JP2675234B2 - ボビン端の重ね巻糸条の除去方法 - Google Patents

ボビン端の重ね巻糸条の除去方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボビン端、特に紙管の端
部にトランスフアーテールを形成する際に生じる重ね巻
糸条を除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリアミド、ポリエステル繊維の
ような合成繊維糸条を延伸撚糸機、延伸仮撚機等で加工
処理する場合、原糸ボビン間で巻始めの糸端と巻終りの
糸端とを結び合せて連続処理が行われるようにするた
め、巻初め時にトラバース域外のボビン端部に、いわゆ
るトランスフアーテールを形成している(特公昭57―
36233号公報、特開昭58―119553号公
報)。
【0003】このようにして巻き取られた糸条パツケー
ジはトランスフアーテール処理が容易に行えるように、
一定長のトランスフアーテールを残してボビン端に形成
されたバンチ巻(重ね巻)もしくはピグテールは剥ぎ取
られ、剥ぎ取られた後の糸端はテープ、ラベル、シール
(紙)等でボビン端に固定されている(特願平1―22
6668号公報、特願平1―321264号公報)。
【0004】従来、かかる糸端剥取処理は人手により行
われていたが、このような処理仕事は多くの人数と時間
を要する上、製品が汚れたり品質の一定したものが安定
して得難いという問題があつた。
【0005】このため、機械化、自動化が試みられ、特
開昭60―12570号公報、特開平2―43180号
公報に記載されているように、ロボツトに設けた引きか
きハンドによりボビン端のバンチ巻を掻き取るようにし
たもの、電熱ヒータでバンチ巻を溶断しボビン周方向に
剥取るようにしたものなどが提案されている。
【0006】しかしながら、このような従来の方法では
未だ十分に満足すべきものとはいえないのが現状であ
る。
【0007】また、最近のように自動ワインダー方式が
増えてくると、ボビン端に糸掛け用のスリツトを設けた
ボビンの場合、糸掛性を向上する目的でスリツト内部を
ノコ刃状とし、スリツトの糸把持力を上げたボビンが多
くなつている。
【0008】この方法では該ボビンの場合、ノコ刃状ス
リツトに糸条が食い込み把持されているため、例えば従
来150g程度の糸把持力であつたものが、250gと
高くなつてきており、このようなボビンではスリツトに
食い込んだ部分の糸条は、人手は勿論のこと、上記機械
的方法によつても、その除去は難しく、また除去できて
も一部が破断して残るなどし、糸条の解舒時にスリツト
内に残った糸条に引っ掛かつて解舒不良となる欠点を有
している。
【0009】さらに、ボビンの再使用が試みられてくる
と、従来から使用されている通常の糸把持用のスリツト
でもその中に糸条が残ると、次回の使用時にスリツトの
糸把持力が低下して糸掛けに失敗する。
【0010】このように製品品質として十分といえない
ばかりか、再使用できないという大きな欠点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題に
鑑みなされたものであり、ボビン端に形成されたバンチ
巻を糸掛けスリツト内に糸条を残すことなく、確実かつ
迅速に除去することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はボビ
ン端部に円周方向に沿って刻設したスリツト溝に糸条切
替時の巻初めの糸条を把持し重ね巻した後トランスフア
ーテールを形成して巻き取った糸条パツケージから前記
重ね巻糸条を除去するに際し、スリツト溝を刻設してい
ない位置の重ね巻糸条を切断し、該切断糸条の糸端を吸
引保持した後、吸引保持中の糸条を把持具で把持し、該
糸条に撚を掛ける方向に把持具を回転させながらボビン
周方向に除去していくことを特徴とするボビン端の重ね
巻糸条の除去方法である。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
する。図1は本発明を実施するに好適な装置の概略全体
図、図2(a)〜(f)は図1の作用説明図で、図2
(a)はボビン前端部の部分的平面図であり、図2
(b)〜(f)はボビン前端部の部分的正面図である。
【0014】図において、10は本発明に係る装置本体
のフレームで、フレーム10にはトランスフアーテール
の糸端をボビン端に固定するシール供給装置40および
ボビン端の重ね巻糸条の切断糸端を把持する糸条の把持
装置20、切断用のカツターからなる切断装置30等が
設けられている。
【0015】また、フレーム10の前方位置には糸条パ
ツケージPの移送用トレイ2を搬送するコンベア1が配
設されており、糸条パツケージPを把持したトレイ2は
コンベア1によつて運ばれるが、フレーム10前方の所
定位置に設けられた位置決めストツパー4の作動で精度
よく位置決めされ停止するようにされている。
【0016】この停止位置の糸条パツケージPに対応す
る前面左右位置には2つの糸条吸引器11が向き合うよ
うに配設されている。吸引器11はブラケツト12、プ
レート13を介してパツケージPの端面に沿った方向に
流体圧シリンダーあるいはモータ等の移動手段により前
後進可能に設けられたアーム(図示せず)に取り付けら
れている。
【0017】糸条の把持装置20は前後、上下方向に移
動可能なアーム27に固設されたモータ24、モータ2
4の駆動軸25に連結されて(説明上直接連結したもの
を示しているが、ロータリアクチュエータを介してベル
トなどで回転させることが普通である)回転するボツク
ス26、ボツクス26内に設けた図示しない流体圧シリ
ンダーもしくは電磁力等によりはさみ状に開閉する2枚
の可動子(1枚は固定したものであつてもよい)21,
22からなる糸条を把持するグリツパー23等を含んで
構成される。
【0018】アーム27はフレーム10に固定されたコ
ンベア側に向かって(コンベアの移動方向と直角方向
に)往復動する流体圧シリンダー28上に垂直に突設さ
れた上下方向に往復動する流体圧シリンダー29を介し
て取り付けられ、これら流体圧シリンダー28,29に
よつてアーム27を上下かつ前後方向に移動させ、把持
装置20(グリツパー23)を上述のような方向に移行
させる如くなしている。
【0019】糸条切断装置30のカツター31は刃先3
2がコンベア(パツケージ)の移動方向と直角方向に突
出するように配設され(電熱溶断式のものが使用される
が、刃がね式のものでも利用可能である。これらのカッ
ターはときにはボビン面を傷付けることがあるので、後
述のような熱風式ヒータからなる切断器を使用するのが
更に好ましい。)、後述するシリンダー装置33により
上下,左右、前後方向に移動可能に設けられている。
【0020】カツター31を3次元方向に移動させるシ
リンダー装置33はコンベアの移動方向と平行した方向
に往復動する流体圧シリンダー34aとその両側に並設
された案内ロツド34bからなる第1シリンダー34、
この上に往復動可能に取り付けられたコンベアの移動方
向と直角方向に往復動する流体圧シリンダー35aと案
内ロツド35bを有する第2シリンダー35、第2シリ
ンダー35のスライダー35cに固定された上下方向に
往復動する流体圧シリンダー36aからなる第3シリン
ダー36等を含んで構成され、カツター31は流体圧シ
リンダー36aの上下動するスライダー36bに設けら
れている。
【0021】また、シール供給装置40はシール吸着パ
ツト41、シール吸着パツト41をパツケージPに対し
て前後進と上下動させる2台の流体圧シリンダー42と
43、シール吸着パツト41へシールSを渡すためにシ
ール台紙44を送るシール送り装置45から構成され、
パツケージPに対し前後進するテーブル46を介して、
切断装置の側方位置の本体フレーム1に取り付けられて
いる。
【0022】このように構成された装置において、先ず
パツケージPを把持したトレイ2が、例えばチエーン式
のコンベア1により搬送されてくるが、パツケージP
は、その前に(パツケージPの)ボビン端部に形成され
た重ね巻糸条の切断位置が特開昭64―14337号公
報に記載されたような自動検出方法あるいはその他の剥
取り位置自動検出手段もしくは人手により、位置決めさ
れた状態にてトレイ2に固定されている。
【0023】なお、切断位置は通常はスリツト溝Gの刻
設していないボビン面Cが上部位置となるようにされる
が、これに限定されるものではない。
【0024】トレイ2に固定されたパツケージPがコン
ベア1により本発明に係る装置の前方所定位置に送られ
てくると、位置決めストツパー装置3が作動してストツ
パー4を上昇させ、トレイ2を停止させることによりパ
ツケージPは精度よく位置決めされる。
【0025】位置決めの完了後、図2に示すように、第
2シリンダー35の作動によつて糸条切断装置30がパ
ツケージPに向かって前進し、カツター31(刃先3
2)が切断位置の上部に移行すると、下降、上昇及び前
後進等を行って重ね巻糸条Yに近接もしくは接触し必要
とされるトランスフアーテール部Tを残して重ね巻糸条
Yを切断する(図2に示すように前面側からみてボビン
が時計方向に回転し、糸条は反時計方向に巻かれている
とする)。
【0026】この場合、カッター31としては熱風式を
使用するのが好ましい。熱風式カッター(ヒータ)は刃
先32は細いスリット状の熱風吹出孔を有しており、例
えば50deのポリエステルフィラメントでは熱風吹出
孔を重ね巻の糸条幅方向に向け、流量100ml/min、吹
出孔下3mmでの平均温度250℃、ボビン上面との距離
3mmにて、溶断時間2秒で巻幅8mmの通常の重ね巻糸条
が溶断される。この熱風式カッターはボビン上面での温
度分布が非常にシャープな形となって1mmのずれた部分
では100℃以上温度が下がり、他への熱風の悪影響が
なく、ボビン面には傷や跡などの損傷は全く残らない。
【0027】吸引器11は図2(b)に示す如く図示し
ない流体圧シリンダーの作動により重ね巻糸条Yの方向
に前進してその上方部位置の近接した位置にいるので、
切断された重ね巻糸条の両端Ya 、Yb は容易に吸引器
11に吸い込まれる。
【0028】この後、吸引器11がボビンBの側方部に
後退すると、流体圧シリンダー28が作動してグリツパ
ー23が前進し、重ね巻糸条の糸端Ya ,Yb を吸引把
持している吸引器11とボビンの間に連なる重ね巻糸条
Yをグリツパー23が把持する{図2(c)}。
【0029】この把持により吸引器11はその吸引動作
が一時中断される。吸引が中断すると、モータ24が回
転を開始しグリツパー23は糸条Yを把持した状態で回
転する{図2(c)}。この回転によりグリツパー23
に把持された糸条Yは撚がかかり回転方向に捩じれてい
く。
【0030】グリツパー23は回転しながら流体圧シリ
ンダー29の下降動作により下がっていき、このためス
リツト溝に食い込んでいる糸条はグリツパー23の回転
しつつ下降する動作に従って纏まり、単糸切れを起こす
ことなく、スリツト溝Gから確実に引き出される。
【0031】このとき、糸条が反時計方向に巻き取られ
ていたとした場合、パツケージに連なる糸条yは図2
(c)で左側の吸引器11に引き取られ、同じ側のグリ
ツパー23に把持されている重ね巻糸条(群)Yの中に
ある。
【0032】左右のグリツパー23がボビンBの下方位
置に下がり、図2(d)に示すようにスリツト溝Gに係
合している糸条がボビン外に取り出されると、左側のグ
リツパー23が開き重ね巻糸条Yは右側のグリツパー2
3に一方のみ把持された状態で、グリツパー23は流体
圧シリンダー29の上昇動作に従って上昇し、重ね巻糸
条Yが右側の吸引器11の前面に位置するように移行す
る{図2(e)}。
【0033】この後、吸引器11が作動し、グリツパー
23が重ね巻糸条Yの把持を解舒すると、重ね巻糸条Y
は吸引器11に吸い込まれ除去される。
【0034】この場合、パツケージPにボビン上に数条
の巻回を介して連なるトランスフアーテールを形成する
糸条yの糸端も吸引器11に吸引されるが、これはパツ
ケージPに連なっているので、ボビンの上面から吸引器
11の間に張架された状態で残ることになる{図2
(f)}。
【0035】この図2(f)の状態でシール吸着パツト
41がシール紙の送り装置45から送り出されるシール
台紙44よりシールSを受取り、該シールSを吸着し、
流体圧シリンダー42と43の上昇,下降,前進等の動
作により、前記吸引器11によつて張架された状態にあ
るトランスフアーテール糸条yのボビン接触端部の位置
Dに移動し、シールSを位置Dに貼着し固定する。
【0036】次に切断装置30が移動してボビンと吸引
器11との間の糸条が切断され、所定長のトランスフア
ーテールyを有する糸条パツケージPがつくられる。
【0037】このようにしてトランスフアーテールyの
糸端が固定された糸条パツケージPが形成されると、グ
リツパー23,吸引器11等は元の位置に戻り、次いで
ストツパーが解舒しコンベアよつてトレイが移動しパツ
ケージPは搬送され、次に処理すべきパツケージが代わ
つて入り、以下同様の操作が繰り返され、効率良く糸端
処理が行われる。
【0038】以上は重ね巻糸条を除去する方法の1例で
あるが、更に効率的な他の例について図3により説明す
る。図3において、(a)〜(b)ははボビン前端部の
部分的平面図であり、図2(c)〜(d)はボビン前端
部の部分的正面図である。
【0039】この場合は図3(a)〜(b)に示すよう
に、重ね巻糸条Yをカッター31で切断し、左右の吸引
器11で糸端Ya,Yb を吸引把持するまではほぼ同様で
あるが、この後この状態でまたは吸引器11がボビン側
端部に後退した状態で、流体圧シリンダー42と43の
上昇,下降,前進等の動作により、シール吸着パツト4
1がトランスフアーテール糸条yの糸端となるボビン上
の位置Dに移動し、シールSを位置Dに対応するトラン
スフアーテール糸条yの上から貼着しこれを固定する
(この位置は、巻取時のトランスフアーテール形成がほ
ぼ同じパターンとなるようにされているので、一定位置
として設定されるが、検知器を利用してその位置を検出
するようにしてもよい)。
【0040】次ぎに、カッター31が上記位置Dに移動
し、シールSによる固定位置の側方で解舒側となる方
(前面から見て右側)のトランスフアーテール糸条yを
切断する。このとき、吸引器11がボビン側端部に後退
した位置にあれば、少なくともボビン前面から見て右側
の吸引器11は重ね巻糸条に連なる切断糸条端が容易に
吸引できる位置まで移動しており、この切断糸条端は重
ね巻糸条Yb とともに吸引把持されることとなる。
【0041】この後、図3(c)に示す如く、前述と同
様に吸引器11がボビンBの側方部に後退すると、流体
圧シリンダー28が作動してグリツパー23が前進し、
重ね巻糸条の糸端Ya ,Yb を吸引把持している吸引器
11とボビンの間に連なる重ね巻糸条Yをグリツパー2
3が把持する。
【0042】この把持により吸引器11はその吸引動作
が一時中断される。吸引が中断すると、モータ24が回
転を開始しグリツパー23は糸条Yを把持した状態で回
転する。この回転によりグリツパー23に把持された糸
条Yは撚がかかり回転方向に捩じれていく。
【0043】グリツパー23は回転しながら流体圧シリ
ンダー29の下降動作により下がっていき、このためス
リツト溝に食い込んでいる糸条はグリツパー23の回転
しつつ下降する動作に従って纏まり、単糸切れを起こす
ことなく、スリツト溝Gから確実に引き出される。左右
のグリツパー23がボビンBの下方位置に下がり、スリ
ツト溝Gに係合している糸条がボビン外に取り出され、
重ね巻糸条がボビンから分離されるとボビン端の下方位
置に配設した吸引器11′に、または前記吸引器11の
移動により、吸引されて引き取られ、これによりより重
ね巻糸条はボビンから完全に除去される。
【0044】なお、トランスフアーテールyのシールに
よる糸端固定は重ね巻糸条の切断前に行ってもよく、こ
のような糸端固定は以上に説明した例に限られるもので
はなく適宜実施可能である。
【0045】
【発明の効果】以上に説明の如く、本発明によればスリ
ツトの糸把持力を大きくしたボビンにおいても、スリツ
ト内の糸条を単繊維が残ることなく確実かつ容易に取り
除くことができ、特にスリツトがノコ刃状になつている
ボビンの再使用やスリツト内残単繊維による糸解舒不良
がなくなるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するに好適な装置の概略斜視図で
ある。
【図2】(a) 図1の作用説明図である。 (b) 図1の作用説明図である。 (c) 図1の作用説明図である。 (d) 図1の作用説明図である。 (e) 図1の作用説明図である。 (f) 図1の作用説明図である。
【図3】(a) 図1の他の作用説明図である。 (b) 図1の他の作用説明図である。 (c) 図1の他の作用説明図である。 (d) 図1の他の作用説明図である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 トレイ 10 フレーム 11 糸条吸引器 20 糸条の把持装置 23 グリツパー 30 糸条切断装置 33 シリンダー装置 40 シール供給装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビン端部に円周方向に沿って刻設した
    スリツト溝に糸条切替時の巻初めの糸条を把持し重ね巻
    した後トランスフアーテールを形成して巻き取った糸条
    パツケージから前記重ね巻糸条を除去するに際し、スリ
    ツト溝を刻設していない位置の重ね巻糸条を切断し、該
    切断糸条の糸端を吸引保持した後、吸引保持中の糸条を
    把持具で把持し、該糸条に撚を掛ける方向に把持具を回
    転させながらボビン周方向に除去していくことを特徴と
    するボビン端の重ね巻糸条の除去方法。
  2. 【請求項2】 糸条の切断が熱風式ヒータで溶断される
    請求項1記載のボビン端の重ね巻糸条の除去方法。
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