JP2004182381A - ガラス板用糸状スペーサの回収方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移載ロボットによって最前列のガラス板を取出した後、2枚目のガラス板の前面側に介在する長さに相当分の糸状スペーサだけをエジェクタによる吸引によって回収してエジェクタと2枚目のガラス板間の糸状スペーサに張力を与え、移載ロボットによるガラス板のハンドリング時に糸状スペーサに接触しないように制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレット上に縦姿勢で積載した複数枚のガラス板を仕切る連続した1本のガラス板用糸状スペーサの回収方法および装置に関し、ロボット等のハンドによってガラス板をハンドリングする時に、ロボットハンドやガラス板と糸状スペーサーとが絡まったりもつれたりしないように制御するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パレット上に縦姿勢で複数枚のガラス板を積載する場合、ガラス板同士の接触による擦り傷防止のため、ガラス板間にガラス板用の合紙を挟んだり、あるいは、ガラス板の上端エッジ部に樹脂スペーサーを配設してガラス板同士を離間させたり、あるいはまた、ガラス板の表面全体に樹脂製のパウダーを散布付着させたり、さらには、糸状または紐状のスペーサーをガラス板間に挟み込んで仕切る等の各種手段が行われていた。
【0003】
これらの各手段のうち、糸状または紐状スペーサーをガラス板間に挿入させてガラス板を仕切る方法としては、ガラス板1枚ごとに寸断された糸状スペーサーや、パレット上の全ガラス板にわたって連続して連なった糸状スペーサーをガラス板の上辺側より垂れ下げるように配設する手段が良く知られ行われてきた。
【0004】
しかしながら、パレット上に縦姿勢で積載され、糸状または紐状スペーサーの挿入により仕切られたガラス板群の最前列のガラス板より1枚づつガラス板を取出す場合においては、最前列のガラス板を取出した後に解放された糸状または紐状スペーサーの一部分が2枚目のガラス板の前面側に垂れ下がり状態にあり、2枚目のガラス板を吸着ハンド等で取出時に取出した2枚目のガラス板や吸着ハンドに絡まったり、もつれたりするトラブルが発生し易い状況にあった。
【0005】
このため、糸状または紐状スペーサーで仕切られたガラス板より最前列のガラス板を取り出し時に、このようなトラブルの発生を防ぎ、ガラス板を仕切る糸状または紐状スペーサーの解放された長さ分だけ回収することによって、解放された糸状または紐状スペーサーの一部分が吸着中のガラス板やロボットハンドに絡まったり、もつれたりするトラブルを発生させないような種々の工夫が特許文献に開示されている。
【0006】
例えば、特公昭49−15452号公報には、積層硝子板間に挿入されたスペーサーをボビンに導いて捲取る経路における該スペーサーの張力変化を利用して前記ボビンの捲取り駆動源を制動することにより硝子板の取出により解放されるスペーサーを自動的に捲取ることを特徴とする積層硝子板のスペーサー捲取り方法が開示されている(特許文献1)。
【0007】
また、特開2000−63040号公報には、パレット上に積載された複数枚のガラス板間に介入されたガラス板保護用糸を回収するための糸巻装置であって、モータに連結された回転軸と、この回転軸上に装着され、糸を軸方向に沿って往復移動させるためのシフトロールと、このシフトロール表面に上から接触して回転力を受けると共に糸を巻取る巻芯と、この巻芯が回転可能に装着される支持軸と、この支持軸を上下に移動可能に支持する支柱とを備え、前記巻芯上に糸が軸方向に往復しながら巻取られて巻取り径が大きくなるに従って前記支持軸が上昇するように構成したガラス板保護用糸の回収用糸巻装置、あるいは、巻取られる糸に所定値以上の張力が生ずるとこの糸の張力により作動する張力検知用リミットスイッチを設け、この張力検知用リミットスイッチを前記モーターに連結した上述のガラス板保護用糸の回収用糸巻装置が開示されている(特許文献2)。
【0008】
【特許文献1】
特公昭49−15452号公報
【特許文献2】
特開2000−63040号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1、および特許文献2に記載のものは、いずれもモーターを駆動源としてボビンを回転させ、ボビンの牽引によって糸状あるいは紐状のスペーサーに張力を与え、張力変化を検出するための検知用リミットスイッチからなる検出手段を設け、この検出手段を利用してボビンの巻取りモーターを制動して、強制的にスペーサーを巻き取りながら回収するものであるため、張力によってモーターの制動をする必要があり、回収機構が複雑になっている。
【0010】
しかも、張力の制御だけでは、回収中の糸状のスペーサーがガラス板の下辺等に引っ掛かったりした場合の検出ができず、このような状態のまま処理続行してトラブルとなる可能性が高いという問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点の解決を図る、すなわち糸状または紐状スペーサーで仕切られたガラス板より最前列のガラス板を取り出し時に、ガラス板を仕切る糸状または紐状スペーサーの解放された一部によって吸着中のガラス板やロボットハンドに絡まりや、もつれ、あるいはまた糸状スペーサの捻じれや繋ぎ目の送出不良等を発生させないことを目的とする。
【0012】
すなわち、本発明は、パレット上に縦姿勢で積載した複数枚のガラス板を仕切る連続したガラス板用糸状スペーサの回収方法において、移載ロボットによって最前列のガラス板を取出した後、2枚目のガラス板の前面側に介在する長さに相当分の糸状スペーサだけをエジェクタによる吸引によって回収してエジェクタと2枚目のガラス板間の糸状スペーサに張力を与え、移載ロボットによるガラス板のハンドリング時に糸状スペーサに接触しないように制御することを特徴とするガラス板用糸状スペーサの回収方法である。
【0013】
あるいは、本発明は、前記エジェクタによって回収する糸状スペーサを、パレットの背板側上部近傍位置に配設した一対の押えローラー間より繰り出し、該押えローラーの回転に連動するロータリーエンコーダの回転によって回収糸の長さを測長し、回収長さが設定範囲内であるときに、ガラス板の前面側に介在する糸状スペーサの弛みがないと判断し、移載ロボットによるガラス板のハンドリング動作を開始させることを特徴とする上述のガラス板用糸状スペーサの回収方法である。
【0014】
あるいはまた、本発明は、パレット上に縦姿勢で積載した複数枚のガラス板を仕切る連続したガラス板用糸状スペーサの回収装置において、パレットの背板側上部近傍位置に配設した互いに当接し自由回転する押えローラーと、該押えローラーの回転に連動して回転し、回収糸の長さを測長するロータリーエンコーダと、該押えローラー間より繰り出される糸状スペーサを吸引し回収ボックス内に送り出すと共に押えローラー近傍の糸状スペーサに張力を与えるエジェクタと、ロータリーエンコーダからのパルス信号をカウントして回収した糸状スペーサの長さを測長し移載ロボットに指令を送出するコントローラからなることを特徴とするガラス板用糸状スペーサの回収装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】
図4に示されるように、パレット3上に縦姿勢で積載した複数枚のガラス板2間には、連続した木綿製や樹脂製等からなる糸状スペーサー4が各ガラス板2、2、・・間に略一定長さで垂れ下がった状態で挟まれており、各ガラス板2、2間のそれぞれの糸状スペーサー4は一本の糸で繋がっている。
【0016】
図1に示すように、本発明のガラス板用糸状スペーサの回収装置1は、パレット3の背板側上部近傍位置に上下に対に設けた押えローラー10、10と、該押えローラー10の回転に連動して回転するロータリーエンコーダ14(図3参照)と、前記の対に設けた押えローラー10、10間より繰り出される糸状スペーサ4を吸引し回収ボックス13内に送り出すエジェクタ11と、ロータリーエンコーダ14からのパルス信号に基づき回収した糸状スペーサ4の回収長さの測長と、移載ロボットに対する次のガラス板2の移載指令を送出する図示しないコントローラから構成される。
【0017】
図1、図2に示したように、前記押えローラー10、10は、対になった上下2つのローラー10、10が互いに当接し、自由回転可能な状態に設けられ、該ローラー10、10の外周には糸状スペーサー4との当接で摩擦力を有するゴム層を貼着し、エジェクタ11によって引っ張られた糸状スペーサー4が2つの押えローラー10、10間を通過する時に、押えローラー10、10が追従して回転するものである。
【0018】
また、上部側に位置する押えローラー10には、その軸受にバランスウェイト取付用軸12が固着され、該軸12に適度の重量の図示しないバランスウェイトが取り付けられて下部側の押えローラー10を押圧する。
【0019】
また、前記エジェクタ11は、圧縮エアの噴射によって糸状スペーサ4を回収ボックス13内に送り出すだけでなく、押えローラー10近傍、すなわちエジェクタ11とガラス板2間の糸状スペーサ4に張力を付与するものである。
【0020】
さらに、図2、図3に示したように、前記ロータリーエンコーダ14は、押えローラー10の回転に合わせて回転し、ロータリーエンコーダ14からのパルス信号を図示しないコントローラに送出する。
【0021】
また、図示しないコントローラは、ロータリーエンコーダ14からのパルス信号をカウントすることによって、押えローラー10、10から繰り出され回収した糸状スペーサ4の長さを測長し、回収した糸状スペーサー4の長さが基準範囲内であることを確認して、移載ロボット20のハンド先端に設けた吸着パッド21に次のガラス板2を吸着させる指令を送出する。
【0022】
回収ボックス13は、パレット3の背面側に設け、エジェクタ11によって回収された糸状スペーサ4を収納させる。
【0023】
本発明の作用について説明する。
【0024】
図1、図2に示したように、前記エジェクタ11は、圧縮エアを常時噴出する状態にしているので、糸状スペーサ4に対して常に張力を付与しつづけることができる。このため、ガラス板2近傍からエジェクタ11までの糸状スペーサー4に弛みが発生すると、糸状スペーサー4はエジェクタ11によって吸引され、エジェクタ11と最前列のガラス板2の上端までの部分については、図1に示したように弛みの無いピーンと張られた状態となっている。
【0025】
一方、ガラス板2で挟まれた部分についてはガラス板2の荷重によって押えられているので弛みを持った状態で保持されている。
【0026】
つまり、パレット3上に縦姿勢で積載された複数枚のガラス板2は、やや斜め姿勢で立て掛けられており、最前列のガラス板2と2枚目のガラス板2間に挟まれた糸状スペーサー4は最前列のガラス板2の荷重による持たれ掛けによって、エジェクタ11の吸引力程度では抜けないように押えられた状態であるためである。
【0027】
このため、1枚目と2枚目のガラス板2で挟まれた糸状スペーサー4の上端からエジェクタ11までの糸状スペーサー4については、エジェクタ11の吸引力によって弛み無く直線状に張られた状態であるが、最前列のガラス板2を移載ロボット20の先端に設けた吸着パッド21の吸着によって持ち上げ、1枚目のガラス板2の荷重が解除された直後は、1枚目のガラス板2と2枚目のガラス板2間で弛みをもった状態で挟まれていた糸状スペーサー4は解放され、エジェクタ11の吸引により急速に引っ張られて再び弛みの無いピーンと張られた状態となる。
【0028】
糸状スペーサー4が弛みの無い状態であれば、通常次のガラス板2のハンドリングに差し支えない状態となっているはずであるが、糸状スペーサー4の縺れや絡まり、あるいは糸状スペーサの捻じれや繋ぎ目の送出不良等によるトラブルを発見し対処するために、回収した糸状スペーサー4の長さを測長し、許容範囲内であるかどうかの確認を行う。
【0029】
すなわち、糸状スペーサー4がエジェクタ11の吸引力によって引っ張られ、押えローラー10、10間を移動すると、押えローラー10の回転にあわせてロータリーエンコーダ14も回転し、パルス信号が図示しないコントローラーに送られる。
【0030】
コントローラによって該パルス信号をカウントすれば糸状スペーサー4の回収長さを測定することができるが、この測定長さが設定した範囲内であれば、糸状スペーサー4が弛みの無い正常な状態にあることが確認できるので、移載ロボット20に対して次のガラス板2の取出し移載を指示することができる。
【0031】
このように、移載ロボット20がガラス板2をハンドリングする場合に、ハンドリング中のガラス板2や、移載ロボット20のハンドや、その先端に設けた吸着パッド21が糸状スペーサー4の弛み部分に絡まったり、縺れたり、あるいは糸状スペーサ4の繋ぎ目の送出不良等を発生しないようにすることができる。
【0032】
仮に、回収した糸状スペーサー4の長さが設定範囲から外れているときは、ガラス板2の前面側に介在する糸状スペーサ4に弛みや、縺れ等何らかのトラブルが発生したものと判断し、中断指令を出してトラブルを解消させるか、あるいは、予備機として待機中のパレット上のガラス板2よりガラス板2を取出すように自動的に切り替えて、トラブルがあっても生産ラインをストップさせることなくガラス板2の取出し移載を続行することができる。
【0033】
前記の糸状スペーサー4は、積載されたガラス板2の大きさや形状に合わせて、パレット3に1本だけ設ける場合もあるが、2本以上設けた場合には、その糸状スペーサー4の本数毎に回収装置を設ければよい。
【0034】
回収装置1を複数台設けた場合には、移載ロボット20のガラス板2を1枚取出す毎に、それぞれの糸状スペーサー4の回収完了を確認するために、測長し、それぞれの回収装置1の確認信号を図示しないコントローラーで処理すればよい。
【0035】
以上、好適な実施例について述べたが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0036】
前記ガラス板2は、矩形状を初め、三角形状、台形状の異形状であっても良く、また、該ガラス板2の外周エッジ部についてはシーミング加工等の端面を研磨されたもの、および研磨されてないもののいずれでも良い。
【0037】
パレット3上には積載されたガラス板2は、縦姿勢で積層されているが、必ずしも1列とは限らず、ガラス板2のサイズによっては2列、3列に積載されたものでも良い。この場合には、取出中のガラス板列のエジェクタのみを作動させれば圧縮空気の消費量を押さえることができる。
【0038】
前記糸状スペーサー4は回収ボックス13内に回収するようにしたが、回収ボックス13に代えて、別途、糸巻き用のロールを設けて、巻き取るようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、極めて簡易な構成で、糸状または紐状スペーサーで仕切られた縦姿勢の複数枚のガラス板より最前列のガラス板を取り出し時に、ガラス板を仕切っていた糸状または紐状スペーサーの解放されて垂れ下がった部分が、吸着移載中のガラス板やロボットハンドに絡まったり、もつれたりさせないようにすることができる。
【0040】
また、移載ロボット等によりガラス板の取出し後、糸状スペーサーを瞬時に自動的に回収可能であるため、パレットからのガラス板の加工ラインへの投入作業を自動的に行うことができる。
【0041】
さらに、糸状スペーサー4のモツレ、絡まり、繋ぎ目の送出不良等のトラブルが発生した場合に、回収した糸状スペーサー4の長さを測長し、許容範囲内であるかどうかの確認を行うため、モツレ、絡まり、繋ぎ目の送出不良等のトラブルを即座に発見し対処することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回収装置の側面図。
【図2】本発明の要部を拡大した側面図。
【図3】本発明の要部の縦断面図。
【図4】本発明の回収装置の正面図。
【符号の説明】
1 回収装置
2 ガラス板
3 パレット
4 糸状スペーサー
10 押えローラー
11 エジェクタ
12 バランスウェイト取付用軸
13 回収ボックス
14 ロータリーエンコーダ
20 ロボットハンド
21 吸着パッド
Claims (3)
- パレット上に縦姿勢で積載した複数枚のガラス板を仕切る連続したガラス板用糸状スペーサの回収方法において、移載ロボットによって最前列のガラス板を取出した後、2枚目のガラス板の前面側に介在する長さに相当分の糸状スペーサだけをエジェクタによる吸引によって回収してエジェクタと2枚目のガラス板間の糸状スペーサに張力を与え、移載ロボットによるガラス板のハンドリング時に糸状スペーサに接触しないように制御することを特徴とするガラス板用糸状スペーサの回収方法。
- 前記エジェクタによって回収する糸状スペーサを、パレットの背板側上部近傍位置に配設した一対の押えローラー間より繰り出し、該押えローラーの回転に連動するロータリーエンコーダの回転によって回収糸の長さを測長し、回収長さが設定範囲内であるときに、ガラス板の前面側に介在する糸状スペーサの弛みがないと判断し、移載ロボットによるガラス板のハンドリング動作を開始させることを特徴とする請求項1記載のガラス板用糸状スペーサの回収方法。
- パレット上に縦姿勢で積載した複数枚のガラス板を仕切る連続したガラス板用糸状スペーサの回収装置において、パレットの背板側上部近傍位置に配設した互いに当接し自由回転する押えローラーと、該押えローラーの回転に連動して回転し、回収糸の長さを測長するロータリーエンコーダと、該押えローラー間より繰り出される糸状スペーサを吸引し回収ボックス内に送り出すと共に押えローラー近傍の糸状スペーサに張力を与えるエジェクタと、ロータリーエンコーダからのパルス信号をカウントして回収した糸状スペーサの長さを測長し移載ロボットに指令を送出するコントローラからなることを特徴とするガラス板用糸状スペーサの回収装置。
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