JP2005306134A - グローブボックス構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納物重量の制約もしくはスライドレール等を必要とせずに、インナーケースの引き出し時においても、このインナーケースを安定して支持することができるグローブボックス構造を提供する。
【解決手段】車両のインストルメントパネル2内に配設されていて側板6を有すると共に後方に開口しているアウターケース3と、前端側下部をアウターケース3に回動自在に装着されていてアウターケース3の開口部を開閉するグローブボックスリッド17と、アウターケース3内に出し入れ可能に収納されたインナーケース32とを備える。また、グローブボックスリッド17の開閉動作に連動してインナーケース32をグローブボックスリッド17の裏面17aをスライドさせてインナーケース32をアウターケース3に対して出し入れ可能にする連動手段41を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のインストルメントパネルに設けられているグローブボックス構造に関するものである。
従来、車両において小物を収納するグローブボックスは車両のインストルメントパネルに設けられている。このグローブボックスは、インストルメントパネル内に設けられたグローブボックス本体と、このグローブボックス本体の車室側への開口を開閉するグローブボックスリッドとを備えているのが普通である。
ところで、このグローブボックス本体に対する小物の出し入れを容易にするために、グローブボックス本体(アウターケース)内に小物入れ(インナーケース)を引き出し可能に配設すると共に、小物入れが上記グローブボックスリッドの開閉に連動してグローブボックス本体から出し入れされるようにしたグローブボックス構造が知られている。
このグローブボックス構造では、グローブボックス内の上部に小物入れを配置し、この小物入れの両側部に横方向に突出するスライド用突起を設け、このスライド用突起をグローブボックス本体の上部内側面に前後方向に沿って設けられたスライド用溝に係合させて小物入れを前後動可能に支持している。
さらに、グローブボックス本体の開口は、下端側の基部を中心に回動可能なリッドにより開閉されるようになっており、このグローブボックスリッドにはグローブボックス本体及び小物入れの各側壁間に沿って延びる円弧状のリンクの基部が取り付けられている。そして、前記リンクの遊端に突設された係止ピンは小物入れの側壁に縦方向に沿って設けられた係止長穴にスライド可能に係合している。
前記のように構成されたグローブボックス構造において、グローブボックスリッドを開くとリンクを介して係止ピンが小物入れの係止長穴を押圧することにより、小物入れはリッド側に引き出される。また、開放状態のグローブボックスリッドを閉じると、これに連動して係止ピンが係止長穴をグローブボックス本体の奥側に押し込むことにより小物入れはグローブボックス本体内に収納されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭51−63336号公報
しかしながら、上述したグローブボックス構造においては、スライド用突起とスライド用溝との嵌合部によって小物入れとこれに収納されている小物との重量を受けることになるため、収納物重量の制約、もしくはスライド用突起が嵌合する溝部に強靱なスライドレールを配設する必要が生じる問題があった。
本発明は、収納物重量の制約もしくはスライドレール等を必要とせずに、インナーケースの引き出し時においても、このインナーケースを安定して支持することができるグローブボックス構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、請求項1に記載の発明は、車両のインストルメントパネル内に配設されていて側板を有すると共に後方に開口しているアウターケースと、前端側下部を前記アウターケースに回動自在に装着されていて前記アウターケースの開口部を開閉するグローブボックスリッドと、前記アウターケース内に出し入れ可能に収納されたインナーケースとを備え、前記グローブボックスリッドの開閉動作に連動して前記インナーケースを前記グローブボックスリッドの裏面をスライドさせて前記インナーケースを前記アウターケースに対して出し入れ可能にする連動手段を設けたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、前記連動手段は、前記グローブボックスリッドの内面両側部に突設された取付板と、上部に縦方向の長穴が形成されたリンクレバーと、前記リンクレバーの中間部を前記取付板の前端側上部に枢着しているリンク支軸と、前記アウターケースの側板の上部に設けられ且つ前記長穴に挿入された上支軸と、前記リンクレバーの下端部を前記インナーケースの前端側下部に枢着している下支軸と、を備えるリンク機構であり、前記グローブボックスリッドの開閉時における回動力により前記リンク機構を介して前記インナーケースが前記グローブボックスリッドの裏面をスライドすると共に、前記グローブボックスリッドの開放完了時には前記インナーケースの後端側が前記リンク支軸を中心として下向きに傾斜することを特徴としている。
請求項1に係わる発明によれば、アウターケースの開口部を開閉するためにグローブボックスリッドを開閉させると、連動手段を介してインナーケースがグローブボックスリッドの裏面をスライドするので、グローブボックスリッドの開閉力を利用してインナーケースをアウターケースに対して出し入れすることができ、且つ、インナーケース及びその中の収納物の重量はグローブボックスリッドにより受けるので、インナーケースに対する収納物重量の制約を大幅に緩和することができると共に、従来用いられていたスライド用溝の使用を廃止することができる。
また、請求項2に係わる発明によれば、グローブボックスリッドを開閉すると、リンク機構を介してグローブボックスリッドの開閉力がインナーケースに伝達されてインナーケースがグローブボックスリッドの裏面をスライドするので、グローブボックスリッドの開閉力を利用してインナーケースを出し入れすることができる。そして、グローブボックスリッドの開放完了時にはインナーケースの後端側がリンク支軸を中心として下向きに傾斜するので、インナーケース内に対する収納物の出し入れを容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係わるグローブボックス構造1の斜視図、図2は上記グローブボックス構造1の分解斜視図、図3はグローブボックス構造1の縦断側面図をそれぞれ示している。
図3において、車両のインストルメントパネル2内には前記グローブボックス構造1が収納されている。なお、図3において左側が車両前側を示している。
上記グローブボックス構造1は、インストルメントパネル2内に図示しない固定手段により固定されているアウターケース3を有しており、このアウターケース3は後端側に車室A1への開口部4を有するように開口している。
図2に示すように、前記アウターケース3は前側板5と、左右の側板6,6と、上板8及び幅の短い底板9とを略箱状に一体形成したものからなっている。前記左右の側板6,6の後端側は斜め下方を向く円弧状に形成されている。
また、アウターケース3の前部側から左右の側板6,6の後端側下部に沿って外側に延出している当て板10が固定されている。この当て板10は上板8の後部に沿って左右に延びる上板部10aと、この上板部10aから連続して左右の側板6,6の後下縁に沿って下方前側に湾曲している湾曲部10bとからなっている。
上記上板8上には下方に開口していると共に後端が当て板10の上板部10aまで形成されている突出部11が一体形成されている。12は突出部11の後端の上板部10aへの開口部である。
また、突出部11の前部には車幅方向に沿う切り欠き13が形成されている。この切り欠き13は、図示しないステアリングコラムを保持するステアリングメンバ14(図3参照)を逃げるためのものである。
さらに、上板8には前記左右の側板6,6の近傍に沿う位置に1対の長穴15,15がそれぞれ形成されている。この長穴15,15は、後述するインナーケースの左右両側板をガイドするものである。
図2及び図3において、グローブボックスリッド17はアウターケース3の開口部4及び開口部12を開閉するものであって、当て板10に沿って当接するように湾曲して形成されている。このグローブボックスリッド17の裏面17aには、左右の側板6,6の内側近傍に沿うような位置で1対の取付板18,18がそれぞれ一体的に設けられている。
符号17bはグローブボックスリッド17を回動操作するための取っ手を示している。前記グローブボックスリッド17の裏面17aには突起17cが設けられており、この突起17cは後述するインナーケースがグローブボックスリッド17の裏面17aをスライドするときにグローブボックスリッドと突起17cとの間の摩擦を低減させるためのものである。
また、図3に示すように、インストルメントパネル2にはグローブボックスリッド17の上部が当接するための上板2aが設けられている。この上板2aには、前述した当て板10の上板部10aの上部が接続されている。
取付板18,18の前端側下部には取付穴19,19がそれぞれ穿設され、アウターケース3の左右の側板6,6の前端側下部には取付穴20,20がそれぞれ穿設されている。そして、支軸21,21を前記取付穴19,19及び取付穴20,20に挿通して支軸21により取付板18を左右の側板6,6に枢支することによって、グローブボックスリッド17はアウターケース3に開閉可能に取り付けられている。
また、取付板18,18の内側近傍の位置において、取付板18,18の前端側上部には取付穴22,22が穿設され、リンクレバー23,23の中間部には取付穴24,24
がそれぞれ穿設されている。そして、リンク支軸25,25を前記取付板18,18及び取付穴24,24にそれぞれ挿通して、止め輪25a,25aをリンク支軸25,25にそれぞれ装着することにより、リンクレバー23,23が取付板18,18にそれぞれ回動可能に装着されている。
前記リンクレバー23,23の上部には図3に示すように上下に延びる長穴26,26がそれぞれ形成されている。アウターケース3の左右の側板6,6の前端側上部には取付穴27,27がそれぞれ穿設されている。そして、長穴26,26と取付穴27,27に上支軸28,28を挿通して、座金29,29を上支軸28,28に嵌合すると共にナット30,30を上支軸28,28の先端部に螺着することによりリンクレバー23,23の上部は左右の側板6,6の前端側上部に回動可能にそれぞれ取り付けられている。
図2及び図3において、インナーケース32は、底板33の回りを前側板34、後側板35と左右の側板36,36とで囲まれ、且つ上部に開口部37を有する略箱状の形状をしてる。前記底板33は下向きの突状に湾曲していると共に、前記左右側板36,36の上縁には突状部36aが形成されている。
上記インナーケース32は、左右側板36,36の外面がグローブボックスリッド17の取付板18の内面近傍に位置するようにして取付板18,18間に配設されている。
さらに、インナーケース32の左右側板36,36の前端側下部には取付穴37,37がそれぞれ穿設されており、リンクレバー23,23の下端部には取付穴38,38が穿設されている。そして、取付穴37,37及び取付穴38,38に下支軸39,39をそれぞれ挿通して下支軸39,39の先端部に止め輪40,40を取り付けることによりインナーケース32とリンクレバー23とは回動可能に連結されている。
なお、前述したグローブボックスリッド17の取付板18と、リンクレバー23と、インナーケース32の側板36とにより、グローブボックスリッド17の開閉に連動してインナーケース32を出し入れする連動手段としてのリンク機構41が構成されている。
[作用]
上述のように構成されたグローブボックス構造1の作用について説明する。
図3はグローブボックスリッド17が閉じていて図示しない小物が収納されるインナーケース32がアウターケース3内に収納されている状態を示している。
この状態からグローブボックスリッド17の取っ手17bがユーザにより操作されて、グローブボックスリッド17が図3において時計方向に回動されると、リンク支軸25が矢印aで示したように支軸21を中心として回動することにより、リンクレバー23は上支軸28を中心として矢印a方向に回動する。
このリンクレバー23の矢印a方向への回動によって、下支軸39により回動可能に枢着されている前側板34が図中右方へ移動することによって、インナーケース32はアウターケース3から引き出されていく。図4はグローブボックスリッド17が途中まで開かれると共にインナーケース32が途中まで引き出された状態を示している。
この場合、インナーケース32の底板33の前側は、グローブボックスリッド17の裏面17aに当接しているので、インナーケース32はグローブボックスリッド17の裏面17aをスライドしながらアウターケース3から引き出されていく。
図5及び図1はグローブボックスリッド17が最大限まで開かれた状態を示していて、インナーケース32はグローブボックスリッド17の上にくるまでアウターケース3から引き出されている。
このとき、インナーケース32はリンク支軸25を中心として後端側(図中右側)が斜め下向きに傾斜した状態にある。前述した当て板10の下部と取っ手17bとの間の距離Bはリッド開口長さを示している。インナーケース32が上述のように後端側が傾斜しているので、インナーケース32内のコイン等の小物を容易に出し入れすることができる。
なお、インナーケース32が上記のようにアウターケース3から引き出されるとき、インナーケース32の底板33はグローブボックスリッド17の突起17cと線接触していてスライド抵抗が小さくなっている。このため、インナーケース32をグローブボックスリッド17の裏面17a上を容易にスライドさせて引き出すことができる。
この引き出されたインナーケース32は、後部側をリンク機構41により保持されると共に前部側をグローブボックスリッド17の裏面17aにより確実に支持されているので、インナーケース32内の収納物荷重の制約を緩和することができる。
また、従来のグローブボックス構造に用いられていたインナーケース(小物入れ)を出し入れするためのスライド用突起及びスライド用溝の使用を廃止することができる。
小物等が入れられたグローブボックスリッド17をアウターケース3内に収納させる場合には、上記動作と逆の操作により行われる。
すなわち、図5のように開放されたグローブボックスリッド17を閉じることにより、この閉じる力を利用してインナーケース32がリンク機構41を介してインナーケース32がグローブボックスリッド17の裏面17aをスライドしながらインナーケース32の前端側(奥側)に移動して図3に示すように元の位置に収納される。
また、アウターケース3へのインナーケース32の収納時において、インナーケース32の底板33がグローブボックスリッド17の突起17cに線接触していることによりインナーケース32のスライド抵抗が小さくなっている。このため、インナーケース32をグローブボックスリッド17の裏面17aを容易にスライドさせてアウターケース3内に収納することができる。
上記のようにグローブボックスリッド17を開閉する力によりリンク機構41を介してインナーケース32をスライドさせながらアウターケース3に対して出し入れすることができる。
図3において、グローブボックスリッド17が実線で示す閉塞位置から二点鎖線で示す開放位置まで回動するリッド回転角度は本実施例では35°になっており、このときのリンク支軸25の移動量はCである。
このリンク支軸25が距離Cを移動することにより、リンクレバー23とインナーケース32とを連結している下支軸39はDで示すスライド量を移動する。すなわち、グローブボックスリッド17の僅かな回動により、インナーケース32はリンク機構41により移動量を拡大されてグローブボックスリッド17の裏面17aをスライドするようになっ
ている。
前記支軸21とリンク支軸25間の寸法と、上支軸28からリンク支軸25及び下支軸39までの寸法の比とを選択して設定することにより、グローブボックスリッド17の所定の回動量に対してインナーケース32のスライド量Dの大きさを所望の量に設定することができる。
この結果、インナーケース32をスライドさせるとき、リンク支軸25はリンクレバー23を回動させるためにやや大きい力を必要としているが、グローブボックスリッド17の支軸21から取っ手17bまでの寸法が支軸21とリンク支軸25間の寸法に比較して非常に大きいために、取っ手17bの軽い操作力によってグローブボックスリッド17を容易にスライドさせることができる。
なお、本実施例では、前記グローブボックスリッド17の開閉動作に連動してインナーケース32をグローブボックスリッド17の裏面17aに沿ってスライドさせてインナーケース32をアウターケース3に対して出し入れする連動手段としてリンク機構41を用いたが、連動手段としてはグローブボックスリッド17の開閉動作に連動してインナーケース32をグローブボックスリッド17の裏面17a上をスライドさせ得るものであれば他の機構を適宜用いてもよい。
以上説明した発明の実施の形態のグローブボックス構造は、車両のインストルメントパネル(2)内に配設されていて側板(6)を有すると共に後方に開口しているアウターケース(3)と、前端側下部を前記アウターケース(3)に回動自在に装着されていて前記アウターケース(3)の開口部(4)を開閉するグローブボックスリッド(17)と、前記アウターケース(3)内に出し入れ可能に収納されたインナーケース(32)とを備えている。また、このグローブボックス構造は、前記グローブボックスリッド(17)の開閉動作に連動して前記インナーケース(32)を前記グローブボックスリッド(17)の裏面(17a)をスライドさせて前記インナーケース(32)を前記アウターケース(3)に対して出し入れ可能にする連動手段(41)を設けてある。
この構成によれば、アウターケース(3)の開口部(4)を開閉するためにグローブボックスリッド(17)を開閉させると、連動手段(41)を介してインナーケース(32)がグローブボックスリッド(17)の裏面(17a)をスライドするので、グローブボックスリッド(17)の開閉力を利用してインナーケース(32)をアウターケース(3)に対して出し入れすることができ、且つ、インナーケース(32)及びその中の収納物の重量はグローブボックスリッド(17)により受けるので、インナーケース(32)に対する収納物重量の制約を大幅に緩和することができると共に、従来用いられていたスライド用溝の使用を廃止することができる。
また、この発明のグローブボックス構造は、前記連動手段(41)は、前記グローブボックスリッド(17)の内面(17a)両側部に突設された取付板(18)と、上部に縦方向の長穴(26)が形成されたリンクレバー(23)と、前記リンクレバー(23)の中間部を前記取付板(18)の前端側上部に枢着しているリンク支軸(25)と、前記アウターケース(3)の側板(6)の上部に設けられ且つ前記長穴(26)に挿入された上支軸(28)と、前記リンクレバー(23)の下端部を前記インナーケース(32)の前端側下部に枢着している下支軸(39)と、を備えるリンク機構(41)であり、前記グローブボックスリッド(17)の開閉時における回動力により前記リンク機構(41)を介して前記インナーケース(32)が前記グローブボックスリッド(17)の裏面をスライドすると共に、前記グローブボックスリッド(17)の開放完了時には前記インナーケース(32)の後端側が前記リンク支軸(25)を中心として下向きに傾斜する。
この構成によれば、グローブボックスリッドを開閉すると、リンク機構(41)を介してグローブボックスリッド(17)の開閉力がインナーケース(32)に伝達されてインナーケース(32)がグローブボックスリッド(17)の裏面(17a)をスライドするので、グローブボックスリッド(17)の開閉力を利用してインナーケース(32)を出し入れすることができる。そして、グローブボックスリッド(17)の開放完了時にはインナーケース(32)の後端側がリンク支軸(25)を中心として下向きに傾斜するので、インナーケース(32)内に対する収納物の出し入れを容易に行うことができる。
本発明の実施の形態に係わるグローブボックス構造の斜視図である。 グローブボックス構造の分解斜視図である。 グローブボックスリッドが閉塞した状態でのグローブボックス構造の図2におけるA−A線断面矢視図である。 グローブボックスリッドが途中まで開放したときのグローブボックス構造の縦断側面図である。 グローブボックスリッドが開放し終えたときのグローブボックス構造の縦断側面図である。
符号の説明
2 インストルメントパネル
3 アウターケース
4 アウターケースの開口部
6 アウターケースの側板
17 グローブボックスリッド
17a グローブボックスリッドの裏面
18 グローブボックスリッドの取付板
23 リンクレバー
25 リンク支軸
26 長穴
28 上支軸
32 インナーケース
39 下支軸
41 リンク機構

Claims (2)

  1. 車両のインストルメントパネル内に配設されていて側板を有すると共に後方に開口しているアウターケースと、
    前端側下部を前記アウターケースに回動自在に装着されていて前記アウターケースの開口部を開閉するグローブボックスリッドと、
    前記アウターケース内に出し入れ可能に収納されたインナーケースとを備え、
    前記グローブボックスリッドの開閉動作に連動して前記インナーケースを前記グローブボックスリッドの裏面をスライドさせて前記インナーケースを前記アウターケースに対して出し入れ可能にする連動手段を設けたことを特徴とするグローブボックス構造。
  2. 前記連動手段は、
    前記グローブボックスリッドの内面両側部に突設された取付板と、
    上部に縦方向の長穴が形成されたリンクレバーと、
    前記リンクレバーの中間部を前記取付板の前端側上部に枢着しているリンク支軸と、
    前記アウターケースの側板の上部に設けられ且つ前記長穴に挿入された上支軸と、
    前記リンクレバーの下端部を前記インナーケースの前端側下部に枢着している下支軸と、
    を備えるリンク機構であり、
    前記グローブボックスリッドの開閉時における回動力により前記リンク機構を介して前記インナーケースが前記グローブボックスリッドの裏面をスライドすると共に、前記グローブボックスリッドの開放完了時には前記インナーケースの後端側が前記リンク支軸を中心として下向きに傾斜することを特徴とする請求項1に記載のグローブボックス構造。
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