JPH0445699B2 - - Google Patents

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JPH0445699B2
JPH0445699B2 JP59250156A JP25015684A JPH0445699B2 JP H0445699 B2 JPH0445699 B2 JP H0445699B2 JP 59250156 A JP59250156 A JP 59250156A JP 25015684 A JP25015684 A JP 25015684A JP H0445699 B2 JPH0445699 B2 JP H0445699B2
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JP
Japan
Prior art keywords
sliding plate
clutch mechanism
roller
swinging
linear clutch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59250156A
Other languages
English (en)
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JPS61131017A (ja
Inventor
Hiroshi Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP59250156A priority Critical patent/JPS61131017A/ja
Publication of JPS61131017A publication Critical patent/JPS61131017A/ja
Publication of JPH0445699B2 publication Critical patent/JPH0445699B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、往復動可能な摺動板が戻り動作の途
中で反転動しないように構成してなるリニアクラ
ツチ機構に関する。
第7図はポータブルコンピユータの斜視図であ
り、イは持ち運び状態、ロは使用する状態であ
る。
第7図において、持ち運び自在であり机上等で
手軽に使用されるポータブルコンピユータ1は、
上面にキーボード4が装着された本体部2と、開
閉可能であり表示パネル5が装着された表示部3
とでなり、本体部2の後部に枢軸支された表示部
3の開く角度αは、コンピユータ1を載置した机
の高さや、オペレータの体格および照明の方向等
により、或る角度範囲(一般に100〜140゜)で任
意に設定しその姿態を維持されることが望まし
い。
そこで、簡易構成で前記維持を実現するには、
回転部品を直接的に利用する回転クラツチ機構、
リンク等を介し連動するリニアクラツチ機構が、
一般に利用されている。
〔従来の技術〕
表示部3の開き角度を或る範囲で任意に設定し
維持する手段において、前記回転クラツチ機構お
よびリニアクラツチ機構をそのクラツチ方式で大
別すると、ラチエツトホイール等の回転部品にス
チールボールや爪金具等を噛み合わせるラツチ機
構を利用した第1の方式と、表示部3等が自然に
動かないだけの摩擦抵抗を利用した第2の方式
と、手操作でねじ等を締結させる第3の方式があ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の前記各種方式において、ラツチ
機構を利用した第1の方式は、表示部3の停止が
段階的であり角度αを任意に設定することができ
ず、前記摩擦抵抗を利用し表示部3の開閉操作が
重くなる第2の方式と、締結を利用した第3の方
式は表示部3の開閉操作が煩わしいという欠点が
あり、これらの欠点を除去した機構の出現が望ま
れていた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点の解決を目的とした本発明は、空間
を介し適宜な傾斜角度で対向する一対の平面を有
する筐体と、前記平面の一方の面に沿つて前記傾
斜方向に往復移動可能でありほぼ中央に透孔を設
けた摺動板と、前記平面の他方の面と前記摺動板
との間に挿入され前記傾斜方向へ転動可能なロー
ラと、前記ローラの一部分を挟挿し移動する前記
透孔の対向端で姿態が切り換えられる揺動部品と
を具え、前記揺動部品の揺動により前記空間の対
向間隔の狭い方に位置する前記ローラが、前記往
復移動の一方向に対し前記摺動板と前記他方の面
との間に係合するように構成してなることを特徴
とし、さらには前記揺動部品に付勢する舌片を前
記筐体に一体形成してなることを特徴とするリニ
アクラツチ機構である。
〔作用〕
上記手段によれば、摺動板を一杯に引き出すと
ローラの一部に挟挿する揺動部品が揺動してその
姿態を変え、該ローラが摺動板の上面と筐体の他
方の面とで形成するくさび状の空間と無関係また
は係止可能となり、前記係止可能時には摺動板を
引き戻す移動が自在なるも引き出し方向への移動
が不能となる。
そこで、かかるリニアクラツチ機構にリンク機
構を併設し、表示部の開閉を行う用にすれば該表
示部の開閉は任意の角度で停止可能となり、その
操作は表示部を一杯に開いたのち、所望角度に戻
すことになる。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明になるリニアクラ
ツチ機構の実施例につき説明する。
第1図は本発明の一実施例になるリニアクラツ
チ機構の外観を示す斜視図、第2図は前記リニア
クラツチ機構を分解した斜視図、第3図は前記リ
ニアクラツチ機構の動作を説明するための側断面
図、第4図は前出のポータブルコンピユータに装
着し表示部の開閉に利用するように構成した本発
明になるリニアクラツチ機構の側面図、第5図は
第4図に示すリニアクラツチ機構とそれを装着す
るための所要部品とを分離させた斜視図、第6図
は第4図に示すリニアクラツチ機構の動作を説明
するための側面図である。
第1図および第2図において、11はリニアク
ラツチ機構、12はプラスチツクをモールド形成
してなる基体、13は基体12の上面に4本のね
じ14にて固着される蓋板、15は金属にてなる
摺動板、16は金属にてなるローラ、17はプラ
スチツクをモールド形成してなる揺動部品であ
り、基体12に蓋板13を固着してなる筐体は、
くさび状の傾斜方向に開口する空間を構成し、該
空間内に摺動板15とローラ16が収納される。
基体12は、前記空間を構成させる中央溝の底
面26が基体厚さ方向に傾斜面であり、側方から
前記中央溝の中に突出する2対の突起18は、底
面26に沿つて摺動板15が摺動するガイドにな
る。即ち、突起18の下部は摺動板15が摺動可
能に嵌合するように削除され、底面26のほぼ中
央には揺動部品17を揺動可能に支持する軸受孔
(図示されず)と、揺動部品17のV溝22の突
出する透孔19が設けてある。
摺動板15には、その摺動範囲を決めると共に
前記V溝22の突出する透孔20が設けてあり、
揺動部品17は中間部から側方へ対向し突出する
一対(一方のみ図示)の軸首21と、上方に開口
するV字形の溝22と、下方に突出する突起23
が一体に形成されている。
第1図のA−A矢視断面を示す第3図におい
て、イは摺動板15が一杯に押し込まれた状態、
ロは摺動板15を一杯に引き出した状態であり、
基体12に一体形成された舌状弾性片24は透孔
19の下部に突出し、その先端突起25が揺動部
品突起23に当接する。また、軸首21を回転軸
として揺動可能な揺動部品17は、V溝22にロ
ーラ16の中央部を挟挿しており、揺動部品17
の揺動はV溝22と共にローラ16を図の左右方
向へ移動させると共に、弾性片突起25が突起2
3の右辺と左辺に切り換えて当接するようにな
る。
第3図イにおいて、一杯に押し込まれた摺動板
15は、透孔20の右端面が揺動部品17の中間
部を押して揺動部品17を図示の如く、即ちV溝
22が左に傾き突起23が弾性片24の先端より
右側に位置するようになる。従つて、揺動部品1
7の該姿態は弾性片24にて維持され、そのV溝
22により右方への移動が阻止されたローラ16
は、摺動板15の移動(引き出し)に係わらない
ようになる。
第3図ロにおいて、一杯に引き出された摺動板
15は、透孔20の左端面が揺動部品17の中間
部を押して揺動部品17を図示の如く、即ちV溝
22が右に傾き突起23が弾性片24の先端より
左側に位置するようになる。従つて、揺動部品1
7の該姿態は弾性片24にて維持され、そのV溝
22により左方への移動が阻止されたローラ16
は、摺動板15の左方移動を許容するも、摺動板
15の右方移動に際し蓋板13の下面と摺動板1
5の上面との対向間に圧入する如く係合し、該係
合が摺動板15の右方移動を阻止する。
その結果、摺動板15は押し込む方向に対し常
時移動自在なるも、一杯に引き出してから押し込
む途中で戻そうとするも該戻し操作が阻止される
ことになる。
第4図において、前出のリニアクラツチ機構1
1と同様に構成されたリニアクラツチ機構31
は、プラスチツクをモールド形成し前方対向側に
盲孔36を有する基体32に、金属の蓋板33を
複数本のねじ35を固定してなる筐体から、矢印
方向へ摺動可能な摺動板34の右端側が突出して
おり、摺動板34の摺動は摺動板15と同様に制
御、即ち図示しないローラと揺動部品と弾性片に
より、一杯に引き出してから押し込む途中で戻す
操作が阻止されるようになつている。
前出図と同等部分に同一符号を使用した第5図
において、41は表示部3の後部に突出する支持
部、42は支持部41の左右対向側からそれぞれ
突出する一対の軸首、43は支持部41の軸首4
2よりも後方に対向形成された一対の盲孔、44
は平面視コ字形をした一対のリンク、45は摺動
板34の右端側が形成する貫通孔37に挿通し回
転自在な軸、46は軸45の端部を支持する支持
金具、47は軸45に嵌挿され蓋板33の上面と
支持金具46の前端面とに掛け渡しされる一対の
ねじりコイルばねである。
従つて、摺動板34は軸45と支持金具46を
介し本体部2の後部中央に連結され、基体32は
同一側の盲孔36と43に嵌合する一対のリンク
44を介し表示部3に連結されると共に、表示部
3の軸首42は本体部2の図示しない軸受孔に嵌
合するようなる。
前出図と同等部分に同一符号を使用し模式化し
た第6図において、51は表示部3を支持する本
体部2の筐体、52は表示部3を全開させたとき
表示部3の傾斜端面53が当接する端面、一点鎖
線54と55は盲孔36の中心点が表示部3の開
閉で移動する軌跡、二点鎖線56と57は盲孔4
3の中心点が表示部3の開閉で移動する軌跡であ
り、支持金具46は筐体51に固着されている。
かかる構成になるポータブルコンピユータにお
いて、表示部3は軸首42の中心を回転中心とし
て回転し、リンク44を介し表示部3に連結され
たリニアクラツチ機構31は軸45の中心を回転
中心として回転するとともに摺動板34が移動す
る。
表示部3を閉じた状態である第6図イおいて、
リニアクラツチ機構31はほぼ直立姿態であり、
摺動板34が一杯に押し込まれている。そこで、
表示部3を点線で示す位置まで開くと、その間
に、リンク44が嵌挿された盲孔36と43の中
心点は、軸45の中心または軸首42の中心を回
転中心として鎖線54,56で示す円弧上を移動
する。
次いで、前記表示部3の回転をさらに継続さ
せ、第6図ロに示す点線位置から全開である実線
位置の間で、リニアクラツチ機構31は殆ど回転
せず摺動板34が一杯に引き出され、盲孔36と
45の中心点は鎖線55,57で示す如く、ほぼ
直線的に移動する。
従つて、全開した表示部3は閉じる方向の回転
が自在であり、該閉じる方向の回転途中で逆回転
しようとすると、ローラが摺動板34を係止し該
逆回転が阻止される。
なお、第6図に図示を省略した一対のコイルば
ね88は、表示部3の開操作を助成する方向に復
元力が作用しており、該開操作を容易にする役割
りを果たしている。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明になるリニアクラツチ
機構は、摺動板の戻り動作の途中での逆行が、揺
動部品に一部分が挟挿されたローラにより阻止さ
れるように構成しており、その構成が簡易である
と共に操作が容易である効果は顕著である。さら
に、該リニアクラツチ機構とリンク機構を組合せ
開閉角度調整手段に利用すれば、操作性に優れた
無段階角度調整が簡易構成で実現し、その利用価
値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になるリニアクラツ
チ機構の外観を示す斜視図、第2図は前記リニア
クラツチ機構を分解した斜視図、第3図は前記リ
ニアクラツチ機構の動作を説明するための側断面
図、第4図はポータブルコンピユータに装着し表
示部の開閉に利用するように構成した本発明にな
るリニアクラツチ機構の側面図、第5図は第4図
に示すリニアクラツチ機構とそれを装着するため
の所要部品とを分離させた斜視図、第6図は第4
図に示すリニアクラツチ機構の動作を説明するた
めの側面図、第7図はポータブルコンピユータの
概略を示す斜視図、である。 図中において、11,31はリニアクラツチ機
構、12,32は基体、13,33は蓋板、1
5,34は摺動板、16はローラ、17は揺動部
品、20は透孔、24は舌状弾性片、26は摺動
板摺動面、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空間を介し適宜な傾斜角度で対向する一対の
    平面を有する筐体と、前記平面の一方の面に沿つ
    て前記傾斜方向に往復移動可能でありほぼ中央に
    透孔を設けた摺動板と、前記平面の他方の面と前
    記摺動板との間に挿入され前記傾斜方向へ転動可
    能なローラと、前記ローラの一部分を挟挿し移動
    する前記透孔の対向端で姿態が切り換えられる揺
    動部品とを具え、前記揺動部品の揺動により前記
    空間の対向間隔の狭い方に位置する前記ローラ
    が、前記往復移動の一方向に対し前記摺動板と前
    記他方の面との間に係合するように構成してなる
    ことを特徴とするリニアクラツチ機構。 2 前記揺動部品に付勢する舌片を前記筐体に一
    体形成してなることを特徴とする前記特許請求の
    範囲第1項に記載したリニアクラツチ機構。
JP59250156A 1984-11-27 1984-11-27 リニアクラツチ機構 Granted JPS61131017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59250156A JPS61131017A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 リニアクラツチ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59250156A JPS61131017A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 リニアクラツチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61131017A JPS61131017A (ja) 1986-06-18
JPH0445699B2 true JPH0445699B2 (ja) 1992-07-27

Family

ID=17203653

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JP59250156A Granted JPS61131017A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 リニアクラツチ機構

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JP (1) JPS61131017A (ja)

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JPS61131017A (ja) 1986-06-18

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