JPH09118477A - バンチ巻き処理方法および処理装置 - Google Patents
バンチ巻き処理方法および処理装置Info
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- JPH09118477A JPH09118477A JP27571595A JP27571595A JPH09118477A JP H09118477 A JPH09118477 A JP H09118477A JP 27571595 A JP27571595 A JP 27571595A JP 27571595 A JP27571595 A JP 27571595A JP H09118477 A JPH09118477 A JP H09118477A
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- bobbin
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- bunch winding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ボビンのスリット溝に喰込んだバンチ巻き糸条
も確実に引き出し、しかも処理時間の短い効率的なバン
チ巻き処理方法およびその装置を提供する。 【解決手段】ボビン端部に円周方向に沿って刻設された
スリット溝に糸切替時の糸条を把持し、バンチ巻きとト
ランスファーテールを形成したパッケージのバンチ巻き
を除去するに際し、スリット溝が刻設されていないボビ
ン表面上のバンチ巻き糸条を切断し、該切断糸条の片端
を吸引装置で吸引しながらバンチ巻きを処理する方法に
おいて、ボビンと前記吸引装置との間において、前記吸
引装置により吸引されてなる糸条を把持して連続して送
り出すとともに、前記スリット溝に喰込んだバンチ巻き
糸条を引き出し、前記吸引装置に導くことを特徴とする
バンチ巻き処理方法。
も確実に引き出し、しかも処理時間の短い効率的なバン
チ巻き処理方法およびその装置を提供する。 【解決手段】ボビン端部に円周方向に沿って刻設された
スリット溝に糸切替時の糸条を把持し、バンチ巻きとト
ランスファーテールを形成したパッケージのバンチ巻き
を除去するに際し、スリット溝が刻設されていないボビ
ン表面上のバンチ巻き糸条を切断し、該切断糸条の片端
を吸引装置で吸引しながらバンチ巻きを処理する方法に
おいて、ボビンと前記吸引装置との間において、前記吸
引装置により吸引されてなる糸条を把持して連続して送
り出すとともに、前記スリット溝に喰込んだバンチ巻き
糸条を引き出し、前記吸引装置に導くことを特徴とする
バンチ巻き処理方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボビン端部、一般に
は紙管の端部にバンチ巻きのある糸を除去するバンチ巻
き処理方法および装置に関する。
は紙管の端部にバンチ巻きのある糸を除去するバンチ巻
き処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バンチ巻き処理方法については、
特開平6−345334号公報にも記載されているよう
に、バンチ巻き部の糸条を切断吸引後、吸引器とボビン
との相対回転運動によりバンチ巻きを除去する方法が知
られている。
特開平6−345334号公報にも記載されているよう
に、バンチ巻き部の糸条を切断吸引後、吸引器とボビン
との相対回転運動によりバンチ巻きを除去する方法が知
られている。
【0003】さらに詳しくは、この従来技術は、ボビン
端部のバンチ巻き糸条を糸切断装置で切断後、吸引器の
通路に組込まれたチャック機構により吸引している糸条
を把持した後、吸引器とボビンとの相対回転運動、すな
わち、糸把持→ボビン回転→糸吸引を繰り返すことによ
り、バンチ巻き、特にボビン端部のスリット溝に喰込ん
だ糸条を全周に渡ってボビン上から離脱させるものであ
る。
端部のバンチ巻き糸条を糸切断装置で切断後、吸引器の
通路に組込まれたチャック機構により吸引している糸条
を把持した後、吸引器とボビンとの相対回転運動、すな
わち、糸把持→ボビン回転→糸吸引を繰り返すことによ
り、バンチ巻き、特にボビン端部のスリット溝に喰込ん
だ糸条を全周に渡ってボビン上から離脱させるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、バンチ巻き処理動作が糸把持→ボビン回転→糸
吸引という断続的なものになり、処理時間を要するとい
う問題がある。
術では、バンチ巻き処理動作が糸把持→ボビン回転→糸
吸引という断続的なものになり、処理時間を要するとい
う問題がある。
【0005】また、ボビン回転角度の調整が難しく、例
えばスリット溝に喰込んだ糸条の引き出しも、回転角度
が大きすぎると引出した糸条が再度スリット溝に喰込む
という状況が発生し、バンチ巻き処理の失敗につなが
る。
えばスリット溝に喰込んだ糸条の引き出しも、回転角度
が大きすぎると引出した糸条が再度スリット溝に喰込む
という状況が発生し、バンチ巻き処理の失敗につなが
る。
【0006】さらに、品種によって上記動作タイミング
およびボビン回転角度の適正な条件が異なるため、品種
毎により条件設定を変更する必要があり、作業効率も悪
くなる。
およびボビン回転角度の適正な条件が異なるため、品種
毎により条件設定を変更する必要があり、作業効率も悪
くなる。
【0007】本発明は上記問題点を改善し、ボビンのス
リット溝に喰込んだバンチ巻き糸条も確実に引き出し、
しかも処理時間の短い効率的なバンチ巻き処理方法およ
びその装置を提供することを目的とする。
リット溝に喰込んだバンチ巻き糸条も確実に引き出し、
しかも処理時間の短い効率的なバンチ巻き処理方法およ
びその装置を提供することを目的とする。
【0008】
(1)ボビン端部に円周方向に沿って刻設されたスリッ
ト溝に糸切替時の糸条を把持し、バンチ巻きとトランス
ファーテールを形成したパッケージのバンチ巻きを除去
するに際し、スリット溝が刻設されていないボビン表面
上のバンチ巻き糸条を切断し、該切断糸条の片端を吸引
装置で吸引しながらバンチ巻きを処理する方法におい
て、ボビンと前記吸引装置との間において、前記吸引装
置により吸引されてなる糸条を把持して連続して送り出
すとともに、前記スリット溝に喰込んだバンチ巻き糸条
を引き出し、前記吸引装置に導くことを特徴とするバン
チ巻き処理方法。
ト溝に糸切替時の糸条を把持し、バンチ巻きとトランス
ファーテールを形成したパッケージのバンチ巻きを除去
するに際し、スリット溝が刻設されていないボビン表面
上のバンチ巻き糸条を切断し、該切断糸条の片端を吸引
装置で吸引しながらバンチ巻きを処理する方法におい
て、ボビンと前記吸引装置との間において、前記吸引装
置により吸引されてなる糸条を把持して連続して送り出
すとともに、前記スリット溝に喰込んだバンチ巻き糸条
を引き出し、前記吸引装置に導くことを特徴とするバン
チ巻き処理方法。
【0009】(2)接触により糸を把持する少なくとも
一対の駆動ローラにより、スリット溝に喰込んだバンチ
巻き糸条を引き出すことを特徴とする前記(1)に記載
のバンチ巻き処理方法。
一対の駆動ローラにより、スリット溝に喰込んだバンチ
巻き糸条を引き出すことを特徴とする前記(1)に記載
のバンチ巻き処理方法。
【0010】(3)前記バンチ巻き切断糸条のうちトラ
ンスファーテール側の片端を吸引し、ボビンをパッケー
ジ形成時の糸条巻き取り方向と同方向に回転させること
を特徴とする前記(1)に記載のバンチ巻き処理方法。
ンスファーテール側の片端を吸引し、ボビンをパッケー
ジ形成時の糸条巻き取り方向と同方向に回転させること
を特徴とする前記(1)に記載のバンチ巻き処理方法。
【0011】(4)ボビン端部に円周方向に沿って刻設
されたスリット溝に糸切替時の糸条を把持し、バンチ巻
きとトランスファーテールを形成したパッケージを有す
るボビンを装着回転させるボビンチャック軸と、前記パ
ッケージののバンチ巻きを切断する切断装置と、切断後
のバンチ巻き糸条を吸引する吸引装置を備えたバンチ巻
き処理装置において、ボビンと前記吸引装置との間に吸
引糸条を把持して送り出す糸把持送り機構を設けたこと
を特徴とするバンチ巻き処理装置。
されたスリット溝に糸切替時の糸条を把持し、バンチ巻
きとトランスファーテールを形成したパッケージを有す
るボビンを装着回転させるボビンチャック軸と、前記パ
ッケージののバンチ巻きを切断する切断装置と、切断後
のバンチ巻き糸条を吸引する吸引装置を備えたバンチ巻
き処理装置において、ボビンと前記吸引装置との間に吸
引糸条を把持して送り出す糸把持送り機構を設けたこと
を特徴とするバンチ巻き処理装置。
【0012】(5)糸把持送り機構が、接触により糸を
把持する少なくとも一対の駆動ローラからなることを特
徴とする前記(4)に記載のバンチ巻き処理装置。
把持する少なくとも一対の駆動ローラからなることを特
徴とする前記(4)に記載のバンチ巻き処理装置。
【0013】(6)糸把持送り機構の糸把持位置Pとボ
ビンとの距離が100mm以下であることをことを特徴
とする前記(5)に記載のバンチ巻き処理装置。
ビンとの距離が100mm以下であることをことを特徴
とする前記(5)に記載のバンチ巻き処理装置。
【0014】(7)吸引装置が切断糸条のうちトランス
ファーテール側の片端を吸引する位置にあり、前記ボビ
ンチャック軸はパッケージ形成時の糸条巻取り方向と同
方向に回転させられてなることを特徴とする前記(4)
〜(6)のいずれかに記載のバンチ巻き処理装置。
ファーテール側の片端を吸引する位置にあり、前記ボビ
ンチャック軸はパッケージ形成時の糸条巻取り方向と同
方向に回転させられてなることを特徴とする前記(4)
〜(6)のいずれかに記載のバンチ巻き処理装置。
【0015】(8)トランスファーテール部の糸条をボ
ビン上に固定する糸固定手段を備えてなることを特徴と
する前記(4)〜(7)のいずれかに記載のバンチ巻き
処理装置。
ビン上に固定する糸固定手段を備えてなることを特徴と
する前記(4)〜(7)のいずれかに記載のバンチ巻き
処理装置。
【0016】(9)バンチ巻き切断時のバンチ巻きを押
さえるバンチ巻き押さえローラを備えたことを特徴とす
る前記(4)〜(8)のいずれかに記載のバンチ巻き処
理装置。
さえるバンチ巻き押さえローラを備えたことを特徴とす
る前記(4)〜(8)のいずれかに記載のバンチ巻き処
理装置。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のバンチ巻き処理
方法および装置について、図面に示す一実施例を参照し
ながら具体的に説明する。
方法および装置について、図面に示す一実施例を参照し
ながら具体的に説明する。
【0018】図1ないし図2は、本発明の実施例に係る
パッケージのバンチ巻き処理装置を示し、図1は正面
図、図2は側面図である。本実施例は合成繊維糸の製造
工程における糸巻き取り後の工程に適用したものを示し
ている。
パッケージのバンチ巻き処理装置を示し、図1は正面
図、図2は側面図である。本実施例は合成繊維糸の製造
工程における糸巻き取り後の工程に適用したものを示し
ている。
【0019】また、図3から図5は、本実施例における
パッケージのバンチ巻き処理装置の具体的な動作の説明
図であり、さらに、図6は本実施例装置によりバンチ巻
き処理されたパッケージを示している。
パッケージのバンチ巻き処理装置の具体的な動作の説明
図であり、さらに、図6は本実施例装置によりバンチ巻
き処理されたパッケージを示している。
【0020】図1および図2において、1は巻取機(図
示略)により、所定長巻き上げられた後の合成繊維糸の
パッケージを示しており、人手又は自動機により巻取機
から解舒され、糸端処理装置のチャッキング軸7に装着
された状態を示している。チャッキング軸7は駆動用モ
ータ8に連結されており、本発明におけるバンチ巻き処
理時に、たとえば10m/分程度の低速回転にて、回転
できるようになっている。
示略)により、所定長巻き上げられた後の合成繊維糸の
パッケージを示しており、人手又は自動機により巻取機
から解舒され、糸端処理装置のチャッキング軸7に装着
された状態を示している。チャッキング軸7は駆動用モ
ータ8に連結されており、本発明におけるバンチ巻き処
理時に、たとえば10m/分程度の低速回転にて、回転
できるようになっている。
【0021】このバンチ巻き処理装置には、パッケージ
1のバンチ巻き3をボビン2端部のスリット溝5の無い
部分で切断するためのカッター17と、切断されたバン
チ巻き3の片端を吸引・補捉するための吸引装置9と、
切断後のバンチ巻き3が、切断による急激な巻取張力の
緩和により、乱れないようにするための糸押えローラ1
6が、バンチ巻き3上に周方向に3カ所設けられてお
り、それぞれバンチ巻き3の対応位置に設置されてお
り、図示していないエアーシリンダにより、退避動作で
きるように構成されている(図1では全て退避状態の位
置である)。
1のバンチ巻き3をボビン2端部のスリット溝5の無い
部分で切断するためのカッター17と、切断されたバン
チ巻き3の片端を吸引・補捉するための吸引装置9と、
切断後のバンチ巻き3が、切断による急激な巻取張力の
緩和により、乱れないようにするための糸押えローラ1
6が、バンチ巻き3上に周方向に3カ所設けられてお
り、それぞれバンチ巻き3の対応位置に設置されてお
り、図示していないエアーシリンダにより、退避動作で
きるように構成されている(図1では全て退避状態の位
置である)。
【0022】また、吸引装置9で把持されたバンチ巻き
3糸条を、スリット溝5より引出すための糸把持送り機
構10が吸引装置9とボビン2との間のバンチ巻き3に
対応する位置に設けられている。この糸把持送り機構1
0は、モータ13により、駆動可能な駆動ローラ11
と、エアーシリンダ14により駆動ローラ11に接圧さ
れるフリーローラ12からなり、このフリーローラ12
を接圧させることで、接圧部にはさまれたバンチ巻き3
糸条を把持でき、また、駆動ローラ11を回転させるこ
とで、接圧時に従動回転可能なフリーローラ12との間
でバンチ巻き3糸条を把持し、吸引装置9に連続的に、
強制的に送り出すようにしたものである。ボビン2外周
上には、他にカッター17でバンチ巻き3を切断する時
にスリット溝5の無い部分を検出するためのセンサー1
5、およびバンチ巻き3除去後、トランスファーテール
4部分の糸端をボビン2上に粘着テープ20で固定する
ためのテープ貼り機18と、糸端固定後に吸引装置9で
吸引・把持しているトランスファーテール4部糸条を粘
着テープ20と吸引装置9間で切断するためのテールカ
ッター19が設置されている。
3糸条を、スリット溝5より引出すための糸把持送り機
構10が吸引装置9とボビン2との間のバンチ巻き3に
対応する位置に設けられている。この糸把持送り機構1
0は、モータ13により、駆動可能な駆動ローラ11
と、エアーシリンダ14により駆動ローラ11に接圧さ
れるフリーローラ12からなり、このフリーローラ12
を接圧させることで、接圧部にはさまれたバンチ巻き3
糸条を把持でき、また、駆動ローラ11を回転させるこ
とで、接圧時に従動回転可能なフリーローラ12との間
でバンチ巻き3糸条を把持し、吸引装置9に連続的に、
強制的に送り出すようにしたものである。ボビン2外周
上には、他にカッター17でバンチ巻き3を切断する時
にスリット溝5の無い部分を検出するためのセンサー1
5、およびバンチ巻き3除去後、トランスファーテール
4部分の糸端をボビン2上に粘着テープ20で固定する
ためのテープ貼り機18と、糸端固定後に吸引装置9で
吸引・把持しているトランスファーテール4部糸条を粘
着テープ20と吸引装置9間で切断するためのテールカ
ッター19が設置されている。
【0023】吸引口26を通して吸引されるエアーは、
吸引装置9下流側に接続したエジェクタ21にコンプレ
ッサ23からエアー供給ホース22を介して高圧エアー
を供給することによりエジェクタ効果を利用して吸引さ
れ、エジェクタ21の下流側のサクションダクト24、
糸くず回収用のフィルタ25を通して外部に放出され
る。本実施例では吸引装置9の吸引手段として、エジェ
クタ21を吸引装置9下流側に接続し、エジェクタ21
にコンプレッサ23からエアーを供給しているが、他の
手段、たとえば工場の圧空源や真空源を利用してもよ
い。
吸引装置9下流側に接続したエジェクタ21にコンプレ
ッサ23からエアー供給ホース22を介して高圧エアー
を供給することによりエジェクタ効果を利用して吸引さ
れ、エジェクタ21の下流側のサクションダクト24、
糸くず回収用のフィルタ25を通して外部に放出され
る。本実施例では吸引装置9の吸引手段として、エジェ
クタ21を吸引装置9下流側に接続し、エジェクタ21
にコンプレッサ23からエアーを供給しているが、他の
手段、たとえば工場の圧空源や真空源を利用してもよ
い。
【0024】糸把持送り機構10について、本実施例で
はモータ13で駆動できる駆動ローラ11とフリーロー
ラ12を組合せた一対のニップローラ構成のものとして
いるが、両ローラともモータにより駆動可能にしてもよ
いし、駆動ローラ11が最低1個あればフリーローラ、
駆動ローラがそれぞれ複数個集まった構成にしてもよ
い。また、駆動ローラ11、フリーローラ12それぞれ
の材質については本実施例では、駆動ローラ11には金
属、フリーローラ12にはゴムを使用しており、糸把持
性の高いものが好ましいが、特に限定されるものではな
い。
はモータ13で駆動できる駆動ローラ11とフリーロー
ラ12を組合せた一対のニップローラ構成のものとして
いるが、両ローラともモータにより駆動可能にしてもよ
いし、駆動ローラ11が最低1個あればフリーローラ、
駆動ローラがそれぞれ複数個集まった構成にしてもよ
い。また、駆動ローラ11、フリーローラ12それぞれ
の材質については本実施例では、駆動ローラ11には金
属、フリーローラ12にはゴムを使用しており、糸把持
性の高いものが好ましいが、特に限定されるものではな
い。
【0025】ローラの寸法についても特に限定はされな
いが、糸把持位置Pがボビン2に近い方がスリット溝5
に喰込んだバンチ巻き3の糸条を引出し易いのでボビン
2と糸把持位置Pとの距離Lは、100mm以下であるこ
とが好ましい。このため、駆動ローラ11、フリーロー
ラ12それぞれの外径についても小径であることが好ま
しい。本実施例ではボビン3と糸把持位置の距離は15
mm、駆動ローラ11とフリーローラ12の外径はそれぞ
れ20mmとしている。
いが、糸把持位置Pがボビン2に近い方がスリット溝5
に喰込んだバンチ巻き3の糸条を引出し易いのでボビン
2と糸把持位置Pとの距離Lは、100mm以下であるこ
とが好ましい。このため、駆動ローラ11、フリーロー
ラ12それぞれの外径についても小径であることが好ま
しい。本実施例ではボビン3と糸把持位置の距離は15
mm、駆動ローラ11とフリーローラ12の外径はそれぞ
れ20mmとしている。
【0026】カッター17とテールカッター19につい
ては本実施例では糸切断手段としてカミソリ刃を使用し
ているが、ヒーターを利用したものや、超音波カッタ
ー、あるいはレーザーを利用したものでもよい。
ては本実施例では糸切断手段としてカミソリ刃を使用し
ているが、ヒーターを利用したものや、超音波カッタ
ー、あるいはレーザーを利用したものでもよい。
【0027】また、バンチ巻き3をボビン2のスリット
溝5の無い部分で切断するため、本実施例では、ボビン
2のスリット溝5の無い部分のボビン最端部に3mm四方
の黒色印刷を施したポイントマーク6を設けており、セ
ンサー15にはレーザー光の反射式のものを使用するこ
とで、ボビン2の低速回転によりポイントマーク6を検
知し、カッター17に対応した位置にボビン2を回転停
止させる。本実施例ではボビン2の駆動用モータ8には
位置決め精度の良いサーボモータを使用している。
溝5の無い部分で切断するため、本実施例では、ボビン
2のスリット溝5の無い部分のボビン最端部に3mm四方
の黒色印刷を施したポイントマーク6を設けており、セ
ンサー15にはレーザー光の反射式のものを使用するこ
とで、ボビン2の低速回転によりポイントマーク6を検
知し、カッター17に対応した位置にボビン2を回転停
止させる。本実施例ではボビン2の駆動用モータ8には
位置決め精度の良いサーボモータを使用している。
【0028】上記のように構成された実施例装置におい
て、本発明に係るパッケージのバンチ巻き処理方法は次
のように実施される。
て、本発明に係るパッケージのバンチ巻き処理方法は次
のように実施される。
【0029】まず、図1に示すように、チャッキング軸
7に装着されたパッケージ1は、チャッキング軸7の駆
動用モータ8にてパッケージ1の糸巻付け方向(図1の
矢印A方向)にボビン2上で10m/分の低速で回転
し、センサー15がボビン2端部に印刷した黒色のポイ
ントマーク6を検知することでカッター17に対応する
位置にボビン2のスリット溝5の無い部分がくるよう駆
動用モーター8が停止する。
7に装着されたパッケージ1は、チャッキング軸7の駆
動用モータ8にてパッケージ1の糸巻付け方向(図1の
矢印A方向)にボビン2上で10m/分の低速で回転
し、センサー15がボビン2端部に印刷した黒色のポイ
ントマーク6を検知することでカッター17に対応する
位置にボビン2のスリット溝5の無い部分がくるよう駆
動用モーター8が停止する。
【0030】その後、図3に示すように、吸引装置9
は、図示していないエアーシリンダーによりボビン2端
部のバンチ巻き3の近傍に近づき、同時に3つの糸押え
ローラ16も図示していないエアーシリンダーによりバ
ンチ巻き3を押える状態になり、次にカッター17が下
降し、バンチ巻き3をボビン2上で切断し、パッケージ
1の糸巻き方向(図1矢印A方向)にボビン2を回転さ
せることで、バンチ巻き3の切断糸条が削れる側の片端
を吸引装置9が吸引把持し、吸引装置9とカッター17
は退避状態に上昇する。
は、図示していないエアーシリンダーによりボビン2端
部のバンチ巻き3の近傍に近づき、同時に3つの糸押え
ローラ16も図示していないエアーシリンダーによりバ
ンチ巻き3を押える状態になり、次にカッター17が下
降し、バンチ巻き3をボビン2上で切断し、パッケージ
1の糸巻き方向(図1矢印A方向)にボビン2を回転さ
せることで、バンチ巻き3の切断糸条が削れる側の片端
を吸引装置9が吸引把持し、吸引装置9とカッター17
は退避状態に上昇する。
【0031】その後、図4に示すように、フリーローラ
12がエアーシリンダ14直動動作により駆動ローラ1
1に接圧することで、吸引装置9で吸引している切断さ
れたバンチ巻き3をローラ間でニップする状態になり、
この状態で駆動ローラ11を吸引装置9側への糸送り方
向へ、また吸引装置9で吸引・把持しているバンチ巻き
3を解舒する方向にボビン2をそれぞれ10m/分の速
度で回転させることで、ボビン2端部のスリット溝5に
喰込んだバンチ巻き3の糸条はスリット溝5から引出さ
れ、駆動ローラ11とフリーローラ12の回転により吸
引装置9へと導かれる。ボビン2が2周回転した時点で
ボビン2と駆動ローラ11は回転を停止し、フリーロー
ラ12はエアーシリンダ14により退避状態に移動し、
駆動ローラ11とフリーローラ12の接圧は解除され
る。また、同時に3本の糸押えローラ16もボビン2か
らはなれ、退避位置へと移動する。
12がエアーシリンダ14直動動作により駆動ローラ1
1に接圧することで、吸引装置9で吸引している切断さ
れたバンチ巻き3をローラ間でニップする状態になり、
この状態で駆動ローラ11を吸引装置9側への糸送り方
向へ、また吸引装置9で吸引・把持しているバンチ巻き
3を解舒する方向にボビン2をそれぞれ10m/分の速
度で回転させることで、ボビン2端部のスリット溝5に
喰込んだバンチ巻き3の糸条はスリット溝5から引出さ
れ、駆動ローラ11とフリーローラ12の回転により吸
引装置9へと導かれる。ボビン2が2周回転した時点で
ボビン2と駆動ローラ11は回転を停止し、フリーロー
ラ12はエアーシリンダ14により退避状態に移動し、
駆動ローラ11とフリーローラ12の接圧は解除され
る。また、同時に3本の糸押えローラ16もボビン2か
らはなれ、退避位置へと移動する。
【0032】この時点で図5に示すように、吸引装置9
は1本のトランスファーテール4部の糸条を吸引・把持
している状態であり、この状態で吸引装置9で把持して
いるトランスファーテール4部糸条は、テープ貼り機1
8により、粘着テープ20をボビン2外周上に貼りつけ
ることでボビン2上に固定され、粘着テープ20と吸引
装置9間のトランスファーテール4糸条がテールカッタ
ー19で切断される。以上の動作により、バンチ巻き3
はスリット溝5に喰込んだものも含め、ボビン2より完
全に除去され、図6に示すように、トランスファーテー
ル4部のみをボビン2上に残し、また、トランスファー
テール4部の端糸は粘着テープ20の粘着力により、ボ
ビン2上に固定された状態となる。
は1本のトランスファーテール4部の糸条を吸引・把持
している状態であり、この状態で吸引装置9で把持して
いるトランスファーテール4部糸条は、テープ貼り機1
8により、粘着テープ20をボビン2外周上に貼りつけ
ることでボビン2上に固定され、粘着テープ20と吸引
装置9間のトランスファーテール4糸条がテールカッタ
ー19で切断される。以上の動作により、バンチ巻き3
はスリット溝5に喰込んだものも含め、ボビン2より完
全に除去され、図6に示すように、トランスファーテー
ル4部のみをボビン2上に残し、また、トランスファー
テール4部の端糸は粘着テープ20の粘着力により、ボ
ビン2上に固定された状態となる。
【0033】その後、チャッキング軸7よりパッケージ
1は人手もしくは図示していないプッシャーにより抜き
取られ、たとえば梱包工程等の次工程へ搬送されるが、
上記理由によってパッケージ1のトランスファーテール
4の端糸は搬送中に端糸がほどけることはない。また、
次工程やユーザー側では粘着テープ20を引きはがすだ
けでパッケージ1のトランスファーテール4の糸端を容
易に取り出すことができる。
1は人手もしくは図示していないプッシャーにより抜き
取られ、たとえば梱包工程等の次工程へ搬送されるが、
上記理由によってパッケージ1のトランスファーテール
4の端糸は搬送中に端糸がほどけることはない。また、
次工程やユーザー側では粘着テープ20を引きはがすだ
けでパッケージ1のトランスファーテール4の糸端を容
易に取り出すことができる。
【0034】
【実施例】上記実施例装置において、70デニール、2
4フィラメントの衣料用ナイロン糸6kg巻きパッケージ
のバンチ巻き処理を行い、バンチ巻き処理装置から外
し、トランスファーテール4部分を確認したところ、ト
ランスファーテール4糸端は粘着テープ20でボビン2
外周上に固定されており、また、ボビン2のスリット溝
5内に喰込んでいたものも含め、バンチ巻き3の糸条は
完全に除去されていた。
4フィラメントの衣料用ナイロン糸6kg巻きパッケージ
のバンチ巻き処理を行い、バンチ巻き処理装置から外
し、トランスファーテール4部分を確認したところ、ト
ランスファーテール4糸端は粘着テープ20でボビン2
外周上に固定されており、また、ボビン2のスリット溝
5内に喰込んでいたものも含め、バンチ巻き3の糸条は
完全に除去されていた。
【0035】処理時間についても、バンチ巻き3の除去
について、ボビン2と、駆動ローラ11およびフリーロ
ーラ12の回転を連続動作で行っているため、スムーズ
かつ短時間で処理ができた。ちなみに本実施例ではボビ
ン2の位置決めから粘着テープ20を貼り付け、テール
カッター19にてトランスファーテール4を切断するま
での所要時間は12秒であった。
について、ボビン2と、駆動ローラ11およびフリーロ
ーラ12の回転を連続動作で行っているため、スムーズ
かつ短時間で処理ができた。ちなみに本実施例ではボビ
ン2の位置決めから粘着テープ20を貼り付け、テール
カッター19にてトランスファーテール4を切断するま
での所要時間は12秒であった。
【0036】前記品種のパッケージ1万個についてバン
チ巻き処理を実施したところ、スリット溝5に喰込んだ
バンチ巻き3の糸条を完全に除去できなかったものは、
たった3つであり、成功率は99.97%と非常に信頼
性の高いものであることがわかった。
チ巻き処理を実施したところ、スリット溝5に喰込んだ
バンチ巻き3の糸条を完全に除去できなかったものは、
たった3つであり、成功率は99.97%と非常に信頼
性の高いものであることがわかった。
【0037】さらに300デニール、70フィラメント
10kg巻きの産業用ナイロン糸についても同様の結果が
得られた。この品種での成功率はパッケージ5千個実施
し、99.98%であり、こちらの品種においても非常
に信頼性の高い結果が得られた。
10kg巻きの産業用ナイロン糸についても同様の結果が
得られた。この品種での成功率はパッケージ5千個実施
し、99.98%であり、こちらの品種においても非常
に信頼性の高い結果が得られた。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、上記の
ようなバンチ巻き処理方法および装置とすることによっ
て、すなわち、切断装置により切断されたバンチ巻き糸
条のうちトランスファーテール側の片端が吸引装置によ
り吸引・補捉され、ボビンと吸引装置の間に介設された
糸把持送り機構により、ボビン端部スリット溝に喰込ん
だバンチ巻き糸条を、ボビン全周に渡って引出し、吸引
装置へ案内することができるため、ボビンのスリット溝
に強固に喰込んだバンチ巻き糸条を連続的かつ強制的に
吸引装置に引き出し導くことができる。このため、糸品
種に影響されず高い処理成功率が達成できる。さらにま
た、処理時間の短縮化が可能となり、生産性の向上に大
きく寄与できる。
ようなバンチ巻き処理方法および装置とすることによっ
て、すなわち、切断装置により切断されたバンチ巻き糸
条のうちトランスファーテール側の片端が吸引装置によ
り吸引・補捉され、ボビンと吸引装置の間に介設された
糸把持送り機構により、ボビン端部スリット溝に喰込ん
だバンチ巻き糸条を、ボビン全周に渡って引出し、吸引
装置へ案内することができるため、ボビンのスリット溝
に強固に喰込んだバンチ巻き糸条を連続的かつ強制的に
吸引装置に引き出し導くことができる。このため、糸品
種に影響されず高い処理成功率が達成できる。さらにま
た、処理時間の短縮化が可能となり、生産性の向上に大
きく寄与できる。
【図1】本発明の実施例に係るバンチ巻き処理装置の正
面図である。
面図である。
【図2】図1装置の側面図である。
【図3】図1装置の次の動作状態を示す正面図である。
【図4】図1装置でのバンチ巻き糸条除去動作を示す正
面図である。
面図である。
【図5】図1装置でのトランスファーテール糸条糸端固
定動作を示す正面図である。
定動作を示す正面図である。
【図6】図1装置でバンチ巻き処理実施済みのパッケー
ジ側面図である。
ジ側面図である。
1:パッケージ 2:ボビン 3:バンチ巻き 4:トランスファーテール 5:スリット溝 6:ポイントマーク 7:チャッキング軸 8:駆動用モータ 9:吸引装置 10:糸把持送り機構 11:駆動ローラ 12:フリーローラ 13:モータ 14:エアーシリンダ 15:センサ 16:糸押えローラ 17:カッター 18:テープ貼り機 19:テールカッター 20:粘着テープ 21:エジェクタ 22:エアー供給ホース 23:コンプレッサ 24:サクションダクト 25:フィルタ 26:吸引口 P:糸把持位置 L:ボビンと糸把持位置の距離
Claims (9)
- 【請求項1】ボビン端部に円周方向に沿って刻設された
スリット溝に糸切替時の糸条を把持し、バンチ巻きとト
ランスファーテールを形成したパッケージのバンチ巻き
を除去するに際し、スリット溝が刻設されていないボビ
ン表面上のバンチ巻き糸条を切断し、該切断糸条の片端
を吸引装置で吸引しながらバンチ巻きを処理する方法に
おいて、ボビンと前記吸引装置との間において、前記吸
引装置により吸引されてなる糸条を把持して連続して送
り出すとともに、前記スリット溝に喰込んだバンチ巻き
糸条を引き出し、前記吸引装置に導くことを特徴とする
バンチ巻き処理方法。 - 【請求項2】接触により糸を把持する少なくとも一対の
駆動ローラにより、スリット溝に喰込んだバンチ巻き糸
条を引き出すことを特徴とする請求項1に記載のバンチ
巻き処理方法。 - 【請求項3】前記バンチ巻き切断糸条のうちトランスフ
ァーテール側の片端を吸引し、ボビンをパッケージ形成
時の糸条巻き取り方向と同方向に回転させることを特徴
とする請求項1に記載のバンチ巻き処理方法。 - 【請求項4】ボビン端部に円周方向に沿って刻設された
スリット溝に糸切替時の糸条を把持し、バンチ巻きとト
ランスファーテールを形成したパッケージを有するボビ
ンを装着回転させるボビンチャック軸と、前記パッケー
ジのバンチ巻きを切断する切断装置と、切断後のバンチ
巻き糸条を吸引する吸引装置を備えたバンチ巻き処理装
置において、ボビンと前記吸引装置との間に吸引糸条を
把持して送り出す糸把持送り機構を設けたことを特徴と
するバンチ巻き処理装置。 - 【請求項5】糸把持送り機構が、接触により糸を把持す
る少なくとも一対の駆動ローラからなることを特徴とす
る請求項4に記載のバンチ巻き処理装置。 - 【請求項6】糸把持送り機構の糸把持位置Pとボビンと
の距離が100mm以下であることをことを特徴とする
請求項5に記載のバンチ巻き処理装置。 - 【請求項7】吸引装置が切断糸条のうちトランスファー
テール側の片端を吸引する位置にあり、前記ボビンチャ
ック軸はパッケージ形成時の糸条巻取り方向と同方向に
回転させられてなることを特徴とする請求項4〜6のい
ずれかに記載のバンチ巻き処理装置。 - 【請求項8】トランスファーテール部の糸条をボビン上
に固定する糸固定手段を備えてなることを特徴とする請
求項4〜7のいずれかに記載のバンチ巻き処理装置。 - 【請求項9】バンチ巻き切断時のバンチ巻きを押さえる
バンチ巻き押さえローラを備えたことを特徴とする請求
項4〜8のいずれかに記載のバンチ巻き処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27571595A JPH09118477A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | バンチ巻き処理方法および処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27571595A JPH09118477A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | バンチ巻き処理方法および処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09118477A true JPH09118477A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17559370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27571595A Pending JPH09118477A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | バンチ巻き処理方法および処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09118477A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002120970A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Toray Ind Inc | 糸条巻取ボビン、糸条パッケージ、該糸条パッケージの糸端処理方法及び装置 |
EP1582492A1 (en) * | 2004-03-31 | 2005-10-05 | SCA HYGIENE PRODUCTS S.p.A. | Machine for separating a scrap paper portion from a core on which it is wound |
CN111646320A (zh) * | 2019-03-04 | 2020-09-11 | 铜陵松宝智能装备股份有限公司 | 一种去除管纱尾纱的装置及方法 |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP27571595A patent/JPH09118477A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002120970A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Toray Ind Inc | 糸条巻取ボビン、糸条パッケージ、該糸条パッケージの糸端処理方法及び装置 |
EP1582492A1 (en) * | 2004-03-31 | 2005-10-05 | SCA HYGIENE PRODUCTS S.p.A. | Machine for separating a scrap paper portion from a core on which it is wound |
CN111646320A (zh) * | 2019-03-04 | 2020-09-11 | 铜陵松宝智能装备股份有限公司 | 一种去除管纱尾纱的装置及方法 |
CN111646320B (zh) * | 2019-03-04 | 2021-12-24 | 铜陵松宝智能装备股份有限公司 | 一种去除管纱尾纱的装置及方法 |
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