JP2004176535A - 床材 - Google Patents

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Abstract

【課題】遮音性、クッション性を備え、バリアフリーに対応することができるとともに、歩行感触がよく、ダニやカビの発生を低減できる床材を提供することにある。
【解決手段】本発明の床材1は、芯材10と、この芯材10の少なくとも片面に設けられるクッション材20と、このクッション材20を覆うように前記芯材10に取り付けられ、基布32上にレザー状皮膜31が形成されたレザー状仕上材30とを備え、総厚みが、フローリング材とほぼ同じであり、レザー状仕上材30は、JIS−K−6772で規定される引張り試験において縦方向の伸び率が50%以下であり、かつ横方向の伸び率が150%以下である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の床面を構成する床材に関する。
従来より、住宅等の建物では、居間等で、床材として畳が用いられている。また、近年は、床材としてフローリングを用いることも広がっている。
これら従来の畳やフローリングを用いる床材では、普段使用する際でも、様々な問題を抱えていた。
畳とフローリングに共通する問題点としては、例えば、湿気に弱く、ダニ、カビ等の温床となる点、伸びや反りを生じる点、遮音性を要求する場所では、不適当である点などが挙げられる。
畳固有の問題点としては、JIS規格の関係で、厚さが55mmもあるため、廊下等との間で段差ができてしまい、特に老人や幼児にとっては、その段差を乗り越えることが大変な場合がある。
その点、フローリングの厚さは、一般的には20mm以下であり、前述した問題は解消されるが、その一方、フローリングは、固い、冷たいという点や、クッション性が悪いために、長時間寝そべるには不適当であるフローリング固有の問題点がある。さらに、固いため、歩行感触が良くないという点もある。
上記の畳やフローリングでの問題を解決するために、厚さが20mm以下であり、断面構造が、芯材を中心として、芯材と、不織布製のクッション材と、天然いぐさからなる畳表とを備える構造の畳が提案されている(特許文献1参照)。
この特許文献1記載の技術では、芯材により、伸びや反りを解消している。また、厚さを20mmとしたことで、廊下等との段差が小さくなり、老人や幼児にとってもその段差を乗り越えるのは、さほど困難なことではなくなったため、いわゆるバリアフリーに対応することもできるようになった。
実用新案登録3038942号公報(第1頁)
しかしながら、特許文献1記載の技術では、畳表として、天然いぐさを使用しており、この天然いぐさには、元々ダニ等を養生する養分が含まれている場合がある。そのため、湿気によってダニやカビが発生するという問題は、未だ解決されていない。また、クッション性は十分でなかった。
本発明の目的は、遮音性、クッション性を備え、バリアフリーに対応することができるとともに、歩行感触がよく、ダニやカビの発生を低減できる床材を提供することにある。
上記目的を達するために、本発明の床材は、芯材と、この芯材の少なくとも片面に設けられるクッション材と、このクッション材を覆うように前記芯材に取り付けられ、基布上にレザー状の皮膜が形成されたレザー状仕上材とを備え、総厚みが、フローリング材とほぼ同じであり、前記レザー状仕上材は、JIS−K−6772で規定される引張り試験において縦方向の伸び率が50%以下であり、かつ横方向の伸び率が150%以下であることを特徴とする。
ここで、芯材としては、例えば、ポリスチレンフォームと、このポリスチレンフォームの両面に貼られる保護シートとを備える構成のものが挙げられる。この保護シートは、例えば、0.3mm程度の厚さであり、ポリプロピレンにガラス繊維を含有して成形されるシートである。
また、クッション材としては、例えば、軟質のポリエチレン製シート、発泡ウレタンシート等が挙げられる。
レザー状仕上材は、JIS−K−6772で規定される引張り試験において縦方向の伸び率が50%以下、より好ましくは30%以下であり、かつ横方向の伸び率が150%以下、より好ましくは50%以下である。
縦方向の伸び率が50%を越えるか、または横方向の伸び率が150%を越えると、どちらか一方の方向に伸びて、歩行感触が悪くなる場合がある。
このような本発明によれば、レザー状仕上材は、レザー状の皮膜を備えることにより、レザー状の皮膜には、元々ダニ等を養生する養分が含まれていないから、湿気によってダニ等が発生することが少ない。従って、ダニやカビの発生を低減することができる。
また、床材のクッション材により、遮音性、クッション性を備えることができる。さらに、総厚みが、フローリング材とほぼ同じであることにより、段差が生じることが少ないので、いわゆるバリアフリーに対応することができる。
さらに、床材の上を歩行する際に、レザー状仕上材は、縦、横のどちらか一方向に伸びすぎることがないから、レザー状仕上材が伸びることによりに足を取られることがないので、歩行の際の感触を向上させることができる。
本発明の床材では、前記基布は、不織布であることが好ましい。
ここで、不織布の繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、レーヨン、ナイロン等が挙げられる。
ポリエチレンとしては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等が挙げられる。
ポリプロピレンとしては、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピレン、ブロックポリプロピレン等が挙げられる。
ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。
一方、不織布の製造方法としては、例えば、スパンボンド法、メルトブロー法、スパンレース法、熱風カード法、熱エンボスカード法、フラッシュボンド法等が挙げられる。
不織布の目付としては、30〜200g/m2であることが好ましい。この不織布の目付が30g/m2未満であると、強度が十分でない場合がある。不織布の目付が200g/m2越えると、重量が増加して、実用的でなくなり、またしなやかさが低下する場合がある。
これによれば、不織布は、一方向への伸び率が大きくないから、床材を製造する際に、たるみやずれが発生することがない。従って、本発明の基布として、不織布は好適である。また、不織布は、生産性が高いから、安価であるので、床材の製造コストを削減することができる。
本発明の床材では、前記基布は、織布であることが好ましい。
ここで、織布としては、平織物、綾織物および繻子織物等のものが挙げられる。
これによれば、織布は、一方向への伸び率が大きくないから、床材を製造する際に、たるみやずれが発生することがない。従って、本発明の基布として、織布は好適である。
本発明の床材では、前記織布は、平織物または綾織物であることが好ましい。
ここで、平織物とは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)とが1本ずつ交互に交じって織られたものをいう。
また、綾織物とは、経糸(たていと)、緯糸(よこいと)を2本以上ずつ組み合わせて布面に斜めのうねを出したものをいう。
これによれば、織布は、平織物である場合には、平織物は、織布の表面を平滑にできるから、床材を製造する際に、床材の表面を平滑に仕上げることができる。また、織布は、綾織物である場合には、綾織物は、柔軟であるから、床材を製造する際に、扱いやすいので、作業性を向上させることができる。
本発明の床材では、前記織布は、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との混紡繊維からなることが好ましい。
ここで、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との成分比は、例えば、ポリエステル繊維65重量%とレーヨン繊維35重量%とする成分比等が挙げられる。
これによれば、織布は、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との混紡繊維からなることにより、ポリエステル繊維は、耐酸性に優れ、レーヨン繊維は、耐熱性に優れているので、耐酸性と耐熱性を兼ね備えた床材とすることができる。
本発明の床材では、前記織布は、レーヨン繊維からなることが好ましい。
これによれば、織布は、レーヨン繊維からなることにより、レーヨン繊維は、熱で溶けることがないので、耐熱性に優れた床材とすることができる。
本発明の床材では、前記織布には、起毛加工が施されていることが好ましい。
ここで、起毛加工とは、織布等の表面を針状のものでかいて毛羽立てる毛・綿・織布などの仕上げ加工のことをいう。起毛加工の具体的方法としては、針布による起毛機により、毛羽立てる方法等が挙げられる。
これによれば、織布には、起毛加工が施されていることにより、毛羽だった起毛が、織布外からの衝撃を和らげるので、床材にクッション性を付与することができる。
本発明の床材では、前記レザー状の皮膜は、合成皮革からなることが好ましい。
ここで、合成皮革とは、例えば、1)ビニルレザー、2)透明性を有する狭義の合成皮革や、3)構造的にも革に近い2重構造で、透明性、耐水性があって、靴等に使用できる人工皮革のことをいう。
以上の原料としては、1)では、ポリ塩化ビニル等、2)では、ポリアミド、ポリアミノ酸、ポリウレタン、オレフィン等、3)ではポリウレタン、ポリアミド等が挙げられる。
以上の原料のうちでも、耐摩耗性の観点からポリウレタン、ビニルレザーが望ましく、軽量化の点から低比重のオレフィンが望ましい。
これによれば、レザー状の皮膜は、合成皮革からなることにより、合成皮革は、耐久性に優れているので、耐久性に優れた床材とすることができる。
本発明の床材では、前記合成皮革は、塩化ビニルからなることが特に好ましい。
これによれば、合成皮革は、塩化ビニルからなることにより、塩化ビニルは、難燃性、撥水性に優れているので、難燃性、撥水性に優れた床材とすることができる。
本発明の床材では、前記合成皮革は、オレフィンからなることが好ましい。
ここで、オレフィンとしては、例えば、エチレン、プロピレン、ブテン−1、3−メチルブテン−1、3−メチルペンテン−1、4−メチルペンテン−1、オクテン−1等の単独重合体等が挙げられる。
ポリエチレンとしては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等が挙げられる。
ポリプロピレンとしては、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピレン、ブロックポリプロピレン等が挙げられる。
これによれば、合成皮革は、オレフィンからなることにより、オレフィンは低比重であるので、レザー状皮膜を軽量化することができる。従って、床材の軽量化を図ることができる。
本発明の床材では、前記レザー状の皮膜には、マイナスイオン発生剤、抗菌剤、防黴剤、防ダニ剤、防虫剤、脱臭剤、動物忌避剤、吸放湿パウダー、揮発性有機化合物低減剤の少なくともいずれか1つが配合されていることが好ましい。
本発明の床材では、厚さが、10〜20mmであることが好ましい。
この床材の厚さが、10mm未満であると、クッション性が発現しない場合がある。床材の厚さが、20mmを超えると、廊下や洋間等との間に段差ができてしまう場合がある。
以上のように、床材の厚さが、10〜20mmであることにより、廊下や洋間等との間に段差ができてしまうことが少なく、老人や幼児にとって、その段差を乗り越えることは、困難でなくなる。従って、バリアフリーに対応する床材とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1には、本発明の一実施形態に係る床材1の断面構造が示されている。
床材1は、断面方向の中心部分に配置される芯材10と、芯材10の両面にそれぞれ設けられるクッション材20と、このクッション材20を覆うように芯材10に取り付けられるレザー状仕上材30と、レザー状仕上材30が設けられていないクッション材20上に、レザー状仕上材30とは反対側の方向に向けて設けられる裏面材40とを備えて構成される。
なお、床材1の端縁部分では、レザー状仕上材30が裏面材40側のクッション材20まで回り込み、このクッション材20とレザー状仕上材30とが、裏面材40と同一平面で接触している。
床材1の厚さは、10〜20mm程度である。床材1の平面寸法は、約半畳である。
芯材10は、ポリスチレンフォーム11と、このポリスチレンフォーム11の両面に貼られる保護シート12とを備えて構成されている。
保護シート12は、0.3mm程度の厚さであり、ポリプロピレンにガラス繊維を含有して成形されるシートである。
クッション材20は、軟質のポリエチレン製シートである。
レザー状仕上材30は、基布32上にレザー状皮膜31が形成されたものであり、JIS−K−6772で規定される引張り試験において縦方向の伸び率が50%以下、より好ましくは30%以下であり、かつ横方向の伸び率が150%以下、より好ましくは50%以下である。
レザー状皮膜31は、合成皮革からなり、この合成皮革は、塩化ビニルからなる。レザー状皮膜31には、抗菌剤が配合されている。この抗菌剤としては、茶から抽出されるカテキン、茶もしくは茶殻乾燥物粉砕粉体、キトサン、銀、銅、亜鉛等の金属、ベンゾイミダゾール、トリアゾール、ジチオカルバメート、有機スズ、第4アンモニウム塩等、イソチアン酸化合物、ヒノキチオール、タケ抽出オイル、シソ抽出オイル、チアゾリルスルファミド化合物、ホタテ貝殻粉等が挙げられる。この中でも、天然物由来であり、安全性の観点から、カテキン、茶もしくは茶殻乾燥物粉砕体、キトサン、ヒノキチオール、タケ抽出オイル、ホタテ貝殻粉が特に好ましい。
また、レザー状皮膜31の表面側には、エンボス加工であるしぼ加工が施されている。このしぼ加工におけるパターンは、円形状の凹部が、所定の間隔で形成されているものである。
基布32は、平織物からなる織布であり、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との混紡繊維からなる。
ここで、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との成分比は、ポリエステル繊維65重量%とレーヨン繊維35重量%とする成分比である。
また、基布32である織布の両面には、起毛加工が施されている。起毛加工の具体的方法としては、針布による起毛機により、毛羽立てる方法等が挙げられる。
裏面材40は、防湿性を備えるものであればよく、軟質のポリエチレン製シートである。
床材1の製造手順を以下に示す。
1)レザー状皮膜31となる樹脂組成物をカレンダー成形により成形し、基布32上にラミネートする。この樹脂組成物は、塩化ビニル樹脂100重量部(信越化学(株)製、信越PVC TK−1300、平均重合度1300)に対して、可塑剤(ジ−2エチルヘキシルフタレート(DOP))100重量部、重炭酸カルシウム25重量部、および顔料を配合したものである。その後、レザー状皮膜31の表面に、表面仕上げ剤として、ウレタン樹脂を20μmの厚さにグラビアコートを行う。そして、レザー状皮膜31の表面側よりしぼ加工を施して、レザー状仕上材30を得る。
2)芯材10を、略半畳の大きさのポリスチレンフォーム11の両面に保護シート12を接着して製造する。
3)芯材10の両面に、クッション材20を接着する。ここで、一方のクッション材20は、芯材10の端面と揃え、他方のクッション材20の端面は、芯材10の端面と少し間隔をあけるようにする(図1参照)。
4)芯材10と端面を揃えた側のクッション材20の表面に、レザー状仕上材30を基布32側がクッション材20と対向するようにして接着する。その後、レザー状仕上材30をクッション材20および芯材10の端面側に回り込ませて、前記他方のクッション材20と同一平面になるようにする。
5)前記他方のクッション材20および回り込んだレザー状仕上材30の表面に、裏面材40を接着する。
一方、床材1を使用する居室2およびフローリング3を図2、3を用いて説明する。まず、図2に示されるように、居室2のフローリング3には、設置用の凹部3Aが形成されている。凹部3Aは、平面略矩形状であり、凹部3Aのフローリング3表面からの深さdは、図3に示されるように、床材1の厚さと略同様である。
床材1は、この凹部3Aに、嵌め込んで使用する。床材1は、縦×横 3×3計9枚、嵌め込まれる。
この床材1とフローリング3の表面は、図3に示されるように、凹部3Aの深さと床材1の厚さと略同様である、すなわちフローリング3を構成するフローリング材と床材1の総厚みとは、ほぼ同じであるため略同一平面上となる。従って、段差は、生じていない。
上述のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)レザー状仕上材30は、レザー状皮膜31を備えることにより、レザー状皮膜31には、元々ダニ等を養生する養分が含まれていないから、湿気によってダニ等が発生することが少ない。従って、ダニやカビの発生を低減することができる。また、クッション材20により、遮音性、クッション性を備えることができる。さらに、総厚みが、フローリング3を構成するフローリング材とほぼ同じであることにより、段差が生じることが少ないので、いわゆるバリアフリーに対応することができる。
(2)レザー状仕上材30は、JIS−K−6772で規定される引張り試験において縦方向の伸び率が50%以下であり、かつ横方向の伸び率が150%以下であることにより、床材1の上を歩行する際に、レザー状仕上材30は、縦、横のどちらか一方向に伸びすぎることがないから、レザー状仕上材30が伸びることによりに足を取られることがないので、歩行の際の感触を向上させることができる。
(3)織布は、一方向への伸び率が大きくないから、床材1を製造する際に、たるみやずれが発生することがない。従って、本発明の基布32として、織布は好適である。
(4)織布は、平織物であることにより、平織物は、織布の表面を平滑にできるから、床材1を製造する際に、床材1の表面を平滑に仕上げることができる。
(5)織布は、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との混紡繊維からなることにより、ポリエステル繊維は、耐酸性に優れ、レーヨン繊維は、耐熱性に優れているので、耐酸性と耐熱性を兼ね備えた床材1とすることができる。
(6)織布には、起毛加工が施されていることにより、毛羽だった起毛が、織布外からの衝撃を和らげるので、床材1にクッション性を付与することができる。
(7)レザー状皮膜31は、合成皮革からなることにより、合成皮革は、耐久性に優れているので、耐久性に優れた床材1とすることができる。
(8)合成皮革は、塩化ビニルからなることにより、塩化ビニルは、撥水性に優れているので、撥水性に優れた床材1とすることができる。
(9)レザー状皮膜31の表面側には、円形状の凹部が複数形成されたしぼ加工が施されていることにより、このエンボス加工による種々の模様を形成することができるので、外観の向上を図ることができる。
(10)床材1の厚さが、10〜20mmであることにより、フローリング3との間に段差ができてしまうことが少なく、老人や幼児にとって、その段差を乗り越えることは、困難でなくなる。従って、バリアフリーに対応する床材1とすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、基布32としては、織布を採用していたが、これに限られず、不織布を使用してもよい。
ここで、不織布の繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、レーヨン、ナイロン等が挙げられる。
ポリエチレンとしては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等が挙げられる。
ポリプロピレンとしては、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピレン、ブロックポリプロピレン等が挙げられる。
ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。
一方、不織布の製造方法としては、例えば、スパンボンド法、メルトブロー法、スパンレース法、熱風カード法、熱エンボスカード法、フラッシュボンド法等が挙げられる。
これによれば、不織布は、一方向への伸び率が大きくないから、床材1を製造する際に、たるみやずれが発生することがない。従って、本発明の基布32として、不織布は好適である。また、不織布は、生産性が高いから、安価であるので、床材1の製造コストを削減することができる。
前記実施形態では、織布としては、平織物を使用していたが、これに限られず、綾織物や繻子織物等のものを使用してもよい。
織布が綾織物の場合には、綾織物は、柔軟であるから、床材1を製造する際に、扱いやすいので、作業性を向上させることができる。
前記実施形態では、織布は、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との混紡繊維からなるものであったが、これにかぎられず、レーヨン繊維のみからなるものでもよい。
これによれば、織布は、レーヨン繊維からなることにより、レーヨン繊維は、熱で溶けることがないので、耐熱性に優れた床材とすることができる。
前記実施形態では、合成皮革は、塩化ビニルからなるものであったが、これに限られず、オレフィンやポリウレタンからなるものであってもよい。
ここで、オレフィンとしては、例えば、エチレン、プロピレン、ブテン−1、3−メチルブテン−1、3−メチルペンテン−1、4−メチルペンテン−1、オクテン−1等の単独重合体等が挙げられる。
ポリエチレンとしては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等が挙げられる。
ポリプロピレンとしては、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピレン、ブロックポリプロピレン等が挙げられる。
これによれば、合成皮革は、オレフィンからなることにより、オレフィンは低比重であるので、レザー状皮膜31を軽量化することができる。従って、床材1の軽量化を図ることができる。
前記実施形態では、レザー状皮膜31には、マイナスイオン発生剤、抗菌剤、防黴剤、防ダニ剤、防虫剤、脱臭剤、動物忌避剤、吸放湿パウダー、揮発性有機化合物低減剤の少なくともいずれか1つが配合されているようにすればよい。
ここで、マイナスイオン発生剤としては、花崗岩、ヘエルグロン石、トロゴム石、ペグマタイト等が挙げられる。
抗菌剤としては、茶から抽出されるカテキン、茶もしくは茶殻乾燥物粉砕粉体、キトサン、銀、銅、亜鉛等の金属、ベンゾイミダゾール、トリアゾール、ジチオカルバメート、有機スズ、第4アンモニウム塩等、イソチアン酸化合物、ヒノキチオール、タケ抽出オイル、シソ抽出オイル、チアゾリルスルファミド化合物、ホタテ貝殻粉等が挙げられる。
防黴剤としては、有機スズ化合物、有機硫黄化合物、塩素系化合物、フェノール系化合物、チモール等が挙げられる。
防ダニ剤としては、アレスリン、テトラメスリン、レスメトリン、フェノトフラメトリン、ペルメトリン、シフェノトリン、トラロメスリン、エンペントリン、DDVP、フェニオチン、テメホス、ジフルベンズロン、ブプロフェジン、ピリプロキシフェン、ハッカ油等が挙げられる。
防虫剤としては、クレゾール、o−フェニルフェノール、パラチオン、イミダゾール等が挙げられる。
脱臭剤としては、カテキン、茶もしくは茶殻乾燥物粉砕粉体、シリカゲル、活性炭、アスコルビン酸系化合物、鉄/フタロシアニン、活性アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、カーボンブラック、ゼオライト等が挙げられる。
動物忌避剤としては、ピレトリン、ロテノン、フタルスリン、アレスリン、ペルメトリン、サイバーメトリン、アルファサイバーメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、メントール、ヒノキオイル、スギオイル、ヒバオイル、ジチオカルバモリルジスルファイド系化合物、シンナミックアルデヒド、リナロール等が挙げられる。
吸放湿パウダーとしては、キチン、キトサン、シルク、ケラチン、セルロース、卵殻膜、コラーゲン、ウール、麻、綿、ペタイン等の微粉末等が挙げられる。
揮発性有機化合物低減剤としては、ホタテ貝殻粉、漆喰粉砕体(消石灰)等の弱アルカリ性パウダー、活性炭、グラフト重合高分子吸着剤、アミン化合物、ヒドラジド化合物等が挙げられる。前記した揮発性有機化合物低減剤は、ベンゼン、トルエン、キシレン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トリクロロエチレン等の揮発性有機化合物を有効に低減することができる。
以下、実施例および比較例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、本発明は実施例の内容に限定されるものではない。
[実施例1]
前記実施形態において、具体的条件を下記の通りとして、床材を製造した。
この場合にあって、レザー状仕上材の基布としては、平織物からなる織布であり、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との混紡繊維からなる。ここで、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との成分比は、ポリエステル繊維65重量%とレーヨン繊維35重量%とする成分比である。芯材10のポリスチレンフォーム11は、旭化成(株)製 スタイロフォーム、保護シート12は、ガラス繊維含有シート、クッション材20は、ポリエチレン製シートを用いた。前記実施形態のように、レザー状仕上材を得て、その後、床材を製造した。
[実施例2]
実施例1とは、レザー状仕上材の基布が、綾織物からなる織布である点が異なる。
[実施例3]
レザー状皮膜31に対して、揮発性有機化合物低減剤として、粒径が10μmホタテ貝殻粉(ホタテ貝殻を900℃×5時間焼成して得られた焼成粉)を20質量%配合し、及び表面仕上げ剤に対して、揮発性有機化合物低減剤として、粒径3μmのホタテ貝殻粉(粒径以外は前記のホタテ貝殻粉と同仕様)を30質量%配合してレザー状仕上材30とした以外は、実施例1と同様にして、床材を得た。
[比較例1]
実施例1とは、レザー状仕上材の基布が、メリヤスである点が異なる。
[比較例2]
実施例1とは、レザー状仕上材が、天然畳表である点が異なる。
[引張り試験]
各実施例、比較例において、得られたレザー状仕上材の縦方向の伸び率および横方向の伸び率をJIS−K−6772で規定される引張り試験で測定した。
具体的には、まず、レザー状仕上材からランダムに1mのサンプルを選んだ。このサンプルを両端から約50mmずつ除いた部分から、縦方向の試験の場合は、長さ方向に平行に、横方向の試験の場合は、幅方向に平行に採取した。
引張り試験は、温度20℃、湿度60%条件下で行い、上記サンプルは、試験前1時間試験条件と同一条件下とした。引張り試験では、振り子型引張り試験機を用いた。試験機の容量は、切断荷重が容量の50%とした。
そして、幅30mmおよび長さ250mmの試験片を縦方向および横方向からそれぞれ3枚ずつとり、その中央部に距離100mmの標線をつける。これを引張り試験機に取り付け、つかみ間隔150mmで1分間当たり200mmの速度で引っ張ったときの伸び率を算出した。この測定結果を表1に示す。なお、比較例2のサンプルでは、伸び率は測定していない。
[評価試験]
各実施例、比較例の床材に対して、防ダニ試験を行った。
防ダニ試験は、試作した床材について、温度40℃、湿度60%の雰囲気下に3ヶ月放置し、ダニの発生状況を観察した。観察結果を表1に示す。表1中、○は、ダニの発生がなかった、×は、ダニが発生したことを示す。結果を表1に示す。
Figure 2004176535
表1によれば、実施例1〜3は、ダニが発生せず問題がなかった。
本発明の床材は、遮音性、クッション性を備え、例えば、バリアフリー住宅用の床材として好適に利用することができるものである。
本発明の一実施形態の床材を示す断面図である。 本実施形態の床材が使用されるフローリングの斜視図である。 本実施形態の床材が使用されるフローリングの断面図である。
符号の説明
1 床材
3 フローリング
10 芯材
20 クッション材
30 レザー状仕上材
31 レザー状皮膜
32 基布

Claims (7)

  1. 芯材と、この芯材の少なくとも片面に設けられるクッション材と、このクッション材を覆うように前記芯材に取り付けられ、基布上にレザー状の皮膜が形成されたレザー状仕上材とを備え、
    総厚みが、フローリング材とほぼ同じであり、
    前記レザー状仕上材は、JIS−K−6772で規定される引張り試験において縦方向の伸び率が50%以下であり、かつ横方向の伸び率が150%以下であることを特徴とする床材。
  2. 請求項1に記載の床材において、
    前記基布は、不織布であることを特徴とする床材。
  3. 請求項1に記載の床材において、
    前記基布は、織布であることを特徴とする床材。
  4. 請求項3に記載の床材において、
    前記織布は、平織物または綾織物であることを特徴とする床材。
  5. 請求項3または請求項4に記載の床材において、
    前記織布は、ポリエステル繊維とレーヨン繊維との混紡繊維からなることを特徴とする床材。
  6. 請求項3から請求項5のいずれかに記載の床材において、
    前記織布は、レーヨン繊維からなることを特徴とする床材。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の床材において、
    前記レザー状の皮膜には、マイナスイオン発生剤、抗菌剤、防黴剤、防ダニ剤、防虫剤、脱臭剤、動物忌避剤、吸放湿パウダー、揮発性有機化合物低減剤の少なくともいずれか1つが配合されていることを特徴とする床材。
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