JP2004177100A - 組合式焼却炉 - Google Patents

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    • F23G2203/00Furnace arrangements
    • F23G2203/70Modular furnace

Abstract

【課題】本発明は、製造工場、生ゴミ、雑芥等からなる被焼却物を焼却するために、ボックス状に成型した外壁材等を組み合わせて、分解し、組立することができる組合式の焼却炉の改良発明である。
【解決課題】本発明は上記の課題を解決するために、焼却炉を形成する際組み合わせを自由に変更でき、外壁、断熱材、耐火材とからなる外壁材と、前記外壁材を構成する断熱材、耐火材とからなり外壁と連結するキャスター(耐火セメント)と、前記キャスターから外壁まで貫通しボルト止めできるキャスター止めボルトと、外壁材と外壁材を連結するテーパー状のピンと、外壁材と外壁材のピンの使用時に外壁と外壁の隙間を埋める外壁用シールパッキンとからなることを特徴とする組合式焼却炉の構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、製造工場、生ゴミ、雑芥等からなる被焼却物を焼却するために、ボックス状の外壁材等を組み合わせて、分解し、組立することができる組合式の焼却炉の改良発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の焼却炉は被焼却物を焼却する焼却炉は、焼却炉を構成する外壁及び焼却炉の内部を構成する内壁等が一体化していた。よって各部材毎にリサイクルする事ができず、分解できる焼却炉の部材が存在していなかった。
【0003】
従来の焼却炉等は、乾燥装置、炭化装置、微生物処理機、溶融装置などの部材に集約された箱物であり、なおかつ、各焼却炉の部材に対し標準基本形を定めていなかったため、短期間での設計及び、焼却炉の部材の生産、生産した焼却炉の部材の組立まで短期設計、低コストの焼却炉を生産することができなかった。
【0004】
また、従来の焼却炉等は、小型、中型、大型に拡張、縮小できる部材が存在していなかったため焼却炉のサイズを変更することができず、また焼却炉が一体化構造となっているためメンテナンスが容易ではなく、被焼却物を投入する焼却炉の容量に限界を生じ、焼却炉のメンテナンス及び焼却炉の一部が破損した場合の修理、改造、交換にも熟練工の技術者でなければ、メンテナンス等できないとの問題もあった。
【0005】
また、従来の焼却炉の設置は、離島、山岳地帯、高い山、深い森林や険しい場所、僻地、エレベーターが無いビル、屋上、地下室、狭い道等、焼却炉の設置ができず、また焼却炉を組み立てる際、大型クレーン等の組立装置等が必要であったため、誰にでも容易に前記焼却炉を組み立てることができなかった。
【0006】
そこで、本発明は焼却炉の部材を細分化し、組立及び設置に長期間かけることなく、コストがかかることなく、焼却炉のサイズを容易に変更できメンテナンスに熟練の技術者を要することなく、焼却炉の容量を限定することなく、大型クレーン等の組立装置等が不要な組合式焼却炉を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために、焼却炉を形成する際組み合わせを自由に変更でき、外壁、断熱材、耐火材とからなる外壁材と、前記外壁材を構成する断熱材、耐火材とからなり外壁と連結するキャスター(耐火セメント)と、前記キャスターから外壁まで貫通しボルト止めできるキャスター止めボルトと、外壁材と外壁材を連結するテーパー状のピンと、外壁材と外壁材のピンの使用時に外壁と外壁の隙間を埋める外壁用シールパッキンとからなることを特徴とする組合式焼却炉の構成とした。前記テーパー状のピンは、組立する時に、部品が多いので少しずつズレが生じるために、そのズレを止めて寸法を正確に合わせるために用いるものである。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本発明である焼却炉を詳細に説明する。図1から図4までは本願発明である被焼却物炉床送り込み方式焼却炉(以下焼却炉という。)の第1実施例を示す。
【0009】
図1は本発明である組合式焼却炉の第1実施例、図2は組合式焼却炉の第2実施例、図3〜図5は、組合式焼却炉の第2実施例の横断面図、A−A縦断面図、B−B縦断面図である。
【0010】
図1に示すように、本発明である組合式焼却炉1は、被焼却物を燃焼するためにバーナー7等を備えたサイクロン6と、サイクロン6と焼却部4とを接続するL字状態の煙道部3と、一般雑芥等を焼却する焼却部4とからなる。なお、一般雑芥等は焼却する前である。以下、被焼却物12とする。
【0011】
前記サイクロン6、前記煙道部3、焼却部4の外壁を構成するのは、細分解してリサイクルできるブロック状になった複数の外壁材2、2aである。外壁材2、2aは組み合わせることで前記サイクロン6等を構成する。前記外壁材2、2aの材料は金属及び強化不燃性プラスチック等の強化材料を使用することができる。
【0012】
また、図1に示したように前記焼却部4は、生ゴミ、雑芥等である被焼却物12の周囲を取り囲むように凹状に外壁材9で囲むことができる。そして前記外壁材9の上部には、波状に変形し被焼却物12を覆うことができる漏れ止め用金属板10等を設けた。前記漏れ止め用金属板10は、焼却部4の内のガス化燃焼室4aに雨水が浸入することを防ぐ部材である。耐熱用ガラス、石布などで覆うこともでき詳細な説明では以下フランジという。
【0013】
サイクロン6には上部には、排煙筒5を設けている。またサイクロン6の右側面は、煙道部3を構成する第1送気管3aを設けている。前記第1送気管3aはL字状で、前記第1送気管3aの上端部を屈曲又は湾曲させて、焼却部4の上部に接続し、第1送気管3aの下端部を上端部同様、屈曲又は湾曲させることで焼却部4の左側面に接続することができる。
【0014】
前記サイクロン6のサイクロン室6a内部は、長方形状に形成していて、サイクロン室6aの下部には、ブロアー8を取り付けている。また、サイクロン6の上部では、中空の排煙筒5を垂直に設けている。
【0015】
また、図1に示したように前記焼却部4の内部は被焼却物12が予め投入されている。そして前記焼却部4の右側面には第2吸気管3bを設けている。第2吸気管3bも前記第1送気管3a同様L字状に屈曲し、矢印方向である第2吸気管3bからの新鮮な空気を取り込むことができる。
【0016】
本例の組合式焼却炉1では、前記サイクロン6に焼却部4を連設させた構造である。よって、焼却部4内の排ガスは、第2吸気管3bから新鮮な空気を取り込むことで、焼却部4内のガス化燃焼室4aを高温の負圧状態にし、被焼却物12から発生した排気ガスが前記新鮮な空気と共に、第1送気管3aを経てサイクロン6のサイクロン室6aに流れ込む構造である。
【0017】
そしてサイクロン室6a内では、前記排気ガス等が渦流となり、排煙筒5の下からブロアー8を使用することで、ブロアー8から送り込まれた更なる空気と共に、前記排気ガス等を排煙筒5の上部から排出できる。
【0018】
このように、本発明である組合式焼却炉1を構成する前記サイクロン6は、上記のような構造であるから、ブロアー8を駆動し風を起こすことで、焼却部4のガス化燃焼室4aから吸い込まれた排気ガスと一緒に排煙筒5内に送り込むことができる。また前記排気ガスを排出する際は、排煙筒5の途中にバーナー7設け、排気ガスに含まれる有害物質を完全燃焼することができる。
【0019】
また、図1に示したように、本発明である組合式焼却炉1の焼却部4の真上の位置又は真横位置には投入扉等がないため、焼却部4のガス化燃焼室4aに直接被焼却物12を投入することがない。よって、焼却灰等が舞い上がることはない。
【0020】
また被焼却物12は、前記漏れ止め用金属板10で覆うことができるために、被焼却物12を投入する度に、従来の焼却炉に設けられた開閉蓋を開ける必要が無く、ガス化燃焼室4a内の温度が下降しない。よって本例の組合式焼却炉1では、被焼却物12を蒸し焼き状態で右側の空気吸入側から燃焼していき、徐々に左側へ移り完全燃焼させることができるため、ダイオキシン等の有害物質を発生しない仕組みである。
【0021】
更に、本例の組合式焼却炉1では、焼却部4のガス化燃焼室4aで焼却し発生した未燃焼物、微細な塵、ダイオキシン等の有害物質物を含む排ガスは、サイクロン6により完全に除去されるので大気中に飛散することがない。次に本発明である組合式焼却炉1の他の実施例及び構成部品について以下説明する。
【0022】
図2に示した組合式焼却炉1aは、本発明である組合式焼却炉の第2実施例の縦断面図である。サイクロン6と雑芥等を焼却する焼却部4のガス化燃焼室4bと、前記サイクロン6のサイクロン室6aと、ガス化燃焼室4bとを接続する煙道3とからなる。前記サイクロン6、焼却部4などの外周は、本発明である外壁材2、2aによって構成されている。
【0023】
前記サイクロン6の外観の全体形状は長方形状であり、サイクロン6の四隅であるL字状の外壁材2と、サイクロン6の直線となる面を形成する外壁材2aとの組合せからなる。前記サイクロン6の上部には、組合式の排煙筒5aを設け、下部にはブロアー8を設けている。
【0024】
ブロアー8は、ガス化燃焼室4bから送り込まれた排気ガス等を排煙筒5aまで送り、排煙筒5aの内部では、排煙筒5aの中部に設けたバーナー7によって有害物質であるダイオキシン等を焼却することができる。
【0025】
そして図1に示した第1実施例である組合式焼却炉1と、図2に示した第2実施例である組合式焼却炉1aは、以下本発明である組合式焼却炉の標準基本形となる。なお、前記組合式焼却炉1と、組合式焼却炉1aとの相違点は、前記焼却部4の形状である。図2に示したようにガス化燃焼室4bの内部には、斜めに傾斜し垂下した空気孔11a、11aと、被焼却物12を乗せる火格子11を設けた点で相違している。また、大きな相違点として、第1実施例である組合式焼却炉1は横から吸い込んだ空気側から燃え、第2実施例である組合式焼却炉1aは下から燃えていくという点がある。
【0026】
図2に示したように被焼却物12を焼却した焼却灰は、火格子11の下部で被焼却物12を受ける移動式の灰受皿13で受けることができる。前記灰受皿13は車輪を有しており、ガス化燃焼室4a内から灰受皿に灰が溜まり次第、前記灰受皿13を組合式焼却炉1、1aの内部から取り出すことが出来る。
【0027】
図3に示したのは、第2実施例である組合式焼却炉1aの横断面図である。図3に示したように、組合式焼却炉1aの左部にサイクロン6を設け、サイクロン6には被焼却物12等を焼却するためのバーナー7を設けている。また、サイクロン6の右部はガス化燃焼室4bを設けた。
【0028】
図4は、第2実施例である組合式焼却炉1aのA−A縦断面図で、焼却部4に、灰受皿等が設置していない場合であるが設置することもできる。焼却部4を構成する外壁材4cは3層からなり、分解が可能である。外壁材4cは、外側から、外壁4d、断熱材4e、耐火材4fの順に設けており、前記外壁4d、断熱材4e、耐火材4fが各内部を縦に貫通するY型金具4g等で接続する仕組みである。
【0029】
また、前記外壁材4cの上下左右方向の接続は、前記外壁4dに複数設けたパッキン溝4hに、テーパー状のピンなどを差し込むことで、外壁材4c同士を互いに連結することができる。
【0030】
よって、前記外壁材4cから本発明である組合式焼却炉を組み立てることができるため、離島、山岳地帯、高い山、深い森林や険しい場所、僻地、エレベーターが無いビル、屋上、地下室、狭い道等に容易にも外壁材4cを前記外壁4d、断熱材4e、耐火材4f等に分解してから運ぶこともでき、焼却炉の組み立ての際、大型クレーン等の組立装置等を必要としないため誰でも前記焼却炉を組み立てることができる。
【0031】
図5に示したのは組合式焼却炉の第2実施例の焼却部4の右側面図であり、ガス化燃焼室4bの内部に灰受皿13を設置した場合である。図5に示したように、組合式焼却炉1aの外周は、外壁材4cで構成され、図5に示すように、ガス化燃焼室4bの下部には、空気孔11a、11a及び火格子11を設けている。
【0032】
次に図6に示したのは、組合式焼却炉の第2実施例のサイクロン6の横断面の分解平面図13aである。図6に示したようにサイクロン6の構成は分解前13bと分解後13cに分けることができる。
【0033】
サイクロンの分解前13bは、略く字状の外壁材13dと、正方形の外壁材13eが複数集まり略正八角形を構成する。またサイクロンを分解してから運び出す場合を示した分解後13cは、前記外壁材13d、13eと、前記外壁材13d、13eから排気ガス等が漏れ、焼却炉の温度が低下しないよう隙間を埋めるパッキン13f等に分解することができる。但し、画数は複数角形でも可能である。
【0034】
図7は、本発明である組合式焼却炉で使用するパーツである。組合式焼却炉のパーツ14は、L字状や、長方形状等複数の形状からなる外壁材14aと、排煙筒の形状に合わせて円を形成した排煙筒材14bと、脚14cと、被焼却物12を載置する火格子14dとからなる。また前記灰受皿13、13の正面図及び左側面図の詳細な説明は省略する。
【0035】
即ち、図7に示したように組合式焼却炉のパーツ14は、く字状、T字状、L字状の外壁材を構成する外壁材14aを組み合わせ、図1及び図2に示した焼却部4やサイクロン6等を組合せて作り出すことができる。
【0036】
また、前記外壁材14aを組合せることで、組合式焼却炉全体の小型、中型、大型に拡張、縮小を行うこともできる。よって、焼却炉のメンテナンス及び焼却炉の一部が破損した場合の修理、改造、交換も容易である。なお、前記パーツ14の下部に示した排煙筒材14bは、平面図でありリングを形成する。そして同じく外壁材14aの下部に示した略台形状の脚14cを、地面に直接焼却炉等を付けないよう取り付けることができる。
【0037】
図8〜図11に示したのは、外壁材等を組み合わせ、本発明で使用する組合式焼却炉のサイクロンや焼却部等に付属し、接続できる水、油等のタンク類であるバクフィルター、冷却塔(以下、容器類という)等の形状を示した平面図と縦断面図である。
【0038】
図8に示したのは、正八角形の容器類の平面図である。容器類は、外壁材15aを増加する前の基本形である。また外壁材15を略く字状の外壁材15aを使用し組み合わせた。前記外壁材15aと外壁材15aは、接合部材として、テーパー状のピン15bを使用することができる。また、多角形状のピンも使用可能である。
【0039】
ピン15bは、前記外壁材15aの上下左右側面に設けた複数の孔15cに、前記外壁材15aの側面に設けた前記ピン15bを差し込むことで、前記外壁材15a、15aに連結することができる。図9は、図8に示した容器類等の外壁材15d、15eがピン15fによって連結したことを示した縦断面図である。
【0040】
図10は図8に示した正八角形の容器類に長方形状の外壁材15dを加えた外壁材15である。即ち、本発明である組合式焼却炉は、正八角形の形状を崩さないように長方形状の外壁材15dを、前記く字状の外壁材15aを各辺の間に加えることで、容器類全体等の大きさを自由に拡張、縮小の変更することができる。なお、図11は図10に示した正八角形の容器類の縦断面図である。次に本発明で使用する外壁材の詳細について説明する。
【0041】
図12から図22に示したのが本発明で使用する組合式焼却炉の外壁材である。外壁材は(1)図12から図14が組合式焼却炉を構成する燃焼室の外壁材16、17、18を示し、(2)図16から図18が組合式焼却炉のサイクロンの外壁材、(3)図19から図22が、前記燃焼室及び焼却炉のいずれにも使用することができる内角の外壁材である。
【0042】
図12の中央に示したのは、L字状の外壁材16の平面図16aである。そして平面図16aの下部に、正面図16d、前記平面図の左右に左側面図16c、右側面図16e、平面図16aの上部に背面図16bを示した。
【0043】
図12の外壁材16の平面図16aに示したように外壁材16は、左から順番に斜線で示した耐火材16fと、断熱材16gとからなるキャスター(耐火セメント)16jと、外壁16hとからなる。
【0044】
前記耐火材16fと、断熱材16gは、正面図16d及び右側面図16eに示したように、外壁16hと接続し、キャスター(耐火セメント)16jの内部で、Y型金具16i等を貫通させ、Y型金具16iの内をボルト16k等で止める仕組みである。
【0045】
また外壁16hは、外壁16h、16h・・・を接続するためのピンを挿入できる円状の複数のパッキン溝16lを有している。以下、本発明で詳細な説明に出てくるパッキン溝16lは同一の構造とする。
【0046】
図13の中央に示したのは、正方形状の炉の外壁の平面図である。図13に示した炉の外壁は、図12の外壁材16の構造と同一で、耐火材17d、断熱材17e、外壁17f、Y型金具17gからなる。即ち、外壁材17の平面図17aに対し、右に示したのが外壁材17の右側面図17c、上部に示したのが背面図17bである。
【0047】
図14に示したのがL字状の燃焼室の外壁材18である。図14に示したように略L字状の外壁からなり、平面図18a、左側面図18b、正面図18cで示した。図14に示した外壁材18の特徴は、平面図18aの外周を形成する耐火材18dの大きさが、断熱材18eや、外壁18fと比較した場合により大きいことである。
【0048】
よって図14に示したように本発明で使用する外壁材18等、耐火材18d、断熱材18e、外壁18fは組合式焼却炉の用途に併せてサイズを自由に変更することができる。
【0049】
図15に示したのは、本発明で使用する燃焼室の外壁材19である。燃焼室の外壁もサイクロンの外壁も構造は同一である。図15に示したように略く字状の外壁19f、断熱材19g、耐火材19hからなり、中央部に示した平面図19aの外周を囲むように左側面図19b、左背面図19c、右背面図19d、右側面図19eで示した。
【0050】
また、左背面図19cの中央に示したのはキャスター20である。キャスター20は、外壁材19の平面図19aに示したように、外壁19fと断熱材19g、耐火材19hとからなるキャスター20を連結するためにY型金具19j等を埋め込み、固定できるセメント部材である。
【0051】
図16から図18に示したのは、本発明を構成するサイクロン6の外壁である。図16に示したサイクロン6の外壁材21も、燃焼室の外壁と同じ形状及び構造である。図16に示したように、平面図21a上部に背面図21b、右側面図21cからなる。
【0052】
サイクロンを構成する外壁は、耐火材21d、断熱材21e、外壁21fからなる。又前記断熱材21eは、Y字状のY型金具21g等で止める。また外壁21fには、円状のパッキン溝21hを設けている。
【0053】
図17に示したのはサイクロン6の外壁材22である。図14に示した外壁材18と同じ構造である。外壁材22は平面図22a、右側面図22b、正面図22cに示し、平面図22aに示したように外周から、耐火材22d、断熱材22e、外壁22fの順となる。また平面図22aの中央に示したようにパッキン溝23を設けている。
【0054】
図18に示したのはサイクロンの外壁材24である。即ち、図15に示した外壁座19とサイクロンの外壁材24の構造は外壁24f、断熱材24g、耐火材24hとからなる。よって平面図に示したように平面図24aを中心に、外周を囲むように、左側面図24b、左背面図24c、右背面図24d、右側面図24eからなる。
【0055】
図19から図22に示したのは本発明である組合式焼却炉1のサイクロン6、及び燃焼部4の内角、角外角、側面、鈍角に使用するの外壁材25、26、27、28である。図12から図18までに示した例の外壁と形状は同一である。
【0056】
図19から図22に示した外壁材25、26、27、28は、図12に示した耐火材16f、断熱材16g、外壁材16hのうち、前記2部材である耐火材16f、断熱材16gを取り除いた外壁16hのみの構造、即ち、外壁25a、26a、27a、28aのみからなる構造である。なお前記外壁25a、26a、27aの形状は略L字状のようにその形状を限定するものではない。
【0057】
次に、図23から図39で本発明である組合式焼却炉1aの外壁材2、2aと併せて使用する部品について詳細を説明する。図23及び図24は、図12に示した外壁材16の右側面図16eに示した外壁材2、2aの内側であるキャスター29の平面図と右側面図である。
【0058】
図24に示したように、キャスター29の形状は長方形であり、表面に扇状のキャスター止めY型金具29aを複数設け、さらに前記キャスター止めY型金具29aの内部で円状のピン溝29bを設けている。また、ピン溝29bの内部には円状のパッキン30を設けている。
【0059】
キャスター29の内部は、断熱材29c、耐火材29dとからなる。次にキャスター29の内部に埋設し、前記断熱材29cと、耐火材29dとを接続するキャスター止めY型金具29aの詳細について説明をする。
【0060】
図25の左上に示したようにキャスター止めY型金具31は、2種類の形状がある。左上部に示したのは直線状のキャスター止め金具31a、他方、前記直線状のキャスター止め金具31aの下部に示したのがY字状のキャスター止めY字金具31bである。前記キャスター止めY字金具31、キャスター止め金具31aの固定方法は、キャスター29の内部にキャスター止めY字金具31を入れるためのY字型の穴をあけ、キャスター止めY字金具を差し込み、その周辺にキャスターを流し込み子ためる、又は焼き固めることにより固定する。
【0061】
図25に示したように直線状のキャスター止め金具31aは、ボルト31fを挿入するための挿入部31c、31cを有している。前記挿入部31cから直線状に伸びたアンカーの場合、アンカー31dとなり、前記挿入部31cからY字状に伸びたアンカーの場合、アンカー31eとなる。前記アンカー31d、アンカー31eは、外壁材、断熱材等を固定するための部材である。
【0062】
そして図26に示したのが、外壁32cの一部をまとめて接続した外壁材32である。図26に示したように、左側から、外壁の外観を形成する化粧カバー32a、外部からサイクロン6内部への雨水の侵入を防止するパッキン32b、外壁32c、断熱材32d、耐火材32eからなる。
【0063】
前記化粧カバー32aは、化粧カバー止めボルト32fで前記化粧カバー32aの外側から外壁32cに向かって止める。そして、断熱材32dと耐火材32eを固定させるために、Y型金具32hを前記断熱材32dと耐火材32eの内部に貫通するように埋め込み、外壁32cの内側からボルト32gで前記Y型金具32hで止めることで断熱材32d及び耐火材32eを固定することができる。
【0064】
図27に示したのは、図26に示したY型金具32hを断熱材32dに固定するためのボルト32gと同一構造のボルト33である。ボルト33の先端部33aは、湾曲を形成している。次に図28に示したのは、図1等に示した外壁材2、2a同士を接続するピン34である。中央に示したのがピン34の左側面図34aである。ピン34の左側面図34aに示したようにピン34は傾斜したテーパー34cを設けている。
【0065】
次に図29から図32は、本発明で使用する図1等に示した外壁材2aと外壁材2aの接合時に使用するパッキンを示した正面図である。以下詳細を説明する。図29は、図26に示したパッキン35の正面図である。図29に示したようにパッキン35は十字状の構造であり、本体35aと、本体35aの各端部に設け接続部である凹部35bと、凸部35cからなる。
【0066】
図30に示した接合パッキン36とは、図29に示したパッキン35と同一の構造で、パッキン36aを組み合わせたものである。パッキン36aとパッキン36aが、本体36bの左右に設けた凹部36c、凸部36dが互いに嵌着したものである。即ち、本発明である組合式焼却炉では、サイクロン6等の大きさに併せてパッキン36を増設することができる。
【0067】
なお、図31及び図32に示したのは、図26に示した化粧カバー32aの接合する際の隙間を覆うための化粧カバー32a用のパッキン37である。化粧カバー用のパッキン37は、図29、図30に示したパッキン35、36aと同一の構造で、本体37aと、前記本体37aの各端部を形成する凹部37b、凸部37cからなる。
【0068】
また図32に示したのは、化粧カバー32aのパッキン38aの集合物である。パッキン38aは、本体38bの上下左右端部に凹部38c、凸部38dを設けている。
【0069】
次に、図33から図36で、図26に示した外壁上に取り付け、化粧カバー32aを固定する化粧カバー止め金具について詳細を説明する。図33の左上に示したように、外壁材41の上部に化粧カバー41を設けた。本図では化粧カバー41を4組とりつけ、前記化粧カバー41の上部から、長方形状のカバー止め金具39で上から固定するように止めた。次に化粧カバー41の詳細を説明する。
【0070】
図34及び図35に示したように化粧カバー41は、正方形状で表面に化粧カバー全体を固定するための貫通孔41aを設けている。図35に示したように、前記化粧カバー41、前記化粧カバー41の間には、図31に示した十字状の化粧カバー41用のパッキン37を設けることができる。
【0071】
図36及び図37に示したのは、化粧カバー41用のカバー止め金具39の左側面図と、正面図である。図36に示したように前記カバー止め金具39の本体39aは、コ字状の金具である。図37に示したカバー止め金具39の上部、下部にには、外壁材40に前記カバー止め金具39に固定するための取付孔39bを有している。
【0072】
そして、図38に示したカバー止め金具42は、前記図36、図37に示した前記化粧カバー用のカバー止め金具39の第2実施例である。カバー止め金具42の形状は平面図42a、左側面図42bに示したように、円柱状である。前記カバー止め金具42は外壁に対し垂直に取り付け、図39に示した化粧カバー止めボルト43は、図34及び図35に示したように化粧カバー41の上部に設けた貫通孔41aにボルト43aを一本づつ取り付けることができる。
【0073】
次に、図40及び図41に示したのは、本発明で使用するキャスター止めY型金具44及びキャスターY型金具46の他の実施例である。なお、キャスターY型金具46の形状は直線状である。
【0074】
図40及び図41に示したキャスター止めY型金具44、46は、各キャスター止めY型金具45、47を包含し、前記キャスター止めY型金具45、47の外周には、キャスター等に前記キャスター止めY型金具45、47を固定するための保護材45a、47aを設けた。前記保護材45、47はコンクリート等である。
【0075】
図42から図45は外壁材と外壁材の互いの接合形状を変化させたものである。図42に示したように、組み合わせた外壁材48a、48aは、長方形状の外壁48aと同じく長方形状の耐火材48b、断熱材48c、外壁48dからなる。そして、前記耐火材48b、断熱材48cは長方形状のまま左右側面で接続することができる。
【0076】
図43に示した外壁材49、49aは、前記図42に示した外壁材48と同じ構造である。図43に示したように、外壁材49を構成する耐火材49a及び断熱材49bの左右側面の形状は、なだらかな山状の凹凸となる。
【0077】
図44に示した外壁材50は、耐火材50a、断熱材50bと外壁50cからなる。図44に示したように前記外壁材50の左右端部は、図43に示した外壁材49より強固な外壁材49、49a同士の連結にすべく山切り状の耐火材50a、断熱材50bに左右端部の形状を変更することができる。
【0078】
また、図45に示したように外壁材51は、耐火材51aと断熱材51bの左右端部は、凹凸状の耐火材51aと断熱材51bを設けている。そして、前記外壁材51は、凹凸状の耐火材51a及び断熱材51bから接続できることを特徴とする。本発明で使用する外壁材49の左右端部は互いに連結を強化するために構造を変更することができる。
【0079】
図46及び図47は、本例で使用する組合式焼却炉の円柱状の排煙筒52を構成するための構成部品図である。図46は、上から排煙筒52の平面図52a、部品図52b、縦断面図52cからなる。
【0080】
排煙筒52の部材の構成は、図46の部品図52bに示したように、第1セラミック部品52dと、第2セラミック部品52eと、長方形状の連結材52fとからなる。図46の上部に示した平面図52aのように、排煙筒50は、第1セラミック部品52d又は、第2セラミック部品52eが心材53を囲むように円状に連結し、心材53に固定することができる。
【0081】
図47に示したのは、略人型の第1セラミック部品52dと、同じく略人型の形状で、第1セラミック部品を構成する下部の長さのみが長くなった第2セラミック部品52eである。第1セラミック部品52d及び第2セラミック部品52eは共に、各部品の下部に円状の切欠溝52g、52hを有し、前記切欠溝52gと第1セラミック部品52dの上部の円部分で連結することができる。
【0082】
図48から図53は、本発明である組合式焼却炉1を構成するサイクロン6及び焼却部4に付属するバグフィルター、冷却塔等の基本外壁として、外壁材を使用した第3実施例から第5実施例の平面図及び縦断面図である。
【0083】
図48及び図49に示したのは、付属装置であるバグフィルター、冷却塔等の基本外壁として外壁材を使用した第3実施例である。図48は、口状の外壁材54を構成するL字状の外壁材54aと長方形状の外壁材54bとからなったバグフィルターの外壁を格子する平面図である。また図49に示したように、外壁材54bと外壁材54bとの間は補強リブ60aで接続したことに特徴を有している。外壁材54aは、内側の外壁材54dとの間には凹状の窪み54cを設けた。
【0084】
そして図49に示したように外壁材54の縦断面では、外壁板54aの外側から略コ字状の補給リブ(金具)60bを取り付けることができる。補強リブ60bは、コ字状になった脚54eの部分にボルト等を取り付けることで、前記外壁材54aを補強することができる。前記補強リブ60a、60bの目的は、大型にするときの補強材としてである。
【0085】
図50及び図51に示した第4実施例は、口状の外壁材55である。外壁材55aの表面は、外壁材55aが一枚の場合を示した平面図である。また、L字状の外壁材55aと長方形状の外壁材55b同士を接続する孔の取付位置が異なることに特徴がある。図51に示した外壁材55aは、バグフィルター、スクラバー、水タンクなど大型タンクなどに組立し使用することができる。
【0086】
図52及び図53に示した第5実施例は、図22に示したく字状の外壁材28aを、正八角形状に組み合わせた外壁材56である。外壁材56は外壁材56aの集合であり、図50及び図51に示した大型タンク等を形成する外壁材55aと同一の構造である。
【0087】
図54から図62に示したのが外壁材を補強するために使用する部品の詳細である。図54に示したパッキン57は、図27に示したパッキン35と同一の構造で、図54に示したように十字状の本体57aと、前記本体57aの端部を形成する凸部57bと、凹部57cとからなる。
【0088】
図55から図58に示したのが本発明である組合式焼却炉の外壁を補強するリブの一覧である。
【0089】
図55に示したのは棒状のリブA(58)の正面図58aとL字状態になった右側面図58bである。図55に示したリブA58の下部には、外壁材同士を接続する際、外壁に傷をつけないように取付部材58cに緩衝材58dを設けた。リブA(58)を示した右側面図58bでは、外壁に取り付けるための取付孔58eを設けている。
【0090】
図56に示したのは略楕円状のリブB(59)である。前記リブA(58)と同様に使用できる外壁の補強材である。リブB(59)の本体59aの上下端部には、外壁に取り付けるための取付孔59bを設けている。
【0091】
図57に示したのは3種類の補強リブ60である。図57に示したように3種類の補強リブ60とは、上部からT字状の補強リブ60aと、コ字状の補強リブ60bと、十字状の補強リブ60cである。前記補強リブ60a、60b、60cは、本発明で使用する外壁材の表面に取付けて使用する部材である。前記コ字状の補強リブ60bの長手方向を構成する軸の上端部には、補強リブ60bが互いに連結するための略楕円状の連結材60dを設けている。
【0092】
図58に示したのは図58に示した補強リブ60を改良した補強レブ61である。補強レブ61も3種類に分類することができる。図58に示したように、上部からT字状の補強レブ61aと、コ字状の補強レブ60bと、十字状の補強レブ61cである。前記コ字状の補強レブ61の特徴は、長手方向の軸の上下端部に略楕円状の連結材61d、61dを設けたことを特徴としている。
【0093】
図59及び図60に示したのは、長方形状の保護カバーAタイプ62と保護カバーBタイプ63である。前記保護カバーAタイプ62と、保護カバーBタイプ63は、本発明である組合式焼却炉1等を構成する外壁面の美観を向上させるために取り付け、使用する部材で、図34に示した化粧カバー41と同一の構造である。
【0094】
図59の正面図62aに示したように保護カバーAタイプ62は、外壁等に取り付けるための取付孔62cを前記保護カバーAタイプ62の外周に設けている。そして図59正面図の左に示したのは、前記保護カバーAタイプ62の左側面図である。左側面図に示したように、保護カバーAタイプ62は薄い部材である。
【0095】
図60の正面図63aには保護カバーBタイプ63を示した。保護カバーBタイプは63は、保護カバーの本体の四隅に、外壁を挟持できる取付フック63cを設けたことを特徴とする。前記取付フック63cは、左側面図63bに示したように中心部で湾曲している。よって、前記保護カバーBタイプ63は、取付孔62c等を有していなくとも、本発明である外壁等に取り付けることができる。
【0096】
図61及び図62に示したのは、本発明で使用する外壁材の一部の正面図である。外壁材64は、平面図64aに示したように正立方体の形状であり、外壁材64を構成する材料として、鉄、アルミ、鋳物、金属など、ダイキャストロストワックス、プラスチック等を使用することができる。また、平面図64aの左に示したように円状のパッキン溝64b等を設けている。
【0097】
図62に示したのは、図61に示した外壁材65の一部の正面図である。外壁材65は、図61に示した外壁材65と同一の平面図65aとなる。そして、背面図65b及び左側面図65cに示したように、外壁材65の外周に沿って2本のパッキン溝65d、65dを設けることができる。
【0098】
図63から図86まで、本発明である組合式焼却炉を利用した第3実施例から第23実施例までを示した正面図である。いずれも図2に示した本発明である組合式焼却炉1aのサイクロン6と煙道部3と、焼却部4を拡張したものである。以下、各実施例に従って詳細を説明する。
【0099】
図63に示した第3実施例である組合式焼却炉66は、右部に示したようにサイクロン66a、煙道部66b、焼却部66cとからなる。そして被焼却物66dは前記焼却部66cの内部に予め投入されている。
【0100】
また、組合式焼却炉66は、ダイオキシン等の発生を防ぐために左から排煙筒66e、誘因ファン66f、バグフィルター66g、活性炭噴霧装置66h、消石灰噴霧装置66i、冷却塔66jを設け、前記排煙筒66eからバグフィルター66gまでL字状の第1煙道66kで接続し、前記バグフィルター66gから冷却塔66jまで屈曲しながら第2煙道66lで接続し、冷却塔からサイクロン66aの上部にコ字状となり接続した第3煙道66mで接続している。
【0101】
なお、前記活性炭噴霧装置66h、消石灰噴霧装置66iは、第1送気管66nと、第2送気管66oが、前記第2煙道66lの側面で接続している。前記活性炭噴霧装置66h、消石灰噴霧装置66iは、ダイオキシン等の有害物質を吸着させる効果がある。
【0102】
図64に示した組合式焼却炉67は、サイクロン67aの左部で冷却塔67fを連結したことを特徴とする焼却炉である。サイクロン67aは、サイクロン本体67c、煙道部67d、焼却部67eからなり、コ字状に屈曲した送気管67gの右端部が前記サイクロン本体67cの上部で接続し、送気管67gの左端部は、上部に排煙筒67bを備えた冷却塔67fと接続している。
【0103】
前記サイクロン本体67cの外壁材67jの外観形状は、略すり鉢状になっている。そして、サイクロン本体67cの上部にはバーナー67hを設け、サイクロン本体67cの下部には、ブロアー67iを設けている。
【0104】
一方、サイクロン本体67cから煙道部67dで接続した焼却部67eの乾燥室67kは、乾燥室67kの内部に火格子67mを設け、前記火格子67mの上部には被焼却物67lを載置し、サイクロン67aのブロアー67を稼働させることで負圧を生じ、前記被焼却物67lを燃焼させる仕組みである。乾燥室67kの下部には空気を取り込むための空気孔67nを設けた。
【0105】
図65に示した組合式焼却炉68は、サイクロン68aに助燃装置68bを組み合わせたものである。助燃装置68kとは、長方形状のサイクロンである。サイクロン68aは、図64に示した組合式焼却炉67と同一の構造で、サイクロン68c、煙道部68d、焼却部68e、排煙筒68f、バーナー68g、被焼却物68hからなる。
【0106】
また前記サイクロン68cの下部から、焼却部68eの下部にかけて、長方形状の第2煙道部68i及を設け、助燃装置8bの下部で接続した。助燃装置68kの上部には、排煙筒68jを設け、内部には第2のバーナー68l及び複数の長方形状のフィルター68mを設けている。
【0107】
次に、図66に示したのは組合式焼却炉68横断面図で、左から助燃装置68b、サイクロン68aの構成となっている。そして、前記助燃装置68bの上部である排煙筒68jと、サイクロン68cの上部にある排煙筒68fには、それぞれ正8角形状のカバー69と、カバー69aを設けた。前記カバー69、69aは、排煙筒68j、68fから灰等が飛び散ることを防ぐための部品である。
【0108】
図67に示したのは、本発明である組合式焼却炉70である。組合式焼却炉70はサイクロン70a、煙道部70b、焼却部70c、バーナー70d等からなる。そして前記焼却部70c内部に、ガス化燃焼室70eを設けている。
【0109】
前記焼却部70cの内部は、中央に備えたガス化燃焼室70eが、ガス化燃焼室70eの左右端部に、垂直な送気管70f及び空気孔70gを設けたことを特徴とする。前記送気管70fをガス化燃焼室70e内部に設けガス化燃焼室70eの形状を略M字状にすることで、空気が空気孔70gから、送気管70f、ガス化燃焼室70eに流れこみ、被焼却物70hを本発明である負圧方式の組合式焼却炉で焼却することができる。
【0110】
図68から図74に示したのは、本発明である組合式焼却炉の第7実施例から第13実施例の正面図である。図68、図70、図71に示した焼却部71c、73c、74cの乾燥室71d、73d、74dの形状はいずれも略M字状である。
【0111】
また、図72から図75に示した焼却部75c、76c、77c、78cの乾燥室75d、76d、77d、78dの形状は長方形状で、図69を除き、焼却炉の内部構造に特徴がある。以下、添付図面にしたがって詳細を説明する。
【0112】
図68に示したように、組立式焼却炉71の乾燥室71c内部は、前記図67に示した組合式焼却炉70のガス化燃焼室70eと異なり、火格子71fを乾燥室71dの上部に設けたことを特徴とする。
【0113】
前記火格子71fの上部には被焼却物71hを載置し、空気孔71gから吸気管71eの順に、ガス化燃焼室70eまで空気を取り入れることで前記被焼却物71hを焼却することができる。
【0114】
図69に示したのは本発明の組合式焼却炉のサイクロンに接続できる吸引装置である。図69に示したように、吸引装置72は、内部にファンを有した誘引ファン方式72a、真空ポンプ方式72b、エゼクター方式72cからなる。本発明のサイクロン72dに主として使用するのは前記エゼクター方式72cである。
【0115】
また、前記エゼクター方式72cであるサイクロン72dの後部に、前記誘引ファン72a、真空ポンプ方式72b等を連結し取り付けることもできる。連結することでバーナー72d及びブロアー72eの負圧燃焼の効率を上げることができる。
【0116】
図70に示したのは、本発明である組合式焼却炉の第8実施例である。以下、図75まで、サイクロン73a、煙道部73bは同一の構造である。よって、前記サイクロン73a、前記煙道部73b以外の構成部材である焼却部73c及び乾燥室73dを中心に以下説明する。
【0117】
図70に示したように乾燥室73dは略M字状の構造である。前記乾燥室73dの上部には、水分を多く含んでいる生ゴミ等を入れ乾燥させるための受皿73eが取り付けられている。前記受皿73eは、網状の構造、格子状の構造としてもよい。また受皿73eが着脱可能な構造にして設置してもよい。図70以降の詳細な説明に出てくる受け皿73eは全て同様の構造とする。
【0118】
図71に示したのは、組合式焼却炉74で第9実施例である。組合式焼却炉74は、サイクロン74a、煙道部74b、焼却部74cからなる。焼却部74cの内部の乾燥室74dは略M字状の構造である。そして前記乾燥室74dの内部には火格子74e、74fを2段設けた。よって被焼却物74gは各火格子74e、74fの上部に置くことで、被焼却物74gの水分を蒸発させ、より多くの被焼却物74gを焼却することができる。
【0119】
図72に示したのは、組合式焼却炉75で第10実施例である。組合式焼却炉75は、サイクロン75a、煙道部75b、焼却部75cからなり、前記焼却部75bの外観及び乾燥室75dの形状は長方形状である。また、前記乾燥室75dの下部には、火格子75eを設け、焼却部75cの右側面に設けた空気孔75fから空気を取り込み、被焼却物75gを焼却できることを特徴とする。
【0120】
図73に示した組立式焼却炉76は、図72に示した組合式焼却炉75と構造が同一で、サイクロン76a、煙道部76b、焼却部76cからなる。そして乾燥室76dの構造は長方形状である。焼却部76c内の乾燥室76dは、火格子76eと火格子76fの2段を備えている。また下の段を形成する火格子76fの下部には空気孔76gを設けたことを特徴とする。
【0121】
図74に示した組立式焼却炉77は、図73に示した組合式焼却炉76と構造が同一で、サイクロン77a、煙道部77b、焼却部77cからなる。焼却部77cの内部を形成する乾燥室77dは、上に受皿77e、下に火格子77fのように組み合わせて設置することができる。なお、下の火格子77fに隣接して空気孔77gを設けたことを特徴とする。
【0122】
図75に示した組立式焼却炉78は、前記図74に示した組合式焼却炉77のサイクロン78a、煙道部78b、焼却部cとからなる。そして、焼却部78cの内部の乾燥室78dの上部から、上火格子78e、中火格子78f、下火格子78gの順番に等間隔に設けることができる。また下火格子78gの下部には空気を取り入れる空気孔78hを設けた。以降、詳細な説明ででてくる火格子の段数を増減させたものは、全て同じ構造とする。
【0123】
次に図76から図83まで、本発明である組合式焼却炉の焼却部79、80、81、82、83、84、85、86の各乾燥室79a、79a、80a、81a、82a、83a、84a、85a、86aに有害物質を除去するためのセラミックスフィルター79c、80c、81c、82c、83c、84c、85c、86cを取り付けたことを特徴とする。
【0124】
セラミックスフィルターは、セラミックスフィルター付き焼却炉(特許願平11−331883)に記載した平板型のセラミックスフィルターと同一である。以下、各焼却部79〜86に従って詳細を説明する。
【0125】
図76に示したのは組立式焼却炉1に接続する焼却部79である。前記焼却部79の外観及び乾燥室79aの形状は長方形状である。乾燥室79aの内部には平板型のセラミックスフィルター79cを、煙道部79bに隣接した乾燥室79a上部で壁に埋設するように設けた。
【0126】
前記平板型のセラミックスフィルター79cは、被焼却物から発生する排気ガスの中に含まれる有害物質を通さない。またセラミックスフィルター79cの下、即ち、乾燥室79aの下部には、火格子79eを設け、被焼却物79dを置くことができる。
【0127】
図77の焼却部80に示したように、セラミックスフィルター80cは、前図73に示した燃焼部79と同様、乾燥室80aの上部に設けることができる。前記セラミックスフィルター80cの構造は、図76に示したセラミックスフィルター79cと同一の構造である。なお、以下の詳細な説明で使用するセラミックスフィルターの取付位置及び取付枚数は変更してもよい。
【0128】
図77に示したようにセラミックスフィルター79cは、乾燥室80aの上部で煙道部に80bに隣接し設けられている。乾燥室80aの内部には、等間隔に火格子80d、火格子80eを設けている。なお前記火格子80d、火格子80eの本数が増減してもよい。
【0129】
図78に示したようにセラミックスフィルター81cを乾燥室81aの上部で煙道部81bに隣接し設けることができる。なお、図78の特徴は、前記乾燥室81aに設けたセラミックスフィルター81cの下部に、受皿81d、火格子81e、空気孔81fの順に設けたことを特徴とする。
【0130】
図79に示した焼却部82に取り付けたセラミックスフィルター82cは、焼却部82aの内部で複数の火格子82d、82e、82fの上部に設けたものである。なお、火格子82fの下部に空気孔82gを設けた。
【0131】
次に、図80から図83は、組合式焼却炉の焼却部83、84、85、86内にある略M字状の乾燥室83a、84a、85a、86bに、煙道部83b、84b、85c、86cに隣接して、セラミックスフィルター83c、84c、85c、86cを取り付けたことを特徴としたものである。
【0132】
図80に示したように、セラミックスフィルター83cは、空気孔83e付きの送気管83dを焼却部83の左右に設けた乾燥室83a上部に設けることができる。
【0133】
図81に示したように乾燥室84aの内部に設けたセラミックスフィルター84cの下部には、火格子84dを設けることができる。また図82に示したように焼却部85の乾燥室85aでは、セラミックスフィルター85dの下部に受け皿85dを設け、被焼却物85eから発生する有害物質を通過させない。
【0134】
なお、図83に示したように、乾燥室86aに設けたセラミックスフィルター86cの下部では、火格子86d、火格子86e、火格子86fのように、複数の火格子86d〜86fを設けることができる。
【0135】
次に、図84及び図85に示した本発明である組合式焼却炉を利用した第22実施例、第23実施例の説明をする。図84に示したように組合式焼却炉87は、図1に示した組合式焼却炉1の他の実施例である。
【0136】
図84に示したように組合式焼却炉87の実施例22は、右部に示した焼却炉本体87aと、付属部材87bとからなる。焼却炉本体87aの装置及び構造は図1に示した組合式焼却炉1と同一である。
【0137】
焼却炉本体87aは、サイクロン87cと煙道部を構成する第1送気管87dと、焼却部87eと、焼却部の右側面で接続した第2吸気管87fとからなる。一方、前記付属部材87bは、垂直に設けた排煙筒87g、誘引ブロアー87h、バグフィルター87i、消石灰噴霧装置87j、活性炭噴霧装置87kとからなり、第3送気管87m、第4送気管87n、第5送気管87oとからなる。
【0138】
図85に示した組合式焼却炉88は、前図84に示した組合式焼却炉87のように、焼却炉本体88aと付属部材88bからなり、付属部材88bを構成する誘引ブロアー等を取り外し、示したものである。
【0139】
図85の中部に示したように、組合式焼却炉88は、バーナー等を有したサイクロン88cと、前記サイクロン88cと焼却部88eを接続する第1送気管88dと、焼却部88eの右側面に接続した第2送気管88fとからなる。
【0140】
また図85の左部に示したように付属部材88bは、冷却塔88gと、冷却塔88gの上部に設けた排煙筒88hと、冷却塔88gと前記サイクロン88cとを接続する第3送気管88iとからなることを特徴とする。
【0141】
次に、図1、図84、図85に示した外壁材からなる焼却部4、87e、88cの上部で、焼却する被焼却物の大きさに合わせて波状に変形し、前記被焼却物を覆うことができるフランジについて図86で説明する。
【0142】
図86に示したように前記フランジ89とは、本発明である組合式焼却炉の焼却部の上部に被焼却物89dの形状に併せて自由に変形できる網状のカバーのフランジ89を設け、前記フランジ89は、凸状の接続部89aと、前記接続部89aを下部に設けた水漏れ等を防ぐ漏れ止め用金属板89bとからなることを特徴とした。
【0143】
また漏れ止め用金属板89bの下部には、ごみ等の雑芥等である被焼却物89dを押さえる金属製又は不燃布、不燃石綿、不燃グラスの網89c状を設けている、又は無しで、前記網89cは、断熱、耐火のために粘土、耐火セメント等を注入し固めることもできる。
【0144】
図87に示したのは、本発明である組合式焼却炉を構成する外壁材等の組合わせを示したものである。図87に示したように本発明である組合式焼却炉は外壁材90等を構成する耐熱材90g等のサイズを変更し組合わせることで、外壁材90cを作ることもできる。なお、符号90bは左右側面図である。また、ボルト90d、キャスター止め金具90e、キャスター99fの組み合わせを変更することもできる。
【0145】
図88、図89、図90に示したのは、本発明である組合式焼却炉を構成するサイクロンや焼却炉の内側から外壁91aを取付ける際必要となるキャスター91である。図88に示したように本発明で使用するキャスター91の形状は、従来キャスターのように形状を長方形状に限定しない。
【0146】
本発明を構成するキャスター91は、コ字状の外壁91aを内側から固定する略フォーク状のキャスター91bと、前記キャスター91bの内部に設けた貫通孔91dと、貫通孔91dの内部に設けるY字状キャスター金具91cと、前記前記キャスター91bを固定するボルト91eとからなる。なお、前記ボルト91eは、貫通孔91dから外壁91aまで貫通させる。
【0147】
図89は、図88に示した右方向から示したキャスター91の正面図である。キャスター91に示したように、正面には、4つの貫通孔91cを設け、キャスター金具91cは十字状にキャスター91内部に固定することができる。また、図90に示したようにキャスター91は、左から外壁91a、キャスター91b、ボルト91eのように分解することができる。
【0148】
次に図91から図97にかけて示したのが、本発明である組合式焼却炉の外壁材を他の実施例で使用した実施例である。図91に示したのは外壁材92f、92gを使用した被焼却物移送方式焼却炉(特許願2001−013690)である。
【0149】
図91に示したように、被焼却物移送方式焼却炉92は、焼却部92aと、煙道部92bと、サイクロン92cとからなる。そして、前記サイクロン92cの下部には、被焼却物を投入するための投入部92dと、破砕した後の被焼却物を移送する移送部92eを設置している。
【0150】
そして、本発明の特徴として、前記焼却部92aと、煙道部92bとサイクロン92c等、被焼却物移送方式焼却炉92にかかるすべての外壁には、本発明で使用するL字状の外壁材92fと、長方形状の外壁材92gを組み合わせ使用することができる。また、前記投入部92dと、移送部92eの外壁にも前記外壁材92f、92gを使用することができる。
【0151】
図92に示したのは、外壁材93jを複数組合せて設けた車両搭載移動式一般雑芥焼却装置93(特許願2002−021073)である。前記車両搭載移動式一般雑芥等焼却装置93は、車両93aと、荷台93bと、荷台の上部に設けた焼却炉93cとからなる。
【0152】
焼却炉93cは、サイクロン93dと、煙道部93e、焼却炉93fと、前記サイクロン93dの上部に取り付けた可動式の排煙筒93gとからなる。前記焼却炉93cの下部には、被焼却物を投入し、破砕するための破砕部93iと、破砕した被焼却物を前記焼却炉93fに移送するための移送部93hとからなる。
【0153】
図93に示したのは、内部に本発明である外壁材等を使用した焼却炉95を、内部に包含した塔型の焼却炉94の外観である。塔型の焼却炉94は、外観を3重又は多重の塔とし、屋根材94bと、前記屋根材94bを支える外壁材94cと、外壁材94cにおみくじや絵馬等の被焼却物を投入する投入口94dとからなる。なお、前記塔型の焼却炉94最上階に設けた屋根材94bの先端部94aは排煙筒95aである。
【0154】
図94に示したように、焼却炉94は、内部に排気ガスを排出する排煙筒95aと、バナー等を内部に設けた釣り鐘の上部で前記排煙筒95aを設けたサイクロン95bと、前記サイクロン95bと貫通し被焼却物を投入できる釣り鐘状の燃焼室95cとからなる。そして前記燃焼室95cの内部には火格子95dを設けている。
【0155】
また前記火格子95dの下部では、おみくじ等の被焼却物95gを焼却した灰を受ける漏斗状の灰受皿95eと、前記灰受皿95eと嵌着し灰受皿の中心部に円筒状の雨水受け95hを有した容器95fを地中に埋設した。次に前記塔型の焼却炉94のその他の実施例を図95、図96、図97で説明する。
【0156】
図95は、本発明である組合式焼却炉を塔型にし、焼却炉の構造を改良した第24実施例である。図95に示したように、塔型の焼却炉96の外観は、屋根材96aと、屋根材96aを支える外壁材96bと、塔型焼却炉96の1階で外壁材96bに隣接し被焼却物96dを投入する投入口96cとからなる。
【0157】
また図95に示したように塔型の焼却炉96の内部は、本発明を構成する複数の外壁材からなる焼却炉97を設けた。前記焼却炉97は、屋根材96aの上部に突出した排煙筒97aと、排煙筒97aが貫通するように設けたサイクロン97bと、前記サイクロン97bの下部に設けた釣り鐘状の燃焼室97cと、前記サイクロン97bと釣り鐘状の燃焼室97cとを接続する煙道部97dからなる。
【0158】
本焼却炉97の特徴は、ブロアー等を有した略すり鉢状のサイクロン97bを塔型の焼却炉96内に設け、前記煙道部97cが前記サイクロン97bの左上部から吊り鐘状の燃焼室97cに向かって垂下させたことである。
【0159】
また、前記燃焼室97cの底部には、火格子97eを設け、また前記火格子97eの下部では、ホッパー97fを設け、前記ホッパー97fで集積した灰を灰受皿97gで受け、外部に前記灰受皿97を取り出すことができる。
【0160】
図96の中央部に示したのは前記焼却炉96の平面図である。焼却炉96aの中央には焼却部97がある。焼却部97に示したように、正八角形のサイクロン97bには、被焼却物を焼却するバーナー97iや、前記サイクロンに隣接してブロアー97hを設けた。
【0161】
図97に示したのは、塔型の焼却炉97の正面図である。焼却炉97の構成は図95及び図96に示した焼却炉97の構造と同一である。また図97に示した焼却炉97の特徴は、被焼却物96dを焼却した後に発生した灰を、灰受皿97gで受け、前記灰受皿97gからベルトコンベア装置97jに灰を移送し、焼却炉97の外部へ被焼却物96dの灰を搬出できることである。
【0162】
搬出した被焼却物96dの灰は、前記ベルトコンベア装置97jにより、外部をカバー97kで覆った灰受皿97まで搬出し、搬出した灰は貯まることはない。よって、大量のおみくじ等からなる被焼却物96dを焼却できるとともに、焼却した灰も搬出することができる。
【0163】
図98に示したのは、図1に示した組合式焼却炉の第1実施例で、燃焼部4を変更した第25実施例の組合式焼却炉98である。図98に示したように組合式焼却炉98は、図1に示した組合式焼却炉1と同一の構造で、バーナー98d及びブロアー98eを備えたサイクロン98aと、排気ガスを排出する煙道部98bと、前記サイクロン98aの上部に設けた排煙筒98cとからなる。
【0164】
そして燃焼部98fは、略植木鉢状で地下の被焼却物98m等を焼却するために焼却部98fの半分が地中に埋設したことを特徴とする。燃焼部98fの形状は、全体が上部にフランジ98g、中部から地下にかけて外壁材98h、98iを使用し略植木鉢の縁と底を形成する仕組みである。
【0165】
焼却部98fの左部は煙道部98bに接続し、焼却部98fの右部は、L字状の吸気管98kを設けた。前記右部の吸気管98kは、吸気管98kの上部で空気抜きの湾曲を有した貫通孔98lを設けたことに特徴がある。そして前記送吸気管98kは、地下を通し、前記吸気管98kより幅が広い吸気管98j、焼却部98fの順に新鮮な空気を取り込むことで、地中に埋設された被焼却物98mを焼却することができる。
【0166】
図99は、本発明である組合式焼却炉の設計から製造までの流れを示した組合式焼却炉部品の発注フローシート99である。図99の右部から順番に示したように、顧客である複数のユーザー100と、ユーザー100のに販売する複数の販売代理店101と、販売代理店101から設計の依頼等を受ける設計会社等102と、設計依頼された外壁材等を複数製造する工場である部品製造103とからなる。
【0167】
まずユーザー100は、前記販売代理店101に焼却炉装置の縮小、拡大の改造依頼100aをすることができる。前記依頼となる注文用紙、設計図面等はFAX若しくはインターネット等を使用し依頼を行うことができる。なお、以下の詳細な説明において組合式焼却炉のマニュアル等のデータは、パスワード等を設けたインターネット、メール等でデータ等の送受信を行うことができる。
【0168】
依頼を受けた販売代理店101は、即設計会社等102に組合式焼却炉のイメージ図を送り、新設計を依頼する。101a、若しくは組合式焼却炉にかかる外壁材等の販売を依頼する、部品を発注する101b等の依頼注文をインターネット等を介して行うことができる。
【0169】
また、受注及び部品の仕込み情報101cとして、設計会社等102と、前記販売代理店101間で互いに提供をすることができる。
【0170】
そして設計会社等102では、新設計及び部品依頼102aや、標準部品製造依頼102bに基づいて、世界各地と提携した工場に、部品製造103を依頼する。従来の焼却炉は一体化構造であるため、ユーザー100から工場である部品製造103にかかる期間が約1ヶ月と長期間を要していた。
【0171】
部品製造103が終了した後、各工場から前記設計会社等102→販売代理店101→ユーザー100の順番に組合式焼却炉の部品を発送100iすることができる。なお、部品製造103が終了した各工場からユーザー100に対し直接部品を発送100iできる。なお、ユーザー100は各工場に対してもメンテナンスの依頼100hをすることができる。
【0172】
次に本発明である組合式焼却炉の発送した部品を組み立てなければならない。そこで本発明の特徴として標準部品製造依頼102b元である設計会社等102等の設計会社等が、販売代理店102、若しくは直接販売100fしたユーザーを教育し、マニュアルにより、ユーザーが組み立てをする100eことができる。なお、本発明である組合式焼却炉の直接販売100fを行っている設計会社等102は、ユーザー100に対し、クレームの対応100gをする。
【0173】
また、ユーザー100だけが組み立てるだけなく、販売代理店自身が組立をする。または組立員を他社に依頼100bすることもできる。そして、販売代理店101では、ユーザー100からのクレームの対応100c、メンテナンスの依頼100dに応じることができる。
【0174】
以上の結果から本発明である組合式焼却炉は、同一機種を複数の設計企業及び設計員に同時に依頼出来るため、短納期化が出来る。また、同一機種を複数の企業に同時に発注出来るため、製造の短納期化ができる。
【0175】
また図1から図5に示した焼却部4の燃焼室4a、4bと図64から図83に示した乾燥室67k、71d、73d、74d、75d、76d、77d、78d、80a、81a、83a、84a、85a、86aは同一の構造とする。
【0176】
また、前記項目
【0073】、
【0074】に代えて、図40及び図41に示したのは、本発明で使用するキャスター止めY型金具44及びキャスター止めY型金具46の他の実施例である。なお、前記キャスター止めY型金具44、46を構成するキャスター止めY型金具45、47は、ボルト等を固定するために設けた軸と、前記キャスター止めY型金具の形状に沿って設けた保護材45a、47aとからなることを特徴とし、前記キャスター止めY型金具の材料はコンクリート等からなることを特徴とする。
【0177】
次に、図100から図104では本発明である組合式焼却炉1、1aを構成する外壁材2、2aの第2実施例である外壁材104について詳細を説明する。
【0178】
図100は、本発明である組合式焼却炉でキャスター(耐火セメント)の第2実施例の正面図、図101は、第2実施例の右側面図、図102は、本発明である組合式焼却炉でキャスター(耐火セメント)の第2実施例の背面図である。
【0179】
図100及び図101に示したように外壁材104は、外側から、コ字状の外壁105、断熱材104a、耐火材104bとからなる部材である。そして、前記外壁105の底面105aから順に外壁105と、前記外壁105の左面と接合し貫通孔104fを設けた断熱材104aと、前記断熱材104aの左面と接合した耐火材104bとからなり、前記耐火材104bの表面104cに十字状の空気溝104dを設け、前記断熱材104aの上部と下部に設けた貫通孔104fに嵌合するように設けた筒状のキャスター支持金具106と、前記キャスター支持金具106を貫通し、外壁105、断熱材104a、耐火材104bを挿通するボルト107からなることを特徴とする。
【0180】
また前記断熱材104aの材料は500度から1000度の温度に耐えうる石膏又は断熱セメント(断熱キャスター)を使用し、一方の耐火材104bの材料は、1000度から1500度の温度に耐えうる耐火セメント(キャスター)又はセラミックを使用することができる。
【0181】
図100に示したように外壁材104の正面形状は正方形である。表面104cには、外壁とピン溝を設けるために、円状のパッキン104eを設けることができる。
【0182】
図100に示したように、耐火材104bの表面104cには、十字状の空気溝104dを設けたことを特徴とする。前記空気溝104dを設けることで焼却炉内の燃焼効率を上げることができる。また空気溝104dの幅は10mmから20mmで、好ましくは空気溝幅104dを15mmとするのがよい。なお、空気溝104dの溝深さは、5mmから15mmとし、好ましくは10mmとする。
【0183】
また、空気溝104dの正面形状は、十字状に限定するものではない。具体的に、複数の直線からなる形状、#形状、三角形状と組合式焼却炉の焼却効率に合わせて自由に形状を変更することができる。また、空気溝104dの溝深さである縦断面形状も長方形に限定しない。具体的には、三角形、台形、正方形と変更することができる。
【0184】
図105は組合式焼却炉を構成するキャスター(耐火セメント)の第3実施例を示した正面図、図106はキャスター(耐火セメント)の第3実施例の右側面図図107は組合式焼却炉を構成するキャスターの組み合わせ例を示した正面図である。
【0185】
図101に示したように、外壁材104の内部は、左からコ字状の外壁105と、断熱材104aと、耐火材104bとからなり、断熱材104aの材料にセラミック等を使用したことを特徴とする外壁材である。
【0186】
また、前記外壁材104を構成する外壁105、断熱材104a、耐火材104bの接続方法に筒状の前記キャスター支持金具106と、ボルト107を使用する。
【0187】
図102に示したように、外壁105は底面105aに、ボルト107連結するための貫通孔105bを複数設けている。図103に示したキャスター支持金具106は、筒状の本体106aと、前記本体106aの中心をボルト107が貫通できるように貫通孔106bを設けたことを特徴とする。図104に示した前記ボルト107は、断熱材104aに貫通する本体107aと、耐火材104bに貫通するねじ部107bとからなる。次に図105で前記外壁材2、2aの第3実施例について詳細を説明する。
【0188】
図105は、本発明である組合式焼却炉を構成するキャスター(耐火セメント)の第3実施例の正面図、図106は、本発明である組合式焼却炉でキャスター(耐火セメント)の第3実施例の右側面図、図107は、前記キャスターの組み合わせを示した正面図である。
【0189】
図105及び図106に示した外壁材108は、外側から、コ字状の外壁105と、断熱材108aと、耐火材108bの表面108cに十字状の空気溝108dを設けた耐火材108bとからなり、前記耐火材108bに隣接した前記断熱材108aの中央にあるボルト107の差し込み方向に対して水平に設けた筒状の貫通孔109と、前記貫通孔109を貫通し、貫通孔109の外壁105面に、焼却炉内部の温度を保持するために温水が通過する略円状の中空間のパイプ110を設けたことを特徴とする。
【0190】
なお、外壁105、断熱材108a、耐火材108bの連結は、断熱材108aの内部に設けたキャスター支持金具106と、前記キャスター支持金具106を貫通するようにボルト107を使用する。
【0191】
図105に示したように、外壁材108の正面形状は正方形である。表面108には、円状のパッキン108eを設け、耐火材108bの表面108cには、十字状の空気溝108dを設けた。空気溝108dは、焼却炉内の燃焼効率を上げる効果がある。次に、パイプ付きの外壁材108同士を連結する連結金具110aを説明する。
【0192】
図107の中央に示したパイプ110は、パイプ110の左右両端部にはコ字状の連結金具110aを備えている。そして、前記パイプ110は、連結金具110aと使用し、U字バンド109aで外壁105の底面105aに固定した。
【0193】
図108に示したのは、本発明を構成する組合式焼却炉の外壁材(ブロック)組み合わせ例111である。図108に示したように複数の外壁材104の外壁105が一列ごとに水平、垂直方向に揃えるように積み上げるのではなく、外壁材104を一列ごとに交互に積み重ねることで、外壁材105同士の強度を上げることで組合式焼却炉の耐久性を向上できることを特徴とする。次に、本発明の構成する火格子について詳細を説明する。
【0194】
図109に示したのは、本発明である組合式焼却炉の焼却部で使用する火格子の第2実施例の正面図、図110に示したのは前記火格子の第2実施例の平面図、図111に示したのは、本発明である組合式焼却炉で使用する第2実施例の火格子を組み合わせた正面図である。そして図112に示したのは燃焼部に火格子を取り付ける際使用する火格子取付台114の正面図である。
【0195】
図109及び図110に示したように、火格子112の本体112aには、火格子112同士が連結できるよう1個〜4個設けた略コ字状の突起112bと、前記本体112aの内部で焼却した被燃焼物の灰を落下する貫通孔112cとからなることを特徴とする。
【0196】
図110に示したように、前記火格子112の貫通孔112cは略長方形を有している。そして貫通孔112cの内部から本体112aにかけて突起112b同士の連結を補助するボルト、ナットを取り付けることができるよう貫通孔等を設けることができる。
【0197】
なお、図111及び図112に示したのは、本発明である組合式焼却炉で使用する第2実施例の火格子を組み合わせたブリッジ状の火格子113の正面図と、第2実施例の火格子を組合式焼却炉式内に取り付ける際使用する取付台の正面図である。
【0198】
図111及び図112に示したように、本発明で使用する火格子112は、火格子113全体の強度を高めるために、火格子取付台114の間に設けることを特徴とする。
【0199】
前記火格子取付台114は、左火格子取付台114aと、右火格子取付台114bとからなり、前記左火格子取付台114a等に設けたコ字状の突起114fが、前記火格子112のコ字状の突起112bで連結し、火格子112全体が弧状になるように連結する仕組みである。
【0200】
図112に示した火格子取付台114の左火格子取付台114aは、略半球状の台座114cと、台座114cと連結し、火格子112の突起112bと連結するように突起114fを取り付けた突起取付部材114eと、前記突起取付部材114eが位置を変更する際、上下に回転できるように台座114cに軸通するボルト114dとからなる。なお、前記左火格子取付台114a、右火格子取付台114b共に同一の構造である。
【0201】
次に、図113で本発明である組合式焼却炉で使用する排煙筒の第2実施例を示した縦断面図、図114で本発明である組合式焼却炉で使用する排煙筒の第2実施例の組立部品を組み立てた場合の正面図の詳細を説明する。
【0202】
図113に示したのは、図46に示した二次燃焼室内部に起立して設けた排煙筒に使用する組み立て式のセラミック部品の第2実施例である。図113の中心部に示したのが、第3セラミック部品115の正面図、第3セラミック部品115の正面図の左部に示したのが左側面図、第3セラミック部品の正面図の右部に示したのが右側面図、そして、第3セラミック部品115の正面図の上部と下部に示したのが、第3セラミック部品115の平面図と底面図である。
【0203】
また図113に示した排煙筒の外周を覆う第3セラミック部品115は、長尺であることを特徴とする。長方形状の本体115a、本体115aの上面に、略T字状に突出するように設けた嵌合部115bと、前記T字状の嵌合部115bと連結するように略凹状に設けた切欠溝115cとからなる。なお、略嵌合部115bの平面形状は円柱状である。また前記切欠溝115cの平面形状は、円状の嵌合部115bと嵌合するように凹状を形成している。
【0204】
また図114に示したように第3セラミック部品115は、排煙筒の外周を覆うように垂直に連結し、設けている。第3セラミック部品115は、一つの部品が長尺であるために、本発明を構成する部品数を少なくすることができる。また、セラミック材を使用しているため、排煙筒を高温で保持でき、排気ガスに含まれるダイオキシンの発生をより抑えることができる。なお排煙筒の円状の形式に併せて、第3セラミック部品115の連結を円状としたが、排煙筒の形状に合わせて四角形等自由に形状を変更できる。
【0205】
図115に示したのは本発明で使用する組合式焼却炉の外壁材16である。図12の中央に示したのは、L字状の外壁材16の平面図16aである。そして平面図16aの下部に、正面図16d、前記平面図の左右に左側面図16c、右側面図16e、平面図16aの上部に背面図16bを示した。
【0206】
図115の外壁材16の平面図16aに示したように外壁材16は、左から順番に組合式焼却炉の内部となり、被焼却物を燃焼させる位置に設けた耐火材16fと、前記耐火材16fと連結した断熱材16gと、断熱材16gの右端部に連結し、外壁材16の外壁16h同士が連結するためのパッキン溝16hを設けた外壁16hとからなることを特徴とする外壁材16である。
【0207】
前記外壁材16及び耐火材16fの連結は、Y字状のキャスター止めY型金具44と、前記キャスター止めY型金具46を囲むように設けた直線上のキャスター止めY型金具46とからなるキャスター止め金具の先端部分、即ち、キャスター止めY型金具44であれば先が分岐した部分、直線上のキャスター止めY型金具46であれば先端が補足なる部分が前記耐火材16f及び断熱材16gに埋設することを特徴とする。
【0208】
前記耐火材16fと、前記断熱材16gの内部構造は、正面図16d及び右側面図16eに示したように、外壁16hと接続し、キャスター(耐火セメント)16jの内部で、Y型金具16i等を貫通させ、Y型金具16iの内をボルト16k等で止める仕組みである。
【0209】
また外壁16hの表面には、外壁16h、16h・・・を接続するためのピンを挿入できる円状の複数のパッキン溝16lを有している。よって外壁16h同士を連結する際、複数設けた円状のパッキン溝16lに、テーパー状のピン34を半分の長さだけ差し込み、残り半分の長さとなったテーパー状のピン34を他の外壁16hのパッキン溝16lに入れ、外壁材16と外壁材16を同士を簡単に連結できることを特徴とする。なお、外壁16hと外壁16hとの接触面、即ち、外壁材16の正面図16dの外周に沿って外壁用シールパッキン35を設けることができる。
【0210】
よって、図115に示したように本発明である組合式焼却炉を構成する
外壁材16は組み合わせを自由に変更でき、外壁16h、断熱材16g、耐火材16fとからなる外壁材16と、前記外壁材16を構成する断熱材16g、耐火材16fとからなり外壁16hと連結するキャスター(耐火セメント)16jと、前記キャスター16jから外壁16hまで貫通しボルト16k止めできるキャスター16j止めボルト16kと、前記外壁材16と前記外壁材16を連結し図28に示したテーパー状のピン34と、前記ピン34の使用時に外壁16と外壁16の連結時の隙間を埋める図29に示した外壁用シールパッキン35とからなることを特徴とする組合式焼却炉の構成とした。
【0211】
前記外壁材16とは、組合式焼却炉の前記サイクロン6、前記煙道部3、焼却部4の外壁16hを構成するブロック状の部材であり、前記外壁材16等の材料は500度から2000度の高温に耐えうる部材であり、金属及び強化不燃性プラスチック、石膏、耐熱セメント、耐火セメント等の各材料を使用することができる。
【0212】
図115に示した外壁材16は、図1から図99までの間に示した外壁材2、2a、4c、9、13d、13e、14a、15、15a、15d、15e、16、17、18、19、21、22、24、25、26、27、28、32、40、48、49、49a、50、51、54、54a、54b、54d、55、55a、56、56a、64、65、67j、90、90a、92f、92g、93j、94c、96b、98h、98iは前項に示したものと同じ材料を使用する。
【0213】
図115に示した外壁16hとは、本発明である組合式焼却炉の外側部分、即
ち、外壁面を構成する部材である。材料は前項
【0211】に示した各材料と同一である。
【0214】
前記外壁16hの表面を構成するキャスター(耐火セメント)16jとは、耐火セメントを吹き付けた部分である。右側面図16eの上部に示したように、前記キャスター(耐火セメント)16jは、ボルト16kを囲むように空洞を設けている。ボルト16kは、組合式焼却炉の外側から外壁16h締め付けることで、外壁16hの組み立てができることを特徴とした。
【0215】
前記キャスター(16j)からボルト16kを貫通させた断熱材16gは、前記外壁16hと同じ材料を使用する。また断熱材16gは、Y文字状のキャスター止めY型金具16i等を前記外壁16hの左面から耐火材16fの右面にかけて貫通させるように設けている。断熱材16gを貫通したキャスター止めY型金具16iの先端は、耐火材16fの右部で固定している。
【0216】
よって外壁材16を構成する外壁16hは、キャスター(耐火セメント)16j面からボルト16kによってキャスター止めY型金具16iの内部に固定することができると共に、前記外壁16h、断熱材16g、耐火材16fの順に固定することができる。
【0217】
図115に示したテーパー状のピン34とは、外壁材16と外壁材16を互いに接続するピン34である。ピン34の形状は左先端部が外壁16hへ差し込みしやすいように窄んでいるが、前記パッキン溝16lの孔の大きさが同一であればピン34の形状は円柱状のように自由に変更してもよい。
【0218】
図115に示した外壁用シールパッキン35とは、本発明を構成する外壁材16と外壁材16の接合時に使用するパッキンで、本体35aと、本体35aの各端部に設け接続部である凹部35bと、凸部35cからなる。なお、本体35aの形状は十字状だけではなく、外壁16の形状に合わせて長方形状、L字状、正方形状等自由に変更することができる。
【0219】
【発明の効果】
本発明である組合式焼却炉は以上のような構成であるから、以下の効果が得られる。
【0220】
第1に本発明である組合式焼却炉の設計は、外壁材から設計した基本形を元に組立でき、標準部品でもある外壁材はCAD図形を登録しておき、図面上で組み立てるだけ、特殊部品だけを新たに設計し、製造させると全体の設計及び製造コストが下がり、安価で高品質、短納期が可能になる。
【0221】
第2に本発明である組合式焼却炉で使用する外壁材等の各部品は、一部品の大きさを考え、小型、中型、大型の各サイズで組合わせ及び拡張ができ、A部品、B部品、C部品D部品と異なる工場でつくることもでき、また同一部品を同一の工場で作ることもできる。組合式焼却炉を構成する各部品は、高品質、低コスト、短い納期で納品することができ、焼却は各外壁材等のように個々の部材になるため技術が漏れにくく、機密性に有利である。
【0222】
第3に本発明である組合式焼却炉で使用する外壁材等は、離島、山岳地帯、高い山、深い森林や険しい場所、僻地、エレベーターが無いビル、屋上、地下室、狭い道等のように場所を問わず、人が持ち運びできる大きさに細かく分解でき、また組合式焼却炉を組立てる際、大型クレーン等を使用しなくてもよい。更に、ゴミ捨て場のゴミの山を直接部材で囲んで、組み立てることで現地で大型炉ができる。
【0223】
第4に、半乾留・負圧燃焼方式を利用しているため、被焼却物を焼却した後の焼却灰に含まれているダイオキシン等の有害物質は、排気ガスを無害化することができる。
【0224】
第5に本発明である組合式焼却炉の外壁材の表面には、薄い板や、セラミック、ホーローに焼き付けたもの、不燃性プラスチックなどで、絵や模様を自由に描き、外壁材の表面をきれいに仕上げることできる。また、部材を細分化組立式にすることで、パソコン等で外壁材の表面に文字や絵を描くことが可能になった。
【0225】
第6に本発明である組合式焼却炉はリサイクルが容易な設計構造である。
よって部材を材質ごとに細分化組立式にし、製作することで、メンテナンスでの部品交換や解体後の部品の細分化及び分別化処理が容易になりリサイクルが出来る。
【0226】
第7に本発明である組合式焼却炉は製作期間の短縮化が出来る。
装置を部品化することで納期の短縮化ができる。製作を依頼するにも複数の人や企業に依頼できるためより早く製作することが可能になり、標準品は出荷管理をしながら在庫をし、新設計部品のみ製作すれば、さらに短納期化が可能になる。
【0227】
第8に本発明である組合式焼却炉は新設計の短縮化が出来る。
装置の部品化による設計の短縮化。容積比で考えると、自動車の場合は、20%が標準品で80%は機種が異なると新設計となる。しかし、焼却装置、乾燥装置、炭化装置、微生物処理装置、溶融装置などは、箱物であるために、標準部品が80%以上で構成されているため、新設計は20%以下となり、新設計の開発の短納期化が計れるため設計納期の短縮化が出来る。
【0228】
第9に組合式焼却炉にかかる装置を安価にすることが出来る。
焼却装置、乾燥装置、炭化装置、微生物処理装置、溶融装置などは、箱ものの80%以上が標準仕様のため、同じものを冶具化により、高品質のものをより安く大量に製造することができる。特殊仕様は20%以下のため全体的にコストが上がらずに製作することが可能である。
【0229】
第10に本発明である組合式焼却炉は価格と品質共、他者との追随を許さない。
部品の80%は、標準仕様で製作が出来るため、世界で一番安く、品質が良いところで製造委託することが出来るため、他社との競争に勝つことが出来る。又、20%の新設計の部品は、販売する国や近くの国などの場所で製造し、供給する。また、新設計は、質の高い、人質の良い国や地域に限定し、開発設計を進めてゆく。
【0230】
第11に本発明である組合式焼却炉は設置場所を選ばない。
部品の細分化により、ひとつ、ひとつの部品が軽くなり、人の力で運べる大きさまで、小型化することが出来るため、どこにでも設置が出来る。ヘリコプターでも運べない険しい山や谷でも、ビルの屋上や地下室でも、災害の後のがれ木の所でも、工場の奥の道が狭くても、南極や、離島でも、人が通ることができれば、どこでも設置することが出来、組立が出来る。
【0231】
第12に本発明である組合式焼却炉は装置のサイズをいつでも自由に変更できる。
焼却装置、乾燥装置、炭化装置、微生物処理装置、溶融装置など設置し、数年して事業が拡大してきた時、また、縮小した場合、従来は、新装置を増設することしか対応できなかったが、組み立て構造のこの装置は、いつでも自由に装置を壊さなくても縦、横、高さを小さくしたり、大きくしたりすることが部品を取り付けるだけで簡単に出来る。
【0232】
第13に本発明である組合式焼却炉のメンテナンスが容易である。
組み立て式装置は部品ごとに細分化しているため、劣化や破損した部分のみ交換することで機能を回復させることができ再度稼働することが出来る。又、部品交換方式であるため、作業のマニュアル化が可能になり、熟練工でなくても、簡単に修理が出来る。従来の装置は一体型で製作されているため、一箇所が劣化すると全体的に修理または、改造、交換が必要とされてきたため、寿命が短く、修理が難しく熟練工の技術者でないと修理が出来ず、コストが掛かり過ぎる。
【0233】
第14に本発明である組合式焼却炉はだれでも製作することが出来る。
組み立て装置は、熟練の技術者でなくても簡単な教育とマニュアル化により、焼却装置、乾燥装置、炭化装置、微生物処理装置、溶融装置などを簡単に組み立てが出来る。組み立てができる人であれば誰でも部品を購入し製作することが出来る。カタログに部品が掲載されていて、お客様が自由部品を選択し購入したその部品を組み立てて焼却装置、乾燥装置、炭化装置、微生物処理装置、溶融装置などを作ることが出来る。メーカーのカタログには見本例が掲載され、又、メーカーに問い合わせれば、見本例を教えてもらえ、個人が、業者が、代理店が自由に製作、改造、修理が出来る。
【0234】
第15に本発明である組合式焼却炉は製造業メーカー各社は、工場や設計事務所が不要である。
焼却装置、乾燥装置、炭化装置、微生物処理装置、溶融装置等の80%以上が標準品で構成され、新設計は20%以下であるため、従来、装置メーカーが、自ら設計し、製造していたが、組み立て式装置のカタログ部品から部品を購入し、新設計部分はイメージ図で設計会社等に依頼することで部品を購入できれば、製造業メーカー各社、自ら設計、製作せずに、ユーザーに対応し販売することが出来る。装置メーカーが自ら溶接や機械加工をしなくても、設計会社等が部品をすべて供給するため、自ら設備等を設けず、組立員や営業販売員の教育に力をいれることで、人件費の節約とライバルメーカとの差別化が出来る。また、工場や設計事務所をもたずにビジネスになる。又、個人、代理店なども工場や設計事務所を持たず、ビジネスが出来る。
【0235】
第16に本発明である組合式焼却炉の注文等は、インターネットや情報機器を利用し、情報の交換をすることができる。インターネットや情報機器でユーザー、販売個人、代理店、装置メーカー等と結び、設計会社等は、部品情報、焼却装置、乾燥装置、炭化装置、微生物処理装置、溶融装置等の組み立て方や組み立て例をネットや情報端末に掲載し、販売個人、代理店、装置メーカー等が自由に情報を見ることが出来る。また、ユーザー、販売個人、代理店、装置メーカー等が新設計の簡単なイメージ図を設計会社等へ送ると、新たに設計会社等として新設計をし部品を製造、供給する。また、新たな部品としてカタログに掲載することで、ユーザー、販売個人、代理店、装置メーカー等が新たな情報が得られることになるため、ニーズが常に進化することで他社との追随を許さない。
【0236】
第17に本発明である組合式焼却炉は外壁材を構成する耐火材の表面に十字状の空気溝を設け、耐火材と隣接して設けた断熱材に温水が通過するように中空間のパイプを設けることができるため、組合式焼却炉の燃焼部の炉内温度が安定し、ダイオキシンの除去するための温度を保つことができる。
【0237】
第18に本発明である組合式焼却炉は、組合式焼却炉の焼却部を構成する火格子を、火格子同士で連結できるよう1個〜4個設けた略コ字状の突起等を設けたため火格子も、分解して運ぶことができる。
【0238】
第19に本発明である組合式焼却炉は、前記第1の効果に示した外壁材のCAD図形に代えて、2Dキャド及び3Dキャドの立体図形等の設計図としてコンピューターの記憶装置に記憶させると共に、適宜使用できるため、組合式焼却炉全体の設計時間を短縮し、なおかつ製造コストがかからない組合式焼却炉及び部品等を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である組合式焼却炉の第1実施例の縦断面図である。
【図2】本発明である組合式焼却炉の第2実施例の縦断面図である。
【図3】本発明である組合式焼却炉の第2実施例の平面図である。
【図4】本発明である組合式焼却炉の第2実施例のA−A縦断面図である。
【図5】本発明である組合式焼却炉の第2実施例の焼却部の右側面図である。
【図6】本発明である組合式焼却炉の第2実施例のサイクロン室を分解した分解平面図である。
【図7】本発明である組合式焼却炉の第2実施例のパーツを示した正面図である。
【図8】本発明である組合式焼却炉の第2実施例のパーツである外壁の平面図である。
【図9】本発明である組合式焼却炉の第2実施例のパーツである外壁の正面図である。
【図10】本発明である組合式焼却炉の第2実施例を拡張した外壁の平面図である。
【図11】本発明である組合式焼却炉の第2実施例を拡張した外壁の正面図である。
【図12】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁1の平面図である。
【図13】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁2の平面図である。
【図14】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁3の平面図である。
【図15】本発明である組合式焼却炉で使用するサイクロンの外壁である。
【図16】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁4の正面図である。
【図17】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁5の正面図である。
【図18】本発明である組合式焼却炉で使用するサイクロンの外壁を示した図である。
【図19】本発明である組合式焼却炉で使用する焼却炉内部の内角の外壁を示した平面図である。
【図20】本発明である組合式焼却炉で使用する焼却炉の角外角外壁を示した平面図である。
【図21】本発明である組合式焼却炉で使用する側面外壁を示した正面図である。
【図22】本発明である組合式焼却炉で鈍角外壁の正面を示した正面図である。
【図23】本発明である組合式焼却炉でキャスター(耐火セメント)を示した正面図である。
【図24】本発明である組合式焼却炉で右側面図を示した側面図である。
【図25】本発明である組合式焼却炉のキャスター止めY型金具を示した正面図である。
【図26】本発明である組合式焼却炉のキャスターを一部まとめた側面図である。
【図27】本発明である組合式焼却炉のキャスター止めボルトを示した側面図である。
【図28】本発明である組合式焼却炉のピンを示した正面図である。
【図29】本発明である組合式焼却炉の外壁用シールパッキンを示した正面図である。
【図30】本発明である組合式焼却炉の接合パッキンの正面図である。
【図31】本発明である組合式焼却炉のカバー用パッキンの正面図である。
【図32】本発明である組合式焼却炉のカバー用パッキンの集合図である。
【図33】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁に化粧カバーを取り付けたことを示した平面図である。
【図34】本発明である組合式焼却炉で使用する化粧カバーの正面図である。
【図35】本発明である組合式焼却炉で使用する化粧カバーの集合体を示した正面図である。
【図36】本発明である組合式焼却炉で使用するカバー止め金具である。
【図37】本発明である組合式焼却炉で使用するカバー止め金具の正面図である。
【図38】本発明である組合式焼却炉で使用するカバー止め金具の側面図である。
【図39】本発明である組合式焼却炉で使用するカバー止めボルトの正面図である。
【図40】本発明である組合式焼却炉で使用するY型金具の詳細を示した縦断面図である。
【図41】本発明である組合式焼却炉で使用するY型金具の他の実施例を示した縦断面図である。
【図42】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁材の接合を示した第1実施例である。
【図43】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁材の接合を示した第2実施例である。
【図44】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁材の接合を示した第3実施例である。
【図45】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁材の接合を示した第4実施例である。
【図46】本発明である組合式焼却炉で使用する排煙筒を示した縦断面図である。
【図47】本発明である組合式焼却炉で使用する排煙筒の組立部品の正面図である。
【図48】本発明である組合式焼却炉で使用する基本外壁の第3実施例を平面図である。
【図49】本発明である組合式焼却炉で使用する基本外壁の第3実施例の縦断面図である。
【図50】本発明である組合式焼却炉で使用する基本外壁の第4実施例を示した平面図である。
【図51】本発明である組合式焼却炉で使用する基本外壁の第4実施例の縦断面図である。
【図52】本発明である組合式焼却炉で使用する基本外壁の第5実施例を示した平面図である。
【図53】本発明である組合式焼却炉で使用する基本外壁の第5実施例の縦断面図である。
【図54】本発明である組合式焼却炉で使用するパッキンを示した正面図である。
【図55】本発明である組合式焼却炉で使用するリブAを示した正面図である。
【図56】本発明である組合式焼却炉で使用するリブBを示した正面図である。
【図57】本発明である組合式焼却炉で使用する補強リブを示した正面図である。
【図58】本発明である組合式焼却炉で使用する補強(レブ)を示した正面図である。
【図59】本発明である組合式焼却炉で使用する保護カバーAタイプを示した正面図である。
【図60】本発明である組合式焼却炉で使用する保護カバーBタイプを示した正面図である。
【図61】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁材の一部を示した正面図である。
【図62】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁材の一部を示した正面図である。
【図63】本発明である組合式焼却炉を利用した第3実施例の正面図である。
【図64】本発明である組合式焼却炉を利用した第4実施例の正面図である。
【図65】本発明である組合式焼却炉を利用した第5実施例の正面図である。
【図66】本発明である組合式焼却炉を利用した第5実施例の平面図である。
【図67】本発明である組合式焼却炉を利用した第6実施例の正面図である。
【図68】本発明である組合式焼却炉を利用した第7実施例の正面図である。
【図69】本発明である組合式焼却炉を利用した各ファンの正面図である。
【図70】本発明である組合式焼却炉を利用した第8実施例の平面図である。
【図71】本発明である組合式焼却炉を利用した第9実施例の正面図である。
【図72】本発明である組合式焼却炉を利用した第10実施例の正面図である。
【図73】本発明である組合式焼却炉を利用した第11実施例の正面図である。
【図74】本発明である組合式焼却炉を利用した第12実施例の平面図である。
【図75】本発明である組合式焼却炉を利用した第13実施例の正面図である。
【図76】本発明である組合式焼却炉を利用した第14実施例の正面図である。
【図77】本発明である組合式焼却炉を利用した第15実施例の正面図である。
【図78】本発明である組合式焼却炉を利用した第16実施例の正面図である。
【図79】本発明である組合式焼却炉を利用した第17実施例の正面図である。
【図80】本発明である組合式焼却炉を利用した第18実施例の正面図である。
【図81】本発明である組合式焼却炉を利用した第19実施例の正面図である。
【図82】本発明である組合式焼却炉を利用した第20実施例の正面図である。
【図83】本発明である組合式焼却炉を利用した第21実施例の正面図である。
【図84】本発明である組合式焼却炉を利用した第22実施例の正面図である。
【図85】本発明である組合式焼却炉を利用した第23実施例の正面図である。
【図86】本発明である組合式焼却炉の第1実施例等で使用する焼却設備の部品図である。
【図87】本発明である組合式焼却炉を構成する外壁材等の正面図である。
【図88】本発明である組合式焼却炉を利用し、外壁材を内側から固定する他のキャスターを示した縦断面図である。
【図89】本発明である組合式焼却炉を利用し、外壁材を内側から固定する他のキャスターを示した平面図である。
【図90】本発明である組合式焼却炉を利用し、外壁材を内側から固定する他のキャスターを示した分解図である。
【図91】本発明である組合式焼却炉を利用した被焼却物移送方式焼却炉である。
【図92】本発明である組合式焼却炉を利用した車両搭載移動式一般雑芥焼却装置である。
【図93】本発明である組合式焼却炉を利用した塔型焼却炉の正面図である。
【図94】本発明である組合式焼却炉を利用した塔型焼却炉の縦断面図である。
【図95】本発明である組合式焼却炉を利用した第24実施例の焼却塔の正面図である。
【図96】本発明である組合式焼却炉を利用した第24実施例の焼却塔の平面図である。
【図97】本発明である組合式焼却炉を利用した第24実施例の焼却塔の正面図である。
【図98】本発明である組合式焼却炉を利用した第25実施例の焼却塔の正面図である。
【図99】本発明である組合式焼却炉の設計から製造までの流れを示した流れ図である。
【図100】本発明である組合式焼却炉でキャスター(耐火セメント)の第2実施例を示した正面図である。
【図101】本発明である組合式焼却炉でキャスター(耐火セメント)の第2実施例の右側面図である。
【図102】本発明である組合式焼却炉でキャスター(耐火セメント)の第2実施例の背面図である。
【図103】本発明である組合式焼却炉に使用するキャスター止め金具を示した正面図である。
【図104】本発明である組合式焼却炉のキャスター止めボルトを示した側面図である。
【図105】本発明である組合式焼却炉でキャスター(耐火セメント)の第3実施例を示した正面図である。
【図106】本発明である組合式焼却炉でキャスター(耐火セメント)の第3実施例の右側面図である。
【図107】本発明である組合式焼却炉を構成する外壁の組み合わせを示した正面図である。
【図108】本発明である組合式焼却炉で使用するキャスターの組み合わせ例である。
【図109】本発明である組合式焼却炉で使用する火格子の第2実施例である。
【図110】本発明である組合式焼却炉で使用する火格子の第2実施例の平面図である。
【図111】本発明である組合式焼却炉で使用する第2実施例の火格子を組み合わせた正面図である。
【図112】本発明である組合式焼却炉で使用する第2実施例の火格子の取り付けに使用する取付台の正面図である。
【図113】本発明である組合式焼却炉で使用する排煙筒の第2実施例を示した縦断面図である。
【図114】本発明である組合式焼却炉で使用する排煙筒の第2実施例の組立部品を組み立てた場合の正面図である。
【図115】本発明である組合式焼却炉で使用する外壁材を示した正面図等である。
【符号の説明】
1 組合式焼却炉
1a 組合式焼却炉
2 外壁材
2a 外壁材
3 煙道部
3a 第1送気管
3b 第2吸気官
4 焼却部
4a ガス化燃焼室
4b ガス化燃焼室
4c 外壁材
4d 外壁
4e 断熱材
4f 耐火材
4g Y型金具
4h パッキン溝
5 排煙筒
5a 排煙筒
6 サイクロン
6a サイクロン室
7 バーナー
8 ブロアー
9 外壁材
10 漏れ止め用金属板
11 火格子
11a 空気孔
12 被焼却物
13 灰受皿
13a 分解平面図
13b 分解前
13c 分解後
13d 外壁材
13e 外壁材
13f パッキン
14 パーツ
14a 外壁材
14b 排煙筒材
14c 脚
14d 火格子
15 外壁材
15a 外壁材
15b ピン
15c 孔
15d 外壁材
15e 外壁材
15f ピン
16 外壁材
16a 平面図
16b 背面図
16c 左側面図
16d 正面図
16e 右側面図
16f 耐火材
16g 断熱材
16h 外壁
16i Y型金具
16j キャスター
16k ボルト
16l パッキン溝
17 外壁材
17a 平面図
17b 背面図
17c 右側面図
17d 耐火材
17e 断熱材
17f 外壁
17g Y型金具
18 外壁材
18a 平面図
18b 左側面図
18c 正面図
18d 耐火材
18e 断熱材
18f 外壁
19 外壁材
19a 平面図
19b 左側面図
19c 左背面図
19d 右背面図
19e 右側面図
19f 外壁
19g 断熱材
19h 耐火材
19j Y型金具
20 キャスター
21 外壁材
21a 平面図
21b 背面図
21c 右側面図
21d 耐火材
21e 断熱材
21f 外壁
21g Y型金具
21h パッキン溝
22 外壁材
22a 平面図
22b 右側面図
22c 正面図
22d 耐火材
22e 断熱材
22f 外壁
23 パッキン溝
24 外壁材
24a 平面図
24b 左側面図
24c 左背面図
24d 右背面図
24e 右側面図
24f 外壁
24g 断熱材
24h 耐火材
25 外壁材
25a 外壁
26 外壁材
26a 外壁
27 外壁材
27a 外壁
28 外壁材
28a 外壁
29 キャスター
29a キャスター止めY型金具
29b ピン溝
29c 断熱材
29d 耐火材
30 パッキン
31 キャスター止めY型金具
31a キャスター止め金具
31b キャスター止めY型金具
31c 挿入部
31d アンカー
31e アンカー
31f ボルト
32 外壁材
32a 化粧カバー
32b パッキン
32c 外壁
32d 断熱材
32e 耐火材
32f 化粧カバー止めボルト
32g ボルト
32h Y型金具
33 ボルト
33a 先端部
34 ピン
34a 左側面図
34b 右側面図
34c テーパー
35 パッキン
35a 本体
35b 凹部
35c 凸部
36 接合パッキン
36a パッキン
36b 本体
36c 凹部
36d 凸部
37 パッキン
37a 本体
37b 凹部
37c 凸部
38 接合パッキン
38a パッキン
38b 本体
38c 凹部
38d 凸部
39 カバー止め金具
39a 本体
39b 取付孔
40 外壁材
41 化粧カバー
41a 貫通孔
42 カバー止め金具
42a 平面図
42b 左側面図
43 化粧カバー止めボルト
43a ボルト
44 キャスター止めY型金具
45 キャスター止めY型金具
45a 保護材
46 キャスター止めY型金具
47 キャスター止めY型金具
47a 保護材
48 外壁材
48a 耐火材
48b 断熱材
48c 外壁
49 外壁材
49a 外壁材
49b 耐火材
49c 断熱材
50 外壁材
50a 耐火材
50b 断熱材
51 外壁材
51a 耐火材
51b 断熱材
52 排煙筒
52a 平面図
52b 部品図
52c 縦断面図
52d 第1セラミック部品
52e 第2セラミック部品
52f 固定具
52g 切欠溝
52h 切欠溝
53 心材
54 外壁材
54a 外壁材
54b 外壁材
54c 窪み
54d 外壁材
54e 脚
55 外壁材
55a 外壁材
56 外壁材
56a 外壁材
57 パッキン
57a 本体
57b 凸部
57c 凹部
58 リブA
58a 正面図
58b 右側面図
58c 取付部材
58d 緩衝材
58e 取付孔
59 リブB
59a 本体
59b 取付孔
60 補給リブ
60a 補強リブ
60b 補強リブ
60c 補強リブ
60d 連結材
61 補強レブ
61a 補強レブ
61b 補強レブ
61c 補強レブ
61d 連結材
62 保護カバーAタイプ
62a 正面図
62b 左側面図
62c 取付孔
63 保護カバーBタイプ
63a 正面図
63b 左側面図
63c 取付フック
64 外壁材
64a 平面図
64b パッキン溝
65 外壁材
65a 平面図
65b 背面図
65c 左側面図
65d パッキン溝
66 組合式焼却炉
66a サイクロン
66b 煙道部
66c 焼却部
66d 被焼却物
66e 排煙筒
66f 誘引ファン
66g バグフィルター
66h 活性炭噴霧装置
66i 消石灰噴霧装置
66j 冷却塔
66k 第1煙道
66l 第2煙道
66m 第3煙道
66o 第1送気管
66p 第2送気管
67 組合式焼却炉
67a サイクロン
67b 排煙筒
67c サイクロン本体
67d 煙道部
67e 焼却部
67f 冷却塔
67g 送気管
67h バーナー
67i ブロアー
67j 外壁材
67k 乾燥室
67l 被焼却物
67m 火格子
67n 空気孔
68 組合式焼却炉
68a サイクロン
68b 助燃装置
68c サイクロン
68d 煙道部
68e 焼却部
68f 排煙筒
68g バーナー
68h 被焼却物
68i 第2煙道部
68j 排煙筒
68k 助燃装置
68l バーナー
68m フィルター
69 カバー
69a カバー
70 組合式焼却炉
70a サイクロン
70b 煙道部
70c 焼却部
70d バーナー
70e ガス化燃焼室
70f 送気管
70g 空気孔
70h 被焼却物
71 組立式焼却炉
71a サイクロン
71b 煙道部
71c 焼却部
71d 乾燥室
71e 送気管
71f 火格子
71g 空気孔
71h 被焼却物
72 吸引装置
72a 誘引ファン方式
72b 真空ポンプ方式
72c エゼクター方式
72d サイクロン
72e バーナー
72f ブロアー
73 組合式焼却炉
73a サイクロン
73b 煙道部
73c 焼却部
73d 乾燥室
73e 受皿
74 組合式焼却炉
74a サイクロン
74b 煙道部
74c 焼却部
74d 乾燥室
74e 火格子
74f 火格子
74g 被焼却物
75 組合式焼却炉
75a サイクロン
75b 煙道部
75c 焼却部
75d 乾燥室
75e 火格子
75f 空気孔
75g 被焼却物
76 組合式焼却炉
76a サイクロン
76b 煙道部
76c 焼却部
76d 乾燥室
76e 火格子
76f 火格子
76g 空気孔
77 組合式焼却炉
77a サイクロン
77b 煙道部
77c 焼却部
77d 乾燥室
77e 受皿
77f 火格子
77g 空気孔
78 組合式焼却炉
78a サイクロン
78b 煙道部
78c 焼却部
78d 乾燥室
78e 上火格子
78f 中火格子
78g 下火格子
78h 空気孔
79 焼却部
79a 乾燥室
79b 煙道部
79c セラミックスフィルター
79d 被焼却物
79e 火格子
80 焼却部
80a 乾燥室
80b 煙道部
80c 火格子
80d 火格子
81 焼却部
81a 乾燥室
81b 煙道部
81c セラミックスフィルター
81d 受皿
81e 火格子
81f 空気孔
82 焼却部
82a 乾燥室
82b 煙道部
82 セラミックスフィルター
82d 火格子
82e 火格子
82f 火格子
82g 空気孔
83 焼却部
83a 乾燥室
83b 煙道部
83c セラミックスフィルター
83d 送気管
83e 空気孔
84 焼却部
84a 乾燥室
84b 煙道部
84c セラミックスフィルター
84d 火格子
85 焼却部
85a 乾燥室
85b 煙道部
85c セラミックスフィルター
85d 受皿
85e 被焼却物
86 焼却部
86a 乾燥室
86b 煙道部
86c セラミックスフィルター
86d 火格子
86e 火格子
86f 火格子
87 組合式焼却炉
87a 焼却炉本体
87b 付属部材
87c サイクロン
87d 第1送気管
87e 焼却部
87f 第2吸気管
87g 排煙筒
87h 誘引ブロアー
87i バグフィルター
87j 消石灰噴霧装置
87k 活性端噴霧装置
87l 冷却塔
87m 第3送気管
87n 第4送気管
87o 第5送気管
88 組合式焼却炉
88a 焼却炉本体
88b 付属部材
88c サイクロン
88d 第1送気管
88e 焼却部
88f 第2送気管
88g 冷却塔
88h 排煙筒
88i 第3送気管
89 フランジ
89a 接続部
89b 漏れ止め用金具
89c 網
89d 被焼却物
90 外壁材
90a 外壁材
90b 符号
90c 外壁材
90d ボルト
90e キャスター止めY字金具
90f キャスター
90g 耐火材等
91 キャスター
91a 外壁
91b キャスター
91c キャスター金具
91d 貫通孔
91e ボルト
91f メスネジ
92 被焼却物移送方式焼却炉
92a 焼却部
92b 煙道部
92c サイクロン
92d 投入部
92e 移送部
92f 外壁材
92g 外壁材
93 車両搭載移動式一般雑芥等焼却装置
93a 車両
93b 荷台
93c 焼却炉
93d サイクロン
93e 煙道部
93f 焼却炉
93g 排煙筒
93h 移送部
93i 破砕部
93j 外壁材
94 焼却炉
94a 先端部
94b 屋根材
94c 外壁材
94d 投入口
95 焼却炉
95a 排煙筒
95b サイクロン
95c 燃焼室
95d 火格子
95e 灰受皿
95f 容器
95g 被焼却物
95h 雨水受け
96 焼却炉
96a 屋根材
96b 外壁材
96c 投入口
96d 被焼却物
97 焼却炉
97a 排煙筒
97b サイクロン
97c 燃焼室
97d 煙道部
97e 火格子
97f ホッパー
97g 灰受皿
97h ブロアー
97i バーナー
97j ベルトコンベア装置
97k カバー
97l 灰受皿
98 組合式焼却炉
98a サイクロン
98b 煙道部
98c 排煙筒
98d バーナー
98e ブロアー
98f 焼却部
98g フランジ
98h 外壁材
98i 外壁材
98j 吸気管
98k 吸気管
98l 貫通孔
98m 被焼却物
99 組合式焼却炉部品の発注フローシート
100 ユーザー
100a 装置の縮小、拡大の改造依頼100a
100b 代理店自身が組立をする。または組立員を他社に依頼
100c クレームの対応100c
100d メンテナンスの依頼100d
100e ユーザーを教育し、マニュアルにより、ユーザーが組み立てをする。
100f 直接販売
100g クレームの対応
100h メンテナンスの依頼
100i 部品を発送する
101 販売代理店
101a イメージ図を送る。新設計を依頼する。
101b 販売を依頼する。部品を発注する。
101c 受注及び部品の仕込み情報
102 設計会社等
102a 新設計及び部品依頼
102b 標準部品製造依頼
103 部品製造
104 外壁材
104a 断熱材
104b 耐火材
104c 表面
104d 空気溝
104e パッキン
104f 貫通孔
105 外壁
105a 底面
105b 貫通孔
106 キャスター支持金具
106a 本体
106b 貫通項
107 ボルト
107a 本体
107b ねじ部
108 外壁材
108a 断熱材
108b 耐火材
108c 表面
108d 空気溝
108e パッキン
109 貫通孔
109a U字バンド
110 パイプ
110a 連結金具
111 外壁材(ブロック)組み合わせ例
112 火格子
112a 本体
112b 突起
112c 貫通孔
113 火格子
114 火格子取付台
114a 左火格子取付台
114b 右火格子取付台
114c 台座
114d ボルト
114e 突起取付部材
114f 突起
115 第3セラミック部品
115a 本体
115b 嵌合部
115c 切欠溝

Claims (12)

  1. 焼却炉を形成するために組み合わせを自由に変更でき、外壁、断熱材、耐火材とからなる外壁材と、前記外壁材を構成する断熱材、耐火材とからなり外壁と連結するキャスター(耐火セメント)と、前記キャスターから外壁まで貫通しボルト止めできるキャスター止めボルトと、外壁材と外壁材を連結するテーパー状のピンと、外壁材と外壁材のピンの使用時に外壁と外壁の隙間を埋める外壁用シールパッキンとからなることを特徴とする組合式焼却炉。
  2. 請求項1に記載した外壁、断熱材、耐火材とからなる外壁材と、前記外壁材を構成する断熱材、耐火材とからなり外壁と連結するキャスター(耐火セメント)と、前記キャスターから外壁まで貫通しボルト止めできるキャスター止めボルトと、外壁材と外壁材を連結するテーパー状のピンと、外壁材と外壁材のピンの使用時に外壁と外壁の隙間を埋める十字状の壁用シールパッキンとからなり、前記外壁材の表面に化粧カバーと、前記化粧カバーの外側から外壁まで化粧カバーを止めることができる化粧カバー止めボルトとからなることを特徴とする組合式焼却炉。
  3. 請求項1に記載した外壁、断熱材、耐火材からなる外壁材は各内部を縦に貫通するY型金具とボルトで前記外壁、断熱材、耐火材を止めることができ、外壁材と外壁材をテーパー状のピンで接続したことを特徴とする組合式焼却炉。
  4. 請求項1に記載した組合式焼却炉は、被焼却物を燃焼するためにバーナー等を備えたサイクロンと、サイクロンと焼却部とを接続するL字状態の煙道部と、生ゴミ等を焼却する焼却部とからなり、前記サイクロン、前記煙道部、焼却部の外壁を構成するのは、細分解してリサイクルできるブロック状になった複数の外壁材とからなることを特徴とする組合式焼却炉。
  5. 請求項4に記載したサイクロン及び焼却部の付属装置であるバグフィルター、冷却塔等の基本外壁として、L字状の外壁材と、長方形状の外壁材とからバグフィルター等を設けることができ、外壁材と外壁材との間は補強リブ等で接続できることを特徴とする組合式焼却炉。
  6. 請求項1に記載した組合式焼却炉の焼却部の上部には、被焼却物の形状に併せて自由に変形できる網状のカバーのフランジを設け、前記フランジが凸状の接続部と、前記接続部を下部に設けた水漏れ等を防ぐ漏れ止め用金属板とからなることを特徴とする組合式焼却炉。
  7. 請求項1に記載した組合式焼却炉は、塔型の焼却炉にすることができ、塔型の焼却炉の内部は、本発明を構成する複数の外壁材からなる焼却炉を設け、屋根材の上部に突出した排煙筒と、排煙筒が貫通するように設けたサイクロンと、前記サイクロンの下部に設けた釣り鐘状の燃焼室と、前記サイクロンと釣り鐘状の燃焼室とを接続する煙道部とからなることを特徴とする組合式焼却炉。
  8. 組合式焼却炉部品の発注フローシートは、顧客である複数のユーザーと、ユーザーに販売する複数の販売代理店と、販売代理店から設計の依頼等を受ける設計会社等と、設計依頼された外壁材等を複数製造する工場である部品製造とからなることを特徴とする組合式焼却炉。
  9. 組合式焼却炉を構成する外壁材は、前記外壁材を構成する
    耐火材の表面に十字状の空気溝を設けた耐火材と、前記耐火材に隣接した前記断熱材の中央に設けた筒状の貫通孔と、前記貫通孔を貫通し、焼却炉内部の温度を保持するための温水が通過する中空間のパイプを設けたことを特徴とする請求項1から請求項5に記載した組合式焼却炉。
  10. 組合式焼却炉の焼却部を構成する火格子は、火格子の本体には、火格子同士が連結できるよう1個〜4個設けた略コ字状の突起と、前記本体の内部で焼却した被燃焼物の灰を落下する貫通孔とからなることを特徴とする請求項4に記載した組合式焼却炉。
  11. 組合式焼却炉の燃焼部を構成する火格子の取付に火格子取付台を使用でき、前記火格子取付台は、左火格子取付台と、右火格子取付台とからなり、前記左火格子取付台等に設けたコ字状の突起部分が、前記火格子のコ字状の突起で連結し、火格子全体が弧状になるように連結すると共に、火格子取付台の左火格子取付台が、略半球状の台座と台座と連結し、火格子の突起を連結するように突起を取り付けた突起取付部材と、前記突起取付部材が位置を変更できるボルトとからなることを特徴とする請求項4及び請求項10に記載した組合式焼却炉。
  12. 組合式焼却炉の排煙筒の外周を覆う第3セラミック部品は、長尺であることを特徴とし、長方形状の本体、本体の上面に、略T字状に突出するように設けた嵌合部と、前記T字状の嵌合部と連結するように略凹状に設けた切欠溝とからなることを特徴とする請求項8及び請求項7に記載した組合式焼却炉。
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WO2018074589A1 (ja) * 2016-10-22 2018-04-26 孝 前島 耐熱ブロックセット、及び組み立て焼却炉

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