JPH08164227A - 糸巻ボールの糸巻方法及び糸巻装置 - Google Patents

糸巻ボールの糸巻方法及び糸巻装置

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JPH08164227A
JPH08164227A JP6333477A JP33347794A JPH08164227A JP H08164227 A JPH08164227 A JP H08164227A JP 6333477 A JP6333477 A JP 6333477A JP 33347794 A JP33347794 A JP 33347794A JP H08164227 A JPH08164227 A JP H08164227A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤を用いることなく、糸ゴムの巻終わり
端を糸巻コアに固定することができ、かつ煩雑な作業を
要することなく、完全な自動化が可能な糸巻き方法を提
供する。 【構成】 芯球に糸ゴムを巻回した糸巻コアaを一対の
挟持爪21間に保持し、一対の巻付ロール31を上記糸
巻コアaと所定間隔離間して配置すると共に、この巻付
ロール31間に糸ゴムbの巻終わり端部を巻き付けて糸
ゴムbのループdを形成し、次いで巻付ロール31を糸
巻コアaに圧接させることによりループdを部分的に糸
巻コア周面に固定した後、該ループdを巻付ロール31
から取り外して折り返すことにより上記挟持爪21の上
から糸巻コアaに被せ、次いで糸ゴム押え6を上記ルー
プdの上から糸巻コアに圧接させることにより、糸ゴム
押え6と巻付ロール31とで糸巻コアaを支持すると共
に糸巻コアa周面にループdを固定し、ループdと糸巻
コアaとの間から挟持爪21を引き抜いて、糸ゴムの巻
終わり端cが周面に巻き止めされた糸巻コアaを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芯球に糸ゴムを巻回し
た糸巻コアにカバーを被覆した糸巻ゴルフボール等の糸
巻ボールを製造する際に、上記芯球に糸ゴムを巻回して
上記糸巻コアを得るための糸巻方法及び糸巻装置に関
し、更に詳述すると、芯球に糸ゴムを巻回して糸巻コア
を形成し、糸ゴムの巻終わり端を糸巻コアに固定する作
業を容易かつ確実に行うことができ、糸ゴムの巻回作業
を完全自動化することが可能な糸巻ボールの糸巻方法、
及び、該糸巻方法により糸ゴムの巻回作業を自動的に行
う糸巻装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、糸巻ゴルフボールは、液体又
はペースト状のリキッド材をゴム製のバッグ(センター
バッグ)内に充填した芯球(リキッドセンター)や固形
ゴムからなる芯球(ソリッドセンター)の周囲に糸ゴム
を巻き付けて糸巻コアを得、この糸巻コアをカバーで被
覆することにより製造されている。
【0003】この場合、芯球(センター)に糸ゴムを巻
き付ける方法としては、芯球を回転可能な複数の糸巻ロ
ーラ間に保持し、該芯球の表面に糸ゴムを供給しながら
上記糸巻ローラの少なくとも一つを駆動回転させて該芯
球を回転させることにより、該芯球に糸ゴムを巻回する
方法が一般に採用されているが、この方法により芯球に
糸ゴムを巻回して糸巻コアを形成した後、糸ゴムの巻終
わり端を芯球に固定して止める必要があり、この固定方
法としては、従来以下の方法が知られている。
【0004】(1)巻終わり端を糸巻コアの周面に配置
し、この上に接着剤を滴下して巻終わり端を糸巻コア表
面に接着固定する方法(特公昭61−49985号公
報)。 (2)糸ゴムの巻終わり端部を糸巻コアの周面に2〜3
周巻き付け、この時に巻回した糸ゴムと糸巻コア周面と
の間に糸ゴムの巻終わり端を挟み込むことにより、糸ゴ
ムの巻終わり端部を糸巻コアに縛り付けて止める方法。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の糸ゴム巻始め端の固定方法には、次のような問題点が
ある。即ち、上記(1)の接着剤による方法は、接着
剤を滴下した後その乾燥硬化に時間を要する、接着剤
のべたつきにより異物が付着し易い、接着剤により糸
巻装置が汚れ易く、装置のメンテナンスが煩雑になる、
リキッドセンターの場合には、これを凍結させて糸ゴ
ムの巻回を行うので、接着剤が良好に作用せず適用不可
である、接着部が残るためゴルフボールの性能に影響
を与える、などの問題を生じる。
【0006】また、上記(2)の糸ゴムを芯球に縛り付
ける方法は、上記接着剤による諸問題を生じることはな
いが、この方法は自動化が極めて困難であることから手
作業で行っているのが現状であり、また手作業による縛
り付け作業も煩雑でかなりの手間を要し、糸巻ゴルフボ
ールの製造効率を低下させる一因となる。
【0007】即ち、上記(2)の糸ゴムを芯球に縛り付
ける方法は、図12に示したように、指で糸巻コアaを
つまみ、この糸巻コアaに糸ゴムbの巻終わり部を指の
上から数回巻き付け(A図)、該糸ゴムbの巻終わり端
cを指の腹で押え(B図)、この指を糸ゴムbから引き
抜くと共に、このとき糸ゴムbの巻終わり端cを指で糸
ゴムbの下へと引込むことにより(C図)、巻き付けた
糸ゴムbと糸巻コアaとの間に巻終わり端cを挟み込み
(D図)、巻終わり端cを糸巻コアaに固定することに
より行われているのが現状である。
【0008】この場合、糸巻コアを糸巻装置から手作業
で取り出し、糸ゴムが解けないように注意しながら上記
の煩雑な糸ゴムの挟み込み作業を行わなければならず、
作業効率が悪い上、上記挟み込み作業は、微妙な感覚を
有する人の指によって始めて可能なものであり、機械操
作によって自動的に行うのは極めて困難である。
【0009】このように、従来の糸巻方法は、糸ゴムの
巻終わり端を糸巻コアに固定する際に種々の問題が生
じ、製造効率及び製品の品質信頼性などの点で十分満足
し得るものではない。このため、糸巻工程におけるこれ
らの問題点を解消し、高品質の糸巻ゴルフボールを効率
よく確実に得ることができる糸巻方法の開発が望まれ
る。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、糸ゴムを芯球に巻回して糸巻コアを形成した後、容
易かつ確実に糸ゴムの巻終わり端を糸巻コアに固定する
ことができ、種々の問題を生じることなく糸巻工程の完
全自動化を達成することができる糸巻ボールの糸巻方
法、及び、該糸巻方法により糸ゴムの巻回作業を自動的
に行う糸巻ボールの糸巻装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、芯球に糸ゴムを巻回した糸巻コアにカバー
を被覆した糸巻ボールを製造する際に、芯球に糸ゴムを
巻回して上記糸巻コアを得るための糸巻方法であって、
芯球上に糸ゴムを連続的に供給しながら該芯球を回転さ
せることにより、上記芯球に糸ゴムを巻回して糸巻コア
を形成した後、この糸巻コアを一対の挟持爪で挟持して
該挟持爪間に糸巻コアを保持し、互いに所定間隔離間し
て平行に支持された一対の巻付ロールを上記糸巻コアと
所定間隔離間して配置すると共に、この両巻付ロール間
に糸巻コアに巻回された糸ゴムの巻終わり端部を巻き付
けて糸ゴムのループを形成し、次いで両巻付ロールを糸
巻コアの周面に圧接させることにより上記ループを部分
的に両巻付ロールと糸巻コア周面との間に挟み込んで固
定した後、該ループを両巻付ロールから取り外して糸巻
コアの反対側へと折り返すことにより上記挟持爪の上か
ら糸巻コアに被せ、次いで上記巻付ロールと反対側で糸
ゴム押えを上記ループの上から糸巻コアに圧接させるこ
とにより、該糸ゴム押えと上記巻付ロールとで糸巻コア
を支持すると共に該糸巻コア周面に上記ループを固定
し、この状態で上記ループと糸巻コア周面との間から上
記挟持爪を引き抜いた後、上記巻付ロールと糸ゴム押え
との間から糸巻コアを取り出すことを特徴とする糸巻ボ
ールの糸巻方法を提供する。
【0012】また、本発明は、上記本発明の糸巻方法に
より糸ゴムの巻回作業を自動的に行う糸巻装置として、
芯球に糸ゴムを巻回した糸巻コアにカバーを被覆した糸
巻ボールを製造する際に、芯球に糸ゴムを巻回して上記
糸巻コアを得るための糸巻装置であって、互いに近接及
び離間する方向に移動可能でかつ回転可能に支持された
複数の糸巻ローラからなり、各糸巻ロール間に芯球を保
持し、糸巻ローラの少なくとも1つを駆動回転させて上
記芯球を回転させることにより、芯球に供給された糸ゴ
ムを該芯球に巻回する巻回手段と、上記糸巻コアを挟持
する一対の挟持爪を有するコアハンドと、互いに所定間
隔離間して平行に支持された一対の巻付ロールを有する
ループロールと、糸巻コアに巻回された糸ゴムの巻終わ
り端をつかみ、該巻終わり端を上記ループロールの両巻
付ロール間に巻き付ける巻付けハンドと、互いに接近す
る方向及び互いに離間する方向に移動可能な一対の糸ゴ
ムチャックを有するループハンドと、糸巻コアに巻き付
けられた糸ゴムのループを上記巻付ロールの反対側から
押圧して固定する糸ゴム押えとを具備してなることを特
徴とする糸巻ボールの糸巻装置を提供する。
【0013】
【作用】上記本発明の糸巻方法では、まず芯球に糸ゴム
を巻回して形成した糸巻コアを一対の挟持爪で挟持して
該挟持爪間に保持し、互いに所定間隔離間して平行に支
持された一対の巻付ロールを上記糸巻コアと所定間隔離
間して配置すると共に、この両巻付ロール間に糸巻コア
に巻回された糸ゴムの巻終わり端部を巻き付けて糸ゴム
のループを形成する。これにより、図11(A)に示し
たように、糸巻コアa上に糸ゴムbのループdが形成さ
れた状態となる。
【0014】次に、上記両巻付ロールを糸巻コアの周面
に圧接させることにより上記ループを部分的に両巻付ロ
ールと糸巻コア周面との間に挟み込んで固定した後、該
ループを両巻付ロールから取り外して糸巻コアの反対側
へと折り返すことにより上記挟持爪の上から糸巻コアに
被せる。これにより、図11(B)に示したように、糸
巻コアa上に形成された糸ゴムbのループdが巻終わり
端c部分を軸にして折り返され、図11(C)に示した
ように、糸巻コアaの周囲に上記ループdが巻き付けら
れた状態となる。
【0015】このとき、上記ループの折り返しは、図1
1(B)に示されているように、糸ゴムbの基端部と交
差する巻終わり端cが存在している側へループdを折り
返すもので、これにより、図11(C)に示されている
ように、巻終わり端cが糸巻コアaの周面と該糸巻コア
aに巻き付けられた糸ゴムbとの間に挟まれた状態とな
る。
【0016】そして、上記巻付ロールの反対側で糸ゴム
押えを上記ループの上から糸巻コアに圧接させることに
より、該糸ゴム押えと上記巻付ロールとで糸巻コアを支
持すると共に該糸巻コア周面に上記ループを固定し、こ
の状態で上記ループと糸巻コア周面との間から上記挟持
爪を引き抜いた後、上記巻付ロールと糸ゴム押えとの間
から糸巻コアを取り出し、糸ゴムの巻終わり端を巻き止
めた糸巻コアを回収するものである。この場合、上記挟
持爪を糸巻コアと糸ゴムループとの間から引き抜いて
も、糸巻コアの周面に巻き付けられたループ状の糸ゴム
は糸巻コアの周面と上記巻付ロール及び糸ゴム押えとの
間にしっかりと挟まれているので、上記挟持爪と共に糸
巻コアの周面から外れてしまうことなく糸巻コアの周面
に確実に保持されるものである。
【0017】このように、本発明の糸巻方法によれば、
接着剤を用いることなく糸ゴムの巻終わり端を糸巻コア
に固定することができるので、短時間で巻終わり端を固
定することができ、また糸巻装置に悪影響を及ぼすこと
もない。しかも、糸ゴムの巻終わり端部を一対の巻付ロ
ール間に巻き付けてループを形成し、該ループを折り返
して糸巻コアに被せるだけの極めて簡単な操作により、
巻終わり端の固定を行うことができ、煩雑な作業を要す
ることなく短時間で容易に巻終わり端を糸巻コアに固定
して巻き止めをすることができる。更にこの場合、糸ゴ
ムを芯球に巻き付けて糸巻コアを形成する糸巻セクショ
ンから自動制御により糸巻コアを取り出して保持する上
記挟持爪を有するコアハンド、自動制御により動作する
上記一対の巻付ロールを有するループロール、自動制御
により糸ゴムの巻終わり端をつかんで上記巻付ロール間
に巻き付ける巻付けハンド、及び自動制御により糸ゴム
のループを折り返して糸巻コアに被せるループハンドを
用いることにより、上記巻終わり端の固定作業を容易に
自動化することができる。
【0018】また、上記本発明の糸巻装置は、上記コア
ハンド、ループロール、巻付けハンド及びループハンド
を備え、本発明の糸巻方法により糸ゴムの巻回作業及び
巻終わり端の固定作業を自動的に行うもので、上記糸巻
手段の糸巻ローラ間に芯球を保持し、この芯球に糸ゴム
を連続的に供給しながら糸巻ローラの少なくとも1つを
駆動回転させて上記芯球を回転させることにより、糸ゴ
ムを該芯球に巻回して糸巻コアを形成し、この糸巻コア
を上記コアハンドの挟持爪でつかみ、糸巻コアを上記糸
巻ローラ間から取り出して、該糸巻コアをループロール
の巻付ロールと所定間隔離間した状態に保持し、上記巻
付けハンドで糸ゴムの巻終わり端をつかみ、該巻終わり
端を上記巻付ロール間に巻き付けて糸ゴムのループを形
成し、上記巻付ロールを糸巻コアに圧接した後、上記ル
ープハンドで糸ゴムのループをつかんで折り返すことに
より、該ループを糸巻コアに被せ、上記糸ゴム押えを上
記巻付ロールの反対側で糸ゴムループの上から糸巻コア
に圧接して該糸ゴム押えと上記巻付ロールとで糸巻コア
を保持すると共に糸ゴムのループを糸巻コア周面に固定
し、この状態で上記コアハンドの挟持爪を糸ゴムループ
と糸巻コア周面との間から引き抜き抜いた後、上記糸ゴ
ム押えと巻付ロールとの間から糸ゴムの巻終わり端が固
定された糸巻コアを回収するものである。
【0019】このように、本発明の糸巻装置によれば、
上記本発明の糸巻方法に従って自動的に糸ゴムの巻回作
業及び巻終わり端の固定作業を行うことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。図1及び2は、本発明の一実施例にかかる糸
巻ボールの糸巻装置を示すもので、この糸巻装置は、糸
巻手段1と、コアハンド2と、ループロール3と、巻付
けハンド4と、ループハンド5と、糸ゴム押え6とを具
備してなり、本発明の糸巻方法により糸巻ゴルフボール
の糸巻コアを製造するものである。
【0021】上記糸巻手段1は、図2に示したように、
駆動機構及び制御機構が収容された本体11の一面に2
つの円柱状糸巻ローラ12,12と軸方向中央部が小径
に形成された鼓状の糸巻ローラ12aとを三角形に配置
して回転可能に軸支したものであり、これら糸巻ローラ
12,12,12aは、いずれも本体11内の駆動機構
及び制御機構により駆動,制御されて自動的に互いに近
接及び離間する方向に移動するようになっていると共
に、上記円柱状糸巻ローラ12,12は本体11内の駆
動機構及び制御機構により自動的に回転するようになっ
ている。また、上記本体11の一面側上部には、上記鼓
状糸巻ローラ12aの側方に存して嘴状の開閉可能なチ
ャック14を有する糸ゴムハンド13が上下動可能に配
設されている。
【0022】上記コアハンド2は、図1に示されている
ように、互いに所定間隔離間して平行に支持さていると
共に、自動制御によって互いに接近する方向及び離間す
る方向に移動する一対の挟持爪を有するもので、このコ
アハンド2は上記糸巻手段1の糸巻ローラ12,12,
12aと対向して配設されており、自動制御によってガ
イドレール22に沿って横方向に移動すると共に、自動
制御によって進退するようになっている。
【0023】上記ループロール3は、互いに所定間隔離
間して平行に支持された一対の巻付ロール31,31を
有すもので、このループロール3は上記糸巻手段1の一
側方に配設されており、自動制御によって上下動するよ
うになっている。
【0024】上記巻付けハンド4は自動制御によって開
閉する嘴状のチャック41を有するもので、この巻付け
ハンド4は上記糸巻手段1の一側方に上記コアハンド2
と対向して配設されており、自動制御によってガイドレ
ール42に沿って横方向に移動すると共に、自動制御に
よって上下動するようになっており、更に自動制御によ
って上記ガイドレール42ごと進退するようになってい
る。
【0025】上記ループハンド5は、互いに所定間隔離
間して平行に支持さていると共に、自動制御によって互
いに接近する方向及び互いに離間する方向に移動する一
対の糸ゴムチャック51,51を有するもので、このル
ープハンド5は上記糸巻手段1の一側方に上記ループロ
ール3と対向して配設されており、自動制御によって上
下及び進退するようになっていると共に、上記一対の糸
ゴムチャック51,51も自動制御によって開閉するよ
うになっている。
【0026】上記糸ゴム押え6は、上面が球面状に湾曲
した当接面となっている四角ブロック状のもので、この
糸ゴム押え6は上記糸巻手段1の一側方に上記糸ゴムハ
ンドの下方に存してピストンバー61に支持されてお
り、自動制御によって上下動するようになっている。
【0027】なお、図1,2には特に図示していない
が、上記糸巻手段1の糸ゴムハンド13と上記巻付けハ
ンド4との間には、糸ゴムを切断するエアーニッパ7が
進退可能に配設されている(図5参照)。
【0028】次に、この糸巻装置の動作について説明す
る。この糸巻装置により芯球に糸ゴムを巻回して、糸巻
ゴルフボールの糸巻コアを得る場合、図3に示したよう
に、まず上記糸巻手段1の糸巻ローラ12,12,12
a間に芯球を保持し、この芯球に糸ゴム供給機から糸ゴ
ムbを連続的に供給しながら糸巻ローラ12,12を駆
動回転させて上記芯球を回転させることにより、糸ゴム
bを該芯球に巻回して糸巻コアaを形成する。この場
合、糸ゴムbの巻回方式はランダム巻き法やグレートサ
ークル巻き法等の従来から公知の方式とすることがで
き、公知の方法により各糸巻ローラ12,12,12a
を駆動制御して糸ゴムbの巻き付け作業を行うことがで
きる。
【0029】次に、図4に示したように、上記コアハン
ド2を上記糸巻ローラ12,12,12a間に移動さ
せ、上記糸巻コアaを一対の挟持爪21,21で挟持す
ると共に、糸巻ローラ12aを上方へと移動させて糸巻
コアaを該挟持爪21,21間に保持した後、図5に示
したように、該コアハンド2を一側方へと移動させて糸
巻コアaを糸巻ローラ12,12,12a間から一側方
へと取り出す。このとき、図5に示されているように、
糸ゴムbを上記糸ゴムハンド13がつかむと共に、上記
巻付けハンド4が前進して同じく糸ゴムbをつかみ、次
いで上記エアーニッパ7が前進して上記糸ゴムハンド1
3と、巻付けハンド4との間で糸ゴムbを切断する。
【0030】上記コアハンド2の挟持爪21,21間に
保持された糸巻コアaは、図6に示したように、巻付け
ハンド4に保持された糸ゴムbの巻終わり端cと共に上
記ループロール3の下方へと運ばれ、ロープロール3の
両巻付ロール31,31と所定間隔離間した状態で保持
される。そして、巻付けハンド4が糸ゴムbの巻終わり
端をつかんだまま図6(A)中の,,の順に移動
して上記両巻付ロール31,31のまわりを数回廻るこ
とにより、図6(B)に示されているように、巻付ロー
ル31,31間に数回(図では2回)糸ゴムbを巻き付
けて糸ゴムbのループdを形成した後、図6(C)に示
されているように、ループロール3を下方へと移動させ
て両巻付ロール31,31を糸巻コアaの周面に圧接さ
せる。これにより、図11(A)に示されているよう
に、糸巻コアa上に糸ゴムbのループdが形成された状
態となり、かつ該ループdが部分的に糸巻コアaの周面
に押圧固定された状態となる。なお、この時点で巻付け
ハンド4のチャック41はゆるめられ、糸ゴムbを解放
し、巻付けハンド4は後退する。
【0031】次に、上記ループハンド5を前進させ、図
7(A)(B)に示したように、該ループハンド5の糸
ゴムチャック51,51を上記両巻付ロール31,31
間に挿入すると共に、該糸ゴムチャック51,51で上
記ループd上側の所定間隔離間した位置をそれぞれつか
み、図8(A)(B)に示したように、ループハンド5
を後退させて糸ゴムのループdを両巻付ロール31,3
1から外し(B図)、次いで、上記両糸ゴムチャック
51,51を互いに離間する方向に移動させてループd
を広げ(A図)、この状態でループハンド5を下方へ
と移動させた後(A,B図)前進させ(B図)、最
後に上記両糸ゴムチャック51,51を互いに接近する
方向に移動させる(A図)ことにより、上記ループd
を両巻付ロール31,31により糸巻コアaの周面に固
定された部分を軸にして折り返し、該ループdを糸巻コ
アaの周面に上記コアハンド2の挟持爪21,21の上
から被せて糸巻コアaの周囲に巻き付ける。
【0032】これにより、図11(B)示されているよ
うに、糸ゴムbの基端部と交差する巻終わり端cが存在
している側へループdが折り返され、図11(C)に示
されているように、巻終わり端cが糸巻コアaの周面と
該糸巻コアaに巻き付けられた糸ゴムbとの間に挟まれ
た状態となる。なおこのとき、図8(B)に示されてい
るように、糸巻コアaと糸ゴムbのループdとの間にコ
アハンド2の挟持爪21,21とループハンド5の両糸
ゴムチャック51,51が挟まれた状態となっている。
【0033】そして、図9(A)(B)に示したよう
に、上記糸ゴム押え6を上昇させ、両糸ゴムチャック5
1,51間において、該糸ゴム押え6を上記ループdの
上から糸巻コアaに圧接させることにより、該糸ゴム押
え6と上記巻付ロール31,31とで糸巻コアaを支持
すると共に該糸巻コアa周面に上記ループdを固定し、
この状態で、図10に示したように、上記ループdと糸
巻コアa周面との間から上記両挟持爪21,21及び両
糸ゴムチャック51,51を引き抜いた後、上記巻付ロ
ール31,31と糸ゴム押え6との間から糸巻コアaを
取り出し、糸ゴムbの巻終わり端cが巻き止めされた糸
巻コアaを回収するものである。この場合、上記挟持爪
21,21と糸ゴムハンド51,51とを糸巻コアaと
上記ループdとの間から引き抜いても、糸巻コアaの周
面に巻き付けられた糸ゴムのループdは糸巻コアaの周
面と上記巻付ロール31,31及び糸ゴム押え6との間
にしっかりと挟まれているので、上記挟持爪21,21
或いは上記糸ゴムチャック51,51と共に糸巻コアa
の周面から外れてしまうことなく糸巻コアaの周面に確
実に保持される。
【0034】なお、上記糸巻コアaの回収は、例えば糸
ゴム押え6を下降させて糸巻コアaを落下させることに
より回収したり、適宜な取出ハンドで糸巻コアaをつか
んで保持し、上記巻付ロール31,31及び糸ゴム押え
6をそれぞれ上昇,下降させた後、該取出ハンドを移動
させて糸巻コアaを回収するなど、適宜な方法で行うこ
とができる。
【0035】このように、本発明の糸巻装置及び糸巻方
法によれば、接着剤を用いることなく糸ゴムbの巻終わ
り端cを糸巻コアaに固定することができるので、短時
間で巻終わり端cを固定することができ、また糸巻装置
に悪影響を及ぼすこともない。しかも、糸ゴムbの巻終
わり端部を一対の巻付ロール31,31間に巻き付けて
ループdを形成し、該ループdを折り返して糸巻コアa
に被せるだけの極めて簡単な操作により、巻終わり端c
の固定を行うことができ、煩雑な作業を要することなく
短時間で容易に巻終わり端cを糸巻コアaに固定して巻
き止めをすることができる。しかも本例の糸巻装置によ
れば、糸ゴムbを芯球に巻き付けて糸巻コアを形成する
糸巻手段から自動制御により糸巻コアを取り出し保持す
る挟持爪21,21を備えたコアハンド2、自動制御に
より動作する上記一対の巻付ロール31,31を有する
ループロール3、自動制御により糸ゴムbの巻終わり端
cを上記巻付ロール31,31間に巻き付ける巻付けハ
ンド4、及び自動制御により糸ゴムbのループdを折り
返して糸巻コアaに被せるループハンド5を備えている
ので、上記巻終わり端cの固定作業を完全に自動化する
ことができるものである。
【0036】なお、本発明の糸巻方法及び糸巻装置は、
上記実施例に限定されるものではない。例えば、上記実
施例では、糸ゴムbを巻付ロール31,31間に巻き付
けてループを形成する作業や挟持爪21,21を糸ゴム
ループdと糸巻きコアa周面との間から引き抜く作業な
どを巻付けハンド4やコアハンド2を自動制御して自動
的に行うようにしたが、これらの作業を手作業で行うよ
うにしてもよく、この場合でも従来法に比べて極めて容
易な作業により接着剤を用いることなく糸ゴムの巻終わ
り端を糸巻コアaに固定することができる。また、上記
糸巻ローラ12,12,12aの個数やコアハンド2,
巻付けハンド4,ループハンド5などの形状、制御方式
等は適宜変更することができ、その他の構成についても
本発明の要旨を逸脱しないかぎり種々変更して差し支え
ない。更に、本発明の糸巻方法及び糸巻装置は、糸巻ゴ
ルフボールの糸巻コアを製造する場合に好適に使用され
るが、糸巻ゴルフボール以外でも芯球に糸ゴムを巻回し
てなる糸巻コアを有する糸巻ボールであればいずれの用
途にも良好に適用することができ、例えば野球のボール
の糸巻コアを得る場合などにも好適に使用することがで
きる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の糸巻ボー
ルの糸巻方法によれば、糸ゴムの巻終わり端を糸巻コア
に固定する作業を接着剤を用いることなく確実に行うこ
とができ、しかもかかる固定作業を簡単な操作により容
易かつ確実に行うことができるので、糸ゴムの巻回作業
を従来からの種々の問題を生じることなく完全自動化す
ることが可能である。
【0038】また、本発明の糸巻ボールの糸巻装置によ
れば、上記本発明の糸巻方法に従って自動的に糸ゴムの
巻回作業及び巻終わり端の固定作業を行うことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる糸巻装置を示す概略
斜視図である。
【図2】同糸巻装置を構成する糸巻手段を示す概略斜視
図である。
【図3】同糸巻装置を用いて本発明の糸巻方法により糸
巻ゴルフボールの糸巻コアを製造する際の第1工程を説
明するもので、(A)は概略正面図、(B)は概略平面
図、(C)は概略側面図である。
【図4】同糸巻方法の第2工程を説明するもので、
(A)は概略側面図、(B)は概略正面図、(C)は概
略平面図である。
【図5】同糸巻方法の第3工程を説明するもので、
(A)は概略平面図、(B)は概略正面図である。
【図6】同糸巻方法の第4工程における動作を(A)、
(B)、(C)の順に順次説明するもので、(A)及び
(B)は概略斜視図、(C)は概略側面図である。
【図7】同糸巻方法の第5工程を説明するもので、
(A)は概略正面図、(B)は概略側面図である。
【図8】同糸巻方法の第6工程における動作を説明する
もので、(A)は概略正面図、(B)は概略側面図であ
る。
【図9】同糸巻方法の第7工程を説明するもので、
(A)は概略正面図、(B)は概略側面図である。
【図10】同糸巻方法の第8工程を説明する概略側面図
である。
【図11】本発明の糸巻方法の原理を(A)、(B)、
(C)の順に順次説明する説明図である。
【図12】従来の糸巻方法における巻終わり端の固定方
法を説明するもので、(A)、(B)、(C)は固定手
順を順次説明する説明図、(D)は固定部を示す部分拡
大平面図である。
【符号の説明】
1 糸巻手段 2 コアハンド 3 ループロール 4 巻付けハンド 5 ループハンド 6 糸ゴム押え 12,12a 糸巻ローラ 21 挟持爪 31 巻付ロール 51,51 糸ゴムチャック a 糸巻コア b 糸ゴム c 巻終わり端 d ループ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯球に糸ゴムを巻回した糸巻コアにカバ
    ーを被覆した糸巻ボールを製造する際に、芯球に糸ゴム
    を巻回して上記糸巻コアを得るための糸巻方法であっ
    て、芯球上に糸ゴムを連続的に供給しながら該芯球を回
    転させることにより、上記芯球に糸ゴムを巻回して糸巻
    コアを形成した後、この糸巻コアを一対の挟持爪で挟持
    して該挟持爪間に糸巻コアを保持し、互いに所定間隔離
    間して平行に支持された一対の巻付ロールを上記糸巻コ
    アと所定間隔離間して配置すると共に、この両巻付ロー
    ル間に糸巻コアに巻回された糸ゴムの巻終わり端部を巻
    き付けて糸ゴムのループを形成し、次いで両巻付ロール
    を糸巻コアの周面に圧接させることにより上記ループを
    部分的に両巻付ロールと糸巻コア周面との間に挟み込ん
    で固定した後、該ループを両巻付ロールから取り外して
    糸巻コアの反対側へと折り返すことにより上記挟持爪の
    上から糸巻コアに被せ、次いで上記巻付ロールと反対側
    で糸ゴム押えを上記ループの上から糸巻コアに圧接させ
    ることにより、該糸ゴム押えと上記巻付ロールとで糸巻
    コアを支持すると共に該糸巻コア周面に上記ループを固
    定し、この状態で上記ループと糸巻コア周面との間から
    上記挟持爪を引き抜いた後、上記巻付ロールと糸ゴム押
    えとの間から糸巻コアを取り出すことを特徴とする糸巻
    ボールの糸巻方法。
  2. 【請求項2】 芯球に糸ゴムを巻回した糸巻コアにカバ
    ーを被覆した糸巻ボールを製造する際に、芯球に糸ゴム
    を巻回して上記糸巻コアを得るための糸巻装置であっ
    て、互いに近接及び離間する方向に移動可能でかつ回転
    可能に支持された複数の糸巻ローラからなり、各糸巻ロ
    ール間に芯球を保持し、糸巻ローラの少なくとも1つを
    駆動回転させて上記芯球を回転させることにより、芯球
    に供給された糸ゴムを該芯球に巻回する巻回手段と、上
    記糸巻コアを挟持する一対の挟持爪を有するコアハンド
    と、互いに所定間隔離間して平行に支持された一対の巻
    付ロールを有するループロールと、糸巻コアに巻回され
    た糸ゴムの巻終わり端をつかみ、該巻終わり端を上記ル
    ープロールの両巻付ロール間に巻き付ける巻付けハンド
    と、互いに接近する方向及び互いに離間する方向に移動
    可能な一対の糸ゴムチャックを有するループハンドと、
    糸巻コアに巻き付けられた糸ゴムのループを上記巻付ロ
    ールの反対側から押圧して固定する糸ゴム押えとを具備
    してなることを特徴とする糸巻ボールの糸巻装置。
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