JPH04313565A - バンチ巻き処理装置 - Google Patents
バンチ巻き処理装置Info
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- JPH04313565A JPH04313565A JP3076531A JP7653191A JPH04313565A JP H04313565 A JPH04313565 A JP H04313565A JP 3076531 A JP3076531 A JP 3076531A JP 7653191 A JP7653191 A JP 7653191A JP H04313565 A JPH04313565 A JP H04313565A
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 abstract description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/06—Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
- B65H67/063—Marking or identifying devices for packages
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/08—Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements
- B65H67/086—Preparing supply packages
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/18—Constructional details
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッケージの紙管端に
バンチ巻きされた糸を処理するためのバンチ巻き処理装
置に関する。
バンチ巻きされた糸を処理するためのバンチ巻き処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】紡績糸巻取機において、連続的に紡出さ
れる糸を巻き取り、満巻になったパッケージは、所望の
工程に送られるか或いは製品として出荷される。
れる糸を巻き取り、満巻になったパッケージは、所望の
工程に送られるか或いは製品として出荷される。
【0003】このパッケージは紙管の端部にスリットが
形成され、そのスリットに糸端が掛け止められた後、バ
ンチ巻きがなされ、さらにニップ点を介して本巻がなさ
れて満巻パッケージとされる。
形成され、そのスリットに糸端が掛け止められた後、バ
ンチ巻きがなされ、さらにニップ点を介して本巻がなさ
れて満巻パッケージとされる。
【0004】この巻取パッケージの巻終り端と他の巻取
パッケージの巻取始端と順次結んで連続して使用する場
合、そのパッケージの巻終りと巻始め端を処理する必要
がある。
パッケージの巻取始端と順次結んで連続して使用する場
合、そのパッケージの巻終りと巻始め端を処理する必要
がある。
【0005】ところで、本出願人は、実開平2−371
69号等にて、巻き始め端のバンチ巻糸をニップ点から
所定長さ残し、他の糸は解除する装置を提案した。
69号等にて、巻き始め端のバンチ巻糸をニップ点から
所定長さ残し、他の糸は解除する装置を提案した。
【0006】このバンチ巻糸の処理は、ローラをバンチ
巻の糸層に接触させて回転させ、バンチ巻をゆるめるこ
とにより解除して引き出した後、ニップ点から所定長さ
の糸を残して、残りのバンチ巻き糸を解除し、その残し
た糸を再び紙管に巻き付けるようにしたものである。
巻の糸層に接触させて回転させ、バンチ巻をゆるめるこ
とにより解除して引き出した後、ニップ点から所定長さ
の糸を残して、残りのバンチ巻き糸を解除し、その残し
た糸を再び紙管に巻き付けるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法はローラによって一旦ニップ点まで引き出した後
、再び紙管に巻き付けるため、特に衣類用糸や細デニー
ルの糸等では延伸してしまう等、糸品質が悪くなる問題
がある。
た方法はローラによって一旦ニップ点まで引き出した後
、再び紙管に巻き付けるため、特に衣類用糸や細デニー
ルの糸等では延伸してしまう等、糸品質が悪くなる問題
がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、バンチ巻き糸をニップ点から所定長さ残して解除す
るにおいて、糸品質を損なうことなく処理できるバンチ
巻き処理装置を提供することにある。
し、バンチ巻き糸をニップ点から所定長さ残して解除す
るにおいて、糸品質を損なうことなく処理できるバンチ
巻き処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、紙管の端部に形成したスリットに糸の始端
を掛止めた後、バンチ巻きをし、さらにニップ点を介し
て本巻を行って形成したパッケージのバンチ巻き処理装
置において、ニップ点から所定長さのバンチ巻き糸を紙
管に押え付けるバンチ糸ガイドと、ニップ点から始端ま
での残りのバンチ巻き糸を解除する解除装置と、バンチ
糸ガイドに設けられ解除後に押え糸を溶断するヒートカ
ッタとを備えたバンチ巻き処理装置である。
に本発明は、紙管の端部に形成したスリットに糸の始端
を掛止めた後、バンチ巻きをし、さらにニップ点を介し
て本巻を行って形成したパッケージのバンチ巻き処理装
置において、ニップ点から所定長さのバンチ巻き糸を紙
管に押え付けるバンチ糸ガイドと、ニップ点から始端ま
での残りのバンチ巻き糸を解除する解除装置と、バンチ
糸ガイドに設けられ解除後に押え糸を溶断するヒートカ
ッタとを備えたバンチ巻き処理装置である。
【0010】
【作用】上記構成によれば、バンチ巻きを解除する際に
、予めニップ点から所定長さのバンチ巻き糸を、バンチ
糸ガイドで押えておき、残りのバンチ巻き糸を解除した
後、押えた糸をカットすることで、ニップ点から所定長
さのバンチ巻き糸は品質を損なわずに残すことが可能と
なる。
、予めニップ点から所定長さのバンチ巻き糸を、バンチ
糸ガイドで押えておき、残りのバンチ巻き糸を解除した
後、押えた糸をカットすることで、ニップ点から所定長
さのバンチ巻き糸は品質を損なわずに残すことが可能と
なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【0012】図1は本発明の糸処理装置の全体図を示す
ものである。
ものである。
【0013】図1において、床面F上に基台1が設けら
れ、その基台1に、パッケージPを支持して搬送するト
レイTの搬送台2が設けられる。搬送台2には、トレイ
Tを搬送する搬送ローラ3が設けられ、またトレイTを
停止するストッパー4が設けられる。トレイTは、略L
字状の支持台5からなり、その支持台5に斜め上方に延
び支持台5に対して回転自在なペグ6が設けられ、その
ペグ6にパッケージPの紙管Bが装着されてパッケージ
Pが回転自在に支持される。
れ、その基台1に、パッケージPを支持して搬送するト
レイTの搬送台2が設けられる。搬送台2には、トレイ
Tを搬送する搬送ローラ3が設けられ、またトレイTを
停止するストッパー4が設けられる。トレイTは、略L
字状の支持台5からなり、その支持台5に斜め上方に延
び支持台5に対して回転自在なペグ6が設けられ、その
ペグ6にパッケージPの紙管Bが装着されてパッケージ
Pが回転自在に支持される。
【0014】基台1上には、トレイTのペグ6と平行に
斜め上方に延びた支持フレーム7が設けられ、この支持
フレーム7に、本発明のバンチ巻き処理装置Aが設けら
れる。
斜め上方に延びた支持フレーム7が設けられ、この支持
フレーム7に、本発明のバンチ巻き処理装置Aが設けら
れる。
【0015】図2に示すように、パッケージPは、その
巻き始め端がスリットSに掛け止められた後、バンチ巻
き8が施され、ニップ点Nから本巻がなされて形成され
るが、図示の状態では、巻き終り端は、糸結び9がなさ
れた状態にある。
巻き始め端がスリットSに掛け止められた後、バンチ巻
き8が施され、ニップ点Nから本巻がなされて形成され
るが、図示の状態では、巻き終り端は、糸結び9がなさ
れた状態にある。
【0016】さて図2,図3において、支持フレーム7
には、バンチ巻き8の反対側の紙管B端を押えて回転を
阻止する紙管押え具10,バンチ巻き解除後に所定長さ
糸の端部を紙管Bに止めるバンチシール貼り具11,所
定長のバンチ巻き糸を残して押えるバンチ糸ガイド12
及びヒートカッタ13が設けられると共にバンチ巻きを
解除するためバンチ巻き解除装置14が設けられる。
には、バンチ巻き8の反対側の紙管B端を押えて回転を
阻止する紙管押え具10,バンチ巻き解除後に所定長さ
糸の端部を紙管Bに止めるバンチシール貼り具11,所
定長のバンチ巻き糸を残して押えるバンチ糸ガイド12
及びヒートカッタ13が設けられると共にバンチ巻きを
解除するためバンチ巻き解除装置14が設けられる。
【0017】このバンチ巻き解除装置14は、紙管Bに
嵌まり込むコーン体15と、バンチ巻き糸を引っ掛けて
解舒するフック装置16と、フック装置16で解舒され
たバンチ巻き糸を掴むと共に紙管Bから取り外す糸除去
装置17と、取り外したバンチ巻き糸を除去するサクシ
ョンパイプ18と、サクションパイプ18で吸引された
糸を把持するチャック装置19と、フック装置16で解
舒されたバンチ巻き糸を押し上げて紙管Bから取り外す
サブリング装置20とを備えている。
嵌まり込むコーン体15と、バンチ巻き糸を引っ掛けて
解舒するフック装置16と、フック装置16で解舒され
たバンチ巻き糸を掴むと共に紙管Bから取り外す糸除去
装置17と、取り外したバンチ巻き糸を除去するサクシ
ョンパイプ18と、サクションパイプ18で吸引された
糸を把持するチャック装置19と、フック装置16で解
舒されたバンチ巻き糸を押し上げて紙管Bから取り外す
サブリング装置20とを備えている。
【0018】先ず紙管押え具10は、図4に示すように
支持フレーム7の固定台21にリニアベアリング22に
て昇降自在に押え板23が設けられ、その押え板23が
昇降用シリンダー24にて昇降される。押え板23は、
紙管Bの曲率に合致した円弧状の凹部23aを有する。 図4(a)に示すよう押え板23は、その待機位置から
昇降用シリンダー24にて降下されることで図4(b)
,(c)に示すようにパッケージPの紙管Bと嵌合して
その回転を阻止するようになっている。
支持フレーム7の固定台21にリニアベアリング22に
て昇降自在に押え板23が設けられ、その押え板23が
昇降用シリンダー24にて昇降される。押え板23は、
紙管Bの曲率に合致した円弧状の凹部23aを有する。 図4(a)に示すよう押え板23は、その待機位置から
昇降用シリンダー24にて降下されることで図4(b)
,(c)に示すようにパッケージPの紙管Bと嵌合して
その回転を阻止するようになっている。
【0019】図5は、所定長のバンチ巻き糸を残して押
えるバンチ糸ガイド12及びヒートカッタ13の詳細を
示したものである。
えるバンチ糸ガイド12及びヒートカッタ13の詳細を
示したものである。
【0020】バンチ糸ガイド12は、支持フレーム7の
固定フレーム25にガイド体26が軸27を支点に回動
自在に支持され、固定フレーム25にそのガイド体26
を回動する押え用シリンダー28が設けられて構成され
る。ガイド体26は、その先端に押え爪29を有し、ま
たそのガイド体26内に、ヒータ30が設けられてヒー
トカッタ13が構成される。ガイド体26は、図5(a
)の待機位置から図5(b)の回動位置まで回動される
と図5(c)に示した押え爪29の先端が、図5(c)
に示すように紙管Bの所定位置に当る。この状態でニッ
プ点側の所定長さの箇所の糸YP が押えられ、始端側
のバンチ巻き糸Yが押えられ、また後述するバンチ巻き
解舒操作終了後ヒートカッタ13により押えた点の糸Y
P が溶断されるようになっている。
固定フレーム25にガイド体26が軸27を支点に回動
自在に支持され、固定フレーム25にそのガイド体26
を回動する押え用シリンダー28が設けられて構成され
る。ガイド体26は、その先端に押え爪29を有し、ま
たそのガイド体26内に、ヒータ30が設けられてヒー
トカッタ13が構成される。ガイド体26は、図5(a
)の待機位置から図5(b)の回動位置まで回動される
と図5(c)に示した押え爪29の先端が、図5(c)
に示すように紙管Bの所定位置に当る。この状態でニッ
プ点側の所定長さの箇所の糸YP が押えられ、始端側
のバンチ巻き糸Yが押えられ、また後述するバンチ巻き
解舒操作終了後ヒートカッタ13により押えた点の糸Y
P が溶断されるようになっている。
【0021】またバンチシール貼り具11は、図2,図
3に示すよう紙管Bの上方の支持フレーム7に昇降自在
に設けられ、上述したヒートカッタ13でカットしたニ
ップ側糸端を紙管Bにラベリングテープを介して貼り付
けるようになっている。
3に示すよう紙管Bの上方の支持フレーム7に昇降自在
に設けられ、上述したヒートカッタ13でカットしたニ
ップ側糸端を紙管Bにラベリングテープを介して貼り付
けるようになっている。
【0022】バンチ巻き解除装置14は、図1,図2,
図3に示すように支持フレーム7に設けたレール35に
対してベース36が移動自在に設けられ、かつそのベー
ス36が送りねじ37にてパッケージPの紙管Bに対し
て近付き離れるようにされる。
図3に示すように支持フレーム7に設けたレール35に
対してベース36が移動自在に設けられ、かつそのベー
ス36が送りねじ37にてパッケージPの紙管Bに対し
て近付き離れるようにされる。
【0023】図6,図7に示すようにコーン体15は、
紙管Bに嵌まり込むコーン部38を有し、そのコーン部
38に支持軸39が連結されると共に支持軸39がベー
ス36に軸方向移動自在に設けられると共にスプリング
40にて常時は、図6に示すように支持軸39の後端の
ストッパ41がベース36に当る位置に付勢され、図7
に示すようにベース36が紙管Bに近付き、コーン部3
8が紙管Bと嵌合した際にベース36に対して後退しス
プリング40の力にて嵌合した状態にされる。またベー
ス36には、ガイドバー42が設けられ、そのガイドバ
ー42がコーン部38に嵌合してコーン部38の回転を
阻止している。
紙管Bに嵌まり込むコーン部38を有し、そのコーン部
38に支持軸39が連結されると共に支持軸39がベー
ス36に軸方向移動自在に設けられると共にスプリング
40にて常時は、図6に示すように支持軸39の後端の
ストッパ41がベース36に当る位置に付勢され、図7
に示すようにベース36が紙管Bに近付き、コーン部3
8が紙管Bと嵌合した際にベース36に対して後退しス
プリング40の力にて嵌合した状態にされる。またベー
ス36には、ガイドバー42が設けられ、そのガイドバ
ー42がコーン部38に嵌合してコーン部38の回転を
阻止している。
【0024】フック装置16は、先端にバンチ巻き糸を
掻取るフック部45を有するL字状のフックレバー46
からなり、そのフックレバー46が固定軸47にてベー
ス36に回動自在に連結され、フックレバー46の作用
点側の揺動ピン48がコーン体15の支持軸39と連動
するように連結される。この揺動ピン48には復帰用リ
ンク49が連結され、そのリンク49に復帰用スプリン
グ50が連結される。
掻取るフック部45を有するL字状のフックレバー46
からなり、そのフックレバー46が固定軸47にてベー
ス36に回動自在に連結され、フックレバー46の作用
点側の揺動ピン48がコーン体15の支持軸39と連動
するように連結される。この揺動ピン48には復帰用リ
ンク49が連結され、そのリンク49に復帰用スプリン
グ50が連結される。
【0025】このフック装置16は、コーン部38が図
6に示すように紙管Bと離れた位置にある時は復帰用ス
プリング50により復帰用リンク49を介してフックレ
バー46を図示の位置に保持し、コーン部38が図7に
示すように紙管Bに嵌合した際、コーン部38に固定さ
れた押し具38aによりリンク49を介してフックレバ
ー46を逆時計方向に回動してフック部45の先端を紙
管Bの表面に押し当て、この状態でバンチ巻き糸を掻き
取れる状態にされる。
6に示すように紙管Bと離れた位置にある時は復帰用ス
プリング50により復帰用リンク49を介してフックレ
バー46を図示の位置に保持し、コーン部38が図7に
示すように紙管Bに嵌合した際、コーン部38に固定さ
れた押し具38aによりリンク49を介してフックレバ
ー46を逆時計方向に回動してフック部45の先端を紙
管Bの表面に押し当て、この状態でバンチ巻き糸を掻き
取れる状態にされる。
【0026】サクションパイプ18は、図8(a),(
b)に示すように、パイプ部51がベース36に軸51
bで回動可能に設けられ、そのパイプ部51にシリンダ
ー52が連結される。パイプ部51の先端は、図8(a
)に示すように通常時フック装置16の待機位置に位置
するように設けられ、シリンダー52の作動で図8(c
)に示すようにコーン部38の後方に設けたチャック装
置19の近くに位置するように回動される。またパイプ
部51の先端の吸引端部51aは、図8(b)に示すよ
うにフック装置16のフック部45に面したパイプ部5
1の側部に開口して形成され、またそのパイプ部51内
やその近傍に、パイプ部51内に糸を吸引したかどうか
を検出するファイバーセンサ(図示せず)が設けられて
いる。
b)に示すように、パイプ部51がベース36に軸51
bで回動可能に設けられ、そのパイプ部51にシリンダ
ー52が連結される。パイプ部51の先端は、図8(a
)に示すように通常時フック装置16の待機位置に位置
するように設けられ、シリンダー52の作動で図8(c
)に示すようにコーン部38の後方に設けたチャック装
置19の近くに位置するように回動される。またパイプ
部51の先端の吸引端部51aは、図8(b)に示すよ
うにフック装置16のフック部45に面したパイプ部5
1の側部に開口して形成され、またそのパイプ部51内
やその近傍に、パイプ部51内に糸を吸引したかどうか
を検出するファイバーセンサ(図示せず)が設けられて
いる。
【0027】図9〜11図に示すようにチャック装置1
9は、コーン部38の背面の円盤52に設けられた逆U
字状のフレーム53の一方にチャック用シリンダー54
が設けられ、そのシリンダー54のロッド54aの先端
に可動チャック部55が設けられると共にフレーム53
の他方に可動チャック部55と対向して固定チャック部
56が設けられ、シリンダー54の作動で可動チャック
部55が固定チャック部56に接触し、その間で糸をチ
ャックするようになっている。
9は、コーン部38の背面の円盤52に設けられた逆U
字状のフレーム53の一方にチャック用シリンダー54
が設けられ、そのシリンダー54のロッド54aの先端
に可動チャック部55が設けられると共にフレーム53
の他方に可動チャック部55と対向して固定チャック部
56が設けられ、シリンダー54の作動で可動チャック
部55が固定チャック部56に接触し、その間で糸をチ
ャックするようになっている。
【0028】またコーン部38の背面の円盤57には、
図10に示すようにフック部45で掻き取った糸をチャ
ック装置19の固定チャック部56と可動チャック55
間を通るように切欠部58が設けられている。
図10に示すようにフック部45で掻き取った糸をチャ
ック装置19の固定チャック部56と可動チャック55
間を通るように切欠部58が設けられている。
【0029】次に図12,図13にて糸除去装置17を
説明する。
説明する。
【0030】ベース36には、駆動モータ60が設けら
れ、その駆動モータ60に駆動側スプロケット61が設
けられ、その駆動側スプロケット61よりチェーン62
を介して回転される従動側スプロケット63がベース3
6に回転自在に設けられる。この従動側スプロケット6
3には、カム64と回動アーム65がスプロケット64
と一体に回転するように設けられる。ベース36には、
リンクプレート66が固定軸67にて回転自在に設けら
れ、そのリンクプレート66の一端にカムローラ68が
設けられ、リンクプレート66に連結したスプリング6
9にて常時カムローラ68がカム64と接触するように
される。リンクプレート66の他端はピン70を介して
揺動アーム71が連結され、この揺動アーム71と回動
アーム65の他端が糸取アーム72の支持プレート73
にピン74,75にて連結される。
れ、その駆動モータ60に駆動側スプロケット61が設
けられ、その駆動側スプロケット61よりチェーン62
を介して回転される従動側スプロケット63がベース3
6に回転自在に設けられる。この従動側スプロケット6
3には、カム64と回動アーム65がスプロケット64
と一体に回転するように設けられる。ベース36には、
リンクプレート66が固定軸67にて回転自在に設けら
れ、そのリンクプレート66の一端にカムローラ68が
設けられ、リンクプレート66に連結したスプリング6
9にて常時カムローラ68がカム64と接触するように
される。リンクプレート66の他端はピン70を介して
揺動アーム71が連結され、この揺動アーム71と回動
アーム65の他端が糸取アーム72の支持プレート73
にピン74,75にて連結される。
【0031】支持プレート73には、糸取用シリンダー
76の駆動で開閉される一対の糸取アーム72が設けら
れる。
76の駆動で開閉される一対の糸取アーム72が設けら
れる。
【0032】図12において、糸取アーム72の支持プ
レート73は図12(a)の待機位置にあり、駆動モー
タ60により従動スプロケット63が回転されると図1
2(b)に示すよう支持プレート73が略垂直になるま
で図示の反時計方向に回動される。この図12(b)の
状態で、リンクプレート66のカムローラ68はカム6
4のカム溝64aに入り、スプロケット63及び回動ア
ーム65がさらに回転するとカムローラ68がカム溝6
4aにより、そのリンクプレート66が固定軸67を中
心に時計方向に回動し、リンクプレート66のピン70
を介して揺動アーム70を若干下方に引き込む。この結
果、図12(b)から図12(c)に示すように支持プ
レート73は略垂直に上昇し、その下端が紙管Bに当る
ことなく紙管Bの端面に沿って上昇できることとなる。
レート73は図12(a)の待機位置にあり、駆動モー
タ60により従動スプロケット63が回転されると図1
2(b)に示すよう支持プレート73が略垂直になるま
で図示の反時計方向に回動される。この図12(b)の
状態で、リンクプレート66のカムローラ68はカム6
4のカム溝64aに入り、スプロケット63及び回動ア
ーム65がさらに回転するとカムローラ68がカム溝6
4aにより、そのリンクプレート66が固定軸67を中
心に時計方向に回動し、リンクプレート66のピン70
を介して揺動アーム70を若干下方に引き込む。この結
果、図12(b)から図12(c)に示すように支持プ
レート73は略垂直に上昇し、その下端が紙管Bに当る
ことなく紙管Bの端面に沿って上昇できることとなる。
【0033】次に糸取アームの詳細を図13(a),図
13(b)により説明する。
13(b)により説明する。
【0034】支持プレート73には支持軸80が突設さ
れ、その支持軸80に一対の糸取アーム72が回動自在
に設けられる。糸取アーム72は、支持軸80に軸着さ
れるアーム部81と、そのアーム部81の先端に設けら
れたく字状の糸取部82からなり、その糸取部82の屈
曲部に糸落し溝83が形成されると共に、支持軸80が
紙管Bの軸心に位置された状態で糸取アーム72が回動
する際、この糸落し溝83が紙管Bの外周面に沿いなが
ら移動するようになっている。
れ、その支持軸80に一対の糸取アーム72が回動自在
に設けられる。糸取アーム72は、支持軸80に軸着さ
れるアーム部81と、そのアーム部81の先端に設けら
れたく字状の糸取部82からなり、その糸取部82の屈
曲部に糸落し溝83が形成されると共に、支持軸80が
紙管Bの軸心に位置された状態で糸取アーム72が回動
する際、この糸落し溝83が紙管Bの外周面に沿いなが
ら移動するようになっている。
【0035】この糸取アーム72のアーム部81にはロ
ーラ84が設けられ、他方糸取用シリンダー76のロッ
ド76aには糸取アーム72のローラ84,84を嵌合
する断面コ字状のガイド体85が設けられる。
ーラ84が設けられ、他方糸取用シリンダー76のロッ
ド76aには糸取アーム72のローラ84,84を嵌合
する断面コ字状のガイド体85が設けられる。
【0036】図13(a)に示すよう糸取用シリンダー
76のロッド76aが後退した位置にある時、ガイド体
85は図示の実線の位置にあり、その状態で両糸取アー
ム72はその背面が近付いた角度にある。この状態から
ロッド76aが支持軸80近くまで伸長するとガイド体
85に係合したローラ84により両糸取アーム72は7
2Aで示した直線状態まで回動し、さらにロッド76a
が伸長し、ガイド体85が図示の二点鎖線位置まで回動
すると両糸取アーム72は72Bで示した位置まで回動
しその糸取部82間で紙管Bの周面にある糸を捕捉する
と共に挟み込むようになっている。
76のロッド76aが後退した位置にある時、ガイド体
85は図示の実線の位置にあり、その状態で両糸取アー
ム72はその背面が近付いた角度にある。この状態から
ロッド76aが支持軸80近くまで伸長するとガイド体
85に係合したローラ84により両糸取アーム72は7
2Aで示した直線状態まで回動し、さらにロッド76a
が伸長し、ガイド体85が図示の二点鎖線位置まで回動
すると両糸取アーム72は72Bで示した位置まで回動
しその糸取部82間で紙管Bの周面にある糸を捕捉する
と共に挟み込むようになっている。
【0037】次に図14,図15にてサブリング装置2
0を説明する。
0を説明する。
【0038】支持フレーム7の固定枠90には、軸91
にてスイングアーム92が回動自在に設けられ、そのス
イングアーム92の下端に紙管Bの径より十分大きな径
のリングプレート93が取り付けられ、またスイングア
ーム92の上端にシリンダー94が連結される。このシ
リンダー94は伸長位置の時、サブリング装置20は待
機位置20Aにあり、後退位置の時作動位置20Bにあ
り、かつリングプレート93は紙管Bの軸心と一致する
位置に回動される。
にてスイングアーム92が回動自在に設けられ、そのス
イングアーム92の下端に紙管Bの径より十分大きな径
のリングプレート93が取り付けられ、またスイングア
ーム92の上端にシリンダー94が連結される。このシ
リンダー94は伸長位置の時、サブリング装置20は待
機位置20Aにあり、後退位置の時作動位置20Bにあ
り、かつリングプレート93は紙管Bの軸心と一致する
位置に回動される。
【0039】図16(a)〜(c)は、図4で説明した
紙管押え具10の押え板23の変形例を示したものであ
る。
紙管押え具10の押え板23の変形例を示したものであ
る。
【0040】先ず固定台21に対して昇降自在にコ字状
の押え基部100が設けられ、これが昇降用シリンダー
24(図4参照)で昇降される。押え基部100には、
一対の昇降ロッド101,101が昇降自在に挿通され
、そのロッド101の下端に中央押えプレート102が
設けられ、その押えプレート102と押え基部100間
のロッド101,101に、それぞれスプリング103
,103が装着される。この押えプレート102の両端
には、それぞれ連結ピン104にて側部押えプレート1
05が回動自在に設けられる。また押え基部100の両
端には長穴106が形成され、その長穴106に、押え
プレート102に設けた揺動ピン107が係合して設け
られる。この中央押えプレート102と側部押えプレー
ト105には紙管Bの曲率にあった円弧状の凹部108
,109が形成される。
の押え基部100が設けられ、これが昇降用シリンダー
24(図4参照)で昇降される。押え基部100には、
一対の昇降ロッド101,101が昇降自在に挿通され
、そのロッド101の下端に中央押えプレート102が
設けられ、その押えプレート102と押え基部100間
のロッド101,101に、それぞれスプリング103
,103が装着される。この押えプレート102の両端
には、それぞれ連結ピン104にて側部押えプレート1
05が回動自在に設けられる。また押え基部100の両
端には長穴106が形成され、その長穴106に、押え
プレート102に設けた揺動ピン107が係合して設け
られる。この中央押えプレート102と側部押えプレー
ト105には紙管Bの曲率にあった円弧状の凹部108
,109が形成される。
【0041】この図16の変形例において、図16(a
)の状態から押え基部100が降下し、その下方の中央
押えプレート102の凹部108が紙管Bに当る。 この状態からさらに押え基部100が降下されると、中
央押えプレート102が紙管Bに当たって停止した状態
で、スプリング103が収縮しながら押え基部100が
降下し、それに応じて長穴106に係合した揺動ピン1
07を介して側部押えプレート105がそれぞれ紙管B
に近付くように回動し、図16(b)に示したように紙
管Bを中央押えプレート102,側部押えプレート10
5で紙管Bの略全周を把持した状態となる。この図16
の例においては図4のように紙管Bの上半分を押えるの
と違って略全周押えるので紙管Bの押えが確実となる。
)の状態から押え基部100が降下し、その下方の中央
押えプレート102の凹部108が紙管Bに当る。 この状態からさらに押え基部100が降下されると、中
央押えプレート102が紙管Bに当たって停止した状態
で、スプリング103が収縮しながら押え基部100が
降下し、それに応じて長穴106に係合した揺動ピン1
07を介して側部押えプレート105がそれぞれ紙管B
に近付くように回動し、図16(b)に示したように紙
管Bを中央押えプレート102,側部押えプレート10
5で紙管Bの略全周を把持した状態となる。この図16
の例においては図4のように紙管Bの上半分を押えるの
と違って略全周押えるので紙管Bの押えが確実となる。
【0042】以上糸処理装置14の各部の詳細を説明し
たが、次にこの糸処理装置でバンチ巻き処理を行う工程
を図17〜図28により説明する。尚図17〜28にお
いて(a)は処理装置14の正面図を示し、(b)は処
理装置14側から見たパッケージPの正面図を示す。
たが、次にこの糸処理装置でバンチ巻き処理を行う工程
を図17〜図28により説明する。尚図17〜28にお
いて(a)は処理装置14の正面図を示し、(b)は処
理装置14側から見たパッケージPの正面図を示す。
【0043】先ず図17(a)に示すようにパッケージ
Pは、その紙管BのスリットSに糸の始端が掛け止めら
れた後、バンチ巻き8が施されニップ点Nから本巻がな
されてパッケージPとされるが、この処理装置に搬送さ
れるパッケージPの巻き終わり端はパッケージPの外周
に糸結び9された状態でとなっているが以下の図面では
省略して示した。
Pは、その紙管BのスリットSに糸の始端が掛け止めら
れた後、バンチ巻き8が施されニップ点Nから本巻がな
されてパッケージPとされるが、この処理装置に搬送さ
れるパッケージPの巻き終わり端はパッケージPの外周
に糸結び9された状態でとなっているが以下の図面では
省略して示した。
【0044】図17においてベース36が紙管Bへ移動
し、図18(a)に示すように嵌合すると、フック装置
16のフック部45が紙管Bの下面に突き当たった状態
となる。また紙管Bの他端では紙管押え具10にて紙管
Bが固定される。
し、図18(a)に示すように嵌合すると、フック装置
16のフック部45が紙管Bの下面に突き当たった状態
となる。また紙管Bの他端では紙管押え具10にて紙管
Bが固定される。
【0045】次にバンチ糸ガイド12が回動し、その先
端がバンチ巻き糸8の所定の糸Y P を押える。こ
のバンチ糸ガイド12の押えた糸YPの点からニップ点
Nまでの糸は後工程に必要な長さであり、また糸YPの
点からスリットS側の糸始端間での糸は本処理で解舒す
る糸となる。
端がバンチ巻き糸8の所定の糸Y P を押える。こ
のバンチ糸ガイド12の押えた糸YPの点からニップ点
Nまでの糸は後工程に必要な長さであり、また糸YPの
点からスリットS側の糸始端間での糸は本処理で解舒す
る糸となる。
【0046】図18の状態からベース36がパッケージ
Pから離れるように移動すると、フック装置16のフッ
ク部45は、図19に示すようにバンチ巻き8の糸Yを
掻き取る。この場合バンチ糸ガイド12は、押えた糸Y
P の点からニップ点Nまでの糸Y0 がフック部45
の後退で解舒されないように保持している。
Pから離れるように移動すると、フック装置16のフッ
ク部45は、図19に示すようにバンチ巻き8の糸Yを
掻き取る。この場合バンチ糸ガイド12は、押えた糸Y
P の点からニップ点Nまでの糸Y0 がフック部45
の後退で解舒されないように保持している。
【0047】次に図20に示すようベース36が完全に
後退した時、フック装置16は下方に回動しそのフック
部45で引っ掛けたバンチ巻き糸Yをサクションマウス
18の位置に案内し、その糸Yがサンションマウス18
に吸引され、サクションマウス18はセンサーなどで糸
の吸引を検知した後、待機位置の状態から図20に示し
たように、その先端の吸引端51aをコーン体15のコ
ーン部38近くまで回動する。
後退した時、フック装置16は下方に回動しそのフック
部45で引っ掛けたバンチ巻き糸Yをサクションマウス
18の位置に案内し、その糸Yがサンションマウス18
に吸引され、サクションマウス18はセンサーなどで糸
の吸引を検知した後、待機位置の状態から図20に示し
たように、その先端の吸引端51aをコーン体15のコ
ーン部38近くまで回動する。
【0048】次にこのサクションマウス18で糸Yを吸
引した状態で図21に示すようバンチシール貼り具11
が図21(b)に示すように降下し、バンチ糸ガイド1
2で押えた糸YP よりニップN側の糸Y0 へ降下し
、図22に示すようなバンチシール120を貼り付ける
これにより糸Y0 は紙管Bに止められた状態にされる
。
引した状態で図21に示すようバンチシール貼り具11
が図21(b)に示すように降下し、バンチ糸ガイド1
2で押えた糸YP よりニップN側の糸Y0 へ降下し
、図22に示すようなバンチシール120を貼り付ける
これにより糸Y0 は紙管Bに止められた状態にされる
。
【0049】次にバンチ巻きの糸Yを解舒するが、この
バンチ巻き糸Yは、押え点YP からサクションパイプ
18にかけて一本になって解舒されていることはなく、
図19〜21に示したようにスリットSに一部食い込ん
だりして紙管Bの周方向からサクションパイプ18に向
けて数条の糸となっている。そこで図23に示すように
糸除去装置17が作動し、その支持プレート73が紙管
Bの端面に平行になるように位置される。この際糸取ア
ーム72は図23(b)に示すように開いた状態にあり
、またその支持軸80は紙管Bの軸心と一致した状態に
ある。
バンチ巻き糸Yは、押え点YP からサクションパイプ
18にかけて一本になって解舒されていることはなく、
図19〜21に示したようにスリットSに一部食い込ん
だりして紙管Bの周方向からサクションパイプ18に向
けて数条の糸となっている。そこで図23に示すように
糸除去装置17が作動し、その支持プレート73が紙管
Bの端面に平行になるように位置される。この際糸取ア
ーム72は図23(b)に示すように開いた状態にあり
、またその支持軸80は紙管Bの軸心と一致した状態に
ある。
【0050】次にこの状態と共に図24(b)に示すよ
うにチャック装置19のシリンダ54が作動して可動チ
ャック55を固定チャック56に移動し、その間でサク
ションパイプ18側の糸Yをチャックする。
うにチャック装置19のシリンダ54が作動して可動チ
ャック55を固定チャック56に移動し、その間でサク
ションパイプ18側の糸Yをチャックする。
【0051】このようにサクションパイプ18側の糸Y
をチャック装置19でチャックした後、図25に示すよ
うに糸取アーム72を閉じるように回動する。この糸取
アーム72はその糸取部82が紙管Bの周面に沿って移
動し、周面の糸を掻き集めるて束ねる。この際サクショ
ンパイプ18側の糸はチャック装置19にて固定されて
いるため、スリットSに食い込んだ糸は大部分が外れる
こととなる。
をチャック装置19でチャックした後、図25に示すよ
うに糸取アーム72を閉じるように回動する。この糸取
アーム72はその糸取部82が紙管Bの周面に沿って移
動し、周面の糸を掻き集めるて束ねる。この際サクショ
ンパイプ18側の糸はチャック装置19にて固定されて
いるため、スリットSに食い込んだ糸は大部分が外れる
こととなる。
【0052】次に図26(b)に示すようチャック装置
19でのチャックを解除すると糸取アーム72から糸Y
はサクションパイプ18に吸引された状態にあり、この
状態でバンチ糸ガイド12のヒートカッタ13を加熱状
態にしておく、この状態より支持プレート73をさらに
上方に移動すると、スリットSに食い込んだ糸は敢然に
除去され、さらに図27に示すように上げると押え点Y
P から糸取アーム72巻の糸は糸取アーム72で持ち
上げられることによりヒートカッター13と接触し溶断
されることとなる。
19でのチャックを解除すると糸取アーム72から糸Y
はサクションパイプ18に吸引された状態にあり、この
状態でバンチ糸ガイド12のヒートカッタ13を加熱状
態にしておく、この状態より支持プレート73をさらに
上方に移動すると、スリットSに食い込んだ糸は敢然に
除去され、さらに図27に示すように上げると押え点Y
P から糸取アーム72巻の糸は糸取アーム72で持ち
上げられることによりヒートカッター13と接触し溶断
されることとなる。
【0053】この後図28(b)に示すよう糸取アーム
72が開かれると糸は敢然にサクションマウス18に吸
引除去され、バンチ糸ガイド12で押えた糸YP の点
からニップNまでの糸YO が残った状態とされた後、
糸除去装置17が待機位置まで戻されると共に紙管押え
具10が上昇され、さらにバンチ糸ガイド12が上方に
回動されて糸処理が完了し、次に搬送されるパッケージ
Pの糸処理を行うこととなる。
72が開かれると糸は敢然にサクションマウス18に吸
引除去され、バンチ糸ガイド12で押えた糸YP の点
からニップNまでの糸YO が残った状態とされた後、
糸除去装置17が待機位置まで戻されると共に紙管押え
具10が上昇され、さらにバンチ糸ガイド12が上方に
回動されて糸処理が完了し、次に搬送されるパッケージ
Pの糸処理を行うこととなる。
【0054】図29〜図31は本発明の他の実施例を示
し、サブリング装置20を用いてバンチ解舒を行う例を
示したものである。
し、サブリング装置20を用いてバンチ解舒を行う例を
示したものである。
【0055】先ず上述した図17〜28の例において、
図17〜22までは同じであり、所定長さの糸YO が
バンチシール120が貼り付けられた状態にされる。
図17〜22までは同じであり、所定長さの糸YO が
バンチシール120が貼り付けられた状態にされる。
【0056】図21の状態でバンチシール貼り具11が
上げられた後、図29に示すようにサブリング装置20
のリングプレート93が紙管Bの軸心と同じ位置まで回
動されるとスリットSに食い込んだ糸はスリットSから
リングプレート93の外周で広げられた後サクションパ
イプ18に吸引された状態となる。この際バンイ糸ガイ
ド12のヒートカッタ13は加熱状態にあり、押え糸Y
P の点からリングプレート93側の糸は溶断される。
上げられた後、図29に示すようにサブリング装置20
のリングプレート93が紙管Bの軸心と同じ位置まで回
動されるとスリットSに食い込んだ糸はスリットSから
リングプレート93の外周で広げられた後サクションパ
イプ18に吸引された状態となる。この際バンイ糸ガイ
ド12のヒートカッタ13は加熱状態にあり、押え糸Y
P の点からリングプレート93側の糸は溶断される。
【0057】次にチャック装置19によりサクションパ
イプ18側の糸Yがチャックされ、この状態で糸除去装
置17の支持プレート73が回動してリングプレート9
3とコーン体15の間に図30に示すよう位置されると
共に糸取アーム72が図31に示すように作動されてリ
ングプレート93からチャック装置19間の糸Yが束ね
られる。この図31の状態よりベース36を後退させる
と、スリットSに食い込んだ糸はリングプレート93に
より径方向外方に引っ張られるため容易に外すことがで
きる。この後、糸取アーム73を開き、またチャック装
置19のチャックを解除すると糸Yはサクションマウス
18に吸引除去され、さらにその後、除去装置17とサ
ブリング装置20を待機位置まで回動すると共にバンチ
糸ガイド12を上方に回動させて糸処理を完了すること
となる。
イプ18側の糸Yがチャックされ、この状態で糸除去装
置17の支持プレート73が回動してリングプレート9
3とコーン体15の間に図30に示すよう位置されると
共に糸取アーム72が図31に示すように作動されてリ
ングプレート93からチャック装置19間の糸Yが束ね
られる。この図31の状態よりベース36を後退させる
と、スリットSに食い込んだ糸はリングプレート93に
より径方向外方に引っ張られるため容易に外すことがで
きる。この後、糸取アーム73を開き、またチャック装
置19のチャックを解除すると糸Yはサクションマウス
18に吸引除去され、さらにその後、除去装置17とサ
ブリング装置20を待機位置まで回動すると共にバンチ
糸ガイド12を上方に回動させて糸処理を完了すること
となる。
【0058】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、バンチ巻
き糸を処理するにおいて、バンチ巻き糸ガイドでニップ
点から所定長さの糸を押え、その押え点から巻き始め端
側の糸を解除することで、紙管に残しておく糸を損傷す
ることなく解除することが可能となる。
き糸を処理するにおいて、バンチ巻き糸ガイドでニップ
点から所定長さの糸を押え、その押え点から巻き始め端
側の糸を解除することで、紙管に残しておく糸を損傷す
ることなく解除することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示す全体図である。
【図2】図1の処理装置の詳細図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図2の紙管押え具の詳細を示す図である。
【図5】図2バンチ糸ガイド及びヒートカッタの詳細を
示す図である。
示す図である。
【図6】図2のコーン体とフック装置の詳細を示す図で
ある。
ある。
【図7】図6のコーン体を紙管に嵌合した状態を示す図
である。
である。
【図8】図2のコーン体とサクションパイプの詳細を示
す図である。
す図である。
【図9】図2においてコーン体を紙管に嵌合した状態の
詳細を示す図である。
詳細を示す図である。
【図10】図9の左側面図である。
【図11】図10のチャック装置の詳細図である。
【図12】図2の糸除去装置の詳細を示す図である。
【図13】図12の糸取りアームの詳細を示す図である
。
。
【図14】図2のサブリング装置の詳細を示す図である
。
。
【図15】図14の左側面図である。
【図16】図4の紙管押え具の変形例を示す図である。
【図17】本発明のバンチ巻き処理の開始状態を示す概
略説明図である。
略説明図である。
【図18】本発明のバンチ巻き処理においてコーン体を
嵌合し、バンチ糸ガイドを作動した状態の概略説明図で
ある。
嵌合し、バンチ糸ガイドを作動した状態の概略説明図で
ある。
【図19】本発明のバンチ巻き処理においてフック装置
でバンチ巻き糸を解舒した状態の概略説明図である。
でバンチ巻き糸を解舒した状態の概略説明図である。
【図20】本発明のバンチ巻き処理において解舒したバ
ンチ巻き糸をサクションパイプで吸引した状態の概略説
明図である。
ンチ巻き糸をサクションパイプで吸引した状態の概略説
明図である。
【図21】本発明のバンチ巻き処理においてバンチシー
ル貼り具を作動状態を示す概略説明図である。
ル貼り具を作動状態を示す概略説明図である。
【図22】本発明のバンチ巻き処理においてバンチシー
ルを施した際のパッケージの斜視図である。
ルを施した際のパッケージの斜視図である。
【図23】本発明のバンチ巻き処理において糸除去装置
を作動する状態を示す概略説明図である。
を作動する状態を示す概略説明図である。
【図24】本発明のバンチ巻き処理においてチャック装
置を作動する状態を示す概略説明図である。
置を作動する状態を示す概略説明図である。
【図25】本発明のバンチ巻き処理において糸除去装置
の糸取アームの作動状態を示す概略説明図である。
の糸取アームの作動状態を示す概略説明図である。
【図26】本発明のバンチ巻き処理においてチャック装
置を解除した状態を示す概略説明図である。
置を解除した状態を示す概略説明図である。
【図27】本発明のバンチ巻き処理において糸除去装置
にてスリットに食い込んだ糸を除去すると共にヒートカ
ッタにて糸をカットした状態を示す概略説明図である。
にてスリットに食い込んだ糸を除去すると共にヒートカ
ッタにて糸をカットした状態を示す概略説明図である。
【図28】本発明のバンチ巻き処理において糸除去装置
の糸取アームを解除した状態を示す概略説明図である。
の糸取アームを解除した状態を示す概略説明図である。
【図29】本発明のバンチ巻き処理における他の実施例
を示し、図21の状態からサブリング装置を作動させた
状態を示す概略説明図である。
を示し、図21の状態からサブリング装置を作動させた
状態を示す概略説明図である。
【図30】本発明の他のバンチ巻き処理において糸除去
装置とチャック装置を作動させる状態を示す概略説明図
である。
装置とチャック装置を作動させる状態を示す概略説明図
である。
【図31】本発明の他のバンチ巻き処理においてコーン
体を後退させてスリットに食い込んだ糸を除去する状態
を示す概略説明図である。
体を後退させてスリットに食い込んだ糸を除去する状態
を示す概略説明図である。
12 バンチ糸ガイド
13 ヒートカッタ
14 バンチ巻き解除装置
B 紙管
P パッケージ
Claims (1)
- 【請求項1】 紙管の端部に形成したスリットに糸の
始端を掛止めた後、バンチ巻きをし、さらにニップ点を
介して本巻を行って形成したパッケージのバンチ巻き処
理装置において、ニップ点から所定長さのバンチ巻き糸
を紙管に押えておくバンチ糸ガイドと、ニップ点から始
端までの残りのバンチ巻き糸を解除する解除装置と、バ
ンチ糸ガイドに設けられ解除後に押え糸を溶断するヒー
トカッタとを備えたことを特徴とするバンチ巻き処理装
置。
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