JP2004157434A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アナログ式メータ画像の指針回動領域の外周に沿って光沢調表示されたリング画像の視覚効果等を向上することができるようにする。
【解決手段】画像表示装置2に、指針16および指針回動領域17を有するアナログ式メータ画像15を表示した車両用表示装置であって、指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を表示し、リング画像18を光沢調表示19とすると共に、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更可能に構成するようにしている。このように、光沢調表示19されたリング画像18における各部の輝度21を変更することにより、光沢調表示19に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示19をより高級感のあるものなどとすることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】画像表示装置2に、指針16および指針回動領域17を有するアナログ式メータ画像15を表示した車両用表示装置であって、指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を表示し、リング画像18を光沢調表示19とすると共に、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更可能に構成するようにしている。このように、光沢調表示19されたリング画像18における各部の輝度21を変更することにより、光沢調表示19に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示19をより高級感のあるものなどとすることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両には車室内に車両用表示装置が設けられている。車両用表示装置には、現在、機械式表示装置が多く用いられているが、画像表示装置を採用することも検討されている。
【0003】
画像表示装置を採用した車両用表示装置としては、特許文献1に記載されているようなものもある。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−16091号公報
【0005】
そして、画像表示装置を採用した場合には、表示のデザインやレイアウトを自在に設定できるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像表示装置を有する車両用表示装置において、指針および指針回動領域を有するアナログ式メータ画像を表示し、指針回動領域の外周に沿ってリング画像を表示すると共に、このリング画像を光沢調表示としたものについては先行技術は知られておらず、画像表示装置の持つ多様性が充分に発揮されていないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、アナログ式メータ画像の指針回動領域の外周に沿って光沢調表示されたリング画像の視覚効果等を向上することのできる車両用表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、画像表示装置に、指針および指針回動領域を有するアナログ式メータ画像を表示した車両用表示装置であって、前記指針回動領域の外周に沿ってリング画像を表示し、該リング画像を光沢調表示とすると共に、リング画像の光沢調表示における各部の輝度を自在に変更可能に構成した車両用表示装置を特徴としている。
【0009】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、光沢調表示されたリング画像における各部の輝度を変更することにより、光沢調表示に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0010】
請求項2に記載された発明では、光沢調表示されたリング画像における指針が現示している部分を、視認し易い輝度に自動的に変更可能に構成した請求項1記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0011】
このように構成された請求項2にかかる発明によれば、光沢調表示されたリング画像における指針が現示している部分の輝度を自動的に変更することにより、指針を視認し易いものとすることができる。
【0012】
請求項3に記載された発明では、光沢調表示されたリング画像が、高輝度部と中間輝度部と低輝度部との少なくとも3段階の異なる輝度を有し、リング画像の指針が現示している部分の輝度が視認し易い高輝度部または中間輝度部となるように構成した請求項1または2記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0013】
このように構成された請求項3にかかる発明によれば、指針が現示している部分の輝度を高輝度部または中間輝度部とすることにより、指針および目盛をより視認し易くすることができる。
【0014】
請求項4に記載された発明では、リング画像の高輝度部と中間輝度部と低輝度部とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像上を移動するよう構成した請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0015】
このように構成された請求項4にかかる発明によれば、リング画像の高輝度部と中間輝度部と低輝度部とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像上を移動させることにより、簡単な構成で指針が現示している部分を確実に視認させることができる。
【0016】
請求項5に記載された発明では、複数のリング画像の光沢調表示が連動して変るよう構成した請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0017】
このように構成された請求項5にかかる発明によれば、複数のリング画像の光沢調表示を連動して変化させることにより、統一感のある光沢調表示とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明を具体化した実施の形態について、図示例と共に説明する。
【0019】
図1〜図3は、この発明の実施の形態1を示すものである。
【0020】
まず、全体的な構成を説明すると、一般に車両には車室内に表示装置1が設けられている。この実施の形態1では、図1に示すように、表示装置1として機械式表示装置ではなく、画像表示装置2を採用する。画像表示装置2は、表示器に画像を表示させるようにしたものである。画像表示装置2には、例えば、液晶パネル、ELパネル、その他のパネル状画像表示器が含まれる。なお、これらのものは、それぞれ固有の特徴および利点を有しており、目的に応じて使い分けられるものである。これらの画像表示装置2は、直接、または、間接的に視認できるように車室内に設置される。
【0021】
そして、画像表示装置2の画像表示領域3に、運転情報画像4を表示可能に構成する。運転情報画像4としては、例えば、速度計5、回転計6、距離計7、燃料計8、水温計9等が存在する。また、運転情報画像4として、地形情報等表示部10や、車間距離情報表示部11や、シフトレンジ表示部12等を設けても良い。なお、これらのものは、必ずしも全部が必要という訳ではない。反対に、必要に応じて、これら以外の運転情報画像4を設けることも可能である。
【0022】
図1では、画像表示領域3の左側部分に速度計5が表示され、右側部分に回転計6が表示されている。速度計5および回転計6はそれぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることにより、立体感や高級感等を出し得るように演出されている。また、速度計5の内部(特に下部)には距離計7が表示されている。画像表示領域3の中央部(特に上部)に燃料計8と水温計9とが表示されている。燃料計8と水温計9とは左右に隣接して表示されている。また、画像表示領域3の中央部(特に下部)に地形情報等表示部10が表示されている。地形情報等表示部10には、カーナビゲーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部10には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。地形情報等表示部10には車間距離情報表示部11を重ねて表示させても良い。図1では、車間距離情報表示部11は地形情報等表示部10のほぼ中央部に表示されている。また、地形情報等表示部10にはシフトレンジ表示部12を重ねて表示させても良い。図1では、シフトレンジ表示部12は地形情報等表示部10の隅(特に左下縁部)に表示されている。なお、各運転情報画像4の配置はこれに限るものではない。
【0023】
ここで、例えば、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれアナログ式メータ画像15となっている。アナログ式メータ画像15は指針16および指針回動領域17を有するものである。また、距離計7、車間距離情報表示部11はデジタル表示となっている。更に、地形情報等表示部10、シフトレンジ表示部12は画像表示となっている。
【0024】
上記のように、画像表示装置2に、指針16および指針回動領域17を有するアナログ式メータ画像15を表示した構成に対してこの発明では、指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を表示する。尚、指針回動領域17の外周とは、外周周辺部も含み、リング画像は指針の指示先端部と重ねて表示しても、重ねないで表示してもどちらでも良い。そして、リング画像18を光沢調表示19とする。ここで、光沢調表示19とは、光沢を有する素材感を再現した表示を指す。例えば、光沢調表示19には、金属光沢や、漆調光沢や、表面をクリア処理されたプラスチックが持つプラスチック調光沢や、その他これと同等の光沢が含まれる。なお、これらは、それぞれ固有の特徴および視覚効果を有しており、目的に応じて使い分けられるものである。更に、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更可能に構成する。光沢調表示19とするためには、少なくとも高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24の3段階の異なる輝度21が必要となる。
【0025】
より具体的には、上記したように、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を設ける。なお、必ずしも全てのアナログ式メータ画像15にリング画像18を設ける必要はなく、少なくとも、1つのアナログ式メータ画像15にリング画像18が設けられていれば良いことは言うまでもない。そして、各リング画像18を光沢調表示19とする。更に、このリング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更させるようにする。ここでは、速度計5と回転計6のリング画像18が変更するようにしている。燃料計8、水温計9のリング画像18は特に、変更されていないが、変更するようにしても良いことは勿論である。
【0026】
この実施の形態1では、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21の変更をランダムなものとする。ここで、速度計5、回転計6については、リング画像18の上に目盛が表示され、指針回動領域17の中に数値が表示されているが、必ずしもこれに限るものではなく、目盛は燃料計8、水温計9と同様に指針回動領域17の内部に表示するようにしても良い。反対に、目盛と数値をリング画像18の上に表示するようにしても良い。
【0027】
更に、複数のリング画像18が有る場合に、光沢調表示19を連動して変るよう構成しても良い。
【0028】
具体的には、上記したように、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を有している。そして、各リング画像18はそれぞれ個別に変るようにすることも可能である。しかし、この実施の形態1では、これらの各リング画像18を連動して変るよう構成する。なお、各リング画像18が、個別に変るか、連動して変るかを選択可能にすることも勿論である。ここでは、速度計5と回転計6のリング画像18が連動して変るようにしている。燃料計8、水温計9のリング画像18は特に、連動して変るようにされていないが、連動して変るようにしても良いことは勿論である。
【0029】
なお、上記したような表示の制御は、図示しない画面制御装置を用いて行わせるようにする。この画面制御装置は、車速信号、回転数信号、走行距離信号、燃料残量信号、水温信号、地形情報等データ、車間距離信号、シフトレンジ検知信号などを入力して、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9の指針16、および、距離計7、地形情報等表示部10、車間距離情報表示部11、シフトレンジ表示部12の表示をそれぞれ制御する基本機能を備えている。
【0030】
具体的には、上記画面制御装置は、例えば、固定部表示用データと、可動部表示用データとを合成して表示する基本構成などとする。ここで、可動部表示用データは主として各指針16を表示するためのデータである。また、可動部表示用データには距離計7、地形情報等表示部10、車間距離情報表示部11、シフトレンジ表示部12を表示するためのデータ等も含まれている。固定部表示用データは、それ以外の固定部分を表示するためのデータである。固定部表示用データには、画像表示領域3の背景画像や指針回動領域17およびリング画像18を表示するためのデータを含んでいる。
【0031】
そして、この実施の形態1では、画面制御装置は、光沢調表示用データを固定部表示用データのリング画像18の表示に重ねて表示する拡張機能が付加される。ここで、光沢調表示用データは光沢調表示19を表示するためのデータである。更に、画面制御装置は、光沢調表示用データをランダムに生成したり、変形したりする拡張機能が付加されている。
【0032】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0033】
図1、図2、図3はそれぞれ、異なる時点(時速0km/h、54km/h、114km/h)における画像表示装置2の運転情報画像4を示している。これらの各図では、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を有している。そして、このリング画像18を光沢調表示19としている。このように、画像表示装置2に表示したアナログ式メータ画像15の外周に沿ってリング画像18を設け、このリング画像18を光沢調表示19とすることにより、美観や高級感を得ることができる。
【0034】
更に、この実施の形態1においては、光沢調表示19されたリング画像18における各部の輝度21を変更することにより、光沢調表示19に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示19をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0035】
特に、この実施の形態1では、光沢調表示19されたリング画像18を、ランダムに各部の輝度21を変更させるようにしている。これにより、多彩な表現力を得ることができる。
【0036】
なお、複数のリング画像18の光沢調表示19を連動して変化させるようにすれば、統一感のある光沢調表示とすることができる。
【0037】
【発明の実施の形態2】
図4〜図6は、この発明を具体化した実施の形態2を示すものである。なお、実施の形態1と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施形態1の説明に準ずるものとする。
【0038】
まず、構成を説明すると、画像表示装置2に表示する運転情報画像4の構成は、基本的に実施の形態1のものと同じである。
【0039】
また、アナログ式メータ画像15の指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を表示し、リング画像18を光沢調表示19とすると共に、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更可能に構成した点については実施の形態1のものと同じである。
【0040】
上記を達成するめための画面制御装置の基本的な構成についても実施の形態1のものと同じである。
【0041】
この実施の形態2のものでは、光沢調表示19されたリング画像18における指針16が現示している部分を、視認し易い輝度(易視認輝度部31)に自動的に変更可能に構成している点に特徴がある。
【0042】
この際、光沢調表示19されたリング画像18は、高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24との少なくとも3段階の異なる輝度21を有している。そして、リング画像18の指針16が現示している部分(易視認輝度部31)の輝度が視認し易い高輝度部22または中間輝度部23となるように構成している点に特徴がある。
【0043】
具体的には、リング画像18に重ねて表示した光沢調表示19は変形も移動もさせずにそのまま固定しておく。そして、指針16の先端近傍に部分的な高輝度部22または中間輝度部23から成る易視認輝度部31を設ける。図4では、易視認輝度部31は高輝度部22とされているが、中間輝度部23としても、高輝度部22と中間輝度部23との混合としても良い。更に、固定された光沢調表示19に対し、指針16の表示と易視認輝度部31の表示とを一緒に動かすようにする。指針16の表示の動きと易視認輝度部31の表示の動きとは完全に一致させても、意図的にわざと多少ずらすようにしても良い。ずらすようにする場合には、例えば、指針16の表示の時計周りまたは反時計周りの動きに対して、易視認輝度部31の表示の時計周りまたは反時計周りの動きを先行させるようにして加速感や減速感を際立たせるように演出することもできる。
【0044】
そのために、この実施の形態2では、画面制御装置は、光沢調表示用データを固定部表示用データのリング画像18の表示に重ねて表示する拡張機能を有すると共に、画面制御装置は部分的な易視認輝度部31の表示のデータを光沢調表示19に重ねて表示する拡張機能を付加している。また、光沢調表示19に重ねた部分的な易視認輝度部31の表示のデータを指針16の動きと同調させて移動させる拡張機能を付加している。
【0045】
なお、指針16の表示の動きと易視認輝度部31の表示の動きとを完全に一致させる場合には、可動部表示用データの各指針16を表示するためのデータに、部分的な易視認輝度部31の表示のデータを持たせるように構成して、機能の簡略化を図るようにしても良い。
【0046】
ここでは、速度計5と回転計6の少なくとも一方(図では速度計5となっている)のリング画像18の光沢調表示19における指針16の現示部分が易視認輝度部31となるようにしている。燃料計8、水温計9のリング画像18は特に、指針16の現示部分の光沢調表示19が易視認輝度部31となるようにはされていないが、易視認輝度部31となるようにしても良いことは勿論である。
【0047】
更に、複数のリング画像18の光沢調表示19が連動して変るよう構成し得ることも実施の形態1のものと同じである。
【0048】
例えば、速度計5と回転計6の一方を主、他方を従として、主側(図では速度計5を主としている)のリング画像18の光沢調表示19における指針16の現示部分が易視認輝度部31となるように、従側のリング画像18の光沢調表示19を連動して変化させても良い。燃料計8、水温計9のリング画像18の光沢調表示19は特に、連動して変るようにされていないが、連動して変るようにしても良いことは勿論である。
【0049】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0050】
図4、図5、図6はそれぞれ、異なる時点(時速0km/h、72km/h、124km/h)における画像表示装置2の運転情報画像4を示している。これらの各図では、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を有している。そして、このリング画像18を光沢調表示19としている。このように、画像表示装置2に表示したアナログ式メータ画像15の外周に沿ってリング画像18を設け、このリング画像18を光沢調表示19とすることにより、美観や高級感を得ることができる。
【0051】
そして、図4、図5、図6のそれぞれで、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19はどれも同じになっている。また、回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19はどれも同じになっている。なお、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19と回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19とはデザインを一致させても良いが、特に一致させる必要はない。そして、速度計5の光沢調表示19における指針16の先端近傍(現示部分)が易視認輝度部31に変化されている。
【0052】
そして、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19の易視認輝度部31と連動して、回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19の易視認輝度部31が変化されている。
【0053】
この実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、光沢調表示19されたリング画像18における各部の輝度21を変更することにより、光沢調表示19に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示19をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0054】
また、複数のリング画像18の光沢調表示19を連動して変化させることにより、統一感のある光沢調表示とすることができる。
【0055】
更に、この実施の形態2によれば、光沢調表示19されたリング画像18における指針16が現示している部分の輝度21を自動的に変更することにより、指針16を視認し易いものとすることができる。
【0056】
特に、指針16が現示している部分の輝度21を高輝度部22または中間輝度部23とすることにより、指針16および目盛をより視認し易くすることができる。
【0057】
【発明の実施の形態3】
図7〜図9は、この発明を具体化した実施の形態3を示すものである。なお、実施の形態1および2と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施の形態1または2の説明に準ずるものとする。
【0058】
まず、構成を説明すると、画像表示装置2に表示する運転情報画像4の構成は、基本的に実施の形態1または2のものと同じである。
【0059】
また、アナログ式メータ画像15の指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を表示し、リング画像18を光沢調表示19とすると共に、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更可能に構成した点については実施の形態1または2のものと同じである。
【0060】
上記を達成するめための画面制御装置の基本的な構成についても実施の形態1または2のものと同じである。
【0061】
更に、光沢調表示19されたリング画像18における指針16が現示している部分を、視認し易い輝度21に自動的に変更可能に構成している点については実施の形態2のものと同じである。
【0062】
また、光沢調表示19されたリング画像18が、高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24との少なくとも3段階の異なる輝度21を有し、リング画像18の指針16が現示している部分の輝度21が視認し易い高輝度部22または中間輝度部23となるように構成している点については実施の形態2のものと同じである。
【0063】
この実施の形態3のものでは、リング画像18の高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像18上を移動するよう構成した点に特徴がある。
【0064】
具体的には、リング画像18に重ねて表示した光沢調表示19を、そのままの状態で変形させずにリング画像18の周方向に回転移動させるようにする。
【0065】
そのために、この実施の形態3では、画面制御装置は、光沢調表示用データを固定部表示用データのリング画像18の表示に重ねて表示する拡張機能を有すると共に、画面制御装置は光沢調表示用データを指針16の動きと同調させて回転移動させる拡張機能を付加している。
【0066】
ここでは、速度計5と回転計6の少なくとも一方(図では速度計5となっている)のリング画像18の光沢調表示19における指針16の現示部分が易視認輝度部31となるように光沢調表示19全体を回転させている。燃料計8、水温計9のリング画像18については特に、指針16の現示部分の光沢調表示19が易視認輝度部31となるようにはされていないが、易視認輝度部31となるようにしても良いことは勿論である。
【0067】
更に、複数のリング画像18の光沢調表示19が連動して変るよう構成し得ることも実施の形態1または2のものと同じである。
【0068】
例えば、速度計5と回転計6の一方を主、他方を従として、主側(図では速度計5を主としている)のリング画像18の光沢調表示19の回転に連動させて、従側のリング画像18の光沢調表示19を回転させても良い。燃料計8、水温計9のリング画像18の光沢調表示19は特に、連動して回転するようにされていないが、連動して回転するようにしても良いことは勿論である。
【0069】
次に、この実施の形態3の作用について説明する。
【0070】
図7、図8、図9はそれぞれ、異なる時点(時速0km/h、54km/h、114km/h)における画像表示装置2の運転情報画像4を示している。これらの各図では、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を有している。そして、このリング画像18を光沢調表示19としている。このように、画像表示装置2に表示したアナログ式メータ画像15の外周に沿ってリング画像18を設け、このリング画像18を光沢調表示19とすることにより、美観や高級感を得ることができる。
【0071】
そして、図7、図8、図9のそれぞれにつき、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19は、どれも同じものがリング画像18の周方向に回転した状態となっている。また、回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19は、どれも同じものがリング画像18の周方向に回転した状態となっている。なお、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19と回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19とはデザインを一致させても良いが、特に一致させる必要はない。そして、速度計5の光沢調表示19における指針16の先端近傍(現示部分)が易視認輝度部31に変化されている。
【0072】
そして、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19と連動して、回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19が回転されている。
【0073】
この実施の形態3によれば、実施の形態1または2と同様に、光沢調表示19されたリング画像18における各部の輝度21を変更することにより、光沢調表示19に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示19をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0074】
また、複数のリング画像18の光沢調表示19を連動して変化させることにより、統一感のある光沢調表示とすることができる。
【0075】
更に、この実施の形態3によれば、実施の形態2と同様に、光沢調表示19されたリング画像18における指針16が現示している部分の輝度21を自動的に変更することにより、指針16を視認し易いものとすることができる。
【0076】
特に、指針16が現示している部分の輝度21を高輝度部22または中間輝度部23とすることにより、指針16および目盛をより視認し易くすることができる。
【0077】
加えて、この実施の形態3によれば、リング画像18の高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像18上を移動させることにより、簡単な構成で指針16が現示している部分を確実に視認させることができる。
【0078】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、各実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
【0079】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、光沢調表示されたリング画像における各部の輝度を変更することにより、光沢調表示に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0080】
請求項2の発明によれば、光沢調表示されたリング画像における指針が現示している部分の輝度を自動的に変更することにより、指針を視認し易いものとすることができる。
【0081】
請求項3の発明によれば、指針が現示している部分の輝度を高輝度部または中間輝度部とすることにより、指針および目盛をより視認し易くすることができる。
【0082】
請求項4の発明によれば、リング画像の高輝度部と中間輝度部と低輝度部とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像上を移動させることにより、簡単な構成で指針が現示している部分を確実に視認させることができる。
【0083】
請求項5の発明によれば、複数のリング画像の光沢調表示を連動して変化させることにより、統一感のある光沢調表示とすることができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の平面図である。
【図2】図1の中速時の変化の様子を示す図である。
【図3】図1の高速時の変化の様子を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2の平面図である。
【図5】図4の中速時の変化の様子を示す図である。
【図6】図4の高速時の変化の様子を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3の平面図である。
【図8】図7の中速時の変化の様子を示す図である。
【図9】図7の高速時の変化の様子を示す図である。
【符号の説明】
2 画像表示装置
15 アナログ式メータ画像
16 指針
17 指針回動領域
18 リング画像
19 光沢調表示
21 輝度
22 高輝度部
23 中間輝度部
24 低輝度部
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両には車室内に車両用表示装置が設けられている。車両用表示装置には、現在、機械式表示装置が多く用いられているが、画像表示装置を採用することも検討されている。
【0003】
画像表示装置を採用した車両用表示装置としては、特許文献1に記載されているようなものもある。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−16091号公報
【0005】
そして、画像表示装置を採用した場合には、表示のデザインやレイアウトを自在に設定できるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像表示装置を有する車両用表示装置において、指針および指針回動領域を有するアナログ式メータ画像を表示し、指針回動領域の外周に沿ってリング画像を表示すると共に、このリング画像を光沢調表示としたものについては先行技術は知られておらず、画像表示装置の持つ多様性が充分に発揮されていないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、アナログ式メータ画像の指針回動領域の外周に沿って光沢調表示されたリング画像の視覚効果等を向上することのできる車両用表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、画像表示装置に、指針および指針回動領域を有するアナログ式メータ画像を表示した車両用表示装置であって、前記指針回動領域の外周に沿ってリング画像を表示し、該リング画像を光沢調表示とすると共に、リング画像の光沢調表示における各部の輝度を自在に変更可能に構成した車両用表示装置を特徴としている。
【0009】
このように構成された請求項1にかかる発明によれば、光沢調表示されたリング画像における各部の輝度を変更することにより、光沢調表示に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0010】
請求項2に記載された発明では、光沢調表示されたリング画像における指針が現示している部分を、視認し易い輝度に自動的に変更可能に構成した請求項1記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0011】
このように構成された請求項2にかかる発明によれば、光沢調表示されたリング画像における指針が現示している部分の輝度を自動的に変更することにより、指針を視認し易いものとすることができる。
【0012】
請求項3に記載された発明では、光沢調表示されたリング画像が、高輝度部と中間輝度部と低輝度部との少なくとも3段階の異なる輝度を有し、リング画像の指針が現示している部分の輝度が視認し易い高輝度部または中間輝度部となるように構成した請求項1または2記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0013】
このように構成された請求項3にかかる発明によれば、指針が現示している部分の輝度を高輝度部または中間輝度部とすることにより、指針および目盛をより視認し易くすることができる。
【0014】
請求項4に記載された発明では、リング画像の高輝度部と中間輝度部と低輝度部とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像上を移動するよう構成した請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0015】
このように構成された請求項4にかかる発明によれば、リング画像の高輝度部と中間輝度部と低輝度部とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像上を移動させることにより、簡単な構成で指針が現示している部分を確実に視認させることができる。
【0016】
請求項5に記載された発明では、複数のリング画像の光沢調表示が連動して変るよう構成した請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車両用表示装置を特徴としている。
【0017】
このように構成された請求項5にかかる発明によれば、複数のリング画像の光沢調表示を連動して変化させることにより、統一感のある光沢調表示とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明を具体化した実施の形態について、図示例と共に説明する。
【0019】
図1〜図3は、この発明の実施の形態1を示すものである。
【0020】
まず、全体的な構成を説明すると、一般に車両には車室内に表示装置1が設けられている。この実施の形態1では、図1に示すように、表示装置1として機械式表示装置ではなく、画像表示装置2を採用する。画像表示装置2は、表示器に画像を表示させるようにしたものである。画像表示装置2には、例えば、液晶パネル、ELパネル、その他のパネル状画像表示器が含まれる。なお、これらのものは、それぞれ固有の特徴および利点を有しており、目的に応じて使い分けられるものである。これらの画像表示装置2は、直接、または、間接的に視認できるように車室内に設置される。
【0021】
そして、画像表示装置2の画像表示領域3に、運転情報画像4を表示可能に構成する。運転情報画像4としては、例えば、速度計5、回転計6、距離計7、燃料計8、水温計9等が存在する。また、運転情報画像4として、地形情報等表示部10や、車間距離情報表示部11や、シフトレンジ表示部12等を設けても良い。なお、これらのものは、必ずしも全部が必要という訳ではない。反対に、必要に応じて、これら以外の運転情報画像4を設けることも可能である。
【0022】
図1では、画像表示領域3の左側部分に速度計5が表示され、右側部分に回転計6が表示されている。速度計5および回転計6はそれぞれ中央に向けて傾斜配置されたかの如き表示とすることにより、立体感や高級感等を出し得るように演出されている。また、速度計5の内部(特に下部)には距離計7が表示されている。画像表示領域3の中央部(特に上部)に燃料計8と水温計9とが表示されている。燃料計8と水温計9とは左右に隣接して表示されている。また、画像表示領域3の中央部(特に下部)に地形情報等表示部10が表示されている。地形情報等表示部10には、カーナビゲーション装置の地図データを二次元表示させても3次元表示させても良い。また、地形情報等表示部10には、実際の風景画像やその他の交通情報などを表示させても良い。地形情報等表示部10には車間距離情報表示部11を重ねて表示させても良い。図1では、車間距離情報表示部11は地形情報等表示部10のほぼ中央部に表示されている。また、地形情報等表示部10にはシフトレンジ表示部12を重ねて表示させても良い。図1では、シフトレンジ表示部12は地形情報等表示部10の隅(特に左下縁部)に表示されている。なお、各運転情報画像4の配置はこれに限るものではない。
【0023】
ここで、例えば、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれアナログ式メータ画像15となっている。アナログ式メータ画像15は指針16および指針回動領域17を有するものである。また、距離計7、車間距離情報表示部11はデジタル表示となっている。更に、地形情報等表示部10、シフトレンジ表示部12は画像表示となっている。
【0024】
上記のように、画像表示装置2に、指針16および指針回動領域17を有するアナログ式メータ画像15を表示した構成に対してこの発明では、指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を表示する。尚、指針回動領域17の外周とは、外周周辺部も含み、リング画像は指針の指示先端部と重ねて表示しても、重ねないで表示してもどちらでも良い。そして、リング画像18を光沢調表示19とする。ここで、光沢調表示19とは、光沢を有する素材感を再現した表示を指す。例えば、光沢調表示19には、金属光沢や、漆調光沢や、表面をクリア処理されたプラスチックが持つプラスチック調光沢や、その他これと同等の光沢が含まれる。なお、これらは、それぞれ固有の特徴および視覚効果を有しており、目的に応じて使い分けられるものである。更に、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更可能に構成する。光沢調表示19とするためには、少なくとも高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24の3段階の異なる輝度21が必要となる。
【0025】
より具体的には、上記したように、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を設ける。なお、必ずしも全てのアナログ式メータ画像15にリング画像18を設ける必要はなく、少なくとも、1つのアナログ式メータ画像15にリング画像18が設けられていれば良いことは言うまでもない。そして、各リング画像18を光沢調表示19とする。更に、このリング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更させるようにする。ここでは、速度計5と回転計6のリング画像18が変更するようにしている。燃料計8、水温計9のリング画像18は特に、変更されていないが、変更するようにしても良いことは勿論である。
【0026】
この実施の形態1では、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21の変更をランダムなものとする。ここで、速度計5、回転計6については、リング画像18の上に目盛が表示され、指針回動領域17の中に数値が表示されているが、必ずしもこれに限るものではなく、目盛は燃料計8、水温計9と同様に指針回動領域17の内部に表示するようにしても良い。反対に、目盛と数値をリング画像18の上に表示するようにしても良い。
【0027】
更に、複数のリング画像18が有る場合に、光沢調表示19を連動して変るよう構成しても良い。
【0028】
具体的には、上記したように、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を有している。そして、各リング画像18はそれぞれ個別に変るようにすることも可能である。しかし、この実施の形態1では、これらの各リング画像18を連動して変るよう構成する。なお、各リング画像18が、個別に変るか、連動して変るかを選択可能にすることも勿論である。ここでは、速度計5と回転計6のリング画像18が連動して変るようにしている。燃料計8、水温計9のリング画像18は特に、連動して変るようにされていないが、連動して変るようにしても良いことは勿論である。
【0029】
なお、上記したような表示の制御は、図示しない画面制御装置を用いて行わせるようにする。この画面制御装置は、車速信号、回転数信号、走行距離信号、燃料残量信号、水温信号、地形情報等データ、車間距離信号、シフトレンジ検知信号などを入力して、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9の指針16、および、距離計7、地形情報等表示部10、車間距離情報表示部11、シフトレンジ表示部12の表示をそれぞれ制御する基本機能を備えている。
【0030】
具体的には、上記画面制御装置は、例えば、固定部表示用データと、可動部表示用データとを合成して表示する基本構成などとする。ここで、可動部表示用データは主として各指針16を表示するためのデータである。また、可動部表示用データには距離計7、地形情報等表示部10、車間距離情報表示部11、シフトレンジ表示部12を表示するためのデータ等も含まれている。固定部表示用データは、それ以外の固定部分を表示するためのデータである。固定部表示用データには、画像表示領域3の背景画像や指針回動領域17およびリング画像18を表示するためのデータを含んでいる。
【0031】
そして、この実施の形態1では、画面制御装置は、光沢調表示用データを固定部表示用データのリング画像18の表示に重ねて表示する拡張機能が付加される。ここで、光沢調表示用データは光沢調表示19を表示するためのデータである。更に、画面制御装置は、光沢調表示用データをランダムに生成したり、変形したりする拡張機能が付加されている。
【0032】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0033】
図1、図2、図3はそれぞれ、異なる時点(時速0km/h、54km/h、114km/h)における画像表示装置2の運転情報画像4を示している。これらの各図では、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を有している。そして、このリング画像18を光沢調表示19としている。このように、画像表示装置2に表示したアナログ式メータ画像15の外周に沿ってリング画像18を設け、このリング画像18を光沢調表示19とすることにより、美観や高級感を得ることができる。
【0034】
更に、この実施の形態1においては、光沢調表示19されたリング画像18における各部の輝度21を変更することにより、光沢調表示19に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示19をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0035】
特に、この実施の形態1では、光沢調表示19されたリング画像18を、ランダムに各部の輝度21を変更させるようにしている。これにより、多彩な表現力を得ることができる。
【0036】
なお、複数のリング画像18の光沢調表示19を連動して変化させるようにすれば、統一感のある光沢調表示とすることができる。
【0037】
【発明の実施の形態2】
図4〜図6は、この発明を具体化した実施の形態2を示すものである。なお、実施の形態1と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施形態1の説明に準ずるものとする。
【0038】
まず、構成を説明すると、画像表示装置2に表示する運転情報画像4の構成は、基本的に実施の形態1のものと同じである。
【0039】
また、アナログ式メータ画像15の指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を表示し、リング画像18を光沢調表示19とすると共に、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更可能に構成した点については実施の形態1のものと同じである。
【0040】
上記を達成するめための画面制御装置の基本的な構成についても実施の形態1のものと同じである。
【0041】
この実施の形態2のものでは、光沢調表示19されたリング画像18における指針16が現示している部分を、視認し易い輝度(易視認輝度部31)に自動的に変更可能に構成している点に特徴がある。
【0042】
この際、光沢調表示19されたリング画像18は、高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24との少なくとも3段階の異なる輝度21を有している。そして、リング画像18の指針16が現示している部分(易視認輝度部31)の輝度が視認し易い高輝度部22または中間輝度部23となるように構成している点に特徴がある。
【0043】
具体的には、リング画像18に重ねて表示した光沢調表示19は変形も移動もさせずにそのまま固定しておく。そして、指針16の先端近傍に部分的な高輝度部22または中間輝度部23から成る易視認輝度部31を設ける。図4では、易視認輝度部31は高輝度部22とされているが、中間輝度部23としても、高輝度部22と中間輝度部23との混合としても良い。更に、固定された光沢調表示19に対し、指針16の表示と易視認輝度部31の表示とを一緒に動かすようにする。指針16の表示の動きと易視認輝度部31の表示の動きとは完全に一致させても、意図的にわざと多少ずらすようにしても良い。ずらすようにする場合には、例えば、指針16の表示の時計周りまたは反時計周りの動きに対して、易視認輝度部31の表示の時計周りまたは反時計周りの動きを先行させるようにして加速感や減速感を際立たせるように演出することもできる。
【0044】
そのために、この実施の形態2では、画面制御装置は、光沢調表示用データを固定部表示用データのリング画像18の表示に重ねて表示する拡張機能を有すると共に、画面制御装置は部分的な易視認輝度部31の表示のデータを光沢調表示19に重ねて表示する拡張機能を付加している。また、光沢調表示19に重ねた部分的な易視認輝度部31の表示のデータを指針16の動きと同調させて移動させる拡張機能を付加している。
【0045】
なお、指針16の表示の動きと易視認輝度部31の表示の動きとを完全に一致させる場合には、可動部表示用データの各指針16を表示するためのデータに、部分的な易視認輝度部31の表示のデータを持たせるように構成して、機能の簡略化を図るようにしても良い。
【0046】
ここでは、速度計5と回転計6の少なくとも一方(図では速度計5となっている)のリング画像18の光沢調表示19における指針16の現示部分が易視認輝度部31となるようにしている。燃料計8、水温計9のリング画像18は特に、指針16の現示部分の光沢調表示19が易視認輝度部31となるようにはされていないが、易視認輝度部31となるようにしても良いことは勿論である。
【0047】
更に、複数のリング画像18の光沢調表示19が連動して変るよう構成し得ることも実施の形態1のものと同じである。
【0048】
例えば、速度計5と回転計6の一方を主、他方を従として、主側(図では速度計5を主としている)のリング画像18の光沢調表示19における指針16の現示部分が易視認輝度部31となるように、従側のリング画像18の光沢調表示19を連動して変化させても良い。燃料計8、水温計9のリング画像18の光沢調表示19は特に、連動して変るようにされていないが、連動して変るようにしても良いことは勿論である。
【0049】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0050】
図4、図5、図6はそれぞれ、異なる時点(時速0km/h、72km/h、124km/h)における画像表示装置2の運転情報画像4を示している。これらの各図では、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を有している。そして、このリング画像18を光沢調表示19としている。このように、画像表示装置2に表示したアナログ式メータ画像15の外周に沿ってリング画像18を設け、このリング画像18を光沢調表示19とすることにより、美観や高級感を得ることができる。
【0051】
そして、図4、図5、図6のそれぞれで、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19はどれも同じになっている。また、回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19はどれも同じになっている。なお、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19と回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19とはデザインを一致させても良いが、特に一致させる必要はない。そして、速度計5の光沢調表示19における指針16の先端近傍(現示部分)が易視認輝度部31に変化されている。
【0052】
そして、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19の易視認輝度部31と連動して、回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19の易視認輝度部31が変化されている。
【0053】
この実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、光沢調表示19されたリング画像18における各部の輝度21を変更することにより、光沢調表示19に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示19をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0054】
また、複数のリング画像18の光沢調表示19を連動して変化させることにより、統一感のある光沢調表示とすることができる。
【0055】
更に、この実施の形態2によれば、光沢調表示19されたリング画像18における指針16が現示している部分の輝度21を自動的に変更することにより、指針16を視認し易いものとすることができる。
【0056】
特に、指針16が現示している部分の輝度21を高輝度部22または中間輝度部23とすることにより、指針16および目盛をより視認し易くすることができる。
【0057】
【発明の実施の形態3】
図7〜図9は、この発明を具体化した実施の形態3を示すものである。なお、実施の形態1および2と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分については、上記実施の形態1または2の説明に準ずるものとする。
【0058】
まず、構成を説明すると、画像表示装置2に表示する運転情報画像4の構成は、基本的に実施の形態1または2のものと同じである。
【0059】
また、アナログ式メータ画像15の指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を表示し、リング画像18を光沢調表示19とすると共に、リング画像18の光沢調表示19における各部の輝度21を自在に変更可能に構成した点については実施の形態1または2のものと同じである。
【0060】
上記を達成するめための画面制御装置の基本的な構成についても実施の形態1または2のものと同じである。
【0061】
更に、光沢調表示19されたリング画像18における指針16が現示している部分を、視認し易い輝度21に自動的に変更可能に構成している点については実施の形態2のものと同じである。
【0062】
また、光沢調表示19されたリング画像18が、高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24との少なくとも3段階の異なる輝度21を有し、リング画像18の指針16が現示している部分の輝度21が視認し易い高輝度部22または中間輝度部23となるように構成している点については実施の形態2のものと同じである。
【0063】
この実施の形態3のものでは、リング画像18の高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像18上を移動するよう構成した点に特徴がある。
【0064】
具体的には、リング画像18に重ねて表示した光沢調表示19を、そのままの状態で変形させずにリング画像18の周方向に回転移動させるようにする。
【0065】
そのために、この実施の形態3では、画面制御装置は、光沢調表示用データを固定部表示用データのリング画像18の表示に重ねて表示する拡張機能を有すると共に、画面制御装置は光沢調表示用データを指針16の動きと同調させて回転移動させる拡張機能を付加している。
【0066】
ここでは、速度計5と回転計6の少なくとも一方(図では速度計5となっている)のリング画像18の光沢調表示19における指針16の現示部分が易視認輝度部31となるように光沢調表示19全体を回転させている。燃料計8、水温計9のリング画像18については特に、指針16の現示部分の光沢調表示19が易視認輝度部31となるようにはされていないが、易視認輝度部31となるようにしても良いことは勿論である。
【0067】
更に、複数のリング画像18の光沢調表示19が連動して変るよう構成し得ることも実施の形態1または2のものと同じである。
【0068】
例えば、速度計5と回転計6の一方を主、他方を従として、主側(図では速度計5を主としている)のリング画像18の光沢調表示19の回転に連動させて、従側のリング画像18の光沢調表示19を回転させても良い。燃料計8、水温計9のリング画像18の光沢調表示19は特に、連動して回転するようにされていないが、連動して回転するようにしても良いことは勿論である。
【0069】
次に、この実施の形態3の作用について説明する。
【0070】
図7、図8、図9はそれぞれ、異なる時点(時速0km/h、54km/h、114km/h)における画像表示装置2の運転情報画像4を示している。これらの各図では、速度計5、回転計6、燃料計8、水温計9はそれぞれ、アナログ式メータ画像15とされており、それぞれ、別個に指針回動領域17の外周に沿ってリング画像18を有している。そして、このリング画像18を光沢調表示19としている。このように、画像表示装置2に表示したアナログ式メータ画像15の外周に沿ってリング画像18を設け、このリング画像18を光沢調表示19とすることにより、美観や高級感を得ることができる。
【0071】
そして、図7、図8、図9のそれぞれにつき、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19は、どれも同じものがリング画像18の周方向に回転した状態となっている。また、回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19は、どれも同じものがリング画像18の周方向に回転した状態となっている。なお、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19と回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19とはデザインを一致させても良いが、特に一致させる必要はない。そして、速度計5の光沢調表示19における指針16の先端近傍(現示部分)が易視認輝度部31に変化されている。
【0072】
そして、速度計5におけるリング画像18の光沢調表示19と連動して、回転計6におけるリング画像18の光沢調表示19が回転されている。
【0073】
この実施の形態3によれば、実施の形態1または2と同様に、光沢調表示19されたリング画像18における各部の輝度21を変更することにより、光沢調表示19に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示19をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0074】
また、複数のリング画像18の光沢調表示19を連動して変化させることにより、統一感のある光沢調表示とすることができる。
【0075】
更に、この実施の形態3によれば、実施の形態2と同様に、光沢調表示19されたリング画像18における指針16が現示している部分の輝度21を自動的に変更することにより、指針16を視認し易いものとすることができる。
【0076】
特に、指針16が現示している部分の輝度21を高輝度部22または中間輝度部23とすることにより、指針16および目盛をより視認し易くすることができる。
【0077】
加えて、この実施の形態3によれば、リング画像18の高輝度部22と中間輝度部23と低輝度部24とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像18上を移動させることにより、簡単な構成で指針16が現示している部分を確実に視認させることができる。
【0078】
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、各実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
【0079】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、光沢調表示されたリング画像における各部の輝度を変更することにより、光沢調表示に多彩な視覚効果を付与することができる。例えば、光沢調表示をより高級感のあるものなどとすることができる。
【0080】
請求項2の発明によれば、光沢調表示されたリング画像における指針が現示している部分の輝度を自動的に変更することにより、指針を視認し易いものとすることができる。
【0081】
請求項3の発明によれば、指針が現示している部分の輝度を高輝度部または中間輝度部とすることにより、指針および目盛をより視認し易くすることができる。
【0082】
請求項4の発明によれば、リング画像の高輝度部と中間輝度部と低輝度部とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像上を移動させることにより、簡単な構成で指針が現示している部分を確実に視認させることができる。
【0083】
請求項5の発明によれば、複数のリング画像の光沢調表示を連動して変化させることにより、統一感のある光沢調表示とすることができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の平面図である。
【図2】図1の中速時の変化の様子を示す図である。
【図3】図1の高速時の変化の様子を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2の平面図である。
【図5】図4の中速時の変化の様子を示す図である。
【図6】図4の高速時の変化の様子を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3の平面図である。
【図8】図7の中速時の変化の様子を示す図である。
【図9】図7の高速時の変化の様子を示す図である。
【符号の説明】
2 画像表示装置
15 アナログ式メータ画像
16 指針
17 指針回動領域
18 リング画像
19 光沢調表示
21 輝度
22 高輝度部
23 中間輝度部
24 低輝度部
Claims (5)
- 画像表示装置に、指針および指針回動領域を有するアナログ式メータ画像を表示した車両用表示装置であって、
前記指針回動領域の外周に沿ってリング画像を表示し、該リング画像を光沢調表示とすると共に、リング画像の光沢調表示における各部の輝度を自在に変更可能に構成したことを特徴とする車両用表示装置。 - 光沢調表示されたリング画像における指針が現示している部分を、視認し易い輝度に自動的に変更可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
- 光沢調表示されたリング画像が、高輝度部と中間輝度部と低輝度部との少なくとも3段階の異なる輝度を有し、リング画像の指針が現示している部分の輝度が視認し易い高輝度部または中間輝度部となるように構成したことを特徴とする請求項1または2記載の車両用表示装置。
- リング画像の高輝度部と中間輝度部と低輝度部とが、相互に一定の位置関係を保持してリング画像上を移動するよう構成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
- 複数のリング画像の光沢調表示が連動して変るよう構成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
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