JP2004179004A - 電線用治具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作業台10より立設する軸部12の先端側は穴付き端子5の穴6の径と対応させて端子穴挿入部13とすると共に、該端子穴挿入部13の下部に端子載置板14を設け、かつ、端子載置板14の下方の軸部12よりL形状のアーム15を突出させ、その先端に規制板16を設けた電線用治具11であって、端子5の穴6を端子穴挿入部13に挿入して端子載置板14に端子5を載置し、電線wを規制板16の上端に形成した電線挿通溝17に挿通し、この状態で電線wに外装する外装材9の先端を規制板16に突き当てることにより、外装材9の先端を取付先端位置Bに規制する。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、端末に穴付き端子を接続した電線に外装材を外装するときに用いる電線用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、穴付き端子を接続した電線に外装材を取り付ける時、図13(A)(B)に示す治具1が用いられている。この治具1は作業台10に立設し、先端を端子穴挿入部3とする軸部2に、端子穴挿入部3より下部の外周より円盤状に端子載置部4と突設している。
また、この主のアース端子受け治具として、本出願人は先に、図14に示すアース受け治具を特開平9−167646号で提案している。この治具も軸部2より端子載置分4を突設した構成とし、軸部2の先端に球体部2aを設け、端子を不用意に抜けないようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−167646号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図13および図14のいずれの治具1も、端子載置部4は穴付き端子5を係止し載置できる大きさに過ぎないため、穴付き端子5に接続した電線wの外周にテープを巻き付けたり、チューブを被せたして外装材をとりつける際に、外装材の取付先端位置が明確でなく、ネジ締め部分近傍まで外装材を取り付けてしまう誤作業が生じやすい問題がある。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、穴付き端子を端末に接続した電線に、外装材を常に正確な位置に取り付けることができる電線用治具の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、第1に、穴付き端子を端末に接続している電線の外周に、該端子近傍位置までテープあるいはチューブからなる外装材を取り付けるときに使用する電線用治具であって、
作業台より立設する軸部の先端側は上記端子の穴径と対応させて端子穴挿入部とすると共に、該端子穴挿入部の下部に軸部外周より端子載置板を突設し、かつ、該端子載置板の下方の軸部よりL形状のアームを突出させ、該アームの先端に電線挿通溝を上方より切り欠いた規制板を設け、
上記端子の穴を上記端子穴挿入部に挿入して上記端子載置板に端子を載置し、該端子に接続した電線を上記規制板の電線挿通溝に挿通し、該状態で電線に外装する外装材の先端を上記規制板に突き当てることにより、電線に外装する外装材の先端を設定位置に規制している電線用治具を提供している。
【0007】
上記構成の電線用治具においては、電線に取り付ける外装材は、上記規制板およびアームに阻まれて、該規制板の先端側に位置する電線および端子を外装することができないため、該規制板と上記軸部との距離を締付部分を含む非外装部分の寸法に設定しておくことにより、非外装部分にまで外装材を取り付けてしまう誤作業を確実に阻止し、接続部分での端子の片当たりや接続不良を防止することができる。また、外装材の先端を該規制板に突き当てることにより、常に正確に設定位置まで電線を外装することができ、品質向上を図ることができる。
【0008】
上記アームは上記軸部と別体に設けると共に、該軸部に貫通穴を穿設し、この軸部の貫通穴と連通するナットを軸部に固着し、該ナットにアームをねじ込み固着する構成としてもよい。この構成によれば、ねじ込み量を調節することによって上記規制板と軸部との距離が変更可能となるため、多様な外装材の取付設定位置に対応できると共に、設計変更等にも柔軟に対応することができる。
【0009】
本発明は、第2に、穴付き端子を端末に接続している電線の外周に、該端子近傍位置までテープあるいはチューブからなる外装材を取り付けるときに使用する電線用治具であって、
作業台より立設する軸部の先端側は上記端子の穴径と対応させて端子穴挿入部とすると共に、該端子穴挿入部の下部に軸部外周より端子載置板兼規制板を突設し、該端子載置板兼規制板の電線側を規制部として延在させ、該規制部の先端を外装材先端位置に設定し、
上記端子に接続した電線を上記規制板の電線挿通溝に挿通して、該端子の穴を上記端子穴挿入部に挿入して上記端子載置板に端子を載置し、該状態で電線に外装する外装材の先端が上記規制板に突き当てるようにして、電線に外装する外装材の先端位置を設定位置に規制している電線用治具を提供している。
【0010】
上記構成においても、端子載置板兼規制板の規制部を、非外装部分の寸法分だけ電線側へ延在させることにより、該規制部より先端側の非外装部分に誤って外装材がとりつけられることを阻み、片当たりによる接続不良などの電気的不具合を確実に防止することができる。また、先に取り付けられていた外装材が規制部に被っている場合は、治具に端子をセットした状態で外装不良を発見することができる。
【0011】
上記端子載置板兼規制板の規制部先端に下方への屈折部を設け、あるいは規制部先端の両側より上向き屈折部を設けると共にこれら両側の上向き屈折部の間より下向き屈折部を設けることが好ましい。上向きまたは下向きの屈折部を設けることにより、誤って外装材を規制部の上から被せて取り付けてしまうことを防止し、作業性を向上させることができる。また、規制部先端の両側より上向き屈折部を設けると共にこれら両側の上向き屈折部の間より下向き屈折部を設けると、両側の上向き屈折部の間が電線挿通溝となり、そこへ電線を挿通することにより、端子載置板兼規制板の上で端子および電線が横滑りせず安定するため、外装材取付作業の効率および正確性が向上する。
【0012】
本発明は、第3に、穴付き端子を端末に接続している電線の外周に、該端子近傍位置までテープあるいはチューブからなる外装材を取り付けるときに使用する電線用治具であって、
作業台より立設する軸部の先端側は上記端子の穴径と対応させて端子穴挿入部とすると共に、該端子穴挿入部の下部に軸部外周より端子載置板を突設し、該端子載置板の反電線側を突出させると共に先端側に規制板支持部を立設し、該規制板支持部にL形状の規制板を回転自在に軸支し、該L形状の規制板の垂直板部に軸部挿入穴を設けると共に水平板部を上記軸部の端子穴挿入部側に突出させ、
上記端子の穴を上記端子穴挿入部に挿入して上記端子載置板に端子を載置すると、上記規制板の水平板部が押し下げられて垂直板部が軸部側に倒れ、該垂直板部の穴に軸部が挿入すると共に該垂直板部の先端が電線の上面側で外装材先端位置に位置し、該状態で電線に外装する外装材の先端を上記規制板に突き当てることにより、電線に外装する外装材の先端位置を設定位置に規制している電線用治具を提供している。
【0013】
上記構成では、電線および端子の上面側に被さる上記規制板によって、端子の締結部分を含む非外装部分に外装材を誤って取り付けてしまうことを規制し、端子の片当たりによる接続不良を防止できる。
また、水平板部と垂直板部からなる上記L形状の規制板は、端子載置板に連続した規制板支持部によって回転自在に軸支されており、穴付き端子の端子穴挿入部への挿入前は、垂直に起き上がって端子穴挿入部を開放し、穴付き端子の挿入と同時に電線側に倒れ、該端子が端子載置板上に載置されている間は倒れた状態で外装材先端位置を規制する。外装材取付後に端子を治具から取り外そうとすると同時に起き上がって端子穴挿入部の上方を開放する構成となっている。
即ち、規制板は、穴付き端子の端子穴挿入部への挿入および取り外し作業に連動して自動的に起き倒れするため、作業者はこのL形状の規制板を別途操作する必要がなく、効率よく作業できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
なお、以下に説明する実施形態はいずれも、従来例と同様、穴付き端子5を端末に接続している電線wの外周に、該端子5の近傍位置までテープからなる外装材9を取り付けるときに使用する電線用治具に適用している。
【0015】
図1および図2(A)(B)(C)は本発明の第1実施形態に係る電線用治具11を示し、該治具11は、作業台10に立設した軸部12と、該軸部12の先端側に形成した端子穴挿入部13と、該端子穴挿入部13の下部の軸部12の外周より突設した端子載置板14と、該端子載置板14の下方の軸部12より突設したL形状のアーム15と、該アーム15の上方先端に設けた規制板16より構成される。
【0016】
上記アーム15は、軸部12から突設した水平部15aと上方へ屈曲した垂直部15bからなるL形状であり、水平部15aの長さL2は、図2(B)に示すように、穴付き端子5を端末に接続した電線wの締結部分を含む非外装部分Xの寸法に対応する。即ち、軸部12の電線側外周面Aから外装材9の取付先端位置Bまでの長さL1と略同寸に設定している。
なお、軸部12の端子穴挿入部13の径は、穴付き端子5の穴6の径に対応させており、詳細には、穴付き端子5の穴6の径よりも若干小径に設定している。
【0017】
また、上記規制板16は、その上端の一部を切り欠いて電線挿通溝17を設けており、L形状のアーム15の垂直部15bの先端に電線挿通方向に対して垂直に取り付けている。これにより、規制板16の電線側面16aから軸部12までの距離L3は、アーム15の水平部15aの長さL2と同寸となり、該規制板16は外装材9の取付先端位置Bに位置することになる。
【0018】
上記構成の電線用治具11を用いて電線wに外装材9を取り付ける時、まず、端子5の穴6を上記端子穴挿入部13に挿入し、図2(A)に示すように上記端子載置板14に端子5を載置し、該端子5に接続した電線wを上記規制板16の電線挿通溝17に挿通する。この状態で図2(B)に示すように電線wに外装材9を規制板16に突き当たるまで外装し、外装後に図2(C)に示すように治具11から端子5および電線wを取り外す。
このように外装することにより、外装材9は規制板16によって常に先端位置を設定位置に規制されるため、電線wを取付先端位置Bまで正確に外装できるとともに、外装材9を取り付けてはいけない非外装部分Xを誤って外装してしまうことを阻止しできる。
【0019】
図3は上記第1実施形態の変形例を示し、軸部12とアーム15とを別体としている。詳しくは、アーム15の水平部15aにネジ溝19を形成し、軸部12のアーム15取付位置に貫通穴12aを穿設し、該貫通穴12aと連通するナット18を軸部12の電線側外周面に固着し、上記アーム15の水平部15aをナット18にねじ込み固着する構成としている。
この構成によれば、アーム15のねじ込み量を調節することにより、水平部15aの長さL2、すなわち、規制板16から軸部12までの距離L3の調節が可能となり、非外装部分Xの多様な寸法に対応した設定が可能となる。
【0020】
図4および図5(A)(B)は、本発明の第2実施形態にかかる電線用治具21を示す。
治具21は、作業台10に立設した軸部22と、該軸部22の先端側に形成した端子穴挿入部23と、該端子穴挿入部23の下部の軸部22の外周より突設した端子載置板兼規制板24より構成される。
【0021】
上記端子載置板兼規制板24は、その電線側を外装材取付先端位置Bまで延在して規制部25を形成し、該規制部25の電線側端縁25aを外装材取付先端位置Bと一致させている。
なお、軸部22の端子穴挿入部23の径は、穴付き端子5の穴6の径に対応させており、詳しくは、穴付き端子5の穴6の径よりも若干小径に設定している。
【0022】
上記構成の電線用治具21を用いて電線wに外装材9を取り付ける時、まず、端子5の穴6を上記端子穴挿入部23に挿入し、図5(A)に示すように、端子載置板兼規制板24に端子5を載置し、この状態で図5(B)に示すように、電線wに外装材9を上記規制部25の電線側端縁25aに突き当たるまで外装し、外装後に治具21から端子5および電線wを取り外す。このように外装することにより、外装材9は上記規制部25によって常に先端位置を設定位置に規制されるため、電線wを取付先端位置Bまで正確に外装できる。
【0023】
図6乃至図9は上記第2実施形態の第1変形例乃至第4変形例を示す。
まず、図6(A)(B)に示す第1変形例では、上記端子載置板兼規制板24の規制部25の電線側端縁25aを、軸部22を中心とする半径L2の円弧状に湾曲させている。これにより、規制部25の電線側端縁25aのどの部分に突き当てても外装材9の正確な取付先端位置Bを規制できるようになるため、端子載置板兼規制板24上での電線wの横ズレにも対応することができる。
【0024】
図7に示す第2変形例は、上記規制部25の両側縁の先端側に左右一対の側壁26を形成し、電線wが端子載置板兼規制板24からズレ落ちない構成としている。
【0025】
図8に示す第3変形例は、上記端子載置板兼規制板24の上記規制部25の電線側先端に下方への屈折部27を設けている。該屈折部27により、外装材9の先端を規制部25に突き当てやすくなるため、誤って該規制部25に被って外
装材9を取り付けてしまうことを防止し、作業性を上げることができる。
【0026】
図9に示す第4変形例は、上記端子載置板兼規制板24の上記規制部25の電線側先端の両側に上方への屈折部28a、28bを形成し、この両側の上向き屈折部28a、28bの間の下向き屈折部28cを設けている。これにより、上向き屈折部28a、28bに挟まれた凹み29が電線挿通溝となり、該凹み29に電線を挿通することにより、電線wおよび該電線wの端末に接続された穴付き端子5が端子載置板兼規制板24上で横滑りしたり位置ずれすることを防ぎ、安定した正確な作業を行うことができる。また、上向き屈折部28a、28bと下向き屈折部28cにより、上記第1変形例同様、外装材9の先端を規制部25に突き当てやすくなるため、誤って該規制部25に被って外装材9を取り付けてしまうことを防止できる。
【0027】
図10乃至および図12(A)(B)は本発明の第3実施形態に係る電線用治具31を示す。
該治具31は、作業台10に立設した軸部32と、該軸部32の先端側に形成した端子穴挿入部33と端子穴挿入部33の下部の軸部32の外周より突設した端子載置板34と、該端子載置板34を延在し突設した規制板支持部35と、該規制板支持部35に回転自在に軸支されたL形状の規制板38より構成される。
【0028】
詳しくは、端子載置板34は、反電線側を突出させると共に、その先端側に一対の側壁を上向きに立設して規制板支持部35を形成している。この一対の規制板支持部35に架設した回転軸36によって上記規制板38は回転自在に軸支されている。
【0029】
上記規制板38は、垂直板部39と、該垂直板部39の下部から端子穴挿入部33側に突出させた水平板部40とからなり、垂直板部39と水平板部40との連結部に上記回転軸36を通している。また、該垂直板部39には軸部挿入部33の径よりも大径の軸部挿入穴39aを穿設している。さらに、起き上がった垂直板部39がそのまま静止するように、上記規制板支持部35に倒れこみ規制バー37を架設して、垂直板部39をやや後傾した状態で外側から支える構成としている。
なお、軸部32の端子穴挿入部33の径は、穴付き端子5の穴6の径に対応させ、穴付き端子5の穴6の径よりも若干小径に設定している。
【0030】
上記構成の電線用治具31を用いて電線wに外装材9を取り付ける時、まず、穴付き端子5の穴6を上記端子穴挿入部33に挿入して上記端子載置板34に載置すると、図12(A)(B)に示すように、規制板38の水平板部40が端子5によって押し下げられると同時に垂直板部39が軸部32側に倒れ、垂直板部39の軸部挿入穴39aに軸部挿入部33が挿入する。このとき、垂直板部39が電線wおよび端子5の非外装部分Xの上面側に被さり、該垂直板部39の先端位置が外装材9の取付先端位置Bに位置する。この状態で、電線wに外装材9を上記規制板38に突き当たるまで外装することにより、電線wを取付先端位置Bまで正確に外装できる。
また、倒れ込み防止バー37により、垂直板部39が起き上がった状態で静止するとともに水平板部40は端子穴挿入部33側に突出した状態で静止するため、端子5の挿入時に該端子5が水平板部40に当たり押し下げることができ、該規制板38を常に有効に機能させることができる。
なお、規制板38の回転軸にコイルスプリングを取り付けて起立位置に付勢してもよい。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態に限定するものではなく、外装材9としてテープのほかにチューブを取り付ける場合にも好適に用いられる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、電線用治具に規制板を設け、該規制板の電線側先端が外装材の取付先端位置を規制することになるため、常に正確な位置まで電線に外装材をとりつけることができる。よって、外装してはいけない締結部分などの非外装部分まで外装材をとりつけてしまう誤作業を回避することができ、端子の片当たりによる接続不良などの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電線用治具を示す斜視図である。
【図2】(A)(B)(C)は、図1に示す電線用治具を用いて電線を外装する作業手順を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)(C)は正面図である。
【図3】第1実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る電線用治具を示す斜視図である。
【図5】(A)(B)は、図4に示す電線用治具を用いて電線を外装する手順を示す図であり、(A)が斜視図であり、(B)が正面図である。
【図6】(A)、(B)は第2実施形態の第1変形例を示す図面である。
【図7】第2実施形態の第2変形例を示す斜視図である。
【図8】第2実施形態の第3形例を示す斜視図である。
【図9】第2実施形態の第4形例を示す斜視図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る電線用治具を示す斜視図である。
【図11】図10に示す電線用治具の、(A)は正面図であり、(B)は平面図である。
【図12】(A)(B)は、図10に示す電線用治具に端子を挿入するときの状態を示す正面図である。
【図13】(A)(B)は従来例の図である。
【図14】他の従来例の図である。
【符号の説明】
w 電線
5 穴付き端子
9 外装材
10 作業台
11、21、31 電線用治具
12、22、32 軸部
14、34 端子載置板
24 端子載置板兼規制板
15 アーム
16、38 規制板
25 規制部
35 規制板支持部
X 非外装部分
B 外装材取付先端位置
Claims (4)
- 穴付き端子を端末に接続している電線の外周に、該端子近傍位置までテープあるいはチューブからなる外装材を取り付けるときに使用する電線用治具であって、
作業台より立設する軸部の先端側は上記端子の穴径と対応させて端子穴挿入部とすると共に、該端子穴挿入部の下部に軸部外周より端子載置板を突設し、かつ、該端子載置板の下方の軸部よりL形状のアームを突出させ、該アームの先端に電線挿通溝を上方より切り欠いた規制板を設け、
上記端子の穴を上記端子穴挿入部に挿入して上記端子載置板に端子を載置し、該端子に接続した電線を上記規制板の電線挿通溝に挿通し、該状態で電線に外装する外装材の先端を上記規制板に突き当てることにより、電線に外装する外装材の先端を設定位置に規制している電線用治具。 - 穴付き端子を端末に接続している電線の外周に、該端子近傍位置までテープあるいはチューブからなる外装材を取り付けるときに使用する電線用治具であって、
作業台より立設する軸部の先端側は上記端子の穴径と対応させて端子穴挿入部とすると共に、該端子穴挿入部の下部に軸部外周より端子載置板兼規制板を突設し、該端子載置板兼規制板の電線側を規制部として延在させ、該規制部の先端を外装材先端位置に設定し、
上記端子に接続した電線を上記規制板の電線挿通溝に挿通して、該端子の穴を上記端子穴挿入部に挿入して上記端子載置板に端子を載置し、該状態で電線に外装する外装材の先端が上記規制板に突き当てるようにして、電線に外装する外装材の先端位置を設定位置に規制している電線用治具。 - 上記端子載置板兼規制板の規制部先端に下方への屈折部を設け、あるいは規制部先端の両側より上向き屈折部を設けると共にこれら両側の上向き屈折部の間より下向き屈折部を設けている請求項2に記載の電線用治具。
- 穴付き端子を端末に接続している電線の外周に、該端子近傍位置までテープあるいはチューブからなる外装材を取り付けるときに使用する電線用治具であって、
作業台より立設する軸部の先端側は上記端子の穴径と対応させて端子穴挿入部とすると共に、該端子穴挿入部の下部に軸部外周より端子載置板を突設し、該端子載置板の反電線側を突出させると共に先端側に規制板支持部を立設し、該規制板支持部にL形状の規制板を回転自在に軸支し、該L形状の規制板の垂直板部に軸部挿入穴を設けると共に水平板部を上記軸部の端子穴挿入部側に突出させ、
上記端子の穴を上記端子穴挿入部に挿入して上記端子載置板に端子を載置すると、上記規制板の水平板部が押し下げられて垂直板部が軸部側に倒れ、該垂直板部の穴に軸部が挿入すると共に該垂直板部の先端が電線の上面側で外装材先端位置に位置し、該状態で電線に外装する外装材の先端を上記規制板に突き当てることにより、電線に外装する外装材の先端位置を設定位置に規制している電線用治具。
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