JP2005324909A - シート搬送装置 - Google Patents

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    • B65H2403/90Machine drive
    • B65H2403/94Other features of machine drive
    • B65H2403/942Bidirectional powered handling device

Abstract

【課題】 方向を気にせずにロールシートをシート搬送装置にセットすることが可能なシート搬送装置を提供すること。
【解決手段】 シート7を巻き付けてなるロールシート5の芯部6を支持して回転駆動する支持駆動手段1と、ロールシート5からシート7を引き出して搬送する搬送ローラ2と、ロールシート5から搬送ローラ2へ向けて引き出されるシート7の搬送経路を検知するシート経路検知手段3と、シート経路検知手段3からの出力に基づいてロールシート5の取付方向を判定し、その判定結果に基づいてロールシート5の駆動方向を決定する制御手段4とを備えたシート搬送装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロールシートから引き出したシートを、印刷機、複写機、プリンタ等の画像形成装置に給紙するシート搬送装置に関する。より詳細には、本発明は、方向を気にせずにロールシートをシート搬送装置にセットすることが可能なシート搬送装置に関する。
A0シートやB0シートなどの大きなサイズのシートに印刷や複写等を行う場合、芯管にシートを巻き付けたロールシートを使用することがある。ロールシートは、印刷や複写等の画像形成処理が開始されるとシートが連続的に引き出され、この引き出されたシートに画像が形成された後、所定の長さに切断される。
このようなロールシートは、シートの芯管への巻き付け方向が予め定められている。このため、従来では、ロールシートをシート搬送装置にセットする際には、シートが正常に引き出されるようにするため、芯管の回転方向が所定の方向になるように決められた方向にセットする必要があった。このため、従来のシート搬送装置では、誤ってロールシートを逆方向にセットしてしまった場合、芯管の回転を阻止し、ロールシートからシートを引き出すことができないような構成としていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−30694号公報(第1図)
従来のシート搬送装置では、作業者は、ロールシートを正しくない方向にセットしてしまったことを知ると、そのロールシートを一旦シート搬送装置から取り出し、セット方向を確認してからもう一度セットし直す必要があった。しかし、このような作業を行うことは作業者にとって大変手間が掛かり、また、A0シートやB0シートなどのロールシートは幅広で且つかなりの重量があるため、一旦セットしたロールシートをシート搬送装置から取り出し、再度セットし直すことは作業者に多大な労力を課すものであった。
さらに、ロールシートをシート搬送装置から取り出し、ロールシートの方向を変え、ロールシートを再度セットし直す作業を行う場合、その取り扱い中にロールシートを汚したり、破損したりするおそれもあった。このため、一旦セットしたロールシートは、なるべく取り出さないようにしておくことが望ましい。
また別の問題として、ロールシートから引き出されたシートは、画像形成装置への搬送中、または搬送停止後において弛みが発生し易いという欠点があった。そして、このようなシートの弛みは、シートの皺の原因になっていた。
従って、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、方向を気にせずにロールシートをシート搬送装置にセットすることが可能なシート搬送装置を提供することを目的とする。さらに、ロールシートから引き出したシートを画像形成装置へ搬送する途中、または搬送を停止した後において、シートに弛みが発生することを防止することが可能なシート搬送装置を提供することを目的とする。
本発明に係るシート搬送装置の特徴構成は、シートを巻き付けてなるロールシートの芯部を支持して回転駆動する支持駆動手段と、前記ロールシートから前記シートを引き出して搬送する搬送ローラと、前記ロールシートから前記搬送ローラへ向けて引き出される前記シートの搬送経路を検知するシート経路検知手段と、前記シート経路検知手段からの出力に基づいて前記ロールシートの取付方向を判定し、その判定結果に基づいて前記ロールシートの駆動方向を決定する制御手段とを備えた点にある。
本構成のシート搬送装置であれば、シートの搬送経路からロールシートの取付方向が判定され、この判定結果に基づいてロールシートの駆動方向を決定することができるので、使用者はロールシートの取付方向を気にすることなく、ロールシートをシート搬送装置にセットすることが可能となる。
本発明のシート搬送装置では、前記シート経路検知手段は、前記ロールシートと前記搬送ローラとの間において前記シートに対して付勢状態で接する可動部材と、前記可動部材の動作を検知する動作検知手段とを備えることも可能である。
本構成のシート搬送装置であれば、可動部材がシートに対して付勢状態で接することによりシートに対して張力が付与されるので、シート搬送中にシートに弛みが発生することを防止することができる。また、シート経路検知手段の動作検知手段が可動部材の動作を検知することによりシートの搬送経路を検知することができるので、これよりロールシートの取付方向が判定され、この判定結果に基づいてロールシートの駆動方向を決定することができる。このため、使用者はロールシートの取付方向を気にすることなく、ロールシートをシート搬送装置にセットすることが可能となり、シート搬送後においてシートに発生する弛みを確実に防止することが可能となる。
本発明のシート搬送装置では、前記搬送ローラはニップ部を形成して対向する一対のローラにより形成され、前記シート経路検知手段は、前記支持駆動手段に支持された前記ロールシートの芯部の軸心と前記搬送ローラのニップ部とを含む平面に対して前記シートの搬送経路が位置する側を検知するように構成され、前記制御手段は、前記シート経路検知手段の検知結果に基づいて前記ロールシートの駆動方向を決定し、前記シートの搬送経路が検知されない場合には前記ロールシートが取り付けられていないと判定することも可能である。
本構成のシート搬送装置であれば、支持駆動手段に支持されたロールシートの芯部の軸心と搬送ローラのニップ部とを含む平面を基準としてシートの搬送経路が存在する側を検知可能に構成されているので、使用者はロールシートの取付方向を気にすることなく、ロールシートをシート搬送装置にセットすることが可能となる。また、シートの搬送経路が検知されない場合にはロールシートが取り付けられていないと判定することができるので、ロールシートの有無の検知を確実に行うことができる。
また、本発明に係るシート搬送装置の特徴構成は、シートを巻き付けてなるロールシートの芯部を支持して回転駆動する支持駆動手段と、前記ロールシートから前記シートを引き出して搬送するためにニップ部を形成して対向する一対のローラにより形成される搬送ローラと、前記支持駆動手段に支持された前記ロールシートの芯部の軸心と前記搬送ローラのニップ部とを含む平面に対して少なくとも一方側に配置され、前記平面と交差する方向に動作可能な可動部材と、前記可動部材の動作を検知する動作検知手段と、前記動作検知手段からの出力に基づいて前記ロールシートの取付方向を判定し、その判定結果に基づいて前記ロールシートの駆動方向を決定する制御手段とを備えた点にある。
本構成のシート搬送装置であれば、制御手段が、可動部材の動作を検知する動作検知手段からの出力に基づいてロールシートの取付方向を判定し、その判定結果に基づいてロールシートの駆動方向を決定することができるので、使用者はロールシートの取付方向を気にすることなく、ロールシートをシート搬送装置にセットすることが可能となる。
本発明のシート搬送装置では、前記可動部材は、前記ロールシートのシート幅と略同じ、またはそれより広い幅を有し、前記ロールシートから引き出される前記シートに対して前記シートの幅方向に連続して、または任意の間隔で断続的に接するガイド部を備え、前記平面に向けて付勢されることも可能である。
本構成のシート搬送装置であれば、前記平面に向けて付勢される可動部材のガイド部によりシートに対して張力が付与されるので、シート搬送中にシートに弛みが発生することを防止することができる。また、可動部材にガイド部を備えたことで、シートをよりスムーズに搬送することが可能となる。
本発明のシート搬送装置では、前記可動部材および前記動作検知手段は前記平面に対して両側に配置され、前記制御手段は、前記動作検知手段からの前記可動部材の動作を検知したことを示す出力がなかった場合には、前記ロールシートが取り付けられていないと判定することも可能である。
本構成のシート搬送装置であれば、動作検知手段からの可動部材の動作を検知したことを示す出力がないことにより、シートの搬送経路が検知されない場合には、ロールシートが取り付けられていないと判定することができるので、ロールシートの有無の検知を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は以下の実施の形態および図面に記載される構成に限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態のシート搬送装置100の概略を示した側面図である。図2は、ロールシート5を図1とは異なる方向に取り付けた状態を示す第1実施形態のシート搬送装置100の概略を示した側面図である。図3は、ロールシート5が取り付けられていない状態を示す第1実施形態のシート搬送装置100の概略を示した側面図である。
第1実施形態のシート搬送装置100は、支持駆動手段1、搬送ローラ2、シート経路検知手段3、および制御手段4を備えている。以下、シート搬送装置100の各構成要素について説明する。
支持駆動手段1は、シート7を巻き付けてなるロールシート5の芯部6を支持し、ロールシート5を回転駆動させる手段である。この支持駆動手段1は、時計回りおよび反時計回りのいずれにも回転することができる。例えば、図1では、ロールシート5が芯部6に対して時計方向に巻かれて取り付けられた状態を示している。従って、このような場合においては、支持駆動手段1が時計方向に回転するとロールシート5からシート7が引き出されるように作用し、反時計方向に回転するとロールシート5にシート7が巻き取られるように作用することになる。
実際の動作では、例えば、図1のシート搬送装置100では、支持駆動手段1は、シート7の搬送を停止したときに巻き取り側(反時計回り)に若干回転駆動するように制御される。このような支持駆動手段1の回転駆動は、シート7の搬送後にシート7に発生し得る弛みを確実に防止するために行われる。また、シート7の搬送停止時における回転駆動の他に、ロールシート5からシート7の搬送を開始したときに引き出し側(時計回り)に若干回転駆動させるようにすることも効果的である。このような動作を行えば、動作開始時の急激なシート7の移動によるシート7の破損のおそれがなくなるので、シート7の搬送動作をより安定して実行することができる。このような支持駆動手段1は、例えば、一般的な電気モータや、ステッピングモータ等を使用することができる。
搬送ローラ2は、ロールシート5からシート7を引き出して搬送する手段である。この搬送ローラ2は、例えば、ニップ部8を形成して対向する一対のローラ9,10により形成することができる。図1の例で説明すると、一対のローラ9,10間のニップ部8にシート7が狭持され、その後ローラ9,10が駆動することにより、ロールシート5からシート7が引き出される。そしてこれに従って、ロールシート5の芯部6を支持している支持駆動手段1が時計回りに回転する。
なお、搬送ローラ2は、シート7の幅方向に対して、少なくとも中央に1箇所設ければよいが、シート7の幅方向にわたって全体に複数箇所設けるようにすれば、シート7に皺や捩れが発生する心配がなく、より安定した搬送が可能になる。また、搬送ローラ2は、シート7の搬送中に滑りが発生せず、かつシート7を破損することがないように、例えば、ゴムやプラスチック等の比較的柔軟な材料で構成することが好ましい。
シート経路検知手段3は、ロールシート5から搬送ローラ2へ向けて引き出されるシート7の搬送経路を検知する手段である。このシート経路検知手段3は、支持駆動手段1に支持されたロールシート5の芯部6の軸心と搬送ローラ2のニップ部8とを含む平面Fに対してシート7の搬送経路が位置する側を検知するように構成することができる。具体的には、シート経路検知手段3は、後述するような、ロールシート5と搬送ローラ2との間においてシート7に対して付勢状態で接する可動部材11と、この可動部材11の動作を検知する動作検知手段13とを備えることにより、シート7の搬送経路を検知するように構成することができる。動作検知手段13は、例えば、フォトインタラプタ、赤外線センサ等の光学センサの他、リミットスイッチなどを用いることもできる。
可動部材11は、支持駆動手段1に支持されたロールシート5の芯部6の軸心と搬送ローラ2のニップ部8とを含む平面Fに対して少なくとも一方側に配置され、この平面Fと交差する方向に動作可能に構成した部材である。図1の例では、上記平面Fの上側および下側に可動部材11がそれぞれ配置されており、これらの可動部材11は、バネ15によってシート7側に付勢されている。ただし、可動部材11が上記平面Fを超えて移動しないように、シート搬送装置100には可動部材11の過剰移動を規制するストッパ16が設けられている。
可動部材11の動作経路には上述した動作検知手段13が設置されており、これにより可動部材11の動作が検知され、その結果、シート7の搬送経路を検知することが可能になっている。具体的には、本実施形態では、次のような動作によって、シート7の搬送経路の検知を行っている。
初めに、ロールシート5を支持駆動手段1に取り付け、ロールシート5から引き出したシート7を搬送ローラ2のニップ部8に引き込む。この状態で、搬送ローラ2を駆動させると、シート7が引っ張られてシート7に張力が発生し、可動部材11がバネ15の付勢力に抗して動作する。そして、この動作を動作検知手段13が検知することにより、シート7の搬送経路が検知される。また、動作検知手段13は、例えば、図1に示すように、搬送ローラ2のニップ部8から未使用のロールシート5の外周への接線上にシート7がある状態でシート7に可動部材11が当接する位置と、搬送ローラ2のニップ部8から芯部6の外周への接線上にシート7がある状態でシート7に可動部材11が当接する位置との間にわたって、可動部材11を検知し得る構成となっている。シート7の搬送経路が検知されれば、後述する制御手段4により、この検知結果に基づいてロールシート5の取付方向が判定され、この判定結果に基づいてロールシート5の駆動方向を決定することができる。このため、使用者はロールシート5の取付方向を気にすることなく、ロールシート5をシート搬送装置100にセットすることが可能となり、シート搬送後においてシート7に発生し得る弛みを確実に防止することが可能となる。
可動部材11は、ロールシート5のシート幅と略同じか、またはそれより広い幅を有するように構成することが好ましい。このような構成であれば、可動部材11は、シート7の幅方向全体にわたって適切な張力を付与することができるので、シート7の搬送中におけるシート7の弛みの発生をより確実に防止することができる。
さらに、可動部材11は、ロールシート5から引き出されるシート7に対してシート7の幅方向に連続して、または任意の間隔で断続的に接する形状および構成とし、その部分をシート7に張力を付与しつつ案内するガイド部14として備えるようにしてもよい。図4は、可動部材11を平面F側から見た際のガイド部14の一例を示す概略図である。この例では、ガイド部14をシート7の幅方向にわたって等間隔で6箇所配置した状態を示している。上述のように可動部材11は、シート7に張力を付与すべく、支持駆動手段1に支持されたロールシート5の芯部6の軸心と搬送ローラ2のニップ部8とを含む平面Fに向けて付勢されているが、可動部材11と搬送されるシート7との間には物理的接触による摩擦抵抗が生じることとなる。そして、シート7の搬送速度が大きい場合などでは、この摩擦抵抗のため、可動部材11がシート7を傷付けるおそれがある。そこで、可動部材11のガイド部14に、例えば、コロ17のような摩擦を低減させる部材を設けることにより、シート7と可動部材11との間の摩擦抵抗が低減され、シート7をよりスムーズに搬送することが可能となる。
制御手段4は、シート経路検知手段3(動作検知手段13)からの出力に基づいてロールシート5の取付方向を判定し、その判定結果に基づいてロールシート5の駆動方向を決定する手段である。例えば、図1の例では、制御手段4は、支持駆動手段1に支持されたロールシート5の芯部6の軸心と搬送ローラ2のニップ部8とを含む平面Fより上側にあるシート経路検知手段3(動作検知手段13)から可動部材11を検知しているとの出力信号を受信し、上記平面Fより下側にあるシート経路検知手段3(動作検知手段13)からは出力信号を受信しないので、この場合、ロールシート5は時計回りに巻かれている状態で取り付けられており、従って、シート7の搬送経路は上記平面Fの上側にあるとの判定がなされる。
一方、図2の例では、シート7の搬送経路が、支持駆動手段1に支持されたロールシート5の芯部6の軸心と搬送ローラ2のニップ部8とを含む平面Fより下側にある。従って、制御手段4は、上記平面Fより上側にあるシート経路検知手段3(動作検知手段13)から出力信号を受信せず、上記平面Fより下側にあるシート経路検知手段3(動作検知手段13)から可動部材11を検知しているとの出力信号を受信するので、この場合、ロールシート5は反時計回りに巻かれている状態で取り付けられており、従って、シート7の搬送経路は上記平面Fの下側にあるとの判定がなされる。制御手段4は、上記判定結果に基づいて、ロールシート5の駆動方向を決定することができる。
また、図3のように、上下側2つのシート経路検知手段3(動作検知手段13)において、シート経路検知手段3(動作検知手段13)からの可動部材11の動作を検知したことを示す出力がなかった場合(すなわち、シート7の搬送経路が検知されない場合)には、制御手段4は、ロールシート5が取り付けられていないと判定する。このように、本実施形態のシート搬送装置100では、ロールシート5の取付方向だけでなく、ロールシート5の取り付けの有無まで判定することも可能である。
なお、制御手段4は、支持駆動手段1だけでなく、搬送ローラ2の駆動を制御することも可能である。この場合、制御手段4は、シート経路検知手段3(動作検知手段13)から可動部材11の検知信号を受信している間はロールシート5がまだ存在していると判定して搬送ローラ2の駆動を継続させ、可動部材11の検知信号を受信しなくなるとロールシート5がなくなったと判定して搬送ローラ2を停止させるように制御を行うことができる。このような制御手段4は、例えば、専用のハードウェア、または制御プログラムが組み込まれたパーソナルコンピュータ等を用いることができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態のシート搬送装置200の概略を示した側面図である。この第2実施形態のシート搬送装置200は、可動部材11および動作検知手段13を備えるシート経路検知手段3を、支持駆動手段1に支持されたロールシート5の芯部6の軸心と搬送ローラ2のニップ部8とを含む平面Fに対して片側のみに配置したものである。図5の例では、可動部材11および動作検知手段13は、上記平面Fより上側のみに設けられている。第2実施形態のシート搬送装置200におけるその他の構成は、第1実施形態と同様である。
この図5のシート搬送装置200では、ロールシート5の取付方向の検知のみを行うことができる。すなわち、上記平面Fより上側に設けられたシート経路検知手段3がシート7の搬送経路の検知を行い(これは、第1実施形態と同様に、例えば、動作検知手段13が可動部材11を検知することによって達成される)、シート7の搬送経路が検知された場合は、ロールシート5は時計回りにシート7が巻かれている状態で取り付けられているとの判定がなされる。一方、シート経路検知手段3がシート7の搬送経路を検知しない場合は、ロールシート5は反時計回りにシート7が巻かれている状態で取り付けられているとの判定がなされる。
なお、本実施形態では、ロールシート5が取り付けられていない状態であっても、ロールシート5は反時計回りにシート7が巻かれている状態で取り付けられていると認識してしまうことになる。そこで、例えば、ロールシート5を取り付ける支持駆動手段1にロールシート5の存在を検知するセンサ等を備えておけば、ロールシート5が反時計回りにシート7が巻かれている状態で取り付けられているのか、あるいは取り付けられていないのかの判定についても識別することが可能となる。
また、図5に示した例では、上記平面Fより上側に可動部材11およびシート経路検知手段3(動作検知手段13)を設けているが、下側に可動部材11およびシート経路検知手段3(動作検知手段13)を設けて、同様の原理によりロールシート5の取付方向の検知を行うようにすることも勿論可能である。
ところで、ロールシート5の取付方向の検知を行うだけであれば、シート7に張力を付与する必要はない。そのような場合、シート搬送装置200から可動部材11を省略することも可能である。この場合、シート経路検知手段13には、可動部材11を検知する動作検知手段13の代わりとして、シート7の有無を検知可能な透過型センサ等を使用することができる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態のシート搬送装置300の概略を示した側面図である。この第3実施形態のシート搬送装置300では、可動部材11を、支持駆動手段1に支持されたロールシート5の芯部6の軸心と搬送ローラ2のニップ部8とを含む平面Fに対して両側に配置し、それに伴ってシート経路検知手段3(動作検知手段13)を上下に2箇所設け、さらに、2つの可動部材11がバネで互いに引き合うように構成している。また、本実施形態では、動作検知手段3はリミットスイッチを用いており、この動作検知手段3がストッパ16を兼ねている。すなわち、可動部材11がシート7により動作していない状態で、可動部材11がリミットスイッチをONさせるように当接するように構成されている。それ以外の構成は、第1実施形態と同様である。
シート搬送装置300は、シート7の搬送経路の検知(または、可動部材11の検知)を、上下のシート経路検知手段3(動作検知手段13)でそれぞれ独立して行うことができる。シート7の搬送経路の検知の原理は、上述の第1実施形態と同様である。そして、この検知結果から、ロールシート5の取付方向が判定され、この判定結果に基づいてロールシート5の取付方向に応じた方向に支持駆動手段1を駆動させることができる。従って、使用者はロールシート5の取付方向を気にすることなく、ロールシート5をシート搬送装置200にセットすることが可能となる。この結果、シート7の搬送後にシート7に発生する弛みを確実に防止することができる。なお、本実施形態では、可動部材11の側部にバネ15が取り付けられるため、可動部材11の幅は、シート7の幅よりも大きくしておく必要がある。
本発明の第1実施形態のシート搬送装置の概略を示した側面図 ロールシートを図1とは異なる方向に取り付けた状態を示す第1実施形態のシート搬送装置の概略を示した側面図 ロールシートが取り付けられていない状態を示す第1実施形態のシート搬送装置の概略を示した側面図 可動部材を平面F側から見た際のガイド部の一例を示す概略図 本発明の第2実施形態のシート搬送装置の概略を示した側面図 本発明の第3実施形態のシート搬送装置の概略を示した側面図
符号の説明
1 支持駆動手段
2 搬送ローラ
3 シート経路検知手段
4 制御手段
5 ロールシート
6 芯部
7 シート
8 ニップ部
9 ローラ
10 ローラ
11 可動部材
13 動作検知手段
100 シート搬送装置

Claims (6)

  1. シートを巻き付けてなるロールシートの芯部を支持して回転駆動する支持駆動手段と、
    前記ロールシートから前記シートを引き出して搬送する搬送ローラと、
    前記ロールシートから前記搬送ローラへ向けて引き出される前記シートの搬送経路を検知するシート経路検知手段と、
    前記シート経路検知手段からの出力に基づいて前記ロールシートの取付方向を判定し、その判定結果に基づいて前記ロールシートの駆動方向を決定する制御手段と
    を備えたシート搬送装置。
  2. 前記シート経路検知手段は、前記ロールシートと前記搬送ローラとの間において前記シートに対して付勢状態で接する可動部材と、前記可動部材の動作を検知する動作検知手段とを備える請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記搬送ローラはニップ部を形成して対向する一対のローラにより形成され、前記シート経路検知手段は、前記支持駆動手段に支持された前記ロールシートの芯部の軸心と前記搬送ローラのニップ部とを含む平面に対して前記シートの搬送経路が位置する側を検知するように構成され、前記制御手段は、前記シート経路検知手段の検知結果に基づいて前記ロールシートの駆動方向を決定し、前記シートの搬送経路が検知されない場合には前記ロールシートが取り付けられていないと判定する請求項1または2に記載のシート搬送装置。
  4. シートを巻き付けてなるロールシートの芯部を支持して回転駆動する支持駆動手段と、
    前記ロールシートから前記シートを引き出して搬送するためにニップ部を形成して対向する一対のローラにより形成される搬送ローラと、
    前記支持駆動手段に支持された前記ロールシートの芯部の軸心と前記搬送ローラのニップ部とを含む平面に対して少なくとも一方側に配置され、前記平面と交差する方向に動作可能な可動部材と、
    前記可動部材の動作を検知する動作検知手段と、
    前記動作検知手段からの出力に基づいて前記ロールシートの取付方向を判定し、その判定結果に基づいて前記ロールシートの駆動方向を決定する制御手段と
    を備えたシート搬送装置。
  5. 前記可動部材は、前記ロールシートのシート幅と略同じ、またはそれより広い幅を有し、前記ロールシートから引き出される前記シートに対して前記シートの幅方向に連続して、または任意の間隔で断続的に接するガイド部を備え、前記平面に向けて付勢されている請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記可動部材および前記動作検知手段は前記平面に対して両側に配置され、前記制御手段は、前記動作検知手段からの前記可動部材の動作を検知したことを示す出力がなかった場合には、前記ロールシートが取り付けられていないと判定する請求項4または5に記載のシート搬送装置。
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