JP2004182092A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】視認性の向上を得ることができるようにする。
【解決手段】アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更させることにより、指針16の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができるようにしている。
【選択図】 図2
【解決手段】アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更させることにより、指針16の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができるようにしている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両には車室内に車両用表示装置が設けられている。車両用表示装置には、現在、機械式表示装置が多く用いられているが、アナログ式メータ画像を表示可能な画像表示装置を採用することも検討されている。
【0003】
画像表示装置を採用した車両用表示装置としては、特許文献1に記載されているようなものもある。
【特許文献1】
特開平11−16091号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用表示装置では、アナログ式メータ画像の大きさが一定のままとなっているので、特に視認性を向上する効果が得られないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、視認性の向上を得ることのできる車両用表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、画像表示装置の画像表示領域に、文字目盛表示を有する指針回動領域と指針とを備えたアナログ式メータ画像を表示可能に構成した車両用表示装置であって、アナログ式メータ画像の指針回動中心位置を画像表示装置の画像表示領域に対してオフセット可能にすると共に、指針回動中心位置のオフセットに伴って指針の長さを変更可能に構成した車両用表示装置を特徴としている。
【0007】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、アナログ式メータ画像の指針回動中心位置を画像表示装置の画像表示領域に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置のオフセットに伴って指針の長さを変更させることにより、指針の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができる。
【0008】
請求項2に記載された発明では、画像表示装置の画像表示領域に対する前記指針回動中心位置のオフセットと併せてアナログ式メータ画像の指針回動領域を変形可能に構成し、指針回動中心位置のオフセット並びに指針回動領域の変形によって形成された画像表示装置の画像表示領域の空領域に、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させ得るように構成した請求項1記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0009】
このように構成された請求項2にかかる発明によれば、指針回動中心位置のオフセット並びに指針回動領域の変形によって形成された画像表示装置の画像表示領域の空領域に対し、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像の視認性を低下させずに、画像表示装置の表示情報量を多くすることができる。
【0010】
請求項3に記載された発明では、アナログ式メータ画像に対する指針回動中心位置のオフセットは、指針が指し示す反対側へ移動するもので、指針回動領域は、指針が指し示す側の文字目盛表示の目盛間隔を拡大するよう変形させる請求項1または2記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0011】
このように構成された請求項3にかかる発明によれば、指針回動中心位置を指針が指し示す反対側へオフセットし、指針が指し示す側の文字目盛表示の目盛間隔を拡大するよう変形させることにより、一層視認性を向上することができる。
【0012】
請求項4に記載された発明では、画像表示装置の画像表示領域に、文字目盛表示を有する指針回動領域および指針を備えたアナログ式メータ画像を表示した車両用表示装置であって、アナログ式メータ画像の指針回動領域を変形可能に構成し、指針回動領域の変形によって形成されたアナログ式メータ画像の空領域に、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させ得るように構成した車両用表示装置を特徴としている。
【0013】
このように構成された請求項4にかかる発明によれば、指針回動領域の変形によって形成された画像表示領域の空領域に対し、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像の視認性を低下させずに、画像表示装置の表示情報量を多くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明を具体化した実施の形態について、図示例と共に説明する。
図1〜図4は、この発明の実施の形態1を示すものである。
【0015】
まず、全体的な構成を説明すると、一般に車両には車室内に表示装置1が設けられている。この実施の形態1では、図1に示すように、表示装置1として機械式表示装置ではなく、画像表示装置2を採用する。画像表示装置2は、表示器に画像を表示させるようにしたものである。画像表示装置2には、例えば、液晶パネル、ELパネル、その他のパネル状画像表示器が含まれる。なお、これらのものは、それぞれ固有の特徴および利点を有しており、目的に応じて使い分けられるものである。これらの画像表示装置2は、直接、または、間接的に視認できるように車室内に設置される。
【0016】
そして、画像表示装置2の画像表示領域3に、運転情報画像4を表示可能に構成する。運転情報画像4としては、例えば、速度計5、回転計6、燃料計7、水温計8等が存在する。なお、これらのものは、必ずしも全部が必要という訳ではない。反対に、必要に応じて、これら以外の運転情報画像4を設けることも可能である。
【0017】
図1では、例えば、画像表示領域3の左側部分に速度計5が表示され、右側部分に回転計6が表示されている。そして、燃料計7が速度計5の左側に配置され、水温計8が回転計6の右側に配置されている。なお、各運転情報画像4の配置はこれに限るものではない。
【0018】
ここで、例えば、速度計5、回転計6、燃料計7、水温計8はそれぞれアナログ式メータ画像15となっている。アナログ式メータ画像15は指針16および指針回動領域17を有するものである。指針回動領域17は文字目盛表示18を有している。
【0019】
上記のように、画像表示装置2の画像表示領域3に、文字目盛表示18を有する指針回動領域17と指針16とを備えたアナログ式メータ画像15を表示した構成に対してこの発明では、図2〜図4に示すように、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセット可能に構成する(領域基準位置22、オフセット量23)。或いは、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を指針回動領域17(の中心)に対してオフセット可能に構成する(メータ基準位置24、オフセット量25)。なお、この実施の形態1では、領域基準位置22とメータ基準位置24とは一致している。
【0020】
そして、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更可能に構成する(指針長16a〜16d)。
【0021】
特に、アナログ式メータ画像15に対する指針回動中心位置21のオフセットは、指針16が指し示す反対側へ移動させるようにする。
【0022】
また、指針回動領域17は、指針16が指し示す側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大するよう変形させるようにする(拡大目盛間隔18a)。
【0023】
反対に、指針回動領域17は、指針16が指し示す反対側の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するよう変形させるようにしても良い(縮小目盛間隔18b)。
【0024】
上記発明を具体化するために、この実施の形態1のものでは、例えば、速度計5と回転計6の指針回動中心位置21をオフセットさせるようにしている。なお、燃料計7、水温計8については指針回動中心位置21はオフセットさせるようにはしていないが、オフセットさせるようにしても良いことは言うまでもない。
【0025】
そして、図1に示すように、速度計5と回転計6の指針回動中心位置21がオフセットしていない標準の状態から、例えば、自動変速機の変速レバーをニュートラルからドライブに移動させると図2〜図4に示すように、指針回動中心位置21をオフセットさせるようにする。オフセットは縦方向と横方向のいずれか一方または両方とする。ここで、速度計5と回転計6は、共に、時計周りに文字目盛表示18の数値が大きくなるように構成されている。そして、速度計5と回転計6は、共に、左斜下が数値0、右斜下が最大値となるように構成されている。
【0026】
図2では、低速域(または停止域)において速度計5の指針回動中心位置21を図中右側(高速域の側)へオフセットさせるようにしている。また、低回転域(または無回転域)において回転計6の指針回動中心位置21を図中右側(高回転域の側)へオフセットさせるようにしている。
【0027】
図3では、中速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中下側(文字目盛表示18が形成されていない側)へオフセットさせるようにしている。また、中回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中下側(文字目盛表示18が形成されていない側)へオフセットさせるようにしている。
【0028】
図4では、高速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中左側(低速域の側)へオフセットさせるようにしている。また、高回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中左側(低回転域の側)へオフセットさせるようにしている。なお、画像表示領域3に対して指針回動領域17はオフセットされていない。
【0029】
また、図2〜図4で、指針回動中心位置21をオフセットした分だけ、図1の場合よりも指針16をそれぞれ長くしている。
【0030】
更に、図2に示すように、低速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせたことに伴い、左側(低速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、右側(高速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。また、低回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせたことに伴い、左側(低回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、右側(高回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。
【0031】
図3に示すように、中速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせたことに伴い、上側(中速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、左側(低速域の側)と右側(高速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。また、中回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせたことに伴い、上側(中回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、左側(低回転域の側)と右側(高回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。
【0032】
図4に示すように、高速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせたことに伴い、右側(高速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、左側(低速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。また、高回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせたことに伴い、右側(高回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、左側(低回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。
【0033】
なお、上記において、速度計5および回転計6は指針回動領域17の大きさおよび形状は特に変形されていない。
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0034】
この実施の形態1では、図1に示すように、指針回動中心位置21がオフセットしていない標準の状態から、例えば、自動変速機の変速レバーとニュートラルからドライブにチェンジすると、以下のように指針回動中心位置21をオフセットさせる。
【0035】
図2に示すように、低速域(停止域)においては、速度計5の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせる。これに伴い、速度計5の左側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。また、低回転域(無回転域)においては、回転計6の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせる。これに伴い、回転計6の左側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。そして、指針回動中心位置21をオフセットした分だけ、各指針16を長くする。
【0036】
図3に示すように、中速域においては、速度計5の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせる。これに伴い、速度計5の上側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。また、中回転域においては、回転計6の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせる。これに伴い、回転計6の上側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。そして、指針回動中心位置21をオフセットした分だけ、各指針16を長くする。
【0037】
図4に示すように、高速域においては、速度計5の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせる。これに伴い、速度計5の右側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。また、高回転域においては、回転計6の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせる。これに伴い、回転計6の右側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。そして、指針回動中心位置21をオフセットした分だけ、各指針16を長くする。
【0038】
なお、燃料計7、水温計8については特にオフセットさせていないが、オフセットさせても良いことは言うまでもない。
【0039】
このように、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更させることにより、指針16の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができる。なお、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を指針回動領域17に対してオフセットさせるようにしても、同様の効果を得ることができる。
【0040】
また、指針回動中心位置21を指針16が指し示す反対側へオフセットし、指針16が指し示す側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大するよう変形させることにより、指針16や文字目盛表示18を強調して一層視認性を向上することができる。
【0041】
【発明の実施の形態2】
図5〜図9は、この発明を具体化した実施の形態2を示すものである。なお、実施の形態1と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施の形態1の説明に準ずるものとする。
【0042】
まず、構成を説明すると、画像表示装置2の画像表示領域3の構成は、基本的に実施の形態1のものと同じである。但し、燃料計7、水温計8が省略され、デジタル式速度情報表示31、距離計32、各種警告灯33、地形情報等表示部34などが付加されている点が異なっている。また、速度計5、回転計6の意匠が異なっている。なお、これらの相違は、本発明の要旨には直接影響しないものである。
【0043】
また、画像表示装置2の画像表示領域3に、文字目盛表示18を有する指針回動領域17と指針16とを備えたアナログ式メータ画像15を表示可能に構成した点については実施の形態1と同様である。
【0044】
アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセット可能にすると共(領域基準位置22、オフセット量23)に、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更可能に構成した点については実施の形態1と同様である。
【0045】
アナログ式メータ画像15に対する指針回動中心位置21のオフセットは、指針16が指し示す反対側へ移動する点については実施の形態1と同様である。
【0046】
指針回動領域17は、指針16が指し示す側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大するように変形させる点については実施の形態1と同様である。
【0047】
反対に、指針回動領域17は、指針16が指し示す反対側の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するよう変形させるようにしても良い点については実施の形態1と同様である。
【0048】
この実施の形態2のものでは、画像表示装置2の画像表示領域3に対する指針回動中心位置21のオフセットと併せてアナログ式メータ画像15の指針回動領域17を変形可能に構成し、指針回動中心位置21のオフセット並びに指針回動領域17の変形によって形成された画像表示装置2の画像表示領域3の空領域に、アナログ式メータ画像15とは別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させ得るように構成する。
【0049】
上記発明を具体化するために、この実施の形態2のものでは、図5に示すように、指針回動中心位置21が画像表示領域3に対してオフセットしていない標準の状態から、例えば、図6〜図9に示すように、アナログ式メータ画像15の指針回動領域17を横が短く縦が長い略縦長の長円形に変形し、画像表示領域3に対して指針回動中心位置21を左右方向へオフセットさせるようにする。
【0050】
即ち、図6に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小するようにする。そして、速度計5および回転計6の全体を画像表示領域3に対し左右方向で、且つ、相反する方向へオフセットするようにする。即ち、速度計5を図中左側へ、また、回転計6を図中右側へ移動するようにする。この際、図6(b)に示すように、速度計5および回転計6を、それぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることにより、立体感や高級感等を出し得るように演出することができる。
そして、画像表示領域3の中央に位置していたデジタル式速度情報表示31を速度計5の下部へ移動するようにする。すると、画像表示領域3の中央が空領域となるので、この空領域に別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させるようにする。
この地形情報等表示部34には、カーナビケーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部34には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。なお、画像表示領域3の中央に空領域を形成する例を示したが、画像表示領域3の左側や右側等に空領域を形成させ、そこに別の画像を表示させるようにできることは勿論である。
【0051】
こうして、図6に示すように、指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小し、画像表示領域3に対して速度計5および回転計6の全体を左右方向の外側へオフセットした上で、更に、図7〜図9に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の中心に対して指針回動中心位置21をそれぞれオフセットさせるようにする(図6(b)参照、メータ基準位置24、オフセット量25)。
【0052】
即ち、指針回動領域17の中心に対して指針回動中心位置21がある図6に対し、図7では、低速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせるようにしている。また、低回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせるようにしている。図8では、中速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせるようにしている。また、中回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせるようにしている。図9では、高速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせるようにしている。また、高回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせるようにしている。
【0053】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0054】
この実施の形態2では、図5に示すように、指針回動領域17がオフセットしていない標準の状態から、例えば、以下のように指針回動領域17をオフセットさせる。
【0055】
即ち、図6に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小する。そして、速度計5および回転計6の全体を画像表示領域3に対し相反する方向へオフセットする。即ち、速度計5を図中左側へ、また、回転計6を図中右側へ移動する。この際、図6(b)に示すように、速度計5および回転計6を、それぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることにより、立体感や高級感等を出し得るように演出する。そして、画像表示領域3の中央に位置していたデジタル式速度情報表示31を速度計5の下部へ移動する。すると、画像表示領域3の中央が空領域となるので、この空領域に別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させる。この地形情報等表示部34には、カーナビケーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部34には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。なお、画像表示領域3の中央に空領域を形成する例を示したが、画像表示領域3の左側や右側等に空領域を形成させるようにしても良い。
【0056】
そして、図6に示すように、指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小し、画像表示領域3に対して速度計5および回転計6の全体をオフセットした上で、更に、図7〜図9に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の中心に対して指針回動中心位置21をそれぞれオフセットさせる(図6(b)参照)。
【0057】
即ち、指針回動領域17の中心に対して指針回動中心位置21がある図6に対し、図7では、低速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせる。また、低回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせる。図8では、中速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせる。また、中回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせる。図9では、高速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせる。また、高回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせる。
【0058】
このように、この実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更させることにより、指針16の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができる。
【0059】
また、指針回動中心位置21を指針16が指し示す反対側へオフセットし、指針16が指し示す側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大するよう変形させることにより、一層視認性を向上することができる。
【0060】
そして、この実施の形態2によれば、指針回動中心位置21のオフセット並びに指針回動領域17の変形によって形成された画像表示装置2の画像表示領域3の空領域に対し、アナログ式メータ画像15とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像15の視認性を低下させずに、画像表示装置2の表示情報量を多くすることができるという特有の効果を得ることができる。
【0061】
上記以外の部分については、上記実施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0062】
【変形例】
図10〜図13は、この実施の形態2の第1の変形例である。
【0063】
上記実施の形態2では、図中左側へ移動した速度計5および図中右側へ移動した回転計6の指針回動領域17を全域で平坦に見えるように表示しているのに対し、この第1の変形例では、指針回動領域17を全域で凸面に見えるように表示している。このようにすることにより、立体感や高級感等を一層際立たせることができる。
【0064】
図14〜図17は、この実施の形態2の第2の変形例である。
【0065】
この第2の変形例では、第1の変形例に対し、指針回動領域17を全域で凹面に見えるように表示している。このようにすることにより、第1の変形例と同様に、立体感や高級感等を一層際立たせることができる。
【0066】
図18〜図21は、この実施の形態2の第3の変形例である。
【0067】
この第3の変形例では、第1、第2の変形例に対し、指針回動領域17を凸面、平坦面、凹面に変化して見えるように表示している。この場合において、低域を凸面、中域を平坦面、高域を凹面としている。このようにすることにより、第1、第2の変形例と同様に、立体感や高級感等を一層際立たせることができる。更に、立体感の変化により、更に、視認性の良いものとすることができる。なお、速度計5と回転計6の凹凸を同期させるようにしているが、これを同期しないようにしたり逆作動するようにしたりできることは勿論である。
【0068】
図22〜図25は、この実施の形態2の第4の変形例である。
【0069】
この第4の変形例では、第3の変形例と同様、指針回動領域17を凹面、平坦面、凸面に変化して見えるように表示している。この場合において、低域を凹面、中域を平坦面、高域を凸面としている。このようにすることにより、第1、第2の変形例と同様に、立体感や高級感等を一層際立たせることができる。更に、第3の変形例と同様に、立体感の変化により、更に、視認性の良いものとすることができる。なお、速度計5と回転計6の凹凸を同期させるようにしているが、これを同期しないようにしたり逆作動するようにしたりできることは勿論である。
【0070】
上記以外の部分については、上記実施の形態2と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。なお、説明が省略されている部分については、上記実施の形態2の説明に準じるものとする。
【0071】
【発明の実施の形態3】
図26〜図29は、この発明を具体化した実施の形態3を示すものである。なお、実施の形態1または2と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施の形態1、2の説明に準じるものとする。
【0072】
まず、構成を説明すると、画像表示装置2の画像表示領域3の構成は、基本的に実施の形態2のものと同じである。
【0073】
また、画像表示装置2の画像表示領域3に、文字目盛表示18を有する指針回動領域17と指針16とを備えたアナログ式メータ画像15を表示可能に構成した点については実施の形態1と同様である。
【0074】
この実施の形態3のものでは、アナログ式メータ画像15の指針回動領域17を変形可能に構成し、指針回動領域17の変形によって形成されたアナログ式メータ画像15の空領域に、アナログ式メータ画像15とは別の画像を表示させ得るように構成している点に特徴がある。
【0075】
そして、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3および指針回動領域17に対してオフセットさせないようにしている点で実施の形態1、2とは異なっている。
【0076】
上記発明を具体化するために、この実施の形態3のものでは、図5に示すように、指針回動中心位置21がオフセットしていない標準の状態から、例えば、図26〜図29に示すように、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21をオフセットさせずに、指針回動領域17を変形するようにする。
【0077】
即ち、速度計5および回転計6の指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小するようにする。この際、図6(b)と同様に、速度計5および回転計6を、それぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることができ、これにより、立体感や高級感等を出し得るように演出することができる。そして、画像表示領域3の中央に位置していたデジタル式速度情報表示31を速度計5の下部へ移動するようにする。すると、画像表示領域3の中央が空領域となるので、この空領域に別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させるようにする。この地形情報等表示部34には、カーナビケーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部34には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。なお、画像表示領域3の中央に空領域を形成する例を示したが、画像表示領域3の左側や右側等に空領域を形成させ、そこに別の画像を表示させるようにできることは勿論である。次に、この実施の形態3の作用について説明する。
【0078】
この実施の形態3では、図5に示すように、指針回動領域17がオフセットしていない標準の状態から、例えば、以下のように指針回動領域17を変形させる。
【0079】
即ち、図26〜図29に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小する。この際、図6(b)と同様に、速度計5および回転計6を、それぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることにより、立体感や高級感等を出し得るように演出することができる。そして、画像表示領域3の中央に位置していたデジタル式速度情報表示31を速度計5の下部へ移動する。すると、画像表示領域3の中央が空領域となるので、この空領域に別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させる。この地形情報等表示部34には、カーナビケーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部34には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。なお、画像表示領域3の中央に空領域を形成する例を示したが、画像表示領域3の左側や右側等に空領域を形成させるようにしても良い。
【0080】
なお、速度計5および回転計6の指針回動領域17は、実施の形態2と同様に全域で平坦に見えるように表示したり、実施の形態2の各変形例と同様に凹凸面などに見えるように表示したりしても良い。
【0081】
このように、この実施の形態3によれば、指針回動領域17の変形によって形成された画像表示領域3の空領域に対し、アナログ式メータ画像15とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像15の視認性を低下させずに、画像表示装置2の表示情報量を多くすることができる。
【0082】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
【0083】
例えば、上記各実施の形態の上記した以外の組合せも可能である。
【0084】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、アナログ式メータ画像の指針回動中心位置を画像表示装置の画像表示領域に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置のオフセットに伴って指針の長さを変更させることにより、指針の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができる。
【0085】
請求項2の発明によれば、指針回動中心位置のオフセット並びに指針回動領域の変形によって形成された画像表示装置の画像表示領域の空領域に対し、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像の視認性を低下させずに、画像表示装置の表示情報量を多くすることができる。
【0086】
請求項3の発明によれば、指針回動中心位置を指針が指し示す反対側へオフセットし、指針が指し示す側の文字目盛表示の目盛間隔を拡大するよう変形させることにより、一層視認性を向上することができる。
【0087】
請求項4の発明によれば、指針回動領域の変形によって形成された画像表示領域の空領域に対し、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像の視認性を低下させずに、画像表示装置の表示情報量を多くすることができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるオフセット前の標準状態を示す図である。
【図2】図1の低域におけるオフセット状態を示す図である。
【図3】図1の中域におけるオフセット状態を示す図である。
【図4】図1の高域におけるオフセット状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2にかかるオフセット前の標準状態を示す図である。
【図6】(a)は図5の停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図7】(a)は図5の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図8】(a)は図5の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図9】(a)は図5の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図10】(a)は実施の形態2の第1の変形例にかかる停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図11】(a)は図10の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図12】(a)は図10の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図13】(a)は図10の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図14】(a)は実施の形態2の第2の変形例にかかる停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図15】(a)は図14の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図16】(a)は図14の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図17】(a)は図14の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図18】(a)は実施の形態2の第3の変形例にかかる停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図19】(a)は図18の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図20】(a)は図18の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図21】(a)は図18の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図22】(a)は実施の形態2の第4の変形例にかかる停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図23】(a)は図22の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図24】(a)は図22の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図25】(a)は図22の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図26】(a)は本発明の実施の形態3にかかる停止域の状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図27】(a)は図22の低域の状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図28】(a)は図22の中域の状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図29】(a)は図22の高域の状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【符号の説明】
1 車両用表示装置
2 画像表示装置
3 画像表示領域
15 アナログ式メータ画像
16 指針
17 指針回動領域
18 文字目盛表示
21 指針回動中心位置
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両には車室内に車両用表示装置が設けられている。車両用表示装置には、現在、機械式表示装置が多く用いられているが、アナログ式メータ画像を表示可能な画像表示装置を採用することも検討されている。
【0003】
画像表示装置を採用した車両用表示装置としては、特許文献1に記載されているようなものもある。
【特許文献1】
特開平11−16091号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用表示装置では、アナログ式メータ画像の大きさが一定のままとなっているので、特に視認性を向上する効果が得られないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、視認性の向上を得ることのできる車両用表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、画像表示装置の画像表示領域に、文字目盛表示を有する指針回動領域と指針とを備えたアナログ式メータ画像を表示可能に構成した車両用表示装置であって、アナログ式メータ画像の指針回動中心位置を画像表示装置の画像表示領域に対してオフセット可能にすると共に、指針回動中心位置のオフセットに伴って指針の長さを変更可能に構成した車両用表示装置を特徴としている。
【0007】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、アナログ式メータ画像の指針回動中心位置を画像表示装置の画像表示領域に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置のオフセットに伴って指針の長さを変更させることにより、指針の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができる。
【0008】
請求項2に記載された発明では、画像表示装置の画像表示領域に対する前記指針回動中心位置のオフセットと併せてアナログ式メータ画像の指針回動領域を変形可能に構成し、指針回動中心位置のオフセット並びに指針回動領域の変形によって形成された画像表示装置の画像表示領域の空領域に、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させ得るように構成した請求項1記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0009】
このように構成された請求項2にかかる発明によれば、指針回動中心位置のオフセット並びに指針回動領域の変形によって形成された画像表示装置の画像表示領域の空領域に対し、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像の視認性を低下させずに、画像表示装置の表示情報量を多くすることができる。
【0010】
請求項3に記載された発明では、アナログ式メータ画像に対する指針回動中心位置のオフセットは、指針が指し示す反対側へ移動するもので、指針回動領域は、指針が指し示す側の文字目盛表示の目盛間隔を拡大するよう変形させる請求項1または2記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0011】
このように構成された請求項3にかかる発明によれば、指針回動中心位置を指針が指し示す反対側へオフセットし、指針が指し示す側の文字目盛表示の目盛間隔を拡大するよう変形させることにより、一層視認性を向上することができる。
【0012】
請求項4に記載された発明では、画像表示装置の画像表示領域に、文字目盛表示を有する指針回動領域および指針を備えたアナログ式メータ画像を表示した車両用表示装置であって、アナログ式メータ画像の指針回動領域を変形可能に構成し、指針回動領域の変形によって形成されたアナログ式メータ画像の空領域に、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させ得るように構成した車両用表示装置を特徴としている。
【0013】
このように構成された請求項4にかかる発明によれば、指針回動領域の変形によって形成された画像表示領域の空領域に対し、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像の視認性を低下させずに、画像表示装置の表示情報量を多くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明を具体化した実施の形態について、図示例と共に説明する。
図1〜図4は、この発明の実施の形態1を示すものである。
【0015】
まず、全体的な構成を説明すると、一般に車両には車室内に表示装置1が設けられている。この実施の形態1では、図1に示すように、表示装置1として機械式表示装置ではなく、画像表示装置2を採用する。画像表示装置2は、表示器に画像を表示させるようにしたものである。画像表示装置2には、例えば、液晶パネル、ELパネル、その他のパネル状画像表示器が含まれる。なお、これらのものは、それぞれ固有の特徴および利点を有しており、目的に応じて使い分けられるものである。これらの画像表示装置2は、直接、または、間接的に視認できるように車室内に設置される。
【0016】
そして、画像表示装置2の画像表示領域3に、運転情報画像4を表示可能に構成する。運転情報画像4としては、例えば、速度計5、回転計6、燃料計7、水温計8等が存在する。なお、これらのものは、必ずしも全部が必要という訳ではない。反対に、必要に応じて、これら以外の運転情報画像4を設けることも可能である。
【0017】
図1では、例えば、画像表示領域3の左側部分に速度計5が表示され、右側部分に回転計6が表示されている。そして、燃料計7が速度計5の左側に配置され、水温計8が回転計6の右側に配置されている。なお、各運転情報画像4の配置はこれに限るものではない。
【0018】
ここで、例えば、速度計5、回転計6、燃料計7、水温計8はそれぞれアナログ式メータ画像15となっている。アナログ式メータ画像15は指針16および指針回動領域17を有するものである。指針回動領域17は文字目盛表示18を有している。
【0019】
上記のように、画像表示装置2の画像表示領域3に、文字目盛表示18を有する指針回動領域17と指針16とを備えたアナログ式メータ画像15を表示した構成に対してこの発明では、図2〜図4に示すように、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセット可能に構成する(領域基準位置22、オフセット量23)。或いは、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を指針回動領域17(の中心)に対してオフセット可能に構成する(メータ基準位置24、オフセット量25)。なお、この実施の形態1では、領域基準位置22とメータ基準位置24とは一致している。
【0020】
そして、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更可能に構成する(指針長16a〜16d)。
【0021】
特に、アナログ式メータ画像15に対する指針回動中心位置21のオフセットは、指針16が指し示す反対側へ移動させるようにする。
【0022】
また、指針回動領域17は、指針16が指し示す側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大するよう変形させるようにする(拡大目盛間隔18a)。
【0023】
反対に、指針回動領域17は、指針16が指し示す反対側の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するよう変形させるようにしても良い(縮小目盛間隔18b)。
【0024】
上記発明を具体化するために、この実施の形態1のものでは、例えば、速度計5と回転計6の指針回動中心位置21をオフセットさせるようにしている。なお、燃料計7、水温計8については指針回動中心位置21はオフセットさせるようにはしていないが、オフセットさせるようにしても良いことは言うまでもない。
【0025】
そして、図1に示すように、速度計5と回転計6の指針回動中心位置21がオフセットしていない標準の状態から、例えば、自動変速機の変速レバーをニュートラルからドライブに移動させると図2〜図4に示すように、指針回動中心位置21をオフセットさせるようにする。オフセットは縦方向と横方向のいずれか一方または両方とする。ここで、速度計5と回転計6は、共に、時計周りに文字目盛表示18の数値が大きくなるように構成されている。そして、速度計5と回転計6は、共に、左斜下が数値0、右斜下が最大値となるように構成されている。
【0026】
図2では、低速域(または停止域)において速度計5の指針回動中心位置21を図中右側(高速域の側)へオフセットさせるようにしている。また、低回転域(または無回転域)において回転計6の指針回動中心位置21を図中右側(高回転域の側)へオフセットさせるようにしている。
【0027】
図3では、中速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中下側(文字目盛表示18が形成されていない側)へオフセットさせるようにしている。また、中回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中下側(文字目盛表示18が形成されていない側)へオフセットさせるようにしている。
【0028】
図4では、高速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中左側(低速域の側)へオフセットさせるようにしている。また、高回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中左側(低回転域の側)へオフセットさせるようにしている。なお、画像表示領域3に対して指針回動領域17はオフセットされていない。
【0029】
また、図2〜図4で、指針回動中心位置21をオフセットした分だけ、図1の場合よりも指針16をそれぞれ長くしている。
【0030】
更に、図2に示すように、低速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせたことに伴い、左側(低速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、右側(高速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。また、低回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせたことに伴い、左側(低回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、右側(高回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。
【0031】
図3に示すように、中速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせたことに伴い、上側(中速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、左側(低速域の側)と右側(高速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。また、中回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせたことに伴い、上側(中回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、左側(低回転域の側)と右側(高回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。
【0032】
図4に示すように、高速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせたことに伴い、右側(高速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、左側(低速域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。また、高回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせたことに伴い、右側(高回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大し、反対に、左側(低回転域の側)の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するようにしている。
【0033】
なお、上記において、速度計5および回転計6は指針回動領域17の大きさおよび形状は特に変形されていない。
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0034】
この実施の形態1では、図1に示すように、指針回動中心位置21がオフセットしていない標準の状態から、例えば、自動変速機の変速レバーとニュートラルからドライブにチェンジすると、以下のように指針回動中心位置21をオフセットさせる。
【0035】
図2に示すように、低速域(停止域)においては、速度計5の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせる。これに伴い、速度計5の左側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。また、低回転域(無回転域)においては、回転計6の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせる。これに伴い、回転計6の左側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。そして、指針回動中心位置21をオフセットした分だけ、各指針16を長くする。
【0036】
図3に示すように、中速域においては、速度計5の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせる。これに伴い、速度計5の上側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。また、中回転域においては、回転計6の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせる。これに伴い、回転計6の上側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。そして、指針回動中心位置21をオフセットした分だけ、各指針16を長くする。
【0037】
図4に示すように、高速域においては、速度計5の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせる。これに伴い、速度計5の右側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。また、高回転域においては、回転計6の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせる。これに伴い、回転計6の右側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大する。そして、指針回動中心位置21をオフセットした分だけ、各指針16を長くする。
【0038】
なお、燃料計7、水温計8については特にオフセットさせていないが、オフセットさせても良いことは言うまでもない。
【0039】
このように、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更させることにより、指針16の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができる。なお、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を指針回動領域17に対してオフセットさせるようにしても、同様の効果を得ることができる。
【0040】
また、指針回動中心位置21を指針16が指し示す反対側へオフセットし、指針16が指し示す側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大するよう変形させることにより、指針16や文字目盛表示18を強調して一層視認性を向上することができる。
【0041】
【発明の実施の形態2】
図5〜図9は、この発明を具体化した実施の形態2を示すものである。なお、実施の形態1と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施の形態1の説明に準ずるものとする。
【0042】
まず、構成を説明すると、画像表示装置2の画像表示領域3の構成は、基本的に実施の形態1のものと同じである。但し、燃料計7、水温計8が省略され、デジタル式速度情報表示31、距離計32、各種警告灯33、地形情報等表示部34などが付加されている点が異なっている。また、速度計5、回転計6の意匠が異なっている。なお、これらの相違は、本発明の要旨には直接影響しないものである。
【0043】
また、画像表示装置2の画像表示領域3に、文字目盛表示18を有する指針回動領域17と指針16とを備えたアナログ式メータ画像15を表示可能に構成した点については実施の形態1と同様である。
【0044】
アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセット可能にすると共(領域基準位置22、オフセット量23)に、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更可能に構成した点については実施の形態1と同様である。
【0045】
アナログ式メータ画像15に対する指針回動中心位置21のオフセットは、指針16が指し示す反対側へ移動する点については実施の形態1と同様である。
【0046】
指針回動領域17は、指針16が指し示す側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大するように変形させる点については実施の形態1と同様である。
【0047】
反対に、指針回動領域17は、指針16が指し示す反対側の文字目盛表示18の目盛間隔を縮小するよう変形させるようにしても良い点については実施の形態1と同様である。
【0048】
この実施の形態2のものでは、画像表示装置2の画像表示領域3に対する指針回動中心位置21のオフセットと併せてアナログ式メータ画像15の指針回動領域17を変形可能に構成し、指針回動中心位置21のオフセット並びに指針回動領域17の変形によって形成された画像表示装置2の画像表示領域3の空領域に、アナログ式メータ画像15とは別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させ得るように構成する。
【0049】
上記発明を具体化するために、この実施の形態2のものでは、図5に示すように、指針回動中心位置21が画像表示領域3に対してオフセットしていない標準の状態から、例えば、図6〜図9に示すように、アナログ式メータ画像15の指針回動領域17を横が短く縦が長い略縦長の長円形に変形し、画像表示領域3に対して指針回動中心位置21を左右方向へオフセットさせるようにする。
【0050】
即ち、図6に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小するようにする。そして、速度計5および回転計6の全体を画像表示領域3に対し左右方向で、且つ、相反する方向へオフセットするようにする。即ち、速度計5を図中左側へ、また、回転計6を図中右側へ移動するようにする。この際、図6(b)に示すように、速度計5および回転計6を、それぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることにより、立体感や高級感等を出し得るように演出することができる。
そして、画像表示領域3の中央に位置していたデジタル式速度情報表示31を速度計5の下部へ移動するようにする。すると、画像表示領域3の中央が空領域となるので、この空領域に別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させるようにする。
この地形情報等表示部34には、カーナビケーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部34には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。なお、画像表示領域3の中央に空領域を形成する例を示したが、画像表示領域3の左側や右側等に空領域を形成させ、そこに別の画像を表示させるようにできることは勿論である。
【0051】
こうして、図6に示すように、指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小し、画像表示領域3に対して速度計5および回転計6の全体を左右方向の外側へオフセットした上で、更に、図7〜図9に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の中心に対して指針回動中心位置21をそれぞれオフセットさせるようにする(図6(b)参照、メータ基準位置24、オフセット量25)。
【0052】
即ち、指針回動領域17の中心に対して指針回動中心位置21がある図6に対し、図7では、低速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせるようにしている。また、低回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせるようにしている。図8では、中速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせるようにしている。また、中回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせるようにしている。図9では、高速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせるようにしている。また、高回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせるようにしている。
【0053】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0054】
この実施の形態2では、図5に示すように、指針回動領域17がオフセットしていない標準の状態から、例えば、以下のように指針回動領域17をオフセットさせる。
【0055】
即ち、図6に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小する。そして、速度計5および回転計6の全体を画像表示領域3に対し相反する方向へオフセットする。即ち、速度計5を図中左側へ、また、回転計6を図中右側へ移動する。この際、図6(b)に示すように、速度計5および回転計6を、それぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることにより、立体感や高級感等を出し得るように演出する。そして、画像表示領域3の中央に位置していたデジタル式速度情報表示31を速度計5の下部へ移動する。すると、画像表示領域3の中央が空領域となるので、この空領域に別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させる。この地形情報等表示部34には、カーナビケーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部34には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。なお、画像表示領域3の中央に空領域を形成する例を示したが、画像表示領域3の左側や右側等に空領域を形成させるようにしても良い。
【0056】
そして、図6に示すように、指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小し、画像表示領域3に対して速度計5および回転計6の全体をオフセットした上で、更に、図7〜図9に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の中心に対して指針回動中心位置21をそれぞれオフセットさせる(図6(b)参照)。
【0057】
即ち、指針回動領域17の中心に対して指針回動中心位置21がある図6に対し、図7では、低速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせる。また、低回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中右側へオフセットさせる。図8では、中速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせる。また、中回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中下側へオフセットさせる。図9では、高速域において速度計5の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせる。また、高回転域において回転計6の指針回動中心位置21を図中左側へオフセットさせる。
【0058】
このように、この実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置21のオフセットに伴って指針16の長さを変更させることにより、指針16の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができる。
【0059】
また、指針回動中心位置21を指針16が指し示す反対側へオフセットし、指針16が指し示す側の文字目盛表示18の目盛間隔を拡大するよう変形させることにより、一層視認性を向上することができる。
【0060】
そして、この実施の形態2によれば、指針回動中心位置21のオフセット並びに指針回動領域17の変形によって形成された画像表示装置2の画像表示領域3の空領域に対し、アナログ式メータ画像15とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像15の視認性を低下させずに、画像表示装置2の表示情報量を多くすることができるという特有の効果を得ることができる。
【0061】
上記以外の部分については、上記実施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
【0062】
【変形例】
図10〜図13は、この実施の形態2の第1の変形例である。
【0063】
上記実施の形態2では、図中左側へ移動した速度計5および図中右側へ移動した回転計6の指針回動領域17を全域で平坦に見えるように表示しているのに対し、この第1の変形例では、指針回動領域17を全域で凸面に見えるように表示している。このようにすることにより、立体感や高級感等を一層際立たせることができる。
【0064】
図14〜図17は、この実施の形態2の第2の変形例である。
【0065】
この第2の変形例では、第1の変形例に対し、指針回動領域17を全域で凹面に見えるように表示している。このようにすることにより、第1の変形例と同様に、立体感や高級感等を一層際立たせることができる。
【0066】
図18〜図21は、この実施の形態2の第3の変形例である。
【0067】
この第3の変形例では、第1、第2の変形例に対し、指針回動領域17を凸面、平坦面、凹面に変化して見えるように表示している。この場合において、低域を凸面、中域を平坦面、高域を凹面としている。このようにすることにより、第1、第2の変形例と同様に、立体感や高級感等を一層際立たせることができる。更に、立体感の変化により、更に、視認性の良いものとすることができる。なお、速度計5と回転計6の凹凸を同期させるようにしているが、これを同期しないようにしたり逆作動するようにしたりできることは勿論である。
【0068】
図22〜図25は、この実施の形態2の第4の変形例である。
【0069】
この第4の変形例では、第3の変形例と同様、指針回動領域17を凹面、平坦面、凸面に変化して見えるように表示している。この場合において、低域を凹面、中域を平坦面、高域を凸面としている。このようにすることにより、第1、第2の変形例と同様に、立体感や高級感等を一層際立たせることができる。更に、第3の変形例と同様に、立体感の変化により、更に、視認性の良いものとすることができる。なお、速度計5と回転計6の凹凸を同期させるようにしているが、これを同期しないようにしたり逆作動するようにしたりできることは勿論である。
【0070】
上記以外の部分については、上記実施の形態2と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。なお、説明が省略されている部分については、上記実施の形態2の説明に準じるものとする。
【0071】
【発明の実施の形態3】
図26〜図29は、この発明を具体化した実施の形態3を示すものである。なお、実施の形態1または2と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施の形態1、2の説明に準じるものとする。
【0072】
まず、構成を説明すると、画像表示装置2の画像表示領域3の構成は、基本的に実施の形態2のものと同じである。
【0073】
また、画像表示装置2の画像表示領域3に、文字目盛表示18を有する指針回動領域17と指針16とを備えたアナログ式メータ画像15を表示可能に構成した点については実施の形態1と同様である。
【0074】
この実施の形態3のものでは、アナログ式メータ画像15の指針回動領域17を変形可能に構成し、指針回動領域17の変形によって形成されたアナログ式メータ画像15の空領域に、アナログ式メータ画像15とは別の画像を表示させ得るように構成している点に特徴がある。
【0075】
そして、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21を画像表示装置2の画像表示領域3および指針回動領域17に対してオフセットさせないようにしている点で実施の形態1、2とは異なっている。
【0076】
上記発明を具体化するために、この実施の形態3のものでは、図5に示すように、指針回動中心位置21がオフセットしていない標準の状態から、例えば、図26〜図29に示すように、アナログ式メータ画像15の指針回動中心位置21をオフセットさせずに、指針回動領域17を変形するようにする。
【0077】
即ち、速度計5および回転計6の指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小するようにする。この際、図6(b)と同様に、速度計5および回転計6を、それぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることができ、これにより、立体感や高級感等を出し得るように演出することができる。そして、画像表示領域3の中央に位置していたデジタル式速度情報表示31を速度計5の下部へ移動するようにする。すると、画像表示領域3の中央が空領域となるので、この空領域に別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させるようにする。この地形情報等表示部34には、カーナビケーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部34には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。なお、画像表示領域3の中央に空領域を形成する例を示したが、画像表示領域3の左側や右側等に空領域を形成させ、そこに別の画像を表示させるようにできることは勿論である。次に、この実施の形態3の作用について説明する。
【0078】
この実施の形態3では、図5に示すように、指針回動領域17がオフセットしていない標準の状態から、例えば、以下のように指針回動領域17を変形させる。
【0079】
即ち、図26〜図29に示すように、速度計5および回転計6の指針回動領域17の大きさおよび形状を横方向へ縮小する。この際、図6(b)と同様に、速度計5および回転計6を、それぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることにより、立体感や高級感等を出し得るように演出することができる。そして、画像表示領域3の中央に位置していたデジタル式速度情報表示31を速度計5の下部へ移動する。すると、画像表示領域3の中央が空領域となるので、この空領域に別の画像(例えば、地形情報等表示部34)を表示させる。この地形情報等表示部34には、カーナビケーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部34には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。なお、画像表示領域3の中央に空領域を形成する例を示したが、画像表示領域3の左側や右側等に空領域を形成させるようにしても良い。
【0080】
なお、速度計5および回転計6の指針回動領域17は、実施の形態2と同様に全域で平坦に見えるように表示したり、実施の形態2の各変形例と同様に凹凸面などに見えるように表示したりしても良い。
【0081】
このように、この実施の形態3によれば、指針回動領域17の変形によって形成された画像表示領域3の空領域に対し、アナログ式メータ画像15とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像15の視認性を低下させずに、画像表示装置2の表示情報量を多くすることができる。
【0082】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
【0083】
例えば、上記各実施の形態の上記した以外の組合せも可能である。
【0084】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、アナログ式メータ画像の指針回動中心位置を画像表示装置の画像表示領域に対してオフセットさせると共に、指針回動中心位置のオフセットに伴って指針の長さを変更させることにより、指針の指している部分を強調表示して、視認性を向上し、注意を喚起することができる。
【0085】
請求項2の発明によれば、指針回動中心位置のオフセット並びに指針回動領域の変形によって形成された画像表示装置の画像表示領域の空領域に対し、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像の視認性を低下させずに、画像表示装置の表示情報量を多くすることができる。
【0086】
請求項3の発明によれば、指針回動中心位置を指針が指し示す反対側へオフセットし、指針が指し示す側の文字目盛表示の目盛間隔を拡大するよう変形させることにより、一層視認性を向上することができる。
【0087】
請求項4の発明によれば、指針回動領域の変形によって形成された画像表示領域の空領域に対し、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させることができる。これにより、アナログ式メータ画像の視認性を低下させずに、画像表示装置の表示情報量を多くすることができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるオフセット前の標準状態を示す図である。
【図2】図1の低域におけるオフセット状態を示す図である。
【図3】図1の中域におけるオフセット状態を示す図である。
【図4】図1の高域におけるオフセット状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2にかかるオフセット前の標準状態を示す図である。
【図6】(a)は図5の停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図7】(a)は図5の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図8】(a)は図5の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図9】(a)は図5の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図10】(a)は実施の形態2の第1の変形例にかかる停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図11】(a)は図10の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図12】(a)は図10の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図13】(a)は図10の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図14】(a)は実施の形態2の第2の変形例にかかる停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図15】(a)は図14の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図16】(a)は図14の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図17】(a)は図14の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図18】(a)は実施の形態2の第3の変形例にかかる停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図19】(a)は図18の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図20】(a)は図18の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図21】(a)は図18の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図22】(a)は実施の形態2の第4の変形例にかかる停止域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図23】(a)は図22の低域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図24】(a)は図22の中域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図25】(a)は図22の高域におけるオフセット状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図26】(a)は本発明の実施の形態3にかかる停止域の状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図27】(a)は図22の低域の状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図28】(a)は図22の中域の状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【図29】(a)は図22の高域の状態を示す図、(b)は立体表示効果を示す図である。
【符号の説明】
1 車両用表示装置
2 画像表示装置
3 画像表示領域
15 アナログ式メータ画像
16 指針
17 指針回動領域
18 文字目盛表示
21 指針回動中心位置
Claims (4)
- 画像表示装置の画像表示領域に、文字目盛表示を有する指針回動領域と指針とを備えたアナログ式メータ画像を表示可能に構成した車両用表示装置であって、
アナログ式メータ画像の指針回動中心位置を画像表示装置の画像表示領域に対してオフセット可能にすると共に、指針回動中心位置のオフセットに伴って指針の長さを変更可能に構成したことを特徴とする車両用表示装置。 - 画像表示装置の画像表示領域に対する前記指針回動中心位置のオフセットと併せてアナログ式メータ画像の指針回動領域を変形可能に構成し、
指針回動中心位置のオフセット並びに指針回動領域の変形によって形成された画像表示装置の画像表示領域の空領域に、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させ得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。 - アナログ式メータ画像に対する指針回動中心位置のオフセットは、指針が指し示す反対側へ移動するもので、
指針回動領域は、指針が指し示す側の文字目盛表示の目盛間隔を拡大するよう変形させることを特徴とする請求項1または2記載の車両用表示装置。 - 画像表示装置の画像表示領域に、文字目盛表示を有する指針回動領域および指針を備えたアナログ式メータ画像を表示した車両用表示装置であって、
アナログ式メータ画像の指針回動領域を変形可能に構成し、指針回動領域の変形によって形成されたアナログ式メータ画像の空領域に、前記アナログ式メータ画像とは別の画像を表示させ得るように構成したことを特徴とする車両用表示装置。
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