JP3843401B2 - 焼却炉及び組立用焼却部等 - Google Patents

焼却炉及び組立用焼却部等 Download PDF

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JP3843401B2 JP34247496A JP34247496A JP3843401B2 JP 3843401 B2 JP3843401 B2 JP 3843401B2 JP 34247496 A JP34247496 A JP 34247496A JP 34247496 A JP34247496 A JP 34247496A JP 3843401 B2 JP3843401 B2 JP 3843401B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般家庭、レストラン等の飲食店及び工場から出る可燃性ゴミ、生ゴミ等を焼却するために使用される焼却炉の改良に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般家庭、レストラン等の飲食店及び工場から出る可燃性ゴミ、生ゴミ等を焼却するための従来の焼却炉は、単に、可燃性ゴミを焼却するものが通常である。
【0003】
しかしながら、特に、一般家庭、レストラン、工場等から出る水分を多量に含む生ゴミを従来の焼却炉内に入れて焼却しようとしても完全に焼却することはできないとともに、煤煙が多量に排出されるために極めて環境に悪いとの欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、一般家庭、レストラン、工場等から出る可燃性ゴミ及び水分を多量に含む生ゴミであっても完全に燃え滓が焼却炉内に残留することなく完全に焼却することができるとともに、煤煙を排出することのない焼却炉を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、焼却部2と集塵部3と排煙部4とからなる焼却炉において、前記焼却部2の上部には乾燥室2aが、前記乾燥室2aの下方には燃焼室2bが、前記燃焼室2bの下方には灰受け室2cがあり、前記燃焼室2bの左右の側壁面2s、2t及び奥壁2fには外気を燃焼室2bに送り込むために多数の空気孔2p、2q、2u、2vが下方を向いて設けられていて、前記乾燥室2aと前記燃焼室2b間には被乾燥物2gを載せるための乾燥用プレ−ト2eがあり、前記燃焼室2bと灰受け室2c間には被焼却物2hを載せ、被焼却物2hの燃焼灰が落下するように多数の孔が格子状に形成され振動機を取り付けられ、バネ2m、2rにより支持されている振動板2kを燃焼室2bと灰受け室2c間に設け、前記灰受け室2cの下に出し入れ可能に灰受皿2nを設置した焼却部2と、直径が10mm〜20mm程度の砂利、セラミック、ガラス玉、鉄玉、粒状物、消石灰と酸化鉄とを固めた除去剤3d入れ、バネ3f、3hが取り付けられている支持脚3e、3gにより支持され、塵受け3iを備えるとともに振動機3c、3cを設置され、接続管3aにより前記焼却部2に接続されている集塵部3と、前記排煙部4の排煙室4aには、送風管4eが取り付けられている送風機4d及び煙りを排出するための排気管4bが設置されている送風管4eより排気管4b内に送風されて排煙室4a内に空気が常時送り込まれることにより排煙室4aは負圧状態となり排煙室4aに排出管3jより送り込まれた塵を取り除かれた煤煙は排気管4b内に送り込まれて煙突5より大気中に放出し、前記除去器3bと排出管3jにより接続されている排煙部4とからなり、空気の流れが灰受け室2c、燃焼室2b、乾燥室2a、集塵部3内、排煙室4a、煙突5の順に順次流れるようにしたことを特徴とする焼却炉1の構成、焼却部6と排気部7と集塵部8と排煙部9とからなる焼却炉において、前記焼却部6の上部には乾燥室6aが、前記乾燥室6aの下方には燃焼室6bが、前記燃焼室6bの下方には灰受け室6cがあり、前記燃焼室6bの左右の側壁面6s、6t及び奥壁6fには外気を燃焼室2bに送り込むために多数の空気孔6p、6q、6u、6v、6xが下方を向いて設けられていて、前記乾燥室6aと前記燃焼室6b間には被乾燥物6gを載せるための乾燥用プレ−ト6eがあり、前記燃焼室6bと灰受け室6c間には被焼却物6hを載せ、被焼却物6hの燃焼灰が落下するように多数の孔が格子状に形成され振動機11cを取り付けられ、バネ6l、6mにより支持されている振動板6kを燃焼室6bと灰受け室6c間に設け、前記灰受け室6cの下に、灰受皿10の後部は落下した灰が後部に集まるように低く取り付けるとともに振動機11を取り付け、灰受皿10の後部には灰受皿10内に積もった灰を送り出すために送風機11aを設置した灰送り管11bを接続し、前記灰送り管11bには灰をスム−ズに灰排出管12に送り出すために送風機11aを設置し、バネ10b、10c、10dを有する支持脚10a、10aにより支持されている灰受皿10を設置した焼却部2と、前記乾燥室6aに接続されている拝管6rを排気管7cに接続し、前記排気管7cには送風機7aにある送風管7bを前記排気管7cの接続した排気部7と、支持脚8c、8dにより支持され、塵受け3iを有する集塵器8aが設置され、送り管8eが取り付けられている集塵部3と、排煙部9内にはバーナ9aが設置され、バーナ9aの上には煙突5aが接続されている排気管9bが設置されていて、前記送り管8eが接続されている排煙部9とからなり、空気の流れが灰受け室6c、燃焼室6b、乾燥室6a、排気部7、集塵部8、排煙部9、煙突5の順に流れるようにしたことを特徴とする焼却炉1aの構成、焼却部13と排煙部14と集塵部15とからなる焼却炉において、前記焼却部13の上部には乾燥室13aが、前記乾燥室13aの下方には燃焼室13bが、前記燃焼室13bの下方には灰受け室13cがあり、前記燃焼室13bを囲むように燃焼室13bの奥壁、側壁に冷却水13k、13l、13oが循環させ、前記乾燥室13aと前記燃焼室13b間には被乾燥物13gを載せるための乾燥用プレ−ト13dがあり、前記燃焼室13bと灰受け室13c間には被焼却物13hを載せ、被焼却物13hの燃焼灰が落下するように多数の孔が格子状に形成され振動機を取り付けられ、バネ13i、13tにより支持されている振動板13eを燃焼室13bと灰受け室13c間に設け、前記灰受け室13cの下に出し入れ可能に灰受皿13fを設置した焼却部13と、排煙部内14aにはヒータ14dを備えたバーナ14eが除去器15bに接続されている排出管14fの下端14gの下方に設置され、前記バ−ナ14eの中心部には送風機14bに取り付けられている送風管14cの先端が突出し、送風管14cの先端から排出管14f内に風が送り込まれ、蒸気及び煤煙は前記排出管14fの下端14gより風と一緒に排出管14f内に送り込むための送風管14cが前記送風機14bに接続されている排煙部14と、直径が10mm〜20mm程度の砂利、セラミック、ガラス玉、鉄玉、粒状物、消石灰と酸化鉄とを固めた除去剤3d入れ、バネ3f、3hを有する支持脚3e、3gにより支持され、塵受け3iを備えるとともに振動機3c、3cを設置され、前記排出管14fにより前記排煙部9に接続されている集塵部3とからなり、送風機14bの駆動により排煙部内14aは常時負圧状態となるために焼却部13内には灰受け室13cから外気が取り込まれ、被焼却物13hが効率的に燃焼するようにしたことを特徴とする焼却炉1bの構成、乾燥用プレ−ト19fのある乾燥室19e及び燃焼室19dに取っ手19qのある開閉扉19nを設け、前記乾燥室19e上の蓋19gの左右には車輪19k、19lを取り付け、前記車輪19k、19lがスライドするように焼却部19bの上にレ−ル19o、19pを設置し、前記蓋19gの上には収集されたゴミを投入するための2基のホッパ−19j、19mを支持部材19h、19iにより支持するように設置したことを特徴とする組立焼却炉の組立用焼却部19aの構成、請求項1又は請求項3の灰受け室2c、13cを、開閉可能な開閉扉6yと、被焼却物6hの燃焼灰が落下するように多数の孔が格子状に形成され振動機11cを取り付けられているとともにバネ6l、6mにより支持されている振動板6kと、後部を落下した灰が後部に集まるように低く取り付けるとともに振動機11を取り付け、後部には灰受皿10内に積もった灰を送り出すために送風機11aを設置した灰送り管11bを接続し、前記灰送り管11bには灰をスム−ズに灰排出管12に送り出すために送風機11aを設置した灰受皿10とからなる組立用灰受け部22としたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の焼却炉の構成、請求項1乃至請求項3の灰受け室内部2c、6c、13cを、取っ手23fを備える開閉扉23dがあり、振動機23eが取り付けられているとともにバネにより支持されている格子状の振動板23cの下に、回転歯車23h、23iの回転により回転移動するベルト23gが設置されていて、落下した灰が前記ベルト12gにより回転羽根23jまで移送されて移送された灰が回転羽根23jにより排出される組立用灰受け部23bとしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の焼却炉の構成、
請求項2の集塵部8を、
内部には直径が10mm〜20mm程度の砂利、セラミック、ガラス玉、鉄玉、粒状物、消石灰と酸化鉄とを固めた除去剤3dを入れ、外部には塵受け3iを設けるとともに振動機3c、3cを設け除去器3bをバネ3f、3hを有する支持脚3e、3gにより支持した組立用集塵部25に換えたことを特徴とする請求項2に記載の焼却炉の構成及び
請求項1又は請求項2の排煙部4、9を、
排出孔13mが形成されていて、排煙部内14aにはヒータ14dを備えたバーナ14eが除去器15bに接続されている排出管14fの下端14gの下方に設置され、前記バ−ナ14eの中心部には送風機14bに取り付けられている送風管14cの先端が突出し、送風管14cの先端から排出管14f内に風が送り込まれ、蒸気及び煤煙は前記排出管14fの下端14gより風と一緒に排出管14f内に送り込むための送風管14cが前記送風機14bに接続されている組立用排煙部30ににしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の焼却炉の構成とした。
【0006】
【実施例】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明である焼却炉の第1実施例の正面透視図、図2は本発明である焼却炉の第1実施例の左側面透視図である。
【0007】
本発明の第1実施例の焼却炉1は、図1及び図2に示すように、焼却部2と集塵部3と排煙部4から構成されている。
【0008】
図1に示すように、焼却部2内は、乾燥室2aと燃焼室2bと灰受け室2cに別れている。即ち、焼却部2内の上部には乾燥室2aがあり、前記乾燥室2aの下方に燃焼室2bがあり、前記燃焼室2bの下方に灰受け室2cがある。
【0009】
乾燥室2aと燃焼室2b間には、被乾燥物2gを載せるための乾燥用プレ−ト2eが設置され、燃焼室2bと灰受け室2c間には被焼却物2hを載せて置くとともに、被焼却物2hの燃焼灰が落下するように多数の孔が形成され格子状の振動板2kが設置されている。
【0010】
振動機により振動する振動板2kは、バネ2l、2m、2rにより支持され、前記振動板2kの下には、被焼却物2hの燃焼により発生した灰を受け取るための灰受皿2nが設置されている。前記灰受皿2nは、引き出すことができる構造であって、灰受皿2nに灰が一杯になったときには、灰受皿2nを引き出し灰受皿2nに積もった灰を捨てることができる。
【0011】
図1及び図2に示すように、燃焼室2bの奥壁面2f及び側壁面2s、2tには、外気を燃焼室2bに送り込むために多数の空気孔2p、2q、2u、2vが設けられている。これらの多数の空気孔2p、2q、2u、2vは、被焼却物2hが完全に燃焼させるために空気が下方に流れるように下方を向いている。また、高分子系の被焼却物を燃焼時には、熱により高分子系の被焼却物が液状になり、この液状物が側面穴より外部に洩れないようにするために下方を向いている。
【0012】
焼却部2の燃焼室2bには、取っ手2iが取り付けられている開閉扉2dがあり、灰受け室2cにも取っ手2wが取り付けられている開閉扉2jが取り付けられている。
【0013】
焼却部2で乾燥用プレ−ト2e上の被乾燥物2gが乾燥される場合に発生する水分及び被焼却物2hが燃焼する際に発生する煤煙は、排出口2oから接続管3a内を通り集塵部3に送り込まれる。
【0014】
集塵部3内に送られた水分及び煤煙は、矢印cの如く除去器3b内に送り込まれ、特に、煤煙中に含まれている微小な塵を除去器3b内の除去剤3dにより除去される。微小な塵が除去された煤煙は、矢印dのように排出管3jを通り、排煙部4に送り込まれる。
【0015】
除去器3b内に入れられている除去剤3dとして使用されているのはセラミックを含んだものである。即ち、除去剤は、材砂利等(直径が10mm〜20mm程度)、セラミック、ガラス玉、鉄玉、粒状のもの、消石灰と酸化鉄とを固めたもの等から構成されている。
【0016】
除去器3bには振動機3cが設置されていて、この振動機3cにより除去剤3dに微小な塵が付着したために除去剤3dの除去効力が落ちてきた場合に、除去剤3dに付着した微小な塵を除去剤3dから取り除き塵受け3iに落下させる。
【0017】
振動する力を利用し、排塵を粒状のものと一緒に振動させて粒状のものが振動によりぶつかりあうと、その瞬間に隙間ができて、粉状のものは下に落ちることを利用して、粉状のものと排塵とを分離させて、空気のみを取り出す方法です。
【0018】
除去器3bは、支持脚3e、3gにより支持され、前記支持脚3e、3gにはバネ3f、3hが取り付けられている。このように、支持脚3e、3gにバネ3f、3hがあるのは、振動機3cによって除去器3bを振動させた場合の振動効率を高めるためである。また、下部ベ−スに振動が伝わらなくするためである。
【0019】
排煙部4の排煙室4aには、送風管4eが取り付けられている送風機4d及び煙りを排出するための排気管4bがある。排出管3jより送り込まれた塵を取り除かれた煤煙は、排煙室4aに入り、送風機4dに取り付けられている送風管4eより、排気管4b内に送り出されている風とともに、排煙室4a内の煙りが排気管4b内に送り込まれ煙突5より大気中に放出される。符号4cは、排気管4bの下端である。
【0020】
排煙室4aは、送風機4dにより送風管4eより排気管4b内に空気が常時送り込まれているので負圧状態となり、空気の流れは矢印b→c→d→eのように流れる。即ち、灰受け室2c→燃焼室2b→乾燥室2a→集塵部3内→排煙室4a→煙突5と流れる。
【0021】
図3は本発明である焼却炉の第2実施例の正面透視図、図4は本発明である焼却炉の第2実施例の左側面透視図である。
【0022】
本発明の第2実施例は、図3及び図4に示すように、焼却部6と排気部7集塵部8と排煙部9から構成されている。
【0023】
図3に示すように、焼却部6内は、乾燥室6aと燃焼室6bと灰受け室6cに別れている。即ち、焼却部6内の上部には乾燥室6aがあり、前記乾燥室6aの下方に燃焼室6bがあり、燃焼室6bの下方に灰受け室6cがある。
【0024】
乾燥室6aと燃焼室6b間には、被乾燥物6gを載せるための乾燥用プレ−ト6eが設置され、燃焼室6bと灰受け室6c間には被焼却物6hを載せて置くとともに、被焼却物6hの燃焼灰が落下するように多数の孔が形成されている振動板6kが設置されている。
乾燥室6aと燃焼室6bは、乾燥用プレ−ト6eで別室に分けられているが、乾燥生ゴミが余りなく、容量を確保したい時には、乾燥用プレ−ト6eを取り外してもよい。
【0025】
振動機11cにより振動する振動板6kは、バネ6l、6m、6nにより支持され、振動板6kの下には被焼却物6hの燃焼により発生した灰を受け取るための灰受け10が設置されている。前記灰受皿10は、バネ10b、10c、10dがある支持脚10a、10aにより支持されている。
【0026】
灰受皿10の後部は、落下した灰が後部に集まるようにするために後部が低くなるように取り付けられている。灰受皿10全体が振動するように灰受皿10には振動機11が取り付けられている。
【0027】
そして、灰受皿10の後部には、灰受皿10内に積もった灰を送り出すために灰送り管11bが接続されている。前記灰送り管11bには、灰をスム−ズに灰排出管12に送り出すために送風機11aが設置されている。
【0028】
図3及び図4に示すように、燃焼室6bの奥壁面6f及び側壁面6s、6tには、外気を燃焼室6bに送り込むために多数の空気孔6p、6q、6u、6v、6xが設けられている。
【0029】
これらの多数の空気孔6p、6q、6u、6v、6xは、被焼却物2hが完全に燃焼させるために空気が下方に流れるように下方を向いている。前述のように、高分子系の被焼却物では加熱されると液状となり、空気孔6p、6q、6u、6v、6xが詰まることがないようにするためである。
【0030】
焼却部6の乾燥室6aには、取っ手6iが取り付けられている開閉扉6dがあり、燃焼室6bには取っ手6oが取り付けられている開閉扉6jがあり、灰受け室6cにも取っ手6zが取り付けられている開閉扉6yが取り付けられている。
【0031】
焼却部6の後方には、排気部7があり、焼却部6で乾燥用プレ−ト6e上の被乾燥物6gが乾燥される場合に発生する水分及び被焼却物6hが燃焼する際に発生する煤煙は、排出口6rから排気管7cに送り込まれる。
【0032】
排気管7cに送り込まれた水蒸気及び煤煙は、送風機7aにより発生する風が送風管7bから送り出されるので、前記水蒸気及び煤煙は排気管7cに送り出されるために、送風管7bには入り込むことがない。
【0033】
排気部7を通った水蒸気及び煤煙は、集塵部8に送り込まれ、集塵部8内で水蒸気及び煤煙に含まれている微細な塵が取り除かれる。
集塵部8内には、支持脚8c、8dに支持されて塵受け8bを有する集塵器8aが設置されている。
【0034】
排気管7cより送り込まれた蒸気及び煤煙中には、微細な塵が含まれているので、そのまま大気中に放出することはできない。そこで、蒸気及び煤煙を集塵器8a内で灰受け8bに落下させることにより取り除き、微細な塵が取り除かれた蒸気及び煤煙は、排煙部9に送り出される。図4中の符号8eは送り管である。
【0035】
排煙部9内には、煙突5aに接続されている排気管9bの下端9cの下にバ−ナ9aがあり、集塵部8の集塵器8aで完全に除去できなかった微細な塵を更にバ−ナ9aにより焼却する。
【0036】
本発明の第2実施例においても、蒸気及び煤煙の流れは、矢印g→h→i→j→k→lの順に流れている。特に、排気部7に設置されている送風機7aにより焼却部6内は負圧状態となっているために焼却部6内には外気が常時流れ込んでいる状態となり、被乾燥物6g及び被焼却物6hが乾燥するとともに完全燃焼し焼却される。
【0037】
図5は本発明である焼却炉の第3実施例の正面透視図、図6は本発明である焼却炉の第3実施例の左側面透視図である。
【0038】
本発明の第3実施例は、図5及び図6に示すように、焼却部13と排煙部14と集塵部15とから構成されている。
【0039】
図5及び図6に示すように、焼却部13内は、乾燥室13aと燃焼室13bと灰受け室13cに別れている。即ち、焼却部13内の上部には乾燥室13aがあり、前記乾燥室13aの下方に燃焼室13bがあり、前記燃焼室13bの下方に灰受け室2cがある。
【0040】
乾燥室13aと燃焼室13b間には、被乾燥物13gを載せるための乾燥用プレ−ト13dが設置され、燃焼室13bと灰受け室13c間には被焼却物13hを載せて置くとともに、被焼却物13hの燃焼灰が落下するように多数の孔が形成されている振動板13eが設置されている。
【0041】
振動機13uにより振動する振動板13eは、バネ13i、13j、13t、、により支持され、前記振動板13eの下には、被焼却物13hの燃焼により発生した灰を受け取るための灰受皿13fが設置されている。
【0042】
前記灰受皿13fは、引き出すことができる構造であって、灰受皿13fに灰が一杯になったときには、灰受皿13fを引き出し灰受皿13fに積もった灰を捨てることができる。
【0044】
図5及び図6に示すように、燃焼室13bを囲むように燃焼室13bの奥壁、側壁には冷却水13k、13l、13oが循環している。これらの冷却水13k、13l、13oが循環する構造としたのは、燃焼室13bが過熱するのを防止するためである。勿論、このようにウォ−タジャケット構造とせずに、キャスタ−構造としてもよい。
【0045】
焼却部13の燃焼室13bには、取っ手13qが取り付けられている開閉扉13pがあり、灰受け室13cにも取っ手13sが取り付けられている開閉扉13rが取り付けられている。
【0046】
焼却部13で乾燥用プレ−ト13d上の被乾燥物13gが乾燥される場合に発生する蒸気及び被焼却物13hが燃焼する際に発生する煤煙は、排出口13mから排煙部14に送り込まれる。焼却部13の後部には、排煙部14があり、燃焼排煙室14aには、送風管14b及びバ−ナ14eが設置されている。
【0047】
排出口13mから焼却排煙室14aに蒸気及び煤煙は送り込まれ、焼却排煙室14aにはヒ−タ14dが取り付けられている。前記ヒ−タ14dには、燃料を気化するためのコンロバ−ナ14eが取り付けられていて燃料の燃焼を良くしている。
【0048】
コンロバ−ナ14eの中心部には、送風機14bに取り付けられている送風管14cの先端が突出し、送風管14cの先端から排出管14f内に送られているので、蒸気及び煤煙は、前記排出管14fの下端14gより風と一緒に排出管14f内に送り込まれる。
【0049】
送風機14bの駆動により、焼却部13内は常時負圧状態となるために、焼却部13内には灰受け室13cから外気が取り込まれ、被焼却物13hが効率的に燃焼する。
【0050】
排出管14fを通り集塵部15内に送られた水分及び煤煙は、矢印の如く除去器15b内に送り込まれ、特に、蒸気及び煤煙中に含まれている微細な塵を除去器15b内の除去剤15dにより除去される。微細な塵が除去された水蒸気及び煤煙は、矢印のように排出管15iを通り、煙突5bに送り込まれる。
【0051】
除去器15b内に入れられている除去剤15dとして使用されているのは、砂利(直径が10mm〜20mm)、セラミック、ガラス玉、粒状物、鉄玉、消石灰と酸化鉄を固めたものである。除去器15bには、振動機15cが設置されている。この振動機15cは、振動によって大粒物と小粒物が分離される原理を利用したものである。
【0052】
除去器15bは、支持脚15e、15gにより支持され、前記支持脚15e、15gにはバネ15f、15hが取り付けられている。このように、支持脚15e、15gにバネ15f、15hがあるのは、振動機15cによって除去器15bを振動させて振動効率を高めるためである。
【0053】
第3実施例でも、送風機14bにより空気の流れは灰受け室13c→燃焼室13b→乾燥室13a→排煙部14内→集塵部15内→煙突5と流れる。
【0054】
図7から図39に示した組立用焼却部、組立用灰受け部、組立用集塵部、組立用排気部及び組立用煙突部等は、は、図1から図6までに示した焼却炉を組み立てるための構成部を示したものである。そして、図40は、各構成部を組み合わせ例を示した図である。
【0055】
図7及び図8は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の断面図である。図7及び図8に示した組立用焼却部16は、図5及び図6に示した構造の焼却部13である。
【0056】
組立用焼却部16内には乾燥用プレ−ト13dがあり、前記プレ−ト13dにより乾燥室13aと燃焼室13bとに仕切られていて、前記乾燥用プレ−ト13dの上が乾燥室13a、下が燃焼室13bである。乾燥室13a及び燃焼室13bの過熱を防止するために、乾燥室及び燃焼室の壁面内に冷却水が循環するウオ−タ−ジャケット構造となっている。勿論、キャスタ−構造としてもよい。本例の組立用焼却部16では開閉扉は1つである。
【0057】
図9及び図10は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。本例の組立用焼却部17は、一体型の開閉扉13pの構造を分離し、乾燥室13aの開閉扉と燃焼室13bの開閉扉と別体とした。その他の構造は、図7及び図8に示した組立用焼却部16と全く同じである。
【0058】
図11及び図12は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。本例の組立用焼却部18は、図1及び図2に示した構造の焼却部2である。組立用焼却部18内には乾燥用プレ−ト2eがあり、前記乾燥用プレ−ト2eにより乾燥室2aと燃焼室2bとに仕切られていて、前記乾燥用プレ−ト2eの上が乾燥室2a、下が燃焼室2bである。
【0059】
乾燥室2a及び燃焼室2bの過熱を防止しするとともに燃焼効率を良くするために、乾燥室2a及び燃焼室2bの内壁面に空気孔2p、2q、2u、2v、2wが形成されている構造となっている。本例の組立用焼却部18では開閉扉2dは1つである。
【0060】
従来の焼却炉では、下部から空気を取り込む構造であるが、本発明のように、空気孔2p、2q、2u、2v、2wが下方に向いているのは、高分子系の被焼却物を焼却すると、液体状となるために下部から空気を取り込むことができなくなるのを防ぐためである。
【0061】
図13及び図14は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。本例の組立用焼却部19は、一体型の開閉扉とせず、乾燥室6aの開閉扉6dと燃焼室6bの開閉扉6jとに分け別体とした。その他の構造は、図11及び図12に示した組立用焼却部16と全く同じである。
【0062】
図7から図14に示した組立用焼却部16、17、18、19ね19aの構造は、乾燥室2a、6a、13a及び燃焼室2b、6b、13bの内壁をキャスタ−として、燃焼熱が外に出ない構造としてもよい。また、2a、6a、13a及び燃焼室2b、6b、13bの内壁に冷却水を循環させるウォ−タジャケット式にし、焼却部16、17、18、19全体を冷却する構造としてもよい。
【0063】
図14aは本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の一部断面図、図14bは本例のベルトを取り除いた平面図、図14cは本例の一部縦断面図である。
【0064】
本例の組立用焼却部19aでは、乾燥用プレ−ト19fのある乾燥室19e及び燃焼室19dには、取っ手19qのある開閉扉19nは一枚であり、乾燥室19e上の蓋19gには、車輪19k、19lが取り付けられていてレ−ル19o、19p上をスライドできるように設置されている。
【0065】
そして、前記蓋19g上には、収集されたゴミを投入するためのホッパ−19j、19mが支持部材19h、19iにより支持されて設置されている。
【0066】
図15は本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の平面図、図16はその側面図である。本組立用灰受け部20は、図1及び図2に示した灰受け室2c用として組み立てられるものである。組立用灰受け部20内にはバネ2l、2m、2rにより支持されている格子状の振動板2kがあり、前記振動板2kの下には灰受け皿2nが設置されている。
【0067】
図17は本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の平面図、図18はその灰受け部の側面図である。本例の組立用灰受け部21は、図5及び図6の焼却炉1bに使用されているものである。本例の組立用灰受け部21は、振動板13eに振動機13uが設置されている。
【0068】
図19は本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の平面図、図20はその組立用灰受け部の側面図、図21は組立用灰受け部の振動板を取り除いた状態の平面図である。
【0069】
本例の組立用灰受け部22では、振動機11cが取り付けら、バネ6l、6mにより支持された格子状の振動板6kの下に底面が一方に傾斜しバネ10b、10dにより支持されて灰受皿10が設置されている。
【0070】
前記灰受皿10には振動機11がが取り付けられているとともに、送風機11aが設置されていて、灰受皿10内に落下した灰は灰送り管11b内を前記送風機11aにより強制的に送り出される。
【0071】
図22は本発明である組立焼却炉を構成する灰受け部の平面図、図23はその灰受け部の一部縦断面図である。本例の灰受け部では、摺鉢状溝23aが形成されている。
【0072】
このように、摺鉢状溝23aとすることにより、被焼却物が高分子系、例えば、プラスチックビニ−ルである場合には、被焼却物が液状となるので、この溝23aに収納されるようにしたものである。
【0073】
特に、本例の灰受け部23は、側壁面及び奥壁面に形成されているとともに空気孔が下方に向いている構造の組立用焼却部18、19と組合せることが良い。
【0074】
図23aは本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の平面図、図23bは本例の振動板を取り除いた状態の平面図、図23cは本例の組立用灰受け部の縦断面図である。
【0075】
本例の組立用灰受け部23bでは、格子状の振動板23cの下に、回転歯車23h、23iの回転により回転移動するベルト23gが設置されていて、落下した灰が回転羽根23jがある部分に移送され、移送された灰が回転羽根23jにより排出される。符号23dは開閉扉、符号23fは取っ手である。
【0076】
図24、図25、図26、図27及び図28は、各種の集塵部を示したものである。図24は本発明である組立焼却炉を構成する集塵部の正面図、図25はその集塵部の平面図である。
【0077】
本例の集塵部24は、円筒型の形状で、図3及び図4に示した焼却炉1aに取り付けられいるものである。集塵器8aの下部は摺鉢状に形成され、下端に集塵器内で取り除かれた灰塵を収納するための塵受け8bが設置されている。
【0078】
図26本発明である組立焼却炉を構成する集塵部の他の実施例の正面図、図27はその集塵部の平面図、図28は集塵部の他の実施例の平面図である。図27は円筒型の集塵部25を示し、図28は四角柱型の集塵部を示している。
【0079】
図26〜図28に示した集塵部25の構造は、図2及び図6に示した焼却炉1a、1bの構造の焼却炉にとりつけられているものであり、その構造についての説明は図2及び図6で説明してあるのでここではその説明を省略する。
【0080】
図29から図34までは、組立用焼却炉の排気排煙部として組み立てられる各種の組立用排気排煙部を示したものである。図29は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気排煙部の正面図、図30はその組立用排気排煙部の平面図である。
【0081】
図29及び図30に示した、組立用排気排煙部26は、図4の焼却炉1aに取り付けられている排気部7と同一構造のものである。その構造の説明は、図4の焼却炉1の構造の説明の際に説明してあるので、ここではその説明を省略する。
【0082】
図31は本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気排煙部の他の実施例の正面図、図32はその組立用排気排煙部の平面図である。図31及び図32に示した組立用排気排煙部27は、図2の焼却炉1に取り付けられている排煙部4と同一構造のものである。その構造の説明は、図2の焼却炉1の構造の説明の際に説明してあるので、ここではその説明を省略する。
【0083】
図33は本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気排煙部の他の実施例の正面図、図34はその組立用排気排煙部の平面図である。図33及び図34に示した組立用排気排煙部28は、図2に示した形式の焼却炉1に取り付けられている排煙部4と同一構造のものである。
【0084】
本例の組立用排気排煙部28では、バ−ナ4fが取り付けられている構造である点が異なるものである。このようにバ−ナ4fにより、排煙部4内に浮遊する微細な塵わも焼却できる。その他の構造は、排煙部4と同一である。従って、その構造の説明は、図2の焼却炉1の構造の説明の際に説明してあるのでここではその説明を省略する。
【0085】
図35本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気排煙部の他の実施例の正面図、図36はその組立用排気排煙部の平面図である。図35及び図36に示した組立用排気排煙部29は、図4の焼却炉1aに取り付けられている排煙部9と同一構造のものである。その構造の説明は、図4の焼却炉1aの構造の説明の際に説明してあるので、ここではその説明を省略する。
【0086】
図37は本発明である組立焼却炉を構成する組立用排煙部の正面図、図38はその排煙部の平面図である。図37及び図38に示した組立用排煙部30は、図6の焼却炉1bに取り付けられている排煙部14と同一構造のものである。その構造の説明は、図6の焼却炉1bの構造の説明の際に説明してあるので、ここではその説明を省略する。
【0087】
図39は本発明である組立焼却炉を構成する組立用煙突部の正面図である。この煙突31は、図1から図6に示した焼却炉1、1a、1bに取り付けられている煙突5、5a、5bと同一である。本煙突部31自体は5つの部分に分離することができ、分離しても容易に組み立てることができる構造である。
【0088】
図40は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部、組立用灰受け部、組立用集塵部、組立用排気排煙部及び組立用煙突部の組立例を示した図である。組み立てによって製造された組立焼却炉としては以下のものがある。
【0089】
例えば、図2に示した焼却炉1は、組立用焼却部18と組立用灰受け部20と組立用集塵部25と組立用排気排煙部27と組立用煙突部31を組み立てて製造された焼却炉である。
【0090】
図4に示した焼却炉1aは、組立用焼却部18と組立用灰受け部22と組立用排気排煙部26と組立用集塵部24と組立用排気排煙部29と組立用煙突部31を組み立てて製造された焼却炉である。
【0091】
図6に示した焼却炉1bは、組立用焼却部16と組立用灰受け部21と組立用集塵部25と組立用排気排煙部30と組立用煙突部31を組み立てて製造された焼却炉である。
【0092】
このように、需要者の要求に応じて、各構成部を組立ることにより需要者の要求を満足させることができるのである。また、図1から図6及び図9から図14cに示した焼却部の構造は、冷却水を循環させて焼却部を冷却するウオ−タ−ジャケット構造としても、耐熱性の素材により過熱するのを防止するキャスタ−構造としてもよい。
【0093】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような構成であるから、一般家庭、レストラン、工場等から出る可燃性ゴミ及び水分を多量に含む生ゴミであっても完全に燃え滓が焼却炉内に残留することがなく完全に焼却することができるとともに、煤煙を全く排出することがない。
また、各部の組み合わせにより、消費者の要求する焼却炉を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明である焼却炉の第1実施例の正面透視図である。
【図2】 本発明である焼却炉の第1実施例の左側面透視図である。
【図3】 本発明である焼却炉の第2実施例の正面透視図である。
【図4】 本発明である焼却炉の第2実施例の左側面透視図である。
【図5】 本発明である焼却炉の第3実施例の正面透視図である。
【図6】 本発明である焼却炉の第3実施例の左側面透視図である。
【図7】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の断面図である。
【図8】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。
【図9】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。
【図10】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。
【図11】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。
【図12】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。
【図13】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。
【図14】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の断面図である。
【図14a】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の一部断面図である。
【図14b】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の平面図である。
【図14c】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用焼却部の他の実施例の一部縦断面図である。
【図15】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の平面図である。
【図16】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の側面図である。
【図17】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の平面図である。
【図18】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の側面図である。
【図19】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の平面図である。
【図20】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の側面図である。
【図21】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の振動板を取り除いた平面図である。
【図22】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の平面図である。
【図23】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の一部断面図である。
【図23a】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の平面図である。
【図23b】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の振動板を取り除いた平面図である。
【図23c】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用灰受け部の他の実施例の断面図である。
【図24】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用集塵部の正面の透視図である。
【図25】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用集塵部の平面図である。
【図26】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用集塵部の他の実施例の正面図である。
【図27】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用集塵部の他の実施例の平面図である。
【図28】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用集塵部の他の実施例の平面図である。
【図29】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の正面透視図である。
【図30】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の平面透視図である。
【図31】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の他の実施例の正面透視図である。
【図32】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の他の実施例の平面透視図である。
【図33】 本図は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の他の実施例の正面透視図である。
【図34】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の他の実施例の平面透視図である。
【図35】 本図は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の他の実施例の正面透視図である。
【図36】 本図は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の他の実施例の平面透視図である。
【図37】 本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の他の実施例の正面透視図である。
【図38】 本図は、本発明である組立焼却炉を構成する組立用排気部の他の実施例の平面透視図である。
【図39】 本発明である組立焼却炉を構成する煙突部の正面図である。
【図40】 本図は、本発明である組立焼却炉を構成する各部の組立例を示した図である。
【符号の説明】
1〜1b 焼却炉
2 焼却部
2a 乾燥室
2b 燃焼室
2c 灰受け室
2d 開閉扉
2e 乾燥用プレ−ト
2f 奥壁面
2g 被乾燥物
2h 被焼却物
2i、2w 取っ手
2j 開閉扉
2k 振動板
2l、2m、2r バネ
2n 灰受皿
2o 排出口
2p、2q 2u、2v 吸入孔
2s、2t 側壁面
3 集塵部
3a 接続管
3b 除去器
3c 振動機
3d 除去剤
3e、3g 支持脚
3f、3h バネ
3i 塵受け
3j 排出管
4 排煙部
4a 排煙室
4b 排出管
4c 下端
4d 送風機
4e 送気管
4f バ−ナ
5〜5b 煙突
6 焼却部
6a 乾燥室
6b 燃焼室
6c 灰受け室
6d、6j、6y 開閉扉
6e 乾燥用プレ−ト
6f 奥壁面
6g 被乾燥物
6h 被焼却物
6i、6o、6z 取っ手
6k 振動板
6l〜6n バネ
6p、6q、6u〜6x 空気孔
6r 排管
6s、6t 側壁面
7 排気部
7a 送風機
7b 送風管
7c 排気管
8 集塵部
8a 集塵器
8b 塵受け
8c、8d 支持脚
8e 送り管
9 排煙部
9a バ−ナ
9b 排出管
10 灰受皿
10a 支持脚
10b、10c バネ
11、11c 振動機
11a 送風機
11b 灰送り管
12 灰排出管
13 焼却部
13a 乾燥室
13b 燃焼室
13c 灰受け室
13d 乾燥用プレ−ト
13e 振動板
13f 灰受皿
13g 被乾燥物
13h 被焼却物
13i、13j、13n バネ
13k、13l、13o 冷却水
13m 排出孔
13p、13r 開閉扉
13q、13s 取っ手
14 排煙部
14a 排煙部内
14b 送風機
14c 送気管
14d ヒ−タ
14e コンロバ−ナ
14f 排出管
14g 下端
15 集塵部
15a 集塵部内
15b 除去器
15c 振動機
15d 除去剤
15e、15g 支持脚
15f、15h バネ
15i 排出管
15j 塵受け
16、17、18、19 組立用焼却部
19a 組立用焼却部
19b 焼却部
19c ゴミ収納部
19d 燃焼室
19e 乾燥室
19f 乾燥用プレ−ト
19g 蓋
19h、19i 支持部材
19j、19m ホッパ−
19k、19l 車輪
19n 開閉扉
19o、19p レ−ル
19q 取っ手
20、21、22、23 組立用灰受け部
23a 摺鉢状溝
23b 組立用灰受け部
23c 振動板
23d 開閉扉
23e 振動機
23f 取っ手
23g ベルト
23h、23i 回転歯車
23j 回転羽根
24、25 組立用集塵部
26〜30 組立用排気部
31 組立用煙突部
32 組立例

Claims (8)

  1. 焼却部と集塵部と排煙部とからなる焼却炉において、前記焼却部の上部には乾燥室が、前記乾燥室の下方には燃焼室が、前記燃焼室の下方には灰受け室があり、前記燃焼室の左右の側壁面及び奥壁には外気を燃焼室に送り込むために多数の空気孔が下方を向いて設けられていて、前記乾燥室と前記燃焼室間には被乾燥物を載せるための乾燥用プレ−トがあり、前記燃焼室と灰受け室間には被焼却物を載せ、被焼却物の燃焼灰が落下するように多数の孔が格子状に形成され振動機を取り付けられ、バネにより支持されている振動板を燃焼室と灰受け室間に設け、前記灰受け室の下に出し入れ可能に灰受皿を設置した焼却部と、直径が10mm〜20mm程度の砂利、セラミック、ガラス玉、鉄玉、粒状物、消石灰と酸化鉄とを固めた除去剤入れ、バネが取り付けられている支持脚により支持され、塵受けを備えるとともに振動機を設置され、接続管により前記焼却部に接続されている集塵部と、前記排煙部の排煙室には、送風管が取り付けられている送風機及び煙りを排出するための排気管が設置されている送風管より排気管内に送風されて排煙室内に空気が常時送り込まれることにより排煙室は負圧状態となり排煙室に排出管より送り込まれた塵を取り除かれた煤煙は排気管内に送り込まれて煙突より大気中に放出し、前記除去器と排出管により接続されている排煙部とからなり、
    空気の流れが灰受け室、燃焼室、乾燥室、集塵部内、排煙室、煙突の順に順次流れるようにしたことを特徴とする焼却炉。
  2. 焼却部と排気部と集塵部と排煙部とからなる焼却炉において、前記焼却部の上部には乾燥室が、前記乾燥室の下方には燃焼室が、前記燃焼室の下方には灰受け室があり、前記燃焼室の左右の側壁面及び奥壁には外気を燃焼室に送り込むために多数の空気孔が下方を向いて設けられていて、前記乾燥室と前記燃焼室間には被乾燥物を載せるための乾燥用プレ−トがあり、前記燃焼室と灰受け室間には被焼却物を載せ、被焼却物の燃焼灰が落下するように多数の孔が格子状に形成され振動機を取り付けられ、バネにより支持されている振動板を燃焼室と灰受け室間に設け、前記灰受け室の下に、灰受皿の後部は落下した灰が後部に集まるように低く取り付けるとともに振動機を取り付け、灰受皿の後部には灰受皿内に積もった灰を送り出すために送風機を設置した灰送り管を接続し、前記灰送り管には灰をスム−ズに灰排出管に送り出すために送風機を設置し、バネを有する支持脚により支持されている灰受皿を設置した焼却部と、前記乾燥室に接続されている拝管を排気管に接続し、前記排気管には送風機にある送風管を前記排気管の接続した排気部と、支持脚により支持され、塵受けを有する集塵器が設置され、送り管が取り付けられている集塵部と、排煙部内にはバーナが設置され、バーナの上には煙突が接続されている排気管が設置されていて、前記送り管が接続されている排煙部とからなり、空気の流れが灰受け室、燃焼室、乾燥室、排気部、集塵部、排煙部、煙突の順に順次流れるようにしたことを特徴とする焼却炉。
  3. 焼却部と排煙部と集塵部とからなる焼却炉において、前記焼却部の上部には乾燥室が、前記乾燥室の下方には燃焼室が、前記燃焼室の下方には灰受け室があり、前記燃焼室を囲むように燃焼室の奥壁、側壁に冷却水が循環させ、前記乾燥室と前記燃焼室間には被乾燥物を載せるための乾燥用プレ−トがあり、前記燃焼室1と灰受け室間には被焼却物を載せ、被焼却物の燃焼灰が落下するように多数の孔が格子状に形成され振動機を取り付けられ、バネにより支持されている振動板を燃焼室と灰受け室間に設け、前記灰受け室の下に出し入れ可能に灰受皿を設置した焼却部と、排煙部内にはヒータを備えたバーナが除去器に接続されている排出管の下端の下方に設置され、前記バ−ナの中心部には送風機に取り付けられている送風管の先端が突出し、送風管の先端から排出管内に風が送り込まれ、蒸気及び煤煙は前記排出管の下端より風と一緒に排出管内に送り込むための送風管が前記送風機に接続されている排煙部と、直径が10mm〜20mm程度の砂利、セラミック、ガラス玉、鉄玉、粒状物、消石灰と酸化鉄とを固めた除去剤入れ、バネを有する支持脚により支持され、塵受けを備えるとともに振動機を設置され、前記排出管により前記排煙部に接続されている集塵部とからなり、送風機の駆動により排煙部内は常時負圧状態となるために焼却部内には灰受け室から外気が取り込まれ、被焼却物が効率的に燃焼するようにしたことを特徴とする焼却炉。
  4. 乾燥用プレ−トのある乾燥室及び燃焼室に取っ手のある開閉扉を設け、前記乾燥室上の蓋左右には車輪を取り付け、前記車輪がスライドするように焼却部の上にレ−ルを設置し、前記蓋の上には収集されたゴミを投入するための2基のホッパ−を支持部材により支持するように設置したことを特徴とする組立焼却炉の組立用焼却部。
  5. 請求項1又は請求項3の灰受け室を、開閉可能な開閉扉と、被焼却物の燃焼灰が落下するように多数の孔が格子状に形成され振動機を取り付けられているとともにバネにより支持されている振動板と、後部を落下した灰が後部に集まるように低く取り付けるとともに振動機11を取り付け、後部には灰受皿内に積もった灰を送り出すために送風機を設置した灰送り管を接続し、前記灰送り管には灰をスム−ズに灰排出管に送り出すために送風機を設置した灰受皿とからなる組立用灰受け部としたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の焼却炉
  6. 請求項1乃至請求項3の灰受け室を、取っ手を備える開閉扉があり、振動機が取り付けられているとともにバネにより支持されている格子状の振動板の下に、回転歯車の回転により回転移動するベルトが設置されていて、落下した灰が前記ベルトにより回転羽根まで移送されて移送された灰が回転羽根により排出される組立用灰受け部としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の焼却炉
  7. 請求項2の集塵部を、内部には直径が10mm〜20mm程度の砂利、セラミック、ガラス玉、鉄玉、粒状物、消石灰と酸化鉄とを固めた除去剤を入れ、外部には塵受けを設けるとともに振動機を設け除去器をバネを有する支持脚により支持した組立用集塵部にしたことを特徴とする請求項2に記載の焼却炉。
  8. 請求項1又は請求項2の排煙部を、排出孔が形成されていて、排煙部内にはヒータを備えたバーナが除去器に接続されている排出管の下端の下方に設置され、前記バ−ナの中心部には送風機に取り付けられている送風管の先端が突出し、送風管の先端から排出管内に風が送り込まれ、蒸気及び煤煙は前記排出管の下端より風と一緒に排出管内に送り込むための送風管が前記送風機に接続されている組立用排煙部としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の焼却炉
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