JP2004182452A - 姿勢修正設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷崩れを起こすことなく安定して物品群の姿勢を修正する。
【解決手段】パレットP上に物品Cが複数段に積み付けられた物品群Wを、隣接配置されたセパレートリフタ6から入庫用荷受台5Aとの間に配置され、物品群Wの姿勢を修正する姿勢修正装置1を具備した姿勢修正設備であって、前記姿勢修正装置1に、セパレートリフタ6から入庫用荷受台5Aとの間に出退自在で昇降自在なプライマリフォーク10により物品群Wを受渡し自在なランニングフォーク装置11と、プライマリフォーク10上で修正プレート43を互いに接近離間させて物品Cの積み付け姿勢を修正する物品姿勢修正機構15とを設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレット上に複数段に段積みされた商品の収納箱などの物品群を搬送途中で荷崩れなどを防止するための姿勢修正設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、荷の姿勢を修正するものとして、たとえば特許文献1に、「荷姿勢矯正装置」がある。これは、ローラコンベヤ上をパレットを介して搬送される粉粒体入り袋に対して、左右一対の挟圧板および前後一対の挟圧板を互いに接近させて挟み込み、袋の形状を修正するものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−116751号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ローラコンベヤ上では、前後方向と左右方向では摩擦係数が異なり、特に前後方向では摩擦抵抗が小さいため、挟圧板が荷に触れただけで容易に移動して荷が位置ずれしやすく、荷が位置ずれして粉粒体入り袋では問題がないものの、段積みされた物品群では荷崩れを起こすおそれがある。また前後の挟圧板は、荷の通過ごとに昇降させる必要があり、部品点数や動作も多く、複雑でコスト高になりやすいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決して、荷崩れを起こすことなく安定して物品群の姿勢を修正することができ、低コストで提供できる姿勢修正設備を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、物品載置体上に物品が複数段に積み付けられた物品群を、隣接配置された少なくとも一方の物品移載部との間で受渡するとともに、物品群の姿勢を修正する姿勢修正装置を具備した姿勢修正設備であって、前記姿勢修正装置に、出退自在で昇降自在な出退部材により、前記物品移載部との間で物品群を受渡し自在な移載手段と、複数の矯正部材を互いに接近離間させて前記出退部材上で物品の積み付け姿勢を修正する姿勢矯正手段とを設けたものである。
【0007】
上記構成によれば、物品移載部との間で受渡された物品群を、平坦な出退部材上で直接矯正部材で挟み込むことにより、スムーズに物品の積み付け姿勢を物品載置体上で修正することができ、物品群を精度よく姿勢を修正しつつ姿勢修正装置を介して迅速に搬送することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、姿勢矯正手段は、矯正部材を物品群の左右両側から接近離間させるように構成され、姿勢修正装置に出退部材を鉛直軸心周りに少なくとも90度の範囲で回動自在な旋回手段を設けたものである。
【0009】
上記構成によれば、物品移載部との間で受渡し状態で、姿勢修正装置により出退部材を介して物品群の左右側面を修正し、さらに旋回手段により物品群を90度旋回させることにより、姿勢矯正手段で物品群の前後側面を修正することができる。したがって、従来例のように、物品群の前後に出退部材が不要で簡単な構成で、前後左右の4つの側面の積み付け姿勢の修正ができ、部材を削減できるとともに、物品群の通過時に出退部材の干渉回避動作が不要となり、受渡し動作が用意となる。
【0010】
請求項3記載の発明は、姿勢修正装置に、出退部材上で物品載置体を位置決めする載置体位置決め手段を設け、載置体位置決め手段により物品載置体を位置決めした後に、姿勢矯正手段を作動させるように構成したものである。
【0011】
上記構成によれば、載置体位置決め手段により、物品載置体と物品との相対位置を正確に位置決めすることができ、積み付け姿勢をより安定させることができて、正確な積み付け姿勢に修正することができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、出退部材との間で物品群を移載可能でかつ他方の物品移載部との間で物品群を移載自在な物品移送手段を設け、移載手段により一方の物品移載部から受け取った物品群を、前記出退部材上で姿勢矯正手段により姿勢を修正した後、前記物品移送手段に移載して物品群を他方の物品移載部に受け渡すか、あるいは前記物品移送手段により他方の物品移載部から受け取った物品群を、前記出退部材に移載して出退部材上で姿勢矯正手段により姿勢を修正した後、一方の物品移載部に受け渡すように構成したものである。
【0013】
上記構成によれば、他方の物品移載部に対して移載手段で物品群の受渡しができない形式であっても、移載手段との間で移載可能な物品移送手段を設けることにより、一方または他方の物品移載部から他方または一方の物品移載部途中で、出退部材上で物品群の姿勢を修正してスムーズに受け渡すことができる。
【0014】
請求項5記載の発明は、一方の物品移載部に、出退部材の挿入空間を有する固定式の物品受け部を配置し、他方の物品移載部に、物品群を搬送可能で、物品移送手段により物品群を受渡し自在な物品受渡し手段を有する搬送台車を配置したものである。
【0015】
上記構成によれば、搬送台車と固定式の物品受け部との間で、物品群の積み付け姿勢を修正して受渡しすることができ、荷崩れを防止しつつ正確な搬送が可能となる。
【0016】
請求項6記載の発明は、移載手段を、一方の物品移載部および他方の物品移載部との間でそれぞれ物品群を受渡し自在に構成し、一方の物品受け部に、出退部材の挿入空間を有する固定式の物品受台を配置し、他方の物品移載部に、物品群を高さを調整自在で、かつ出退部材の挿入空間を形成可能な物品支持装置を設けたものである。
【0017】
上記構成によれば、固定式の物品受台と物品支持装置の間で、移載手段の出退部材を出退駆動して、出退部材上で姿勢矯正手段により物品群の積み付け姿勢を修正しつつ、物品群を受渡しして、物品群を荷崩れすることなく搬入、搬出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
ここで、自動倉庫に装備された本発明に係る姿勢修正設備の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0019】
この姿勢修正設備は、図1〜図4に示すように、たとえばパレット(物品載置体)P上に物品Cが複数段に段積みされた物品群Wを収納するもので、物品群Wを搬送した時に、搬送時の衝撃で物品群Wが荷崩れしないように、搬入時(または搬出時も可能)に物品群Wの姿勢を修正する本発明に係る姿勢修正装置1が具備されている。
【0020】
すなわち、自動倉庫設備には、走行経路Lの両側に設置されて複数の収納室3(物品収容空間)を有する棚2と、走行経路Lを走行自在で棚の収納室3との間で物品群Wを出し入れ自在なフォークを有するクレーン装置(スタッカクレーン)4とを具備し、棚2の端部または中間部である一方の物品移載部に配置されてクレーン装置4との間で物品群Wを受渡しする固定式の入庫用物品受台(物品受け部)5Aと、出庫用物品受台(物品受け部)5Bとが設けられている。前記姿勢修正装置1は、入庫用物品受台5Aに至る入庫ラインLiに設置されており、入庫ラインLi入口の他方の物品移載部には、ハンドリフタHLなどの搬送手段により搬入された物品群Wの高さを調整可能なセパレートリフタ(物品支持装置)6と、前記入庫用物品受け部5Aとの間に設置されている。出庫用物品受け部5Bに至る出庫ラインLoは、物品群Wをハンドリフタなどの搬送手段(図示せず)に受渡しする出庫用フォーク装置(出庫用受渡し手段)7が配設されている。
【0021】
前記姿勢修正装置1には、出庫用物品受け部5Aおよびセパレートリフタ6との間で出退自在なプライマリフォーク(出退部材)10を有して物品群Wを受渡し自在なランニングフォーク装置(移載手段)11と、該ランニングフォーク装置11を昇降させて出庫用物品受け部5Aおよびセパレートリフタ6との間で物品群Wを受渡しさせるフォーク昇降機構12と、前記ランニングフォーク装置(移載手段)11およびフォーク昇降機構12を鉛直方向の旋回軸心Oを中心に回動自在なターンテーブル機構(旋回手段)13と、ランニングフォーク装置11の左右両側に配設されてプライマリフォーク10上でパレットPを左右位置を位置決めするパレット位置決め機構(載置体位置決め手段)14と、左右一対の姿勢修正板(矯正部材)を互いに接近離間させてプライマリフォーク10上で物品の積み付け姿勢を修正する姿勢矯正機構(姿勢矯正手段)15とが設けられている。図1および図3において、16は開閉自在な昇降式の防火シャッターで、棚2の背面に設置された仕切り壁17に連続する位置に配置されている。
【0022】
床面上に設置されたターンテーブル機構13は、基部フレーム21上にリング状軸受を介して旋回テーブル22が旋回軸心Oを中心に回転自在に配設され、旋回テーブル22の外周部に取り付けられたリングギヤ23aに、旋回用モータ(旋回駆動装置)23bにより回転駆動される旋回用ピニオン23cが噛合されてテーブル旋回駆動装置23が構成されている。
【0023】
前記旋回テーブル22で補助的に物品群Wを支持する一対の物品支持台27の間に、フォーク昇降機構12が配置され、フォーク昇降機構12は、昇降テーブル24と、昇降テーブル24の昇降を案内する左右2組の平行リンク機構25と、昇降用平行リンク25を介して昇降テーブル24を昇降駆動する昇降用ジャッキ26とを具備している。この昇降用平行リンク25は旋回テーブル22に左右両側に交差状にリンクアームが取り付けられ、左右のリンクアームの後方上下端部が固定端で、前方上下端部が傾動および前後スライド自在に支持された可動端に構成され、昇降用ジャッキ26により昇降用リンク25a,25aの可動端を押し引きすることにより、昇降テーブル24を昇降駆動することができる。
【0024】
前記昇降テーブル24上で物品支持台26間にランニングフォーク装置11が配置されている。図5に示すように、ランニングフォーク装置11のプライマリフォーク10は、上面が物品群Wを下方から支持するとともに、パレットPを位置決め可能なように平坦面状に構成されており、このプライマリフォーク10は、昇降テーブル24に設置された固定フォーク31上に、セカンダリフォーク32を介して前後方向に出退自在に案内されている。
【0025】
そして、固定フォーク31の中央部に、セカンダリフォーク32の底面に取り付けられたラックギヤ34aに噛合する前後一対の主動ピニオン34b,34cと、これら主動ピニオン34b,34cを中間ギヤ34dを介して駆動する駆動ピニオン34eと、駆動ピニオン34eを回転駆動するフォーク出退駆動装置34fとにより、フォーク出退装置34が構成されている。
【0026】
またセカンダリフォーク32に連動してプライマリフォーク10を倍速で出退駆動する倍速連動機構33が設けられており、これをラック・ピニオン機構で構成してもよいが、ここではシーブとワイヤロープからなる巻き掛け伝動機構により構成されている。すなわち、倍速連動機構33は、セカンダリフォーク32の前部と後部にそれぞれ回転自在に配設された前後ガイドシーブ33a,33bと、固定フォーク31の後固定端34eに連結され前ガイドシーブ33aを介して転向された後、プライマリフォーク10の後固定34fに連結された第1ワイヤロープ33cと、固定フォーク31の前固定端34gに連結され後ガイドシーブ33bを介して転向された後、プライマリフォーク10の前固定端34hに連結された第2ワイヤロープ33dとで構成される。
【0027】
したがって、フォーク出退駆動装置34によりセカンダリフォーク32が出退駆動されると、倍速連動装置33により前後ガイドシーブ33a,33bと第1,第2ワイヤロープ33c,33dを介してプライマリフォーク10を同一方向に倍速で出退駆動することができる。
【0028】
姿勢矯正機構15の上部と両側には、姿勢矯正機構15を囲む門形フレーム41が設置され、門形フレーム41の両サイドフレーム41aにパレット位置決め機構14と姿勢矯正機構15が設けられている。すなわち、パレット位置決め機構14は、互いに対向して配置されてパレットPの側面を押圧可能な左右一対の規制部材14aを互いに接近離間させる複数の規制用シリンダ14bとで構成される。
【0029】
また左右の姿勢矯正機構15は、サイドフレーム41aに前後に配置された2組の出退用平行リンク42と、段積みされた物品Cの側面全面を押圧可能な矯正プレート(矯正部材)43と、矯正プレート43を出退用平行リンク42を介して出退させる前後一対の修正用出退シリンダ44とで構成されている。出退用平行リンク43は、交差状に配置されたリンクアームを具備し、その基本構造は前記昇降用平行リンク25と同一に構成されている。
【0030】
したがって、ランニングフォーク装置11が駆動されて物品群Wを載置したプライマリフォーク10が原点位置に復帰すると、パレット位置決め機構15の規制用シリンダ15bが進展されて規制部材15aが互いに接近され、パレットPが基準位置に位置決めされる。その後、姿勢矯正機構14の修正用出退シリンダ43が進展されて出退用平行リンク42を介して矯正プレート43が平行状態で互いに接近され、物品群Wの物品Cの左右側面をそれぞれ当て付けられて挟圧されることにより、物品Cの左右側面を修正して積み付けた姿勢を修正する。次いで、規制部材15aおよび矯正プレート43が後退された後、ターンテーブル機構13により、ランニングフォーク装置11を介して物品群Wが90度旋回され、さらに再度、パレット位置決め機構15の規制用シリンダ15bにより規制部材15aを介してパレットPを位置決めし、さらに姿勢矯正機構14の修正用出退シリンダ43により矯正プレート43を介して物品群Wの物品Cの左右(前後)側面をそれぞれ挟圧して物品C側面(前後面)を修正する。その後、ターンテーブル機構13によりランニングフォーク装置11を介して物品群Wを90度逆旋回して元の姿勢に戻す。これにより、物品群Wを積み付け姿勢の修正が完了する。
【0031】
前記セパレートリフタ6は、図6に示すように、上昇位置でプライマリフォーク10が挿入可能な空間を有する左右対称構造に構成されており、入庫ラインLiの両側に昇降レール52を有する前後一対の側壁部材51が立設され、昇降レール52,52に、両端部に荷受部材53を有する昇降フレーム54がガイドローラを介して昇降自在に案内されている。また前後方向の中間部に、巻き掛け式の物品昇降駆動装置55が設けられており、この巻き掛け式昇降装置55は、上端部に配置された受動スプロケット55aおよび下端部に配置された駆動スプロケット55bと、昇降フレーム55に連結されて受動スプロケット55aと駆動スプロケット55bに巻回されたチェーン55cと、駆動スプロケット55bを回転駆動する減速機付の昇降用回転駆動装置(たとえば電動モータ)55dとを具備している。そして、昇降用回転駆動装置55dにより駆動スプロケット55bを介してチェーン55cを駆動し昇降フレーム54を介して荷受部材53を昇降させ、ハンドリフタなどの搬送手段により搬送された物品群Wを下位位置で受け取って、ランニングフォーク装置11に受渡し可能な高さレベルまで物品群Wを上昇させることができる。図6において、56は外側面を覆うカバー体である。なお、このセパレートリフタ6では、荷受部材53により物品群Wの四隅位置を支持するように構成したが、左右側縁部を支持するように構成してもよい。
【0032】
入庫用物品受け部5Aおよび出庫用物品受け部5Bに設置された固定式の物品受台60,60は、図7に示すように、物品受台60,60は四隅に立設されたポスト部材61が平面視が矩形状サイドフレーム62を介して互いに連結され、ポスト部材61の上端部に規制板を有する物品載置面64がそれぞれ形成されている。そしてポスト部材61間にランニングフォーク装置11のプライマリフォーク10およびクレーン装置4のフォーク4aの挿入空間65が形成されている。
【0033】
上記構成において、棚2に保管するための物品群Wがハンドリフターや手動台車などにより搬送されてセパレートリフタ6の対向位置に停止されると、昇降用回転駆動装置77dが操作されて荷受部材53が最下位置から上昇され、荷受部材53を介して物品群Wが持ち上げられて、プライマリフォーク10の受渡しレベルに物品群Wがレベル調整される。
【0034】
次いで姿勢修正装置1のランニングフォーク装置10が駆動されてプライマリフォーク10が原点位置からセパレートリフタ6の挿入空間50に突出移動され、フォーク昇降機構12によりランニングフォーク装置11が所定量上昇されてプライマリフォーク10に上に物品群Wが受け渡される。さらに、プライマリフォーク10が後退されて物品群Wが原点位置に搬入されると、パレット位置決め機構15が駆動されて規制部材15aによりパレットPが基準位置に位置決めされる。さらに、姿勢矯正機構14により矯正プレート43が互いに接近駆動されて物品群Wの物品Cの左右側面がそれぞれ挟圧され、物品Cの左右側面が矯正される。次いで規制部材15aと矯正プレート43とが後退された後、ターンテーブル機構13により、ランニングフォーク装置11を介して物品群Wが90度旋回され、再度パレット位置決め機構15と姿勢矯正機構14が駆動されて、パレットPと荷の左右側面(前後面)がそれぞれ修正される。さらに、ターンテーブル機構13により物品群Wが逆方向に90度旋回されて元の姿勢に戻される。
【0035】
次にランニングフォーク装置10が駆動されてプライマリフォーク10が物品受台60側に突出され、フォーク昇降機構12により物品群Wが入庫用物品受台5Aに搬入される。そして、プライマリフォーク10が原点位置に戻され、物品受台60上の物品群Wがクレーン装置4により棚2の目的の収納室3に入庫される。
【0036】
物品群Wの出庫に際しては、物品群Wの姿勢を調整する必要がないので、出庫用物品受け部5Bの固定式物品受台60から出庫用フォーク装置7を介して直接搬出される。もちろん、出庫用フォーク装置7に代えて同一構成の姿勢修正装置を配置し、物品群Wの姿勢を修正してから搬出してもよい。
【0037】
上記実施の形態によれば、入庫用物品受台5Aとセパレートリフタ6との間に、出退自在なプライマリフォーク10により物品群Wを出し入れするランニングフォーク装置11を設け、原点位置でプライマリフォーク10上の物品群Wに対して一対の矯正プレート43で挟圧してパレットP上の荷の積み付け姿勢を修正するので、セパレートリフタ6から入庫用物品受け部5Aに至る入庫ラインLi上の連続動作で物品群Wの姿勢を適正に修正することができ、能率よく物品群W入庫することができる。また平坦面状のプライマリフォーク10上で物品群Wをスムーズかつ正確にスライドさせて安定して修正することができる。
【0038】
またターンテーブル機構13により、プライマリフォーク10を介して物品群Wを90度旋回させることで、左右側面と同様に物品具片の前後側面を修正することができ、従来のように前後左右に挟圧板を設置するのに比べて、前後の挟圧機構の昇降機構も不要で、部品点数を少なくできて簡単な構造で低コストに提供することができる。
【0039】
さらに、姿勢修正装置1に、姿勢矯正機構15と共にパレット位置決め機構14を設けたので、パレットPに対する物品の積み付け位置も修正することができ、正確な姿勢修正が実現できる。
【0040】
先の実施の形態では、入庫ラインLiの他方の移載移載部である入口にプライマリフォーク10により受渡し可能なセパレートリフタ6を配置したが、図8〜図10に示す他の実施の形態では、セパレートリフタ6に代えて、搬送台車71を停止させたものである。なお、先の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0041】
すなわち、前記搬送台車71は、床面に敷設された誘導経路Lcに沿って走行レール73上を自動走行させるもので、台車本体71aの上面に左右一対の台車側チェーンコンベヤ(物品受渡し手段)72が配設されている。この台車本体71aには、プライマリフォーク10の挿入空間がなくランニングフォーク装置10では物品群Wの受渡しができない。
【0042】
このため、この姿勢修正装置1には、旋回テーブル22上のフォーク昇降機構12の両側に、左右一対の修正機側チェーンコンベヤ(物品移送手段)81が配設され、この修正機側チェーンコンベヤ81の荷受レベルが台車側チェーンコンベヤ72の荷受レベルと一致するように接待されて物品群Wを受渡することができる。またフォーク昇降機構12により、プライマリフォーク10の荷受け面が修正機側チェーンコンベヤ81の荷受レベルの上下位置に昇降可能に構成されて、修正機側チェーンコンベヤ81とランニングフォーク装置10との間で物品群Wを受渡しすることができる。
【0043】
上記構成において、搬送台車71が入庫ラインLi位置に停止されると、台車側チェーンコンベヤ72と修正機側チェーンコンベヤ81とがそれぞれ駆動されて台車側チェーンコンベヤ72から物品群Wが修正機側チェーンコンベヤ81に移載される。そして、フォーク昇降機構12によりランニングフォーク装置10が上昇されて修正機側チェーンコンベヤ81上の物品群Wがプライマリフォーク10上に移載される。
【0044】
次いで、パレット位置決め機構15により規制部材15aを介してパレットPが基準位置に位置決めされ、その後、姿勢矯正機構14により矯正プレート43を介して物品群Wの物品Cの左右側面が挟圧されて、左右側面の積み付け姿勢が矯正される。次いで規制部材15aと矯正プレート43とが後退された後、ターンテーブル機構13により物品群Wが90度旋回される。そして、再度、パレット位置決め機構15、姿勢矯正機構14の順に、パレットPの位置と荷Cの前後面が修正される。さらに、ターンテーブル機構13により物品群Wが旋回されて元の姿勢に戻される。
【0045】
次にランニングフォーク装置10が駆動されてプライマリフォーク10が原点位置から入庫用物品受け部5Aの物品受台60側に突出され、フォーク昇降機構12により物品群Wが物品受台60に受け渡される。
【0046】
出庫ラインLoでは、先の実施の形態と同様に搬出されるが、もちろん上記姿勢修正装置80を設置して、物品群Wの姿勢を修正後、搬送台車71に移載してもよく、この場合、パレット位置決め機構14および姿勢矯正機構15によりプライマリフォーク10上で物品群Wの姿勢を修正した後、プライマリフォーク10から修正機側チェーンコンベヤ81に受渡し、修正機側チェーンコンベヤ81から搬送台車71の台車側チェーンコンベヤ72に移載する。
【0047】
上記構成によれぱ、ランニングフォーク装置10により物品群Wを受渡しできないように物品受け物品であっても、ランニングフォーク装置10により受渡し自在な物品移送手段、ここでは修正機側チェーンコンベヤ81を設置することで、プライマリフォーク10上で物品群Wの積み付け姿勢を修正し、姿勢修正の前後でプライマリフォーク10と修正機側チェーンコンベヤ81との間で物品群Wを受け渡すことができる。したがって、ランニングフォーク装置10では物品群Wを受渡しできない形式の搬送手段であっても、搬送台車71に対応した台車側チェーンコンベヤ72と修正機側チェーンコンベヤ81とを設けることにより、姿勢を修正して受渡しするとができる。
【0048】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、物品移載部との間で受渡された物品群を、平坦な出退部材上で直接矯正部材で挟み込むことにより、スムーズに物品の積み付け姿勢を物品載置体上で修正することができ、物品群を精度よく姿勢を修正しつつ姿勢修正装置を介して迅速に搬送することができる。
【0049】
請求項2記載の発明は、によれば、物品移載部との間で受渡し状態で、姿勢修正装置により出退部材を介して物品群の左右側面を修正し、さらに旋回手段により物品群を90度旋回させることにより、姿勢矯正手段で物品群の前後側面を修正することができる。したがって、従来例のように、物品群の前後に出退部材が不要で簡単な構成で、前後左右の4つの側面の積み付け姿勢の修正ができ、部材を削減できるとともに、物品群の通過時に出退部材の干渉回避動作が不要となり、受渡し動作が用意となる。
【0050】
請求項3記載の発明によれば、載置体位置決め手段により、物品載置体と物品との相対位置を正確に位置決めすることができ、積み付け姿勢をより安定させることができて、正確な積み付け姿勢に修正することができる。
【0051】
請求項4記載の発明によれば、他方の物品移載部に対して移載手段で物品群の受渡しができない形式であっても、移載手段との間で移載可能な物品移送手段を設けることにより、一方または他方の物品移載部から他方または一方の物品移載部途中で、出退部材上で物品群の姿勢を修正してスムーズに受け渡すことができる。
【0052】
請求項5記載の発明によれば、搬送台車と固定式の物品受け部との間で、物品群の積み付け姿勢を修正して受渡しすることができ、荷崩れを防止しつつ正確な搬送が可能となる。
【0053】
請求項6記載の発明によれば、固定式の物品受台と物品支持装置の間で、移載手段の出退部材を出退駆動して、出退部材上で姿勢矯正手段により物品群の積み付け姿勢を修正しつつ、物品群を受渡しして、物品群を荷崩れすることなく搬入、搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動倉庫に装備された姿勢修正設備の実施の形態を示す概略平面図である。
【図2】同姿勢修正設備の姿勢修正装置を示す正面図である。
【図3】同姿勢修正設備の姿勢修正装置を示す平面図である。
【図4】同姿勢修正設備の姿勢修正装置を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図5】同姿勢修正装置のランニングフォーク装置を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図6】同姿勢修正設備のセパレートリフタを示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図7】同姿勢修正設備の移載台を示す平面図である。
【図8】本発明に係る自動倉庫に装備された姿勢修正設備の他の実施の形態を示す概略平面図である。
【図9】同姿勢修正設備の姿勢修正装置を示す正面図である。
【図10】同姿勢修正設備の一部を切り欠いた姿勢修正装置を示す側面図である。
【符号の説明】
P パレット
C 物品
W 物品群
Li 入庫経路
Lo 出庫経路
1 姿勢修正装置
5A 入庫用物品受け部
5B 出庫用物品受け部
6 セパレートリフタ
10 プライマリフォーク
11 ランニングフォーク装置
12 フォーク昇降機構
13 ターンテーブル機構
14 パレット位置決め機構
15 姿勢矯正機構
23 テーブル旋回駆動装置
26 昇降用ジャッキ
34 フォーク出退駆動装置
44 修正用出退シリンダ
53 荷受部材
55 昇降駆動装置
60 物品受台
66 挿入空間
71 搬送台車
72 台車側チェーンコンベヤ
81 修正機側チェーンコンベヤ

Claims (6)

  1. 物品載置体上に物品が複数段に積み付けられた物品群を、隣接配置された少なくとも一方の物品移載部との間で受渡するとともに、物品群の姿勢を修正する姿勢修正装置を具備した姿勢修正設備であって、
    前記姿勢修正装置に、
    物品群を下方から支持するとともに出退自在で昇降自在な平坦状の出退部材により、前記物品移載部との間で物品群を受渡し自在な移載手段と、
    複数の矯正部材を互いに接近離間させて前記出退部材上で物品の積み付け姿勢を修正する姿勢矯正手段とを設けた
    ことを特徴とする姿勢修正設備。
  2. 姿勢矯正手段は、矯正部材を物品群の左右両側で接近離間自在に構成され、
    姿勢修正装置に、出退部材を鉛直軸心周りに少なくとも90度の範囲で回動自在な旋回手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の姿勢修正設備。
  3. 姿勢修正装置に、出退部材上で物品載置体を位置決めする載置体位置決め手段を設け、
    載置体位置決め手段により物品載置体を位置決めした後に、姿勢矯正手段を作動させるように構成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の姿勢修正設備。
  4. 出退部材との間で物品群を移載可能でかつ他方の物品移載部との間で物品群を移載自在な物品移送手段を設け、
    移載手段により一方の物品移載部から受け取った物品群を、前記出退部材上で姿勢矯正手段により姿勢を修正した後、前記物品移送手段に移載して物品群を他方の物品移載部に受け渡すか、あるいは前記物品移送手段により他方の物品移載部から受け取った物品群を、前記出退部材に移載して出退部材上で姿勢矯正手段により姿勢を修正した後、一方の物品移載部に受け渡すように構成した
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の姿勢修正設備。
  5. 一方の物品移載部に、出退部材の挿入空間を有する固定式の物品受け部(棚の荷受台)を配置し、
    他方の物品移載部に、物品群を搬送可能で、物品移送手段により物品群を受渡し自在な物品受渡し手段を有する搬送台車を配置した
    ことを特徴とする請求項4記載の姿勢修正設備。
  6. 移載手段を、一方の物品移載部Bおよび他方の物品移載部Cとの間でそれぞれ物品群を受渡し自在に構成し、
    一方の物品受け部に、出退部材の挿入空間を有する固定式の物品受台を配置し、
    他方の物品移載部に、物品群を高さを調整自在で、かつ出退部材の挿入空間を形成可能な物品支持装置を設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の姿勢修正設備。
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