JP7097692B2 - 害虫防除エアゾール装置 - Google Patents

害虫防除エアゾール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7097692B2
JP7097692B2 JP2017241909A JP2017241909A JP7097692B2 JP 7097692 B2 JP7097692 B2 JP 7097692B2 JP 2017241909 A JP2017241909 A JP 2017241909A JP 2017241909 A JP2017241909 A JP 2017241909A JP 7097692 B2 JP7097692 B2 JP 7097692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aerosol
nozzle
pest control
long nozzle
spray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017241909A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018121619A (ja
Inventor
練 阿部
優八 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Earth Chemical Co Ltd
Original Assignee
Earth Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=63109958&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP7097692(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Earth Chemical Co Ltd filed Critical Earth Chemical Co Ltd
Publication of JP2018121619A publication Critical patent/JP2018121619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7097692B2 publication Critical patent/JP7097692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、害虫防除エアゾール装置に関し、特にロングノズルを備えた害虫防除エアゾール装置に関する。
従来、害虫を防除するための害虫防除剤を噴射する害虫防除エアゾール装置が知られている。このような害虫防除エアゾール装置において、噴霧孔の位置を害虫に近づけるとともに、害虫から離れた位置からエアゾール組成物を噴射するロングノズルを用いるものも提案されている(例えば特許文献1)。
このようなロングノズルを備えた害虫防除エアゾール装置では、家具等の隙間にいる害虫を駆除することや、害虫が苦手な使用者と害虫との距離を確保すること、噴霧孔から害虫までの距離が大きいと舞い散りが大きく対象に当てるのが困難な殺虫剤や冷却エアゾールを効果的に噴霧することなどの利点があった。
国際公開2005/013685号公報
しかしながら、従来のロングノズルを備えた害虫防除エアゾール装置を用いても、害虫に害虫防除剤を噴霧してから害虫が死に至るまでの間に、広範囲にわたって動き回って暴れることや、家具等の隙間に逃げ込んでしまう場合があった。このように害虫を防除するまでに害虫が暴れることは、使用者が不快感や不安を抱くことにつながり、害虫に対して効率的に害虫防除剤を噴霧することも難しくなってしまう。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、害虫の行動を停止させる効果が得られる害虫防除エアゾール装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の害虫防除エアゾール装置は、害虫防除剤を含むエアゾールを噴霧する害虫防除エアゾール装置であって、ノズルの直線部長が80~150mm、ノズル内径が0.5~2.0mmかつ噴霧口径が0.5~2.0mmであり、前記ノズルの先端に設けられた噴霧孔から30cm離れた位置における前記エアゾールの噴射圧が8~14gfであることを特徴とする。
このようなロングノズルを備えることで、害虫防除エアゾール装置から害虫に対して効果的にエアゾールを噴霧し、害虫の行動を停止させる効果が得られる。
本発明によれば、害虫の行動を停止させる効果が得られる害虫防除エアゾール装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の害虫防除エアゾール製品の概略的な側面図である。 本発明の第1実施形態の害虫防除エアゾール製品からロングノズルを取り外した状態の概略的な側面図である。 本発明の第1実施形態の噴射部材の概略的な側面断面図である。 本発明の第1実施形態のロングノズルの概略的な断面図である。 本発明の第2実施形態の害虫防除エアゾール製品を示す模式図である。 害虫防除エアゾールの噴霧試験方法を示す模式図であり、図6(a)は斜視図であり、図6(b)は平面図である。
(第1実施形態)
[害虫防除エアゾール装置]
本発明の一実施形態の害虫防除エアゾール装置(以下、エアゾール製品ともいう)が、図面を参照して説明される。図1は、本実施形態のエアゾール製品1の概略的な側面図である。図2は、本実施形態のエアゾール製品1からロングノズルを取り外した状態の概略的な側面図である。本実施形態のエアゾール製品1は、エアゾール組成物が充填されるエアゾール容器2と、エアゾールバルブ(図示せず)を介してエアゾール容器2に取り付けられる噴射部材3と、噴射部材3に取り付けられ、噴霧孔42が形成されたロングノズル4とを備える。エアゾール製品1は、エアゾール組成物を対象となる害虫に噴射することにより、エアゾール組成物に含まれる害虫防除剤が対象害虫に噴霧され、殺虫する。なお、以下の説明において、エアゾール容器2、エアゾールバルブおよび噴射部材3は、エアゾールの技術分野において汎用される部材である。そのため、以下の説明は例示であり、これらの部材は、適宜設計変更され得る。
対象害虫の種類は、特に限定されない。対象害虫は、たとえば、クロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ヤマトゴキブリ、ワモンゴキブリ、トビイロゴキブリ、ドミノローチ等のゴキブリ、ヒョウヒダニ、コナダニ、ツメダニ、イエダニ、フタトゲチマダニ、シュルツェマダニ、ヤマトマダニ等のダニ、トコジラミ、クモ、ムカデ、アリ、ゲジ、ヤスデ、ダンゴムシ、ワラジムシ、シロアリ、ケムシ、シラミ等の匍匐害虫、カ、ハエ、ガ、ハチ、カメムシ、カツオブシムシ、シバンムシ、キクイムシ、イガ、コイガ等の飛翔害虫である。
<エアゾール容器2>
エアゾール容器2は、エアゾール組成物を加圧充填するための耐圧容器である。エアゾール容器2は、内部にエアゾール組成物が充填される空間が形成された概略筒状の容器である。エアゾール容器2の上部には開口が設けられている。開口は、後述するエアゾールバルブによって密封される。エアゾール容器2の材質は特に限定されない。例えば、エアゾール容器2は、耐圧性を有する各種金属製、樹脂製、ガラス製等であってもよい。
<エアゾール組成物>
エアゾール組成物は、エアゾール製品1の内容物であり、噴射剤を含む。なお、エアゾール組成物は、噴射剤に加えて原液を含んでいる。
・原液
原液は、噴射剤とともにエアゾール組成物を構成する成分である。原液は、エアゾール組成物が調製される際に、エアゾール容器2に充填される。原液は、害虫防除剤として殺虫成分等の任意成分を含む。
殺虫成分は、対象害虫に対して殺虫効力(ノックダウン効果等)を示す成分であり、後述する噴射剤による殺虫効果を得るために使用される。殺虫成分の種類は、特に限定されず、公知の殺虫性化合物を使用できる。殺虫成分は、対象害虫の種類に合わせて適宜選択され得る。殺虫成分は、たとえば、ピレトリン、プラレトリン、エトフェンプロックス、イミプロトリン、フェノトリン、アレスリン、フタルスリン、レスメトリン、フラメトリン、ペルメトリン、エムペントリン、シフェノトリン、トランスフルトリン、メトフルトリン、プロフルトリン、モンフルオロトリン、ジメフルトリン等のピレスロイド系化合物、フェニトロチオン、ジクロルボス、クロルピリホスメチル、ダイアジノン、フェンチオン等の有機リン系化合物、カルバリル、プロポクスル等のカーバメイト系化合物、メトプ
レン、ピリプロキシフェン、メトキサジアゾン、フィプロニル、アミドフルメト等の殺虫性化合物、ハッカ油、オレンジ油、ウイキョウ油、ケイヒ油、チョウジ油、テレビン油、ユーカリ油、ヒバ油、ジャスミンオイル、ネロリオイル、ペパーミントオイル、ベルガモットオイル、ブチグレンオイル、レモンオイル、レモングラスオイル、シナモンオイル、シトロネラオイル、ゼラニウムオイル、シトラール、l-メントール、酢酸シトロネリル、シンナミックアルデヒド、テルピネオール、ノニルアルコール、cis-ジャスモン、リモネン、リナロール、1,8-シネオール、ゲラニオール、α-ピネン、p-メンタン-3,8-ジオール、オイゲノール、酢酸メンチル、チモール、安息香酸ベンジル、サリチル酸ベンジル等の各種殺虫性の精油成分、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル等のグリコールエーテル類、アジピン酸ジブチル等の二塩基酸エステル類である。
殺虫成分が含有される場合、エアゾール組成物中の殺虫成分の含有量は、殺虫効果(ノックダウン効果等)を示す含有量であればよく、殺虫成分の含有量の上限は特に限定されない。例えば、殺虫成分の含有量は、0.01質量/容量%以上であることが好ましく、 0.03質量/容量%以上であることがより好ましい。上記の配合量であれば、充分な殺虫効果が得られる。
原液は、本実施形態のエアゾール組成物の効果を阻害しない程度に、溶剤を配合することができる。溶剤は、殺虫成分を均一に配合するために好適に含有される。例えば、溶剤は、エタノール、プロパノール等の低級アルコール、グリセリン、エチレングリコール等の多価アルコール、直鎖、分岐鎖または環状のパラフィン類、灯油等の石油類、水;ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル等のエステル類等である。
また、原液は、上記した殺虫成分、溶剤のほかに、非イオン、陰イオンまたは陽イオン界面活性剤、ブチルヒドロキシトルエン等の抗酸化剤;クエン酸、アスコルビン酸等の安定化剤;タルク、珪酸等の無機粉体、殺菌剤(防黴剤)、消臭剤、芳香剤(香料)、色素等が適宜含有されてもよい。
エアゾール組成物に含まれる原液の含有量は、エアゾール組成物中に0.3容量%以上であることが好ましく、5容量%以上であることがより好ましい。また、原液の含有量は、エアゾール組成物中に90容量%以下であることが好ましく、75容量%以下であることがより好ましく、60容量%以下であることがさらに好ましい。
原液の比重は特に限定されないが、0.7~0.8(20℃)であることが好ましく、0.73~0.78(20℃)であることがより好ましい。前記範囲であれば、良好にエアゾール組成物を噴射することができ、良好な行動停止効果が得られる。
・噴射剤
噴射剤は、上記原液を噴射するための媒体であり、原液とともにエアゾール容器2に加圧充填される。噴射剤としては、例えば、液化石油ガス(LPG)、プロパン、プロピレン、n-ブタン、イソブタン、ブタジエン、n-ブチレン、イソブチレン、n-ペンタン、イソペンタン、n-ヘキサン、イソヘキサン、ジメチルエーテル(DME)、炭酸ガス、窒素ガス、ハイドロフルオロオレフィン等が挙げられる。これらの噴射剤は、1種類のみであってもよいし、2種類以上であってもよい。
<エアゾールバルブ>
エアゾールバルブは、エアゾール容器2の開口を閉止する部材である。エアゾールバルブは、噴射部材3が取り付けられる。エアゾールバルブは、噴射部材3が使用者により操作されることによりエアゾール容器2内と外部との連通および遮断を切り替えるための開閉部材と、開閉部材が取り付けられるハウジングと、ハウジングをエアゾール容器2の所定の位置に保持するためのマウント部材を備える。また、開閉部材は、噴射部材3と連動して上下に摺動するステムを含む。ステムの摺動によりエアゾール組成物の連通(噴射状態)および遮断(非噴射状態)が切り替えられる。エアゾールバルブには、エアゾール容器2からエアゾール組成物を取り込むためのハウジング孔と、取り込まれたエアゾール組成物を噴射部材3に送るためのステム孔とが形成されている。ハウジングには、エアゾール容器2からエアゾール組成物を取り込むためのハウジング孔が形成されている。ステムには、ハウジング内に取り込まれたエアゾール組成物を噴射部材3に送るためのステム孔が形成されている。ハウジング孔からステム孔までの経路は、エアゾール組成物が通過する内部通路を構成する。
<噴射部材3>
噴射部材3は、エアゾールバルブを介してエアゾール容器2に取り付けられる部材である。図3は、本実施形態の噴射部材3の概略的な側面断面図である。噴射部材3は、使用者が操作する操作部31と、操作部31が所定の角度回動できるよう軸支されるキャップ部32とからなる。キャップ部32は、略ドーム状であり、操作部31およびエアゾールバルブを保護する。
操作部31は、エアゾールバルブのステム孔を介してエアゾール容器2から取り込まれるエアゾール組成物が通過する操作部内通路35が形成された操作部本体33と、使用者が操作するトリガー部34とからなる。
トリガー部34は、操作部本体33の底面から外方に延出された部位であり、操作者が適宜指等によって操作することにより、操作部31そのものを所定角度回動させる。操作部31が回動されることにより、ステムが押し下げられ、エアゾール容器2内のエアゾール組成物が噴射部材3に取り込まれる。
操作部本体33において、操作部内通路35には、ロングノズル4を取り付けるための中継治具5が取り付けられている。操作部内通路35は、略L字状の管路であり、一端にはステムが取り付けられる開口35aが形成され、他端には中継治具5が挿入される挿入口35bが形成されている。本実施形態において、操作部本体33と中継治具5とは、操作部本体33の操作部内通路35の内周面と中継治具5の外周面とにそれぞれ形成された相補的なネジ溝(図示せず)に沿って両部材を螺合することにより接続されている。なお、操作部本体33と中継治具5とを接続する方法は特に限定されない。例えば、操作部本体33と中継治具5とは、それぞれに係合突起および係合溝(図示せず)を設け、これらを係合することにより接続されてもよい。また、以下の説明において、異なる2つの部位を接続する場合も同様であり、接続方法は特に限定されない。
中継治具5は、略円筒状の部材であり、噴射部材3の挿入口35bから操作部内通路35に挿入される小径部51と、後述するロングノズル4が取り付けられる取付部52とからなる。
小径部51は、噴射部材3の操作部内通路35の内径と同程度の外径を有する略円筒状の部位である。噴射部材3の一端から取り込まれるエアゾール組成物は、小径部51内に取り込まれる。小径部51の内径d1は特に限定されない。例えば、小径部51の内径d1は、0.5~3.5mmである。
取付部52は、噴射部材3の挿入口から外部に露出するよう配置される、略二重円筒状の部位である。取付部52のうち、外側に位置する側周部(外側側周部52a)の内径は、内側に位置する側周部(内側側周部52b)の外径よりも大きい。そのため、外側側周部52aと内側側周部52bとの間には、後述するロングノズル4の一端が挿入される周状の挿入凹部53が形成されている。内側側周部52bの内径d2は特に限定されない。例えば、内側側周部52bの内径d2は、0.5~4.5mmである。なお、本実施形態において、ロングノズル4と取付部52とは、ロングノズル4の外筒部41eの内周面と取付部52の外側側周部52aの外周面とにそれぞれ形成された相補的なネジ溝(図示せず)に沿って両部材を螺合することにより接続されている。本実施形態において、取付部52の形状は、適宜中継治具5を介してロングノズル4が取り付けられ得る形状であれば特に限定されない。例えば、取付部52は、略二重円筒状に代えて、略円筒状等の周知の他の形状であってもよい。
<ロングノズル4>
図4は、ロングノズル4の概略的な断面図である。ロングノズル4は、噴射部材3(図3参照)に取り付けられる治具であり、エアゾール組成物を外部に噴射するための噴霧孔42が形成されている。また、ロングノズル4は、エアゾール組成物の噴射圧を調整するための部位である。噴射圧は、ロングノズル4そのものの構造だけではなく、エアゾール組成物の組成や、エアゾール容器2の内圧、エアゾールバルブや噴射部材3の構造等の各種要因によっても変化し得る。しかしながら、本実施形態におけるロングノズル4は、このようなロングノズル4以外の各種要因によって変動し得る元々の噴射圧に依らず、結果として噴射圧を調整し得る構造であればよい。したがって、以下に示されるロングノズル4の構造は例示であり、特に限定されない。
ロングノズル4は、噴射部材3(図3参照)に取り付けられる基端部41と、噴霧孔42と、基端部41および噴霧孔42を接続するノズル部43とからなる。基端部41、噴霧孔42およびノズル部43は、いずれも内部にエアゾール組成物が通過し得る管路を有しており、それぞれの管路は、互いに連通してロングノズル4の治具内通路を形成している。ノズル部43のうち内径が一定である管路の長さを直線部長Lとする。
基端部41は、噴射部材3に取り付けられる部位であり、中継治具5が挿入される第1基端部41aと、ノズル部43が取り付けられる第2基端部41bとからなる。第1基端部41aと第2基端部41bとは、板状部材41cによって区画されている。板状部材41cには、第1基端部41aと第2基端部41bとを連通する連通孔41dが形成されている。連通孔41dは、板状部材41cのうち、後述する内筒部41fの内側に相当する位置に形成されている。連通孔41dの径d3は特に限定されない。例えば、連通孔41dの径d3は、0.5~4.0mmである。
第1基端部41aは、中継治具5(図3参照)の外径よりも大きな内径を有し、中継治具5が挿入される外筒部41eと、外筒部41eの内部に形成され、中継治具5の挿入凹部53に挿入される内筒部41fとを含む。中継治具5と内筒部41fとは、係合突起および係合溝(図示せず)により係合されている。第2基端部41bは、略円筒状の部位であり、ノズル部43が挿入される。
ノズル部43は、長尺の円筒状部材である。ノズル部43は、第2基端部41bに挿入される一端と、他端である噴霧孔42とを有する。一端において、ノズル部43の外径は、第2基端部41bの内径と同程度である。ノズル部43の一端と第2基端部41bとは、係合突起および係合溝(図示せず)により係合されている。また、ノズル部43の材質は特に限定されない。例えば、ノズル部43の材質は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂類、ステンレス等の金属類などである。
また、ノズル部43の内径d4は0.5~2.0mmの範囲であり、より好ましくは0.7~1.7mmの範囲である。また、噴霧孔42の内径d5は0.5~2.0mmの範囲であり、より好ましくは0.7~1.7mmの範囲である。ノズルの直線部長Lは80~150mmの範囲であり、より好ましくは90~140mmの範囲である。
ノズル部43の内径と噴霧孔42の内径、直線部長をこの範囲に調整することにより、エアゾールを害虫に噴霧した際に害虫の行動を停止させる効果を得ることができる。エアゾール製品1は、ロングノズル4が取り付けられていない状態と比較して、対象害虫に対してより離れた位置からエアゾール組成物を噴射することができる。
ここで、本実施形態のロングノズル4は、エアゾール組成物の噴射圧を調整し得る。具体的には、ロングノズル4は、噴霧孔42から30cm離れた位置におけるエアゾール組成物の噴射圧が8~14gfとなるように、噴射圧を調整することが好ましい。
害虫防除エアゾール装置のエアゾール容器の内圧は特に限定されないが、0.3~0.5MPa(25℃)であることが好ましく、0.35~0.45MPa(25℃)であることがより好ましく、前記範囲であれば適切な勢いで害虫に対してエアゾール組成物を噴射することができる。
エアゾール組成物の噴射圧が8gf未満である場合、エアゾール製品1は、噴霧孔42から30cm離れた位置にいる対象害虫にエアゾール組成物を噴射すると、害虫の行動を停止させる効果が低減する。一方、噴射圧が14gfを超える場合も、エアゾール製品1は、噴霧孔42から30cm離れた位置にいる対象害虫にエアゾール組成物を噴射すると、害虫の行動を停止させる効果が低減する。
本実施形態のエアゾール製品1は、ロングノズル4が取り付けられることにより、比較的遠くにいる対象害虫に対しても、所定の噴射圧でエアゾール組成物を噴射することができる。この際の噴射圧は、対象害虫の行動を停止させて殺虫する目的において適切であり、エアゾール製品1は所望の殺虫効果を充分に発揮できる。なお、噴射圧の測定は、たとえばデジタルフォースゲージ(型番:DS2-2N (株)イマダ製)を用いることにより測定し得る。
ロングノズル4の治具内通路内の断面積および治具内通路の長さが適宜設計されることにより、エアゾール組成物の噴射圧は、調整され得る。例えば、治具内通路内の断面積が小さく、または治具内通路の長さが短く設計されることにより、噴射圧は、高められ得る。一方、治具内通路内の断面積が大きく、または治具内通路の長さが長く設計されることにより、噴射圧は、低められ得る。
以上、本実施形態のエアゾール製品1は、ロングノズル4が取り付けられることにより、ロングノズル4が取り付けられていない状態と比較して、対象害虫に対してより離れた位置からエアゾール組成物を噴射することができる。また、エアゾール製品1は、ロングノズル4が取り付けられることにより、噴霧孔42から30cm離れた位置におけるエアゾール組成物の噴射圧が8~14gfとなるように調整されている。このような噴射圧に調整されるようエアゾール組成物を噴射することにより、害虫の行動を効果的に停止させて殺虫することができる。
(実施例および比較例)
ブリキ製耐圧エアゾール容器に害虫防除剤と溶剤としてノルマルパラフィン(製品名:ネオチオゾール、中央化成株式会社製)を充填し、エアゾールバルブでエアゾール容器を閉止し、噴射剤を加圧充填した。エアゾールバルブに噴射部材3およびロングノズル4を取り付け、エアゾール製品1を製造した。
次に、90cm×90cmのろ紙の上に供試虫を載せ、噴霧孔42から供試虫までの距離が30cmの位置から供試虫に向けてエアゾールを噴霧した。噴霧開始後に供試虫が1cmの距離を動くまでの時間を最大10秒間まで測定した。以上のエアゾール噴霧試験を3回繰り返し、上記計測時間の平均を行動停止時間とした。
供試虫としてはミナミアオカメムシ、ドミノローチ、アミメアリ、トビズムカデを用いた。原液中の有効成分としては、ピレトリン/プラレトリン/エトフェンプロックスを混合したもの、イミプロトリン/フェノトリンを混合したもの、フタルスリン/フェノトリンを混合したもの、フタルスリン/レスメトリンを混合したものを用いた。噴射剤としてはLPG/DMEの混合物を用いた。
ロングノズル構造と、原液成分、噴射剤、これらの混合比率を変更して、各供試虫に噴霧した場合の噴射圧、エアゾール噴霧量および行動停止時間を測定した。噴射圧の測定は、25℃の室温下で噴霧孔から30cmの距離からデジタルフォースゲージ(型番:DS2-2N(株)イマダ製)に装着したφ40mmの円状の平板の中心に向かってエアゾール組成物を5秒間噴射した際の最大値を噴射圧とし、平均を算出した。
測定した結果を実施例1~7および比較例1~11として表1に示す。表1において噴口径は噴霧孔42の内径d5を示し、ノズル内径はノズル部43の内径d4を示し、直線部長は内径d4が一定である部分の長さLを示している。
Figure 0007097692000001
表1から、行動停止時間が5秒以上の実施例1~7では、供試虫や原液、噴射剤の種類によらず、エアゾール噴霧を開始した直後から長時間にわたって供試虫の行動を停止させる効果が得られることがわかる。よって、直線部長80~150mm、ノズル内径0.5~2.0mmかつ噴霧口径0.5~2.0mmの範囲にすることで、実施例1~7では供試虫がエアゾール噴霧により暴れることがなく、供試虫に対して効果的にエアゾールを噴霧し続けることができる。より好ましくは、ノズルの長さ100~130mm、ノズル内径1.0~1.5mmかつ噴霧口径1.0~1.5mmの範囲である。エアゾールの噴射剤成分や噴射剤比率等に応じて容器内の圧力は異なるため、ロングノズル構造を上記範囲内で設計することで、エアゾールの噴射圧を8~14gfの範囲に調整している。
それに対して比較例1~11では行動停止時間が5秒より短く、エアゾール噴霧を開始しても供試虫が逃げ回ってしまい、供試虫の行動を停止する効果が得られない。比較例1~11では、ロングノズル構造として直線部長が80~150mm、ノズル内径が0.5~2.0mm、噴霧口径が0.5~2.0mmのいずれかの条件を満たしておらず、これらの3条件が供試虫の行動停止時間に影響を与えていると思われる。
上述したように本実施形態では、供試虫や原液、噴射剤の種類、原液と噴射剤の混合比率等によらず、ロングノズル構造を直線部長80~150mm、ノズル内径0.5~2.0mmかつ噴霧口径0.5~2.0mmの範囲にすることで、供試虫の行動を停止させる効果を得られる害虫防除エアゾール装置を提供することができる。
次に、ドミノローチ、チャバネゴキブリ、トコジラミ、フタトゲチマダニを供試虫として、原液/噴射剤比率を23/77とし、噴射剤成分をLPG/DME、噴射量14.9g/10秒、ノズル内径1.0mm、噴霧口径1.0mm、溶剤をイソパラフィン(製品名:IPクリーン-LX)の条件とし、直線部長を100mmと130mmの2種類、害虫防除剤としてイミプロトリン/フェノトリンとイミプロトリン/ペルメトリンの2種類について、同様に行動停止時間を測定した。測定した結果を実施例8~23として表2に示す。
また、チャバネゴキブリを供試虫として、噴射剤成分をLPG/DME、ノズル内径1.0mmまたは1.5mm、噴霧口径1.0mmまたは1.5mm、溶剤をイソパラフィン(製品名:IPクリーン-LX)の条件とし、直線部長を50~130mm、害虫防除剤としてイミプロトリン/フェノトリンとして、同様に行動停止時間を測定した。測定した結果を実施例24~31および比較例12~14として表2に示す。
Figure 0007097692000002
表2に示したように、実施例8~31の全てで行動停止時間が5秒より長く、供試虫の行動を停止させる効果を得られる。一方、比較例12~14では噴射圧が8~14gfの範囲外となっており、行動停止時間が5秒より短く、供試虫の行動を停止させる効果を得られていない。
供試虫がドミノローチとチャバネゴキブリの場合には、害虫防除剤としてイミプロトリン/ペルメトリンの混合物では行動停止時間が10秒より短いが、イミプロトリン/フェノトリンの混合物では行動停止時間が10秒以上となっている。したがって、ドミノローチやチャバネゴキブリなどのゴキブリ類を対象とする場合には、害虫防除剤としてイミプロトリン/フェノトリンの混合物を用いることで、さらに供試虫の行動を停止させる効果を得られる。一般的にゴキブリ類に対する防除効果は、フェノトリンよりもペルメトリンのほうが基礎効力が高く、高い効果が見込まれるが、本発明の装置においては、ゴキブリ類に対する行動停止にはペルメトリンよりフェノトリンがより好ましい効果が得られる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の他の実施形態の害虫防除エアゾール製品を示す模式図である。本実施形態では、共通のノズルで通常ノズルとロングノズル4を回転させて切り替えるものである。
本実施形態においても、ロングノズル構造としてノズル部43の内径d4を0.5~2.0mmの範囲、より好ましくは0.7~1.7mmの範囲とし、噴霧孔42の内径d5を0.5~2.0mmの範囲、より好ましくは0.7~1.7mmの範囲とし、直線部長を80~150mmの範囲、より好ましくは90~140mmの範囲とすることでエアゾールを害虫に噴霧した際に害虫の行動を停止させる効果を得ることができる。
本発明の害虫防除エアゾールは害虫に対する直接噴霧するだけでなく、害虫が潜む構造物の隙間に噴霧し、直接害虫に薬剤が噴霧できない、噴霧し難い環境でも使用することができる。
(実施例32~35)
図6(a)(b)に示すように、幅1.8m、奥行き2.2m、高さ2.5mの空間を試験室60として用意し、幅38cm、奥行き38cm、高さ55cmの直方体の箱61の四隅に、直径5cm、高さ2.5cmの円柱を設置し、直方体と床の間に隙間を作製し、幅55cm、奥行き38cm、高さ38cmの直方体62を床面に設置した。試験室60の壁面から直方体61,62までの間隔は5cmとし、直方体61,62同士の間隔も5cmとした。次に、供試虫として雌のクロゴキブリ20匹と雌のチャバネゴキブリ20匹を試験室60内に放ち、直方体61,62の裏側や隙間から60秒以上出て来なくなるまで定着させた。
供試虫の定着を確認した後に、表1に示す実施例8の害虫防除エアゾール製品を用いて試験を実施した。
エアゾールの噴霧位置と噴射時間の条件を変更して、噴射後20分における試験室内のノックダウン数(KD数)およびノックダウン率(KD率)と、直方体の裏側や隙間位置におけるKD数およびKD率をカウントした結果を表4に示す。噴霧は、噴霧箇所63の1箇所から6秒間と12秒間、噴霧箇所63~65の3箇所からそれぞれ2秒間(合計6秒間)と4秒間(合計12秒間)の4条件で試験を実施した。
Figure 0007097692000003
表3に示すように、全ての条件において全体のノックダウン率は100%であり、隙間に定着している供試虫に対しても高い害虫防除効果を示した。また、全ての条件において隙間でのノックダウン率が40%以上であり、供試虫の行動を停止させる効果も得られることがわかる。同じ噴霧量である6秒1回噴射と2秒3回噴射および12秒1回噴射と4秒3回噴射を比較すると、1箇所から1回噴射するよりも3箇所から3回噴射するほうが隙間でのノックダウン率が高く、供試虫の行動を停止させる効果がより良好に得られることがわかる。
上述したように本実施形態でも、害虫防除エアゾール装置による隙間へのエアゾール噴霧で、高いノックダウン率と供試虫の行動を停止させる効果が得られる。
1…エアゾール製品
2…エアゾール容器
3…噴射部材
4…ロングノズル
31…操作部
32…キャップ部
33…操作部本体
34…トリガー部
35…操作部内通路
35a…開口
35b…挿入口
41…基端部
41a…基端部
41b…基端部
41c…板状部材
41d…連通孔
41e…外筒部
41f…内筒部
42…噴霧孔
43…ノズル部
5…中継治具
51…小径部
52…取付部
52a…外側側周部
52b…内側側周部
53…挿入凹部
60…試験室
61,62…直方体
63~65…噴霧箇所

Claims (1)

  1. 害虫防除剤を含むエアゾールを噴霧する害虫防除エアゾール装置であって、ノズルの直線部長が80~150mm、ノズル内径が0.5~2.0mmかつ噴霧口径が0.5~2.0mmであり、前記ノズルの先端に設けられた噴霧孔から30cm離れた位置における前記エアゾールの噴射圧が8~14gfであることを特徴とする害虫防除エアゾール装置。
JP2017241909A 2016-12-19 2017-12-18 害虫防除エアゾール装置 Active JP7097692B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016245723 2016-12-19
JP2016245723 2016-12-19
JP2017017067 2017-02-01
JP2017017067 2017-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018121619A JP2018121619A (ja) 2018-08-09
JP7097692B2 true JP7097692B2 (ja) 2022-07-08

Family

ID=63109958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017241909A Active JP7097692B2 (ja) 2016-12-19 2017-12-18 害虫防除エアゾール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7097692B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020111071A1 (ja) * 2018-11-30 2021-10-14 アース製薬株式会社 匍匐害虫の防除方法および匍匐害虫防除用エアゾール装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001145842A (ja) 1999-09-10 2001-05-29 Earth Chem Corp Ltd 害虫駆除用冷却エアゾール装置
JP2004168948A (ja) 2002-11-21 2004-06-17 Daizo:Kk エアゾール組成物
WO2005013685A1 (ja) 2003-08-08 2005-02-17 Fumakilla Limited 害虫駆除用エアゾール
US20060071036A1 (en) 2004-09-29 2006-04-06 George Gervais Mechanical actuator arm for aerosol can
JP2012116774A (ja) 2010-11-30 2012-06-21 Dainippon Jochugiku Co Ltd コバエ防除用エアゾール製品
JP2013126959A (ja) 2011-12-17 2013-06-27 Dainippon Jochugiku Co Ltd ガラス面ならびに網戸用の飛翔害虫防除用エアゾール
JP2013253029A (ja) 2012-06-06 2013-12-19 Earth Chemical Co Ltd 害虫を殺虫するための組成物
JP2014019674A (ja) 2012-07-20 2014-02-03 Dainippon Jochugiku Co Ltd 飛翔害虫防除方法
JP2016040232A (ja) 2014-08-12 2016-03-24 大日本除蟲菊株式会社 害虫の徘徊行動阻止用エアゾール、及びこれを用いた害虫の徘徊行動阻止方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2620868B2 (ja) * 1988-02-18 1997-06-18 アース製薬株式会社 噴霧器用噴射ノズル
JP3689468B2 (ja) * 1995-12-01 2005-08-31 フマキラー株式会社 エアゾール噴霧器

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001145842A (ja) 1999-09-10 2001-05-29 Earth Chem Corp Ltd 害虫駆除用冷却エアゾール装置
JP2004168948A (ja) 2002-11-21 2004-06-17 Daizo:Kk エアゾール組成物
WO2005013685A1 (ja) 2003-08-08 2005-02-17 Fumakilla Limited 害虫駆除用エアゾール
JP5250183B2 (ja) 2003-08-08 2013-07-31 フマキラー株式会社 害虫駆除用エアゾール
US20060071036A1 (en) 2004-09-29 2006-04-06 George Gervais Mechanical actuator arm for aerosol can
JP2012116774A (ja) 2010-11-30 2012-06-21 Dainippon Jochugiku Co Ltd コバエ防除用エアゾール製品
JP2013126959A (ja) 2011-12-17 2013-06-27 Dainippon Jochugiku Co Ltd ガラス面ならびに網戸用の飛翔害虫防除用エアゾール
JP2013253029A (ja) 2012-06-06 2013-12-19 Earth Chemical Co Ltd 害虫を殺虫するための組成物
JP2014019674A (ja) 2012-07-20 2014-02-03 Dainippon Jochugiku Co Ltd 飛翔害虫防除方法
JP2016040232A (ja) 2014-08-12 2016-03-24 大日本除蟲菊株式会社 害虫の徘徊行動阻止用エアゾール、及びこれを用いた害虫の徘徊行動阻止方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018121619A (ja) 2018-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7190255B2 (ja) 匍匐害虫の忌避方法
JP5788582B2 (ja) エアゾール
JP2023123586A (ja) 害虫防除用定量噴射型エアゾール製品および害虫防除方法
JP5253191B2 (ja) ゴキブリ用エアゾール剤
JP7067911B2 (ja) 隙間用定量噴射型エアゾール及び害虫の防除方法
JP7097692B2 (ja) 害虫防除エアゾール装置
JP2014152132A (ja) 鱗翅目飛翔害虫防除用エアゾール剤
JP7260707B2 (ja) 害虫防除用定量噴射装置
JPH11221499A (ja) エアゾール装置の噴口
JP6185444B2 (ja) エアゾール装置用ノズル及びエアゾール装置
JP6689599B2 (ja) 冷却殺虫エアゾール製品
JP6718875B2 (ja) 害虫防除用エアゾール組成物および害虫防除用エアゾール製品ならびに殺虫成分の効力増強方法
JP4570334B2 (ja) 害虫駆除用エアゾール剤
JP2022140536A (ja) イソプロピルメチルフェノールの持続性向上方法及び定量噴射型除菌用エアゾール
WO2020111071A1 (ja) 匍匐害虫の防除方法および匍匐害虫防除用エアゾール装置
JP7328897B2 (ja) 定量噴射型エアゾール製品および定量噴射型エアゾール製品の使用方法
JP2010155809A (ja) 孵化阻害材
JP7166269B2 (ja) 定量噴射型エアゾール製品および定量噴射型エアゾール製品の噴射方法
JP6182237B2 (ja) 害虫を殺虫するための組成物
JP7433404B2 (ja) コバエ防除用スプレー製品、及びコバエの発生を予防する方法
CN111741908B (zh) 气雾剂定量喷射阀
JP6002076B2 (ja) 害虫防除剤
WO2023095849A1 (ja) 害虫防除方法および害虫防除用エアゾール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211102

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20211222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7097692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150