JP2001080824A - 糸条パッケージの製造方法および製造装置 - Google Patents

糸条パッケージの製造方法および製造装置

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JP2001080824A
JP2001080824A JP25445999A JP25445999A JP2001080824A JP 2001080824 A JP2001080824 A JP 2001080824A JP 25445999 A JP25445999 A JP 25445999A JP 25445999 A JP25445999 A JP 25445999A JP 2001080824 A JP2001080824 A JP 2001080824A
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bobbin
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tail
yarn package
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JP25445999A
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Masashi Kawai
雅士 川合
Hiroshi Umetani
博司 梅谷
Hiroyuki Terasaka
寺坂広行
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所望する巻き返し長さの糸条を簡単に確保で
き、かつ、高い成功率でテール処理を実施できる糸条パ
ッケージの製造方法および製造装置を提供する。 【解決手段】糸条パッケージに製造の際に、ボビン上に
テールバンチ巻部を有する糸条パッケージのテールバン
チ巻部を切断するとともに、巻き返し糸条の解舒防止部
材をボビンの端面にボビンの軸方向から当接してテール
バンチ巻部を吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸条パッケージの
製造方法および製造装置に関し、詳しくは、ボビン表面
上に巻き付いた糸条パッケージの糸条巻き始め不要糸を
確実に除去するとともに、後工程に必要な解舒性の良い
テール巻を有する糸条パッケージの製造方法および製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】合成繊維等の糸条パッケージ製造に際し
ては、客先あるいは後工程で糸条を引き出して使用する
際の利便性を考慮し、巻取機を用いて糸条を巻き取った
後、巻糸体の表層側(巻き終わり)および内層側(巻き
始め)の糸条端部を所定の位置に固定する、いわゆる糸
端処理が行われる。
【0003】たとえば、図7(A)に示すように、糸条
をボビン4の外周表面に巻き取るに際して、巻き始めに
はボビン4上にテールバンチ巻103を形成し、巻き終
わりには巻糸体3の外周表面に表層バンチ巻104を形
成する。そして、図7(B)に示すように、テールバン
チ巻103および表層バンチ巻104を有する巻糸体に
おいて、テールバンチ巻103を切断して、切断した内
層側糸条端部105をテープ等によりボビン4に固定す
るテール処理101を行い、また、表層バンチ巻104
を切断した後、表層側糸条端部106を表層上で結束し
たりテープで貼り付けるなどして固定する表面処理10
2を行う。
【0004】このような処理を行うことで、糸条パッケ
ージから糸条を引き出して使用する際に糸条端部を容易
に掴み取ることができ、たとえば、図8に示すように、
客先で、巻き出しが終了しかけている糸条パッケージ2
0aの内層側糸条端部105aを次の糸条パッケージ2
0bの表層側糸条端部106bに結束して、連続的に糸
条を解舒するテール移行を速やかに実施できる。
【0005】上記のような糸条パッケージにおける糸端
処理は、必要以上の糸条を切断し無駄にすることのない
よう、従来、熟練者の手作業で行われている。近年なっ
て、自動化技術についての提案もなされているが、たと
えば、特開平6−345334号公報に記載のテール処
理方法では、テール巻形成に必要なテールバンチ巻まで
もが解舒されないようにするために、ボビンの周方向か
らボビンに糸固定手段を当接して糸条を固定するが、糸
巻体によっては巻取条件のためにその端面がテールバン
チ巻部の上まで張り出していること(バルジの形成)が
あり、テールバンチ巻の糸条を十分にボビン上へ固定で
きない場合があった。また、特開平7−277597号
公報に記載のテール処理においては、ボビンの周方向よ
りテールバンチ巻を捕捉・引き出す手段を採用している
が、テールバンチ巻において巻き付けピッチが密に形成
された場合には、糸端がボビンの内層側にあり、その上
に一部が重なり合いようにして糸条が連続して巻かれる
ことになるため、糸端に近い内層側糸条を周方向から捕
捉して引き出すことは、内層側糸条が外層側糸条に押さ
えられているので上手く引き出せず、その結果、糸条が
途中で切れてしまうといった問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、所望する巻
き返し長さの糸条を簡単に確保でき、かつ、高い成功率
でテール処理を実施できる糸条パッケージの製造方法お
よび製造装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明は、ボビン上にテールバンチ巻部を有する糸条
パッケージのテールバンチ巻部を切断するとともに、巻
き返し糸条の解舒防止部材をボビンの端面にボビンの軸
方向から当接してテールバンチ巻部を吸引する糸条パッ
ケージの製造方法を特徴とするものである。
【0008】ここで、テールバンチ巻部の切断によって
生じた2つの糸端のうち、少なくとも巻糸体につながっ
ている側の糸端を吸引するとともに、ボビンを糸条巻取
方向とは逆の方向に回転することが好ましい。そして、
ボビンの回転を制御して糸条の吸入長さを制御すること
や、テールバンチ巻部を吸引するとともに、巻糸体につ
ながっている糸条を把持してボビンの軸方向に関してボ
ビンとは反対方向に引いて巻き返し糸条の長さを制御す
ることがより好ましい。さらに、巻糸体につながってい
る糸条を少なくとも1対のローラにより把持すること、
そして、ボビン上にテール巻部を形成し、糸端をボビン
表面上に刻設されているスリットに固定することが好ま
しい。
【0009】また、上記課題を達成するための本発明
は、テールバンチ巻部を有する糸条パッケージを支持す
る支持手段と、テールバンチ巻部を切断する切断手段
と、切断したテールバンチ巻部を吸引する吸引手段と、
糸条の巻き返し手段と、糸条パッケージと吸引手段との
間に設けた、糸条パッケージの軸方向に移動可能な巻き
返し糸条の解舒防止手段とを備えている糸条パッケージ
の製造装置を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】合成繊維等の製造工程において糸
条巻き取り工程の後処理として好適に適用できる本発明
は、図1、図2に示すように、ボビン4に、巻き始め糸
条のテールバンチ1巻とトランスファーテール2を形成
して巻き上げられた糸条の糸端を処理した糸条パッケー
ジを製造するものである。。
【0011】図1、図2に示す本発明の糸条パッケージ
の製造装置においては、巻取機(図示略す)により巻き
上げられた糸条パッケージ20が、人手または自動機に
より巻取機から外され、糸端処理装置における糸条パッ
ケージ20のボビン支持手段となるチャッキング軸5に
装着される。チャッキング軸5は駆動用モータ6に連結
されており、糸端処理時には任意の速度、たとえばボビ
ン表面上で10m/分程度の低速でも回転できるよう、
また、任意の位置で停止させることができるようになっ
ていることが好ましい。
【0012】この糸条パッケージの製造装置は、巻糸体
3の不要糸となるテールバンチ巻1を切断する手段とし
てのバンチカッタ7と、切断によって生じたテールバン
チ巻1の2つの糸端のうち、少なくとも巻糸体3につな
がっている側の糸端を吸引・捕捉するための除去手段2
1を備えている。
【0013】バンチカッタ7としては、糸条を加熱して
切断するヒートカッタ、たとえば、電熱線内蔵のヒート
カッタや、カミソリ刃を利用したもの、さらには超音波
カッタなど接触式のものであっても、また、レーザーカ
ッタなど非接触式のものでもよい。ヒートカッタの場
合、切断糸条のガラス転移点や軟化点等の物性が変化す
る温度より高くすることで、糸条の黄変やすす等の発生
を防止することができる。
【0014】除去手段21には、不要糸となる切断後の
テールバンチ巻1を吸引・捕捉するための吸引装置12
と、テールバンチ巻1のうちボビン端部に糸端固定のた
めに刻設されているスリット溝16(後述)に食い込ん
だ糸条を強制的に引き出すために、糸条を把持しながら
吸引装置12に案内する糸条把持・送り出し手段22が
設けられている。
【0015】吸引装置12には、サクションダスト15
を設けるとともに、エゼクタ23にエア供給ホース13
を介してコンプレッサ14を接続している。コンプレッ
サ14からエゼクタ23に高圧エアを供給することによ
り吸引でき、不要糸であるテールバンチ巻1がサクショ
ンダクト15を経て糸くずボックス(図示せず)へと排
出される。なお、エゼクタ23の代わりにたとえば工場
の圧空源や真空源を利用しても良い。
【0016】糸条把持・送り出し手段22は、モータに
より駆動可能な駆動ローラ9と従動ローラ10が、エア
シリンダ(図示せず)により昇降して、糸条を介して互
いに接圧し、テールバンチ巻1糸条の把持・送り出しを
行う。なお、糸条把持・送り出し手段22は、本実施態
様ではモータにより駆動可能な駆動ローラ9と従動ロー
ラ10を組み合わせた一対のニップローラで構成したも
のとしているが、両ローラともモータにより駆動可能と
しても良いし、駆動ローラが最低1個あれば従動ロー
ラ、駆動ローラがそれぞれ複数個集まった構成にしても
よい。
【0017】また、糸条把持・送り出し手段22により
確保された所望長さの糸をボビン先端部に巻き返すため
の手段としての巻き返しガイドも巻糸体3の近傍に設け
られている。本実施態様では、外径Do、内径Diを有
する中空円筒の巻き返しガイドを用いているが、内径D
iは挿入するボビン4の外径Dbよりも小さくなってい
る。
【0018】そして、巻き返しガイド17には、図6に
示すように、チャッキング軸5が回転することにより巻
き返し糸条の存在の有無を確認する光学式の糸検知セン
サ18が設置されているが、この糸検知センサ18は、
超音波センサやレーザーを利用したものなど、接触式、
非接触式のどちらでもよい。
【0019】さらに、除去手段21には集束板11が設
けられいる。
【0020】また、除去手段21とボビン4の間には、
除去手段21により軸方向からテールバンチ巻1を吸引
・捕捉するに際して、所望する巻き返し長さの糸までも
が解舒されるのを防止するために、糸条解舒防止ガイド
8を設けている。この糸条解舒防止ガイド8は、エアシ
リンダ(図示せず)によってボビン軸方向からボビンを
損傷させない程度に押圧し、かつ、ボビン端面からの退
避時に、吸引・捕捉された不要糸などの糸条に絡まない
ような形状を有し、糸条解舒防止の作業時以外はボビン
4の近傍から退避している。
【0021】さらに、巻き付けた糸条の糸端を固定する
ために、たとえば糸端を挿入し固定するためのスリット
溝16をボビン上に円周方向一部に刻設してもよく、ま
た、巻き返し糸条に粘着テープを貼り付けるためのテー
プ貼り機(図示せず)を巻糸体3の近傍に設置してもよ
い。
【0022】上記のように構成された実施例装置におい
て、本発明の糸条パッケージの製造方法は次のように実
施される。
【0023】まず、図1に示すようにチャッキング軸5
に装着した巻糸体3を、チャッキング軸5の駆動用モー
タ6にて巻糸体3の糸条解舒方向(矢印a方向)にボビ
ン表面上で例えば10m/分の低速で回転し、センサ
(図示せず)によりボビン周方向でスリット溝16のあ
る部分を検知する。スリット溝16のある部分と無い部
分とを判断することで、切断手段であるバンチカッタ7
がボビン4のスリット溝16の無い部分(位相)に位置
するように駆動モータ6が停止する。
【0024】その後、図3に示すように、糸条解舒防止
ガイド8がエアシリンダ(図示せず)によってボビン軸
方向からボビンの方へ移動し、ボビン端面を押さえる。
そこで、バンチカッタ7を下降させテールバンチ巻1を
ボビン4上で切断するとともに、吸引装置12をボビン
端部のテールバンチ巻1に近づけ吸引を開始する。そし
て、巻糸体3の糸条解舒方向(矢印b方向)にボビン4
を回転させ、切断によって生じたテールバンチ巻1の2
つの糸端のうち、少なくとも巻糸体3につながっている
側の糸端を吸引・捕捉し、センサ(図示せず)により所
定長さのテールバンチ巻1を吸引したことを検知する
と、吸引装置12を所定の退避位置に移動する。
【0025】次に、図4に示すように、上下に設置され
た集束板11を、エアシリンダ(図示せず)の直動動作
により走行糸条の方に集束させる。集束板11を走行糸
条の方向に集束させることで、ボビン周方向の任意の位
置から吸引装置12により引き出されている糸条を糸条
把持・送り出し手段22が把持できる位置近傍に集束さ
せる。同時に、駆動ローラ9、従動ローラ10をエアシ
リンダ(図示せず)の直動動作により吸引装置12の糸
条を接圧し把持する。その後、糸条解舒防止ガイド8を
退避位置に移動し、ボビン軸方向の糸条の解舒を解除す
と共に、駆動ローラ9を吸引装置12側への糸送りの
方向(矢印c方向)に回転させることで、ボビン端部の
スリット溝16に食い込んだテールバンチ巻1の糸条を
スリット溝16から引き出して吸引する。駆動ローラ9
は所定の回転をした時点で停止する。
【0026】続いて、図5に示すように、吸引装置12
で糸条を吸引・捕捉し、かつ、糸条把持・送り出し手段
22が糸条を把持した状態で、除去手段21がボビン軸
方向に関して巻糸体3から遠ざかる方向(矢印d方向)
へ移動する。このようにすることで、ボビン端部に解舒
されずに残っているテールバンチ巻1あるいはトランス
ファーテール2を所望の長さ解舒し、引き出すことがで
きる。そして、所望長さ引き出した時点で除去手段21
の移動を停止し、駆動ローラ9および従動ローラ10を
エアシリンダ(図示せず)により退避位置に移動し、把
持さしていた糸条を解放する。
【0027】このとき、糸条把持・送り出し手段22に
よって所望長さ引き出されたテールバンチ巻1もしくは
トランスファーテール2、すなわち、巻き返し糸条26
は、巻糸体3の内層部と吸引装置12との間で図5のよ
うな糸道を形成しているが、ここで、図6に示すよう
に、エアシリンダ(図示せず)によって巻き返しガイド
17を挿入して所定の巻き返し位置に移動する。
【0028】その後、糸検知センサ18によって所定位
置での巻き返し糸条26の存在を確認すると、ボビン4
を糸条巻き取り方向(e方向)に回転させ、巻き返しガ
イド17先端部の巻き返し部25に沿って巻き返し糸条
26をボビンに巻き付ける。ボビンを所定数(たとえば
2回)回転させた時点で、巻き返し部25がボビン上に
刻設されたスリット溝16近傍に位置するように、巻き
返しガイド17がエアシリンダ(図示せず)により移動
するとともに、テンショナ(図示せず)を巻き返し糸条
26に作用させ、巻き付き方向に引張り張力を付与させ
る。そして、スリット溝16とテール糸カッタ(図示せ
ず)のボビン周方向位置の位相差から、巻き返し糸条2
6がスリット溝16に挿入したことを判断すると、ボビ
ン4の回転を停止し、テール糸カッタにより巻き返し糸
条26を所定の糸端長さに切断して図9に示すテール巻
107を完成する。
【0029】上述のようにテール処理を行い製造された
糸条パッケージは、チャッキング軸5から人手もしくは
トラバーサ(図示せず)により抜き取られ、例えば次工
程の表面処理ステーションへ搬送されるが、上記処理が
施されているため、糸条パッケージ20のテール巻10
7の糸端が搬送中にスリット溝16から抜けることはな
い。また、ユーザー側では、スリット溝16から糸端を
引き出すだけで糸条パッケージ20のテール巻107の
糸条を容易に取り出すことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の糸条パッ
ケージの製造装置、及び製造方法によれば、所望する巻
き返し長さの糸条を簡単に確保できるので、その結果、
高い成功率で自動的にテール処理を実施することが可能
となる。また、所定の糸条パッケージの製造工程におけ
る作業の効率化と安定化、及びこれに伴う生産の安定化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る糸条パッケージの製
造装置の概略側面図である。
【図2】図1の製造装置の概略正面図である。
【図3】図1の製造装置において概略側面図である。
【図4】テールバンチ巻を切断し、吸引・捕捉するとき
の図1の製造装置の概略側面図である。
【図5】テールバンチ巻を引き出すときの図1の製造装
置の概略側面図である。
【図6】テールバンチ巻の巻き返しを行うときの図1の
製造装置の概略側面図である。
【図7】巻糸体のテールバンチ巻およびその処理の様子
を示す概略模式図である。
【図8】複数個の糸条パッケージから糸条を連続して引
き出す様子を示す概略模式図である。
【図9】図1の製造装置で得られた糸条パッケージの概
略側面図である。
【符号の説明】
1 :テールバンチ巻 2 :トランスファーテール 3 :巻糸体 4 :ボビン 5 :チャッキング軸 6 :駆動モータ 7 :バンチカッタ 8 :糸条解舒防止ガイド 9 :駆動ロール 10 :従動ロール 11 :集束板 12 :吸引装置 13 :エア供給ホース 14 :コンプレッサ 15 :サクションダクト 16 :スリット溝 17 :巻き返しガイド 18 :糸検知ガイド 19 :テープ 20 :糸条パッケージ 20a:糸条パッケージ 20b:糸条パッケージ 21 :除去手段 22 :糸条把持・送り出し手段 23 :エゼクタ 24 :吸引口 25 :巻き返し部 26 :巻き返し糸条 27 :テープ 101 :テール処理 102 :表層処理 103 :テールバンチ巻 104 :表層バンチ巻 105a:内層側糸条端部 106b:表層側糸条端部 107 :テール巻
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F056 EA04 EB02 3F112 AA09 BA03 CA03 EA02 EE02 EE07 JA08 JB02 JB09 SB03 SB04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビン上にテールバンチ巻部を有する糸条
    パッケージのテールバンチ巻部を切断するとともに、巻
    き返し糸条の解舒防止部材をボビンの端面にボビンの軸
    方向から当接してテールバンチ巻部を吸引することを特
    徴とする糸条パッケージの製造方法。
  2. 【請求項2】テールバンチ巻部の切断によって生じた2
    つの糸端のうち、少なくとも巻糸体につながっている側
    の糸端を吸引するとともに、ボビンを糸条巻取方向とは
    逆の方向に回転する、請求項1に記載の糸条パッケージ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】ボビンの回転を制御して糸条の吸入長さを
    制御する、請求項は2に記載の糸条パッケージの製造方
    法。
  4. 【請求項4】テールバンチ巻部を吸引するとともに、巻
    糸体につながっている糸条を把持してボビンの軸方向に
    関してボビンとは反対方向に引いて巻き返し糸条の長さ
    を制御する、請求項2または3のいずれかに記載の糸条
    パッケージの製造方法。
  5. 【請求項5】巻糸体につながっている糸条を少なくとも
    1対のローラにより把持する、請求項4に記載の糸条パ
    ッケージの製造方法。
  6. 【請求項6】テールバンチ巻部を吸引した後、巻き返し
    位置を制御しながら再度ボビン上にテール巻部を形成す
    る、請求項1〜5のいずれかに記載の糸条パッケージの
    製造方法。
  7. 【請求項7】ボビン上にテール巻部を形成し、糸端をボ
    ビン表面上に刻設されているスリットに固定する、請求
    項6に記載の糸条パッケージの製造方法。
  8. 【請求項8】テールバンチ巻部を有する糸条パッケージ
    を支持する支持手段と、テールバンチ巻部を切断する切
    断手段と、切断したテールバンチ巻部を吸引する吸引手
    段と、糸条の巻き返し手段と、糸条パッケージと吸引手
    段との間に設けた、糸条パッケージの軸方向に移動可能
    な巻き返し糸条の解舒防止手段とを備えていることを特
    徴とする糸条パッケージの製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105314462A (zh) * 2014-06-12 2016-02-10 索若德国两合股份有限公司 控制纺织机工位的捕纱嘴或清纱嘴处的负压的方法和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105314462A (zh) * 2014-06-12 2016-02-10 索若德国两合股份有限公司 控制纺织机工位的捕纱嘴或清纱嘴处的负压的方法和装置

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