JP2004168948A - エアゾール組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効果によって害虫を致死させることができる、ジメチルエーテルと水とを必須の成分とし、ジメチルエーテル中に水が溶解されており、かつ均一相を形成するエアゾール組成物を提供する。
【解決手段】ジメチルエーテルおよび水を含有し、ジメチルエーテル中に水が溶解されており、かつ均一相を形成するエアゾール組成物であって、ジメチルエーテルの気化熱により、水とジメチルエーテルとの凍結体を形成することを特徴とするエアゾール組成物。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジメチルエーテルと水とを必須の成分とし、かつ均一相を形成するエアゾール組成物であって、ジメチルエーテルの気化熱により、水とジメチルエーテルとの凍結体を形成することができるエアゾール組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、噴射した塗布面上で噴射物(噴出物)が氷結/凝固するエアゾール組成物として、特許文献1〜4などがある。
【0003】
特許文献1には、界面活性剤を含有したエアゾール用含水原液と、液化石油ガスを主成分とする液化ガス(エアゾール用噴射剤)とからなり、前記含水原液に液化ガスを乳化させたエアゾール組成物が記載されている。この組成物を霧状で噴射すると、液化ガスの気化熱により冷却された含水原液が塗布面上で氷結状あるいは積雪状に付着する特徴がある。
【0004】
特許文献2には、炭素原子数1〜3の低級アルコールおよび炭素原子数10〜22の直鎖モノカルボン酸を含む原液と液化ガスとからなり、噴出物が塗布部位でシャーベット状に凝固する皮膚冷却用エアゾール剤が記載されている。
【0005】
特許文献3には、炭素数1〜3の低級アルコールおよび非イオン性界面活性剤を含む原液と液化ガスとからなり、噴出物が塗布部位でシャーベット状に凝固するエアゾール剤が記載されている。
【0006】
特許文献4には、炭素数1〜3の低級アルコールおよび炭素数12以上の高級アルコールを含む原液と液化ガスとからなり、噴出物が塗布部位でシャーベット状に凝固するエアゾール剤が記載されている。
【0007】
特許文献1記載のエアゾール組成物は、少量の含水原液に多量の液化ガスを乳化させたエアゾール組成物である。そのため、このエアゾール組成物の場合、乳化は両者をエアゾール容器に充填してから容器を振とうするなどにより行われるので、製造工程が複雑になり、時間と手間がかかる。また、乳化の状態により噴射する組成物がバラツキ易く、均一な組成で噴射するのが難しい。さらに、界面活性剤を含有した含水原液が氷結するため、氷結物が溶解するとき界面活性剤の作用により発泡することが多く、また界面活性剤が皮膚表面に残留し、べたつき感が残るなど、使用後の感触が悪くなりやすい。
【0008】
特許文献2〜4記載のエアゾール組成物は、凝固点が0℃以上である成分(炭素原子数10〜22の直鎖モノカルボン酸、非イオン性界面活性剤、炭素数12以上の高級アルコール)を低級アルコールに溶解させ、さらに液化ガスと溶解させた均一なエアゾール組成物である。これらのエアゾール組成物を噴出すると、前述の凝固点が0℃以上である成分が、液化ガスの気化熱により冷却されて凝固する。この凝固物は、油性成分であることから非常に柔らかく、また、べたつきやすく、使用感が悪い。特に、凝固点(融点)の高い炭素原子数10〜22の直鎖モノカルボン酸(たとえば、ラウリン酸、融点43〜45℃)や炭素数12以上の高級アルコール(たとえば、ミリスチルアルコール、融点38.3℃)を配合する場合、前記成分の融点は皮膚表面や周囲の温度よりも高いため、皮膚表面で溶解せずに残留し、使用感を低下させる。さらに、これらのエアゾール組成物の冷却効果は、不充分であり、持続しない。
【0009】
【特許文献1】
特許第2960445号公報
【特許文献2】
特開平11−60471号公報
【特許文献3】
特開平10−287553号公報
【特許文献4】
特開平9−221415号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ジメチルエーテルと水とを必須の成分とし、ジメチルエーテル中に水を溶解し、かつ均一相を形成するエアゾール組成物であって、ジメチルエーテルの気化熱により、水およびジメチルエーテルの凍結体を形成することができ、また凍結体は凍結した状態で対象物に長時間付着させることができるので、効率よく冷却効果を長時間保持することができ、さらに、溶解し蒸発したあとでも有効成分以外の成分(担体)が残留しないエアゾール組成物を提供することを目的とする。また、殺虫成分を含有しなくても、または殺虫成分濃度を低くしても、冷却効果やジメチルエーテルによる麻酔効果により害虫を致死させることができる殺虫用エアゾール製品を提供することを目的とする。さらに、冷却効果に優れた人体用エアゾール製品を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ジメチルエーテルと水とを必須の成分とし、ジメチルエーテル中に水が溶解されており、かつ均一相を形成するエアゾール組成物において、ジメチルエーテルの気化熱により、水およびジメチルエーテルの凍結体を形成させ、凍結体は凍結した状態で対象物に長時間付着させることができ、効率よく長時間冷却効果を保持でき、さらに溶解し蒸発したあとでも有効成分以外の成分(担体)が残留しないことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】
すなわち、本発明は、ジメチルエーテルおよび水を含有し、ジメチルエーテル中に水が溶解されており、かつ均一相を形成するエアゾール組成物であって、ジメチルエーテルの気化熱により、水とジメチルエーテルとの凍結体を形成することを特徴とするエアゾール組成物に関する。
【0013】
前記凍結体により噴射対象物を冷却するエアゾール組成物が好ましい。
【0014】
前記凍結体を構成する担体が実質的に残留しないエアゾール組成物がより好ましい。
【0015】
前記エアゾール組成物が、さらにアルコールを含有することがさらに好ましい。
【0016】
前記エアゾール組成物のジメチルエーテル/水/アルコールの配合割合が、75〜99.5/0.5〜20/0〜10(重量%)であることが最も好ましい。
【0017】
本発明はまた、前記エアゾール組成物からなる殺虫用エアゾール製品に関する。
【0018】
本発明はさらに、前記エアゾール組成物からなる人体用エアゾール製品に関する。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明において使用されるジメチルエーテルは、エアゾール組成物の噴射剤として作用するだけでなく、水を溶解してエアゾール組成物を均一相とする溶媒として、さらに噴射すると、その気化熱により、水およびジメチルエーテルの凍結体を形成し、該凍結体により付着面を冷却する冷却剤としても作用するものである。
【0020】
前記ジメチルエーテルは、ジメチルエーテル中に溶解可能な濃度で水を配合することにより、その気化熱によって噴射対象物面上で、水とジメチルエーテルとの凍結体を形成することができる。ここでいう凍結体とは、噴射直後の噴射対象物面上で水がすでに凍結して付着しているもの、水とジメチルエーテルとの混合物がペースト状で付着したもの、ならびに噴射停止後、前記ペースト内に含まれているジメチルエーテルが気化し、水のすべて、あるいはほとんどすべてが凍結したものを含む。さらに、凍結体の温度は非常に低く、とくにペースト状態にあるときや、ペースト状態からジメチルエーテルが気化して水が凍結するときの温度は非常に低く、噴射対象物の表面温度を充分低下させることができ、また水の凍結体は非常に固いことから、氷の状態で長く付着させることができる。その結果、たとえば害虫や人体に噴射した場合、害虫や皮膚表面で凍結体が形成されるため、付着部分を目視で確認することができる。さらに、ジメチルエーテルは通常大気中に放出されると瞬時に気化するが、本発明のように水とのペースト状態とすることにより、ジメチルエーテルを噴射対象物面上で長く保持することができ、ジメチルエーテルを一時的に固定化する方法として用いることができる。その結果、ジメチルエーテルの気化熱による冷却効果だけでなく、その麻酔効果により、害虫の動きを鈍くし捕獲しやすくする、さらには、致死させることができるという効果を奏する。
【0021】
ジメチルエーテルの配合量は、本発明のエアゾール組成物において、好ましくは75〜99.5重量%、より好ましくは85〜99重量%、とくに好ましくは90〜99重量%である。ジメチルエーテルの配合量が、99.5重量%を超えると、水の配合量が少なくなり過ぎて凍結体量が少なくなり付着部分を確認し難く、また、冷却効果を持続し難くなる傾向がある。また、75重量%未満であると、凍結体が得られにくくなる傾向がある。
【0022】
また、噴射面での付着性を向上させ、かつ冷却効果を持続させるために、前記ジメチルエーテルとともに、その気化熱によって凍結体が得られる範囲内で、ノルマルブタン、イソブタン、プロパンおよびこれらの混合物である液化石油ガス(LPG)や、沸点が高いノルマルペンタンやイソペンタン、ノルマルヘキサンなどの炭素数が5〜6の炭化水素を混合することもできる。
【0023】
なお、本発明においては、前記ジメチルエーテルとともに、加圧剤として圧縮ガスを配合してもよい。圧縮ガスとしては、たとえば、チッ素ガス、炭酸ガス、亜酸化チッ素ガス、圧縮空気などがあげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
【0024】
本発明において使用される水としては、種類にとくに限定はなく、通常エアゾール組成物に用いられている精製水、蒸留水、イオン交換水、生理食塩水などを適宜用いることができる。
【0025】
水の配合量は、本発明のエアゾール組成物において、好ましくは0.5〜20重量%、より好ましくは1〜15重量%である。水の配合量が、20重量%を超えると、凍結体が得られにくくなる傾向があり、0.5重量%未満であると、凍結体量が少なくなり付着部分を確認し難く、また、冷却効果を持続し難くなる傾向がある。
【0026】
本発明において使用されるアルコールは、凍結体の状態を調整するため、殺虫成分や人体用有効成分、液化石油ガス、油性成分などの水に溶解し難い成分を、水に溶解または分散させやすくするため、ならびに冷却作用を付与するためのものである。
【0027】
前記アルコールとしては、低級アルコール、多価アルコールなどがあげらえる。低級アルコールとしては、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコールがあげらえる。これらのなかでも水に溶解しやすい点から、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノールなどの炭素数2〜3の低級アルコールが好ましい。これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
【0028】
また、多価アルコールとしては、たとえば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、キシリトール、ソルビトール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテートがあげられる。
【0029】
アルコールの配合量は、本発明のエアゾール組成物において、好ましくは0〜10重量%、より好ましくは0〜5重量%である。アルコールの配合量が10重量%を超えると、凍結体が得られにくくなる傾向がある。
【0030】
本発明においては、ジメチルエーテル/水/アルコールの配合量を規定することで、ジメチルエーテル/水の2成分ならびにジメチルエーテル/水/アルコールの3成分を均一相とし、かつジメチルエーテルと水との凍結体、ならびにジメチルエーテルと水とアルコールとの凍結体を形成することができる。ここで「均一」とは、ジメチルエーテル中に水、またはアルコールと水との混合物が溶解し、透明で1液の状態にあることをいう。また、均一相とすることで、噴射前に容器を振らなくても常に均一な組成物を噴射することができる。
【0031】
均一相を形成し、かつ凍結体を形成することができるエアゾール組成物を製造する際の、ジメチルエーテル/水/アルコールの配合量は、水として精製水を、そしてアルコールとしてエタノールを使用した場合、好ましくは75〜99.5/0.5〜20/0〜5の範囲内で、具体的には、93〜99.5/0.5〜7/0(ジメチルエーテルと水の2成分)と75/20/5、80/15/5、85/10.5/4.5、90/7/3、95/3.5/1.5、90/9/1、85/12/3および80/16/4の点で囲まれる範囲内であり、より好ましくは85〜99/1〜12/0〜4.5の範囲内で、かつ均一相を形成する範囲内、具体的には、93〜99/1〜7/0(ジメチルエーテルと水の2成分)と、85/10.5〜12/3〜4.5、90/7/3、90/9/1、95/3.5/1.5の点で囲まれる範囲内である。この範囲外では、エアゾール組成物が均一相になり難い、噴射しても凍結物が得られず本発明の効果が得られない。
【0032】
また、本発明では、エアゾール組成物を殺虫用エアゾール製品として用いる場合、害虫の捕獲性向上のため、必要に応じて、殺虫成分や効力増強成分を混合してもよい。殺虫成分の使用量は、エアゾール組成物中0.001〜1重量%の範囲内である。本発明において使用される殺虫成分としては、フタルスリン、アレスリン、ペルメトリン、イミフロトリン、シスメスリン、プロパルスリン、レスメトリン、d−フェノトリン、ベンフルスリン、ネオピナミンフォルテ、クリスロンフォルテなどがあげられる。
【0033】
効力増強成分としては、サイネピリン、ピペロニルブトキサイト、オクタクロロジプロピルエーテルなどがあげられる。
【0034】
これらの成分は単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
【0035】
さらに、噴射物を害虫体表面に付着しやすくするなどの目的で、本発明のエアゾール組成物には界面活性剤、油性成分、粉体などを凍結体が蒸発したあとに残留しない範囲で配合することができる。
【0036】
前記界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリ(ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、デカなど)グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、脂肪酸アルキロールアミド、アルキルポリグルコシド、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体などがあげられる。
【0037】
前記油性成分としては、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコールなどの高級アルコール、スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、イソパラフィン、ケロシンなどの炭化水素、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などの高級脂肪酸、メチルポリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーンオイル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジエトキシエチル、コハク酸ジエトキシエチルなどのエステル油、ミツロウ、ラノリン、カンデリラロウ、パラフィンワックスなどのロウ(ワックス類)、ツバキ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ヒマシ油、サフラワー油、ホホバ油、ヤシ油などの油脂などがあげられる。
【0038】
なお前記界面活性剤や油性成分を配合する場合には、凍結しやすくする目的で、常温でペースト状〜固体であるものを用いることが好ましい。
【0039】
前記粉末は、有効成分を担持する担体や、有効成分を付着しやすくするなどの目的で用いられる。前記粉末としては、タルク、カオリン、シリカ、ウンデシレン酸亜鉛、無水珪酸、珪酸マグネシウム、マイカ、雲母チタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の無機粉末、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12等のポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエステル、アクリル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等の有機粉末をあげることができる。これらの粉末は、単独でまたは2種以上併用して用いることができる。
【0040】
本発明において、害虫とはゴキブリ、カメムシ、クモ、ヤスデ、ムカデ、ワラジムシ、ハエ、ケムシ、ハチ、アリ、ガ、カ、ダニ、ノミなどをいう。
【0041】
本発明のエアゾール組成物を殺虫用エアゾール製品として用いる場合の害虫の駆除は、本発明のエアゾール組成物を害虫に噴射して、水とジメチルエーテルとの凍結体を害虫体表面に付着させることにより、害虫を長時間低温状態に維持(たとえば、害虫の体表温度を少なくとも1分間以上、0℃以下に保持、好ましくは2分間以上、0℃以下に保持)して、さらにはジメチルエーテルの麻酔効果により害虫の動きを鈍くして捕獲する、または致死させることにより行う。
【0042】
エアゾール組成物の虫体への付着量は、害虫を前記所定時間・所定温度の範囲内に保持するのに充分な量であることが必要である。エアゾール組成物は、虫体の外表面全体に付着しているのが最も好ましいが、虫体の外表面の30%以上に付着していれば、本発明の冷却効果を発揮することができる。
【0043】
また、本発明のエアゾール組成物は、消炎鎮痛剤や水虫薬、鎮痒剤、やけど治療剤、制汗剤、収斂剤、消臭剤、害虫忌避剤などの人体用エアゾール製品として用いることができる。この場合、冷却効果との相乗効果を得るなどの目的で有効成分を配合することができる。前記有効成分の使用量はエアゾール組成物中0.001〜5重量%の範囲内である。
【0044】
前記有効成分としては、サリチル酸メチル、カンフル、インドメタシン、ピロキシカム、フェルビナク、ケトプロフェン、イブプロフェンなどの消炎鎮痛成分、アラントイン、グリチルレチン酸、アズレンなどの抗炎症成分、塩酸ジブカイン、塩酸テトラカイン、塩酸リドカイン、リドカインなどの局所麻酔成分、ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェミラミンなどの抗ヒスタミン成分、クロタミトン、イクタモール、尿素などの鎮痒成分、トルナフテート、硝酸ミコナゾール、硝酸エコナゾールなどの抗真菌成分、アルミニウムクロロハイドレート、アラントインアルミニウムクロロハイドレート、硫酸アルミニウムカリウム、酸化亜鉛等の制汗成分、l−メントール、カンフル、ハッカ油などの清涼成分、酸化亜鉛、アラントインヒドロキシアルミニウム、タンニン酸、クエン酸、乳酸などの収斂成分、プロピレングリコール、グリセリン、1、3−ブチレングリコール、コラーゲン、キシリトール、ソルビトール、ヒアルロン酸、カロニン酸、乳酸ナトリウム、dl−ピロリドンカルボン酸塩、ケラチン、カゼイン、レシチン、尿素などの保湿成分、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化クロルヘキシジン、パラクロルメタクレゾール、銀などの殺菌(抗菌)・防腐成分、ラウリルメタクリレート、ゲラニルクロトレート、ミリスチン酸アセトフェノン、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジル、安息香酸メチル、フェニル酢酸メチル、茶エキスなどの消臭・防臭成分、グリシン、アラニン、ロイシン、セリン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニンなどのアミノ酸、レチノール、パルミチン酸レチノール、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、ビタミンD2、dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、パントテン酸、ビオチンなどのビタミン類、エラストラジオール、エチニルエストラジオールなどのホルモン類、シャクヤクエキス、ヘチマエキス、バラエキス、レモンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキス、ユーカリエキス、セージエキス、海藻エキス、プラセンタエキス、シルク抽出液などの各種抽出液、N,N−ジエチル−m−トルアミド(ディート)、カプリル酸ジエチルアミド、ジメチルフタレートなどの害虫忌避成分、香料などがあげられる。
【0045】
さらに、噴射物を人体に付着しやすくするなどの目的で、前述の界面活性剤や油性成分、紛体などを凍結体が蒸発したあとに残留しない範囲で配合することができる。
【0046】
本発明のエアゾール組成物を人体用エアゾール製品として用いる場合、本発明のエアゾール組成物を皮膚表面などに噴射して、水とジメチルエーテルとの凍結体を付着させ該凍結体により、皮膚表面温度を低下させるとともに、長時間皮膚を冷却することができる。
【0047】
本発明のエアゾール組成物の噴射における吐出形態については、霧状(スプレー、ミスト)、泡状、液滴状など特に限定されないが、これらのなかでも、水を凍結しやすく、虫体や人体への付着量が多く、所定時間・所定温度で効率よく保持しつづけることができるなどの点から霧状および液滴状が好ましい。
【0048】
本発明のエアゾール製品は、必要に応じて配合することができる有効成分などを水やアルコールに溶解して原液を調整し、その原液をエアゾール容器本体に充填する。ついでジメチルエーテルを充填し、バルブを取り付け、エアゾール容器内部でジメチルエーテル中に原液(水)を溶解させるか、またはあらかじめジメチルエーテルと原液とを他の気密容器内で機械的に溶解または混合させたエアゾール組成物をエアゾール容器に充填するなどの方法により製造することができる。なお、前記2成分または3成分を充填したのち、加圧剤を充填してもよい。
【0049】
前記充填方法により得られたエアゾール製品の25℃における圧力は、均一に可溶化させた状態では0.2〜0.6MPa、好ましくは0.25〜0.5MPaである。
【0050】
【実施例】
つぎに、本発明のエアゾール組成物を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例中において、とくに断りのない限り、%は重量%を示す。
【0051】
実施例1〜10および比較例1〜3
表1に示す配合にしたがい、以下の手順によりエアゾール組成物を調製した。
1)ジメチルエーテルまたは液化石油ガス以外の成分を調合し、耐圧性アルミニウム容器に充填した。
2)その容器にエアゾールバルブを取り付けた後、ジメチルエーテルまたは液化石油ガスを充填した。
3)容器内部でそれらを溶解させて、エアゾール組成物を得た。
【0052】
前記で得たエアゾール組成物を、以下の評価方法にしたがって評価した。評価結果は、表2に示した。
【0053】
(凍結体の状態)
前記で得たエアゾール組成物を合成皮に噴射し、合成皮上で形成される凍結体の様子を観察した。
◎:噴射直後は水の凍結物と、水と液化ガスとの混合物がペースト状に付着し、その後すべてが凍結した。
○:噴射直後は水と液化ガスとの混合物がペースト状に付着し、その後一部液状部分はあるが大部分が凍結した。
△:噴射直後は水と液化ガスとの混合物がペースト状に付着し、その後約半分が凍結した。
×1:付着物が認められなかった。
×2:液状に付着し、そのままであった。
*:白色の固化物が形成された。
【0054】
(凍結体の硬度)
前記合成皮上で形成された凍結体を指で触り、凍結体の硬さを評価した。
○:指で触っても凍結体が崩れず、付着したままであった。
△:指で触ると凍結体の一部が崩れ、剥がれた。
×:指で触ると柔らかく、指に付着した。
−:凍結物が形成されなかったため評価できなかった。
【0055】
(凍結体の溶解状態)
前記で得たエアゾール組成物を合成皮上に噴射し合成皮上で凍結体を形成させ、その後、室温下(20℃)で放置し、凍結体が溶解する様子を観察した。
○:付着後、約10分で溶解した。
△1:付着後、約7分で溶解するが、溶解時に発泡した。
△2:付着後、約1分で溶解した。
×:付着後、1日経過しても溶解しなかった。
−:凍結物が形成されなかったため評価できなかった。
【0056】
(冷却性能)
前記で得たエアゾール組成物を温度計の先端に噴射し、温度変化の推移を測定した。
◎:噴射直後、−20℃よりも低い温度にまで冷却され、噴射5分後も−20℃より低かった。
○:噴射直後、−20℃よりも低い温度にまで冷却され、噴射5分後−20〜−10℃であった。
△:噴射直後、−20〜−10℃にまで冷却され、噴射5分後も−20〜−10℃であった。
×:噴射直後、−20℃よりも低い温度にまで冷却されるが、噴射4分後には0℃以上になった。
【0057】
(残留率)
前記で得たエアゾール組成物を、シャーレ上に噴射し、100℃にて乾燥させた。噴射前のシャーレの重量と乾燥後のシャーレの重量との差を残留物重量とし、噴射量と残留物重量とから残留率を算出した。
○:0.5重量%未満であった。
△:0.5〜2重量%であった。
×:2重量%以上であった。
【0058】
比較例4
エアゾール組成物の配合を、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油(商品名:HCO−60、日光ケミカルズ社製)0.4重量%、タルク0.2重量%、精製水19.4重量%、ノルマルブタン80.0重量%とした。エアゾール組成物は以下の手順により調製した。
1)ノルマルブタン以外の成分を調合し、耐圧性アルミニウム容器に充填した。
2)その容器にエアゾールバルブを取り付けた後、ノルマルブタンを充填した。
3)容器内部でそれらを乳化させて、エアゾール組成物を得た。
【0059】
エアゾール組成物の評価については、実施例1と同一の方法で行った。評価結果は、表2に示した。
【0060】
比較例5
ステアリン酸(商品名:精製ステアリン酸700、花王社製)3.1重量%、エタノール21.4重量%、液化石油ガス3.3重量%、ジメチルエーテル72.2重量%の配合にしたがった以外は、実施例1と同一の方法でエアゾール組成物を得た。エアゾール組成物の評価については、実施例1と同一の方法で行った。評価結果は、表2に示した。
【0061】
比較例6
プロピレングリコールステアリン酸エステル(商品名:サンソフトNo.25CD、太陽化学社製)0.9重量%、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(商品名:BS−20、日光ケミカルズ社製)3.8重量%、イソプロパノール18.0重量%、精製水9.0重量%、ジメチルエーテル68.3重量%の配合にしたがった以外は、実施例1と同一の方法でエアゾール組成物を得た。エアゾール組成物の評価については、実施例1と同一の方法で行った。評価結果は、表2に示した。
【0062】
比較例7
ステアリルアルコール(商品名:カルコール8098、花王社製)4.8重量%、エタノール28.5重量%、液化石油ガス2.9重量%、ジメチルエーテル63.8重量%の配合にしたがった以外は、実施例1と同一の方法でエアゾール組成物を得た。エアゾール組成物の評価については、実施例1と同一の方法で行った。評価結果は、表2に示した。
【0063】
【表1】
Figure 2004168948
【0064】
【表2】
Figure 2004168948
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、規定量のジメチルエーテルと水、またはジメチルエーテルと水とアルコールとからなり、ジメチルエーテル中に水が溶解されており、かつ均一相を形成するエアゾール組成物を、噴射対象物に噴射すると水とジメチルエーテルとの凍結体が、その対象物表面に付着し、冷却効果を効率良く長時間保持することができる。この効果を利用すれば、本発明のエアゾール組成物を、害虫に噴射することで、害虫の動きを鈍くしたり、さらには致死させることができる。また、ジメチルエーテルの麻酔効果によっても、害虫を致死させることができる。さらに、本発明のエアゾール組成物を、人体に噴射した場合でも、優れた冷却効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジメチルエーテル、精製水およびエタノールの相図である。

Claims (7)

  1. ジメチルエーテルおよび水を含有し、ジメチルエーテル中に水が溶解されており、かつ均一相を形成するエアゾール組成物であって、ジメチルエーテルの気化熱により、水とジメチルエーテルとの凍結体を形成することを特徴とするエアゾール組成物。
  2. 前記凍結体により噴射対象物を冷却する請求項1記載のエアゾール組成物。
  3. 前記凍結体を構成する担体が実質的に残留しない請求項1または2記載のエアゾール組成物。
  4. さらに、アルコールを含有する請求項1、2または3記載のエアゾール組成物。
  5. ジメチルエーテル/水/アルコールの配合割合が、75〜99.5/0.5〜20/0〜10(重量%)である請求項1、2、3または4記載のエアゾール組成物。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載のエアゾール組成物からなる殺虫用エアゾール製品。
  7. 請求項1、2、3、4または5記載のエアゾール組成物からなる人体用エアゾール製品。
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