド移動可能に支持させた点で、このように構成された天井部分の目地部2を覆う目地カバー装置1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0015】
(1)目地部を介して設けられた左右の建物の、一方の建物の目地部側の壁面と他方の建物の目地部側に有する柱等を除く部位の左右の床躯体あるいは天井材間の目地部を覆う一端部が前記一方の建物の目地部側の壁面に取付けられ、他端部が前記床躯体あるいは天井材上をスライド移動可能に支持された筒状あるいはリップミゾ形鋼形状の左右の目地カバーと、この左右の目地カバーにスライド移動可能に取付けられた前記柱等を有する部位の目地部を覆う、該柱等と当接する部位が傾斜面に形成された左右のスライド目地プレートと、この左右のスライド目地プレートが常時当接するように付勢する付勢機構とで構成しているので、目地部を覆うことができるとともに、目地部側に柱等の障害物を除く部位は左右の目地カバーの他端部のスライド移動によって、左右の建物の異なる左右方向の揺れ動きを吸収するとともに、柱等の障害物部位は該障害物によって左右の目地カバー内方向へスライド移動する左右のスライド目地プレートのスライド移動によって、その揺れ動きを吸収することができる。
したがって、左右の建物の異なる左右方向の揺れ動きを吸収して、損傷するのを確実に阻止することができる。
【0016】
(2)前記(1)によって、左右のスライド目地プレートを付勢機構で常時当接するように付勢しているので、揺れ動きが停止すると自動的に元の状態に戻すことができる。
したがって、手数をかけることなく使用することができる。
【0017】
(3)前記(1)によって、構造が簡単で、容易に設置することができる。
【0018】
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の底面図。
【図3】図1の3−3線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の左右の目地カバーの説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の左右のスライド目地プレートの説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の目地部が広くなった動作説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の目地部が狭くなった動作説明の平面図。
【図8】図7の8−8線に沿う断面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の平面図。
【図10】図9の10−10線に沿う拡大断面図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の左右の目地カバーの説明図。
【図12】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図13】図12の13−13線に沿う拡大断面図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の左右のスライド目地プレートの説明図。
【図15】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図16】本発明の第4の実施の形態の底面図。
【図17】図15の17−17線に沿う拡大断面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:目地カバー装置、
2:目地部、 3:建物、
4、4A:柱等の障害物、5:固定部材、
6、6A:左右の目地カバー、
7、7A:傾斜面、
8、8A:左右のスライド目地プレート、
9:引張りスプリング、 10、10A:付勢機構、
11:押し圧片、 12:ヒンジ部材、
13:端部カバー、 14:天井材。

Claims (2)

  1. 目地部を介して設けられた左右の建物の、一方の建物の目地部側の壁面と他方の建物の目地部側に有する柱等を除く部位の左右の床躯体あるいは天井材間の目地部を覆う一端部が前記一方の建物の目地部側の壁面に取付けられ、他端部が前記床躯体あるいは天井材上をスライド移動可能に支持された筒状あるいはリップミゾ形鋼形状の左右の目地カバーと、この左右の目地カバーにスライド移動可能に取付けられた前記柱等を有する部位の目地部を覆う、該柱等と当接する部位が傾斜面に形成された左右のスライド目地プレートと、この左右のスライド目地プレートが常時当接するように付勢する付勢機構とからなることを特徴とする目地カバー装置。
  2. 目地部を介して設けられた左右の建物の、一方の建物の目地部側の壁面と他方の建物の目地部側に有する柱等を除く部位の左右の躯体あるいは天井材間の目地部を覆う一端部が前記一方の建物の目地部側の壁面に取付けられ、他端部が前記床躯体あるいは天井材上をスライド移動可能に支持された筒状あるいはリップミゾ形鋼形状の左右の目地カバーと、この左右の目地カバーにスライド移動可能に取付けられた前記柱等を有する部位の目地部を覆う、該柱等と当接する部位が三角形状となる傾斜面に形成された左右のスライド目地プレートと、この左右のスライド目地プレートが常時当接するように付勢する付勢機構と、前記左右のスライド目地プレート間に形成された三角形状部分を覆うとともに、該左右のスライド目地プレートの傾斜面を押し圧することができる、前記柱等に固定された押し圧片とからなることを特徴とする目地カバー装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009299390A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Dooei Gaiso Kk 床用目地装置
JP2010116725A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Dooei Gaiso Kk 床用目地装置
JP2010138547A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Dooei Gaiso Kk 床用目地装置

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