JP4966335B2 - 保管兼搬送装置 - Google Patents
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Description
特許文献4には、印刷物等を搬送するのに適した把持クリップを備えた搬送システムが開示されている。この搬送システムでは、ガイドに複数組のローラを介して把持クリップが移動自在に垂設され、ガイドに沿って移動するワイヤケーブルによって把持クリップが移動駆動される。
図面に図示した構成要素との対応関係の一例を示したものであり、本願発明の技術的範囲
を限定するものではない。
請求項1の保管兼搬送装置は、物品を収容した収容箱(9) をキャスター輪(10b) 付き台車(10)に載せた複数の被搬送体(W) を、搬入側で外部から受け入れて複数列に整列した状態で保管すると共に搬出側へ搬送可能にした保管兼搬送装置(60M) において、前記複数列に対応する複数組の保管兼搬送機構(60)を有し、前記各保管兼搬送機構(60)は、複数の被搬送体(W) をキャスター輪(10b) を接地状態にして保管可能な平坦な床面を含む保管スペースと、この保管スペースの上方空間に配設され複数の被搬送体(W) の上端部に夫々係脱可能な複数の牽引体(63)と、複数の牽引体(63)を夫々昇降可能な複数の昇降機構(64)と、複数の牽引体(63)を被搬送体(W) の列方向長さに相当する1ピッチ分だけ列方向へ往復移動可能な共通の移送機構(65)とを有することを特徴としている。
ダストパン同士間に牽引体が昇降する昇降隙間を形成するため、ダストパンの構造を簡単化できる。ダストパンにサポートアームを導入する切欠きスリットを形成するため、ダストパンとサポートアームとの干渉を防止できる。
請求項7の発明によれば、各保管兼搬送機構の搬出側部分に、被搬送体が搬入側へ逆移動しないように規制するアンチバック機構を設けたため、各列の搬出側部分の被搬送体が上流側へ逆移動するのを防止できる。
請求項9の発明によれば、保管兼搬送機構を使用しないとき、邪魔にならないように、アンチバック機構を被搬送体の上端よりも高い位置に折り畳むことができる。
この組立て保管工場Fにおいては、図2−1〜図2−3に示すように、合成樹脂製の収容箱9の内部の5区画に5つの液晶ユニットDを収納し、この収容箱9を3段積みにしてキャスター輪付き台車10に載せたものを被搬送体Wとしている。収容箱9には、段積みの際に下段の収容箱の上端部に上段の収容箱の下端部を係合可能とする為の係合金具9aが4隅に設けられ、キャスター輪付き台車10の荷台の4隅にも係合金具10aが設けられている。
搬入ステージ5にはローラコンベア20が設けられ、振り分けステージ6にはローダ装置40が設けられ、保管ステージ7には保管兼搬送装置60M(これは、4組の保管兼搬送機構60を有する)が設けられており、これらローラコンベア20とローダ装置40と4組の保管兼搬送機構60等を統括的に制御する操作パネル付き制御ユニット100が設けられている。
尚、12行目の被搬送体Wを搬出するとき、その被搬送体Wに対応する牽引体63のみを下降させて被搬送体Wの後端部に係合させ、その被搬送体Wのみを1ピッチ分前方へ押動することもできる。
複数の被搬送体Wを直列状に並べて保管する時の複数(例えば11個)の被搬送体Wに対応するように配設され且つ可動フレーム69の下面側を覆う複数(11個)のダストパン70が複数の牽引体63に対応付けて設けられている。それらダストパン70は、可動フレーム69の所定距離下方に配設されて支持部材70aを介して可動フレーム69に固定されている。列方向に隣接するダストパン70の間には、牽引体63が昇降可能な昇降隙間71が形成されている。ダストパン70の前部と後部には夫々1対の列方向に細長い切欠きスリット70aが形成されている。
物品を収容した収容箱9をキャスター輪付き台車10に載せた被搬送体を、ローラコンベア20により搬送するため、整然とライン状に搬送することができる。
ローラコンベア20の下流部分に装備した傾斜コンベア21と、キャリッジ機構22により、被搬送体Wをローラコンベア搬送からキャスター輪搬送に切換えることができる。
リフタ装置11とスタート地点の間の搬送行程中に、外形チェック装置14により、被搬送体の正面視の外形をチェックすることができる。
また、ローディング待機エリア6Aに係止機構35を設けたため、被搬送体Wを目的地点の所定位置に確実に停止させることができる。また、係止機構35の係止部材35aを係止位置と退避位置とに亙って駆動可能としたため、係止部材35aを退避位置に切換え、キャスター輪搬送により被搬送体Wを送り出すことができる。
工場建屋の天井側に付着したダストが下方へ落下するとき、複数のダストパン70でトラップされるため、被搬送体Wにダストが付着しにくくなる。
ダストパン70同士間に牽引体63が昇降する昇降隙間71を形成するため、ダストパン70の構造を簡単化できる。ダストパン70にサポートアーム74を導入する切欠きスリット70aを形成するため、ダストパン70とサポートアーム74との干渉を防止できる。
アンチバック機構82は、1対の平行リンク機構83と、平行リンク機構83の水平リンク部材83aに設けた回動式係合フック84を有するため、簡単な構成で、被搬送体Wの両側から係合でき、被搬送体Wの逆移動を確実に防止できる。保管兼搬送機構60を使用しないとき、邪魔にならないように、アンチバック機構82を被搬送体Wの上端よりも高い位置に折り畳むことができる。
(1)ローラコンベア20とローダ装置40の位置関係は、実施例のものに限定されるものではなく、種々の位置関係を取ることができる。
(2)保管兼搬送装置60Mにおける被搬送体Wを保管する列数は前記の4列に限定されず、また行数も12行に限定されるものではない。
(4)その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施することができ、本発明はそれらも包含するものである。
3 検査ステージ
4 前段ステージ
5 搬入ステージ
6 振り分けステージ
6A ローディング待機エリア
7 保管ステージ
8 予備ステージ
9 収納箱
10 台車
10b キャスター輪
W 被搬送体
11 リフタ装置
14 外形チェック装置
15 ゲート部材
16 光学センサ
20 ローラコンベア
20A 光学センサ
21 傾斜コンベア
21A 光学センサ
22 キャリッジ機構
23A 光学センサ
27 整列機構
28 遊転ローラ列
29 キャリッジ
30 電動シリンダ
32 上下揺動式アンチバック部材
33 案内板
35 係止機構
35a 係止部材
35b エアシリンダ
40 ローダ装置
41 ガイド部材
42 係合部材
43 ローダ本体
44 昇降機構
45 回動機構
46 第1移送機構
47 第2移送機構
48 規制部材
60M 保管兼搬送装置
60 保管兼搬送機構
61a〜61d 第1〜第4番目の保管兼搬送列
62a〜62d 第1〜第4番目の列対応部
63 牽引体
64 昇降機構
65 移送機構
66 案内レール
69 可動フレーム
70 ダストパン
70a 切欠きスリット
71 昇降隙間
74 サポートアーム
81 在荷センサ
82 アンチバック機構
83 平行リンク機構
83a 水平リンク部材
84 回動式係合フック
86 紐
87 チェーン部材
88 プラグ部材
89 ソケットスイッチ
100 制御ユニット
Claims (9)
- 物品を収容した収容箱をキャスター輪付き台車に載せた複数の被搬送体を、搬入側で外部から受け入れて複数列に整列した状態で保管すると共に搬出側へ搬送可能にした保管兼搬送装置において、
前記複数列に対応する複数組の保管兼搬送機構を有し、
前記各保管兼搬送機構は、複数の被搬送体をキャスター輪を接地状態にして保管可能な平坦な床面を含む保管スペースと、この保管スペースの上方空間に配設され複数の被搬送体の上端部に夫々係脱可能な複数の牽引体と、複数の牽引体を夫々昇降可能な複数の昇降機構と、複数の牽引体を被搬送体の列方向長さに相当する1ピッチ分だけ列方向へ往復移動可能な共通の移送機構とを有することを特徴とする保管兼搬送装置。 - 前記移送機構により複数の被搬送体を搬出側へ移送するとき、複数の牽引体を下降させて複数の被搬送体の上端部に係合させ、複数の被搬送体の前記キャスター輪を床面上を転動させることを特徴とする請求項1に記載の保管兼搬送装置。
- 前記移送機構は、前記列の全長に亙って延びる平行な1対の案内レールと、これら案内レールに複数の案内輪を介して列方向へ移動可能に付設された可動フレームと、この可動フレームを前記1ピッチ分列方向へ往復移動可能な流体圧シリンダとを有し、
前記昇降機構が可動フレームに鉛直姿勢に装備されて前記牽引体を昇降駆動する昇降用流体圧シリンダで構成されたことを請求項1又は2に記載の保管兼搬送装置。 - 前記昇降機構は、前記牽引体が下降状態のときに前記牽引体の前記列方向の剛性を高める為の折り畳み式の1対のサポートアームを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の保管兼搬送装置。
- 前記各保管兼搬送機構において、可動フレームの下面側を隙間を隔てて覆う複数のダストパンを複数の牽引体に対応付けて設け、
列方向に隣接するダストパン同士間に前記牽引体が昇降可能な昇降隙間を形成すると共に、前記ダストパンに前記1対のサポートアームを前記昇降隙間から導入する為の1対の切欠きスリットを形成したことを特徴とする請求項4に記載の保管兼搬送装置。 - 前記各保管兼搬送機構の搬入側部分に、被搬送体を搬送予定の列に整列させる規制部材を設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の保管兼搬送装置。
- 前記各保管兼搬送機構の搬出側部分に、被搬送体が搬入側へ逆移動しないように規制するアンチバック機構を設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の保管兼搬送装置。
- 前記アンチバック機構は、被搬送体の両側に平行に且つ列方向に向けて水平に配設された1対の水平リンク部材を含む1対の平行リンク機構と、1対の水平リンク部材に夫々装備された少なくとも1対の回動式係合フックとを有することを特徴とする請求項7に記載
の保管兼搬送装置。 - 前記アンチバック機構は、被搬送体の上端よりも高い位置に折り畳み可能に構成されたことを特徴とする請求項8に記載の保管兼搬送装置。
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