JP2002206705A - 流動床炉およびサイクロン - Google Patents
流動床炉およびサイクロンInfo
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Abstract
を防止可能な流動床炉またはサイクロンを提供する。 【解決手段】 流動媒体9が高密度に存在し大きな圧力
差が生じる炉本体部20の炉壁1に格子状の仕切板11
を備えているので、経時劣化により炉壁1を構成する耐
火キャスタブル材や断熱キャスタブル材に亀裂が生じて
も、亀裂の拡大が阻止されて仕切板11の格子の大きさ
を超えるような長い亀裂にまで成長しない。このため、
高温の燃焼気体の大規模な吹き抜けをおこすような長い
亀裂が発生しないので、炉壁1の外壁の鉄皮の赤熱化が
防止される。
Description
イクロンに関する。
(外壁)に、断熱ボード層(断熱層)、断熱キャスタブ
ル層(断熱層)および耐火キャスタブル層(耐熱層)が
順次積層された耐火断熱性の炉壁を有する流動床炉が廃
棄物の焼却等に利用されている。
を続けると、次第に起動や停止時等に発生する熱応力等
により炉壁のキャスタブル層(耐火・断熱層)に亀裂が
発生し、成長していく。そして、砂等の流動媒体が流動
化されている流動床炉内では、流動媒体を通過するガス
の圧力損失や、流動媒体中での気泡の分裂合体等によっ
て大きな圧力差が発生し、この圧力差に基づいて亀裂中
を高温のガスが吹き抜けるため、亀裂の拡大がさらに促
進される。そして、亀裂が更に大きくなると大規模な高
温ガスのいわゆる吹き抜けがおこり、亀裂内を流れるガ
スの熱が流動床炉の外壁である鉄皮にまで達して鉄皮を
赤熱化し、流動床炉の寿命を著しく短くしてしまうとい
う問題があった。
離するためのいわゆるサイクロンも上記炉壁と同様の構
成を有する壁を備えており、円筒部等の壁で発生した亀
裂が拡大し、サイクロン内の気体の通過による圧力差に
よって高温ガスの吹き抜けをおこし、外壁である鉄皮が
赤熱化することが問題となっていた。
であり、耐火・断熱層中に発生した亀裂の拡大を阻止し
て外壁の赤熱化を防止することが可能な流動床炉および
サイクロンを提供することを目的とする。
は、外壁と、前記外壁の内側に積層された断熱層と、断
熱層のさらに内側に積層された耐火層とを備える炉壁を
有し、内部で流動媒体が気体により流動化されるととも
に被焼却物が燃焼される流動床炉において、炉壁の少な
くとも一部に、一方の面側が外壁に接続されかつ他方の
面側が耐火層中に埋め込まれており、外壁を所定の大き
さで区画する格子状の仕切板を備えることを特徴とす
る。
動媒体が高密度に存在し大きな圧力差が生じる流動床内
において、経時劣化により耐火層や断熱層に亀裂が生じ
ても、断熱層や耐火層を区画する仕切板によって亀裂の
拡大が阻止されて仕切板の格子の大きさを超えるような
長い亀裂にまで成長しない。このため、高温の燃焼気体
の大規模な吹き抜けをおこすような長い亀裂が発生しな
いので、外壁の赤熱化が防止される。また、本発明の流
動床炉においては、仕切板によって、断熱層と耐火層が
より強固に外壁に保持されるとともに、仕切板が骨材と
しても作用するので炉壁の機械的強度も増大される。
動化される炉本体部と炉本体部に供給する気体を蓄える
風箱部とを仕切る通気可能な散気板を備えており、炉本
体部の炉壁の少なくとも一部および風箱部の炉壁の少な
くとも一部に仕切板を備えてもよい。これにより、炉本
体部や風箱部における外壁の赤熱化が防止される。
層に30mm以上突入し、所定の大きさは一辺1m以下
の矩形であることが好ましい。これにより、断熱層と耐
火層がさらに強固に外壁に保持されるとともに、成長す
る亀裂の大きさが1m以下に抑えられるので、亀裂の拡
大がより効果的に防止される。
の内側に積層された断熱層と、断熱層のさらに内側に積
層された耐火層とを備える壁により形成された円筒部を
有し、固体を含む気体を円筒部の接線方向から導入して
気体と固体を分離するサイクロンにおいて、壁の少なく
とも一部に、一方の面側が外壁に接続されかつ他方の面
側が耐火層中に埋め込まれており、外壁を所定の大きさ
で区画する格子状の仕切板を備えることを特徴とする。
気体の速度と流動媒体の濃度が高く大きな圧力差が生じ
るサイクロンにおいて、経時劣化により壁の耐火層や断
熱層に亀裂が生じても、断熱層や耐火層を区画する仕切
板によって亀裂の拡大が阻止されて仕切板の格子の大き
さを超えるような長い亀裂にまで成長しない。このた
め、高温の燃焼気体の大規模な吹き抜けをおこすような
長い亀裂が発生しないので、外壁の赤熱化が防止され
る。また、本発明のサイクロンにおいては、仕切板によ
って断熱層と耐火層がより強固に外壁に保持されるとと
もに、仕切板が骨材としても作用するので壁の機械的強
度も増大される。
し、前記所定の大きさは一辺1m以下の矩形であること
が好ましい。これにより、断熱層と耐火層がさらに強固
に外壁に保持されるとともに、成長する亀裂の大きさが
1m以下に抑えられるので、亀裂の拡大がより効果的に
防止される。
本発明に係る流動床炉およびサイクロンの好適な実施形
態について詳細に説明する。なお、図面の説明におい
て、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複す
る説明は省略する。
流動床炉100を示す断面図 エラー! 参照元が見つか
りません。 である。この流動床炉100は、炉壁1に
より形成された炉本体部20内で砂等の流動媒体9を流
動化しつつ汚泥等の被焼却物を焼却するものである。
1に示すように、被焼却物を炉内に投入する投入口2
と、炉の始動時に炉内を昇温する昇温バーナ3を備えて
いる。また、炉本体部20の炉壁1の天井部には、燃焼
ガスを炉内から排出する排気ガス出口7を備え、炉本体
部20の炉壁1の下部には、燃焼状態が悪化したときに
流動媒体9の温度を維持する助燃バーナ8を備えてい
る。そして、炉本体部20の内部には、流動媒体9が投
入されているとともに、炉本体部20の上部には空間で
あるフリーボード19が形成されている。
成され炉本体部20に供給する気体を蓄える風箱部30
を備えており、この風箱部30は、側面に流動化用の気
体を導入する流動化気体入口5を有している。
箱部30内の流動化用の気体を炉本体部20の流動媒体
9に散気する散気板4が設置されており、この散気板4
は、流動媒体9中から不燃残渣を抜き出すための抜出口
6を備えている。
1は、図2に示すように、Y字型の鉄製のアンカー12
が溶接された鉄皮(外壁)21上に、断熱ボード層(断
熱層)16と、断熱キャスタブル層(断熱層)17と、
耐火キャスタブル層(耐火層)18とが順に積層されて
なり、アンカー12の先端が耐火キャスタブル層18内
に突入している。
流動媒体9と頻繁に接触する炉本体部20の炉壁1の下
部に格子状の仕切板11を備えている。仕切板11は、
図3に示すように、炉壁1内の鉄皮21の内側表面を所
定の大きさで矩形に区画する鉄製長板部材が格子状に組
まれたものであり、一方の面側が鉄皮21上に溶接され
ている。さらに、図3、図4に示すように、仕切板11
の他方の面側は、耐火キャスタブル層18中に突入する
ように配置されている。
8中に突入する長さは特に制限されないが、断熱ボード
層16、断熱キャスタブル層17および耐火キャスタブ
ル層18をさらに強固に鉄皮21に保持し、亀裂の拡大
を効果的に阻止するべく仕切板11が耐火キャスタブル
層18に30mm以上突入していることが好ましい。
限されないが、一辺1m以下の矩形であることが好まし
く、これによって成長する亀裂の大きさを1m以下に抑
えることができる。
30の壁にも仕切板11を備えている。この仕切板11
は、炉本体部20の炉壁1の仕切板11と同様に、風箱
部30の炉壁1の鉄皮21の内側表面を所定の大きさで
矩形に区画する鉄製長板部材が格子状に組まれたもので
あり、一方の面側が鉄皮21上に溶接されており、他方
の面側は、耐火キャスタブル層18中に突入するように
配置されている。
限されないが、炉本体部20では流動媒体9が高密度で
存在して大きな圧力差が発生する炉壁1に設置すること
が効果的であり、散気板4の上面から静止状態の流動媒
体9の上面の高さの1.1倍〜2倍程度の高さにわたる
範囲の炉壁1に仕切板11を設置することが好ましい。
また、風箱部30では、流動化気体入口5から熱交換器
等により予熱された高温の気体が供給されるために鉄皮
21の赤熱化が炉壁1の全面で起こりやすく、風箱部3
0内の全面に仕切板11を設置することが好ましい。
作用について説明する。まず、予め昇温バーナ3と助燃
バーナ8によって、流動媒体9を予熱しておく。つぎ
に、流動化気体入口5より被燃焼物を燃焼可能な空気等
の流動化気体を風箱部30に導入する。導入された流動
化気体は、散気板4によって流動媒体9に散気され流動
媒体9が流動化される。この状態で、投入口2から汚泥
等の被焼却物を投入する。このとき、投入された廃棄物
が流動媒体9中で効率よく攪拌・乾燥され、燃焼され
る。さらに、被焼却物の分解等により発生した可燃気体
も、炉本体部20内のフリーボード19で燃焼される。
定常運転に達した後は、昇温バーナ3と助燃バーナ8は
停止し、被焼却物の燃焼による熱で自立運転することが
できる。また、燃焼状態が悪化したときは、助燃バーナ
8により燃焼の促進をさせることができる。
は、所望の排ガス処理をおこなった後に大気中に放出さ
れる。また、不燃物等の焼却残渣は、抜出口6より流動
媒体と一緒に抜出され、図示しない分級装置等により流
動媒体9と焼却残渣に分離され、流動媒体9は図示しな
い循環装置により炉内へ再投入される。
と、起動停止時の熱応力等により炉壁1を構成する断熱
キャスタブル層17や耐火キャスタブル層18に亀裂が
生じる場合がある。特に、炉壁1の下部においては、流
動媒体9を通る気体の圧力損失や気泡の合体・破裂等に
よって、大きな圧力差が発生する。このため、亀裂内を
高温気体が流れ亀裂の成長が促進される。
1では、鉄皮21に溶接された仕切板11によって断熱
キャスタブル層17や耐火キャスタブル層18が区画さ
れているので、亀裂が仕切板11の格子の大きさ以上に
成長しない。このため、大きな亀裂による大規模な高温
ガスの吹き抜けが発生しないので、鉄皮21の赤熱化が
防止されるとともに、流動床炉100の長寿命化も可能
となっている。また、炉壁1が仕切板11を備えること
により、断熱ボード層16、断熱キャスタブル層17お
よび耐火キャスタブル層18が強固に鉄皮21に保持さ
れるとともに、仕切板11が骨材としても作用するので
炉壁1の下部の機械的強度も補強されている。
おり、風箱部30内での亀裂の発生を防止することが可
能となり、上記と同様の効果が奏される。
形態の循環型の流動床炉500について説明する。この
流動床炉500は、流動媒体9や被焼却物等の固体が流
動化気体に同伴されて上昇する筒状のライザー200
と、上昇した固体と気体の混合物から流動媒体9や被焼
却物等の固体を分離してライザー200に戻すためのサ
イクロン300とを備えている。
炉100と同様の炉壁1により形成され、炉壁1の上部
側面には、被焼却物を炉内に投入する投入口2と、炉の
始動時に炉内を昇温する昇温バーナ3を備えている。ま
た、ライザー200の炉壁1の天井部近傍の側面には、
流動化気体および流動化気体に同伴されて上昇した流動
媒体9等の固体をサイクロン300へ導入する導入ノズ
ル73が接続され、ライザー200の炉壁1の下部に
は、燃焼状態が悪化したときに流動媒体9の温度を維持
する助燃バーナ8と、サイクロン300により回収され
た固体をループシール50を介して受け入れる回収ノズ
ル51が接続されている。
5を有し流動化気体入口5から流動化気体を受け入れて
ライザー200内へ散気する散気管204と、ライザー
200のフリーボード19に2次燃焼用の気体を導入す
る2次気体入口5bを備えている。ライザー200の内
部には、流動媒体9が投入されているとともに、ライザ
ー200の上部には空間であるフリーボード19が形成
されている。
イザー200の炉壁1の下部には、第1実施形態の気泡
型の流動床炉100と同様の仕切板11を備えている。
そして、この仕切板11は、図3に示すように、鉄皮2
1の内側表面を所定の大きさで矩形に区画する鉄製長板
部材が格子状に組まれたものであり、一方の面側が鉄皮
21上に溶接されているとともに、図4に示すように、
仕切板11の他方の面側は、耐火キャスタブル層18中
に突入するように配置されている。
限されないが、高密度に流動媒体9等の固体が存在して
大きな圧力差が発生する場所に設置することが効果的で
あり、散気管204の下面から静止状態の流動媒体9の
上面の高さの1.1倍〜2倍程度の高さにわたる範囲の
炉壁1に設置することが好ましい。
床炉100と同様の炉壁1により形成され、図6に示す
ように、垂直配置され上端が天板81により閉じられた
円筒部70と、円筒部70の下に同軸に接続され下方に
向かってテーパー状に細くなる円錐部71と、円筒部7
0の上方から天板81を円筒部70内部に貫通する円管
72とを備えるとともに、円筒部70の接線方向から固
体と気体の混合物を円筒部70に導入する導入ノズル7
3と、円錐部71の底部から固体分を排出する固体排出
ノズル74とを備えている。
な圧力差の生じる円筒部70と円錐部71には、第1実
施形態の流動床炉100と同様の仕切板11を備えてい
る。
限されないが、大きな圧力差が発生する炉壁1に設置す
ることが効果的であり、98Pa以上の差圧が発生し鉄
皮21の赤熱化が発生しやすい円筒部70の炉壁1の内
側全面と、円錐部71の炉壁1の上側3割に仕切板11
を設置することが好ましい。
限されないが、一辺1m以下の矩形であることが好まし
く、これによって成長する亀裂の大きさを1m以下に抑
えることができる。
炉500の作用について説明する。まず、昇温バーナ3
と助燃バーナ8によって、流動媒体9を予熱する。つぎ
に、流動化気体入口5から流動化ガスを導入し、散気管
204によりライザー200内部に散気させ、散気され
た流動化気体の流れにより、流動媒体9を高速流動化さ
せてライザー200内を上昇させる。この状態におい
て、投入口2からライザー200内に汚泥等の被焼却物
を投入する。これにより、投入された被焼却物は、ライ
ザー200内を流動媒体9および流動化気体と接触して
効率よく攪拌・乾燥され、焼却されながらライザー20
0内を上昇する。
却物や流動媒体9を含む気体は、導入ノズル73からサ
イクロン300の円筒部70に円筒部70の接線方向に
導入される。導入された未燃の被焼却物や流動媒体9を
含む気体は円筒部70内を旋回運動し、未燃の被焼却物
や流動媒体9等の固体分は遠心力によって円筒部70の
外側方向に移動して円筒部70の壁に衝突し、重力によ
り落下して円錐部71を介して固体排出ノズル74から
排出される。排出された固体分は、ループシール50を
介してライザー200の下部に戻される。一方、気体は
円筒部70の下部で反転し、円管72から排出される。
排出された気体は、気体の性状に合わせて処理されて大
気に放出される。
いても、定常運転に達すると、被焼却物の燃焼熱により
助燃バーナ8を必要とすることなく自立運転が可能であ
る。また、燃焼状態によって、助燃バーナ8により流動
媒体を加熱したり、2次気体入口5bからガスを導入す
ることもできる。
炉壁1と同様に、運転時間の経過に伴って流動床炉50
0の炉壁1やサイクロン300の炉壁1にも起動・停止
時の熱応力等により亀裂が発生し成長する場合がある。
ところが、ライザー200の下部、すなわち高密度な流
動媒体9が存在する部分の炉壁1は仕切板11を備えて
おり、第1実施形態と同様な作用により亀裂の拡大が防
止され、大規模な燃焼気体の吹き抜けによる炉壁1の赤
熱化が防止されるようになっている。また、図5に示す
ように、サイクロン300も、高密度な固体粒子を含む
ガスが高速で旋回する円筒部70や円錐部71の上部の
炉壁1に仕切板11を備えているので、同様の作用効果
を奏する。
ロンは、上記実施形態に限定されるものではなく、種々
の変形態様をとることが可能である。
流動床炉500のライザー200やサイクロン300に
おいては、炉壁1の一部にのみに仕切板11を備えてい
るが、これに限られるものではなく、炉壁1の全面に仕
切板11を備えていても構わない。
板11を採用しているが、これに限られず、ステンレス
等の他の金属素材や、セラミック素材等の仕切板を用い
ても構わない。
しての断熱ボード層16および断熱キャスタブル層17
と、耐火層としての耐火キャスタブル層18とが積層さ
れた3層構造を備えているが、これに限られるものでは
ない。例えば、断熱層が1層でも構わないし、耐火キャ
スタブル層18に断熱層の役割を持たせて耐火・断熱層
を実質的に1層としてもよい。
える仕切板11を採用しているが、これに限られず、3
角形、菱形、あるいは、6角形等の格子を用いても構わ
ない。
00は、仕切板11を備えた風箱部30を有している
が、流動媒体9に直接ガスを散気する場合は、風箱部3
0を用いなくても構わない。また、風箱部30を備えて
いても、風箱部30の赤熱化が問題とならない場合は風
箱部の炉壁1が仕切板11を備えなくてもよい。
流動床やサイクロンの炉壁に格子状の仕切板を備えてい
るので、経時劣化により耐火層や断熱層に亀裂が生じて
も、仕切板によって亀裂の拡大が阻止されて仕切板の格
子の大きさを超えるような長い亀裂にまで成長しない。
このため、高温の燃焼気体の大規模な吹き抜けをおこす
ような長い亀裂が発生しないので、外壁の赤熱化が防止
される。また、仕切板を備えているので、耐火層や断熱
層が強固に外壁に保持されるとともに、仕切板が骨材と
しても作用するので炉壁の下部の外壁の機械的強度も増
大される。
である。
一部切欠斜視断面図である。
る。
ロンを示す断面図である。
である。
16…断熱ボード層(断熱層)、17…断熱キャスタブ
ル層(断熱層)、18…耐火キャスタブル層(耐火
層)、20…炉本体部、21…鉄皮(外壁)、30…風
箱部、70…円筒部、100,500…流動床炉、20
0…ライザー、300…サイクロン。
Claims (5)
- 【請求項1】 外壁と、前記外壁の内側に積層された断
熱層と、前記断熱層のさらに内側に積層された耐火層と
を備える炉壁を有し、内部で流動媒体が気体により流動
化されるとともに被焼却物が燃焼される流動床炉におい
て、 前記炉壁の少なくとも一部に、一方の面側が前記外壁に
接続されかつ他方の面側が前記耐火層中に埋め込まれて
おり、前記外壁を所定の大きさで区画する格子状の仕切
板を備えることを特徴とする、流動床炉。 - 【請求項2】 前記流動床炉が、前記流動媒体が内部で
流動化される炉本体部と前記炉本体部に供給する気体を
蓄える風箱部とを仕切る通気可能な散気板を備えてお
り、前記炉本体部の炉壁の少なくとも一部および前記風
箱部の炉壁の少なくとも一部に前記仕切板を備えること
を特徴とする、請求項1に記載の流動床炉。 - 【請求項3】 前記仕切板は前記耐火層に30mm以上
突入し、前記所定の大きさは一辺1m以下の矩形である
ことを特徴とする、請求項1または2に記載の流動床
炉。 - 【請求項4】 外壁と、前記外壁の内側に積層された断
熱層と、前記断熱層のさらに内側に積層された耐火層と
を備える壁により形成された円筒部を有し、固体を含む
気体を前記円筒部の接線方向から導入して気体と固体を
分離するサイクロンにおいて、 前記壁の少なくとも一部に、一方の面側が前記外壁に接
続されかつ他方の面側が前記耐火層中に埋め込まれてお
り、前記外壁を所定の大きさで区画する格子状の仕切板
を備えることを特徴とする、サイクロン。 - 【請求項5】 前記仕切板は前記耐火層に30mm以上
突入し、前記所定の大きさは一辺1m以下の矩形である
ことを特徴とする、請求項4に記載のサイクロン。
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---|---|---|---|
JP2001004097A JP2002206705A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 流動床炉およびサイクロン |
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JP2001004097A JP2002206705A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 流動床炉およびサイクロン |
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