JP2004176491A - キーシリンダの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】組付け時のロアリテーナの脱落を防止し、組付け作業を容易に行い得るキーシリンダの取付構造を提供すること。
【解決手段】アウタパネルとインナパネルで構成された車体パネルのアウタパネルに取付穴を形成し、該取付穴内にキーシリンダ本体を挿入するとともにアウタパネルの外面に係合鍔部を係合してアウタパネルに装着されるキーシリンダの取付構造において、上記キーシリンダ本体11aの周面に突起部11cを形成し、該キーシリンダ本体11aの突起部11cとアウターパネル2内面との間に、ロアリテーナ16を差し込んで、上記キーシリンダ本体11aをアウターパネル2に固定し、上記アウタパネル2の取付穴14内面の下方に、ロアリテーナ16を上記キーシリンダ本体11aの突起部11aとアウターパネル2内面との間に差し込む際のロアリテーナ16の仮置き座8aを設けたことにある。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用キーシリンダをリテーナによって車体パネルに取付けるキーシリンダの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドアの施錠に用いられるキーシリンダは、自動車等の車両用としてのトランクリッドあるいはサイドドア等の車体パネルに広く適用されている。
図12は自動車の車体100のサイドドア101に用いられたキーシリンダの取付構造を示したものである。
図13および図14に示すように、サイドドア101を構成するドアアウタパネル102に取付穴103を形成し、この取付穴103にキーシリンダ104を挿入し、キーシリンダ104に設けられた突起部105とドアアウタパネル102との間に薄い板状のリテーナ106を側方から差し込んでキーシリンダ104の鍔部107をドアアウタパネル102に圧接させてキーシリンダ104を固定している(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平8−53011号公報
【特許文献2】特開平11−172971号公報
【特許文献3】特開平10−37546号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、キーシリンダ104の取付けに際して、リテーナ106をキーシリンダ104の側方から差し込んでキーシリンダ104を固定するため、リテーナ106が組付け時に脱落する虞がある。また、インナパネル側に設けられたサービスホールから手を入れて作業を行うため片手でキーシリンダ104を持った状態で側方からリテーナ106を差し込む必要があり、リテーナ106が傾くと位置合せができなくなり作業性が悪かった。
【0005】
本発明は上記課題を解決し、組付け時のロアリテーナの脱落を防止し、組付け作業を容易に行い得るキーシリンダの取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、アウタパネルとインナパネルで構成された車体パネルのアウタパネルに取付穴を形成し、該取付穴内にキーシリンダ本体を挿入するとともにアウタパネルの外面に係合鍔部を係合してアウタパネルに装着されるキーシリンダの取付構造において、上記キーシリンダ本体の周面に突起部を形成し、該キーシリンダ本体の突起部とアウターパネル内面との間に、ロアリテーナを差し込んで、上記キーシリンダをアウターパネルに固定し、上記アウタパネルの取付穴内面の下方に、ロアリテーナを上記キーシリンダの突起部とアウターパネル内面との間に差し込む際のロアリテーナの仮置き座を設けたことにある。
また、本発明は、上記ロアリテーナと対を成すアッパーリテーナを上記キーシリンダ本体の突起部とアウターパネル内面との間に上方から差込固定するとともに、上記ロアリテーナを上記キーシリンダ本体の突起部とアウターパネル内面との間に下方から差込固定したことにある。
さらに、本発明は、上記ロアリテーナの下端を折り曲げて略水平部を形成し、この水平部を載置する略水平部を上記仮置き座に形成したにある。
またさらに、本発明は、上記キーシリンダ本体が組み付けられる位置の下部側に、車体パネルを補強するリンフォースメントを配設し、該リンフォースメントの上端部に上記仮置き座を設けたことにある。
また、本発明は、上記リンフォースメントを車体パネルのインナパネルに固定し、かつ該リンフォースメントと上記アウターパネル内面との間を樹脂材を介在して接着し、該リンフォースメントとアウターパネルとの間に間隙を形成したことにある。
さらに、本発明は、上記ロアリテーナの下端に下方向に向けて爪部を形成し、該爪部を上記間隙内に挿入して上記ロアリテーナを上記仮置き座に配置したことにある。
またさらに、本発明は、上記インナパネルに形成するサービスホールを上記キーシリンダの位置からオフセットして形成したことにある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1ないし図11は、本発明のキーシリンダの取付構造を示したもので、図1および図2は、それぞれインナパネルを外して車体パネル内面を示したものである。図3ないし図11は、キーシリンダの取付構造を組付け順序に従って示したものである。
【0008】
図1において、自動車用ドア1は、アウタパネル2とインナパネル3で構成されたドアパネル4の上部側窓枠5に、ドアガラス6を昇降可能に配設し、下部側パネル内の上中下段に車体前後方向のリーンフォースメント7,8,9を配設したものである。上段のリーンフォースメント7は、ドアパネル4の窓枠5下部側の、いわゆるベルトラインに沿って前後端をインナパネル3の内面側にスポット溶接することにより装着され、窓枠5下部側を補強している。インナパネル3には、複数のサービスホール3aが設けられており、上部側に形成されたサービスホール3aは、キーシリンダの位置からオフセットされて形成されている。
【0009】
次に、中段のリーンフォースメント8は、上段、下段のリーンフォースメント7,9を外して示す図2に示すように、ドアパネル4に設けられたドアノブ10と、ドアノブ10の後方に前後に並んで設けられたキーシリンダ11の下部側に沿うように後端を僅かに上方に傾けてインナパネル3の内面側に配設された平板状の補強プレートである。この中段のリーンフォースメント8は、その前後端をインナパネル3の前後端にスポット溶接wによって装着されている。該中段のリーンフォースメント8のアウタパネル2側の板面には、車体の前後方向に一定間隔でシーラ12が塗布されてアウタパネル2の内壁面に接着されている。このシーラ12は、例えばエポキシ樹脂等の樹脂材等を用いたもので、リーンフォースメント8とアウタパネル2の間を間隔を保持して接着できるものであれば、他の接着材を用いることもできる。
この中段のリーンフォースメント8とアウタパネル2内壁面との間には、シーラ12を塗布したことによってシーラ12の厚み分だけ、間隙13が設けられている(図6参照)。
また、下段のリーンフォースメント9は、両端にプレートを溶着したビームを用いたもので、中段のリーンフォースメント8と一定間隔を開けてドアパネル4の下端に略沿うように車体の前後方向に配設されている。
【0010】
上記キーシリンダ11は、図3に示すように、アウタパネル2に設けられた取付穴14に筒状のキーシリンダ本体11aを挿入して組みつけられており、キーシリンダ本体11aの外側端周縁に形成された鍔部11bを介して取付穴14の周縁部14aに係止されている。キーシリンダ本体11aの周面には、鍔部11bから一定間隔の位置に突起部11cが円周方向に一定間隔で4箇所設けられており、この突起部11cと鍔部11bとの間に図4ないし図9に示すように、キーシリンダ本体11aの周面を両側から挟持するようにしてアッパーリテーナ15とロアリテーナ16を差し込むことで、キーシリンダ11が、アウタパネル2に組み付けられている。
【0011】
アッパーリテーナ15とロアリテーナ16は、図10および図11に示すように、それぞれコ字形形状の薄い板金製のプレートで対を成すように形成されており、厚み方向に弾撥力を持たせるように凹凸面を有するようにプレス成形されている。これらアッパーリテーナ15とロアリテーナ16のコ字形部15a,16aは、上下方向から互いに組み合わさるように形成されており、キーシリンダ本体11aを上下両側から挟持するように形成されている。
アッパーリテーナ15は、図10(a)(b)(c)に示すように、上端にL字状に折り曲げた折り曲げ部15bを有し、下部側にコ字形部15aを設けたものである。このアッパーリテーナ15の板面には、凹凸部15cが形成されて厚み方向に弾撥力を持たせたもので、上記コ字形部15aの内面には、キーシリンダ本体11aの周面に対応する円弧状部15dが形成されている。このアッパーリテーナ15の板面には、側縁に沿って上下方向の切欠き溝15eが形成されており、この切欠き溝15eは、下部側の切欠き溝15e1と上部側の切欠き溝15e2に分けられ、中間部を幅の狭い溝15e3で連結されている。
アッパーリテーナ15の切欠き溝15e1と切欠き溝15e2の中間部の板面には、凸部15c1が設けられており、この凸部15c1を切欠き溝15eの方向に張り出して成形し、切欠き溝15eの中間位置、すなわち、切欠き溝15e1と切欠き溝15e2の中間部を幅の狭い溝15e3に形成している。アッパーリテーナ15の板面は、切欠き溝15eを挟んで、凸部15c1が設けられた外側の板面15fと、円弧状部15dが形成された内側の板面15gとに分離されている。
【0012】
一方、アッパーリテーナ15に組み合わさる上記ロアリテーナ16は、図11(a)(b)(c)に示すように、下端中央部に、略水平方向にL字状に折り曲げた折り曲げ部16bを有し、上部側にコ字形部16aを設けたものである。このロアリテーナ16の板面には、両側に、アッパーリテーナ15を組み合わせるための互いに対向する方向に折り曲げられたコ字状のガイドレール部16cが設けられており、このガイドレール部16cにアッパーリテーナ15の両側部を上方から差し込んで互いに組み付けられる構造である。
上記ロアリテーナ16のコ字形部16aの内面には、アッパーリテーナ15の円弧状部15dと組み合わさるように、キーシリンダ本体11aの周面に対応する円弧状部16dが形成されている。上記ロアリテーナ16の下端部には、上記アッパーリテーナ15の切欠き溝15eに係合するガイド用爪部16eがガイドレール部16cが設けられた側に突設されている。また、ロアリテーナ16の折り曲げ部16bの両側には、下方向に延出した係合爪部16fが突設されており、この係合爪部16fは、上記中段のリーンフォースメント8と、アウタパネル2との間に形成された間隙13に係合するように形成されている。上記ロアリテーナ16のコ字形部16aの開口端部には、キーシリンダ本体11aの鍔部11bに係合する角部16gが設けられている。
【0013】
上記中段のリーンフォースメント8の上縁には、図6に示すように、上記ロアリテーナ16の折り曲げ部16bに対応する位置に、略水平方向に折り曲げた仮置き座8aが形成されており、この仮置き座8aは、上記ロアリテーナ16の係合爪部16f相互間に位置する長さに形成されている。
【0014】
次に、キーシリンダ11の組付け手順を図3ないし図9を参照しながら説明する。
まず、図3に示すように、アウタパネル2に設けられた取付穴14に筒状のキーシリンダ本体11aを挿入してキーシリンダ11を、ドアパネル4に組みつける。キーシリンダ11を、キーシリンダ本体11aの外側端周縁に形成された鍔部11bが取付穴14の周縁部14aに係止されるまで挿入する。
サービスホール3aを通してドアパネル4の中にアッパーリテーナ15を組み込み、突起部11cとアウタパネル2内面との間で、上方からキーシリンダ本体11aに、アッパーリテーナ15のコ字形部15aを係合させる(図4参照)。
そして、図5および図6に示すように、サービスホール3aを通してドアパネル4の中にロアリテーナ16を組み込み、突起部11cとアウタパネル2内面との間で、下方からキーシリンダ本体11aに、ロアリテーナ16のコ字形部16aを組付ける。このロアリテーナ16は、折り曲げ部16bを中段のリーンフォースメント8の仮置き座8aの上に載せ、係合爪部16fを間隙13内に挿入してリーンフォースメント8の板面に係合させて仮置きする。
【0015】
次に、図7に示すように、、アッパーリテーナ15の両側外側の板面15fをコ字状のガイドレール部16cに係合させて下方向に押し込んで、キーシリンダ本体11aの周面にコ字形部15dを係合させる。そして、ロアリテーナ16のコ字形部16aを上方に押し上げてキーシリンダ本体11aの周面に下方向から係合させる。アッパーリテーナ15の円弧状部15dとロアリテーナ16の円弧状部16dが互いにキーシリンダ本体11aに組み合わさるまで互いに組付け、キーシリンダ本体11aの周面を挟持する。そして、ロアリテーナ16のガイド用爪部16eがアッパーリテーナ15の切欠き溝15eに係合して位置決めされて抜け止めが図られて、ロアリテーナ16がアッパーリテーナ15に組み合わさる。
このとき、ロアリテーナ16の角部16gがアッパーリテーナ15の凸部15c1の背面側に位置して凸部15c1をアウタパネル2側に押し付けてキーシリンダ本体11aを固定する。
こうして、ロアリテーナ16は、仮置き座8aに配置されて、傾くことなく仮置きされてから、上方に移動するので、左右のガイド用爪部16eがアッパーリテーナ15の切欠き溝15eに容易に係合する。
【0016】
このように、キーシリンダ11の組付けに際して、ロアリテーナ16が脱落することがなく、中段のリーンフォースメント8の仮置き座8aに仮置くことができるので、アッパーリテーナ15およびロアリテーナ16をキーシリンダ本体11aに挿入して組付ける作業を容易に行うことができる。アッパーリテーナ15をキーシリンダ本体11aに挿入することで、キーシリンダ11をアウタパネル2に仮止めすることができることから、作業者が片手でキーシリンダ11を支える必要がなくなり、組付け作業を容易に行うことができる。ロアリテーナ16は、折り曲げ部16bを中段のリーンフォースメント8の仮置き座8aの上に載せて仮置くことができるので、キーシリンダ本体11aへの組付け方向を同一方向にすることができ、組付け作業を容易に行うことができる。また、ロアリテーナ16は、係合爪部16fをリーンフォースメント8の間隙13内に挿入して仮置きするので、脱落を防止することができる。ロアリテーナ16はガイド用爪部16eがアッパーリテーナ15の切欠き溝15eに係合して位置決めされるので、脱落することなく、アッパーリテーナ15に組付けることができる。
【0017】
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態では、仮置き座8aは中段のリーンフォースメント8に形成したが、ドアパネル内の他の部分に形成してもよく、また、ロアリテーナ16の係合爪部16fは、係合するものであれば、どのような形状でも良いなど、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるキーシリンダの取付構造によれば次のような効果を奏することができる。
アウタパネルとインナパネルで構成された車体パネルのアウタパネルに取付穴を形成し、該取付穴内にキーシリンダ本体を挿入するとともにアウタパネルの外面に係合鍔部を係合してアウタパネルに装着されるキーシリンダの取付構造において、上記キーシリンダ本体の周面に突起部を形成し、該キーシリンダ本体の突起部とアウターパネル内面との間に、ロアリテーナを差し込んで、上記キーシリンダをアウターパネルに固定し、上記アウタパネルの取付穴内面の下方に、ロアリテーナを上記キーシリンダの突起部とアウターパネル内面との間に差し込む際のロアリテーナの仮置き座を設けたので、ロアリテーナの脱落を防止し、ロアリテーナのキーシリンダへの組付けを容易に行うことができる。
アッパーリテーナを上記キーシリンダの突起部とアウターパネル内面との間に上方から差込固定するとともに、上記ロアリテーナを上記キーシリンダの突起部とアウターパネル内面との間に下方から差込固定したので、アッパーリテーナをキーシリンダ本体に挿入することで、キーシリンダをアウタパネルに仮止めすることができることから、作業者が片手でキーシリンダを支える必要がなくなり、組付け作業を容易に行うことができる。
上記ロアリテーナの下端を折り曲げて略水平部を形成し、この水平部を載置する略水平部を上記仮置き座に形成したので、ロアリテーナのキーシリンダへの組付け方向を同一方向にすることができ組付けを容易にできる。
上記キーシリンダ本体が組み付けられる位置の下部側に、車体パネルを補強するリンフォースメントを配設し、該リンフォースメントの上端部に上記仮置き座を設けたので、専用部品の仮置き座を設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
上記リンフォースメントを車体パネルのインナパネルに固定し、かつ該リンフォースメントと上記アウターパネル内面との間を樹脂材を介在して接着し、該リンフォースメントとアウターパネルとの間に間隙を形成したので、意匠面に現れないインナパネルにリンフォースメントを溶接して取付けることができ、アウターパネルとの間にシーラによって接着することで間隙を形成することができる。
上記ロアリテーナの下端に下方向に向けて爪部を形成し、該爪部を上記間隙内に挿入して上記ロアリテーナを上記仮置き座に配置したので、ロアリテーナの脱落を防止することができる。
サービスホールはキーシリンダの位置に合わせて形成することが望ましいが、請求項1ないし6までの構造を用いれば、インナパネルの形状の都合によりサービスホールをキーシリンダの位置からオフセットしてもキーシリンダを容易に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるキーシリンダの取付構造のドア本体をインナパネルを外して示す正面図である。
【図2】
図1のキーシリンダと中段のリンフォースメントを示すドア本体の正面図である。
【図3】
図1のA−A線断面図である。
【図4】
キーシリンダ本体へアッパーリテーナの取付けを示す正面図である。
【図5】
キーシリンダ本体へのアッパーリテーナとロアリテーナの取付構造を示す正面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】キーシリンダ本体へのアッパーリテーナとロアリテーナの取付構造を示す正面図である。
【図8】キーシリンダ本体へのアッパーリテーナとロアリテーナの取付構造を示す正面図である。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【図10】アッパーリテーナを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図11】ロアリテーナを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図12】従来のキーシリンダの取付構造を示す側面図である。
【図13】図12の部分拡大図である。
【図14】図13のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 自動車用ドア
2 アウタパネル
3 インナパネル
4 ドアパネル
5 窓枠
6 ドアガラス
7,8,9 リーンフォースメント
10 ドアノブ
11 キーシリンダ
12 シーラ
13 間隙
14 取付穴
15 アッパーリテーナ
16 ロアリテーナ
8a 仮置き座
3a サービスホール
11a キーシリンダ本体
11c 突起部
15a,16a コ字形部
16f 係合爪部
16g 角部

Claims (7)

  1. アウタパネルとインナパネルで構成された車体パネルのアウタパネルに取付穴を形成し、該取付穴内にキーシリンダ本体を挿入するとともにアウタパネルの外面に係合鍔部を係合してアウタパネルに装着されるキーシリンダの取付構造において、上記キーシリンダ本体の周面に突起部を形成し、該キーシリンダ本体の突起部とアウターパネル内面との間に、ロアリテーナを差し込んで、上記キーシリンダをアウターパネルに固定し、上記アウタパネルの取付穴内面の下方に、ロアリテーナを上記キーシリンダの突起部とアウターパネル内面との間に差し込む際のロアリテーナの仮置き座を設けたことを特徴とするキーシリンダの取付構造。
  2. 上記ロアリテーナと対を成すアッパーリテーナを上記キーシリンダ本体の突起部とアウターパネル内面との間に上方から差込固定するとともに、上記ロアリテーナを上記キーシリンダ本体の突起部とアウターパネル内面との間に下方から差込固定したことを特徴とする請求項1に記載のキーシリンダの取付構造。
  3. 上記ロアリテーナの下端を折り曲げて略水平部を形成し、この水平部を載置する略水平部を上記仮置き座に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のキーシリンダの取付構造。
  4. 上記キーシリンダ本体が組み付けられる位置の下部側に、車体パネルを補強するリンフォースメントを配設し、該リンフォースメントの上端部に上記仮置き座を設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のキーシリンダの取付構造。
  5. 上記リンフォースメントを車体パネルのインナパネルに固定し、かつ該リンフォースメントと上記アウターパネル内面との間を樹脂材を介在して接着し、該リンフォースメントとアウターパネルとの間に間隙を形成したことを特徴とする請求項4に記載のキーシリンダの取付構造。
  6. 上記ロアリテーナの下端に下方向に向けて爪部を形成し、該爪部を上記間隙内に挿入して上記ロアリテーナを上記仮置き座に配置したことを特徴とする請求項5に記載のキーシリンダの取付構造。
  7. 上記インナパネルに形成するサービスホールを上記キーシリンダの位置からオフセットして形成したことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のキーシリンダの取付構造。
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