JP2004180855A - キャビネットにおける扉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉を開いた際に、キャビネット内の収容スペースが小さくなるのを防止する。
【解決手段】左右方向に並べて配列された複数の小扉5における互いに隣接する上下の側端部同士を、上下方向を向く枢軸をもって枢着して連結することにより、キャビネット1の前面開口部を覆いうる大きさの伸縮扉3を形成し、該伸縮扉3における小扉5の上下の枢着部を、1つおき毎にキャビネット1の開口部に設けた上下1対のガイドレール2に、左右方向に移動可能に係合し、かつ他の枢着部を、ガイドレール2に係合した枢着部よりも若干前方に位置させることにより、伸縮扉3が、キャビネット1の前方に折り畳まれて開扉されるようにする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャビネットの開口部に設けられる伸縮式の扉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
キャビネットの開口部に設けられる扉としては、複数の扉を前後に異ならせて配置し、それらを側方にスライドさせて、キャビネットの開口部を開閉するようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、多数の狭幅の小扉(プレート)の側端部同士を回動可能かつ折り畳み可能に連結し、キャビネットの開口部において伸縮させることにより、該開口部を開閉しうるようにしたものもある(例えば特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2893378号公報
【特許文献2】
実公平7−34600号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の特許文献1に記載されている扉では、開いたときに、複数枚の扉が前後方向に重なり、前後の厚さが大となるため、キャビネット内の収納スペースが小さくなってしまう。
また、キャビネットの開口部を大きく開口し得ないため収容物を一覧できないという問題もある。
【0006】
後者の特許文献2に記載された扉においても、側方に移動させて開いた際に、各小扉はキャビネットの内方に折り畳まれるため、扉が収納物品と干渉することのないように、小扉の折り畳み寸法分だけ、キャビネット内の奥行き寸法を小さくする必要があり、従って物品の収納量は少なくなる。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、収納物の一覧性が高く、かつ扉を開いた際に収納スペースが小さくなるのを防止しうるようにした、キャビネットにおける扉装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 左右方向に並べて配列された複数の小扉における互いに隣接する上下の側端部同士を、上下方向を向く枢軸をもって枢着して連結することにより、キャビネットの前面開口部を覆いうる大きさの伸縮扉を形成し、該伸縮扉における前記小扉の上下の枢着部を、1つおき毎に前記キャビネットの開口部に設けた上下1対のガイド部材に、左右方向に移動可能に係合し、かつ前記他の枢着部を、前記ガイド部材に係合した枢着部よりも若干前方に位置させることにより、前記伸縮扉が、キャビネットの前方に折り畳んで開扉されるようにする。
【0009】
(2) 上記(1)項において、互いに隣接する小扉の側端部同士を、2個の枢軸を有する連結材により連結する。
【0010】
(3) 上記(2)項において、小扉の上端部同士を連結する1つおきの連結材の上部に、前後方向を向く軸回りに回転するローラを枢着し、このローラを、キャビネットの上部側に設けた、下端に内向片を有するほぼ下向きコ字状断面をなすガイドレール内に、左右方向に転動可能かつ吊支状に嵌合する。
【0011】
(4) 上記(3)項において、ガイドレールに係合されていない他の連結材と、それにより連結された小扉との間に、伸縮扉を閉じたとき、互いに隣接する小扉同士の最大回動量を180°よりも若干小さい角度に規制するストッパを設ける。
【0012】
(5) 上記(2)〜(4)項のいずれかにおいて、伸縮扉の後方に位置する部材の適所に、伸縮扉を閉じたとき、ガイドレールに係合されていない他の連結材の後端が当接することにより、小扉の最大回動量を180°よりも小さい角度に規制するストッパを設ける。
【0013】
(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、伸縮扉の左右両端に、把手部材の内側端部を枢着するとともに、該把手部材の上下両端部を、上下のガイド部材に左右方向に移動可能に係合する。
【0014】
(7) 上記(6)項において、左右の把手部材の後面に、左右方向を向く上下1対のスライダを設け、両スライダを、上下のガイドレールの後面に突設した左右方向を向く上下1対のガイド片間に摺動可能に嵌合する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用したキャビネット(1)を、扉を閉じた状態で示す斜視図、図2は、同じく扉を全開した状態の斜視図である。
【0016】
キャビネット(1)の前端開口部の上下両端、すなわち、上面板(1a)の前端下面と底板(1b)の前端面に対向状に取付けられた上下1対のガイドレール(2)(2)間には、アコーディオン状の伸縮扉(3)が、左右方向に移動可能に設けられている。
【0017】
上下のガイドレール(2)は、それぞれ下向コ字状及び上向コ字状断面をなし、互いの対向面に前後1対の内向片(2a)(2a)を対向状に連設することにより、それらの対向端間には、左右方向を向くスリット状のガイド溝(4)が形成されている。
また、図3に示すように、上下のガイドレール(2)における対向面の後端には、ストッパ片(2b)が左右方向全長に亘って対向状に突設され、さらに、両ガイドレール(2)の後面には、上下1対のガイド片(2c)(2c)が後向きに突設されている。
【0018】
上記伸縮扉(3)は、図4の分解斜視図にも示すように(上下同一構成につき、下部側は省略する)、左右両端を、後方(図4において左手前)に向かって平面視ほぼL字状に折曲された多数の狭幅の小扉(5)と、それらの上下の開口端部に下半部が圧嵌される、前部キャップ(6a)と後部キャップ(6b)とからなる2分割構造のキャップ部材(6)と、左右方向に隣接する両キャップ部材(6)の側端部同士を回動可能に連結する、形状の異なる連結材(7)(8)と、左右両端の上下のキャップ部材(6)の側端に連結される把手部材(9)と、該把手部材(9)の上下両端に取付けられた案内キャップ部材(9a)とを備えている。
【0019】
左右の把手部材(9)における後面の上下の端部には、上記上下のガイドレール(2)のガイド片(2c)に摺動可能に嵌合可能な合成樹脂製のスライダ(10)が内向片(11a)の前面に取付けられた正面視L字状(上方のものは倒立L字状)をなす1対のガイド金具(11)が、ねじ(12)により固定されている。
上方のガイド金具(11)における内向片(11a)の内方の下端縁には、図示しない施錠装置のロックレバーが係脱しうる係合片(13)が後向きに突設されている。
【0020】
各キャップ部材(6)の両側端部に形成された段落面(6c)には、前部及び後部キャップ(6a)(6b)を突き合わせて一体化し、キャップ部材(6)を形成した際に、上下方向を向く軸孔(14)と拡径孔(15)とが連通状に形成され、左右両端に位置するキャップ部材(6)の外方の軸孔(14)と拡径孔(15)には、上記案内キャップ部材(9a)の内向連結片(9b)の下面に突設された枢軸(16)と拡径軸(17)が、また互いに隣接するキャップ部材(6)の軸孔(14)と拡径孔(15)には、上記連結材(7)(8)の下面に突設された左右2個の枢軸(16)と拡径軸(17)が、それぞれ抜け止めされて回動可能に嵌合されている。
【0021】
なお、上記連結材(7)(8)は、隣接するキャップ部材(6)の対向端部に1個おきに交互に取付けられている。
【0022】
これにより、隣接する小扉(5)の上下両端の対向端部と、最側端の小扉(5)と把手部材(9)の上下両端の対向端部とが、枢軸(16)回りに回動可能に連結されている。
【0023】
一方の連結材(7)は、平面視概ね三角形状をなし、前端面の左右の両側部には、ストッパとしての切欠凹部(7a)(7a)が形成され、この切欠凹部(7a)は、連結材(7)を、互いに隣接するキャップ部材(6)の段落面(6c)に載置した際、両キャップ部材(6)の前端部に形成されたストッパ部(6d)に当接しうるようになっている。
また、連結材(7)の後端にも、上記上下のガイドレール(2)のストッパ片(2b)の前面に当接可能なストッパ面(7b)が形成されている。
【0024】
すなわち、伸縮扉(3)を開いた状態から閉じ、隣接する小扉(5)が連結材(7)の枢軸(16)(16)を中心として180°よりも若干小さい角度だけ前向きに回動した際、両キャップ部材(6)のストッパ部(6d)は連結材(7)の切欠凹部(7a)に、またストッパ面(7b)はガイドレール(2)のストッパ片(2b)にそれぞれ当接し、それ以上回動するのが規制されるようになっている。
【0025】
他方の連結材(8)の平面形は、ほぼ楕円形をなし、その上面に突設された上向支持片(18)には、前後方向を向く軸回りに回転する前後1対のローラ(19)(19)が枢支されている。
【0026】
また、左右の案内キャップ部材(9a)の上面に突設された左右2個の上向支持片(18)(18)にも、前後方向を向く軸回りに回転する前後1対ずつのローラ(19)(19)が枢支されている。
【0027】
上記連結材(8)と案内キャップ部材(9a)の各ローラ(19)は、図3に示すように、上方のガイドレール(2)内に収容され、その内向片(2a)(2a)の上面に沿って左右方向に転動することにより、伸縮扉(3)は、ガイドレール(2)に吊支された状態で開閉させうるようになっている。
【0028】
また、把手部材(9)の後面に取付けたガイド金具(11)のスライダ(10)は、図3に示すように、上下のガイドレール(2)の後面のガイド片(2c)間に左右方向に摺動可能に嵌合されている。
【0029】
なお、連結材(8)と対向する下方において、隣接する下方のキャップ部材(6)同士を連結している連結材(8)の下面には、図3に示すように、ローラ(19)の代わりに、拡径ガイド片(20)が下向きに突設され、この拡径ガイド片(20)は、下方のガイドレール(2)内に、ガイド溝(4)を挿通して左右方向に摺動可能に嵌合されている。
【0030】
また、図示は省略するが、把手部材(9)の下方の案内キャップ部材(9a)の下面にも、ローラ(19)の代わりに、下方のガイドレール(2)内を左右方向に摺動可能な拡径ガイド片が突設されている。
これにより、伸縮扉(3)は、その下端が下方のガイドレール(2)に案内されながら安定的に開閉される。
【0031】
左右の把手部材(9)の内面における上下方向の中間部には、伸縮扉(3)を閉じた際、キャビネット(1)の側板(1c)の内側面に吸着することにより、伸縮扉(3)を閉扉状態に保持するマグネット付きキャッチ部材(21)が取付けられている。
【0032】
上記実施形態において、伸縮扉(3)を、図5に示す閉扉状態(伸縮扉のみの平面図を示す)から、例えば右方に向かって開くには、左方の把手部材(9)に手を掛けて伸縮扉(3)全体を右方に押動する。
すると、左方のマグネット付きキャッチ部材(21)が側板(1c)より離れることにより、伸縮扉(3)は、上下のガイドレール(2)に沿って右方に移動する。これにより、連結材(7)により連結されている各小扉(5)の一方の端部は、連結材(7)と共に前方に移動し、かつ連結材(8)により連結されている各小扉(5)の他方の端部は、上方のガイドレール(2)により前後方向の移動が阻止されているため、図6に示すように、各小扉(5)は、キャビネットの前方に突出するようにして、平面視ジグザグ状に重なり合って折り畳まれ、キャビネット(1)の左方が大きく開かれる(図2参照)。
【0033】
開扉された伸縮扉(3)の右方の把手部材(9)に手を掛けて、左方に押動すれば、伸縮扉(3)全体を開いた状態のまま左方に移動させることもできる。従って、伸縮扉(3)の後方のキャビネット内への物品の出し入れも容易に行いうる。
この際、左右の把手部材(9)の後面に取付けたガイド金具(11)のスライダ(10)が、上下のガイドレール(2)の後面のガイド片(2c)に案内されて摺動するため、伸縮扉(3)の傾きが防止され、開いた状態のまま安定的に移動させることができる。
【0034】
図6の開扉状態から、伸縮扉(3)を閉じると、各小扉(5)が連結材(7)(8)の枢着部を中心として外側方に回動することにより、図5に示すように、連結材(7)が若干前方に位置した状態で平面視ほぼ一直線状となり、キャビネット(1)の前面が閉塞される。
【0035】
この際、連結材(7)により連結された互いに隣接する小扉(5)のストッパ部(6d)が、連結材(7)の切欠凹部(7a)と、また連結材(7)のストッパ面(7b)がガイドレール(2)のストッパ片(2b)とそれぞれ当接することにより、両小扉(5)の最大回動量は、180°より若干小さい角度に規制される。従って、図6に示すように、両小扉(5)の一方の枢着部が若干前方に位置することにより、隣接する小扉(5)は枢着部を中心として若干後向きに傾斜し、伸縮扉(3)を開く際に各小扉(5)が前方に円滑に折り畳まれるようになる。
【0036】
以上説明したように、上記実施形態の扉装置において、伸縮扉(3)は、その各小扉(5)がキャビネット(1)の前方に折り畳まれながら開かれるので、キャビネット(1)内の奥行き寸法を大として、収納スペースを増大することができる。
【0037】
また、伸縮扉(3)を左右いずれの方向にも大きく開くことができるとともに、開扉した状態のままでも左右方向に移動させうるので、キャビネット(1)の収納物の一覧性も高まる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、伸縮扉における各小扉は、キャビネットの前方に突出するようにして折り畳まれるので、キャビネット内の奥行き寸法が大となり、収納スペースを増大することができる。
また、伸縮扉の開閉時に、キャビネット内の収納物と接触したり、物品の出し入れに支障を来したりすることもない。
【0039】
請求項2記載の発明によれば、隣接する小扉同士を1個の連結材により連結しうるので、伸縮扉を組立てる際の作業能率が向上する。
【0040】
請求項3記載の発明によれば、伸縮扉の開閉を円滑かつ静粛に行うことができる。
【0041】
請求項4記載の発明によれば、伸縮扉を閉じたときに、ガイドレールに係合されていない小扉同士の枢着部が、ガイドレールに係合された枢着部の若干前方において確実に停止するので、伸縮扉を開く際に、各小扉は円滑に前方に移動しながら折り畳まれる。
【0042】
請求項5記載の発明によれば、上記請求項4の効果に加えて、連結材が伸縮扉の後方の部材に設けたストッパに当接して、その部材により、前方よりの押圧荷重が直接受けられるので、伸縮扉が後方に撓むのが防止され、かつ強度的にも有利となる。
【0043】
請求項6記載の発明によれば、伸縮扉を左右いずれの方向にも容易に開くことができるとともに、開いた状態のまま左右に移動させうるので、キャビネット内の収納物の一覧性が高まり、かつ物品の出し入れも容易となる。
また、把手部材は回動せずに、ガイド部材に沿って移動するのみであるため、伸縮扉を円滑に開閉しうるとともに、開いた状態の伸縮扉を左右方向に安定して移動することができる。
【0044】
請求項7記載の発明によれば、伸縮扉を開いた状態で左右方向に移動させる際の傾きが防止され、それをより安定して左右方向に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したキャビネットを、扉を閉じた状態で示す斜視図である。
【図2】同じく、扉を開いた状態の斜視図である。
【図3】図2のIII−III線の拡大縦断側面図である。
【図4】小扉の上端部同士の連結部の構造を示す分解斜視図である。
【図5】伸縮扉を閉じた際の平面図である。
【図6】同じく、開いた際の平面図である。
【符号の説明】
(1)キャビネット
(1a)上面板
(1b)底板
(1c)側板
(2)ガイドレール
(2a)内向片
(2b)ストッパ片
(2c)ガイド片
(3)伸縮扉
(4)ガイド溝
(5)小扉
(6)キャップ部材
(6a)前部キャップ
(6b)後部キャップ
(6c)段落面
(6d)ストッパ部
(7)(8)連結材
(7a)切欠凹部(ストッパ)
(7b)ストッパ面
(9)把手部材
(9a)案内キャップ部材
(9b)内向連結片
(10)スライダ
(11)ガイド金具
(11a)内向片
(12)ねじ
(13)係合片
(14)軸孔
(15)拡径孔
(16)枢軸
(17)拡径軸
(18)上向支持片
(19)ローラ
(20)拡径ガイド片
(21)マグネット付きキャッチ部材

Claims (7)

  1. 左右方向に並べて配列された複数の小扉における互いに隣接する上下の側端部同士を、上下方向を向く枢軸をもって枢着して連結することにより、キャビネットの前面開口部を覆いうる大きさの伸縮扉を形成し、該伸縮扉における前記小扉の上下の枢着部を、1つおき毎に前記キャビネットの開口部に設けた上下1対のガイド部材に、左右方向に移動可能に係合し、かつ前記他の枢着部を、前記ガイド部材に係合した枢着部よりも前方に位置させることにより、前記伸縮扉が、キャビネットの前方に折り畳んで開扉されるようにしたことを特徴とするキャビネットにおける扉装置。
  2. 互いに隣接する小扉の側端部同士を、2個の枢軸を有する連結材により連結してなる請求項1記載のキャビネットにおける扉装置。
  3. 小扉の上端部同士を連結する1つおきの連結材の上部に、前後方向を向く軸回りに回転するローラを枢着し、このローラを、キャビネットの上部に設けた、下端に内向片を有するほぼ下向きコ字状断面をなすガイドレール内に、左右方向に転動可能かつ吊支状に嵌合してなる請求項2記載のキャビネットにおける扉装置。
  4. ガイドレールに係合されていない他の連結材と、それにより連結された小扉との間に、伸縮扉を閉じたとき、互いに隣接する小扉同士の最大回動量を180°よりも若干小さい角度に規制するストッパを設けた請求項3記載のキャビネットにおける扉装置。
  5. 伸縮扉の後方に位置する部材の適所に、伸縮扉を閉じたとき、ガイドレールに係合されていない他の連結材の後端が当接することにより、小扉の最大回動量を180°よりも小さい角度に規制するストッパを設けてなる請求項2〜4のいずれかに記載のキャビネットにおける扉装置。
  6. 伸縮扉の左右両端に、把手部材の内側端部を枢着するとともに、該把手部材の上下両端部を、上下のガイド部材に左右方向に移動可能に係合した請求項1〜5のいずれかに記載のキャビネットにおける扉装置。
  7. 左右の把手部材の後面に、左右方向を向く上下1対のスライダを設け、両スライダを、上下のガイドレールの後面に突設した左右方向を向く上下1対のガイド片間に摺動可能に嵌合してなる請求項6記載のキャビネットにおける扉装置。
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