JP2010163166A - アクセル開度表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃費効率に適したアクセルの操作領域を外れないように誘導可能な情報を表示するアクセル開度表示装置を提供すること。
【解決手段】アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段12と、アクセル開度の目標アクセル開度を抽出する目標開度抽出手段14と、目標アクセル開度に対応する目標開度表示値と検出されたアクセル開度の表示値であるアクセル開度表示値を表示する表示手段15a、20と、を有し、表示手段は、目標開度抽出手段14が抽出する目標アクセル開度にかかわらず目標開度表示値を常に所定値の表示とすることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、運転者のアクセル開度を表示するアクセル開度表示装置に関し、特に、目標とすべき目標開度と共にアクセル開度を表示するアクセル開度表示装置に関する。
運転者は燃費に配慮した走行を心がけることが多く、一般にも空ぶかしやアイドリングストップ、急加速を回避した運転が推奨されている。しかしながら、このような比較的分かりやすい燃費悪化操作に限られず、走行中のアクセル操作によっても燃費は大きな影響を受けるため、表示情報により燃費向上を支援する表示装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特許文献1記載の表示装置は、運転者が燃費向上に適した変速モード(エコノミー変速モード)を選択した場合、運転操作が燃費向上に適しているか否かを判定し、燃費向上に適した運転操作がなされている場合にはエコランプを点灯し、そうでない場合にはエコランプを消灯することで、運転者に燃費向上の運転操作を促すことができるとしている。
また、特許文献2記載の表示装置は、算出された現在の燃費値と車両別の推奨運転パターンと比較してアクセルの適切な踏み方(適切、止め、踏み込みすぎ)を、色を変えて表示することで、表示を見た運転者に適切な運転操作を促すことができるとしている。
特開2003−220851号公報 特開2002−370560号公報
しかしながら、特許文献1記載の表示装置のように運転操作を判定してエコランプを点消灯するだけでは提供する情報量が少ないという問題がある。エコランプは運転操作が燃費向上に適しているか否かを表示するのみで点消灯の閾値までの量が不明であるため、あとどのくらいアクセルを踏み込めるかが分からない。このため、燃費に配慮する運転者はアクセル低開度の領域を多用してしまい、低燃費のアクセル開度で長時間走行するおそれが生じる。また、エコランプの点消灯に合わせてアクセル操作量を調整した運転をすると、点消灯の閾値付近で運転者がアクセル操作量を頻繁に増減するため、燃費が悪化するおそれが生じる。
また、特許文献2記載の表示装置は、推奨運転パターンの燃費と比較するため瞬間燃費を算出するが、瞬間燃費は過去の燃費であるため燃費が悪化する前にアクセルの踏み方を指示することはできない。また、瞬間燃費を悪化させた要因については何ら表示されないため、運転者は燃費悪化が避けられたものなのか不可避であったのか判断できない。したがって、燃費悪化の前に適切な運転操作を促して燃費悪化を防ぐことは困難である。また、特許文献1記載の表示装置と同様に、アクセル操作量が「適切」との表示と「踏み込みすぎ」との表示の閾値までの量が不明であるため、あとどのくらいアクセルを踏み込めるかが分からないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、燃費効率に適したアクセルの操作領域を外れないように誘導可能な情報を表示するアクセル開度表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、前記アクセル開度の目標アクセル開度を抽出する目標開度抽出手段(例えば、エンジンECU14)と、目標アクセル開度に対応する目標開度表示値(例えば後述の目標値)と検出されたアクセル開度に対応するアクセル開度表示値(例えば後述の現状値)を表示する表示手段(例えば、アクセル開度表示手段15aとアクセル開度インジケータ20)とを有し、表示手段は、目標開度抽出手段が抽出する目標アクセル開度にかかわらず目標開度表示値を常に所定値の表示とすることを特徴とするアクセル開度表示装置を提供する。
燃費効率に適したアクセルの操作領域を外れないように誘導可能な情報を表示するアクセル開度表示装置を提供することができる。
アクセル開度表示装置の機能ブロック図の一例である。 インストルメントパネルに設けられたメータ表示部に一例を示す図である。 アクセル開度の推奨領域と非推奨領域を説明するための図である。 現状値と目標値をそれぞれアナログ量で表示したアクセル開度インジケータの一例を示す図である。 アクセル開度の変化量と表示される現状値の変化量を非線形に対応づけて表示するアクセル開度インジケータの一例を示す図である。 ロックアップ領域外におけるアクセル開度の変化量と表示される現状値の変化量との非線形の対応づけを説明するための図である。 燃料増量領域におけるアクセル開度の変化量と表示される現状値の変化量との非線形の対応づけを説明するための図である。 エンジン回転数の低い領域におけるアクセル開度の変化量と表示される現状値の変化量との非線形の対応づけを説明するための図である。 アクセル開度表示装置がアクセル開度インジケータに現状値を表示する処理手順のフローチャート図である。 アクセル開度インジケータの変形例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら説明する。本発明のアクセル開度表示装置1は、エンジン及び駆動系を高効率で維持できるよう、運転者のアクセル操作を省燃費領域へ誘導する情報を表示する。単に燃費が良いアクセル開度か燃費が良くないアクセル開度かを表示する2値表示でなく、目標とすべきアクセル開度に対し現在のアクセル開度を表示することで、運転者は目標のアクセル開度を超えないように操作量を調整できるため、効率的に走行することが可能になる。
図1は、アクセル開度表示装置1の機能ブロック図を示す。アクセル開度表示装置1は、走行状態及び操作状態を検出するためのセンサ類、エンジンECU(Electrical Control Unit)14、及び、メータECU15がCAN(Controller Area Network)などの車内LANを介して接続して構成される。メータECU15及びエンジンECU14は、プログラムを実行するCPU、プログラム実行の作業領域又は一時的にデータを記憶するRAM、イグニションオフしてもデータを保持するEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)、データの入出力や他のECUとのインターフェイスとなる入出力インターフェイス、他のECUと通信する通信コントローラ、及び、プログラムを記憶するROM等がバスにより接続されたマイコンにより構成される。CPUがプログラムを実行することで、アクセル開度インジケータ20の表示を制御するアクセル開度表示手段15aが実現される。
車速センサ11は、各輪に備えられたロータの円周上に定間隔で設置された凸部が通過する際の磁束の変化をパルスとして検出し、所定のサンプリング時間毎のパルス数から算出した車速を出力する。アクセルペダルストロークセンサ12は、アクセルペダル13の操作量に応じてホール素子を通過する磁界の強さが変化することを利用して、アクセル開度を検出する。
エンジンECU14はエンジンの基本的な制御、アクセル開度に応じて噴射する燃料を制御する燃料噴射制御、最適なタイミングで点火プラグに通電する点火時期制御等、最適なエンジン制御を行う制御装置である。エンジンECU14にはクランク位置に応じてエンジン回転数を検出するクランクポジションセンサ18、スロットル開度を検出するスロットルポジションセンサ17及びスロットルバルブを開閉駆動するスロットルモータ16が接続されている。エンジンECU14は、アクセル開度に応じてスロットルモータ16にスロットルバルブ駆動量を要求し、スロットルポジションセンサ17により実際のスロットル開度を検出してアクセル開度に応じたスロットル開度制御やアイドリング時の回転数制御、クルーズコントロール等の定速走行時の回転数制御を実行する。
メータECU15は、各種センサ、他のECU及びスイッチ類の信号を取得してメータ表示部19に速度やエンジン回転数などの車両状態や半ドアなど警告を所定のマークを点灯して表示する。本実施例では、メータ表示部19に省燃費運転に適したアクセル開度を表示するアクセル開度インジケータ20を有する。
アクセル開度表示手段15aはエンジンECU14から送信されるアクセル開度表示情報に基づき、アクセル開度インジケータ20にアクセル開度を表示する。アクセル開度表示情報は、目標とすべき目標アクセル開度14a及び現在のアクセル開度である。アクセル開度表示手段15aは、アクセル開度表示情報をアクセル開度インジケータ20の表示量に置き換えて現在のアクセル開度を表示する。目標アクセル開度14aについては後述するが、目標アクセル開度14aはエンジンECU14のEEPROMに予め記憶されている。
図2はインストルメントパネルに設けられたメータ表示部19の一例を示す。メータ表示部19は、例えば、エンジン冷却水の温度をステッパモータにより駆動される針が指示する水温メータ32、同様に残燃料ゲージにより検出した残燃料を表示する残燃料メータ33、車速を表示するスピードメータ37、エンジン回転数を表示するタコメータ35等を有する。オド/トリップメータ31は、オドメータとトリップメータを同位置に切り替えて表示する液晶表示装置であり、また、現在のシフトポジション(N、D、P、R)を表示することができる。クロック36は現在の時刻を液晶に表示する。
中央に設けられたマルチインフォメーションディスプレイ(以下、MIDという)34は、液晶によるドットマトリクス表示が可能で、各種のインフォメーションを数字、文字などのデジタル量又は記号やマークの大きさ等のアナログ量で表示する。例えば、瞬間燃費、通算平均燃費、通算平均燃費と残燃料に基づく後続可能距離、通算平均車速、その他、運転者を支援する必要がある場合にはそのメッセージが表示される。MID34が表示するインフォメーションは所定のボタンを操作することで切り替わって表示される。当該ボタンを操作してMID34をアクセル開度の表示に切り替えるとアクセル開度インジケータ20が表示される。
なお、アクセル操作は運転中定常的に必要となるので、HUD(Head Up Display)装置によりフロントガラスにアクセル開度インジケータ20を投影すれば、視線移動の少ない場所に表示することができる。また、メータ表示部19にアクセル開度インジケータ20専用の表示部を設けてもよい。
アクセル開度インジケータ20について説明する。アクセル開度インジケータ20は瞬間燃費を算出することなく省燃費走行に適したアクセル開度を表示するものである。
図3(a)はアクセル開度と燃費の関係の一例を示す。アクセル開度が低い領域ではエンジン回転数も低く燃費は悪化傾向になり、また、アクセル開度が高い領域では余分な燃料噴射等により燃費が悪化傾向になる。したがって、この間に現れる燃費が最大となるアクセル開度が省燃費走行に最適な燃費最大点となるが、燃費が最大となるアクセル開度の付近は快適な走行性が得られる領域でもあるため、燃費最大点の手前に運転者の操作を誘導するとドライバビリティが低下するおそれがある。そこで、本実施形態では、燃費最大点を若干超えたアクセル開度を閾値(以下、目標アクセル開度14aという)に定め、目標アクセル開度以下のアクセル開度となるように運転者の操作を誘導する。これにより、多くの運転者が違和感なく目標とするアクセル開度を表示することができる。
また、パワートレイン系(クラッチからトランスミッション、プロペラシャフト、デファレンシャルギア、ドライブシャフト)の伝達効率は車速により変化するため、目標アクセル開度14aも車速により変化するものである。このため、本実施形態では車速に応じて目標アクセル開度14aを予め定めておく。なお、車速や周辺環境等に応じて目標アクセル開度14aを算出してもよい。
図3(b)は車速と目標アクセル開度14aの関係の一例を示す。図3(b)では、目標アクセル開度14aよりもスロットル開度が大きい側は燃費が低下する非推奨領域であり、小さい側が推奨領域とされる。アクセル開度インジケータ20は、この推奨領域に運転者のアクセル開度を誘導する表示装置である。
目標のアクセル開度として定められた目標アクセル開度14aと現在のアクセル開度とを表示すれば両者の差分が運転者が追加すべきアクセル開度、又は、超過分が戻すべきアクセル開度となる。
図4(a)は、現在のアクセル開度と目標アクセル開度をそれぞれアナログ量で表示した表示例を示す図である(なお、MID34に表示した現在のアクセル開度を以下、現状値と、MID34に表示した目標アクセル開度を以下、目標値という。)。しかしながら、図4(a)のように表示すると運転者が視認する表示情報として不都合がある。車両の速度は随時変化するので目標値も随時変化し、さらに、運転者のアクセル開度である現状値も随時変化する。このため、現状値と目標値が互いに無相関に変化することとなり、現状値が上がった場合に目標値が下がる(又はその逆)など目標値までの差分が不規則に変化し、運転者が目標値にしたがってアクセル開度を調整することが困難になる。
そこで、本実施形態では、アクセル開度表示手段15aが現状値と目標値から運転者が把握すべき表示情報を一つにして表示する。図4(b)はMID34に表示されたアクセル開度インジケータ20の一例を示す。表示情報を一つにするため、目標値に対する現状値の割合(現状値を目標値で除した値)を現状値とすると共に、目標値の表示位置を固定とする。
このような表示により、固定された目標値に対しアクセル操作に応じて現状値の長さが変わることになり、運転者は現状値又は目標値と現状値の差(以下、乖離量という)を指標としてアクセル操作すればよいことなる。なお、目標値の右側の領域は燃費が急激に低下するオーバーゾーンであり、オーバーゾーンの右端は例えば最大のアクセル開度である。
また、表示情報を一つにするため、例えば図4(c)に示すように、目標値の表示位置を固定にすると共に、目標値を基準に乖離量を表示してもよい。図4(c)では目標値の左側の乖離量の長さが目標値までアクセル操作に余裕があることを、右側の乖離量の長さがアクセル操作が大きすぎることを表示する。
運転者は図4(b)又は(c)のようなアクセル開度インジケータ20を視認して、乖離量がゼロとなるようにアクセル開度を調整することができる。なお、現状値はアクセルペダルストロークセンサ12が出力するアクセル開度を所定のサイクル時間毎に平均化したもの表示することとし、過度な変動を防止している。また、アクセル開度インジケータ20は、表示領域の各位置に色が対応づけられたカラー表示となる。
〔非線形表示〕
燃費の良い状態で走行するためには確実に推奨領域内のアクセル開度に誘導することが好ましい。また、推奨領域内であってもエンジンECU14のエンジン制御に伴い燃費は常に変化しているため、オーバーゾーンの手前では現状値の変化を鋭敏に捉え、オーバーゾーンに入らないよう未然に防ぐことが好ましい。
そこで、本実施形態では、アクセル開度表示手段15aが目標アクセル開度14aの手前のアクセル開度では、少しのアクセル開度の変化がより大きな変化となってアクセル開度インジケータ20に表示されるように、表示の非線形化処理を行う。
図5(a)はアクセル開度インジケータ20の一例を、図5(b)はアクセル開度の変化量と表示される現状値の変化量を非線形に対応づけた対応関係の一例をそれぞれ示す。図5(a)ではアクセル開度の操作量よりも表示される現状値の変化量が大きくなるアクセル開度インジケータ20の領域を急変化領域とした。図5(b)の非線形領域に対応した急変化領域では、アクセル開度の変化量に対する現在値の表示量が急激に大きくなる。また、急変化領域以外の領域では、アクセル開度の操作量と表示される現状値の変化量がほぼ等しくなる。
急変化領域に対応するアクセル開度の領域は、例えば図3(a)のパワトレ効率境界から目標アクセル開度までに相当する領域である。この領域は既に燃費が悪化傾向にあるため、少しのアクセル開度の変化があった場合の現状値を大きな変化量で表示することで、燃費が悪化する領域の情報解像度を向上させる。運転者は、燃費が悪化する領域では少しのアクセル開度の増加により現状値が大きく(早く)目標値に近づくので、視認した現状値(乖離量)に基づき急変化領域以外の領域よりも鋭敏に反応して、アクセル開度を戻すなど適切なフィードバック操作を実行できる。
なお、表示の非線形化処理によれば、アクセル開度と目標アクセル開度の差が所定値以上の場合(ここでは急変化領域以外のアクセル開度)、アクセル開度と目標アクセル開度の差に対する目標値と現状値の差が、急変化領域のアクセル開度と目標アクセル開度の差に対する目標値と現状値の差よりも大きく表示されることになる。
また、目標値までの全表示域において、アクセル開度の変化量と表示量の変化量を非線形に対応づけてもよい。図5(c)はアクセル開度と表示される現状値の関係を非線形に対応づけた対応関係の一例を示す。図5(c)では、目標値までの全表示域に渡って、目標値に近づくほどアクセル開度の変化量よりも表示される現状値の変化量が大きくなっている。全表示域に渡って非線形表示することで徐々にアクセル開度の操作量に対し表示される現状値の変化量が大きくなるため、運転者は円滑なアクセル操作がしやすくなる。
また、図5(d)に示すように、アクセル開度が小さい領域ではアクセル開度の変化量に対し表示される現状値の変化量を小さくし、目標値に近い領域ではアクセル開度の変化量に対し表示される現状値の変化量を大きくしてもよい。
以上にように、アクセル開度の変化量と表示される現状値の変化量を非線形とすることで、運転者は燃費が悪化する領域又は目標値に近い領域では、高い情報解像度で表示される現状値を視認して精度良くアクセル開度を調整するので、燃費が悪化するアクセル開度に陥ることがなく燃費向上を達成することができる。また、燃費悪化の度合いを現状値の動きの早さというアナログ表示により視覚的に提示するため、表示と実際の燃費の結びつきを強くアピールできることになり、運転者の心理の上でも燃費に優れたアクセル操作を心がける意識が高まると期待できる。
〔ロックアップ領域外の使用を抑制させる表示〕
アクセル開度の変化量よりも現状値の変化量を大きく表示するアクセル開度インジケータ20は、ロックアップ領域外でアクセル操作するよう誘導する上でも有効である。オートマチック車のトランスミッションは伝達効率を向上するため極力ロックアップ状態となるよう設計されている。しかしながら、中低速でアクセル開度が大きく開かれた場合には、出力向上及びレスポンス向上の目的のためロックアップを外すため、伝達効率が大幅に悪化する。
図6(a)はロックアップ領域と目標アクセル開度14aの関係の一例を示す。目標アクセル開度14aをロックアップ領域と関連なく定めた場合、低中速域では目標アクセル開度14aを目標にアクセル操作するとロックアップ領域を超えてしまい、目標値に近い領域でアクセル操作しても実際には燃費が悪化してしまう。したがって、ロックアップ領域が目標アクセル開度14aをカバーしない車速では、アクセル開度インジケータ20により極力ロックアップ状態で走行するように誘導すれば、燃費を向上することができる。
そこで、アクセル開度表示手段15aは、ロックアップ領域外のアクセル開度の変化量を、ロックアップ領域のアクセル開度の変化量よりも大きくする。図6(b)はアクセル開度と現状値の表示量の関係の一例を示す。図6(b)では比較のためアクセル開度インジケータ20を縦方向に表示した。図6(b)に示すように、ロックアップ領域外ではアクセル開度の変化量に対し表示量の変化量が大きい。
したがって、運転者は、ロックアップ領域外で走行すると、アクセル開度に対してアクセル開度インジケータ20の現状値の表示が大きく変化するのでアクセルペダル13を踏み込みすぎていると認識しアクセルペダル13を戻す操作を行うと期待できるため、燃費の向上を図ることができる。
〔燃料増量による燃費悪化を抑制させる表示〕
エンジンECU14は効率が最大となるように燃料噴射量、点火タイミング、スロットル開度等を制御しているが、排ガス規制に対応するため燃費が悪化する制御に移行する場合がある。例えば、燃料噴射制御では、アクセル開度が一定以上になると触媒冷却のために燃料噴射量を増加させる制御を行う。
図7(a)は目標アクセル開度14aと燃料増量領域の関係の一例を示す。燃料増量領域では燃費が悪化するため、目標アクセル開度14aまではアクセル開度に余裕があっても燃料増量領域を避けるように誘導することが必要になる。
そこで、アクセル開度表示手段15aは、燃料増量領域ではアクセル開度の変化量よりもアクセル開度インジケータ20に表示される現状値の変化量が大きくなるように表示する。図7(b)はアクセル開度と現状値の表示量の関係の一例を示す。図7(b)では比較のためアクセル開度インジケータ20を縦方向に表示した。図7(b)に示すように、燃料増量領域ではアクセル開度の変化量よりも現状値の変化量の方が大きい。
燃料増量領域外で走行するとアクセル開度の変化量に対して現状値の表示が大きく変化するので、運転者はアクセルペダルを踏み込みすぎていると認識する。したがって、燃料増量領域ではアクセルペダルを戻す操作が期待されるため、燃料増量領域に陥ることなく燃費の向上を図ることができる。
〔エンジンの低効率領域使用を抑制させる表示〕
図8(a)は、エンジン回転数とエンジン効率の関係の一例を示す。車両が、低速から中高速まで加速する場合、エンジン回転数とトルクの関係は推移線Aのように遷移する。車両は一般にエンジン回転数の低い低速域では負荷が大きいため効率が低く、エンジン回転数が大きくなると高効率になる。したがって、燃費向上のためには、エンジン回転数が小さい状態(アクセル開度が小さい状態)を短くすることが好ましい。
そこで、アクセル開度表示手段15aは、アクセル開度の小さい領域ではアクセル開度の変化量よりもアクセル開度インジケータ20に表示される現状値の変化量よりも小さくする。図8(b)はアクセル開度と現状値の表示量の関係の一例を示す。図8(b)では比較のためアクセル開度インジケータ20を縦方向に表示した。アクセル開度インジケータ20の緩変化領域では、アクセル開度の変化量に対し表示量の変化量が小さくなるように対応づけられている。
アクセル開度の小さい領域ではアクセル開度を増やしても現状値の表示があまり変化しないので、運転者は目標値まで大きな余裕があると認識する。したがって、低効率領域ではアクセルペダルを踏み込む操作を行うと期待されるため、アクセル開度の小さい領域から早期に離脱するよう誘導することができ、燃費を向上させることができる。
上述したように、アクセル開度と目標アクセル開度の差が所定値以上の場合(ここでは緩変化領域のアクセル開度)、アクセル開度と目標アクセル開度の差に対する目標値と現状値の差が、緩変化領域以外のアクセル開度と目標アクセル開度の差に対する目標値と現状値の差よりも大きく表示される。このため、緩変化領域では運転者に目標アクセル開度まで大きな余裕があると認識させ、アクセル開度の小さい領域から早期に離脱するよう誘導することができる。
〔アクセル開度表示装置1の動作〕
図9はアクセル開度表示装置1がアクセル開度インジケータ20に現状値を表示する処理手順のフローチャート図を示す。図9のフローチャート図は、例えばイグニッションオンによりスタートする。なお、図9の処理手順は、アクセル開度が高い側の燃費低下領域(目標値の手前領域、ロックアップ領域外及び/又は燃料増量領域の全て若しくはいずれか一つであってもよい)及びエンジンの低効率領域を非線形表示する場合であり、アクセル開度と現状値の表示量の関係は例えば図5(c)又は(d)が相当する。
運転者がアクセルペダル13を操作すると、アクセルペダルストロークセンサ12がアクセル開度を検出する(S10)。検出されたアクセル開度は所定のサイクル時間毎にエンジンECU14に送出される。エンジンECU14は、アクセル開度や車速に応じて目標アクセル開度14aを抽出し、アクセル開度表示情報をメータECU15に送出する。
アクセル開度表示手段15aは、目標アクセル開度14a及びアクセル開度を比較して効率的な駆動状態か否かを判定する(S20)。効率的な駆動状態か否かは、アクセル開度が非線形表示されるほど高いか又は低いかに基づき、アクセル開度が高い又は低い場合には効率的な駆動状態でないと判定する。
効率的な駆動状態の場合(S20のYes)、アクセル開度表示手段15aは非線形表示することなくアクセル開度に応じた現状値をアクセル開度インジケータ20に表示する(S30)。
効率的な駆動状態でない場合(S20のNo)、アクセル開度表示手段15aは低速又は低回転のために低効率の状態か否かを判定する(S40)。低速又は低回転のために低効率の状態である場合(S40のYes)、アクセル開度表示手段15aはアクセル開度の変化量に対し、小さい変化量で現状値を表示する(S60)。
低速又は低回転のために低効率の状態でない場合(S40のNo)、アクセル開度表示手段15aはアクセル開度をさらに増加すると燃費が大きく悪化するアクセル開度か否かを判定する(S50)。
アクセル開度をさらに増加すると燃費が大きく悪化する状態の場合(S50のYes)、アクセル開度表示手段15aはアクセル開度の変化量に対し、大きい変化量で現状値を表示する(S60)。なお、アクセル開度を増加すると燃費が大きく悪化する状態でない場合(S50のNo)、アクセル開度表示手段15aは非線形表示することなくアクセル開度に応じた現状値をアクセル開度インジケータ20に表示する(S30)。
運転者このようにして表示されたアクセル開度インジケータ20をフィードバックしてアクセル開度を調整するので、低回転又は低速で効率の悪いアクセル開度を早期に離脱し、また、アクセル開度を増大して低効率領域に陥ることなく適切なアクセル開度に操作することができる。
〔アクセル開度インジケータ20の変形例〕
図10はアクセル開度インジケータ20のいくつかの変形例を示す。アクセル開度インジケータ20は、固定された目標値に対し現状値を表示するものであればよい。図10(a)は円形のアクセル開度インジケータ20の一例を示す。円形のアクセル開度インジケータ20は、同芯円状に固定された目標値及びオーバーゾーンが表示され、現状値はその中心の円の大きさにより表示される。なお、円表示に限られず、他の形状(例えば、三角、四角などの多角形)であってもよい。
図10(b)は指針表示のアクセル開度インジケータ20の一例を示す。指針表示のアクセル開度インジケータ20は、固定された目標値に対し現状値が針の示す位置により表示される。
図10(c)は色の変化によりアクセル開度を表示するアクセル開度インジケータ20の一例を示す。図10(c)では、アクセル開度を示すマークや記号(図では「Accel」)が現状値に応じて色を変化させる。例えば、目標値に近づくにつれ「緑→黄色→赤」とマーク全体の色が徐々に変化していく。目標値を例えば赤色に対応させ、アクセル開度が目標値に達して赤色になった後はマーク全体を点滅させれば、運転者は目標値に達したことを認識できる。また、目標値に達した場合に警報音を吹鳴してもよい。非線形表示領域では、色の変化を早くしてもよいし、赤色に達する前に点滅させてもよい。なお、円形又は指針表示のアクセル開度インジケータ20に色の変化を組み合わせることが、視認性を向上する上で好適である。
図10(d)は、数値によりアクセル開度を表示するアクセル開度インジケータ20の一例を示す。アクセル開度表示手段15aは、目標値を100としてアクセル開度の現状値を数値で表示する。アクセル開度インジケータ20をデジタル表示することで、運転者は現状値を数値で把握することができる。
本実施形態のアクセル開度表示装置1によれば、アクセル開度の目標値及び現在のアクセル開度をアナログ量にて表示し、燃費悪化の前に効率のよいアクセル開度に誘導するので、燃費悪化を防ぐことができる。また、燃費が悪化しやすいアクセル開度ではアクセル開度と表示量の関係を非線形にするので、低効率なアクセル開度による走行を回避するように誘導することができる。
1 アクセル開度表示装置

11 車速センサ
12 アクセルペダルストロークセンサ
13 アクセルペダル
14 エンジンECU
15 メータECU
15a アクセル開度表示手段
16 スロットルモータ
17 スロットルポジションセンサ
18 クランクポジションセンサ
19 メータ表示部
20 アクセル開度インジケータ
34 マルチインフォメーションディスプレイ

Claims (7)

  1. アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、
    前記アクセル開度の目標アクセル開度を抽出する目標開度抽出手段と、
    前記目標アクセル開度に対応する目標開度表示値と検出された前記アクセル開度の表示値であるアクセル開度表示値を表示する表示手段と、を有し、
    前記表示手段は、前記目標開度抽出手段が抽出する前記目標アクセル開度にかかわらず前記目標開度表示値を常に所定値の表示とする、
    ことを特徴とするアクセル開度表示装置。
  2. 前記表示手段は、前記アクセル開度検出手段が検出した前記アクセル開度の変化量に対し、前記アクセル開度表示値の変化量を可変にして表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載のアクセル開度表示装置。
  3. 前記表示手段は、前記アクセル開度検出手段が検出する前記アクセル開度と前記目標アクセル開度との差が所定以上の場合、前記アクセル開度表示値の変化量を前記アクセル開度検出手段が検出した前記アクセル開度の変化量よりも小さく表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載のアクセル開度表示装置。
  4. 前記表示手段は、前記アクセル開度検出手段が検出した前記アクセル開度が所定値以下の場合、前記アクセル開度表示値の変化量を前記アクセル開度検出手段が検出した前記アクセル開度の変化量よりも小さく表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載のアクセル開度表示装置。
  5. 前記アクセル開度検出手段が検出した前記アクセル開度と前記目標アクセル開度の差が所定値以上の場合、前記表示手段は、前記アクセル開度と前記目標アクセル開度の差に対する前記目標開度表示値と前記アクセル開度表示値の差を、前記アクセル開度検出手段が検出した前記アクセル開度と前記目標アクセル開度の差が所定値未満の場合の前記アクセル開度と前記目標アクセル開度の差に対する前記目標開度表示値と前記アクセル開度表示値の差よりも大きく表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載のアクセル開度表示装置。
  6. 前記表示手段は、前記アクセル開度検出手段が検出する前記アクセル開度が所定以上の場合、前記アクセル開度表示値の変化量を前記アクセル開度検出手段が検出した前記アクセル開度の変化量よりも大きく表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載のアクセル開度表示装置。
  7. 前記表示手段は、前記アクセル開度の増加により燃費が向上する場合、前記アクセル開度の増加により燃費が悪化する場合よりも、前記アクセル開度表示値の変化量を前記アクセル開度検出手段が検出した前記アクセル開度の変化量よりも小さく表示する、
    ことを特徴とする請求項2記載のアクセル開度表示装置。
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